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JP4120144B2 - 自動車乗員頭部の保護バッグ、保護装置及び自動車 - Google Patents

自動車乗員頭部の保護バッグ、保護装置及び自動車 Download PDF

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JP4120144B2
JP4120144B2 JP2000271873A JP2000271873A JP4120144B2 JP 4120144 B2 JP4120144 B2 JP 4120144B2 JP 2000271873 A JP2000271873 A JP 2000271873A JP 2000271873 A JP2000271873 A JP 2000271873A JP 4120144 B2 JP4120144 B2 JP 4120144B2
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Takata Corp
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Air Bags (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車乗員頭部の保護バッグに係り、詳しくは自動車の側面衝突時や横転時等にサイドドアの窓及びBピラー等に沿って膨張するバッグに関する。さらに詳しくは、ガス導入口からガスが主気道に導入され、該主気道から複数の小室に導入されるタイプの自動車乗員頭部の保護バッグに関する。また、本発明はこの保護バッグを備えた自動車乗員頭部の保護装置と、この保護装置を備えた自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のタイプの自動車乗員頭部の保護バッグはWO96/26087に記載されており、とくにそのFIG1及びFIG9に示されている。この公知のバッグの内部は、バッグの上縁に沿ってバッグの車両前方側の端部(前端部)から車両後方側の端部(後端部)まで延在するダクト部(主気道)と、該ダクト部に連なり下方に向って延びる多数のセル部(小室)とからなる。このセル部はバッグの前端から後端にまで多数配列されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
WO96/26087のバッグにあっては、ガスはダクト部の車両後端側からダクト部内に流入し、多数の各セル部に流入するため、すべてのセル部がガスで充満されるまでに要する時間が長い。即ち、バッグの展開終了までに長い時間がかかる。この展開完了に要する時間を短縮するためにはインフレータのガス発生容量を大きくする必要があるが、このようにするとバッグの縫目に過大な応力がかかるようになる。
【0004】
英国特許公報GB2327066Aには、バッグにX字形状の小室を設けることによりバッグの展開完了に要する時間を短くしたカーテンエアバッグが記載されているが、バッグの大部分は小さなセル部で構成されており、バッグの展開完了時間は実際にはそれほど短くはならないものと推察される。
【0005】
本発明は、インフレータの出力を増大させることなく、展開完了に要する時間が十分に短いものとなる自動車乗員頭部の保護バッグと、この保護バッグを備えた保護装置及び自動車を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の自動車乗員頭部の保護バッグは、自動車の室内の天井部と側面部との交叉隅部付近に配置され、ガス導入口から導入されるガスによって該側面部に沿って下方に膨張するバッグであって、該バッグは、自動車の天井部に沿って配置される上辺部を有しており、該バッグには、該ガス導入口に連なる主気道と、該主気道からガスが導入されて膨張する室よりなるクッション部とが設けられている自動車乗員頭部の保護バッグにおいて、該クッション部は、該上辺部に沿っており、一端側が該主気道に連なり該主気道の延長線方向に延在する上部小室と、該上部小室の他端側に連なり下方に延在する側部小室と、一端側が該側部小室に連なり、該バッグ下辺部に沿って延在する下部小室と、該下部小室と上部小室との間に配置され、これらの下部小室及び上部小室に連通し、側部小室とは隔絶されている中間小室とを有しており、該クッション部は、窓側シート部と室内側シート部とから形成されており、該窓側シート部と該室内側シート部とは、該クッション部の外周を形成する外周線状結合部と、該外周線状結合部で囲まれた領域内に設けられた第1の線状結合部及び第2の線状結合部とによって結合されており、該第1の線状結合部は、略上下方向に、かつ該外周線状結合部からは離隔して延在しており、該第2の線状結合部は、該第1の線状結合部の上下方向における途中位置から斜め下方に向い、かつ該外周線状結合部からは離隔して延在していることを特徴とするものである。
【0007】
かかる自動車乗員頭部の保護バッグにあっては、導入口から主気道に導入されたガスは、主気道内を急速に進行してクッション部内に流入し、クッション部内部でガスの流れは拡がって上部小室及び中間小室を急速に膨張させる。上部小室及び中間小室が膨張した後、上部小室を通過したガスはクッション部の内壁に当たってスムーズに流れ方向を変えて側部小室に流入する。一方、中間小室を通過したガスは、クッション部の内壁に当たってスムーズに流れ方向を変えて下部小室に流入する。その後、側部小室及び下部小室のいずれか早く膨張が終了した小室からもう一方の小室に向かってガスが流入し、該一方の小室が膨張してクッション部の膨張が完了する。なお、側部小室と下部小室とがほぼ同時に膨張完了となることもある。
【0008】
このように、膨張の初期段階で主気道に近い上部小室及び中間小室が急速に膨張し、次いで該上部小室及び中間小室を通過したガスによって側部小室及び下部小室が膨張する。この場合、上部小室及び中間小室は既に十分に大きく膨張しているので、ガスはスムーズに流れ、側部小室及び下部小室にも十分なガス圧が加えられ、側部小室及び下部小室も迅速に膨張する。そのため、クッション部は全体としてきわめて短時間のうちに膨張が完了し、保護バッグの全体の展開完了に要する時間は、すべてのセル部を膨張させる従来例に比べて、著しく短いものとなる。
【0009】
本発明にあっては、バッグは自動車のAピラーに沿って配置される前辺部と、Cピラー又はDピラーに沿って配置される後辺部とを有しており、主気道は該前辺部と上辺部とに沿って延在し、該前辺部の下部にガス導入口が設けられているのが好ましい。
【0010】
また、本発明の保護バッグにあっては、クッション部は自動車のBピラー付近とそれに隣接したフロントドアウィンド後部とに沿って配置されるようにバッグの前後方向に中間付近に配置されており、該クッション部とバッグ前辺部との間及び該クッション部とバッグ後辺部との間はそれぞれ膨張しないカーテン部となっていることが好ましい。
【0011】
かかる保護バッグにあっては、クッション部が膨張すると、その前後のカーテン部がピンと張った状態となる。この結果、ドアウィンドが開いている場合でもクッション部がドアウィンドから車外へ押し出されることがなく、乗員頭部の車外への突出も防止される。なお、クッション部を保護バッグの前後方向の中間にのみ配置しているので、クッション部の膨張は著しく短時間のうちに完了する。
【0012】
本発明の自動車乗員頭部の保護装置は、この保護バッグと、この保護バッグのガス導入口に接続されたインフレータとを備えたものである。本発明の自動車は、この保護装置を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1〜4は本発明の実施の形態に係る自動車乗員頭部の保護バッグ1を示すものであり、図1はバッグ1の正面図、図2(a)〜(d)は図1のA−A線ないしD−D線に沿う断面図、図3は保護バッグの膨張時の斜視図、図4は保護バッグ1の設置状態を示す自動車内部の側面図である。また、図5は本発明の別の実施の形態に係る自動車乗員頭部の保護バッグ1の正面図である。
【0014】
この実施の形態に係る保護バッグ1は、窓側シート2と室内側シート3とを重ね合わせ、これらシート2,3同士を縫合することにより、両シート2,3の間に主気道7及びクッション部8を形成したものである。符号4は、このバッグ1を自動車のルーフサイドレール32、Aピラー31及びCピラー33に取り付けるための突片、5はこの突片4に設けられたリベット等の留付具の挿通孔を示す。34はBピラー、35はフロントドア、36はリヤドアを示す。
【0015】
上記の主気道7はAピラーに沿う前辺部1Fの下端から上辺部1Uの前部にまでバッグ1の縁部に沿って延在しており、バッグ1の前辺部下端にはガス導入口6が設けられ、インフレータ30が接続されている。
【0016】
このシート2,3同士は主気道7を形成するための線状結合部14,15,19,20と、クッション部8の外周を形成するための線状結合部15,16,17,18と、シート2,3同士の結合を強固にするための2重環状の結合部21,22,23,24,25,26と、クッション部8内に上部小室8a、側部小室8b、下部小室8c及び中間小室8dを形成するための線状結合部27,28,29とによって結合されている。この結合は、縫合、接着、溶着などのいずれでも良いが、シート2,3が布とくに合成樹脂コート布よりなる場合には縫合が適切である。
【0017】
1対の線状結合部14,20及び15,19は、主気道7を形成するために前辺部1Fの下部から該前辺部1Fに平行に延在しさらに上辺部1Uに沿って平行に延在している。線状結合部15は、さらに該上辺部1Uに沿ってクッション部8の後端にまで延在している。線状結合部16は、この線状結合部15に連なり、バッグ1の下部にまで延在している。線状結合部17は、この線状結合部16に連なり、バッグ1の下辺に沿って延在している。線状結合部18は、この線状結合部17に連なり、バッグ1の上方に向かって延在し、前記線状結合部19に連なっている。
【0018】
環状結合部21はこの線状結合部18,19の接続部付近に配置されている。線状結合部27,28は線状結合部16とほぼ平行に設けられている。この線状結合部27の上部は線状結合部15から主気道7の幅とほぼ等距離だけ離隔している。線状結合部27,28は略一直線状に延在しており、線状結合部28の下端は線状結合部17から所要距離だけ上方に位置している。
【0019】
前記環状結合部23はこの線状結合部27の上端に位置し、環状結合部26は線状結合部28の下端に位置し、環状結合部24は環状結合部23,26の中間に位置している。この環状結合部24から前方斜め下方に向って線状結合部29が延在しており、線状結合部29の前端(下端)に環状結合部25が位置している。この線状結合部29の前端(下端)は、線状結合部17,18のいずれからも所要距離離隔している。
【0020】
前記環状結合部22は、環状結合部21,23の中間付近に位置している。環状結合部21,22,23よりも上方が上部小室8aとなっており、線状結合部27,28と線状結合部16との間が側部小室8bとなっており、線状結合部28,29と線状結合部17との間が下部小室8cとなっており、線状結合部27,29,18と環状結合部21,22,23との間が中間小室8dとなっている。
【0021】
環状結合部22は、中間小室8dと上部小室8aとを区画すると共に、中間小室8dが過度に厚く膨張することを防止している。
【0022】
なお、このバッグ1は主気道7とクッション部8以外には膨張部は有しておらず、クッション部8の前後はそれぞれ膨張しないカーテン部10,11となっている。このカーテン部10,11はシート2,3を重ね合わせた構成となっているが、一方のシート2又は3を省略しても良い。カーテン部10,11においては、シート2,3同士を接着してもよい。また、クッション部8は、車種に合わせて乗員の頭部の側方にクッション部8が位置するように設置される。なお、乗員の身長や体型は種々様々であるが、どのような身長、体型の乗員がシートに座った場合でも該乗員の頭部の側方にクッション部8が位置するようにクッション部8の位置や大きさが設定される。
【0023】
このバッグ1は、前部が自動車のAピラー31に沿って折り畳まれた状態で設置され、上辺部がルーフサイドレール32に沿って、また、後辺部がCピラー33に沿って折り畳まれた状態で設置される。
【0024】
折り畳まれたバッグ1はカバー(図示略)で覆われる。このカバーは、バッグ1が膨張するときに裂けるよう構成されている。
【0025】
自動車が側面衝突したり横転すると、インフレータ30が作動し、ガス導入口6から主気道7にガスが流入する。このガスは、主気道7からクッション部8内に流入し、各小室8a〜8dを以下の通り膨張させる。
【0026】
この導入口6からのガスが図3の矢印100,101の通り、まず主気道7を膨張させ、次いで、クッション部8に入ってきたところで、ガスの流れは矢印102及び105のように拡がり、上部小室8a及び中間小室8dを膨張させる。
【0027】
中間小室8dが膨張した後、矢印105方向に流れてきたガスは矢印106のように線状結合部17,18のコーナー部に当たって向きを変え、下部小室8cを膨張させる。下部小室8cの膨張が完了した後、さらにガスは矢印107のように線状結合部16,17のコーナー部に当たって向きを変え、側部小室8bを膨張させる。
【0028】
一方、上部小室8aが膨張した後、矢印102方向に流れてきたガスは矢印103のように線状結合部15,16のコーナー部に当たって向きを変え、側部小室8bを膨張させる。
【0029】
そして、側部小室8bが上部小室8a及び下部小室8cの両方から流入するガスによって膨張し、バッグ1の膨張が終了する。
【0030】
このように、膨張の初期段階で主気道に近い上部小室8a及び中間小室8dが急速に膨張し、次いで該上部小室8a及び中間小室8dを通過したガスによって下部小室8c及び側部小室8bが膨張する。この場合、上部小室8a及び中間小室8dは既に十分に大きく膨張しているので、ガスはスムーズに流れ、下部小室8c及び側部小室8bにも十分なガス圧が加えられ、下部小室8c及び側部小室8bも迅速に膨張する。また、ガスはカーテン部には流入せずにクッション部のみに流入し、クッション部は線状結合部27〜29及び環状結合部21〜26によりクッション部が必要以上に拡がらないようにしていることから、クッション部の膨張に要するガス量は少なくて済む。このため、バッグ1の膨張完了に要する時間が短くなる。また、インフレータ30の発生ガス圧が小さくてもバッグ1は十分に速く膨張するので、ガスからシート2,3同士の結合部(例えば、縫合部)に加えられる応力が小さくなる。従って、バッグ1に要求される強度が小さくて済むようになり、縫合等の結合が簡単になると共に、シート2,3として薄手で強度が低い素材のものを用いることが可能となる。シート2,3が薄くなると、バッグ1の折り畳んだ収納ボリュームも小さくなる。
【0031】
本発明の別の実施の形態を図5に示す。
【0032】
この実施の形態に係る保護バッグ1’は、図1の実施の形態に係る保護バッグ1と同様に、窓側シート2と室内側シート3とを重ね合わせ、これらシート2,3同士を縫合することにより、両シート2,3の間に主気道7及びクッション部8を形成したものである。
【0033】
上記の主気道7はAピラーに沿う前辺部1Fの下端から上辺部1Uの前部にまでバッグ1’の縁部に沿って延在しており、バッグ1’の前辺部下端にはガス導入口6が設けられ、インフレータ30が接続されている。
【0034】
このシート2,3同士は主気道7を形成するための線状結合部14,15,19,20と、クッション部8の外周を形成するための線状結合部15,16,17,18と、シート2,3同士の結合を強固にするための2重環状の結合部41,42,43,44,45と、クッション部8内に上部小室8a、側部小室8b、下部小室8c及び中間小室8dを形成するための線状結合部46,47,48とによって結合されている。この結合は、縫合、接着、溶着などのいずれでも良いが、シート2,3が布とくに合成樹脂コート布よりなる場合には縫合が適切である。
【0035】
1対の線状結合部14,20及び15,19は、主気道7を形成するために前辺部1Fの下部から該前辺部1Fに平行に延在しさらに上辺部1Uに沿って平行に延在している。線状結合部15は、さらに該上辺部1Uに沿ってクッション部8の後端にまで延在している。線状結合部16は、この線状結合部15に連なり、バッグ1’の下部にまで延在している。線状結合部17は、この線状結合部16に連なり、バッグ1’の下辺に沿って延在している。線状結合部18は、この線状結合部17に連なり、バッグ1’の上方に向かって延在し、前記線状結合部19に連なっている。
【0036】
環状結合部41はこの線状結合部18,19の接続部付近に配置されている。
【0037】
線状結合部46は線状結合部18とほぼ平行に、略一直線状に設けられている。この線状結合部46の上端は線状結合部15から主気道7の幅とほぼ等距離だけ離隔しており、下端は線状結合部17から所要距離だけ上方に位置している。この線状結合部46の上端の上側付近に環状結合部42が、線状結合部46の下端の下側付近に環状結合部45が各々配置されている。
【0038】
環状結合部44は、線状結合部16,17のいずれからも所要距離離隔したところに配置されている。
【0039】
線状結合部47は、環状結合部42付近から線状結合部46と平行に設けられ、途中で湾曲して環状結合部44付近まで延在している。
【0040】
線状結合部48は、環状結合部45付近から線状結合部46に沿って設けられ、その途中から湾曲して線状結合部47に沿うようにして環状結合部44付近まで延在している。
【0041】
環状結合部43は、線状結合部15から主気道7の幅とほぼ等距離だけ離隔し、また線状結合部16から所要距離離隔したところに配置されている。
【0042】
環状結合部43は、側部小室8cが過度に厚く膨張することを防止している。
【0043】
このバッグ1’も、前部が自動車のAピラー31に沿って折り畳まれた状態で設置され、上辺部がルーフサイドレール32に沿って、また、後辺部がCピラー33に沿って折り畳まれた状態で設置される。折り畳まれたバッグ1’はカバー(図示略)で覆われる。このカバーは、バッグ1’が膨張するときに裂けるよう構成されている。
【0044】
なお、本実施の形態では環状結合部の数が5個であり、前記実施の形態の場合の6個よりも1個少ないことから、クッション部8の縫製がより簡単となる。また、クッション部8を各個室に分離するための線状結合部46,47,48を上記のような形状に縫製することにより、各小室の膨張径が前記実施の形態の場合より均等なものとなる。この縫製方法によると、周辺室の膨張径(厚さ)がより均等になり、又膨張時に縫製部にかかる荷重もより均等になる。
【0045】
自動車が側面衝突したり横転すると、インフレータ30が作動し、ガス導入口6から主気道7にガスが流入する。このガスは、主気道7からクッション部8内に流入し、各小室8a〜8dを膨張させる。
【0046】
この導入口6からのガスが、まず主気道7を膨張させ、次いで上部小室8a及び中間小室8dを膨張させる。上部小室8aを膨張させたガスは、線状結合部15,16のコーナー部に当って向きを変え、側部小室8bを膨張させる。その後、ガスは側部小室8bから下部小室8cに流入し、下部小室8cを膨張させる。
【0047】
一方、中間小室8dを膨張させたガスは、線状結合部17,18のコーナー部に当たってスムーズに向きを変え、下部小室8cを膨張させる。このようにして、下部小室8cは側部小室8b及び中間小室8dの両方から流入するガスによって膨張し、バッグ1の膨張が終了する。
【0048】
この実施の形態においても、前記実施の形態と同様に、バッグ1’の膨張完了に要する時間は十分に短い。また、インフレータ30の発生ガス圧が小さくてもバッグ1’は十分に速く膨張するので、ガスからシート2,3同士の結合部(例えば、縫合部)に加えられる応力が小さくなる。従って、バッグ1’に要求される強度が小さくて済むようになり、縫合等の結合が簡単になると共に、シート2,3として薄手で強度が低い素材のものを用いることが可能となる。シート2,3が薄くなると、バッグ1’の折り畳んだ収納ボリュームも小さくなる。
【0049】
上記実施の形態にあっては、後辺部1RをCピラーに沿って配置しているが、後辺部1RをDピラーに沿って配置しても良い。
【0050】
また、本発明にあっては、バッグのガス導入口及びインフレータを車両の後部側例えばBピラー、Cピラー又はDピラーに配置しても良い。
【0051】
【発明の効果】
以上の通り、本発明の自動車乗員頭部の保護バッグは、従来のものに比べ全体として急速に膨張する。また、このため、インフレータとして小容量のものを用いることも可能となる。本発明によると、バッグに加えられる応力を緩和し、バッグの縫合部等の結合部や構成材料の必要強度を低減することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る自動車乗員頭部の保護バッグの正面図である。
【図2】図1のA−A,B−B,C−C及びD−D線に沿う断面図である。
【図3】図1のバッグの膨張時の斜視図である。
【図4】実施の形態に係る保護バッグを備えた自動車内部の側面図である。
【図5】別の実施の形態に係る自動車乗員頭部の保護バッグの正面図である。
【符号の説明】
1,1’ 自動車乗員頭部の保護バッグ
2 窓側シート
3 室内側シート
4 取付用突片
5 孔
6 ガス導入口
7 主気道
8 クッション部
8a 上部小室
8b 側部小室
8c 下部小室
8d 中間小室
10,11 カーテン部
14〜20,27〜29 線状結合部
21〜26 環状結合部
30 インフレータ
31 Aピラー
32 ルーフサイドレール
33 Cピラー
34 Bピラー
41〜45 環状結合部
46〜48 線状結合部

Claims (7)

  1. 自動車の室内の天井部と側面部との交叉隅部付近に配置され、ガス導入口から導入されるガスによって該側面部に沿って下方に膨張するバッグであって、
    該バッグは、自動車の天井部に沿って配置される上辺部を有しており、
    該バッグには、該ガス導入口に連なる主気道と、該主気道からガスが導入されて膨張する室よりなるクッション部とが設けられている自動車乗員頭部の保護バッグにおいて、
    該クッション部は、該上辺部に沿っており、一端側が該主気道に連なり該主気道の延長線方向に延在する上部小室と、
    該上部小室の他端側に連なり下方に延在する側部小室と、
    一端側が該側部小室に連なり、該バッグ下辺部に沿って延在する下部小室と、
    該下部小室と上部小室との間に配置され、これらの下部小室及び上部小室に連通し、側部小室とは隔絶されている中間小室とを有しており、
    該クッション部は、窓側シート部と室内側シート部とから形成されており、
    該窓側シート部と該室内側シート部とは、該クッション部の外周を形成する外周線状結合部と、該外周線状結合部で囲まれた領域内に設けられた第1の線状結合部及び第2の線状結合部とによって結合されており、
    該第1の線状結合部は、略上下方向に、かつ該外周線状結合部からは離隔して延在しており、
    該第2の線状結合部は、該第1の線状結合部の上下方向における途中位置から斜め下方に向い、かつ該外周線状結合部からは離隔して延在していることを特徴とする自動車乗員頭部の保護バッグ。
  2. 請求項1において、該窓側シート部と該室内側シート部とは、該クッション部内の上部前側に配置された第1の環状結合部と、該クッション部内の下部前側に配置された第2の環状結合部と、該クッション部内の上部後側に配置された第3の環状結合部と、該クッション部内の下部後側に配置された第4の環状結合部とによって結合されており、
    該第1の線状結合部は、該第3の環状結合部と該第4の環状結合部とを結ぶ略直線状に延在しており、
    該第2の線状結合部は、該第1の線状結合部の上下方向における途中位置と該第2の環状結合部とを結ぶ略直線状に延在しており、
    該第1の環状結合部及び該第3の環状結合部よりも上方が該上部小室となっており、
    該第3の環状結合部及び該第4の環状結合部よりも後側が該側部小室となっており、
    該第2の線状結合部と、該第1の線状結合部のうち該第2の線状結合部との交叉点よりも下側の部分との間が該下部小室となっており、
    該上部小室と該下部小室との間であり、且つ該側部小室よりも前方が、該中間小室となっていることを特徴とする自動車乗員頭部の保護バッグ。
  3. 請求項1において、該窓側シート部と該室内側シート部とは、該クッション部内の上部前側に配置された第1の環状結合部と、該クッション部内の下部前側に配置された第2の環状結合部と、該クッション部内の上部後側に配置された第3の環状結合部と、該クッション部内の下部後側に配置された第4の環状結合部とによって結合されており、
    該第1の線状結合部は、該第1の環状結合部と該第2の環状結合部とを結ぶ略直線状に延在しており、
    該第2の線状結合部は、該第1の線状結合部の上下方向における途中位置と該第4の環状結合部とを結ぶ略直線状に延在しており、
    該第1の環状結合部及び該第3の環状結合部よりも上方が該上部小室となっており、
    該第2の線状結合部よりも後側かつ該第1の線状結合部よりも後側が該側部小室となっており、
    該第2の線状結合部と、該第1の線状結合部のうち該第2の線状結合部との交叉点よりも下側の部分との間が、該下部小室となっており、
    該第1の線状結合部よりも前方が該中間小室となっていることを特徴とする自動車乗員頭部の保護バッグ。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記バッグは自動車のAピラーに沿って配置される前辺部と、Cピラー又はDピラーに沿って配置される後辺部とを有しており、前記主気道は該前辺部と前記上辺部の前部とに沿って延在し、該前辺部の下部に前記ガス導入口が設けられていることを特徴とする自動車乗員頭部の保護バッグ。
  5. 請求項において、前記クッション部は自動車のBピラー付近とそれに隣接したフロントドアウィンド後部とに沿って配置されるようにバッグの前後方向の中間付近に配置されており、
    該クッション部とバッグ前辺部との間及び該クッション部とバッグ後辺部との間はそれぞれ膨張しないカーテン部となっていることを特徴とする自動車乗員頭部の保護バッグ。
  6. 請求項1ないしのいずれか1項の自動車乗員頭部の保護バッグと、該保護バッグのガス導入口に接続されたインフレータとを備えた自動車乗員頭部の保護装置。
  7. 請求項の自動車乗員頭部の保護装置を備えた自動車。
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