JP4107921B2 - 2種の物質の分離貯蔵・混合容器 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は2種の物質を混合できる容器に関するものであり、より詳しくは例えば粉体と液体などの2種の物質を内部の貯蔵部に分離貯蔵し、必要に応じて混合する容器に関するものである。
【0002】
該容器は製造が簡単で経済的であり、秀れた混合効果を奏するものである。また該容器は家庭、実験室、ドラッグストアーなど種々の産業分野で使用できるものである。
【0003】
【従来技術】
粉体と液体とを混合して長期間に亙って保存すると、混合物が変質してしまうことがしばしば起きる。したがって2種の物質を分離して貯蔵し、必要に応じて混合できるような容器が求められている。
【0004】
かかる要求の応じて種々の容器が既に提案されており、そのいずれもが2個の貯蔵部を具えている。しかし従来の容器はいずれも製造コストが高くて、物質を混合するのが不便であり、秀れた混合効果を奏することが難しいという問題を蔵している。
【0005】
例えばアメリカ特許第3802604号に開示された装置は物質を貯蔵調合するものであるが、貯液室と貯粉カップとカバーと剥離片とから構成されている。貯粉カップは筒状の形状であって、容器の首部内に配置されている。貯粉カップは首部上に組み付けられている。カバーは貯粉カップ上に組み付けられていて上下する。カバー内にはトロカールが一体に形成されている。さらに剥離片は容器の側壁に組み付けられていて、カバーが不意に下動するのを防止している。
【0006】
液体と粉体とを混合する必要のあるときには、剥離片をまず容器から取り除く。ついでカバーを強く押し下げてトロカールをカバーからカップに通す。すると粉体が液体中に落下する。
【0007】
この従来の物質の貯蔵・調合装置は、2種の物質が貯蔵中に完全に相互に分離されている、という点で有利である。しかし該装置の場合には、構造的に非常に複雑なので、製造コストが高いという問題がある。その他にも物質の混合が難しいという問題がある。また物質の混合に強い垂直力を必要とするので、容器が壊れることがある。
【0008】
加えて、粉体の全量が同時に液面上に落下するので粉玉が出来て、秀れた混合効果を奏し得ないという問題もある。
【0009】
アメリカ特許第5692644号に開示された容器は第1の貯蔵部と、筒状の第2の貯蔵部と、可動壁と、可動底と、駆動手段とから構成されている。第1の貯蔵部は液体を収容し、第2の貯蔵部は粉体を収容してかつ第1の貯蔵部に固定されたマウスを有している。可動壁はマウス中に配置されて、第1と第2の貯蔵部を分離している。
【0010】
第2の貯蔵部の可動底はマウスの内径と実質的に等しい外径を有している。駆動手段は第2の貯蔵部の外面と係合して、垂直方向に移動しかつ可動底を変位させるピストンと一体になっている。
【0011】
容器中の粉体と液体とを混合させるには、駆動手段が強く上方に押圧される。この際にピストンは第2の貯蔵部を通って上方に動き、粉体を押し上げる。続いてピストンが可動壁を通過して、粉体が液体中に分散する。
【0012】
この容器はアメリカ特許第3802604号の装置よりも混合結果が秀れている。しかしピストンが上昇すると、第2の貯蔵部の体積が徐々に減少し、同時に粉体は過剰な圧力に曝され、粉粒子間の応力が増加する。これにより液体中への粉体の自由な分散が阻害される。つまり、2種の物質が混合される際に、数個の粉玉が発生して、2種の物質を完全に混合させるには長時間を要する。この容器は構造的に複雑なのでその製造コストが高いという問題がある。
【0013】
さらにこの容器は、物質の混合に強い垂直力を要する、という点でアメリカ特許第3802604号と同じである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち従来の容器はいずれも、混合効果や製造コストや混合時間などの点で、問題があった。
【0015】
かかる従来技術の現状に鑑みてこの発明の目的は、2種の物質を分離状態で貯蔵し、必要に応じて効率よく混合することのできる低製造コストの容器を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明の容器は貯液室と、その下方に配置された貯粉カップと、カバーユニットと回転キャップとを有してなるものである。
【0017】
カバーユニットは貯液室にしっかりと組み付けられており、上部に蓋板を具えている。回転キャップは駆動されて貯粉カップを上方に移動させる。貯粉カップそれ自身が回転キャップの回転により上昇する。この際蓋板はカバーユニットから取り除かれ、貯粉カップが貯液室内に位置される。
【0018】
より詳しくはこの発明の容器の筒状の貯液室の上端には吐出口が、また下端には下開口部が形成されており、該開口部を画定する側壁の周りには錠止リングが形成されている。可動貯粉カップの下部外面には少なくとも1個の突起が設けられている。カバーユニットの上部には蓋板が設けられていて貯液室を貯粉カップから分離している。環状の側壁の外径は貯液室の内径と等しく、該側壁は貯液室の下開口部に嵌合される。
【0019】
カバーユニットの脚は側壁の下端から下方に延在しており、そのスリットは貯粉カップの突起と係合する。回転キャップの内面上部には環状溝が形成されていて、貯液室の錠止リングと係合する。同じく内面下部には螺旋溝が形成されていて、貯粉カップの突起と係合する。突起はカバーユニットのスリットに挿入される。
【0020】
蓋板をカバーユニットから取り除くことにより、貯粉カップは、貯液室の下側の第1の位置から貯粉カップ内に位置する第2の位置へと、垂直に変位される。かかる変位は回転キャップの回転により行われる。つまり回転キャップが回転されると、突起が回転キャップの螺旋溝に係合することにより、貯粉カップは上昇する。
【0021】
このとき、突起の回転は貯液室内に嵌合したカバーユニットのスリットにより阻止されるので、貯粉カップは垂直に動かされる。上昇した貯粉カップの上端と接触すると、蓋板はカバーユニットから取り除かれる。その後貯粉カップの粉体は貯液室内の液体と混合される。
【0022】
貯粉カップの上端に沿って鋸刃を形成するのが望ましく、これにより蓋板はカバーユニットから円滑に取り除かれる。加えて支柱を貯粉カップ内で底から直立状に設けてやることにより、カバーユニットから取り除かれた蓋板が貯粉カップを覆うのを阻止できる。
【0023】
【実施例】
図1、2に示すこの発明の容器の一実施例において、該容器は貯液室10と貯粉カップ20と貯粉カップ20を覆うためのカバーユニット30および貯粉カップ20動かすための回転キャップ40とを含んでなるものである。これらの構成要素は全て射出成形されたポリエチレンなどの合成樹脂から形成されている。
【0024】
貯液室10は筒状であって、上下端において開口しており、下端においては下開口部12を有している。この開口部を画定する側壁の外面の周りには錠止リング13が形成されている。この場合10の上端には混合物の吐出口11が形成されている。図3に示すように、この吐出口11には押圧機構Pが具えられていて、貯留物質を吐出するポンプ(図示せず)を操作する。
【0025】
貯粉カップ20は普通のカップ形状であって、その上端は開口しており、下部外面には少なくとも1個の突起21が形成されている。この場合貯粉カップ20は、その外径がカバーユニット30の側壁32の内径と同じまたは若干小さいように、構成されている。さらに貯粉カップ20がカバーユニット30により覆われたときに、貯粉カップ20の突起21がカバーユニット30のスリット35から突出するようになっている。
【0026】
貯粉カップ20はカバーユニット30の側壁32に嵌合して、スリット5の長さの範囲で可動になっている。好ましくは貯粉カップ20の上端には鋸刃22が形成されており、これにより蓋板31は3カバーユニット30から円滑に取り除くことができる。加えて、貯粉カップ20中には底部から直立して支柱23が設けられていて、これによりカバーユニット30から取り除かれた蓋板31が貯粉カップ20を覆うのを防止している。
【0027】
カバーユニット30は蓋板31、側壁32および脚34を有している。蓋板31はカバーユニット30の上端に取外し可能に取り付けられており、脚34は側壁32のフランジ33から下方に突出しかつスリット35を有している。
【0028】
側壁32は環状の形を有しており、その外径は貯液室10の下開口部12の内径と等しく設定されている。したがって、カバーユニット30の側壁32を貯液室10の下開口部12に挿入すると、カバーユニット30が貯液室10に嵌合する。
【0029】
かくしてカバーユニット30が貯液室10に嵌合すると、蓋板31は貯液室10と貯粉カップ20とを分離する状態となる。好ましくは蓋板31の周面に折目36を形成して、その側壁32からの離脱を容易とする。
【0030】
回転キャップ40は貯粉カップ20とそれを覆うカバーユニット30とを収受するように構成されており、さらに環状溝41と螺旋溝42とを具えている。環状溝41は回転キャップ40の内面の上部に形成されており、貯液室10の錠止リング13と係合する。つまり回転キャップ40が回転可能に貯液室10の下端に連結される。螺旋溝42は回転キャップ40内面の下部に形成されて、貯粉カップ20の突起21と係合する。この突起21はカバーユニット30のスリット35に挿入される。
【0031】
以上の構成要素の組立てはつぎの手順で行われる。まずカバーユニット30の側壁32を貯液室10の下開口部12に挿入して、カバーユニット30を貯液室10に組み付ける。カバーユニット30がフランジ33で止まったら、カバーユニット30の脚34が下開口部12の外に露出する。
【0032】
ついで貯粉カップ20の上端をカバーユニット30に嵌合する。突起21が脚34のスリット35に挿入されると、貯粉カップ20の上端をカバーユニット30内の嵌合させることができる。
【0033】
最後に回転キャップ40が押し上げられて、スリット35から突出する突起が回転キャップ40の螺旋溝42に係合する。このとき環状溝41は貯液室10の錠止リングと係合して、全体が図3に示す状態となる。
【0034】
図3に示すような構造の容器は以下のように作用する。粉体と液体とを分離貯蔵するためには、容器は図3に示す状態、つまり貯粉カップ20は貯液室10の下側に位置している。
【0035】
反対に両者を混合する必要のあるときには、回転キャップ40が所定の方向に回転される。このとき所定の回転力が生じる。この回転力により、貯粉カップ20の突起21が回転キャップ40の螺旋溝42から除かれた後で、貯粉カップ20は動くことが出来る。
【0036】
突起21の動きはスリット35により制約されるので、貯粉カップ20は垂直に動く。貯粉カップ20が上方に動くと、その上端が蓋板31の折り目36に接触するようになる。すると蓋板31はカバーユニット30から取り外される。
【0037】
貯粉カップ20は、その突起21がスリット35の上端に達するまで、上方への動きを続ける。かくして貯粉カップ20が上方に動くと、貯粉カップ20それ自身が貯液室10内に収受される。これにより粉体が液体中に分散されてついで混合する。
【0038】
図4に示すのは2種の物質を混合する際のこの発明の容器である。貯粉カップ20は鋸刃22を具えていて、これにより蓋板31をカバーユニット30から円滑に取り除く。また支柱23をも具えていて、カバーユニット30から取り除かれた蓋板31が貯粉カップ20を覆うのを防止している。
【0039】
上記したように、この発明の容器は貯粉カップを具えていて、その貯粉カップは、上方に動いて貯液室内に位置する間に蓋板を取り除くように、構成されている。
【0040】
したがってこの発明の容器を使用すると、粉体は液体中に自然に分散されて混合する。これにより、粉体を加圧するために押圧する従来の容器に比べて、秀れた混合効果を奏するのである。
【0041】
この発明は以上の実施例に限定されるものではなく種々の変更が可能である。
【0042】
【発明の効果】
この発明の容器にあっては、貯粉カップの動きが貯液室に回転可能に連結されている回転キャップの回転により引き起こされる。したがってこの発明の容器は、物質を混合するために強い押圧力を要する従来の容器に比べて、遥かに秀れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の容器の一実施例を分解状態で示す断面側面図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】同じく組立て状態で示す一部断面側面図である。
【図4】同じく2種の物質が混合した状態で示す一部断面側面図である。
【符号の説明】
10:貯液室
13:錠止リング
20:貯粉カップ
30:カバーユニット
31:蓋板
35:スリット
40:回転キャップ
P :押圧機構
【産業上の利用分野】
この発明は2種の物質を混合できる容器に関するものであり、より詳しくは例えば粉体と液体などの2種の物質を内部の貯蔵部に分離貯蔵し、必要に応じて混合する容器に関するものである。
【0002】
該容器は製造が簡単で経済的であり、秀れた混合効果を奏するものである。また該容器は家庭、実験室、ドラッグストアーなど種々の産業分野で使用できるものである。
【0003】
【従来技術】
粉体と液体とを混合して長期間に亙って保存すると、混合物が変質してしまうことがしばしば起きる。したがって2種の物質を分離して貯蔵し、必要に応じて混合できるような容器が求められている。
【0004】
かかる要求の応じて種々の容器が既に提案されており、そのいずれもが2個の貯蔵部を具えている。しかし従来の容器はいずれも製造コストが高くて、物質を混合するのが不便であり、秀れた混合効果を奏することが難しいという問題を蔵している。
【0005】
例えばアメリカ特許第3802604号に開示された装置は物質を貯蔵調合するものであるが、貯液室と貯粉カップとカバーと剥離片とから構成されている。貯粉カップは筒状の形状であって、容器の首部内に配置されている。貯粉カップは首部上に組み付けられている。カバーは貯粉カップ上に組み付けられていて上下する。カバー内にはトロカールが一体に形成されている。さらに剥離片は容器の側壁に組み付けられていて、カバーが不意に下動するのを防止している。
【0006】
液体と粉体とを混合する必要のあるときには、剥離片をまず容器から取り除く。ついでカバーを強く押し下げてトロカールをカバーからカップに通す。すると粉体が液体中に落下する。
【0007】
この従来の物質の貯蔵・調合装置は、2種の物質が貯蔵中に完全に相互に分離されている、という点で有利である。しかし該装置の場合には、構造的に非常に複雑なので、製造コストが高いという問題がある。その他にも物質の混合が難しいという問題がある。また物質の混合に強い垂直力を必要とするので、容器が壊れることがある。
【0008】
加えて、粉体の全量が同時に液面上に落下するので粉玉が出来て、秀れた混合効果を奏し得ないという問題もある。
【0009】
アメリカ特許第5692644号に開示された容器は第1の貯蔵部と、筒状の第2の貯蔵部と、可動壁と、可動底と、駆動手段とから構成されている。第1の貯蔵部は液体を収容し、第2の貯蔵部は粉体を収容してかつ第1の貯蔵部に固定されたマウスを有している。可動壁はマウス中に配置されて、第1と第2の貯蔵部を分離している。
【0010】
第2の貯蔵部の可動底はマウスの内径と実質的に等しい外径を有している。駆動手段は第2の貯蔵部の外面と係合して、垂直方向に移動しかつ可動底を変位させるピストンと一体になっている。
【0011】
容器中の粉体と液体とを混合させるには、駆動手段が強く上方に押圧される。この際にピストンは第2の貯蔵部を通って上方に動き、粉体を押し上げる。続いてピストンが可動壁を通過して、粉体が液体中に分散する。
【0012】
この容器はアメリカ特許第3802604号の装置よりも混合結果が秀れている。しかしピストンが上昇すると、第2の貯蔵部の体積が徐々に減少し、同時に粉体は過剰な圧力に曝され、粉粒子間の応力が増加する。これにより液体中への粉体の自由な分散が阻害される。つまり、2種の物質が混合される際に、数個の粉玉が発生して、2種の物質を完全に混合させるには長時間を要する。この容器は構造的に複雑なのでその製造コストが高いという問題がある。
【0013】
さらにこの容器は、物質の混合に強い垂直力を要する、という点でアメリカ特許第3802604号と同じである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
すなわち従来の容器はいずれも、混合効果や製造コストや混合時間などの点で、問題があった。
【0015】
かかる従来技術の現状に鑑みてこの発明の目的は、2種の物質を分離状態で貯蔵し、必要に応じて効率よく混合することのできる低製造コストの容器を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
この発明の容器は貯液室と、その下方に配置された貯粉カップと、カバーユニットと回転キャップとを有してなるものである。
【0017】
カバーユニットは貯液室にしっかりと組み付けられており、上部に蓋板を具えている。回転キャップは駆動されて貯粉カップを上方に移動させる。貯粉カップそれ自身が回転キャップの回転により上昇する。この際蓋板はカバーユニットから取り除かれ、貯粉カップが貯液室内に位置される。
【0018】
より詳しくはこの発明の容器の筒状の貯液室の上端には吐出口が、また下端には下開口部が形成されており、該開口部を画定する側壁の周りには錠止リングが形成されている。可動貯粉カップの下部外面には少なくとも1個の突起が設けられている。カバーユニットの上部には蓋板が設けられていて貯液室を貯粉カップから分離している。環状の側壁の外径は貯液室の内径と等しく、該側壁は貯液室の下開口部に嵌合される。
【0019】
カバーユニットの脚は側壁の下端から下方に延在しており、そのスリットは貯粉カップの突起と係合する。回転キャップの内面上部には環状溝が形成されていて、貯液室の錠止リングと係合する。同じく内面下部には螺旋溝が形成されていて、貯粉カップの突起と係合する。突起はカバーユニットのスリットに挿入される。
【0020】
蓋板をカバーユニットから取り除くことにより、貯粉カップは、貯液室の下側の第1の位置から貯粉カップ内に位置する第2の位置へと、垂直に変位される。かかる変位は回転キャップの回転により行われる。つまり回転キャップが回転されると、突起が回転キャップの螺旋溝に係合することにより、貯粉カップは上昇する。
【0021】
このとき、突起の回転は貯液室内に嵌合したカバーユニットのスリットにより阻止されるので、貯粉カップは垂直に動かされる。上昇した貯粉カップの上端と接触すると、蓋板はカバーユニットから取り除かれる。その後貯粉カップの粉体は貯液室内の液体と混合される。
【0022】
貯粉カップの上端に沿って鋸刃を形成するのが望ましく、これにより蓋板はカバーユニットから円滑に取り除かれる。加えて支柱を貯粉カップ内で底から直立状に設けてやることにより、カバーユニットから取り除かれた蓋板が貯粉カップを覆うのを阻止できる。
【0023】
【実施例】
図1、2に示すこの発明の容器の一実施例において、該容器は貯液室10と貯粉カップ20と貯粉カップ20を覆うためのカバーユニット30および貯粉カップ20動かすための回転キャップ40とを含んでなるものである。これらの構成要素は全て射出成形されたポリエチレンなどの合成樹脂から形成されている。
【0024】
貯液室10は筒状であって、上下端において開口しており、下端においては下開口部12を有している。この開口部を画定する側壁の外面の周りには錠止リング13が形成されている。この場合10の上端には混合物の吐出口11が形成されている。図3に示すように、この吐出口11には押圧機構Pが具えられていて、貯留物質を吐出するポンプ(図示せず)を操作する。
【0025】
貯粉カップ20は普通のカップ形状であって、その上端は開口しており、下部外面には少なくとも1個の突起21が形成されている。この場合貯粉カップ20は、その外径がカバーユニット30の側壁32の内径と同じまたは若干小さいように、構成されている。さらに貯粉カップ20がカバーユニット30により覆われたときに、貯粉カップ20の突起21がカバーユニット30のスリット35から突出するようになっている。
【0026】
貯粉カップ20はカバーユニット30の側壁32に嵌合して、スリット5の長さの範囲で可動になっている。好ましくは貯粉カップ20の上端には鋸刃22が形成されており、これにより蓋板31は3カバーユニット30から円滑に取り除くことができる。加えて、貯粉カップ20中には底部から直立して支柱23が設けられていて、これによりカバーユニット30から取り除かれた蓋板31が貯粉カップ20を覆うのを防止している。
【0027】
カバーユニット30は蓋板31、側壁32および脚34を有している。蓋板31はカバーユニット30の上端に取外し可能に取り付けられており、脚34は側壁32のフランジ33から下方に突出しかつスリット35を有している。
【0028】
側壁32は環状の形を有しており、その外径は貯液室10の下開口部12の内径と等しく設定されている。したがって、カバーユニット30の側壁32を貯液室10の下開口部12に挿入すると、カバーユニット30が貯液室10に嵌合する。
【0029】
かくしてカバーユニット30が貯液室10に嵌合すると、蓋板31は貯液室10と貯粉カップ20とを分離する状態となる。好ましくは蓋板31の周面に折目36を形成して、その側壁32からの離脱を容易とする。
【0030】
回転キャップ40は貯粉カップ20とそれを覆うカバーユニット30とを収受するように構成されており、さらに環状溝41と螺旋溝42とを具えている。環状溝41は回転キャップ40の内面の上部に形成されており、貯液室10の錠止リング13と係合する。つまり回転キャップ40が回転可能に貯液室10の下端に連結される。螺旋溝42は回転キャップ40内面の下部に形成されて、貯粉カップ20の突起21と係合する。この突起21はカバーユニット30のスリット35に挿入される。
【0031】
以上の構成要素の組立てはつぎの手順で行われる。まずカバーユニット30の側壁32を貯液室10の下開口部12に挿入して、カバーユニット30を貯液室10に組み付ける。カバーユニット30がフランジ33で止まったら、カバーユニット30の脚34が下開口部12の外に露出する。
【0032】
ついで貯粉カップ20の上端をカバーユニット30に嵌合する。突起21が脚34のスリット35に挿入されると、貯粉カップ20の上端をカバーユニット30内の嵌合させることができる。
【0033】
最後に回転キャップ40が押し上げられて、スリット35から突出する突起が回転キャップ40の螺旋溝42に係合する。このとき環状溝41は貯液室10の錠止リングと係合して、全体が図3に示す状態となる。
【0034】
図3に示すような構造の容器は以下のように作用する。粉体と液体とを分離貯蔵するためには、容器は図3に示す状態、つまり貯粉カップ20は貯液室10の下側に位置している。
【0035】
反対に両者を混合する必要のあるときには、回転キャップ40が所定の方向に回転される。このとき所定の回転力が生じる。この回転力により、貯粉カップ20の突起21が回転キャップ40の螺旋溝42から除かれた後で、貯粉カップ20は動くことが出来る。
【0036】
突起21の動きはスリット35により制約されるので、貯粉カップ20は垂直に動く。貯粉カップ20が上方に動くと、その上端が蓋板31の折り目36に接触するようになる。すると蓋板31はカバーユニット30から取り外される。
【0037】
貯粉カップ20は、その突起21がスリット35の上端に達するまで、上方への動きを続ける。かくして貯粉カップ20が上方に動くと、貯粉カップ20それ自身が貯液室10内に収受される。これにより粉体が液体中に分散されてついで混合する。
【0038】
図4に示すのは2種の物質を混合する際のこの発明の容器である。貯粉カップ20は鋸刃22を具えていて、これにより蓋板31をカバーユニット30から円滑に取り除く。また支柱23をも具えていて、カバーユニット30から取り除かれた蓋板31が貯粉カップ20を覆うのを防止している。
【0039】
上記したように、この発明の容器は貯粉カップを具えていて、その貯粉カップは、上方に動いて貯液室内に位置する間に蓋板を取り除くように、構成されている。
【0040】
したがってこの発明の容器を使用すると、粉体は液体中に自然に分散されて混合する。これにより、粉体を加圧するために押圧する従来の容器に比べて、秀れた混合効果を奏するのである。
【0041】
この発明は以上の実施例に限定されるものではなく種々の変更が可能である。
【0042】
【発明の効果】
この発明の容器にあっては、貯粉カップの動きが貯液室に回転可能に連結されている回転キャップの回転により引き起こされる。したがってこの発明の容器は、物質を混合するために強い押圧力を要する従来の容器に比べて、遥かに秀れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の容器の一実施例を分解状態で示す断面側面図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】同じく組立て状態で示す一部断面側面図である。
【図4】同じく2種の物質が混合した状態で示す一部断面側面図である。
【符号の説明】
10:貯液室
13:錠止リング
20:貯粉カップ
30:カバーユニット
31:蓋板
35:スリット
40:回転キャップ
P :押圧機構
Claims (2)
- 筒状の貯液室と可動貯粉カップとカバーユニットと回転キャップとを有してなり、貯液室はその上端に吐出口をまた下端には下開口部を有しており、該開口部を画定する側壁の外面の周りには錠止リングが形成されており、貯粉カップは外面の下部に少なくとも1個の突起を有しており、カバーユニットの頂部には蓋板が形成されていて貯液室を貯粉カップから分離しており、カバーユニットの環状側壁は貯液室の内径と同じ外径を有していて貯液室の下開口部に嵌合し、カバーユニットの下端からは脚が延在してかつ貯粉カップの突起と係合するためのスリットを有しており、回転キャップ内面の上部には環状溝が形成されていて貯液室の錠止リングと係合し、回転キャップ内面下部には螺旋溝が形成されていて貯粉カップの突起と係合し、上記の突起はカバーユニットのスリットに挿入されており、カバーユニットに嵌合した貯粉カップは上方に動いて、回転キャップの回転により蓋板がカバーユニットから除かれ、貯液室内の液体が貯粉カップ内の粉体と混合されることを特徴とする容器。
- 貯粉カップが上端に沿って鋸刃を有していて、カバーユニットからの蓋板の取除きを円滑にすることを特徴とする請求項1に記載の容器。
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