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JP4111668B2 - フエンスパネル及びフエンス - Google Patents

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JP4111668B2
JP4111668B2 JP2000310276A JP2000310276A JP4111668B2 JP 4111668 B2 JP4111668 B2 JP 4111668B2 JP 2000310276 A JP2000310276 A JP 2000310276A JP 2000310276 A JP2000310276 A JP 2000310276A JP 4111668 B2 JP4111668 B2 JP 4111668B2
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JP
Japan
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fence
panel
fence panel
horizontal wires
trunk edge
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Application number
JP2000310276A
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Inventor
山 秀 之 中
Original Assignee
朝日スチール工業株式会社
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Publication date
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、フエンスパネル及びフエンスに関する。
【0002】
【従来の技術】
線材を組み合わせたフエンスパネルを用いたフエンスが従来より普及している。通常は縦線材と横線材を格子状に組み合わせた線格子フエンスのパネル形状として用いている。
このような線格子フエンスでは、上端部と下端部に胴縁と称するパイプ材を配設し、フエンス強度の向上を図る共に、支柱との連結を胴縁を介して行っている。
しかし、このような胴縁は重量が重い上、フエンスとの結合作業が必要であるため現場での施工性に劣り、コストアップにもつながる。
そのため、本願出願人により線格子フエンスの上端部及び又は下端部を円筒状に曲げて、該円筒部を胴縁とし、これによりパイプなどの胴縁を不要としたフエンスが提案され、普及している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来の円筒部を形成するフエンスパネルの場合、該円筒部があるためにフエンスパネルを重ねて保管、運搬することが難しく、スペース効率が悪い欠点があった。
また、円筒部があるために、支柱に取り付ける際には支柱の側部に取り付けることになり、支柱のスパンとフエンスパネルの幅を合致させる必要があり、施工性が悪い欠点があった。
本発明は上記従来技術の問題を解決することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、線材を組み合わせて構成されたフエンスパネルにおいて、フエンスパネルの端部をU字状に曲げ、該U字状の曲げ先端部とフエンスパネルの平面部分の適宜位置とを連結具で連結して胴縁部を形成した、ことを基本的な特徴とする。
フエンスパネルの端部は単にU字状に曲げてあるだけであるから、パネルの積み重ねが可能であり、スペース効率が向上する。また現場ではU字状の曲げ先端部とパネルの平面部分の適宜位置を連結具で連結するだけで胴縁部を形成でき、施工が簡単である。更に、該胴縁部に支柱の頭部を貫挿するようにすれば、支柱の一面側にフエンスパネルを敷設することが可能になり、支柱の側部に敷設する必要のあった従来のもののように支柱のスパンとフエンスパネルの幅を合致させる必要がなく、施工の自由度が向上する。
好適な実施例では、縦線材と横線材を格子状に組み合わせて構成されたフエンスパネルにおいて、該フエンスパネルの上下端の少なくとも一方を曲げ、該曲げ部の先端に少なくとも2本の横線材を配置し、該曲げ部の先端に対応するフエンスパネルの位置に少なくとも2本の横線材を配置し、前記少なくとも2本の横線材どうしを連結具で連結して胴縁部を形成した、ことを特徴とする。この構成によれば、2本の横線材を介して連結されるため、強度の向上が図れる。
前記連結具は、前記2本の横線材に係止する一対の係止具と、該係止具間に貫挿されるスペーサと、該係止具とスペーサを一体的に締結する締結具、とを有する構成とするのが望ましい。
上記フエンスパネルを支柱に取り付けてフエンスを構成する際には、前記胴縁部を上端側にのみ設けたフエンスパネルを用い、これを単一或いは複数枚連結して、支柱頭部を前記胴縁部に貫挿するように支柱に装着する構成とするのが望ましい。このフエンス構成では、支柱のスパンに関係なく、フエンスパネルの連結が可能になる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1において、このフエンスパネルAは縦線材1と横線材2を格子状に組み合わせて溶接した線格子を形成している。図中横線材2の表示は適宜省略してあるが、縦線材1に対して任意の間隔で複数本配設されている。
【0006】
縦線材1の先端部はU字状に曲げられており、U字状曲げ部10を形成している。
該U字状曲げ部10の先端には2本の連結用横線材20が密に配設されている。またフエンスパネルAの平面部分の連結用横線材20に対向する位置にも2本の連結用横線材20が配設されており、該連結用横線材20、20間を連結具3で連結して筒状の胴縁5を形成するように構成されている。
【0007】
連結具3はスペーサ30とコの字状金具31、31及びボルト32とから構成されている。
図2と図3に示すように、コの字状金具31はコの字形状をしており、連結用横線材20、20を係合する溝が形成され、2本の連結用横線材20を係合すると共に縦線材1をコの字の凹部に収納するようになっている。
該コの字状金具31と31の間にスペーサ30が介装されている。スペーサ30の両端はコ型座金34、34を介して連結用横線材20、20に当接している。コ型座金34は2本の連結用横線材20を嵌合するようにコの字形状になっている。
ボルト32をコの字状金具31からスペーサ30の内部を貫通して更に他のボルト32を通ってナット33によりこれらは一体に締結するように構成されている。
以上の構成の連結具3を長手方向に適宜複数箇所設けることにより、U字状曲げ部10の開口は閉じられて、ループを形成し、筒形状を形成する。この構成により強度の大きな胴縁5が得られるようになっている。
【0008】
縦線材1の下端部は、この実施形態ではカギ型曲げ部11になっており、該カギ型曲げ部11に2本の横線材2を配設して強度の向上を図っている。
【0009】
上記構成のフエンスパネルAは適宜の数だけ連結され、図4に示すように支柱9に支持されてフエンスを形成するようになっている。
また、図3に示すようにU字状曲げ部10の曲げの大きさを調整して支柱9が胴縁5の内部に嵌挿可能な大きさにすれば、支柱9のスパンとフエンスパネルAの幅とを一致させる必要がなく、適宜連結したフエンスパネルAを支柱9に装着することが可能になる。
【0010】
フエンスパネルA、A’の連結は、図1乃至図3に示すように上記した連結具3と連結具4とを用いて行うことが可能である。
図1に示すように、胴縁5、5’においてフエンスパネルAとフエンスパネルA’は連結具3により連結されている。即ちコの字状金具31はU字状曲げ部10とU字状曲げ部10’を係合して連結するようになっている。
また、胴縁5、5’の下のフラットな部分は、スペーサ30が不要であるため、図3に示すようにコの字状金具31、ボルト32、ナット33及びコ型座金34からなる連結具4による縦線材1と縦線材1’とを係合するように構成されている。
【0011】
上記構成のフエンスパネルAを支柱9に取り付ける際には、図3に示すように支柱9を胴縁5内に挿入して、図4に示すように適宜の止め金具19により止めればよい。
図4から明らかなように、連結具3と連結具4を用いてフエンスパネルAどうしを連結する位置と支柱9の位置とは合致させる必要がなく、従来の筒型の胴縁を備えたフエンスパネルに比べて施工性が向上する。
【0012】
また図5に示すように、U字状曲げ部10を若干広がり目に作成し、連結具3により締結する際にU字状に締め込むように構成すれば、フエンスパネルAを重ねて保管、運搬することが可能になる効果がある。
【0013】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のフエンスパネル及びフエンスによれば、支柱のスパンに影響されないフエンスパネルの連結が行え、しかも連結作業が簡単であるため、施工性が極めて高い効果がある。また、フエンスパネルの積み重ねが可能になり、スペース効率が高く、保管、運搬効率が高くなるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す概略斜視図。
【図2】本発明の一実施形態におけるパネル連結部の正面図。
【図3】本発明の一実施形態における連結具3と連結具4の構成を示す側面図。
【図4】本発明の一実施形態のフエンスの正面図。
【図5】本発明の一実施形態のフエンスパネルAの積み重ね状態を示す説明図。
【符号の説明】
1:縦線材、2:横線材、3:連結具、4:連結具、5:胴縁、9:支柱、10:U字状曲げ部、11:カギ型曲げ部、19:止め金具、20:連結用横線材、30:スペーサ、31:コの字状金具、32:ボルト、33:ナット、34:コ型座金。

Claims (5)

  1. 線材を組み合わせて構成されたフエンスパネルにおいて、
    フエンスパネルの端部をU字状に曲げ、
    U字状の曲げ先端部とフエンスパネルの平面部分の適宜位置とを連結具で連結して胴縁部を形成した、
    ことを特徴とするフエンスパネル。
  2. 縦線材と横線材を格子状に組み合わせて構成されたフエンスパネルにおいて、
    該フエンスパネルの上下端の少なくとも一方をU字状に曲げ、
    U字状の曲げ部の先端に少なくとも2本の横線材を配置し、
    該曲げ部の先端に対応するフエンスパネルの平面部分の位置に少なくとも2本の横線材を配置し、
    前記少なくとも2本の横線材どうしを連結具で連結して胴縁部を形成した、
    ことを特徴とするフエンスパネル。
  3. 前記連結具が、
    前記2本の横線材に係止する一対の係止具と、
    該係止具間に貫挿されるスぺーサと、
    該係止具とスペーサを一体的に締結する締結具、
    とを有する請求項2に記載のフエンスパネル。
  4. 前記胴縁部が、フエンスパネルを支持する支柱の頭部を貫挿可能である、
    請求項1又は2又は3に記載のフエンスパネル。
  5. 前記胴縁部を上端側にのみ設けた前記請求項1又は2又は3又は4に記載のフエンスパネルを単一又は複数枚連結し、
    支柱頭部を前記胴縁部に貫挿するように該フエンスパネルを支柱に装着した、
    ことを特徴とするフエンス。
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