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JP4095261B2 - 埋設管路機器取外し具 - Google Patents

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JP4095261B2
JP4095261B2 JP2001168057A JP2001168057A JP4095261B2 JP 4095261 B2 JP4095261 B2 JP 4095261B2 JP 2001168057 A JP2001168057 A JP 2001168057A JP 2001168057 A JP2001168057 A JP 2001168057A JP 4095261 B2 JP4095261 B2 JP 4095261B2
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JP
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screw shaft
outer cylinder
nut
attached
flange
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JP2001168057A
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昌彦 宮田
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、管路とともに埋設した水道メーターやバルブなど管路に付設した機器の取外し・交換工事に使用される治具に関する。
【0002】
【従来の技術】
本発明者は管路とともに埋設されているバルブを取り外すための治具として、特願平10−230750号で「外筒1に内筒2を相互に軸方向に摺動可能で回転しないように嵌挿し、上記外筒1と内筒2のそれぞれに、軸に対して直角であり同一方向に向けて爪片8を突出させ、上記外筒1の片端にナット5を固着し、このナット5にボルト6を螺合し、このボルト6の先端を内筒2の内部に設けた受圧片7に当接させて外筒1と内筒2を移動させて、上記爪によりバルブの両側のフランジ12,12(管路端のフランジ)の間隔を広げるようにしたバルブ取り外し治具」を提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記「バルブ取り外し治具」は、バルブの前方・後方に埋設されて延びる管路と大地との接触抵抗に抗して、上記管路の端にあるバルブを取り付けているフランジの間隔を広げてバルブを取り外し易くした点で初期の目的を達成できたが、その後、実使用のなかで次に記す改善点が指摘された。
【0004】
▲1▼管路端のブランジの間隔を広げるためにボルトを回したとき推力だけでなく、ボルトの先端と受圧片との接触抵抗により捻りが生じ動きが円滑でない。
【0005】
▲2▼ボルトを回したときの推力は内筒側に働き、外筒側には反力が作用するのでフランジの開き具合が微妙に違ってくる。
【0006】
▲3▼バルブの前方・後方に延びる管路の大地との接触抵抗が相違するため、前方・後方の管路が均等に広がらない場合があり片方しか広がらない場合がある。
【0007】
上記問題に鑑みこの発明は、上記問題を解決するとともに、フランジを広げるための爪の間隔設定の限界が判るようにした埋設管路機器取外し具を提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためにこの発明は、軸方向にキー溝が設けられたスクリューシャフトと、該スクリューシャフトの両端から螺合された2個のナットと、該ナットが螺合されたスクリューシャフトの両側から被嵌され、内面には前記キー溝に嵌るキーが取り付けられ、スクリューシャフト嵌入側端にはナットを回したときの共周りを阻止するための回り止めが形成された外筒とを有し、上記スクリューシャフトのキー溝の両端には限界マークが付され、上記外筒のキーよりも軸方向外側には上記限界マークの覗き窓を設け、上記外筒の覗き窓よりも軸方向外側には、埋設管路にフランジを介して取り付けられた機器の前記フランジに引っ掛けるための爪が筒軸に対して直角に向けて固着され、ナットを回して爪の間隔を広げて行くと、外筒の覗き窓からスクリューシャフトの限界マークが見えるようにしたのである。
また、上記ナットと上記外筒とが接する面にスラストベアリングを介在させるのが好ましい。
上記埋設管路機器取り外し具を、埋設管路にフランジを介して取り付けられた機器の両側軸方向に添わせ、上記爪を上記フランジに引っ掛け、帯を掛けて固定し、上記ナットを回すことにより、上記フランジの間隔を機器を挟んでいる力がなくなるまで広げて機器を取り外すのが好ましい。
【0009】
上記のように構成することによって、ナットをまわしてフランジの間隔を広げるとき捻りが生ずることがなく、前方・後方にそれぞれ四箇所以上で推力を働かせることができて作動が円滑になる。また、前方・後方の管路と大地との接触抵抗の相違にも対応できるようになる。
【0010】
スクリューシャフトのキー溝に限界マークを付し、外筒に覗き窓を設けたのでスクリューシャフトを出し過ぎることを防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次にこの発明に係る埋設管路機器取外し具10を図面を参照しながら説明する。軸方向に限界マーク11を付したキー溝12を設けたスクリューシャフト13の両端から略中央までナット14が螺合され、その両側から外筒15が被嵌されている。
【0012】
上記外筒15の内面には上記キー溝12に嵌まるキー16が取り付けられ、その軸方向外側に上記限界マーク11を見るための覗き窓17が設けられ、さらにその軸方向外側に軸に対して直角に向けて爪18が溶接等により固着されている。
【0013】
外筒15のスクリューシャフト嵌入側端には、ナット14を回したときに共回りを阻止するための回り止め19が形成され、反対側の端にはリブ21が形成されている。
【0014】
上記限界マーク11は赤色ペンキ等でキー溝12の両端に付され、ナット14を回して爪18の間隔を広げて行くと、上記覗き窓17から上記限界マークが見えてスクリューシャフト13の終端が近づいていることを知らせるようになっている。
【0015】
スクリューシャフト13に螺合したナット14と接する外筒15の端には図3に示すように回り止め19の部分に凹形22を削設し、この凹形22にスラストベアリング23を介在させるとスムースにナット14を回すことができ、捻りの発生を抑えることができる。
【0016】
埋設管路とともに設置された水道メーター20やバルブ(図示せず)を取り外すときは、爪18の間隔をフランジ24の間隔に合わせ、該爪18をフランジ24に引っ掛けて取外し具10を水道メーター20の両側に添わせて帯25を掛けて固定し、四箇所のナット14を満遍に回してフランジ24の間隔を広げて行く。
【0017】
なお、上記作業を開始する前に水道メーター20を図示しない吊り上げ機を介して吊るしておき、上記操作するうちにフランジ24の間隔が広がり水道メーター20を挟んでいる力がなくなると、吊り上げ機により水道メーター20を取り外すようにするとよい。
【0018】
【発明の効果】
以上説明したようにこの発明によれば、ナットを回したときに捻りが発生せず、スムースにフランジの間隔を広げることが出来るようになり、四箇所にナットを配置したので前後の管路の大地との接触抵抗の違いにも対応できるようになった。
【0019】
また、スクリューシャフトのキー溝に限界マークを設け、外筒に覗き窓を設けたのでスクリューシャフトの終端が近づいていることを知ることができスクリューシャフトのネジとナットを損傷するのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る埋設管路機器取外し具の平面図
【図2】同一部切り欠き正面図
【図3】同部分拡大図
【図4】従来のバルブ取り外し治具
【符号の説明】
10 埋設管路機器取外し具
11 限界マーク
12 キー溝
13 スクリューシャフト
14 ナット
15 外筒
16 キー
17 覗き窓
18 爪
19 回り止め

Claims (3)

  1. 軸方向にキー溝12が設けられたスクリューシャフト13と、
    該スクリューシャフト13の両端から螺合された2個のナット14と、
    該ナット14が螺合されたスクリューシャフト13の両側から被嵌され、内面には前記キー溝12に嵌るキー16が取り付けられ、スクリューシャフト13嵌入側端にはナット14を回したときの共周りを阻止するための回り止め19が形成された外筒15とを有し、
    上記スクリューシャフト13のキー溝12の両端には限界マークが付され、
    上記外筒15のキー16よりも軸方向外側には上記限界マークの覗き窓17を設け、
    上記外筒15の覗き窓17よりも軸方向外側には、埋設管路にフランジ24を介して取り付けられた機器20の前記フランジ24に引っ掛けるための爪18が筒軸に対して直角に向けて固着され、
    ナット14を回して爪18の間隔を広げて行くと、外筒15の覗き窓17からスクリューシャフト13の限界マークが見えるようにした埋設管路機器取り外し具。
  2. 上記ナット14と上記外筒15とが接する面にスラストベアリング23を介在させた請求項1に記載の埋設管路機器取り外し具。
  3. 請求項1または2に記載の埋設管路機器取り外し具を、埋設管路にフランジ24を介して取り付けられた機器20の両側軸方向に添わせ、上記爪18を上記フランジ24に引っ掛け、帯25を掛けて固定し、上記ナット14を回すことにより、上記フランジ24の間隔を機器20を挟んでいる力がなくなるまで広げるようにした機器の取り外し方法。
JP2001168057A 2001-06-04 2001-06-04 埋設管路機器取外し具 Expired - Lifetime JP4095261B2 (ja)

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