[go: up one dir, main page]

JP4093208B2 - 車両用走路判定装置 - Google Patents

車両用走路判定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4093208B2
JP4093208B2 JP2004159928A JP2004159928A JP4093208B2 JP 4093208 B2 JP4093208 B2 JP 4093208B2 JP 2004159928 A JP2004159928 A JP 2004159928A JP 2004159928 A JP2004159928 A JP 2004159928A JP 4093208 B2 JP4093208 B2 JP 4093208B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
marking line
line
determination device
marking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004159928A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005339382A (ja
Inventor
誠 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP2004159928A priority Critical patent/JP4093208B2/ja
Priority to US11/134,366 priority patent/US7307545B2/en
Priority to EP05011399.2A priority patent/EP1600909B1/en
Publication of JP2005339382A publication Critical patent/JP2005339382A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4093208B2 publication Critical patent/JP4093208B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/09Arrangements for giving variable traffic instructions
    • G08G1/0962Arrangements for giving variable traffic instructions having an indicator mounted inside the vehicle, e.g. giving voice messages
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V20/00Scenes; Scene-specific elements
    • G06V20/50Context or environment of the image
    • G06V20/56Context or environment of the image exterior to a vehicle by using sensors mounted on the vehicle
    • G06V20/588Recognition of the road, e.g. of lane markings; Recognition of the vehicle driving pattern in relation to the road
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08GTRAFFIC CONTROL SYSTEMS
    • G08G1/00Traffic control systems for road vehicles
    • G08G1/16Anti-collision systems
    • G08G1/167Driving aids for lane monitoring, lane changing, e.g. blind spot detection

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Description

本発明は、車両用走路判定装置に関する。
従来、車両が走行する路面上に描かれた標示線を検出する車両用走路判定装置が知られている。その車両用走路判定装置により検出された標示線は、標示線を基準として車両のレーン・キーピング・オペレーション(車線維持動作)を実行する運転支援システムに用いられたり、標示線を基準として車両の横変位を検出し、その結果として車両が走路を逸脱する傾向にあると判定する場合に警報を発する逸脱警報システムに用いられることがある。ここで、標示線には、各車線を区分する通行区分、白線や黄線のような区画線を含む車線境界位置と、乗員に対して注意を促すために設けられた破線状の走行誘導線とが含まれる。
特開平8−320997号公報 特開2001−14595号公報
ところで、雪道や濡れた路面や標示線が汚れたりかすれている場合や、市街路のように標示線と紛らわしい線があったり標示線が無く路肩に縁石がある場合のように、標示線の誤検出(ロストを含む)が行われ易い状況下では、標示線を誤検出したり、検出とロストとを繰り返すため、運転支援システムや逸脱警報システムがON/OFFを繰り返したり、逸脱警報システムが誤警報を発する場合がある。
本発明の目的は、システムがON/OFFを繰り返したり、又は逸脱警報システムが誤警報を発生することを抑制可能な車両用走路判定装置を提供することである。
本発明の車両用走路判定装置は、路面上の標示線を検出する車両用走路判定装置であって、前記標示線についての誤検出の頻度又は割合に基づいて、前記標示線が検出されたと判定されるための条件を変更し、前記誤検出の頻度又は割合には、前記標示線の候補として選択された車線の左右の一対の仮想線分の形状が異常であると判定された回数が含まれることを特徴としている。
上記本発明において、前記誤検出には、前記標示線が検出されないと判定された場合が含まれることができる。前記標示線についての誤検出の頻度又は割合が高い場合には、前記標示線についての誤検出の頻度又は割合が低い場合に比べてより安定的に前記標示線が検出されて(存在して)初めて、前記標示線が検出されたと判定されるように、前記標示線が検出されたと判定されるための条件が厳しくなるように変更されることができる。前記標示線が検出されたと判定されるための条件は、標示線(前記標示線の候補として選択された仮想線分)が連続して存在すると判定された時間であることができる。
本発明の車両用走路判定装置において、前記誤検出の頻度又は割合には、前記標示線が検出されたと判定された状態及び前記標示線が検出されないと判定された状態のうちの一方の状態から他方の状態に変化した回数が含まれることを特徴としている。
本発明の車両用走路判定装置において、前記誤検出の頻度又は割合には、前記標示線が検出されないと判定された状態の時間が含まれることを特徴としている。
本発明の車両用走路判定装置は、路面上の標示線を検出する車両用走路判定装置であって、前記標示線についての誤検出の頻度又は割合と、前記標示線の候補として選択された仮想線分の形状が異常であると判定されたときの前記異常の程度とに基づいて、前記標示線が検出されたと判定されるための条件を変更することを特徴としている。
本発明の車両用走路判定装置において、前記異常の程度には、前記仮想線分の形状が異常であると判定されたときの、前記仮想線分の形状が正常であると判定されるための値からの偏差が含まれることを特徴としている。
本発明の車両用走路判定装置において、前記異常の程度には、前記仮想線分の形状が異常であると判定されたときの、前記仮想線分の形状が正常であると判定されるための値からの偏差の変化が含まれることを特徴としている。
本発明の車両用走路判定装置において、前記標示線が検出されたと判定されるための条件は、前記標示線の候補として選択された仮想線分が連続して存在する時間のしきい値であることを特徴としている。
本発明によれば、システムがON/OFFを繰り返したり、又は逸脱警報システムが誤警報を発生することが抑制される。
以下、本発明の車両用走路判定装置の一実施形態として標示線検出装置について図面を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態の標示線検出装置は、レーン・キーピング・オぺレーションを実行する運転支援装置に適用される。
(第1実施形態)
図5は、本実施形態が適用される車両1を示す平面図である。図6は、車両1の側面図である。図5及び図6に示されるように、この車両1の前方、例えば車両1の車室前部中央(ルームミラー付近など)には、撮像用のCCDカメラ11が設置されている。図6に示すように、CCDカメラ11は、その光軸が水平方向に対して俯角φを有するように設けられている。
このCCDカメラ11は、図7に示す態様で車両1前方の路面の画像(映像)を取得するもので、その撮像範囲内に走行する車線4の境界線(車線標示で規定される車線の境界位置)である左白線5L及び右白線5Rの画像を含むように搭載されている。
図4は、本実施形態の標示線検出装置20が適用された運転支援装置10を示す概略構成図である。同図に示されるように、この運転支援装置10は、CCDカメラ11と、メインスイッチ12と、標示線検出装置20と、レーンキープ制御ECU30と、車速センサ38と、表示装置40と、ブザー41と、ステアリングトルク制御ECU(駆動回路)31と、ステアリングホイル32に連結されたステアリングシャフト33に配設された操舵角センサ34及びトルクセンサ35と、ステアリングシャフト33にギヤ機構36を介して連結されたモータ37とを備えている。
CCDカメラ11は、取得した画像をアナログの映像信号として標示線検出装置20に出力する。メインスイッチ12は利用者(運転者など)により操作されるシステム作動・停止用の操作スイッチであり、その操作状態に応じた信号をレーンキープ制御ECU30に出力する。レーンキープ制御ECU30は、メインスイッチ12がOFFからONに切り替えられたときに、運転支援システム(運転支援装置10)が作動状態となるように、標示線検出装置20に対して作動状態であることを示す信号を出力する。
表示装置40は、車両1の例えば車室内のインストルメントパネルに設けられており、レーンキープ制御ECU30により点灯駆動されることで利用者によるシステムの作動確認に供される。例えば、車両1の両側に標示線5L、5Rが検出されているとき、レーンキープ制御ECU30は表示装置40を点灯駆動する。ブザー41は、車線逸脱の可能性有りと判定されることでレーンキープ制御ECU30により発声駆動される。
標示線検出装置20は、制御部21と、輝度信号抽出回路22と、RAM(ランダムアクセスメモリ)23と、過去履歴バッファ24とを備えている。
輝度信号抽出回路22は、CCDカメラ11からの映像信号を入力して輝度信号を抽出し、この輝度信号を制御部21に出力する。制御部21は、輝度信号抽出回路22から入力した信号に基づいて、図5に示すように、標示線5L、5Rの検出、道路パラメータ(後述する)の演算、車線4のカーブR、ヨー角θ1及びオフセット量の検出等の処理を行うとともに、当該処理に係る各種データをRAM23に一時記憶する。制御部21は、演算した道路パラメータを過去履歴バッファ24に格納する。
ここで、ヨー角θ1とは、車両1が走行している向きと車線4が延在する向きとの間のずれに対応する角度である。オフセット量とは、車両1の幅方向の中心位置と、車線4の幅(レーン幅)の中心位置とのずれの大きさである。標示線検出装置20は、標示線5L、5Rの位置を示す情報、カーブR、ヨー角θ1及びオフセット量のそれぞれを示す情報をレーンキープ制御ECU30に出力する。
レーンキープ制御ECU30は、標示線検出装置20から入力した、道路パラメータ、標示線5L、5Rの位置、カーブR、ヨー角θ1及びオフセット量と、車速センサ38から入力した車速に基づいて、車両1がカーブを通過するために必要なステアリングトルクを演算するとともに、車線4の逸脱判定等の処理を行う。レーンキープ制御ECU30は、演算により求めた運転支援に必要なステアリングトルクを示す信号をステアリングトルク制御ECU31に出力する。ステアリングトルク制御ECU31は、その入力したステアリングトルクに対応する指令信号をモータ37に出力する。また、レーンキープ制御ECU30は、車線逸脱の判定結果に応じて駆動信号をブザー41に出力して、ブザー41を発声駆動する。
操舵角センサ34は、ステアリングホイル32の操舵角θ2に応じた信号をレーンキープ制御ECU30に出力する。レーンキープ制御ECU30は、操舵角センサ34から入力した信号に基づいて操舵角θ2を検出する。トルクセンサ35は、ステアリングホイル32に伝達される操舵トルクTに応じた信号をレーンキープ制御ECU30に出力する。レーンキープ制御ECU30は、トルクセンサ35から入力した信号に基づいて、操舵トルクTを検出する。ギヤ機構36は、モータ37の発生するトルクをステアリングシャフト33に伝達する。モータ37は、ステアリングトルク制御ECU31から出力される指令信号に応じたトルクを発生する。
図1−1及び図1−2は、本実施形態での車両用走路判定の処理態様を示すフローチャートである。この処理は、メインスイッチ12がオン操作されていることを前提に所定時間ごとの定時割り込みにて繰り返し実行される。処理がこのルーチンに移行すると、制御部21は、まず各種データの入力処理を実行する。
[ステップS101]
次に、制御部21は、ステップS101に移行して、カメラ映像の入力処理を実行する。具体的には、制御部21は、CCDカメラ11の映像信号から抽出された輝度信号を入力してこれを各画素ごとにA/D(アナログ/デジタル)変換し、画素位置に関連づけた輝度データとしてRAM23に一時記憶する。この画素位置は、CCDカメラ11の撮像範囲(図7参照)に準じて定義される。
なお、上記輝度データは、対応する輝度が明るい(白い)ほど大きく、暗い(黒い)ほど小さい値になる。例えば、この輝度データは8ビット(0〜255)で表されており、輝度が明るいほど値「255」に近づき、暗いほど値「0」に近づく。
[ステップS102]
次に、制御部21は、ステップS102に移行して、エッジ点抽出(白線候補点検出処理を実行する。具体的には、制御部21は、RAM23に一時記憶した各画素の輝度データを順次、水平方向に1ライン分ずつ読み込む(走査する)。すなわち、制御部21は、RAM23より画素位置が水平方向に並ぶ各画素の輝度データをまとめて読み込む。図8は、水平方向の所定ラインに並ぶ各画素の位置と対応する輝度データの一例を示すグラフである。
図8に示されるように、水平方向に並ぶ各画素の輝度データは、例えば車線4の左白線5L、右白線5Rに対応して明るくなることでピークを示す。従って、制御部21は、各水平方向のラインごとに輝度データと所定のエッジ点検出しきい値とを大小比較することで、白線に対応する画素位置の候補(エッジ点、白線候補点)を抽出する。制御部21は、所要数(あるいは全て)の水平方向のラインについて上記エッジ点を抽出する。そして、制御部21は、抽出された全てのエッジ点(画素位置)をRAM23に一時記憶する。
[ステップS103]
次いで、制御部21は、ステップS103に移行して、エッジ線抽出(白線候補直線検出)処理を実行する。具体的には、制御部21は、RAM23に一時記憶したエッジ点を読み込んでこの点群を直線にあてはめる。この直線にあてはめる手法として、例えばHough(ハフ)変換が文献等(「松山隆司他:コンピュータビジョン、149/165、新技術コミュニケーションズ:1999」、「P.V.C.Hough:Methods and means for recognizing complex patterns,U.S.PatentNo.3069654(1962)」)で知られている。また、この点群を最小2乗法で直線にあてはめてもよい。あるいは、特徴量抽出等のその他各種の手法を採用してもよい。
[ステップS104]
次に、制御部21は、ステップS104に移行して、複数あるエッジ線から標示線の候補として標示線として最も確からしい2本の直線を抽出する。これらの直線は、車両1の両側に対応する画素位置において各1本ずつ抽出される。この直線の抽出に当たっては、例えば前回の検出結果からの車両1のピッチ、ロール、ヨーの各角度、横方向の移動距離つまり、車両1が所定時間内で移動しうる範囲と車線幅の範囲とが考慮される。制御部21は、抽出された一対の標示線を画素位置に対応させてRAM23に一時記憶する。
[ステップS105]
次に、制御部21は、ステップS105に移行して、道路パラメータ(曲率、ピッチ角、レーン幅)の計算を行う。ここでは、上記ステップS104で抽出された最も確からしい2本の直線のエッジ線のデータから、そのエッジ線に対応するエッジ点のデータに戻した後に、そのエッジ点のデータに基づいて、上記道路パラメータの計算(曲率、ピッチ角、レーン幅)を行う。まず、図9−1〜図9−3を参照して、ステップS105で計算されるピッチ角について説明する。
図9−1は、カメラ11により撮影された画像が解析されて生成されてなる、路面に対する垂直方向上方から鳥瞰した形式の路面画像(路面の平面図)を示している。図9−1に示すように、車載カメラ11により撮像された画像が解析されて生成された路面画像には、ピッチ角(車両1が水平の状態であるときを基準としたときの車両1の前後方向の傾斜角)が無い場合(車両1の後部が下がったり、車両1がダイブしていない場合)には、平行度が高い2本の標示線(上記ステップS104で抽出された標示線として最も確からしい2本の直線)が示される。
ここで、ピッチ角は、車両1が水平の状態であるときのカメラ11の俯角φを基準とし、車両1が前後方向に傾斜したときのカメラ11の俯角φの変化量であり、上記路面画像に示された上記ステップS104で抽出された標示線として最も確からしい2本の直線の角度により求められる。
これに対し、車両1の後部が下がったり、車両1がダイブした場合には、その路面画像にピッチ角が付与されて、図9−2や図9−3に示すように、2本の標示線が逆ハの字型やハの字型として示される。このステップS105で算出されたピッチ角は、後述するステップS200において、異常であるか否かが判定される。図9−4は、ピッチ角が異常である路面画像の例を示している。予め設定された、通常想定される車両1の挙動の範囲に対応する車両1のピッチ角の範囲を超える路面画像は、ピッチ角が異常である、即ち、標示線が誤検出されたと判定される(後述するステップS204−Y→ステップS205→ステップS206)。
また、ステップS105では、道路パラメータの一つとして、曲率が計算される。曲率とは、図5のカーブRに対応している。図10−1を参照して、曲率について説明する。車載カメラ11により撮像された道路がカーブ路である場合には、図10−1に示すように、路面画像において、その道路の曲率は、上記ステップS104で抽出された標示線として最も確からしい2本の直線の傾き(曲率)として表される。
このステップS105で算出された曲率は、後述するステップS200において、異常であるか否かが判定される。図10−2は、曲率が異常である路面画像の例を示している。ここで、規格化された道路(公道)においては、車両1の車載カメラ11から撮像される撮像範囲の道路の曲率は、車速に対する変化(時間的変化)が、ある所定の範囲内に収まるようになっている。したがって、路面画像の標示線の曲率の時間的変化が所定の範囲を超える場合には、曲率が異常である、即ち、標示線が誤検出されたと判定される(後述するステップS204−Y→ステップS205→ステップS206)。
また、ステップS105では、道路パラメータの一つとして、レーン幅が計算される。図11−1を参照して、レーン幅について説明する。2本の標示線が正しく検出された場合、それらの2本の標示線の間隔(レーン幅)は、車両1の車両幅に対して、ある所定の範囲内に収まるようになっている。したがって、検出されたレーン幅(上記ステップS104で抽出された標示線として最も確からしい2本の直線の間隔)が車両1の車両幅に対して所定の範囲を超えている場合には、それらの標示線は誤検出されたと判定される(後述するステップS204−Y→ステップS205→ステップS206)。このステップS105で算出されたレーン幅は、後述するステップS200において、異常であるか否かが判定される。図11−2は、レーン幅が異常である路面画像の例を示している。
[ステップS200]
次に、制御部21は、ステップS200のサブルーチンに移行して、図2の道路パラメータの異常判定処理を実行する。制御部21は、道路パラメータの異常判定処理を開始すると(ステップS201)、過去履歴バッファ24に、過去の道路パラメータ(ピッチ角、曲率、レーン幅)を格納する(ステップS202)。
次に、制御部21は、ステップS203に移行して、過去履歴バッファ24から、複数の道路パラメータ(ピッチ角、曲率、レーン幅)を読み出し、その読み出した複数の道路パラメータに基づいて、ピッチ角、曲率、レーン幅のそれぞれの基準値を求める。この場合、ピッチ角、曲率、レーン幅のそれぞれの基準値は、それぞれ複数のピッチ角、曲率、レーン幅の平均値であることができる。
次に、制御部21は、ステップS204に移行して、以下の動作を行う。即ち、上記ステップS105で求めたピッチ角と、上記ステップS203で求めたピッチ角の基準値(1)との差の絶対値を求め、その絶対値がしきい値(1)よりも大きいか、又は、上記ステップS105で求めた曲率と、上記ステップS203で求めた曲率の基準値(2)との差の絶対値を求め、その絶対値がしきい値(2)よりも大きいか、又は、上記ステップS105で求めたレーン幅と、上記ステップS203で求めたレーン幅の基準値(3)との差の絶対値を求め、その絶対値がしきい値(3)よりも大きいか、を判定する(ステップS204)。
制御部21は、そのステップS204の判定の結果、上記3つの条件のうち、少なくともいずれか1つが成立すれば、すなわち、絶対値がしきい値よりも大きければ、ステップS205に移行して、道路パラメータが異常であると判定する。なお、後述する慎重検出モード判定(ステップS300、図3)のステップS302では、ステップS205で道路パラメータが異常であると判定された回数(C1)が更新される。
次いで、制御部21は、ステップS206に移行して、検出フラグ(F1)をOFFにセットし、その後、ステップS200の道路パラメータの異常判定のサブルーチンを終了する。一方、制御部21は、上記ステップS204の判定の結果、上記3つの条件の全てが不成立であれば、ステップS205及びステップS206を行うことなく、ステップS200の道路パラメータの異常判定のサブルーチンを終了する。
[ステップS106〜ステップS108]
次に、制御部21は、図1−2のステップS106に移行して、上記ステップ104で選択すべきエッジ線又は上記ステップS104で選択されたエッジ線が存在するか否かを判定する。雪道や路面が汚れている場合などであって、標示線が雪や汚れに隠れて見えない状態であったり、汚れて標示線が薄く(標示線の境界が検出され難く)なっている状態であって、エッジ線として抽出されない場合には、ステップS106において、エッジ線が存在しないと判定される。このステップS106には、エッジ線のロスト判定も含まれ、検出フラグ(F1)がOFFである場合(ステップS206、後述するステップS115)には、エッジ線が存在しないと判定される。
ステップS106の結果、エッジ線が存在する場合には、エッジ線が連続して存在する時間を示すエッジ線存在時間(T1)を加算する(ステップS107)。一方、ステップS106の判定の結果、エッジ線が存在しない場合には、エッジ線存在時間(T1)をゼロにする(ステップS108)。ステップS107又はステップS108の次に、ステップS300に移行して、慎重検出モード判定処理を実行する。
[ステップS300]
図3に示すように、ステップS300の慎重検出モード判定では、制御部21は、慎重検出モード判定処理を開始すると(ステップS301)、過去T4秒間の道路パラメータの異常の回数(C1)の値を更新する(ステップS302)。ステップS302において、制御部21は、上記ステップS205において道路パラメータが異常であると判定されたときに、道路パラメータの異常の回数(C1)の値を更新する。
次に、制御部21は、過去T5秒間の検出フラグ(F1)がONからOFFに変化した回数(C2)を更新する(ステップS303)。ここで、検出フラグ(F1)とは、2本の標示線が発見必要時間(T2)以上連続して正常に検出された場合(後述する図1−2のステップS112−Y、ステップS113−Y)にONとされ(ステップS114)、そうではない場合にはOFFとされる(ステップS115)。また、検出フラグ(F1)は、道路パラメータが異常であると判定された場合(ステップS205)にも、OFFとされる(ステップS206)。
次に、制御部21は、過去T6秒間の検出フラグ(F1)がOFFである時間(T3)を更新する(ステップS304)。制御部21は、過去T6秒間において、検出フラグ(F1)がOFFである時間を合計する。この場合、過去T6秒間における検出フラグ(F1)がOFFである時間の合計値には、検出フラグ(F1)が連続的にOFFである時間に限定されず、極短時間の間だけ検出フラグ(F1)がOFFである時間を含む。
ここで、ステップS302〜ステップS304のT4、T5、T6の時間の値は同じであることもできるし、異なる値であることもできる。T4、T5、T6の時間の値としては、例えば10秒前後が用いられる。ステップS303の検出フラグ(F1)がONからOFFに変化した回数(C2)と、ステップS304の検出フラグ(F1)がOFFである時間(T3)は、左右の2本の標示線の1本ずつカウントされ、左右2本のカウント値の合計値がそれぞれC2、T3の値とされる。
次に、制御部21は、ステップS305に移行して、以下の動作を行う。即ち、上記ステップS302で求めた過去T4秒間の道路パラメータの異常の回数(C1)と、予め設定されたしきい値(4)とを比較して、道路パラメータの異常の回数(C1)がしきい値(4)よりも大きいか、又は、上記ステップS303で求めた過去T5秒間に検出フラグ(F1)がONからOFFに変化した回数(C2)と、予め設定されたしきい値(5)とを比較して、検出フラグ(F1)がONからOFFに変化した回数(C2)がしきい値(5)よりも大きいか、又は、上記ステップS304で求めた過去T6秒間の検出フラグ(F1)がOFFである時間(T3)と予め設定されたしきい値(6)とを比較して、検出フラグ(F1)がOFFである時間(T3)がしきい値(6)よりも大きいか、を判定する(ステップS305)。
制御部21は、そのステップS305の判定の結果、上記3つの条件のうち、少なくともいずれか1つが成立すれば、すなわち、回数C1、C2又は時間T3がしきい値(4)〜(6)よりも大きければ、慎重検出モードフラグ(F2)をONにセットし(ステップS306)、その後、ステップS300の慎重検出モード判定のサブルーチンを終了する。一方、制御部21は、上記ステップS305の判定の結果、上記3つの条件の全てが不成立であれば、ステップS306を行うことなく、ステップS300の慎重検出モード判定のサブルーチンを終了する。
[ステップS109〜ステップS111]
次に、制御部21は、図1−2のステップS109に移行して、慎重検出モードフラグ(F2)がONであるか否かを判定する。上記のように、慎重検出モードフラグ(F2)は、慎重検出モード判定の結果、誤検出(ロストを含む)の頻度又は割合が所定値よりも高い場合(ステップS305−Y)に、慎重検出モードフラグ(F2)がONに設定されている(ステップS306)。
ステップS109の判定の結果、慎重検出モードフラグ(F2)がONである場合には、発見必要時間(T2)を通常時の値(ステップS110)よりも長い値に設定する(ステップS111)。一方、ステップS109の判定の結果、慎重検出モードフラグ(F2)がONでない場合には、発見必要時間(T2)を通常時の値に設定する(ステップS110)。
ここで、発見必要時間(T2)とは、エッジ線存在時間(T1)のしきい値である(後述するステップS113参照)。発見必要時間(T2)は、標示線(エッジ線)が検出されない状態(ロスト:検出フラグ(F1)=OFF)になった後に、エッジ線が存在し始めてから標示線(エッジ線)が発見されるまでに必要とされる時間であるということができる。例えば、発見必要時間(T2)の通常時の値(ステップS110)は1秒前後であり、通常時よりも長い値(ステップS111)は5秒前後であることができる。ステップS110、又はステップS111の次には、ステップS112が行われる。
[ステップS112]
次に、制御部21は、道路パラメータが正常であるか否かを判定する。道路パラメータが正常であるか否かは、上記のように、ステップS200の道路パラメータの異常判定により行われる。ステップS112の判定の結果、道路パラメータが正常であると判定された場合には、ステップS113に進み、そうで無い場合には、ステップS116に進む。
[ステップS113]
ステップS113では、制御部21は、エッジ線存在時間(T1)が発見必要時間(T2)よりも大きいか否かが判定される。即ち、上記ステップ104で選択すべきエッジ線又は上記ステップS104で選択されたエッジ線が連続して存在する(ロストではないことを含む)時間である、エッジ線存在時間(T1)が、発見必要時間(T2)よりも長い間、連続(継続)しているか否かが判定される。そのステップS113の判定の結果、エッジ線存在時間(T1)の方が発見必要時間(T2)よりも大きい場合には、ステップS114に進み、そうでない場合には、ステップS115に進む。
[ステップS114]
ステップS114において、制御部21は、2本の標示線を示すエッジ線が正常に検出されたと判断して、検出フラグ(F1)をONに設定するとともに、慎重検出モードフラグ(F2)をOFFに設定する。ステップS114の次には、ステップS116が行われる。
[ステップS115]
ステップS115において、制御部21は、2本の標示線を示すエッジ線が正常に検出されなかったと判断して、検出フラグ(F1)をOFFに設定する。ステップS115の次には、ステップS116が行われる。
[ステップS116]
ステップS116において、制御部21は、道路パラメータを検出フラグ(F1)の値とともにレーンキープ制御ECU30に出力する。レーンキープ制御ECU30では、検出フラグ(F1)を参照し、検出フラグ(F1)がONであるときの道路パラメータを演算対象に含める一方、検出フラグ(F1)がOFFであるときの道路パラメータは、演算対象から除外する。ステップS116の次に、図1−1のステップS101に戻る。
上記のように、従来は、雪道や濡れた路面や標示線が汚れたりかすれている場合や、市街路のように標示線と紛らわしい線があったり標示線が無く路肩に縁石がある場合のように、標示線の誤検出(ロストを含む)が行われ易い状況下では、運転支援システムや逸脱警報システムがON/OFFを繰り返したり、逸脱警報システムが誤警報を発する場合があった。これに対し、本実施形態によれば、標示線の誤検出(検出フラグ(F1)がOFFである状態(ロスト)を含む)の頻度又は割合が高い場合(ステップS305−Y)、即ち、所定時間当たりの道路パラメータの異常(ステップS205)の頻度が高い場合、所定時間当たりの検出フラグ(F1)のONからOFFの頻度が高い場合、及び所定時間当たりの検出フラグ(F1)がOFFである時間が長い(割合が大きい)場合、の3つの場合のうちの少なくともいずれか一つに該当する場合には、発見条件を厳しくするので(ステップS111)、標示線の誤検出が行われ易いシーンでは、ロストした(検出フラグ(F1)がOFFである)ままとなり、上記の従来のような問題が生じない。
換言すれば、本実施形態では、標示線の誤検出が行われ易いシーンであるか否かを判定し(ステップS300)、その判定の結果、標示線の誤検出が行われ易いシーン、標示線が誤検出される可能性が高いシーン(ステップS305−Y)では、道路パラメータが異常ではない標示線が、通常時よりも長時間連続して存在して初めて(ステップS111)、標示線が検出されたとする(検出フラグ(F1)をONとする)。
上記慎重検出モード判定のステップS302の道路パラメータの異常の回数(C1)は、標示線を示すエッジ線が異常として判定される頻度に対応している。ステップS303の検出フラグ(F1)がONからOFFへの変化の回数(C2)、及びステップS304の検出フラグ(F1)がOFFである時間(T3)は、標示線を示すエッジ線が連続的にではなく、非連続的なものとして(とぎれとぎれに)検出される頻度に対応している。
道路パラメータの異常の回数(C1)、及び検出フラグ(F1)がONからOFFへの変化の回数(C2)は、例えば雪道の場合に対応している。特に、検出フラグ(F1)がONからOFFへの変化の回数(C2)は、例えば雪道において、標示線が見えたり隠れたりする(標示線らしい2本のエッジ線が検出されたり検出されない)現象に対応している。また、例えば、市街路では、路肩の縁石を標示線として誤検出するためにレーン幅が大き過ぎる異常(道路パラメータの異常)が検出されることが多い。また、検出フラグ(F1)がOFFである時間の合計値(T3)は、例えばトンネル内の汚れた路面において、標示線らしい2本のエッジ線が検出されない現象に対応している。
上記実施形態では、過去の所定時間における、道路パラメータの異常の回数(C1)、検出フラグ(F1)がONからOFFに変化した回数(C2)、又は、検出フラグ(F1)がOFFである時間(T3)といういずれも誤検出(ロストを含む)の頻度又は割合を示すパラメータに基づいて、エッジ線存在時間(T1)のしきい値である発見必要時間(T2)を可変にした。これに代えて、上記誤検出の頻度又は割合に加えて、道路パラメータの異常判定(ステップS200)におけるステップS204において、上記3つの条件に関して、それぞれしきい値(1)〜(3)と比べたときの異常の大きさを考慮して、発見必要時間(T2)を可変にすることができる。
ここで、上記異常の大きさとは、ステップS204の3つの不等号の式のそれぞれにおいて、左辺の項を右辺の項に比べたときの差分の大きさである。即ち、例えば、道路パラメータの異常の回数(C1)は、しきい値(4)よりも大きくない場合であっても、道路パラメータの上記異常の大きさが特に大きい場合には、慎重検出モードフラグ(F2)がONになるように判定されることができる。
さらに、上記誤検出の頻度又は割合に加えて、上記異常の大きさに代えて、又は上記異常の大きさとともに、道路パラメータの異常判定(ステップS200)におけるステップS204において、上記3つの条件に関して、それぞれしきい値(1)〜(3)と比べたときの異常の大きさの変動を考慮して、発見必要時間(T2)を可変にすることができる。ここで、上記異常の大きさの変動とは、ステップS204の3つの不等号の式のそれぞれにおいて、左辺の項を右辺の項に比べたときの差分の大きさの単位時間当たりの変化の大きさ/数である。
なお、本発明の実施形態は、上記実施形態に限定されるものではなく、次のように変更してもよい。
上記実施形態においては、エッジ点の検出にあたって水平方向の各画素の輝度データとエッジ点検出しきい値とを比較した(ステップS102及び図8参照)。これに対して、図12に示されるように、水平方向の各画素について当該位置に隣接する画素との輝度データの偏差を輝度微分値として演算し、この立ち上がり及び立ち下がりの微分値の大きさ(絶対値)と同様のエッジ点検出しきい値とを比較することで、エッジ点を検出してもよい。
上記実施形態においては、エッジ点の検出にあたってCCDカメラ11の映像信号から抽出された輝度信号をデジタル化した輝度データとエッジ点検出しきい値とを比較した。これに対して、CCDカメラ11の映像信号から抽出された輝度信号をアナログのままエッジ点検出しきい値相当のアナログ値と比較してもよい。同様に、上記輝度信号をアナログのまま微分し、この微分信号の大きさ(絶対値)と上記に準じたエッジ点検出しきい値(図12)相当のアナログ値と比較してもよい。
上記実施形態においては、CCDカメラ11からの映像信号から輝度信号を抽出して、これに基づく輝度データにて標示線検出を行った。これに対して、例えばカラータイプのカメラでは、その映像信号から色相(色合い)のデータを抽出し、これに基づき標示線検出を行ってもよい。
上記実施形態においては、CCDカメラ11により車両1の前方画像を取得し、これに基づく画像認識にて標示線5L,5Rを検出して車線4に対するレーンキープ制御又は逸脱判定に供した。これに対して、例えばCCDカメラ11を車両1の側部若しくは後部に設置する。そして、CCDカメラ11により車両1の側方画像若しくは後方画像を取得し、これに基づく画像認識にて標示線5L,5Rを検出して車線4に対するレーンキープ制御又は逸脱判定に供してもよい。このように変更をしても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
上記実施形態においては、車両1に搭載したCCDカメラ11により車両1の前方画像を取得し、これに基づく画像認識にて標示線5L,5Rを検出して車線4に対するレーンキープ制御又は逸脱判定に供した。これに対して、例えば道路に配設されたカメラの映像を受信・取得し、これに基づく画像認識にて標示線5L,5Rを検出して車線4に対するレーンキープ制御又は逸脱判定に供してもよい。このように変更をしても、上記実施形態と同様の効果が得られる。あるいは、車両1に搭載されたナビゲーションシステムにより車線4と自車両1との相対的位置関係を検出(取得)し、これを車線4に対するレーンキープ制御又は逸脱判定に供してもよい。
上記実施形態においては、CCDカメラ11により車両1の前方画像を取得し、これに基づく画像認識にて標示線5L,5Rを検出して車線4に対するレーンキープ制御又は逸脱判定に供した。これに対して、例えば道路基盤(インフラ)として標示線5L,5Rに磁気マーカなどの電磁波の発信源を配設・整備する。そして、車両1に設けた受信機にて当該発信源の位置を特定し、これに基づき標示線5L,5Rを検出して車線4に対するレーンキープ制御又は逸脱判定に供してもよい。また、磁気マーカに代えて電磁波の送信機などであってもよい。このように変更をしても、上記実施形態と同様の効果が得られる。
上記実施形態においては、撮像用にCCDカメラ11を採用したが、例えば赤外線カメラやCMOSカメラなどでもよい。
例えば、無人搬送車やロボット、路線バスや自動倉庫などに適用しうる自動走行可能な車両システムに本実施形態を適用してもよい。例えば、電波を介した遠隔操作で自動走行させる車両システムに本実施形態を適用してもよい。
本発明の車両用走路判定装置の一実施形態の動作の一部を示すフローチャートである。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態の動作の他の一部を示すフローチャートである。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態の動作の更に他の一部を示すフローチャートである。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態の動作の更に他の一部を示すフローチャートである。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態が適用される運転支援装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、車両と標示線を模式的に示した図である。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、カメラが搭載された車両を模式的に示した図である。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、カメラの画像を模式的に示した図である。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、水平方向の所定ラインに並ぶ各画素の位置と対応する輝度データの一例を示すグラフである。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、ピッチ角が無い場合の標示線として確からしい2本の線の例を示す図である。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、ピッチ角が有る正常な場合の標示線として確からしい2本の線の一例を示す図である。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、ピッチ角が有る正常な場合の標示線として確からしい2本の線の他の例を示す図である。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、ピッチ角が異常である場合の標示線として確からしい2本の線の他の例を示す図である。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、曲率が正常な場合の標示線として確からしい2本の線の例を示す図である。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、曲率が異常な場合の標示線として確からしい2本の線の一例を示す図である。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、レーン幅が正常な場合の標示線として確からしい2本の線の例を示す図である。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、レーン幅が異常な場合の標示線として確からしい2本の線の一例を示す図である。 本発明の車両用走路判定装置の一実施形態において、水平方向の所定ラインに並ぶ各画素の位置と対応する輝度微分値のデータの一例を示すグラフである。
符号の説明
1 車両
4 車線
5L 標示線(左白線)
5R 標示線(右白線)
10 運転支援装置
11 CCDカメラ
12 メインスイッチ
20 標示線検出装置
21 制御部
22 輝度信号抽出回路
23 RAM
24 過去履歴バッファ
30 レーンキープ制御ECU
31 ステアリングトルク制御ECU
32 ステアリングホイル
33 ステアリングシャフト
34 操舵角センサ
35 トルクセンサ
36 ギヤ機構
37 モータ
38 車速センサ
40 表示装置
41 ブザー
R 曲率
θ1 ヨー角
θ2 操舵角
φ 俯角

Claims (7)

  1. 路面上の標示線を検出する車両用走路判定装置であって、
    前記標示線についての誤検出の頻度又は割合に基づいて、前記標示線が検出されたと判定されるための条件を変更し、
    前記誤検出の頻度又は割合には、前記標示線の候補として選択された車線の左右の一対の仮想線分の形状が異常であると判定された回数が含まれる
    ことを特徴とする車両用走路判定装置。
  2. 請求項記載の車両用走路判定装置において、
    前記誤検出の頻度又は割合には、前記標示線が検出されたと判定された状態及び前記標示線が検出されないと判定された状態のうちの一方の状態から他方の状態に変化した回数が含まれる
    ことを特徴とする車両用走路判定装置。
  3. 請求項またはに記載の車両用走路判定装置において、
    前記誤検出の頻度又は割合には、前記標示線が検出されないと判定された状態の時間が含まれる
    ことを特徴とする車両用走路判定装置。
  4. 路面上の標示線を検出する車両用走路判定装置であって、
    前記標示線についての誤検出の頻度又は割合と、前記標示線の候補として選択された仮想線分の形状が異常であると判定されたときの前記異常の程度とに基づいて、前記標示線が検出されたと判定されるための条件を変更する
    ことを特徴とする車両用走路判定装置。
  5. 請求項記載の車両用走路判定装置において、
    前記異常の程度には、前記仮想線分の形状が異常であると判定されたときの、前記仮想線分の形状が正常であると判定されるための値からの偏差が含まれる
    ことを特徴とする車両用走路判定装置。
  6. 請求項またはに記載の車両用走路判定装置において、
    前記異常の程度には、前記仮想線分の形状が異常であると判定されたときの、前記仮想線分の形状が正常であると判定されるための値からの偏差の変化が含まれる
    ことを特徴とする車両用走路判定装置。
  7. 請求項からのいずれか1項に記載の車両用走路判定装置において、
    前記標示線が検出されたと判定されるための条件は、前記標示線の候補として選択された仮想線分が連続して存在する時間のしきい値である
    ことを特徴とする車両用走路判定装置。
JP2004159928A 2004-05-28 2004-05-28 車両用走路判定装置 Expired - Fee Related JP4093208B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004159928A JP4093208B2 (ja) 2004-05-28 2004-05-28 車両用走路判定装置
US11/134,366 US7307545B2 (en) 2004-05-28 2005-05-23 Vehicle lane detector
EP05011399.2A EP1600909B1 (en) 2004-05-28 2005-05-25 Vehicle lane detector

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004159928A JP4093208B2 (ja) 2004-05-28 2004-05-28 車両用走路判定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005339382A JP2005339382A (ja) 2005-12-08
JP4093208B2 true JP4093208B2 (ja) 2008-06-04

Family

ID=34936961

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004159928A Expired - Fee Related JP4093208B2 (ja) 2004-05-28 2004-05-28 車両用走路判定装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7307545B2 (ja)
EP (1) EP1600909B1 (ja)
JP (1) JP4093208B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0653248U (ja) * 1992-12-25 1994-07-19 株式会社羽田製工所 日除け・凍結防止用シート

Families Citing this family (39)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4703136B2 (ja) * 2004-06-02 2011-06-15 トヨタ自動車株式会社 線図形化処理装置
KR20060049706A (ko) * 2004-07-20 2006-05-19 아이신세이끼가부시끼가이샤 차량의 레인주행지원장치
DE102004040143A1 (de) * 2004-08-19 2006-02-23 Robert Bosch Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Fahrerinformation
JP3912416B2 (ja) * 2005-05-31 2007-05-09 トヨタ自動車株式会社 車両逸脱防止制御装置
JP4408095B2 (ja) * 2005-06-03 2010-02-03 本田技研工業株式会社 車両及び路面標示認識装置
EP1968014B1 (en) * 2005-12-28 2012-12-19 Honda Motor Co., Ltd. Vehicle and lane mark detection device
JP4248558B2 (ja) * 2006-03-24 2009-04-02 トヨタ自動車株式会社 道路区画線検出装置
JP4687563B2 (ja) * 2006-05-23 2011-05-25 株式会社デンソー 車両用レーンマーク認識装置
US20080080740A1 (en) * 2006-10-03 2008-04-03 Kaufmann Timothy W Systems, methods and computer products for lane keeping and handling of non-detected lane markers
DE102006047636A1 (de) * 2006-10-09 2008-04-10 Robert Bosch Gmbh Verfahren für die Steuerung eines Fahrerassistenzsystems
EP2168079B1 (en) * 2007-01-23 2015-01-14 Valeo Schalter und Sensoren GmbH Method and system for universal lane boundary detection
DE102007051967A1 (de) * 2007-10-31 2009-05-07 Adc Automotive Distance Control Systems Gmbh Detektor und Verfahren zum Erkennen einer Fahrspurbegrenzung
DE102007051966A1 (de) 2007-10-31 2009-05-07 Adc Automotive Distance Control Systems Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Erkennung des Verlaufs einer Fahrspur
JP4708443B2 (ja) * 2008-01-31 2011-06-22 トヨタ自動車株式会社 作動制御マップおよび白線認識装置
JP2009223817A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Zenrin Co Ltd 路面標示地図生成方法
DE102008001760A1 (de) * 2008-05-14 2009-11-19 Robert Bosch Gmbh Bildverarbeitungseinrichtung zur Kontrastübergangserkennung, insbesondere in einer Werkzeugmaschine
KR101163446B1 (ko) * 2009-03-18 2012-07-18 기아자동차주식회사 가상 차선을 이용하는 차선 이탈 경보 방법 및 그에 따른 시스템
JP2010244382A (ja) * 2009-04-08 2010-10-28 Honda Motor Co Ltd 車両走行支援装置
DE102010054066A1 (de) * 2010-12-10 2012-06-14 GM Global Technology Operations LLC Verfahren zum Betreiben eines Sensors eines Fahrzeugs und Fahrerassistenzsystem für ein Fahrzeug
EP2698778B1 (en) * 2011-04-13 2015-07-01 Nissan Motor Co., Ltd Driving assistance device and adjacent vehicle detection method therefor
JP5594246B2 (ja) * 2011-07-20 2014-09-24 株式会社デンソー 車線認識装置
US9349069B2 (en) * 2011-11-21 2016-05-24 Analog Devices, Inc. Dynamic line-detection system for processors having limited internal memory
JP5776546B2 (ja) * 2011-12-28 2015-09-09 富士通株式会社 路面調査プログラム及び路面調査装置
DE102013103953B4 (de) * 2012-05-02 2020-07-09 GM Global Technology Operations LLC Spurerkennung bei voller Fahrt unter Verwendung mehrerer Kameras
DE102013103952B4 (de) * 2012-05-02 2020-07-09 GM Global Technology Operations LLC Spurerkennung bei voller Fahrt mit einem Rundumsichtsystem
US9538144B2 (en) * 2012-05-02 2017-01-03 GM Global Technology Operations LLC Full speed lane sensing using multiple cameras
KR102058001B1 (ko) * 2012-09-03 2020-01-22 엘지이노텍 주식회사 차선 보정 시스템, 차선 보정 장치 및 이의 차선 보정 방법
US8798841B1 (en) * 2013-03-14 2014-08-05 GM Global Technology Operations LLC System and method for improving sensor visibility of vehicle in autonomous driving mode
JP5986949B2 (ja) * 2013-04-08 2016-09-06 株式会社日本自動車部品総合研究所 境界線認識装置
JP2015005193A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 富士重工業株式会社 車両用運転支援装置
US9224053B1 (en) * 2013-07-31 2015-12-29 Google Inc. Combining multiple estimates of an environment into a consolidated estimate for an autonomous vehicle
KR102310281B1 (ko) * 2014-12-05 2021-10-07 현대모비스 주식회사 차선 유지를 위한 차량 조향 제어 장치 및 방법
US20180165525A1 (en) * 2015-06-15 2018-06-14 Mitsubishi Electric Corporation Traveling lane determining device and traveling lane determining method
US20170248958A1 (en) * 2016-02-25 2017-08-31 Delphi Technologies, Inc. Adjacent lane verification for an automated vehicle
JP6609836B2 (ja) * 2016-07-07 2019-11-27 三菱電機株式会社 車両用操舵装置
US10102744B2 (en) 2016-09-27 2018-10-16 International Business Machines Corporation Predictive traffic management using virtual lanes
JP6741603B2 (ja) * 2017-01-16 2020-08-19 株式会社Soken 推定装置
JP6908439B2 (ja) * 2017-06-05 2021-07-28 株式会社Soken 区画線認識装置
CN113240923B (zh) * 2021-07-08 2021-09-17 深圳市汇鑫垒刀模科技有限公司 针对车道的提示信息状态异常的处理方法及系统

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2217496B (en) 1988-04-12 1991-10-16 Marconi Gec Ltd Improvements to boundary tracing
JP2754871B2 (ja) 1990-06-01 1998-05-20 日産自動車株式会社 走行路検出装置
JP3395289B2 (ja) 1993-10-29 2003-04-07 いすゞ自動車株式会社 車線認識装置
JP3304687B2 (ja) 1995-05-24 2002-07-22 日産自動車株式会社 車両用走行車線認識装置及び障害物検出装置・道路逸脱報知装置
US5991427A (en) * 1996-07-31 1999-11-23 Aisin Seiki Kabushiki Kaisha Method and apparatus for detecting a lane on a road
JPH1166488A (ja) * 1997-08-21 1999-03-09 Honda Motor Co Ltd 白線認識装置
JPH11232585A (ja) * 1998-02-10 1999-08-27 Oki Electric Ind Co Ltd 車両の路側逸脱防止システム
EP1103938A4 (en) * 1999-05-25 2005-01-26 Matsushita Electric Ind Co Ltd ROAD MARKING WITH ELECTROMAGNETIC WAVES, DEVICE FOR DETECTING A TRACK MARKING WITH ELECTROMAGNETIC WAVES, AND TRANSPORT SYSTEM
JP2001014595A (ja) 1999-06-29 2001-01-19 Mitsubishi Motors Corp 車両用走行レーン検知装置
JP3575343B2 (ja) 1999-08-02 2004-10-13 日産自動車株式会社 車線追従装置
JP3352655B2 (ja) * 1999-09-22 2002-12-03 富士重工業株式会社 車線認識装置
KR100373002B1 (ko) * 2000-04-03 2003-02-25 현대자동차주식회사 차량의 차선 이탈 판단 방법
JP3585874B2 (ja) 2001-09-04 2004-11-04 本田技研工業株式会社 車両の走行制御装置
JP3780922B2 (ja) 2001-11-30 2006-05-31 日産自動車株式会社 道路白線認識装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0653248U (ja) * 1992-12-25 1994-07-19 株式会社羽田製工所 日除け・凍結防止用シート

Also Published As

Publication number Publication date
US20050265579A1 (en) 2005-12-01
US7307545B2 (en) 2007-12-11
JP2005339382A (ja) 2005-12-08
EP1600909B1 (en) 2015-07-08
EP1600909A3 (en) 2007-04-04
EP1600909A2 (en) 2005-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4093208B2 (ja) 車両用走路判定装置
JP4703136B2 (ja) 線図形化処理装置
JP4321821B2 (ja) 画像認識装置及び画像認識方法
US9773177B2 (en) Surrounding environment recognition device
US10293690B2 (en) Vehicle information projecting system and vehicle information projecting method
US8311283B2 (en) Method for detecting lane departure and apparatus thereof
JP4075026B2 (ja) 車両の障害物警報装置
EP1017036A1 (en) Method and apparatus for detecting deviation of automobile from lane
JP4541609B2 (ja) 停止線認識装置、及び、その停止線認識装置を用いた車両用運転支援装置
JP2008222153A (ja) 合流支援装置
JP3848898B2 (ja) 車線逸脱判定装置
CN110015247A (zh) 显示控制装置和显示控制方法
JP2004310522A (ja) 車両用画像処理装置
JP5355209B2 (ja) ナビゲーション装置、自車の走行車線の判定方法および判定プログラム
JP3606223B2 (ja) 車両側方映像生成方法及び車両側方映像生成装置
CN115131749A (zh) 图像处理装置、图像处理方法以及计算机可读取存储介质
JP2009139306A (ja) 路面標示認識装置
JP4792948B2 (ja) 車車間通信システム
JP4802686B2 (ja) 車車間通信システム
JP4263660B2 (ja) 車両用走路判定装置
JP4703706B2 (ja) 車両用走路判定装置
JP5723561B2 (ja) 運転支援装置
JP4253901B2 (ja) 車両の障害物検出装置
JP4899493B2 (ja) 車両用情報提供装置及び車線維持制御装置
JP4725310B2 (ja) 車車間通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070824

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070904

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071105

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080212

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 4093208

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110314

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120314

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130314

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140314

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees