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JP4117361B2 - オゾンばっ気室を備える嫌気処理槽、及び汚水浄化槽 - Google Patents

オゾンばっ気室を備える嫌気処理槽、及び汚水浄化槽 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、屎尿、その他の生活排水、又はこれらの合併汚水(以下、汚水ともいう)を処理するための、汚水浄化槽用の嫌気処理槽及び汚水浄化槽に関する。
【0002】
【従来の技術】
汚水浄化槽用の嫌気処理槽としては従来から種々のものが知られている。代表的なものは、流入汚水中の固形物を重力沈殿により分離する沈殿分離槽(固液分離槽)と、槽内に嫌気性微生物を生息させる濾床とを備え、流入汚水中の有機物と固形物を嫌気的に生物分解する嫌気処理槽である。
図5は、そのような嫌気処理槽を用いた汚水浄化槽の一例であり、上流側から、嫌気濾床槽第一室51、嫌気濾床槽第二室52、生物濾過槽53、処理水槽54及び消毒槽55が配置されている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−96285号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような重力沈殿や生物処理による嫌気処理槽では、流入汚水中の夾雑物は分離除去できるが、上澄液中の有機物(特に難生物分解性の有機物)を有効に分解できない。特に、運転初期の嫌気性微生物が一定量以上に増殖するまでの期間や微生物の活性が低下する低水温期には、有機物の分解速度が遅くなるので、これを補うために槽容量を大きくしなければならない。
本発明は、これらの問題を解消しようとするものであり、運転初期や冬期にも安定して有機物を分解でき、また浄化槽全体の容量を従来よりもコンパクトにできる汚水浄化槽及びこの汚水浄化槽に好適に組み込まれる嫌気処理槽を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するため、本発明では次の構成をとった
【0006】
本発明は、槽内に、オゾン含有空気を吐出できる散気部材(散気管)15を有するオゾンばっ気室4と、最低水位(L.W.L)の液水準から槽内液を汲み上げる揚水ポンプ5と、この揚水ポンプ5に接続されてなるもので、汲み上げた液の一部を槽外へ移送するとともに、余剰液をオゾンばっ気室4へ戻す流量調整装置6とを設けてなる(汚水浄化槽用の)嫌気処理槽、でもある。
揚水ポンプ5と流量調整装置6とを設けることにより、流入汚水の流量変動の影響を受けず、安定して有機物の処理を行うことができる。
【0007】
本発明は、更に、上記嫌気処理槽1を組み込んだ汚水浄化槽でもある。典型的には上記嫌気処理槽1と、その後流に順に配される第2の嫌気処理槽25、好気処理槽30、処理水槽54(沈殿槽)及び消毒槽33を備える汚水浄化槽である。ここで第2の嫌気処理槽25、好気処理槽30、処理水槽54(沈殿槽)には種々のタイプのものが使え、特に限定するものではない。場合によっては、第2の嫌気処理槽25、処理水槽54(沈殿槽)及び消毒槽33のいずれか又は2以上を省くことも可能である。
【0008】
【作用】
オゾンを含む空気を液中にばっ気すると、オゾンは液中で、酸素(O)と酸素ラジカル(O)に分解され、場合によってはOHラジカル等が生成すると考えられている。これらのラジカルは非常に強い酸化作用を有しており、特に難生物分解性有機物の高分子鎖の切断および不飽和結合の開裂を効果的に行うことができる。
本発明の嫌気処理槽では、流入汚水中にオゾン含有空気をばっ気することにより、水温や微生物量の影響を受けずに、流入汚水に含まれる有機物(特に難生物分解性の有機物)を、より低分子の易生物分解性有機物(最終的には炭酸ガスと水)に酸化分解することができる。さらに、この嫌気処理槽を汚水浄化槽に組み込むと、流入汚水中の有機物が易生物分解性に分解されるので、後段の生物処理部において効果的に有機物を分解除去することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明を更に具体的に説明する。
図1は、本発明の(汚水浄化槽用の)嫌気処理槽の一例である。嫌気処理槽1の槽体24には、槽内の液面より上方の高さに汚水流入口2と放流口7を設けている。下端に開口部14を有する仕切壁22によって、槽内を嫌気濾床室13とオゾンばっ気室4とに区画しており、嫌気濾床室13には濾床20を設け、オゾンばっ気室4にはオゾン発生装置3に接続した散気部材(散気管)15を設けている。
【0010】
嫌気処理槽1の全体形状は、図1では平面視で略四角形状(箱型)である。この形状は、平面視で円形や楕円形等にすることもできるが、単純さで略四角形状が好ましい。
【0011】
嫌気濾床室13に設けられている濾床20の形状としては、特に限定するものではなく、ヘチマ様、波板状、多孔質状等の板状部材、蜂の巣状(ハニカムコア)部材などが好ましく用いられる。骨格球状、網様円筒状部材なども用いることができる。なお、濾床20は省くこともできる。
【0012】
オゾンばっ気室4の設置場所は特に限定するものではなく、平面視で流入口2側、放流口7側、その他の場所に設けることができる。好ましくは、図1に示すように平面視で放流口7側である。嫌気濾床室13へ流入する液の夾雑物を沈殿除去した後の液をオゾンばっ気でき、流入汚水中の有機物を効果的に分解することができるからである。
【0013】
また、オゾンばっ気室4内へハロゲン化物イオンや過酸化水素等を添加する装置を付設してもよい(図示省略)。これらの添加物がオゾンと反応して次亜ハロゲン酸やOHラジカル等が生成し、さらに有機物の分解能を高めることができるからである。
【0014】
オゾン発生装置3は、通常、原料空気を送る送風機35とオゾン発生部11とから構成される。図1では、送風機35をオゾン発生装置3専用に設けているが、他の部位で用いている送風機がある場合には、これを兼用させてもよい。
オゾン発生装置13から供給されるオゾン濃度は、通常0.01〜100mg/L、好ましくは0.1〜10mg/L程度であり、送気量は5〜100L/分、好ましくは10〜50L/分程度である。また、オゾン発生装置3の運転は、流入汚水中の流入パターンや有機物濃度等に応じて、オゾン発生と送気の両方、又はオゾン発生を間欠的に行うこともできる。
【0015】
散気部材(散気管)15の形状は、平面視で、I字型、H字型、ロ字型、日字型等のいずれの形状を用いることができるが、好ましくはオゾン気泡をオゾンばっ気室13の全面に供給できる、H字型、ロ字型、日字型等の形状である。
散気部材15の水深方向の位置は、仕切壁22の下端よりも上方であることが好ましい。散気部材15が仕切壁22の下端より下方にあると、嫌気濾床室13の底部に沈殿させた夾雑物を巻き上げたり、散気部材15から発生させる気泡が仕切壁22を越えて嫌気濾床室13に入り濾材20で捕捉した固形物を剥離させてしまうためである。
【0016】
図2は、本発明の(汚水浄化槽用)嫌気処理槽の別の一例であり、仕切壁22の開口部14を液面付近に設けている。この場合、嫌気濾床室13とオゾンばっ気室4の出口側には、流入汚水の短絡を防止するために移流部16を設けることが好ましい。他の部分については、図1と重複するので説明を省略する。
【0017】
図3は、本発明の嫌気処理槽の槽内の一画に、最低水位(L.W.L)の液水準から槽内液を汲み上げる揚水ポンプ5と、揚水ポンプ5に接続された流量調整装置6とを設けた例である。
【0018】
揚水ポンプ5の吸込み口10はL.W.Lの位置に設ける。そうすると、嫌気処理槽1の液水準は、汚水の流入液量が流量調整装置6から移送される液量よりも多いか少ないかによって、L.W.Lと最高水位(H.W.L)との間を変動する。ただし、H.W.Lは予め安全をみて設定されているので、流入汚水がその水位(H.W.L)を越えて槽外へ溢れ出ることはない。
揚水ポンプ5は、図3ではエアリフトポンプ式を示しているが、エアリフトポンプ式に代えて密閉容器の空気圧送による間欠定量ポンプ又は電動ポンプ等を用いることもできる。
揚水ポンプ5にエアリフトポンプ式を用いる場合には、エアリフトポンプ5と送風機35との間にオゾン発生部11を設けて、エアリフトポンプ5に送る空気にオゾンを混入させることが好ましい。エアリフトポンプ内の空気配管の表面に微生物が付着するのを防止し、液の移送を安定して行えるからである。
【0019】
流量調整装置6は、一定液量を放流口7に移送し、その余剰液8を槽内に戻すように調整できるものであれば、いずれも用いることができる。好ましくは、槽内の液水準がL.W.Lの場合に揚水ポンプ5で汲み上げられた汚水の全量を槽内に移送するように調整できるもの、例えば堰を用いたもの等である。なお、本実施例では余剰液8をオゾンばっ気室4に戻しているが、これを嫌気濾床室13に戻してもよい。
【0020】
放流口7に移送させる液に対する余剰液8の流量比(以後、循環比と呼ぶ)は、通常、1〜10、好ましくは3〜5である。循環比が1より小さいと、流入汚水中の有機物がオゾンばっ気室4であまり除去されずに放流口7から槽外へ流れやすくなる。また、循環比が10よりも大きい場合には流入汚水をオーバフローさせないために流量調整部12の容量を大きくする必要が生じる。
【0021】
図4は、本発明の嫌気処理槽1を組み込んだ汚水浄化槽の一例である。
汚水浄化槽は、この嫌気処理槽1の後流に、第2の嫌気処理槽25、(好気的)生物反応室31及び濾過室32を並置させた好気処理槽30、並びに消毒槽33を備えている。
【0022】
嫌気処理槽1については、上述した通りであるので説明は省略する。
第2の嫌気処理槽25には、液水準より下方に濾床20を設けている。濾床20の形状としては、特に限定するものではなく、ヘチマ様、波板状、多孔質状等の板状部材、蜂の巣状(ハニカムコア)部材などが好ましく用いられる。骨格球状、網様円筒状部材なども用いることができる。
【0023】
好気処理槽30を構成する(好気的)生物反応室31には、底部から曝気するための反応用散気部材(散気管)34を配置し、送風機35からの空気を吐出させる。また、生物反応室31には担体(微生物担体、微生物付着材、接触材)を充填させた生物反応床31aが形成されており、生物反応床31aで汚水を好気処理する。ここで生物反応床31aは流動床でも固定床でもよい。微生物担体の形状は、板状、網板状、ヘチマ状、多孔質状、筒状、棒状、骨格球状、紐状、更には粒状、不定形な塊状、立方体状、繊維塊状等の種々の形状に加工したものを用いることができる。また、その基材としては、例えばポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルフォルマール、ポリウレタン、メラミン樹脂等の合成樹脂製加工物、セラミックス、珪砂等の無機製加工物、アンスラサイト等の化石加工物、活性炭等で、比重約1又は1以上のもの、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン等の比重約1又は1以下のもののいずれも用いることができる。
【0024】
濾過室32には、濾材が充填された濾過床32aが形成されていて、流れ込む液中のSSをそこで捕捉する。充填される濾材としては、液中で浮上するものを用いることができるが、好ましくは沈降性濾材である。沈降性濾材には、例えば、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルフォルマール、ポリウレタン、メラミン樹脂等の合成樹脂製加工物、セラミックス、珪砂等の無機製加工物、アンスラサイト等の化石加工物、活性炭等の、比重約1又は1以上のもの、又はポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ポリスチレン等に充填剤を添加して比重約1又は1以上に調整したものがあり、これを粒状、塊状、筒状、網状、棒状、繊維塊状等、更には多孔質状等に成形、加工したものでもよい。
また、濾過室32の底部には濾過床32aを逆洗するための洗浄用散気部材(散気管)36が配され、これは空気を供給する送風機35に接続されている。
【0025】
運転を続けると、濾過床32aは蓄積したSSで目詰まりするので、濾過床32aを定期的又は適宜に(逆)洗浄して除く。この洗浄は、送風機35の空気を洗浄用散気部材36から吐出させ、濾過床32aをバブリングするとともに、送風機35の空気の一部を洗浄排水引抜きポンプ(エアリフトポンプ)37にも供給する。剥離したSSは槽内液とともに洗浄排水となって濾過床32aを下降し、洗浄排水引抜きポンプ37によって洗浄排水排出管37aを経て、嫌気処理槽1へ戻る。槽内液の全てを洗浄排水として濾過室32の底部から引き抜くことができるので、濾過床32aの洗浄は良好に行われる。なお、洗浄排水引抜きポンプ37には電動ポンプ等を用いることもできる。濾過床32aの洗浄は、嫌気処理槽1の水位がL.W.Lのとき(すなわち、深夜に)行うことが好ましい。一般家庭では、通常、深夜は汚水が排出されることが少なく、嫌気処理槽1はL.W.Lになるからである。
【0026】
濾過室32の下方または処理水槽54には、濾過室32を経た液を嫌気処理槽1に移送する循環ポンプ41が設けられている。好気処理槽30で硝酸性窒素が生成した場合、この液を嫌気処理槽1に移送すると、嫌気処理槽1において窒素ガスとして除去できるためである。
なお、図4では、循環ポンプ41にエアリフトポンプ式を示しているが、エアリフトポンプ式に代えて密閉容器の空気圧送による間欠定量ポンプ又は電動ポンプ等を用いることもできる。
【0027】
消毒槽33は、濾過室32からの移流液を薬筒38と接触させて消毒又は殺菌させる槽である。汚水浄化槽は、各槽の点検清掃等の維持管理が行えるようにマンホールを設け、通常マンホールカバー39を取り付けている。
【0028】
次に、汚水浄化槽における汚水の処理を説明する。汚水(原水)は汚水流入口2から嫌気処理槽1の嫌気濾床室13に入り、固形物の沈殿分離が行われる。嫌気濾床室13では、沈降した汚泥(固形物)の濃縮貯留が槽底部で行われ、嫌気化して発生したスカムの貯留が槽上部で行われる。嫌気濾床室13からの移流液は、移流部16を経てオゾンばっ気室4に移流され、流入汚水中の有機物がオゾンにより酸化分解される。オゾンばっ気室4からの移流は、揚水ポンプ5で行う。この際、移流液をL.W.Lの吸込み口10より汲み上げて、揚水ポンプ5に接続された流量調整装置6から所定量(ほぼ一定量)を放流口7から第2の嫌気処理槽25に移流させ、余剰液8を配管9を経てオゾンばっ気室4に移送させる。このとき、流入する原水量が揚水ポンプ5の移送量よりも多い場合には、嫌気処理槽1の水位はL.W.LからH.W.Lへと上昇するが、嫌気処理槽1の流量調整部12の容量はH.W.Lを越えないように設計されているので、通常、上記水位はH.W.Lを越えて上昇しない。
【0029】
第2の嫌気処理槽25からの移流液は、生物反応室31に入り、移流液中の有機物を好気的に生物分解させる。この際、ほぼ一定量の移流液が負荷されるので安定した処理が行われる。生物反応室31からの移流液は、次に濾過室32に入り、移流液に含まれるSSの捕捉・除去が行われ、場合によっては生物反応室31から持ち込まれる溶存酸素によって更に好気的生物処理が行われる。濾過室32を経た液の一部は、循環ポンプ41により嫌気処理槽1に移送して、液内に含まれる硝酸性窒素の脱窒を行う。濾過室32を経た移流液は、処理水槽54を経て消毒槽33に入り消毒された後、処理水として放流口40から放流される。
【0030】
【発明の効果】
本発明の嫌気処理槽では、上述したように、微生物が充分に増殖していない運転初期や微生物の反応速度が低下する冬期にも安定して有機物を分解することができる。さらには、貯留汚泥の減量化効果や、槽内の空間部に放出されたオゾンによる脱臭効果も得ることができる。
本発明の汚水浄化槽では、嫌気処理槽において流入汚水中の有機物が易生物分解性の有機物に分解されるので、後段の生物処理部での有機物分解能が向上し、更に安定して有機物を除去できる。また、槽容量のコンパクト化も可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の(汚水浄化槽用の)嫌気処理槽の第1実施例で、(a)は概略平面図、(b)は(a)のA―A矢視における概略縦断面図。
【図2】本発明の(汚水浄化槽用の)嫌気処理槽の第2実施例で、(a)は概略平面図、(b)は(a)のA―A矢視における概略縦断面図。
【図3】本発明の(汚水浄化槽用の)嫌気処理槽の第3実施例で、(a)は概略平面図、(b)は(a)のA−A矢視における概略縦断面図。
【図4】図3の嫌気処理槽を組み込んだ汚水浄化槽の概略縦断面図。
【図5】従来例の汚水浄化槽の概略縦断面図。
【符号の説明】
1:(汚水浄化槽用)嫌気処理槽 2:汚水流入口
3:オゾン発生装置 4:オゾンばっ気室
5:揚水ポンプ 6:流量調整装置
7:放流口 8:余剰液
9:移送管 10:吸込み口
11:オゾン発生部 12:流量調整部
13:嫌気濾床室 14:開口部
15:散気部材(散気管) 16:移流部
20:濾床 22:仕切板 24:槽体
25:嫌気処理槽
30:好気処理槽(31+32)
31:(好気的)生物反応室 31a:生物反応床
32:濾過室 32a:濾過床
33:消毒槽 34:反応用散気部材(散気管)
35:送風機 36:洗浄用散気部材(散気管)
37:洗浄排水引抜きポンプ(エアリフトポンプ)
37a:洗浄排水排出管
38:薬筒 39:マンホールカバー
40:放流口 41:循環ポンプ
51:嫌気濾床槽第一室 52:嫌気濾床槽第二室
53:生物濾過槽 54:処理水槽
55:消毒槽

Claims (2)

  1. 槽内に、オゾン含有空気を吐出できる散気部材を有するオゾンばっ気室と、最低水位の液水準から槽内液を汲み上げる揚水ポンプと、前記揚水ポンプに接続されてなるもので、汲み上げた液の一部を槽外へ移送するとともに、余剰液を前記オゾンばっ気室へ戻す流量調整装置とを設けてなる汚水の嫌気処理槽。
  2. 請求項1に記載の汚水の嫌気処理槽を備える汚水浄化槽
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