JP4079455B2 - 処理データを長距離にわたって高いデータ転送速度にて基地局へ伝送するトランスポンダ - Google Patents
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Description
冒頭にて述べたようなトランスポンダは、例えばEP0534559A1の文献から既知である。この既知のトランスポンダは、データを伝送するだけでなく、受信するのにも好適なように構成されている。この既知のトランスポンダでは、メモリ手段から読出したデータがトランスポンダの2つの伝送モードでデータ処理手段にて処理され、これにて処理されたデータが伝送手段に供給され、この伝送手段が処理データを基地局へと伝送する。トランスポンダの第1伝送モードでは、データ処理手段(これは既知のトランスポンダではマイクロコンピュータによって形成される)を正規エネルギー動作モードにして、このデータ処理手段が比較的高いクロック周波数で駆動されて、データ処理手段の処理速度が比較的高くなるようにしているも、この場合にはデータ処理手段でのエネルギー消費が比較的高くなる。第2伝送モードでは、データ処理手段を省エネルギー動作モードにして、データ処理手段が比較的低いクロック周波数で駆動され、従ってエネルギー消費を比較的低くするようにし、このために、基地局へのトランスポンダの伝送範囲は比較的大きくなる。このようにして、伝送範囲が大きくなることは間違いないが、従来のトランスポンダから基地局への処理データの伝送は、低いデータ転送速度だけでは悪影響を受ける。その理由は、省エネルギーでのデータ処理手段はデータを極めてゆっくり処理するだけであるため、不都合なことに、データ伝送期間がかなり長くなってしまうからである。
なお、既知のトランスポンダには第3の伝送モードの可能性もあり、このモードではデータを相対的に大きな伝送範囲にわたって高いデータ転送速度で伝送することができるも、マイクロコンピュータによって形成されるデータ処理手段が全く起動しなくなるため、メモリ手段から読出されるデータを処理できず、例えば符号化できず、また、データ伝送のセキュリティを強化する目的でチェックサムをデータに付加したりすることができない。既知のトランスポンダの斯かる第3の伝送モードでは、データ処理手段の代わりにインタフェースデバイスを作動させるだけであり、このインタフェースデバイスでは、メモリからデータを読み取って、このデータを伝送コイルに供給し得るだけであり、このような第3の伝送モードを実行するのには伝送コイルを余計に必要とし、従って追加の費用がかかることになる。
本発明の目的は上述したような諸問題をなくし、且つ冒頭にて述べたようなトランスポンダを簡単な方法で、しかも実際上余計な費用をかけることなく改善することにある。この目的を達成するために、本発明によれば、冒頭にて述べたようなトランスポンダにおいて、トランスポンダが或る伝送モードにある場合に、前記データ処理手段を正規エネルギーモードから省エネルギーモードにすることができ、且つトランスポンダの前記伝送モードにて処理データを書込み、且つ読出すことができると共に、トランスポンダの正規エネルギーモードでの伝送モードで前記データ処理手段により転送される処理データを、該処理データを実際に基地局へ伝送する前に記憶させることができる伝送メモリ手段を設け、且つ前記伝送モードにて、前記処理データを前記伝送メモリ手段に記憶させた後で、しかも処理データを実際に送る前に、前記データ処理手段を正規エネルギーの動作モードから省エネルギーの動作モードに制御することができる制御手段を設け、且つ前記伝送メモリ手段に記憶されている処理データを前記伝送メモリ手段から読出して、前記伝送回路に供給することができると共に、各処理データを前記伝送手段へ転送することができる伝送回路を設けて、前記伝送回路を含めて前記データ処理手段が省エネルギーモードにある場合に、前記伝送メモリ手段から読出されて前記伝送回路に供給される処理データを前記伝送手段に供給してから、前記基地局へと伝送し得るようにしたことを特徴とする。このような本発明による手段を講じることにより、正規エネルギーの動作モードでのデータ処理手段(このデータ処理手段によって、メモリ手段から読出されるデータの知的処理、即ち符号化や、チェックサムの編成や、付加等の処理を行なう)がメモリ手段からデータを読出して、これらのデータを高い処理速度で処理し、且つこれら処理データを、トランスポンダの伝送モードでのこれら処理データの実際の伝送準備中に伝送メモリ手段に記憶させることが特に簡単に行われる。実際の伝送中に、データ処理手段を首尾よく省エネルギーモードに制御すると、伝送回路は伝送メモリ手段に記憶されている処理データを基地局へ高い転送速度で伝送する。データ処理手段はそれぞれの時間領域内で作動させ、或る時間領域内では相対的に高いクロック周波数での正規エネルギー動作モード、従って高い処理速度でのデータ処理手段によってデータを処理し、処理データを基地局に伝送する別の時間領域内では、データ処理手段を省エネルギーモードに制御して、相対的に低いクロック周波数で極めて低いエネルギー消費で駆動させるのが有利である。従って、本発明によるトランスポンダでは、通信、即ち、トランスポンダのメモリ手段に記憶されているデータを基地局により検索したり、これらのデータを処理したり、処理データを基地局に伝送したりすることを、長距離にわたって高いデータ転送速度で行なうことができ、このことはトランスポンダの多くのアプリケーションの分野にとって最も重要なことである。他の利点として、データ処理手段を省エネルギーモードに制御する場合に、このデータ処理手段がエネルギーを定常的にごく僅かしか消費せず、従って実際にはエネルギー消費が不変となると云える。トランスポンダでの可変のエネルギー消費は、トランスポンダでのエネルギー供給にとっては可変負荷となり、この可変負荷がデータに雑音信号として重畳されることにより、トランスポンダの伝送手段から基地局へと送られる伝送信号を乱し、しかもその伝送信号にデータ伝送誤りを来たすことになるから、本発明によるトランスポンダにおけるデータ処理手段のように、データ処理手段が絶えず一様に極めて僅かなエネルギーを消費するだけで、断続的に消費するのではないようにすると、伝送回路もごく僅かなエネルギーしか消費せず、従って雑音成分が極めて小さくなり、データ伝送誤りを来たすことがない。このために、本発明によるトランスポンダは極めて高いデータ転送速度で極めて大きな距離にわたってデータを首尾よく、誤りなく基地局へと伝送することができる。このような本発明によるトランスポンダはデータの伝送用のみならず、受信用にも好適に構成されることは明らかである。
請求の範囲第1項に記載したような特徴を有する本発明によるトランスポンダでは、従属請求項2に記載したような手段をさらに講じると有利なことを確かめた。斯様な制御データには、伝送メモリ手段に記憶される最初のメモリアドレスと最後のメモリアドレスとを包含させることができる。このような場合には、伝送回路が伝送メモリ手段に記憶されている斯様な処理データのうちの、伝送メモリ手段の特定のメモリ領域に記憶されている処理データだけを読取って伝送手段へと供給し得るようにすることができ、特定のメモリ領域は制御データに含まれる最初のメモリアドレスと、制御データに含まれる最後のメモリアドレスとによって特定される。データ処理手段によって処理したデータは伝送メモリ手段の複数のメモリ領域に記憶させることができ、これらの記憶域は最初と最後のメモリアドレスによって特定され、後に、伝送メモリ手段のこれらのメモリ領域の1を、基地局に伝送すべきデータ(このデータはトランスポンダの伝送モードにて処理される)から、制御データに含まれる最初と最後のメモリアドレスによって選択することができる。
請求の範囲第2項に記載したような特徴を有している本発明によるトランスポンダでは、請求項3に記載したような手段をさらに講じると有利なことを確かめた。本発明によるトランスポンダに別の制御手段を設けることにより、伝送回路が伝送メモリ手段から読出したデータを伝送し終えた際に、トランスポンダがデータ処理手段を自主的に正規エネルギー動作モードにする。このような別の制御手段を伝送回路内に設けるため、この別の制御手段を極めて簡単な方法で実現することができる。これは伝送の終了時点を伝送回路にて容易に検出することができるからである。
請求の範囲第1項に記載したような特徴を有している本発明によるトランスポンダでは,従属請求項4に記載したような手段をさらに講じるのが有利であることを確かめた。このようにすれば、種々の変形ソフトウェアを処理できるデータ処理手段を得ることができるため、本発明によるトランスポンダをアプリケーションの多くの分野に適合させることができる。なお、請求項4に記載したような手段を請求項2及び3に記載したような特徴を有している本発明によるトランスポンダに有利に組込むこともできる。
請求項4に記載したような特徴を有している本発明によるトランスポンダには、従属請求項5に記載したような手段をさらに講じるのが有利であることを確かめた。この結果として、マイクロコンピュータを省エネルギーモードに制御する制御手段が極めて簡単になる。
本発明によるそれぞれの手段は、エネルギー供給用のバッテリを有し、伝送範囲が極めて大きく、しかもバッテリに蓄えられているエネルギーを経済的に使用する能動式のトランスポンダにて有利に実現することができる。請求項1に記載したような特徴を有している本発明によるトランスポンダには、従属請求項6に記載したような手段をさらに講じる場合に非常に有利であることを確かめた。そのためには、本発明による手段を受動式のトランスポンダに講じて、このトランスポンダを作動させるエネルギー、従ってトランスポンダの伝送モードにて必要とされるエネルギーもトランスポンダの入力信号から得て、これにて得られるエネルギーを伝送モードにて経済的に消費して、大きな伝送範囲を得るようにするのが有利であることを確かめた。本発明による手段は所謂遠隔結合するものであって、処理データを受動式のトランスポンダから1メートル以上の比較的大きな距離離れた基地局まで首尾良く伝送し得るようにするものである。なお、請求項6に記載したような手段は請求項2,3,4及び5に記載したような特徴を有している本発明によるトランスポンダでも有利に実現することができる。
請求項1に記載したような特徴を有している本発明によるトランスポンダでは、省エネルギー動作モードに制御されるデータ処理手段の処理段の部分でのデータ処理を停止させて、エネルギー消費を減らすようにすることができる。しかし、請求項1に記載したような特徴を有している本発明によるトランスポンダでは、従属請求項7に記載したような手段を講じるともっと有利であることを確かめた。従って、実際にはデータ処理手段の殆ど全てを省エネルギーモードでは作動させずに、正規エネルギー起動手段だけを起動させ続けることは容易なことであり、この起動手段のエネルギー消費は極めて低くて十分なため、消費エネルギーは極めて低く、一定で、不変である。
本発明の上述したような要点及び他の要点を以下添付図面を参照して実施例から明らかにするに、本発明はこの実施例のみに限定されるものではない。
図1は本発明によるトランスポンダの一例を示すブロック図である。
図1は本来、トランスポンダのデータ処理手段によって処理したデータを伝送するためのトランスポンダを示し、データは、これらのデータを実際に伝送する前に伝送メモリ手段に蓄積しておくことができ、データ処理手段を前もって省エネルギーの動作モードに制御した後に、伝送回路によって処理データをメモリ手段から読出すことができる。
図1は、例えば符号化等の処理を途中で行なった処理データを基地局2へ伝送し、且つ基地局2から処理データを受信するトランスポンダ1を示す。斯様な処理データ及び例えば処理中に符号化する符号化データには金額を表わすデータを含めることができ、これらのデータはトランスポンダ1のメモリ手段3に記憶させることができる。このような場合には、トランスポンダ1は商品に対する支払い用のクレジットカード内に収容され、また基地局2はキャシュデスクによって形成される。
トランスポンダ1を或る商品に対する金額を支払うのに用いる場合には、基地局2が、認証コード及び支払うべき金額を含む符号化データをトランスポンダ1に伝送するようにすべきである。トランスポンダ1にて認証コードがチェックされたら、支払い金額がメモリ手段3に記憶してあるデータによって表わされる金額から差し引かれる。その後、トランスポンダ1は基地局2に符号化データを送るのであって、この符号化データは差し引き残高の確証情報を含み、これにより商品の金額が基地局2に支払われると見なされる。データは、非認証者によるごまかしを防ぐために、常に符号化形態で伝送する。
トランスポンダ1はISO標準規格7816を満足する接点フィールド4を有しており、これによりトランスポンダ1は接点跳動(contact-bound)法で別の基地局と通信することができる。接点面51〜58を通して受信されるデータは第1データリンク6によってデータ処理手段7に転送され、接点跳動通信用のトランスポンダ1の供給電圧は第1給電ライン8によって電圧供給手段9に転送される。トランスポンダ1では、メモリ手段3に記憶してあるデータによって表わされる金額に加えられる各金額をクレジットするのに接点跳動動作を用いる。その理由は、この動作は非認証者による小細工に対して保護されなくてはならないからである。
基地局2は符号化データを伝送するためのアンテナ共振回路10を具えている。トランスポンダ1が基地局2の受信範囲内に位置する場合には、基地局2のアンテナ共振回路2がトランスポンダ1のアンテナ共振回路(ここではトランスポンダ1の伝送手段11を成す)に誘導的に結合される。この伝送手段11によって受信された符号化データは第2データリンク12及び電位ライン13を経て伝送回路14に転送することができ、この伝送回路は受信回路としても構成される。伝送回路14にて受信された符号化データは、第3データリンク15によってデータ処理手段7に転送することができる。
なお、メモリ手段3は所謂EEPROMで形成するのが有利である。
ソフトウェアモジュールによって形成される複数の処理段をデータ処理手段7の内部に実現し、このデータ処理手段をここではマイクロコンピュータによって形成する。マイクロコンピュータの機能、従ってトランスポンダ1の特性を決定するソフトウェアモジュールは読取り専用メモリROM16内に記憶させる。ROM16からプログラムリンク17によって読出され、且つソフトウェアモジュールを含んでいるマイクロコンピュータのプログラムがデータ処理手段7における処理行程を決定する。一連の知的データ処理作業であるデータ符号化、チェックサムの編成、データセットへのチェックサムの追加、データ誤りテスト等の作業はデータ処理手段7にて行なうことができる。なお、データ処理手段7によるデータ処理とは、メモリ手段3から読出したデータを単に基地局に送るべき伝送手段11へと少なからずとも影響を受けることなく伝送するだけでなく、メモリ手段3から読出したデータを、例えば変更したり、チェックサムを加える付加処理をしたりするような知的処理もすることを意味するものと理解する必要がある。
データ処理手段7にはアクセス認証段(図示せず)も含め、この認証段によって、基地局2のユーザがメモリ手段3に記憶されているデータをただすことが認められているかどうかを、基地局2からトランスポンダ1に伝送される符号化データを用いて検出することができる。データ処理手段7は復合化手段18も具えており、これには受信した符号化データを供給することができ、この復合化手段は、受信した符号化データに適当なキー情報がある場合に、その符号化データを復合化して、この復合化データを転送するように構成する。復合化データはデータ処理手段7にてさらに処理してから、第1メモリリンク19によってメモリ手段3に供給して、このメモリ手段に記憶させることができる。
トランスポンダ1における伝送手段11によって受信した信号は、第2給電ライン20を経て電圧供給手段9に供給することができる。トランスポンダ1の無接点動作モードでの電圧供給手段9は、既に周知のように、受信信号からエネルギーを得るように構成する。無接点動作モードで電圧供給手段9にて得られる供給電圧又は第1給電ライン8を経て接点跳動動作モードにて電圧供給手段9に供給される供給電圧は、図1には図示してない給電ラインを経てトランスポンダ1のそれぞれの回路段に供給して、これらの回路段に電力を供給することができる。
データ処理手段7は正規エネルギー起動手段21も具え、これはここでは中断手段により形成し、この中断手段はデータ処理手段7の正規エネルギーモードにより起動させることができるのであって、このデータ処理手段7の正規エネルギーモードでは、データ処理手段7の全ての処理段が起動されて、データ処理手段7が標準の作動周波数に相当する比較的高いクロック周波数で作動する。さらに、正規エネルギー起動手段21を用いて、データ処理手段7を省エネルギーモードにすることができ、この省エネルギーモードでは、データ処理手段7の正規エネルギー起動手段21だけが起動され、データ処理手段7が前述した標準の作動周波数よりも低い周波数で作動するために、データ処理手段のエネルギー消費量が少なくなる。さらに、省エネルギーモードでのデータ処理手段7は、読取り専用メモリ16での読取り動作を実行せず、しかもEEPROMによって形成されるメモリ手段3での書込み及び読取り動作も実行しないため、読取り専用メモリ16及びメモリ手段3がエネルギーを消費することはない。換言するに、このことはデータ処理手段7、メモリ手段3及び読取り専用メモリ16が省エネルギー手段22を成し、この手段がデータ処理手段7の省エネルギーモードでは実際上エネルギーを消費しないことを意味する。
データ処理手段7は、第1制御ライン24及び正規エネルギー起動手段21を経てデータ処理手段7を省エネルギーモードにするように構成される制御手段23も具えている。
伝送回路14は、第2制御ライン26及び正規エネルギー起動手段21を経てデータ処理手段7を正規のエネルギー動作モードにするように構成される別の制御手段25も具えている。データ処理手段7の省エネルギーモード及び正規エネルギーモードの起動については後にもっと詳しく説明する。
基地局2によって発生された符号化データがトランスポンダ1にて受信され、しかもデータ処理手段7のアクセス認証段が、メモリ3に記憶されているデータを基地局2が受け取るのを認める旨を検出したら、メモリ3に記憶してあるデータを第2メモリライン27を経てデータ処理手段7に供給することができる。データ処理手段7は、図1には示してない別の処理段を用いてメモリ手段3から読出したデータをさらに処理するようにも構成する。この場合の別の処理段は、メモリ手段3から読出したデータに暗号化チェックサムを加えるように構成する。データ処理手段7におけるさらに他の手段段は、トランスポンダの適用分野に応じてメモリ手段3から読出されるデータを処理するように構成するのであり、これは当業者に周知であるため、詳しい説明は省略する。データ処理手段7の一部は符号化手段28として構成し、これにメモリ手段3から読出したデータを供給し、場合によってはこのデータを転送する前に予め処理しておくことができ、このような符号化手段28はデータを符号化してから転送するように構成する。このデータの符号化は、既知の任意の暗号化法を利用して行なうことができる。
少なくとも符号化したデータ、従ってトランスポンダ1の送信モードにてデータ処理手段7にて処理したデータを実際に伝送する準備をするために、符号化手段28によって符号化し、且つ処理したデータを第4データリンク29を経て伝送メモリ手段30に転送し、伝送すべき処理データをこの伝送メモリ手段に記憶させることができる。この場合、伝送すべき処理データは伝送メモリ手段30の或るメモリ領域に記憶され、このメモリ領域は最初のメモリアドレスと最後のメモリアドレスとによって特定される。伝送メモリ手段30は所謂RAMによって形成するのが有利であるが、用途によっては、伝送メモリ手段30をEEPROMで形成することもできる。
基地局2への伝送用に用立てた処理データの全てを伝送メモリ手段30に記憶させる場合には、データ処理手段7によって第3制御ライン31を経て制御データSTを伝送回路14へと送出する。制御データSTは最初のメモリアドレスと最後のメモリアドレス及び場合によっては他のデータも包含する。制御データSTは伝送回路14の伝送特性を制御するのに用いることができる。
データ処理手段7に含まれる制御手段23は、データ処理手段7によって制御データSTを伝送回路14に転送した後に正規エネルギー起動手段21を制御して、この正規エネルギー起動手段を用いてデータ処理手段7を省エネルギーモードにする。データ処理手段7の省エネルギーモードでの起動後に、処理し、且つ符号化したデータのその後の実際の伝送準備ができたことになる。
制御手段23は、データ処理手段7を形成するマイクロコンピュータの一部で形成するのが有利であり、その理由は、データ処理手段7、従ってマイクロコンピュータの省エネルギーモードの起動は、処理した伝送データが伝送メモリ手段30に首尾よく記憶された後で、しかもマイクロコンピュータが制御データSTを伝送回路14に供給した後(これら2つの作動の終了はマイクロコンピュータにより簡単に検出することができる)にしか行なうことができないからである。
省エネルギーモードを起動させると、省エネルギー手段22が実際上エネルギーを消費しなくなるため、実際に処理データを伝送する場合には、受信信号から電圧供給手段9に得られるエネルギーが、実際上全伝送回路14、伝送手段11及びRAMにて形成される伝送メモリ手段30にて利用されることになる。
省エネルギーモードを起動させる場合には、データ処理手段7における正規エネルギー起動手段21が作動するだけであり、この起動手段は第2制御ライン26に発生する制御データをモニタするに過ぎない。正規エネルギー起動手段21及びデータ処理手段7による斯かる連続モニタ中におけるデータ処理手段7のエネルギー消費量は極めて僅かであり、実際上一定であり、従って不変である。エネルギーの可変消費は電圧供給手段9にて発生される供給電圧に可変負荷を持たらし、このために供給電圧が僅かに変動し、処理データを伝送する際に、既知のトランスポンダでは斯かる供給電圧の変動に起因する雑音信号が発生し、この雑音信号が伝送すべきデータに重畳されて、逆効果としてのデータ伝送誤りを来すことになる。これに対し、本発明によるトランスポンダでは、データ伝送手段7のエネルギー消費がごく僅かで、しかも常に不変であるため、供給電圧を変動させることもないため、伝送すべき処理データに雑音信号が重畳されず、従って、このような雑音信号に起因するデータ伝送誤りを生じることがない。このように、トランスポンダ1は極めて長距離に及ぶ基地局2までデータを誤りなく伝送することができる。
データ伝送手段7に対する省エネルギーモードを起動させた後には、トランスポンダ1にて実際の伝送モードが起動され、この伝送モードでは、伝送回路14がそれに供給される制御データSTに従って、第5データリンク32を経て伝送メモリ手段30の最初のメモリアドレスから処理した伝送データを読取る。このように、伝送回路14によって読取られ、且つ伝送する処理済みの少なくとも符号化したデータは、第2データリンク12及び電位ライン13を経て伝送手段11へと供給され、この伝送手段が処理済みの伝送データを基地局2へと伝送する。
処理済みの伝送データが伝送メモリ手段30から読取られて、最後のメモリアドレスからの処理済み伝送データが伝送回路14に達して、この処理済みデータの伝送が終了した後に、伝送モードは終了する。その後、伝送回路14における別の制御手段25がデータ処理手段7を正規エネルギーモードに作動させ、従って、省エネルギー手段22を正規のエネルギーモードに作動させる。
このようにすることにより、トランスポンダ1の伝送モードでは、受信信号から電圧供給手段9にて得られるエネルギーが実際上、トランスポンダ1における、データ、特に処理済みで、しかも少なくとも符号化してあるデータを伝送するだけに必要な回路段にて全て利用されると云う利点が得られる。これにより、所謂遠隔結合を可能とし、基地局まで1メートル以上の比較的長距離にわたって受動式のトランスポンダによって処理済みデータを誤りなく首尾よく伝送することができる。伝送回路14は、実際にはエネルギー消費が極めて少なく、しかも極めて高速のデータ転送速度で伝送するハードウェア回路として構成する。
別の制御手段25は、トランスポンダ1が正規エネルギー起動手段21を経てデータ処理手段7の正規エネルギーモードを独立して起動させ、従って、例えば接点フィールド4を経てトランスポンダ1に供給される起動パルスによりデータ処理手段を正規エネルギーモードにリセットしなくて済むようにする。従って、トランスポンダ1は、その正規のエネルギーモードと、省エネルギーモードとの間で何ら制限なく変えることができるため、処理データを比較的長距離にわたって、確実に、しかも誤りのない方法で伝送することができる。
伝送回路14を、その回路の動作を制御し得る回路として構成することにより、この伝送回路14は伝送メモリ手段30に記憶された処理データのうちの、伝送メモリ手段30の所定のメモリ領域に記憶された処理データだけを読出すことができ、所定のメモリ領域は制御データSTに含まれる最初のメモリアドレスと、制御データSTに含まれる最後のメモリアドレスとによって特定される。
伝送回路14に別の制御手段25を含めるので、伝送回路14にて伝送モードでの実際の伝送終了時点を容易に検出することができるため、別の制御手段25は極めて簡単なものとすることができる。
なお、メモリ手段3及び伝送メモリ手段は単一メモリにおけるそれぞれのメモリ領域によって形成することもできる。
さらに、制御データSTによって伝送回路14の伝送範囲についての伝送特性も制御することができ、基地局への伝送は制御データSTに依存して比較的長距離でも、比較的短い距離のいずれでも行なうことができる。
さらに、トランスポンダにはコンデンサによって作動する伝送手段を含め、これを基地局2に含まれるコンデンサによる構成の伝送手段によってデータ伝送用に結合させることもできる。
伝送回路14には別の処理手段、例えば別の符号化手段も含めて、これにより、伝送メモリ手段30から読出される処理済みの伝送データをさらに処理し、随意符号化し、且つ各符号化データを伝送する伝送手段11に転送して、基地局2へと伝送させることもできる。
処理手段7が伝送モードでの実際の伝送準備中に制御データSTを伝送回路14に供給し、その後にしか処理済み伝送データが伝送メモリ手段30に記憶されないようにすることもできる。
最後に、データ処理手段7によって処理されたデータは必ずしも符号化データだけとする必要はない。メモリ手段3から読出したデータはデータ処理手段7から非符号化法で伝送メモリ手段30へと転送し、このメモリ手段30から伝送回路14へと転送することができ、且つデータがデータ処理手段7にてそれ相当に処理されている場合には、伝送回路14に転送された各データに対して、データ保護のためにさらに暗号化チェックサムをつけることができる。
Claims (7)
- 処理データを基地局へ伝送するトランスポンダであって、データを読出すことができるメモリ手段を具え、且つトランスポンダの或る伝送モードにて、正規エネルギー動作モードにすることができると共に、トランスポンダの或る伝送モードにて省エネルギー動作モードにすることもできるデータ処理手段を含み、該データ処理手段に前記メモリ手段から読出したデータを供給して、該データを処理することができ、且つ前記データ処理手段によって処理データを転送することができ、前記データ処理手段によって転送される処理データに相当する処理データを前記基地局へ伝送することができる伝送手段も含むトランスポンダにおいて、トランスポンダが或る伝送モードにある場合に、前記データ処理手段を正規エネルギーモードから省エネルギーモードにすることができ、且つトランスポンダの前記伝送モードにて処理データを書込み、且つ読出すことができると共に、トランスポンダの正規エネルギーモードでの伝送モードで前記データ処理手段により転送される処理データを、該処理データを実際に基地局へ伝送する前に記憶させることができる伝送メモリ手段を設け、且つ前記伝送モードにて、前記処理データを前記伝送メモリ手段に記憶させた後で、しかも処理データを実際に送る前に、前記データ処理手段を正規エネルギーの動作モードから省エネルギーの動作モードに制御することができる制御手段を設け、且つ前記伝送メモリ手段に記憶されている処理データを前記伝送メモリ手段から読出して、前記伝送回路に供給することができると共に、各処理データを前記伝送手段へ転送することができる伝送回路を設けて、前記伝送回路を含めて前記データ処理手段が省エネルギーモードにある場合に、前記伝送メモリ手段から読出されて前記伝送回路に供給される処理データを前記伝送手段に供給してから、前記基地局へと伝送し得るようにしたことを特徴とするトランスポンダ。
- 前記伝送回路の伝送動作を制御することができ、且つ前記伝送回路の伝送動作を制御し得る制御データを前記データ処理手段によって前記伝送回路に供給することができ、且つ前記伝送回路に供給される制御データに従って前記伝送回路が前記伝送メモリ手段から処理データを読取るように構成したことを特徴とする請求の範囲1に記載のトランスポンダ。
- 前記伝送回路の一部を別の制御手段として構成し、該別の制御手段によって前記データ処理手段を省エネルギーモードから正規エネルギーモードに戻す制御を行なえるようにしたことを特徴とする請求の範囲2に記載のトランスポンダ。
- 前記データ処理手段をマイクロコンピュータによって形成したことを特徴とする請求の範囲1に記載のトランスポンダ。
- 前記マイクロコンピュータの一部を制御手段として構成し得るようにしたことを特徴とする請求の範囲4に記載のトランスポンダ。
- 前記トランスポンダを、該トランスポンダが前記伝送手段によって受信した受信信号から伝送モードにて必要とするエネルギーを取出す受動式のトランスポンダにより形成したことを特徴とする請求の範囲1に記載のトランスポンダ。
- 省エネルギーモードにおける前記データ処理手段が、該データ処理手段に含まれる正規エネルギー起動手段を除いて完全に非活動状態となるようにしたことを特徴とする請求の範囲1に記載のトランスポンダ。
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