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JP4101749B2 - 溶接可能な高強度Al−Mg−Si合金 - Google Patents

溶接可能な高強度Al−Mg−Si合金 Download PDF

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JP4101749B2 JP2003515694A JP2003515694A JP4101749B2 JP 4101749 B2 JP4101749 B2 JP 4101749B2 JP 2003515694 A JP2003515694 A JP 2003515694A JP 2003515694 A JP2003515694 A JP 2003515694A JP 4101749 B2 JP4101749 B2 JP 4101749B2
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Description

本発明は、航空機、自動車及び他の用途に使用するのに適当なアルミニウム合金、及びこのような合金を製造する方法に関する。更に特定的には、本発明は改良された耐腐食性、成形性、破壊靭性及び増加した強度特性を包含する高い耐損傷特性を有する特に航空機用途に有用な改良された溶接可能なアルミニウム製品に関する。
航空機胴体、車両部材及び他の用途の如き相対的に高い強度を伴う多数の用途において熱処理可能なアルミニウム合金を使用することは当該技術分野で知られている。アルミニウム合金6061及び6063は周知の熱処理可能なアルミニウム合金である。これらの合金はT4及びT6焼き戻し(T4 and T6 tempers)の両方において有用な強度及び靭性を有する。知られているとおり、T4条件は実質的に安定な性質のレベルに自然に時効される(aged)溶体化処理(solution heat treated)及び急冷される(quenched)条件を指し、これに対してT6焼き戻しは人工的に時効させること(artificially ageing)により生じるより強い条件を指す。しかしながら、これらの既知の合金は最も構造的な航空機用途のための十分な強度を欠いている。いくつかの他のアルミニウム工業会(Aluminium Association)(“AA”)6000シリーズ合金は、異なるタイプの構造には異なる組の性質を要求する市販の航空機の設計には一般に不適当である。特定の航空機部品の設計基準に依存して、強度、破壊靭性及び耐疲労性の改良は航空機の耐用期間にわたる燃料経済性に転換される重量節約及び/又はより高いレベルの安全性をもたらす。これらの要求を適えるために、いくつかの6000シリーズ合金が開発された。
特許文献1は重量百分率で下記の合金化元素:
Si 0.9〜1.3、好ましくは1.0〜1.15
Mg 0.7〜1.1、好ましくは0.8〜1.0
Cu 0.3〜1.1、好ましくは0.8〜1.0
Mn 0.5〜0.7
Zr 0.07〜0.2、好ましくは0.08〜0.12
Fe <0.30
Zn 0.1〜0.7、好ましくは0.3〜0.6
残りはアルミニウム及び不可避的の不純物(各々<0.05、総計<0.15)
からなる合金の押出又は鍛造製品に関する。
この製品は非再結晶化微細構造(non−recrystallized microstructure)を有する。この合金はAA名称6056の下に登録されている。
この既知のAA6056合金はT6焼き戻し条件(T6 temper condition)において粒間腐食(intercrystalline corrosion)を受けやすい。この問題を克服するために、特許文献2は重量百分率で下記の組成:
Si 0.7〜1.3
Mg 0.6〜1.1
Cu 0.5〜1.1
Mn 0.3〜0.8
Zr <0.20
Fe <0.30
Zn <1
Ag <1
Cr <0.25
他の元素<0.05、総計<0.15
残りはアルミニウム
を有する圧延又は押出製品の製造方法を提供し、そしてそれにより製品は過時効焼き戻し条件(over−aged temper condition)において生じる。しかしながら、過時効は航空宇宙産業部品の製造者の末端において時間及びお金のかかる加工時間を必要とする。改良された耐粒間腐食性を得るために、アルミニウム合金においてMg/Si比が1より小さいことがこの方法にとって必須である。
特許文献3は、重量百分率で下記の組成:
Si 0.4〜1.2、好ましくは0.6〜1.0
Mg 0.5〜1.3、好ましくは0.7〜1.2
Cu 0.6〜1.1
Mn 0.1〜1.0、好ましくは0.2〜0.8
Fe <0.6
Cr <0.10
Ti <0.10
残りはアルミニウム及び不可避的な不純物
を有する、以後AA名称6013の下に登録された、例えば、自動車及び航空宇宙産業構造物のためのアルミニウム鍛錬合金製品を開示している。
このアルミニウム合金は[Si+0.1]<Mg<[Si+0.4]という必須の条件を有し、そしてこの合金の固相線温度(solidus temperature)に近い549〜582℃の範囲の温度で溶体化処理された。この特許を説明する実施例では、Mg/Si比は常に1より大きい。
特許文献4はアルミニウム合金製品を製造する方法を開示している。この製品は重量百分率で:
Si 0.6〜1.4、好ましくは0.7〜1.0、
Fe <0.5、好ましくは<0.3、
Cu <0.6、好ましくは<0.5、
Mg 0.6〜1.4、好ましくは0.8〜1.1、
Zn 0.4〜1.4、好ましくは0.5〜0.8、
下記の群:Mn 0.2〜0.8、好ましくは0.3〜0.5
Cr 0.05〜0.3、好ましくは0.1〜0.2
から選ばれる少なくとも1種の元素、
残りはアルミニウム及び不可避的な不純物、
の組成を有する。
この開示されたアルミニウム合金は既知の高い銅含有6013合金に替わるものを与え、それにより、低レベルの銅が合金中に存在しそして亜鉛レベルは0.4重量%以上に増加しており、そして好ましくは0.5〜0.8重量%の範囲にある。銅の損失を補償するのにより高い亜鉛含有率が必要である。
これらの参考文献にもかかわらず、強度、破壊靭性及び耐腐食性の改良された釣り合いを有する改良されたアルミニウムベース合金製品に対する大きな要求が依然としてある。
ヨーロッパ特許第0173632号明細書 米国特許第5,858,134号明細書 米国特許第4,589,932号明細書 米国特許第5,888,320号明細書
本発明の目的は、降伏強度及び破壊靭性の改良された釣り合いを有する溶接可能な6000シリーズアルミニウム合金鍛錬製品(aluminium alloy wrought product)を提供することである。
本発明の他の目的は、同じ形態及び焼き戻しにおける標準AA6013合金製品に少なくとも等しいか又はそれより良好な耐腐食性、特に耐粒間腐食性を有すると共に、降伏強度及び破壊靭性の改良された釣り合いを有する溶接可能な6000シリーズアルミニウム合金鍛錬製品を提供することである。
本発明の他の目的は、同じ形態及び焼き戻しにおける標準AA6013合金製品に少なくとも等しいか又はそれより良好な耐腐食性、特に耐粒間腐食性を有すると共に、降伏強度及び破壊靭性の改良された釣り合いを有する溶接可能な6000シリーズアルミニウム合金圧延製品を提供することである。
本発明に従えば、重量百分率で下記の元素、Si 0.8〜1.3、Cu 0.2〜1.0、Mn 0.5〜1.1、Mg 0.45〜1.0、好ましくはミッシュメタルの形態で加えられたCe 0.01〜0.25、Fe 0.01〜0.3、Zr<0.25、Cr<0.25、Zn<1.4、Ti<0.25、V<0.25、他の各々<0.05、総計<0.15、残りはアルミニウムを含有する圧延、押出又は鍛造された形態にあることができる溶接可能な高強度アルミニウム合金鍛錬製品が提供される。
本発明により、我々は、強度、破壊靭性及び耐腐食性、特に耐粒間腐食性において改良された釣り合いを有する好ましくは圧延製品の形態にある改良された溶接可能なAA6000シリーズアルミニウム合金鍛錬製品を提供することができる。本発明に従う合金製品によって、我々は同じ形態及び焼き戻しにおいて試験される場合に標準AA6013合金及び/又はAA6056合金と比較して、改良された粒間腐食性能と組合わさった340MPa又はそれより大きい降伏強度及び355MPa又はそれより大きい極限引張強度を有する好ましくは圧延製品の形態にある鍛錬製品(wrought product)を提供することができる。この合金製品は例えば、レーザービーム溶接、摩擦撹拌溶接及びTIG溶接のような技術を使用して都合よく溶接することができる。
製品は、T4焼き戻しにおいて良好な成形性を有する改良された合金製品を生じるように自然に時効させるか又は良好な耐腐食性と共に高い強度及び破壊靭性を有する改良された合金を生成するようにT6焼き戻しに人工的に時効させることができる。製品を過時効焼き戻しする必要なしに、しかしCe、Cu、Mg、Si及びMn含有率の狭い範囲の注意深い選択により、強度、破壊靭性及び腐食性能の良好な釣り合いが得られる。
本発明の溶接可能なアルミニウム合金の高い成形性、改良された破壊靭性、高い強度及び良好な耐腐食性の釣り合いは、特に下記するとおりより詳細に特定の限界内に緊密に制御される化学的組成に依存する。すべての組成百分率は重量百分率である。
マグネシウムと組み合わせて合金の強度を最適化するためのケイ素含有率の好ましい範囲は1.0〜1.15%である。あまりにも高いSi含有率はT6焼き戻しにおける伸び及び合金の腐食性能に不利な影響を有する。
ケイ素と組合わせたマグネシウムは、合金に強度を与える。マグネシウムの好ましい範囲は0.6〜0.85%、更に好ましくは0.6〜0.75%である。少なくとも0.45%マグネシウムが十分な強度を与えるのに必要であるが、1.0%の過剰の量は高いT6強度を与えるのに十分な時効硬化析出を得るのに十分な溶質を溶解することを困難にする。
銅は合金に強度を加えるための重要な元素である。しかしながら、Mgと組み合わせたあまりにも高い銅レベルは、合金の腐食性能及び溶接性に不利な影響を有する。用途に依存して、好ましい銅含有率は、強度、破壊靭性、成形性及び腐食性能の妥協として0.25〜0.5%の範囲にある。この範囲では、合金製品はIGCに対する良好な抵抗を有することが見いだされた。他の態様では、好ましい銅含有率は、合金製品のより高い強度レベル及び改良された溶接性をもたらす0.5〜1.0%の範囲にある。
マンガンの好ましい範囲は0.6〜0.8%、更に好ましくは0.65〜0.78%である。Mnは合金を再結晶させることができる操作期間中粒度制御に寄与するか又は粒度制御を助け、そして強度及び破壊靭性を増加させるのに寄与する。
本発明に従う非常に重要な合金化元素は0.01〜0.25%の範囲、好ましくは0.01〜0.15%の範囲のCeの添加である。本発明に従えば、セリウムの添加は、特にKahn引き裂き試験により測定するとき合金製品の破壊靭性の顕著な改良をもたらし、それにより破壊靭性と耐強度(proof strength)との関係を改良し、そして特に航空機外皮材料としての合金製品の用途の可能性を増加させることが見いだされた。セリウム添加は好ましくはミッシュメタル(Misch Metal)(“MM”)(セリウム50〜60%を有する希土類)の形態での添加によりなされうる。大抵はMMの形態にあるセリウムの添加は、流動性を増加させそしてアルミニウム−ケイ素鋳造合金におけるダイ粘着性(die sticking)を減少させることが当該技術分野で知られている。0.7%より多くの鉄を含有するアルミニウム鋳造合金において、針状FeAlを非針状化合物に転換することが報告される。
本発明に従う合金における亜鉛含有率は1.4%より少なくするべきである。亜鉛の添加はアルミニウム合金製品の強度を増加させることができることがUS5,888,320に報告されているが、あまりにも高い亜鉛含有率は製品の粒間腐食性能の不利な効果を有することも見いだされた。更に、亜鉛の添加は航空宇宙産業用途のために合金が適用される場合に、特に不利な望ましくないより高い密度を有する合金製品を生成する傾向がある。本発明に従う合金製品における亜鉛の好ましいレベルは0.4%より小さく、更に好ましくは0.25%より小さい。
鉄は合金製品の成形性及び破壊靭性に対する強い影響を有する元素である。鉄含有率は0.01〜0.3%、好ましくは0.01〜0.25%、更に好ましくは0.01〜0.2%の範囲にあるべきである。
チタンは圧延インゴットの凝固期間中結晶微細化剤として重要な元素でありそして好ましくは0.25%より少なくするべきである。本発明に従えば、特に粒間腐食に対する腐食性能は0.06〜0.20%、好ましくは0.07〜0.16%の範囲内のTi含有率を有することにより顕著に改良されうる。Tiは部分的に又は全体的にバナジウムにより置き換えることができることが見いだされた。
ジルコニウム及びクロムは各々0.25%未満の量で合金に加えて合金製品の再結晶挙動を改良することができる。あまりにも高すぎるレベルでは、存在するCrは合金製品中のMgと共に望ましくない大きな粒子を形成することがある。
残りはアルミニウム及び不可避的な不純物である。典型的には、各不純物元素は各々最大0.05%で存在しそして不純物の総計は最大0.15%である。
合金圧延製品が、T4又はT6焼き戻しにおいて粒子の80%又はそれより多く、好ましくは90%又はそれより多くが再結晶されることを意味する、再結晶された微細構造を有する場合に、最善の結果が達成される。
本発明に従う製品は好ましくは、合金が1〜20時間の期間150〜210℃の温度に暴露することを含む時効サイクルにおいてT6焼き戻しに時効されており、それにより340MPa又はそれより高い、好ましくは350MPa又はそれより高い降伏強度及び355MPa又はそれより高い、好ましくは365MPa又はそれより高い極限引張強度を有するアルミニウム合金製品を製造することを特徴とする。
更に、本発明に従う製品は、好ましくは、合金が1〜20時間の期間150〜210℃の温度に暴露することを含む時効サイクルにおいてT6焼き戻しに時効されており、それにより200μm未満の深さ、好ましくは180μm未満の深さまでに存在するMIL−H−6088に従う試験の後の粒間腐食を有するアルミニウム合金製品を製造することを特徴とする。
ある態様では、本発明はまた本発明の製品が少なくとも1つのクラッドを備えることができることに存する。このようなクラッド製品は本発明のアルミニウムベース合金製品のコア及び特にコアを腐食から保護する通常より高い純度のクラッドを利用する。クラッドは本質的に非合金アルミニウム又はすべての他の元素0.1%又は1%より多くを含まないアルミニウムを包含するが、それらに限定はされない。本明細書で1xxx型シリーズと呼ばれるアルミニウム合金は、1000型、1100型、1200型及び1300型のサブクラスを包含するすべてのアルミニウム工業会(AA)合金を包含する。かくして、コア上のクラッドは1060、1045、1100、1200、1230、1135、1235、1435、1145、1345、1250、1350、1170、1175、1180、1185、1285、1188又は1199の如き種々のアルミニウム工業会合金から選ぶことができる。更に、例えば、亜鉛(0.8〜1.3%)を含有する7072の如きAA7000シリーズ合金の合金はクラッドとして役立つことができ、そして典型的には1%より多くの合金化添加物を含有する6003又は6253の如きAA6000シリーズ合金の合金はクラッドとして役立つことができる。他の合金も、それらがコア合金に対する特に十分な全体の腐食保護を与える限り、クラッドとして有用であることができる。更にAA4000シリーズ合金のクラッドはクラッドとして役立つことができる。AA4000シリーズ合金は主合金化元素として典型的には6〜14%の範囲のケイ素を有する。この態様では、クラッド層は、例えば、レーザービーム溶接による溶接操作における溶接充填剤材料を与え、それにより溶接操作において追加の充填剤ワイヤ材料の使用の必要性を克服する。この態様では、ケイ素含有率は好ましくは10〜12%の範囲にある。
クラッド層(1つ又は複数)は通常コアよりもはるかに薄く、各々は全複合体厚さの2〜15もしくは20%又は場合により25%を構成する。クラッド層は更に典型的には全複合体厚さの約2〜12%を構成する。
好ましい態様では、本発明に従う合金製品は、その一側にAA1000シリーズのクラッドを備えそしてその他方の側にAA4000シリーズのクラッドを備えている。この態様では、腐食保護及び溶接能力が組合わさっている。この態様では、製品は、例えば予め曲げられたパネルのために都合良く使用することができる。非対称性サンドイッチ製品(1000シリーズ合金+コア+4000シリーズ合金)の圧延実施がある問題、例えばバナリング(banaring)を引き起こす場合には、下記の順々に続く層1000シリーズ合金+4000シリーズ合金+コア合金+4000シリーズ合金+1000シリーズ合金を有する対称的なサンドイッチ製品を最初に圧延し、その後1つ又はそれより多くの外側層を例えばケミカルミリングにより除去する可能性もある。
本発明は本発明に従うアルミニウム合金製品を製造する方法にもある。合金製品を製造する方法は、(a)上記した化学的組成を有するストックを用意し、(b)該ストックを予熱もしくは均一化し、(c)該ストックを好ましくは熱間圧延により熱間加工し、(d)場合により該ストックを好ましくは冷間圧延により冷間加工し、(e)該ストックを溶体化処理しそして(f)該ストックを急冷して二次相(secondary phase)の制御されていない沈殿を最小にする逐次のプロセス段階を含んでなる。しかる後、合金製品を自然に時効させて良好な成形性を有する改良された合金製品を製造することによりT4焼き戻しにおける合金製品を与えることができ、又は人口的時効によりT6焼き戻しにおける合金製品を与えることができる。人口的時効するために、製品は0.5〜30時間の期間にわたり150〜210℃の温度に暴露することを含んでなる時効サイクルに付される。
本明細書に記載のアルミニウム合金は、鋳造製品において当該技術分野で最近使用されている鋳造技術、例えば、DC鋳造、EMC鋳造、EMS鋳造により適当な鍛錬製品に製造するためのインゴット又はスラブとしてプロセス段階(a)において提供されうる。連続的鋳造、例えば、ベルト鋳造装置(belt casters)もしくはロール鋳造装置(roll casters)から得られるスラブも使用することができる。
典型的には、熱間圧延の前に、クラッド及び非クラッド製品の両方の圧延面を、インゴットの鋳造表面の付近の編析ゾーンを除去するために皮剥をする(scalped)。
鋳造インゴット又はスラブは、熱間加工の前に好ましくは圧延によって均一化することができ、及び/又はそれは予熱し、続いて直接熱間加工することができる。熱間加工前の合金の均一化及び/又は予熱は、一段階又は多段階で490〜580℃の範囲の温度で行われるべきである。いずれにせよ、鋳造されたままの材料中の合金化元素の偏析は減少しそして可溶性元素は溶解する。処理が490℃以下で行われるならば、得られる均一化効果は不十分である。温度が580℃より高ければ、共融(eutectic melting)が起こって望ましくない細孔形成をもたらすことがある。上記熱処理の好ましい時間は2〜30時間である。より長い時間は普通は不利である。均一化は通常540℃より高い温度で行われる。典型的な予熱温度は、4〜16時間の範囲の均熱時間(soaking time)で535〜560℃の範囲にある。
合金製品が冷間加工された後、好ましくは冷間圧延された後、又は製品が冷間加工されない場合には熱間加工の後、合金製品は10秒〜120分の範囲の典型的な均熱時間で溶体化効果が平衡に達するのに十分な時間、480〜590℃、好ましくは530〜570℃の範囲の温度で溶体化処理される。クラッド製品では、該クラッドにより与えられた腐食保護に不利に影響を与えるコアからクラッドへの合金化元素の拡散を防止するのにあまりにも長すぎる均熱時間に対しては十分注意を払うべきである。
溶体化処理の後、合金製品を175℃またはそれより低い温度、好ましくは室温に冷却して二次相、例えば、MgSiの制御されていない析出を防止又は最小にすることは重要である。他方、冷却速度は合金製品における十分な平坦性及び低いレベルの残留応力を許容するためにあまりにも高くするベきではない。適当な冷却速度は、水の使用、例えば、水浸漬又はウオータージェットにより達成することができる。
本発明に従う製品は航空機の構造部品として、特に航空機胴体外皮材料としての用途に極めて適していることが見いだされた。
5種類の異なる合金をインゴットにDC鋳造し、次いで皮むきし、550℃で6時間予熱し(加熱速度約30℃/h)、8mmのゲージに熱間圧延し、2.0mmの最終ゲージに冷間圧延し、550℃で15分間溶体化処理し、水で急冷し、190℃で4時間保持することによって(加熱速度約35℃/h)T6焼き戻しに時効させ、次いで室温に空気冷却した。表1は合金鋳造物の化学的組成を与え、残りは不可避的不純物及びアルミニウムであり、その際合金3は本発明に従う合金でありそして他の合金は比較用のものである。セリウム50%を有するMM0.06重量%の添加により0.03重量%のセリウムが溶融物に加えられている。
引っ張り試験は完全に再結晶した微細構造を有するT6焼き戻しにおける裸のシート材料に関して行われた。L方向の引張試験では、小さなユーロノルム(euro−norm)試験片を使用し、3つの試験片の平均結果が与えられ、その際Rpは降伏強度を表し、Rmは極限引張強度を表しそしてA50は伸びを表す。引張試験の結果は表2に列挙されている。TSは引裂強度を表しそしてASTM−B871−96に従ってL−T方向において測定された。「UPE」は単位伝播エネルギーを表しそしてASTM−B871−96に従って測定されておりそして特に亀裂成長に対する靭性の目安であり、これに対してTSは特に亀裂開始の目安である。粒間腐食(ICG)は、MIL−H−6088を特定するAIMS03−04−000において与えられた方法及びいくらかの追加の段階に従って50×60mmの2つの試験片に関して試験された。ミクロンでの最大深さが表4に報告されている。
図1は降伏強度に対するTS/Rpの比を略図で示す。
表2の結果から、本発明に従ってセリウムを添加することは強度レベル、特に合金製品の降伏強度(合金1及び3参照)の有意な増加をもたらすことがわかる。表3の結果から、セリウムを加えることは、L−T方向で試験したときの合金製品の破壊靭性の有意な増加をもたらす(合金1及び3参照)ことがわかる。セリウムの代わりにジルコニウムを合金に加える場合には破壊靭性の非常に僅かな増加しか見いだすことはできなかった。示された強度の増加は0.11%のジルコニウムの添加について予測された。合金1、2及び3は標準6056及び6013合金より幾分低い強度及び破壊靭性を有し、これは大きな程度に、試験されたアルミニウム合金の有意により低い銅含有率によるものである。TS/Rp比が降伏強度に対してプロットされるとき、少量でさえのセリウムの添加は、種々の用途、特に航空宇宙産業構造物のための望ましい性質である破壊靭性と降伏強度の釣り合いの有意な増加をもたらすことがわかる。図1参照。
表4の結果から、本発明に従うセリウムの添加は同じ焼き戻しされるがセリウム添加は別として殆ど同様な化学的組成を有するアルミニウム合金製品に比較して粒間腐食に対する性能に対する有意な影響を及ぼさないことがわかる。しかしながら、粒間腐食に対する合金3の性能は標準6056及び6013合金製品に比べて有意により良好であり、これに対して合金3は同じ焼き戻しにおいて標準6056及び6013の結果に近い降伏強度及びTS/Rp比を有する。本発明に従うアルミニウム合金製品における例えば0.1重量%へのTi含有率の増加は最大粒間腐食深さの減少をもたらすであろうと考えられる。更に、T6焼き戻し時効処理を最適化することは粒間腐食に対する改良された抵抗ももたらすであろうと考えられる。
本発明を説明してきたが、本明細書の記載の本発明の精神又は範囲から逸脱することなく多くの変更及び修正がなされうることは当業者には明らかであろう。
Figure 0004101749
Figure 0004101749
Figure 0004101749
Figure 0004101749
降伏強度に対するTS/Rpの比を略図で示す。

Claims (24)

  1. 重量百分率で下記の元素、
    Si 0.8〜1.3、
    Cu 0.2〜1.0、
    Mn 0.6〜1.1、
    Mg 0.45〜1.0
    e 0.01〜0.25、
    Fe 0.01〜0.3、
    Zr <0.25、
    Cr <0.25、
    Zn <1.4、
    Ti <0.25
    V <0.25、
    他の各々<0.05、総計<0.15、
    残りはアルミニウム、
    を含有する、溶接可能な高強度アルミニウム合金鍛錬製品。
  2. 重量百分率で下記の元素、
    Si 0.8〜1.3、
    Cu 0.2〜1.0、
    Mn 0.6〜1.1、
    Mg 0.45〜1.0、
    Ce 0.01〜0.25、
    Fe 0.01〜0.3、
    Zr <0.25、
    Cr <0.25、
    Zn <1.4、
    Ti <0.25
    V <0.25、
    他の各々<0.05、総計<0.15、
    残りはアルミニウム、
    を含有する、圧延製品の形態にある溶接可能な高強度アルミニウム合金鍛錬製品。
  3. 重量百分率で下記の元素、
    Si 0.8〜1.3、
    Cu 0.2〜1.0、
    Mn 0.6〜1.1、
    Mg 0.45〜1.0、
    ミッシュメタルとして加えられたCe 0.01〜0.25、
    Fe 0.01〜0.3、
    Zr <0.25、
    Cr <0.25、
    Zn <1.4、
    Ti <0.25
    V <0.25、
    他の各々<0.05、総計<0.15、
    残りはアルミニウム、
    を含有する、請求項1に記載の溶接可能な高強度アルミニウム合金鍛錬製品。
  4. Siレベルが1.0〜1.15%の範囲にある請求項1〜3のいずれか一項に記載の製品。
  5. Cuレベルが0.25〜0.5%の範囲にある請求項1〜4のいずれか一項に記載の製品。
  6. Cuレベルが0.5〜1.0%の範囲にある請求項1〜4のいずれか一項に記載の製品。
  7. Mnレベルが0.6〜0.8%の範囲にある請求項1〜のいずれか一項に記載の製品。
  8. Mnレベルが0.65〜0.78%の範囲にある請求項1〜6のいずれか一項に記載の製品。
  9. Mgレベルが0.6〜0.85%の範囲にある請求項1〜のいずれか一項に記載の製品。
  10. Mgレベルが0.6〜0.75%の範囲にある請求項1〜8のいずれか一項に記載の製品。
  11. Tiレベルが0.06〜0.2%の範囲にある請求項1〜10のいずれか一項に記載の製品。
  12. Tiレベルが0.07〜0.2%の範囲にある請求項1〜10のいずれか一項に記載の製品。
  13. Znレベルが0.4%未満の範囲にある請求項1〜12のいずれか一項に記載の製品。
  14. Feレベルが0.01〜0.25%の範囲にある請求項1〜13のいずれか一項に記載の製品。
  15. Feレベルが0.01〜0.2%の範囲にある請求項1〜13のいずれか一項に記載の製品。
  16. Ceレベルが0.01〜0.15%の範囲にある請求項1〜15のいずれか一項に記載の製品。
  17. 製品が80%より多くの再結晶された微細構造を有する請求項1〜16のいずれか一項に記載の製品。
  18. 合金が、150〜210℃の温度に0.5〜30時間の期間暴露することを含んでなる時効サイクルにおいてT6焼き戻しに時効されており、それによりMIL−H−6088試験の後の粒間腐食最大深さ200μm未満を有するアルミニウム合金製品を製造する請求項1〜17のいずれか一項に記載の製品。
  19. 該製品がその上に下記の1つ又は複数のクラッド:
    (i)それが該製品より高い純度のアルミニウム合金である;
    (ii)クラッドがアルミニウム工業会AA1000シリーズである;
    (iii)クラッドがアルミニウム工業会AA4000シリーズである;
    (iv)クラッドがアルミニウム工業会AA6000シリーズである、
    (v)クラッドがアルミニウム工業会AA7000シリーズである、
    を有する請求項1〜18のいずれか1つに記載の製品。
  20. 合金製品は、その一方の側にアルミニウム工業会AA1000シリーズのクラッドを有しそしてその他方の側にアルミニウム工業会AA4000シリーズのクラッドを有する請求項19に記載の製品。
  21. (a)請求項1〜13のいずれか1つに記載の化学的組成を有するストックを用意し、
    (b)該ストックを均一化し、
    (c)該ストックを熱間加工し、
    (d)場合により該ストックを冷間加工し、
    (e)該ストックを溶体化処理し、
    (f)該ストックを急冷して二次Mg Si相の制御されていない析出を最小にし、そして
    (g)急冷されたストックを時効させてT4焼き戻し又はT6焼き戻しにおける合金製品を得る、
    逐次のプロセス段階を含んでなる請求項1〜16のいずれか1つに記載の溶接可能な高強度合金鍛錬製品を製造する方法。
  22. (a)請求項1〜13のいずれか1つに記載の化学的組成を有するストックを用意し、
    (b)該ストックを均一化し、
    (c)該ストックを熱間圧延により熱間加工し、
    (d)場合により該ストックを冷間圧延により冷間加工し、
    (e)該ストックを溶体化処理し、
    (f)該ストックを急冷して二次Mg Si相の制御されていない析出を最小にし、そして
    (g)急冷されたストックを時効させてT4焼き戻し又はT6焼き戻しにおける合金製品を得る、
    逐次のプロセス段階を含んでなる請求項1〜16のいずれか1つに記載の溶接可能な高強度合金鍛錬製品を製造する方法。
  23. 航空機の構造部品としての請求項1〜20のいずれか1つに記載の又は請求項21または22に従って製造された製品の使用。
  24. 航空機外皮材料としての請求項1〜20のいずれか1つに記載の又は請求項21または22に従って製造された製品の使用。
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