JP4089510B2 - 空気調和機のフィルター装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルターの清掃を自動的に行うようにした空気調和機のフィルター装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の空気調和機のフィルター装置は、図6に示すように熱交換器12の前面に、空気調和機の本体内部へ埃が侵入することを防ぐためのエアフィルター6が設けられており、このエアフィルター6は、付着した塵埃を手で清掃できるように着脱自在に構成されている。そして、付着した粉塵を取り除く為の周期的なメンテナンスを必要としていた。そこで、エアフィルターに付着した粉塵を回転ブラシで取り除く方法や、直線状の吸込み機構を移動する方法や、ブラシで埃を箱におとす方法があった(例えば特許文献1、2、3参照))。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−226331号公報
【特許文献2】
特開平1−75020号公報
【特許文献3】
特開平6−74521号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の構成のフィルター装置の構成では動作手段に制約があったり、集塵後の埃処理の手間が発生し、確実な手段ではなかった。
【0005】
また、他の方式も動作手段に制約があったり、本体サイズが拡大化し、確実な手段ではなかった。
【0006】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、エアフィルターの清掃を自動的に行うことが可能になり、このことにより、空気調和機の性能維持、及び消費電力の増大防止を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明のフィルター装置は、空気調和機本体内部の熱交換器と吸入口との間にフィルター装置を設け、前記フィルター装置にフィルター枠と、エアフィルターと、フィルターに沿って左右方向に移動可能な吸入ノズルを2個、フィルター左右幅の半分の距離をあけて設け、前記吸入ノズルに吸引ホースを設け、さらに前記吸引ホースに連結する吸引排気装置と排気ダクトを具備し、前記2個の吸入ノズルの吸入経路 がフィルター下部近傍で合流し、合流した吸入経路が前記吸引ホースに連結し、該連結部が2個の吸入ノズルのうち、吸引排気装置から遠い方の吸入ノズルの下部近傍に設けられたものである。
【0008】
上記構成により、エアフィルターの清掃を自動的に行うことが可能になる。このことにより、空気調和機の性能維持、及び消費電力の増大防止を図ることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
(実施の形態)
図1、図2、図3、図4、図5において、フィルター装置1の構成は、フィルター枠2と、エアフィルター6と、フィルターに沿って左右方向に移動可能な吸入ノズル5を設け、この吸入ノズル5に伸縮自在な蛇腹形状の吸引ホース8を設け、さらに前記吸引ホース8に連結する吸引排気装置7と排気ダクト9を具備したものである。
【0011】
また、本発明においては、吸入ノズル5はフィルター左右幅の半分の距離を空けて設けられた2個の吸入ノズル51、52とからなり、この2個のノズル内の吸入経路はフィルター下部に設けられた合流部14で合流している。さらにこの合流部で合流後の吸入経路と、前記吸引ホースを、2個の吸入ノズルのうち、吸引排気装置と遠い側の吸入ノズルの下部近傍の連結部15で連結した。
【0012】
このように構成されたフィルター装置1の動作について説明する。
【0013】
空気調和機本体12の運転停止後に、吸引排気装置7が運転開始する。
【0014】
吸入ノズル5に設けられた2個の吸入ノズル51、52には、それぞれ吸入口5aがエアフィルター6の表面に向かって開口しており、吸引排気装置7の運転とともに、吸入口5aから空気を吸い込み始める。エアフィルター6の表面についた埃はこの空気に乗って、吸入ノズル51、52内に吸込まれる。
【0015】
吸入ノズル51、52内の吸入経路に入った埃は、合流部14、連結部15を通過して、伸縮自在な蛇腹形状の吸引ホース8経由で、本体左端側に置かれた吸引排気装置7に吸込まれ、排気ダクト9から室外へ吐き出される。
【0016】
一方、エアフィルター6の右端に位置していた連結部15が、駆動モータ11に連結された駆動用ワイヤー10によってAの矢印左方向にエアフィルター6の中央付近まで移動し、それにともない、連結部15と一体になったノズル51、52及び合流部14も、Aの矢印左方向へ移動する。このとき、エアフィルター6の左半分の埃は左側のノズル51、右半分の埃は右側のノズル52によって清掃される。
【0017】
また、この移動にともなって、伸縮自在な蛇腹形状の吸引ホース8は連結部15とつながった右端が、エアフィルター6の右端から中央付近まで移動しながら縮まり、全長はほぼ半分になる。
【0018】
そして、この実施例によれば、エアフィルターの清掃を自動的に行うことが可能になり、空気調和機の性能維持、及び消費電力の増大防止を図ることができる。
【0019】
なお、上記実施例では連結部15が本体の右側にあったが、第1図と左右対称で右側にあっても、上記の説明が左右反対になるだけで、同様の効果を奏することはいうまでも無い。
【0020】
また、上記実施例ではノズル51、52は同時に吸込むこととしていたが、片側ずつ吸込んでも一向に構わない。
【0021】
さらに、上記実施例では連結部15が右から左に移動する際(往路)に清掃するとしたが、復路で清掃することも有効である。
【0022】
【発明の効果】
上記実施例より明らかなように、請求項に記載の発明は、フィルター装置にフィルター枠と、エアフィルターと、フィルターに沿って左右方向に移動可能な吸入ノズルを2個、フィルター左右幅の半分の距離をあけて設け、この吸入ノズルに伸縮自在な吸引ホースを設け、さらに前記吸引ホースに連結する吸引排気装置と排気ダクトを具備したもので、この構成によれば、エアフィルターの清掃を自動的に行うことが可能になり、空気調和機の性能維持、及び消費電力の増大防止を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例を示すフィルター装置の斜視図
【図2】 本発明の一実施例を示すフィルター装置の吸入ノズルの外観図(第5図II−II断面)
【図3】 本発明の一実施例を示す図5のI−Iによる空気調和機の断面図
【図4】 本発明の一実施例を示す図5のI−Iによる空気調和機の断面図
【図5】 本発明の一実施例を示す空気調和機の正面図
【図6】 従来を示す図7のIII−IIIによる空気調和機の断面図
【図7】 従来例を示す空気調和機の正面図
【符号の説明】
1 フィルター装置
2 フィルター枠
3 レール(上)
4 レール(下)
5 吸入ノズル
5a 吸入口
6 エアフィルター
7 吸引排気装置
8 吸引ホース
9 排気ダクト
10 駆動用ワイヤー
11 駆動モータ
12 熱交換器
13 本体
14 合流部
15 連結部
51、52 吸入ノズル
Claims (1)
- 空気調和機本体内部の熱交換器と吸入口との間にフィルター装置を設け、前記フィルター装置にフィルター枠と、エアフィルターと、フィルターに沿って左右方向に移動可能な吸入ノズルを2個、フィルター左右幅の半分の距離をあけて設け、前記吸入ノズルに吸引ホースを設け、さらに前記吸引ホースに連結する吸引排気装置と排気ダクトを具備し、前記2個の吸入ノズルの吸入経路がフィルター下部近傍で合流し、合流した吸入経路が前記吸引ホースに連結し、該連結部が2個の吸入ノズルのうち、吸引排気装置から遠い方の吸入ノズルの下部近傍に設けられたことを特徴とする空気調和機のフィルター装置。
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