JP4124595B2 - アロマ抽出物の固形化物を生成する方法とこれにより抽出されたアロマ - Google Patents
アロマ抽出物の固形化物を生成する方法とこれにより抽出されたアロマ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4124595B2 JP4124595B2 JP2002003157A JP2002003157A JP4124595B2 JP 4124595 B2 JP4124595 B2 JP 4124595B2 JP 2002003157 A JP2002003157 A JP 2002003157A JP 2002003157 A JP2002003157 A JP 2002003157A JP 4124595 B2 JP4124595 B2 JP 4124595B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- extract
- producing
- solidified product
- aroma
- drying
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23F—COFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
- A23F5/00—Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
- A23F5/24—Extraction of coffee; Coffee extracts; Making instant coffee
- A23F5/26—Extraction of water soluble constituents
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23F—COFFEE; TEA; THEIR SUBSTITUTES; MANUFACTURE, PREPARATION, OR INFUSION THEREOF
- A23F5/00—Coffee; Coffee substitutes; Preparations thereof
- A23F5/24—Extraction of coffee; Coffee extracts; Making instant coffee
- A23F5/28—Drying or concentrating coffee extract
- A23F5/32—Drying or concentrating coffee extract by lyophilisation
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L27/00—Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L27/10—Natural spices, flavouring agents or condiments; Extracts thereof
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L27/00—Spices; Flavouring agents or condiments; Artificial sweetening agents; Table salts; Dietetic salt substitutes; Preparation or treatment thereof
- A23L27/10—Natural spices, flavouring agents or condiments; Extracts thereof
- A23L27/11—Natural spices, flavouring agents or condiments; Extracts thereof obtained by solvent extraction
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A23—FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
- A23L—FOODS, FOODSTUFFS OR NON-ALCOHOLIC BEVERAGES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; PREPARATION OR TREATMENT THEREOF
- A23L33/00—Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof
- A23L33/10—Modifying nutritive qualities of foods; Dietetic products; Preparation or treatment thereof using additives
- A23L33/105—Plant extracts, their artificial duplicates or their derivatives
Landscapes
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Polymers & Plastics (AREA)
- Food Science & Technology (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Nutrition Science (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Mycology (AREA)
- Botany (AREA)
- Extraction Or Liquid Replacement (AREA)
- Seasonings (AREA)
- Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
- Fats And Perfumes (AREA)
- Tea And Coffee (AREA)
- Heat Treatment Of Water, Waste Water Or Sewage (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、固形組成物とその製法に関するものである。詳しくは、化粧品、香料、香味促進剤、あるいは種々の疾病の予防および又は治療に有益な栄養剤または薬剤として有効な組成物に関するものである。
【0002】
【発明の背景】
米国特許第5572923号、同5170697号、同4776104号には、麦芽、大豆等の原料からその有効成分を抽出するための抽出システムに係る装置が開示されている。これらの装置類は、所定温度に水槽を加熱するための手段を有する霧化微粒子発生槽と、水の霧化手段と、原料を戴置し霧化微粒子が原料を通過する際に有効成分を霧化微粒子に付着させるために前記霧化微粒子発生槽に連結された抽出器と、抽出器に連結され有効成分を保持する霧化微粒子を液化するための凝結器と、凝結器からの液体を貯留するリザーブタンクと、リザーブタンクと霧化微粒子発生槽との間に設置され抽出器内の原料を減圧するためのブロワーと、凝結器とリザーブタンクの冷却手段と、から構成されている。
【0003】
上記の技術では、抽出の結果は液状であり、これまでのところ固形化は不可能であった。 栄養剤、薬剤は、液状より固形状の組成物から製造容易であり、抽出結果の固形化は望ましいところである。また、固形化は、貯蔵や輸送の点でも液状の場合に比較してコスト的に有利である。
さらに、固形化できれば、アロマ抽出物の保存性もより促進されることになる、
【0004】
本願発明者は、前述の装置類による液状抽出物及び又は改良した凝結器及び又は改良した乾燥手段を有する装置による抽出物乾燥あるいは冷凍乾燥により容易に固形化できる処理技術を見出した。化粧品、香料、及び又は香味促進剤の調製に有益な組成物と同様の医薬組成物、栄養組成物を固形化抽出物又は乾燥抽出物から容易に調製できるのである。さらに、乾燥抽出物等の分析は、抽出物を固定する吸収材の使用により抽出物自体の分析に比較して容易になるのである。
【0005】
【発明の概要】
本願発明は、上記背景の下になされたもので、(a)水を所定温度に加熱する工程と、(b)前記加熱水を霧化微粒子となす工程と、(c)原材料を減圧下で加熱された霧化微粒子に接触させる工程と、(d)霧化微粒子を凝縮する工程と、(e)前工程dで生成された冷却凝縮水を収集し、この液状の抽出物を固形化する工程、とを具え、前記工程(e)における固形化する工程は、吸収材に前記抽出物を接触させるとともにこの吸収材を乾燥して抽出物を固形化する工程で構成した原材料の抽出物の固定方法を提供しようとするものである。
【0006】
前記構成において、さらに、乾燥された抽出物に溶媒を加えて再度抽出する工程を具えることがある。
【0007】
上記において、溶媒は水とすることがある。
【0008】
前記において、前記抽出物の吸収材は、重合ビニリデンフッ化物(polyvinylidene fluoride) によるフィルターで構成することがある。
【0009】
前記において、前記抽出物の吸収材は、グラスファイバーで構成することがある。
【0010】
上記において、前記抽出物の吸収材は、繊維素で構成することがある。
【0011】
上記において、工程(e)における乾燥は、凍結乾燥法で構成することがある。
【0012】
上記において、凍結乾燥の温度範囲は、ほぼ摂氏−10度ないし−70度となすこ
とがある。
【0013】
上記において、凝縮工程は、1以上の熱電気冷却器で1以上の冷却面部によりなすように構成することがある。
【0014】
上記において、さらに、熱槽をもつ前記1以上の熱電気冷却器から熱を放散するようになすことがある。
【0015】
前記において、前記1以上の冷却面部は、間隔のあいたフィンで構成することがある。
【0016】
上記において、1以上の冷却面部は、ほぼ摂氏3度ないし60度の範囲で冷却されるようになすことがある。
【0017】
本願発明は、また、前記方法により製造される乾燥固化された抽出物を提供することを目的としている。
【0018】
本願発明は、さらに次の工程からなる原材料の抽出物の固定方法を提供するものである。(a)水を所定温度に加熱する工程と、(b)前記加熱水を霧化微粒子となす工程と、(c)原材料を減圧下で加熱された霧化微粒子に接触させる工程と、(d)霧化微粒子を凝縮する工程と、(e)前工程dで生成された冷却凝縮水を収集し、この液状の抽出物を固形化する工程、とを具え、前記工程(e)における固形化工程は、植物性または動物性食材に前記抽出物を接触させるとともにこの食材を乾燥して抽出物を固形化する工程で構成される。
【0019】
上記において、さらに、乾燥された抽出物に溶媒を加えて再度抽出する工程を具えることがある。
【0020】
上記において、溶媒は水で構成することがある。
【0021】
上記において、工程(e)における乾燥は、凍結乾燥法となすことがある。
【0022】
上記において、凍結乾燥の温度範囲は、ほぼ摂氏−10度ないし−70度となすことがある。
【0023】
上記において、凝縮工程は、1以上の熱電気冷却器で1以上の冷却面部によりなすことがある。
【0024】
段落番号17の方法により製造される乾燥固化された抽出物を提供する。
【0025】
【発明の実施の形態】
本願発明に係る抽出物を製造するための抽出システムに適用できる原材料は、緑豆、大豆、コーヒー豆(培煎、未培煎)、レンズマメ、グリーンピース、ぶちインゲンマメ、黒豆、小豆、赤インゲンマメ、白インゲンマメ、ヒヨコマメ、カンネリーニマメ、高麗人参、樹皮、干し椎茸、麦芽、ハレペーニョ(メキシコ産極辛唐辛子)、マスタード種子、胡麻、セロリ種子、ポピー種子、野生ねぎ種子、パプリカ、カルダモン、砂糖、黒胡椒、そしてまた液状材料として、アロエ、果実、ベリー、キャビア、葉や種などのジュース類が挙げられる。
【0026】
緑豆、大豆、コーヒー豆(未培煎)、樹皮が原材料として好適で、わけてもコーヒー豆が優れている。以下、本願発明に係る抽出物を得るための好ましい方法を、添付図面を参照しつつ説明する。図1は、製造装置の第1実施例を示す概略構成図であり、図において、1は液体、望ましくは水の貯留槽を有するハウジングまたはコンテナーである。ハウジング1はステンレススチール製が望ましく、サイズは特に限定されないが、実施例に図示されるように、使用される原材料4の総量とそれから抽出される有効成分の割合による。
【0027】
ハウジング1は、貯留槽の加熱手段Hを具え、この加熱手段Hは、電熱手段、UVまたはIR加熱手段、バーナー等であり、特に限定されない。加熱手段Hは、液体の霧化を生じるのに必要な温度までハウジング1内の液体を加熱するに十分なものである必要がある。
加熱手段Hには温度計を付けて所望の温度を得やすくしたり、スイッチを取り付けてもよい。加熱手段Hは、ハウジング1の内部または外部に設置される。 また、ハウジング1には水の霧化微粒子生成手段(不図示)が設けられている。
【0028】
霧化微粒子生成手段の好ましい例は、ハウジング1内に設ける1以上の振動子を有する超音波発生器であり、各振動子は水の霧化して微粒子を形成する機能を有している。
このような機器には、加湿器等、従来公知の種々の機器を用いることができる。ハウジング1は、パイプ1を介して収納された原材料Sから有効成分を抽出するための抽出器2と流体通過可能に連結されている。図3は、抽出器2の主要構成要素である外シリンダーの外形を示す斜視図であり、この外シリンダーは、第1外シリンダー2aと第2外シリンダー2bとを有して、互いに着脱可能に一体に結合し、ステンレススチールで形成されている。
【0029】
温度センサー(不図示)を第2外シリンダー2bの底部の側面に取り付けて抽出動作の間の温度検知をなすことができる。 また、第1外シリンダー2aと第2外シリンダー2bとをヒンジロック部材C1により結合して、原料の装填と取り出しを容易になし得る。図3は、抽出器2が開かれて非ロックの状態を示している。
【0030】
図4は、図3に示す外シリンダーに格納される内シリンダーの斜視図である。図4(a)は、内シリンダー2cを示し、これは前記外シリンダーに嵌合する形状とサイズとを有していて、その底部には破砕された原料を保持するための網部を有している。
図4(b)は、内シリンダー2cに挿通される案内板2dを示しており、図4(c)に示すように、内シリンダー2cに収納されるコーヒー等の原料の破砕片Sを区画できるように構成されている。この案内板2dにより、ハウジング1からの霧化微粒子の破砕片Sの通過が後述のように容易になる。
当業者であれば、案内板2dの形状を螺旋状になすこと等の構成は容易に発想できるであろう。
【0031】
抽出器2は、パイプP2を介して凝結器3と流体の流通可能に連結されている。 バルブV1がパイプP1に設けられていてパイプP3とともに気流を規制して凝結器3における減圧度をコントロールする。抽出物は種々の手段により凝結器3において冷却される。
すなわち、米国特許第5572923号、同5170697号に開示されるような空冷、水冷が使用される。
【0032】
この実施例に係る凝結器3は、内外2個の同心シリンダーからなり、外シリンダー4は内シリンダー5の収納物を冷却するために冷却材を保持している。この実施例では、外シリンダー4は内シリンダー5は同通(同底)ではなく、冷却過程で生じた凝縮液を収集する内側部5aの形成が可能になっている。しかしながら、当業者であれば、両シリンダーを同通(同底)とし、内シリンダー5と他の容器をチューブ等で連結して他の場所で凝縮液を収集することは容易である。
【0033】
同様に、内シリンダー5の長さを外シリンダー4より短くし、内シリンダー5の側面ばかりでなく底部を覆うようになすことも容易に発想できることである。外シリンダー4の冷却材6としては、水等の液体が好ましい。
しかしながら、比較的長時間にわたり冷却できるようなガス、氷等も採用できる。冷却材6は、外シリンダー4内を循環して継続的に補充される。
【0034】
内シリンダー5は、1以上の気流規制手段36を備えるのが望ましく、さらには図示のように二つ備えるのが好ましい。 図5および図6に示すように、気流規制手段36は、溝gを備える複数の斜め板37から構成され、斜め板37の勾配を調整することで規制される気流量をコントロールできる。内シリンダー5への流入気流は、気流規制手段36を垂直軸回りに回転させ、外シリンダー4中の冷却材6により冷却されている内シリンダー5の壁面方向に向かうよう強制される。
これに替えて、気流規制手段36をモータにより回転させ、気流から霧化微粒子の抽出の促進を図ってもよい。得られる凝縮液ドレーン7から排出、収集されることになる。
【0035】
図7は、3室構造に設計された凝結器3の他の実施例を示している。 外シリンダー4”は、前記実施例と同様にその環状体中に冷却材6を有している。中間室Mは、パイプ9を介して抽出器からの気流を受け、この気流はパイプ93を通り装置外に進むが、場合によってはハウジング1に還流してもよい。
【0036】
中央室5”は、冷却を促進するために中間室M内の気流を外室4”に対向させるに好適な箇所に位置している。
上記各室の形状は筒状が好ましいが、これに限られず、外室4”に対向して中間室M内の気流を向かわせるものであればその形状を問わない。
冷却壁の表面積は重要であり、かくして表面積を増すために凹凸面が使用され、あるいはこれに替えて、冷却壁からの突出部も表面積の増加には有効である。
【0037】
図8は、さらに他の実施例に係る凝結器を示す図である。 この実施例は、以下の点を除き図7に示すものと同様である。 すなわち、この実施例では、中央室5”には冷却液が充填され、この冷却液は外室4”のものと同一または異なるものであり得る。
冷却液が同じものである場合、これを循環させるために中央室5”と外室4”との間に連結手段95が設けられる。
図7に示す実施例のように、中央室5”は筒状が望ましいが、必要条件ではなく冷却促進のために冷却表面積を増加させ得るものであればよい、また、中央室5”を短くして、その底に被冷却媒体を暴露するようにしてもよい。 さらに、被冷却媒体が中央室5”周辺を周回するようにインレットとアウトレットを設けてもよい。図9に示すように、中央室5”を外室4”と中間室Mとより長くし、冷却液を導くためのインレット96が設けられる。
【0038】
凝結器には、湿気が除去されている被冷却媒体を加熱するためのヒーターが設けられる。凝結を促進するために、凝結器を複数直列に配設し、スペースを配慮して垂直または水平に配置される。この凝結器は、気流規制のために回転装置を使用しているので、図2の実施例より容易かつ迅速に機能する。
【0039】
図9、10を参照して、凝結器3の他の実施例を説明する。 この凝結器3はフィン形状の冷却面4a〜4nを有するハウジング(樹脂製も可)からなっている。冷却面4a〜4nは、金属、好ましくはアルミニューム等の放熱材で形成されている。冷却面4a〜4nは、ハウジング3のほぼ全長におよび、後述するように流入する対象に接触するためにハウジング内で拡大された冷却表面を展開する。
冷却面4a〜4nの数は重要ではなく、それは凝結器3のハウジングのサイズによるのである。 図示のように、冷却面4a〜4nは、自由端が先細りとなっている。 冷却面4a〜4nには、分割器5を設けて凝結器3のハウジングを二部分に区画し、一方は流入してくる冷却対象用とし、他方には凝結器3において凝縮しなかった冷却対象を還流させる。
すなわち、パイプP2から流入する冷却対象は、図2に示す矢符方向で第1区画に流入し、そこに配設された冷却面4a〜4nに接触する。 凝集されなかった冷却対象は、第1区画から2区画が交差する凝結チャンバー30の第2区画へ向かい、これを通過して図2に示すように上方に流れるが、第2区画の通過時に内部に配設された冷却面4a〜4nに接触する。
第2区画でも凝結されない冷却対象は、パイプP3に排出されてファン8を介して室1に還流される。
【0040】
冷却面4a〜4nの冷却は、従来周知の1以上の熱電子クーラ20によってなされる。 概説すれば、熱電子クーラはソリッドステートヒートポンプであり、クーラーを流れるDC電流により熱交換がなされて熱面と冷面が現出される。冷却器20は、冷面が冷却面4a〜4nを冷却するように設置される。所望の冷却にしたがい、熱電子クーラが複合的に設置される。
また、熱シンク21を放熱のために冷却器20に取り付けるのが望ましい。さらに、図示のように放熱促進のためにファン22を熱シンク21に取り付ける。
【0041】
驚くべきことに、本願発明者は、冷却器20を具えた凝結器3による凝結の総量は、冷却面4a〜4nの温度が摂氏3度〜60度の範囲で最大に達することを見出している。
望ましい温度は、摂氏10〜60度と30〜55度である。凝結器3による冷却による凝縮液は、凝結器3の下端における凝結室30に流入する。 凝縮液は、この凝結室30から排出パイプ31に流入して貯留タンクに収集される。
凝結されなかった霧化微粒子はパイプP3とファン8を介してハウジング1に還流され、再度処理される。
【0042】
少なくとも、1以上(図では2個)の気流循環手段が設置され、これはファンまたはブロワーが望ましい。 ファン8は、減圧ならびにシステム全体を通して送気をなすに十分なサイズを要する。
減圧は、5〜50mmH2 Oの範囲でなされる必要がある。なお、減圧には、従来の家庭用の真空掃除機が有効である。
【0041】
凝結器3は、パイプP3によりハウシング1と連結されている。 パイプP3に設けたバルブV2は、バルブV1とともに気流と減圧度を規制するようになっている。
すなわち、バルブV2の開時にバルブV1を部分的に閉じると凝結器3は減圧状態となる。バルブV1の開時にバルブV2を部分的に閉じると凝結器3における圧力は増加する。
バルブ類の調節は、手動もしくは自動でなされる。
【0043】
上記構成に基づいて、作用を説明する。先ず、原料(被抽出物)を適宜手段により米粒大に破砕し、これを図5(a)に示す内シリンダー2cに収納する。 次いで、原料(被抽出物)を内シリンダー2c内に保持するための網を装着する。続いて、内シリンダー2cを図3に示す外シリンダー2に挿入する。
ハウジング1には霧化微粒子を生成するために十分な量の水または他の液体を充填する。 温度センサーを所定温度に設定すると、ヒーターが作動して抽出器2内の温度を原料(被抽出物)の有効成分を破壊しない程度の温度(概ね摂氏100度を下回る)に加熱する。
例えば、緑豆、大豆などの場合、水の温度はほぼ85度(摂氏)が好ましく、抽出器に達したときの水(霧化微粒子)の温度は60ー70度(摂氏)で、好ましくは65度(摂氏)である。
【0044】
ハウジング1内の水温が所定値に達すると、ブロワー8が気流をシステムに循環させるために起動する。 ブロワー8の動作により、気流はハウジング1、抽出器2、凝結器3およびこれらを結ぶパイプ類で形成される閉回路を循環するようになる。
ハウジング1で生成された霧化微粒子は、気流とともにパイプPを通り抽出器2に到達する。 抽出器2内が適正な温度に達したか否かは、温度センサーにより検出する。 ハウジング1内の温度は、抽出器2内の温度に対応して調節される。
【0045】
上述のように、気流はブロワーの作用により各装置の間を循環するが、抽出器2は破砕された原料Sで満たされているので、この原料が気流に対する抵抗となり、これにより抽出器2内に減圧空間が形成される。
減圧状態になると、原料中の有効成分が原料の破砕片Sの表面に滲出してきて、破砕片Sを通過する霧化微粒子に捕捉される。 抽出器2内の温度、詳しくは内シリンダー2c内の温度が所定範囲に維持され、原料中の有効成分が熱による損傷無しに水(霧化微粒子)中に抽出される。
【0046】
原料中の有効成分を保持した水(霧化微粒子)は、ブロワー8からの気流とともにパイプP2を通り凝結器3に流出する。 凝結器3の外シリンダー4は、水等の冷却材で満たされており内シリンダー5中の水(霧化微粒子)の凝縮を生ぜしめる温度になっている。
気流と凝結器3の減圧度は、バルブV1とV2により調節される。 液化あるいは凝縮された生成物が図示のようにドレーン7から排出されバルブV3を介して収集される。
【0047】
凝結器3において凝縮されなかった霧化微粒子は、気流とともにパイプP3を介してハウジング1方向に吸引され、そこから再度循環する。再循環の際、ハウジング1内の水の温度より低くならないように整流板あるいは螺旋板等により予熱される。
凝結器3中の冷却材は定期的に交換される。原料は、ほぼ米粒大に破砕されるが、最終的な生成品における有効成分の濃度は、原料の破砕片のサイズを種々変化させることで調節できる。
例えば、原料が微細に破砕されている場合は、高濃度(有効成分)の生成品が得られる。しかし、このような場合、生成品の収率は低下する。 破砕片のサイズを大きくすると、濃度(有効成分)は低下するが収率は増加する。
同様に、案内板2dの使用は、時間当たりの収率は20%程度増加するが、濃度は低下する。
【0048】
凝結器3を経て得られる最終生成物は、無色、透明、清澄な液状を呈している。 例えば、緑豆の場合、抽出物の組成は、図11の分析表に示すとおりである。
図において、濃度の項目は、分析に供した特定の資料に関する数値であり、この数値は同じ緑豆でも微妙に異なる。 検知範囲の項目は、複数の資料において検知された濃度の範囲を示している。
【0049】
液状である最終生成物中の抽出物(有効成分)の固形化は、本願発明のプロセスのうちの一つにしたがって為される。第1実施例における固形化の手順は以下の通りである。栄養価のない吸着材が使用される。このような吸着材について好適なものは、ミリポア社製のデユラポア(商標)フィルター等の重合ビニリデンのフッ化物膜のような親水性膜フィルターである。
また、グラスファイバー、コットン、ナイロン、セルロース、あるいは、テイ−バッグに使用される紙材等による膜も好適である。 膜の形状は、特に限定されないがシート状、デイスク状等を使用できる。膜材の選定は、最終生成物中の抽出物(有効成分)の分析作業にに対応してなされる。
【0050】
吸着材は、抽出物と接触する。吸着材の全表面が抽出物を保持する液状の最終生成物により濡れることが望ましい。 吸着材として膜材を使用する場合には、最終生成物(抽出物)で膜材を完全に濡らすには例えば真空ポンプ等による吸引・押圧等の強制力によってなすことができる。
場合により、吸着材は事前あるいは使用中に加温して、細孔を拡げて濡れを促進する。
前記加温に替えてあるいはこれに加えて、最終生成物(抽出物)も加温することがある。
吸着材が最終生成物(抽出物)で十分に濡れると、好ましくは乾燥により抽出物が吸着材に接着される。 乾燥は、凍結乾燥、熱乾燥、気流乾燥等が可能であるが、凍結乾燥が好ましい。
乾燥された抽出物は、かなりの期間、劣化なしに保存できる。また、この乾燥された抽出物は、水その他の溶媒に再度溶解させ、有効成分の溶解した液体を得ることができる。
再溶解時には必要に応じて加圧する。乾燥された抽出物は、分析、特に医薬品の開発研究のための分析に供することができる。 また、吸着材に紙材を使用する場合、乾燥された抽出物は水に溶解させて、健康飲料として摂取することができる。
【0051】
本願発明の他の実施例において、前記吸着材に替えて食物材を使用する。すなわち、食物材を液状の最終生成物(抽出物)で濡らす。食物材としては、植物性、動物性(肉に限らない)、穀物性、野菜性のものが挙げられる。食物材の形状は、厚切り、薄切り、粉末、片状、粒状等で特に限定されない。食物材は、最終生成物(抽出物)のスプレーや、最終生成物(抽出物)中に浸漬することにより、最終生成物(抽出物)で濡らしておく。この後、濡れた前記食物材を、気流乾燥、凍結乾燥、熱乾燥等により乾燥する。
その結果、抽出された有効成分を含有する健康食品を得ることができる。
【0052】
上記いずれの実施例においても、乾燥に凍結乾燥手段を採用する場合には、−10度ないし−70度(摂氏)の温度範囲で、5.3cfmないし23cfmの真空度で実行するのが好ましい。
当業者であれば、温度、真空度は原料の種類、大きさあるいは使用する乾燥装置により種々変化するものであることを理解するであろう。 さらに、乾燥時間も当業者であれば容易に決定できるし、原料の濃度に依拠することもある。このように乾燥して得られた物は、何か月というかなりの期間、品質、味等の劣化なしに保存できる。
事実、水また他の液体に溶解して元に戻した上記生成物の味は、(抽出処理前の)原材料に比較して向上している。 そして、運搬、保管も容易になり、それらに要するコストも低減する。抽出物中の有効成分は、上記に詳説した抽出過程により、加熱により破壊されることなく良好に保存できる。
また、凍結乾燥法による生成物は、液状の抽出物より長い貯蔵寿命を有していて、化学的同定その他の化学的試験に向いている。
【0053】
凍結乾燥法による生成物は、単に溶媒、好ましくは水に溶解させるだけで元に戻すことができる。 溶媒の量は、特に限定されず、所望の濃度による。この生成物)は、再溶解しないままで、他の食材とともに、あるいは単独で添加剤として使用できる。
例えば、サラダ用ソース、乾燥スープの素、その他諸々の食材として利用できる。 また、凍結乾燥法による生成物は熱すると、部屋にアロマで満たすことができる。例えば、暖炉の火にくべれば、部屋をアロマで満たすことができる。
【0054】
本願発明に係る組成物は医薬的な機能を有していて、人間あるいは動物の薬剤として有効である。 すなわち、癌、腫瘍の転移および発生の抑制、白血病、腎臓疾患、肝臓疾患、肝炎、糖尿病、アトピー性皮膚炎、高血圧症、高コレステロール症、関節炎、リューマチ性関節炎、エイズ、脳損傷、アルツハイマー、耳だれ、ライム症等々に有効である。
【0055】
疾病の治療、予防における本願発明の抽出物の治療または予防に要する用量は、症状に対応して決められる。 投与の量と頻度もまた、年令、体重、および患者の反応により決める。
概して言えば、本願発明の活性有効成分の日量範囲は、1日当たり2〜3回で各5〜10mlであるが、症状により30〜60mlを1日当たり3〜4回とすることができる。
症状が重い場合には、240mlを1日当たり3〜4回の服用を1週間から10日続け、その後、30〜60mlに減量する。 通常は、1日2回、約120mlを服用する。
【0056】
本願発明に係る組成物の投与は、当業者に周知の種々の処理が可能であるが、液状の状態での経口投与が望ましい。 また、この組成物は、鎮痛剤のような他の薬剤と混合できる。
さらに、この組成物は、犬、猫、魚等の生物や人間に投与でき、 医薬品に用いられる坦体やその他従来の添加物に適応する。 すなわち、水、エチールアルコール、プロピレングリコール、グリセリン、増量剤、潤滑剤、湿潤剤、香料、色剤、乳化剤、分散剤、懸濁剤、甘味剤等々である。好ましくは、抽出物は単純に水に希釈して他の溶媒、添加物を加えずに経口服用するべきである。
原料から精製した抽出物は、注目すべき効能を有している。
【0057】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように種々の材料における有効成分を抽出して、その組成物を固形化した状態で提供できるので、医薬品等に有効な成分の同定、解析が容易になり、抗癌活性を有する組成物の特定等も可能となり、抽出物における前記有効成分の応用範囲、適用範囲が著しく拡がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 活性成分を抽出するための抽出乾燥装置の1実施例を示す構成概要図である。
【図2】 活性成分を抽出するための抽出乾燥装置の他の実施例を示す構成概要図である。
【図3】 抽出器の外シリンダーを示す外観斜視図である。
【図4】 抽出器の内シリンダーを示す外観斜視図である。
【図5】 気流規制手段の平面図である。
【図6】 図5の6−6線断面図である。
【図7】 凝結器の1実施例を示す概要構成図である。
【図8】 凝結器の他の実施例を示す概要構成図である。
【図9】 凝結器の凝結部を示す横断面図である。
【図10】 図9における凝結器の凝結部の頂部を示す図である。
【図11】 緑豆の抽出物の分析結果を示す表である。
Claims (15)
- 以下の方法により原材料から抽出物を抽出してなる原材料のアロマ抽出物の固形化物を生成する方法であって、
イ: 水を摂氏100度未満の所定温度に加熱する工程、
ロ: 前記加熱水を霧化微粒子となす工程。
ハ: 原材料を減圧下で摂氏60−70度に設定された霧化微粒子に接触させる工程、
ニ: 前記霧化微粒子を凝縮して液化する工程、
ホ: 前記工程で液化して得られ原材料からの抽出物を含有する冷却水を収集する工程、
へ: 前記冷却水中の抽出物を固形化する工程、
からなり、前記固形化する工程は、
(a) 加温した吸収材を準備する工程、
(b) 吸収材に冷却水中の前記抽出物を真空・押圧による強制力をもって接触させる工程、
(c) 前記抽出物の固形化物を生成するために前記(b)工程により湿潤状態にある吸収材を乾燥する工程、
からなり前記吸収材は重合ビニリデンフッ化物(polyvinylidene fluoride) による親水性フィルターおよび/又はグラスファイバーによる膜状体であり、この膜状体は吸着動作前又は吸着動作中の加温により細孔を拡げて前記工程(b)において抽出物を有する前記冷却水による濡れを促進するようにしたものであることを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。 - 請求項1において、さらに、乾燥された抽出物に溶媒を加えてこの溶液から再び抽出するようにする工程を具えたことを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
- 請求項2において、溶媒は水であることを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
- 請求項1において、工程(c)における乾燥は、凍結乾燥法であることを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
- 請求項4において、凍結乾燥の温度範囲は、摂氏−10度ないし−70度であることを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
- 請求項1において、凝縮液化は1以上の熱電気冷却器で1以上の冷却面部によりなすようにしたことを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
- 請求項6において、さらに、熱槽をもつ前記1以上の熱電気冷却器から熱を放散するようにしたことを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
- 請求項6において、1以上の冷却面部は間隔のあいたフィンであることを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
- 請求項6において、1以上の冷却面部は、摂氏3度ないし60度の範囲で冷却されるようにしたことを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
- 以下の方法により原材料から抽出物を抽出してなる原材料のアロマ抽出物の固形化物を生成する方法であって、
イ: 水を摂氏100度未満の所定温度に加熱する工程、
ロ: 前記加熱水を霧化微粒子となす工程。
ハ: 原材料を減圧下で摂氏60度―70度に設定された霧化微粒子に接触させる工程、
ニ: 前記霧化微粒子を凝縮して液化する工程、
ホ: 前記工程で液化して得られ原材料からの抽出物を含有する冷却水を収集する工程、
へ: 前記冷却水中の抽出物を固形化する工程、
からなり、前記固形化する工程は、
(a) 植物性又は動物性食材を準備する工程、
(b) 前記食材に冷却水中の前記抽出物を真空・押圧による強制力をもって接触させる工程、
(c) 前記抽出物の固形化物を生成するために前記(b)工程により湿潤状態にある食材を乾燥する工程。
であることを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。 - 請求項10において、さらに、乾燥された抽出物に溶媒を加えてこの溶液から再び抽出するようにする工程を具えたことを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
- 請求項11において、溶媒は水であることを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
- 請求項10において、工程(c)における乾燥は、凍結乾燥法であることを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
- 請求項13において、凍結乾燥の温度範囲は、摂氏−10度ないし−70度であることを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
- 請求項10において、凝縮液化は1以上の熱電気冷却器で1以上の冷却面部によりなすようにしたことを特徴とするアロマ抽出物の固形化物を生成する方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US09/981,064 | 2001-10-16 | ||
US09/981,064 US6726914B2 (en) | 2001-10-16 | 2001-10-16 | Method of reduction of aroma extract and resulting extract |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003117307A JP2003117307A (ja) | 2003-04-22 |
JP4124595B2 true JP4124595B2 (ja) | 2008-07-23 |
Family
ID=25528081
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002003157A Expired - Fee Related JP4124595B2 (ja) | 2001-10-16 | 2002-01-10 | アロマ抽出物の固形化物を生成する方法とこれにより抽出されたアロマ |
Country Status (7)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6726914B2 (ja) |
EP (1) | EP1306020B1 (ja) |
JP (1) | JP4124595B2 (ja) |
CN (1) | CN1217724C (ja) |
AT (1) | ATE297132T1 (ja) |
DE (1) | DE60204529T2 (ja) |
ES (1) | ES2243644T3 (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005046806A (ja) * | 2003-07-31 | 2005-02-24 | Kazuko Kuboyama | 抽出装置 |
JP2005245267A (ja) * | 2004-03-03 | 2005-09-15 | Nohken Techno Kk | チキンスープ原液 |
US20050261197A1 (en) * | 2004-05-19 | 2005-11-24 | Henry Aoki | Coffee bean extract, method of extraction and composition containing the same |
ES2485340T3 (es) * | 2004-12-06 | 2014-08-13 | Lg Electronics Inc. | Secadora de ropa |
US7833777B2 (en) * | 2005-08-22 | 2010-11-16 | Nature Technologies International Llc | Stabilized actively aerated compost tea |
US20110009345A1 (en) * | 2009-07-08 | 2011-01-13 | Henry Aoki | Food ingredient comprising functional peptide |
US20110056823A1 (en) * | 2009-09-04 | 2011-03-10 | Henry Aoki | Methods and apparatus for extracting active ingredients |
US20130146541A1 (en) | 2011-12-13 | 2013-06-13 | Nxstage Medical, Inc. | Fluid purification methods, devices, and systems |
CN102671417B (zh) * | 2012-05-31 | 2014-11-05 | 端礼钦 | 一种应用于超声辅助萃取的自旋装置 |
US20170354290A1 (en) * | 2016-06-13 | 2017-12-14 | Curt Jones | Preparation of Heated Beverages |
JP7115688B2 (ja) * | 2019-01-25 | 2022-08-09 | 株式会社デンソー | 成膜装置及び半導体装置の製造方法 |
Family Cites Families (50)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US541410A (en) | 1895-06-18 | Wash in | ||
US739595A (en) | 1902-11-13 | 1903-09-22 | Hugo Fluegge | Cooling apparatus for liquids. |
US1150439A (en) | 1914-04-11 | 1915-08-17 | Adolf P Link | Water-still. |
FR569368A (fr) | 1923-08-02 | 1924-04-11 | Condenseur frigorifique | |
US1775323A (en) | 1925-06-17 | 1930-09-09 | Internat Coal Carbonization Co | Carbonizing of coal |
FR623717A (fr) | 1926-10-27 | 1927-06-29 | Réfrigérant-condenseur pour les appareils de distillation | |
US1840798A (en) | 1930-09-05 | 1932-01-12 | Frosted Foods Co Inc | Preparation of extracts |
FR1127267A (fr) | 1955-07-08 | 1956-12-12 | Seau réfrigérateur pour tous liquides | |
US3747513A (en) | 1972-03-03 | 1973-07-24 | K C Seelback Co Inc | Apparatus for processing foodstuffs |
JPS5139319B2 (ja) | 1972-03-31 | 1976-10-27 | ||
GB1435490A (en) | 1972-08-08 | 1976-05-12 | Galindale Ltd | Compressed gas dryer assembly tare setting |
US4180130A (en) | 1974-05-22 | 1979-12-25 | International Harvester Company | Heat exchange apparatus including a toroidal-type radiator |
US4055196A (en) | 1974-11-11 | 1977-10-25 | Detrex Chemical Industries, Inc. | Immersion type metal degreaser with compression-expansion system for heating and cooling of liquid solvent and solvent vapors |
US4045586A (en) * | 1975-05-07 | 1977-08-30 | General Foods Corporation | Soluble coffee of improved stability and flavor |
US4337121A (en) | 1976-05-18 | 1982-06-29 | Earl J. Kintz | Apparatus for removing organic components from an aqueous cleaning solution |
FR2415477A1 (fr) | 1978-01-27 | 1979-08-24 | Campolo Antoine | Dispositif de condenseur ou echangeur thermique pour alambic de distillation |
US4279292A (en) | 1978-09-29 | 1981-07-21 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy | Charge coupled device temperature gradient and moisture regulator |
EP0011324B1 (en) * | 1978-11-03 | 1983-03-02 | THE PROCTER & GAMBLE COMPANY | Fluidized bed process for making beverage, food or the like |
WO1980001881A1 (en) | 1979-03-13 | 1980-09-18 | Tecator Instr Ab | Method and apparatus for the recovery of solvent from a solution,in particular an extract,and for storing the recovered solvent |
CA1182326A (en) * | 1980-04-09 | 1985-02-12 | Fouad Z. Saleeb | Edible carriers for volatile components |
FR2483454A1 (fr) | 1980-05-29 | 1981-12-04 | Eysseric Denis | Installation de distillation de plantes aromatiques |
US4319408A (en) | 1980-07-10 | 1982-03-16 | Nobuyoshi Kuboyama | Heating process and its apparatus in reducing air pressure within a chamber at a balanced level |
JPS5750846A (en) * | 1980-09-13 | 1982-03-25 | Kazuo Sawaguchi | Cake with edible aroma |
CH643649A5 (de) | 1980-09-19 | 1984-06-15 | Sulzer Ag | Heissgaskuehler mit einem druckbehaelter. |
US4471537A (en) | 1982-01-18 | 1984-09-18 | Indesit Industria Elettrodomestici Italiana S.P.A. | Dryer apparatus having an improved air circulation |
GB2117889B (en) | 1982-02-05 | 1985-05-30 | Charles Norman Smyth | Athmospheric water extractor |
FR2528321B1 (fr) * | 1982-06-10 | 1987-10-23 | Commissariat Energie Atomique | Dispositif de condensation en continu de vapeurs contenues dans l'atmosphere |
US4448789A (en) * | 1982-08-27 | 1984-05-15 | Warner-Lambert Company | Enhanced flavor-releasing agent |
US4586342A (en) | 1985-02-20 | 1986-05-06 | Nissin Electric Co., Ltd. | Dehumidifying and cooling apparatus |
US4678028A (en) | 1985-02-20 | 1987-07-07 | Intertec Associates Inc. | Plastic laboratory condenser |
DE3512451A1 (de) | 1985-04-04 | 1986-10-16 | GEA Wiegand GmbH, 7505 Ettlingen | Verfahren zum erwaermen einer fluessigkeit und vorrichtung zur durchfuehrung des verfahrens |
JPH0631701B2 (ja) | 1987-02-25 | 1994-04-27 | 宏 大田 | 熱循環装置 |
US4776104A (en) | 1987-04-27 | 1988-10-11 | Kuboyama Nobuyoshi | Balanced extraction system |
DE3817360A1 (de) * | 1988-05-20 | 1989-11-30 | Zoubek Eugen | Arzneimittel |
IT1233060B (it) | 1989-01-25 | 1992-03-14 | Indesit | Macchina lavatrice ed asciugatrice perfezionata per biancheria |
US5231193A (en) * | 1989-03-29 | 1993-07-27 | Kikkoman Corporation | Process for producing ellagic acid |
IT221382Z2 (it) | 1989-12-01 | 1994-03-16 | Zanussi A Spa Industrie | Dispositivo di condensazione del vapore per macchine asciugabiancheriao macchine combinate per il lavaggio e l'asciugatura della biancheria |
JPH03278833A (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-10 | Ishihara Sangyo Kaisha Ltd | 吸着剤 |
US5147538A (en) | 1990-04-19 | 1992-09-15 | Electric Power Research Institute, Inc. | Field-portable apparatus and method for analytical supercritical fluid extraction of sorbent materials |
JP2865412B2 (ja) | 1990-10-30 | 1999-03-08 | 眞 八藤 | 水の分子集団の細分化に使用する水溶性ミネラル含有液とその製造方法 |
FR2682874B1 (fr) * | 1991-10-24 | 1993-12-10 | Rinrone Ets | Procede pour la preparation d'un extrait de principes actifs sous forme seche adsorbable et microgranules adsorbables ainsi obtenus. |
US5170697A (en) | 1991-11-12 | 1992-12-15 | Nobuyoshi Kuboyama | Extraction apparatus, process and product produced thereby |
US5219758A (en) | 1992-04-09 | 1993-06-15 | Nobuyoshi Kuboyama | Hair growth promoting agent, process for producing and apparatus |
US5549794A (en) | 1994-05-24 | 1996-08-27 | H-O-H Research Inc. | Continuous linear-toroidal extraction-distillation apparatus |
FR2721512A1 (fr) * | 1994-06-28 | 1995-12-29 | Maurice Jacob | Formulation et procédé de préparation de sphéroïdes à base de solutions d'origine végétale. |
GB2293776B (en) | 1994-08-04 | 1996-09-04 | Nobuyoshi Kuboyama | Health beverage with an extracted ingredient from plant, animal or mineral as major ingredient, and manufacturing method and apparatus therefor |
US5558006A (en) * | 1994-08-04 | 1996-09-24 | Kuboyama; Nobuyoshi | Health beverage plant extraction apparatus |
US5572923A (en) | 1995-06-26 | 1996-11-12 | Kuboyama; Nobuyoshi | Health beverage that an extracted ingredient from plant, animal or mineral is major ingredient, and manufacturing method and apparatus therefor |
CA2296966A1 (en) * | 1999-03-04 | 2000-09-04 | Aoki Corporation | Extraction apparatus and method |
EP1208754A1 (en) * | 2000-11-21 | 2002-05-29 | Givaudan SA | Particulate material |
-
2001
- 2001-10-16 US US09/981,064 patent/US6726914B2/en not_active Expired - Lifetime
-
2002
- 2002-01-10 JP JP2002003157A patent/JP4124595B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2002-10-07 EP EP02022532A patent/EP1306020B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-07 DE DE60204529T patent/DE60204529T2/de not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-07 AT AT02022532T patent/ATE297132T1/de not_active IP Right Cessation
- 2002-10-07 ES ES02022532T patent/ES2243644T3/es not_active Expired - Lifetime
- 2002-10-16 CN CN021495572A patent/CN1217724C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
ATE297132T1 (de) | 2005-06-15 |
CN1217724C (zh) | 2005-09-07 |
ES2243644T3 (es) | 2005-12-01 |
CN1411884A (zh) | 2003-04-23 |
US20030072817A1 (en) | 2003-04-17 |
US6726914B2 (en) | 2004-04-27 |
DE60204529T2 (de) | 2006-05-18 |
EP1306020B1 (en) | 2005-06-08 |
DE60204529D1 (de) | 2005-07-14 |
EP1306020A1 (en) | 2003-05-02 |
JP2003117307A (ja) | 2003-04-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4124595B2 (ja) | アロマ抽出物の固形化物を生成する方法とこれにより抽出されたアロマ | |
US20020178605A1 (en) | Method of reduction of aroma extract and resulting extract | |
JP3361273B2 (ja) | 原材料より成分を抽出する装置 | |
JP2848801B2 (ja) | 植物、動物または鉱物中から成分を抽出する方法及び装置並びに前記方法で抽出された成分を主成分とする健康飲料等及びその製造方法 | |
US20020053506A1 (en) | Extraction apparatus and method | |
US20020146466A1 (en) | Solid form compositions containing an extract of a raw material as the active ingredient and process of preparing the same | |
KR101132077B1 (ko) | 신규 펩티드와 그 제조방법 및 그 펩티드를 함유하는 의약조성물 | |
US6001221A (en) | Extraction and drying apparatus | |
US20050261197A1 (en) | Coffee bean extract, method of extraction and composition containing the same | |
US6398919B1 (en) | Extraction apparatus and method | |
WO2004110382A2 (en) | Improved extraction method for use in extracting beneficial compounds from coffee beans | |
KR101825434B1 (ko) | 한방 육수를 이용한 국밥 및 그의 제조방법 | |
US6927234B2 (en) | Xanthone derivatives, method of production thereof, and pharmaceutical composition containing the same | |
US20050266130A1 (en) | Method for solidification and storing of components extracted from plant, animal, or mineral matter and extract components extracted from held plant, animal, or mineral matter | |
JP3233187B2 (ja) | 植物、動物または鉱物からの抽出成分含有水とその製造方法および製造装置 | |
JP2005046806A (ja) | 抽出装置 | |
JPH01215254A (ja) | 薬用ニンジン飲食材料 | |
Perez-Munoz | Effect of processing parameters on spray drying of full-fat soymilk | |
GB2364931A (en) | Condensing apparatus | |
CN101002620A (zh) | 高成份及原味的粉末、胶囊、碇剂的制造方法及其干燥装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070703 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20070831 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20070905 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071001 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20071113 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20071207 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080311 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080502 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516 Year of fee payment: 3 |
|
S201 | Request for registration of exclusive licence |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R314201 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110516 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120516 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130516 Year of fee payment: 5 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |