JP4078931B2 - 弾性舗装材及びそれによる固結塊の製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、一液硬化型ウレタン樹脂からなる舗装材に関するものであり、さらに詳しくは、耐温水性等の優れた末端イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーからなる舗装材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の粉粒状のゴムを用いて舗装体を構築する方法に関しては、粉末・粒状ゴムの固結剤として液状ポリウレタンを用いる方法が提案されている(特許文献1〜3参照)。しかし、これらの液状ポリウレタンは、環境の問題、高粘度、硬化性とその他の物性とのバランスが取れない等の問題がある。
【0003】
この問題を解決するために、イソシアネート成分として4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(4,4’−MDIと略す)に2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(2,4’−MDIと略す)を併用することで、低粘度で柔軟性、硬化性の優れたウレタンプレポリマーが提案されている(特許文献4参照)。しかし、該ウレタンプレポリマーに関しては耐温水性が不充分であり、また耐温水性とその他の物性とのバランスも充分でなかった。
【0004】
【特許文献1】
特開昭49−126777号公報
【特許文献2】
特開昭50−000034号公報
【特許文献3】
特公平 2− 31165号公報
【特許文献4】
特願平 7− 93562号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、施工性、臭気性、硬化性、柔軟性等に優れ、屋外使用を行うも固結塊の崩壊がなく、特に耐温水性の優れた舗装材を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記課題を解決するために、鋭意研究の結果、本発明を完成するに至った。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、(a)ポリイソシアネート化合物および(b)ポリオールとからなる末端イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを主成分とする団粒固結剤において、ポリイソシアネート化合物(a)が、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートをウレタンプレポリマー中に2〜25重量%含有し、且つポリオール(b)が、水酸基含有液状ジエン系重合体をその他のポリオールと併用して用いられるものであり、水酸基含有液状ジエン系重合体/その他のポリオールの重量比が0.8/100〜40/100である団粒固結剤、及び弾性粒状物からなり、弾性粒状物100重量部に前記団粒固結剤10〜40重量部からなる弾性舗装材に関するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の舗装材に用いられる、団粒固結剤の主成分である末端イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーとは、水酸基含有液状ジエン系重合体をその他のポリオールと併用して用いられるものであり、水酸基含有液状ジエン系重合体/その他のポリオールの重量比が0.8/100〜40/100である水酸基含有液状ジエン系重合体を含むポリオール(b)と、2,4’−MDIを含むポリイソシアネート化合物(a)とを反応せしめ、ポリイソシアネート化合物(a)を過剰に用いることにより得られるものである。
【0009】
上記したウレタンプレポリマーに用いられるポリイソシアネート化合物(a)とは、2,4’−MDIを含有するものであり、それを単独又はその他の有機ポリイソシアネートと併用して用いられるものである。その際、2.4’−MDIの使用量は、ポリイソシアネート化合物(a)中に好ましくは5重量%以上、より好ましくは15重量%以上含まれる。また、最終生成物のウレタンプレポリマー中に含まれる2,4’−MDIの割合は、2〜25重量%、好ましくは2〜20重量%である。
【0010】
上記した、その他の有機ポリイソシアネート化合物としては、例えば2,4−トリレンジイソシアネート(TDIと略す)、65/35−TDI、80/20−TDI、4,4’−MDI及び2,2’−MDIの単独または混合物及びカルボジイミド変性MDI、ジアニシジンイソシアネート、トリデンジイソシアネート、メタキシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、フェニレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、ポリメチレンポリイソシアネート、水添化MDI、水添化TDIなどの如き芳香族ジイソシアネート類、脂環族ジイソシアネート類が挙げられ、少なくとも1種以上が2,4’−MDIと併用して用いられる。好ましくは4,4’−MDIが2,4’−MDIと併用して用いられ、その重量比に関しては、好ましくは2,4’−MDI/4,4’−MDI=30/70〜70/30で用いられる。かかる範囲で用いることで、低粘度で、高強度、高靭性の優れた団粒固結剤を得ることができる。
【0011】
上記したウレタンプレポリマーに用いられるポリオール(b)とは、水酸基含有液状ジエン系重合体をその他のポリオールと併用して用いられるものであり、水酸基含有液状ジエン系重合体/その他のポリオールの重量比が0.8/100〜40/100の範囲で含有するものであり、好ましくは1/100〜30/100で用いられる。水酸基含有液状ジエン系重合体の割合が0.8/100よりも小さい場合、耐温水性が劣り、40/100よりも大きい場合、耐候性の劣る団粒固結剤となる。また、最終生成物のウレタンプレポリマー中の水酸基含有液状ジエン系重合体の量は、好ましくは0.5〜40重量%、より好ましくは0.6〜20重量%である。
【0012】
かかる水酸基含有液状ジエン系重合体に関しては、分子末端に水酸基を有し、数平均分子量が300〜25000、好ましくは500〜10000の液状ジエン系重合体である。ここで液状ジエン系重合体としては、例えば炭素数4〜12のジエン重合体、ジエン共重合体、さらにはこれらジエンモノマーと炭素数2〜22のα−オレフィン性付加重合性モノマーとの共重合体などが挙げられる。具体的には、ブタジエンホモポリマー、イソプレンホモポリマー、ブタジエンースチレンコポリマー、ブタジエンーイソプレンコポリマー、ブタジエンーアクリロニトリルコポリマー、ブタジエン−2−エチルヘキシルアクリレートコポリマー、ブタジエン−n−オクタデシルアクリレートコポリマーなどを例示することができる。
【0013】
上記した水酸基含有液状ジエン系重合体としては、好ましくはポリブタジエンポリオール類が用いられ、例えば商品名polybd R−45HT、 同R−45M、R−15HT(出光石油化学工業(株)製品)、NISSO−PB G−1000、G−2000(日本曹達株)等が挙げられる。
【0014】
次に水酸基含有液状ジエン系重合体と併用して用いられる、その他のポリオールとしては、例えばポリエステルポリオール類、ポリエーテルポリオール類、ポリエステルポリアミドポリオール類、ポリカーボネートポリオール類、ポリカプロラクトンポリエステルポリオール類、ポリペンタジエンポリオール類、ひまし油系ポリオール、低分子量ジオール類、トリメチロールプロパン、グリセリン、ソルビトール、マンニトール、ズルシトール等から選ばれるものである。好ましくは、ポリエーテルポリオール類で、好ましくは数平均分子量200〜10000程度のものである。
【0015】
かかるポリエーテルポリオール類としては、低分子量ジオール、グリセリン、トリメチロールプロパン、ヘキサントリオール、トリエタノールアミン、ペンタエリスリトール、エチレンジアミン、トリレンジアミン、ジフェニルメタンジアミン、テトラメチロールシクロヘキサン、メチルグルコシド、2,2,6,6−テトラキス(ヒドロキシルメチル)シクロヘキサノール、ジエチレントリアミン、ソルビトール、マンニトール、シュクロース等を出発物質としてアルキレンオキサイド、例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等を付加重合せしめたものが挙げられ、例えばポリオキシプロピレンジオール等が挙げられる。
【0016】
かかる低分子量ジオールとしては、分子量200より小さいもので、例えばエチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、1,4−ブタンジオール,1,6−ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、ビスフェノールA等が挙げられる。
【0017】
上記したポリイソシアネート化合物(a)とポリオール(b)から得られた末端イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーに関しては、その粘度が、好ましくは300〜8000cps、より好ましくは500〜5000cpsである。さらにイソシアネート含有率に関しては2〜20%であり、好ましくは5〜15%のものが用いられる。
【0018】
次に、本発明の舗装材に用いられる団粒固結剤とは、上記ウレタンプレポリマーを主成分とするものであり、そのまま接着剤として、特にゴム用接着剤として使用できる。このゴムとは、下記弾性粒状物に用いられる材質のものである。
【0019】
上記した団粒固結剤には、本発明の効果を損なわない範囲で可塑剤、硬化触媒、高沸点溶剤、プロセスオイル、安定剤、紫外線吸収剤等を添加併用できる。
【0020】
かかる可塑剤としては、ジオクチルフタレート、ジブチルフタレート、ジエチルフタレート、ジメチルフタレート、ジヘプチルフタレート、ジフェニルフタレート、ジイソデシルフタレート、ジトリデシルフタレート、ジウンデシルフタレート、ベンジルフタレート、等のフタル酸誘導体、ジメチルイソフタレート、ジ(2ーエチルヘキシル)イソフタレート等のイソフタル酸誘導体、ジ(2ーエチルヘキシル)テトラヒドロフタレート、ジオクチルテトラヒドロフタレート等のテトラヒドロフタル酸誘導体、ジブチルアジペート、ジオクチルアジペート、ジイソデシルアジペート、ジイソノニルアジペート等のアジピン酸誘導体、ジイソオクチルアゼレート、ジイソオクチルアゼレート等のアゼライン酸誘導体、ジブチルセバケート、ジオクチルセバケート等のセバシン酸誘導体、ジブチルマレート、ジメチルマレート、ジオクチルマレート等のマレイン酸誘導体、ジブチルフマレート、ジオクチルフマレート等のマレイン酸誘導体、トリオクチルトリメリテート等のトリメリット酸誘導体、クエン酸誘導体、イタコン酸誘導体、オレイン酸誘導体、リシノール酸誘導体、ステアリン酸誘導体、スルホン酸誘導体、グリコール誘導体、グリセリン誘導体等が挙げられる。
【0021】
上記した硬化触媒としては、一般的にポリウレタン樹脂やエポキシ樹脂の硬化に用いられる硬化触媒として公知のもの、例えば、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリブチルアミン、N−ジメチルラウリルアミン、N−ジエチルラウリルアミン、N, N′−メチルピペラジン、N, N′−ジメチルベンジルアミン、N−メチルモルホリン、N−エチルモルホリン、トリエチレンジアミン、N−ペンタメチルエチレントリアミン、N, N, N', N'−テトラメチルプロピレンジアミン、N−ポリメチルポリエチレンポリアミンなどの第三級アミン類や例えばオクチル酸カルシウム、オクチル酸鉛、ジブチルチンジラウレート、スタンナスオクテートなどの有機金属塩類等の単独または2種以上の混合物を添加することができる。かかる硬化触媒の使用量は、好ましくはウレタンプレポリマー100重量部に対して0.01〜1.0重量部、より好ましくは0.05〜0.50重量部である。
【0022】
次に本発明の舗装材とは、上記した団粒固結剤からなるものであり、弾性粒状物と併用して用いられ、弾性舗装材として使用される。
【0024】
弾性粒状物としては、例えば天然ゴム、ポリイソプレンゴム、スチレンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、ブチルゴム、ニトリルゴム、エチレン・プロピレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレン、ウレタンゴム、アクリルゴム、多硫化ゴムなどから製造されたもので、主にタイヤ、チューブなどの廃ゴム製品の粉砕物で、その粒径は、好ましくは0.001〜20mmの範囲のものであれば単独または2種以上を混合して使用することができる。
【0025】
次に骨材としては、例えば珪砂、鉱滓、砕石、人工セラミックス、ペットボトルウレタンバンパー、(メタ)アクリル系ポリマ製品などのプラスチック破砕物又はガラス粉砕物等が挙げられる。
【0026】
本発明の舗装材を構成する上記団粒固結剤と上記弾性粒状物の使用量の割合は、弾性粒状物100重量部に対して団粒固結剤10〜40重量部が用いられる。かかる範囲に調整することで、舗装材、床材であるゴム団結塊が発泡することなく、充分な結合力を得ることができる。
また、本発明の舗装材には、団粒結合剤の固化を補助することを目的として、さらに固結助剤を用いることができ、例えばアクティブA等が挙げられる。通常、乾燥した粉粒状ゴム物に添加混合して用いるが、湿気を含む物でも良い。
【0027】
上記した固結塊とは、本発明の舗装材を硬化せしめたものであり、さらに詳しくは粉粒状物の形状を崩すことなく空隙を有する状態で、円柱状、方形状、円盤状、板状などの如き粉粒状の粒子同士が集合固結したものである。その大きさは1mm〜30cm×1mm〜30cm×1mm〜30cm程度のものに成形したもの、あるいは板状にアスファルト表面やコンクリート表面に混合物を直接施工したものである。
【0028】
本発明の舗装材を用いた固結塊の製造法としては、1)充填剤をモルタルミキサー、デイスパー、ニーダーなどに投入し、撹拌しながら団粒固結剤を添加し全体がぬれ状を示すまで混合する。2)混合物を所定形状のモールド(型)に投入し、軽くおさえて湿気により静置硬化させモールドからとりだして固結塊を製造する。
【0029】
3)又は、所定形状のモールド(型)に投入し、軽く押さえた後、水、温水、水蒸気など水分を成形物に注ぎ静置硬化させモールドから取りだして、固結塊を製造する。4)あるいは、進行方向に対して直角の方向に設けた溝付きのベルトコンベヤー、金網製のベルトコンベヤーなどの上に混合物を流しだし、水、温水、水蒸気など水分を混合物に注ぎながらベルトコンベヤー上で硬化させ固結塊を製造する。
【0030】
5)さらには屋内外で直接基体に施工するには、充填剤と本発明の団粒固結剤との混合物を基体、例えばアスファルト面、木面またはコンクリート面の上に直接、所望の厚みに広げたあとローラー、金ごてなどで転圧して板状に施工する。必要により更にウレタン床材を施工しても良い。
【0031】
本発明の舗装材は、固結塊化に際して多大な設備の必要が無く、広範囲に適用することができる。又、得られた固結塊は、耐温水性を保持しているため、固結塊の崩壊が無く屋内使用のみの必要が無く、スパイクシューズなどによる使用にも充分耐える柔軟性、硬化性を有するものである。
【0032】
【実施例】
本発明を実施例にて詳細に説明する。本発明はこれら実施例のみに限定されるものではない。又、文中「部」、「%」は、断りのない限り重量基準である。
【0033】
〔実施例1〕
平均分子量2000のポリオキシプロピレンジオール(PPG2000と略す)100gと数平均分子量2500のポリブタジエングリコール(出光石油化学工業(株)製品、R−15HT)20gに、NCO:OHの当量比が4:1になるようルプラネートMI(バスフ(株)製品、2,4’−MDI:50重量%、4,4’−MDI:50重量%)56.5gとを仕込み、窒素気流下にて90℃で2時間撹拌しながら反応させ、アジピン酸ジオクチル(DOAと略す)を樹脂に対して5%加え、遊離イソシアネート基濃度7.7%、25℃の粘度が4000cpsの末端イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーからなる団粒固結剤を得た。
【0034】
〔実施例2〕
数平均分子量2000のポリオキシプロピレンジオール100gと平均分子量2500のポリブタジエングリコール10gに、NCO:OHの当量比が4:1になるよう、ルプラネートMI 53.3gとを仕込み、窒素気流下にて90℃で2時間撹拌しながら反応させ、DOAを樹脂に対して5%加え、遊離イソシアネート基濃度7.8%、25℃の粘度が3500cpsの末端イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーからなる団粒固結剤を得た。
【0035】
〔実施例3〕
数平均分子量2000のポリオキシプロピレンジオール100gと数平均分子量2500のポリブタジエングリコール2gに、NCO:OHの当量比が4:1になるよう、ルプラネートMI 50.7g仕込み、窒素気流下にて90℃で2時間撹拌しながら反応させ、DOAを樹脂に対して5%加え、遊離イソシアネート基濃度7.9%、25℃の粘度が3000cpsの末端イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーからなる団粒固結剤を得た。
【0036】
〔実施例4〜6〕
実施例1〜3で得られるウレタンプレポリマーからなる団粒固結剤 各々100部に対して、粒径0.1〜3mmのタイヤ粉400gを添加し、5分間均一に混合したあと、型枠、1×30×15(cm)に軽く突き固めた。突き固めて25℃×24時間後に脱型したところ、弾性を有する粟おこし状の固結塊が得られた。このものを1週間放置後、基礎物性(硬度、引張強度、伸び、引裂強度)を測定した。表2にその結果を示した。
【0037】
〔比較例1〕
数平均分子量2000のポリオキシプロピレンジオール100gと数平均分子量400のポリオキシプロピレンジオール(PPG400と略す)10gに、NCO:OHの当量比が4:1になるようルプラネートMI 60gとを仕込み、窒素気流下にて90℃で2時間撹拌しながら反応させ、遊離イソシアネート基濃度8.2%、25℃の粘度が3000cpsの末端イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを得た。
【0038】
〔比較例2〕
数平均分子量2000のポリオキシプロピレンジオール100gと数平均分子量400のポリオキシプロピレンジオール10gに、NCO:OHの当量比が4:1になるよう4、4´−ジフェニルメタンジイソシアネート(日本ポリウレタン(株)製品、MDIと称する)50gと液状4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(三菱化学(株)製、商品名イソネート143L)10gを仕込み、窒素気流下にて90℃で2時間撹拌しながら反応させ、遊離イソシアネート基濃度8.0%、25℃の粘度が3000cpsの末端イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを得た。
【0039】
〔比較例3〕
数平均分子量2000のポリオキシプロピレンジオール100gと数平均分子量400のポリオキシプロピレンジオール10gに、NCO:OHの当量比が2:1になるよう、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート〔日本ポリウレタン(株)〕37.5gを仕込み、窒素気流下にて90℃で2時間撹拌しながら反応させ、遊離イソシアネート基濃度4.3%、25℃の粘度が5000cpsの末端イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを得た。
【0040】
〔比較例4〜6〕
比較例1〜3のウレタンプレポリマー100部に対して、粒径0.1〜3mmのタイヤ粉400gに添加し5分間均一に混合したあと、型枠、1×30×15(cm)に軽く突き固めた。突き固めて25℃×24時間後に脱型したところ、弾性を有する粟おこし状の固結塊が得られた。このものを1週間放置後、基礎物性(硬度、引張強度、伸び、引裂強度)を測定した。表1〜2にその結果を示した。
【0041】
【表1】
【0042】
【表2】
[評価基準]
耐温水性:70℃水中に成形体を2週間浸漬し、取り出して基礎物性を測定
し、初期の基礎物性との比率を計算し、これを保持率とする。
○:保持率80%以上
△:保持率60%以上〜80%未満
×:保持率60%未満
柔軟性: 硬度の数値/伸びの数値を数値化する
○:1.5未満
△:1.5以上〜3.0未満
×:3.0以上
低温貯蔵性:サンプルをガラス瓶に詰め、5℃冷蔵庫に静置させ、観察する。
○:結晶化せず
×:結晶化(白い結晶物浮遊)
【0043】
【発明の効果】
本発明は、施工性、臭気性、硬化性、柔軟性等に優れ、屋外使用を行うも固結塊の崩壊がなく、特に耐温水性の優れた舗装材を提供することである。
Claims (3)
- (a)ポリイソシアネート化合物および(b)ポリオールとからなる末端イソシアネート基を有するウレタンプレポリマーを主成分とする団粒固結剤において、ポリイソシアネート化合物(a)が、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートをウレタンプレポリマー中に2〜25重量%含有し、且つポリオール(b)が、水酸基含有液状ジエン系重合体をその他のポリオールと併用して用いられるものであり、水酸基含有液状ジエン系重合体/その他のポリオールの重量比が0.8/100〜40/100である団粒固結剤、及び弾性粒状物からなり、弾性粒状物100重量部に前記団粒固結剤10〜40重量部からなる弾性舗装材。
- 水酸基含有液状ジエン系重合体が水酸基を有するポリブタジエンである請求項1記載の弾性舗装材。
- 請求項1〜2いずれか記載の弾性舗装材による固結塊の製造方法。
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