JP4077705B2 - 四方切換弁用弁体の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空調装置等における可逆冷凍サイクルに用いられる四方切換弁用弁体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、冷凍サイクルの冷媒通路に四方切換弁を設け、この四方切換弁によって冷媒通路を切り換えることにより、例えば室内の冷房と暖房とを切り換えることが行なわれている。
このような四方切換弁としては、種々のものが提案されている。その1つとして、シリンダ状の弁本体に圧縮機の吐出管に対する接続口と圧縮機の吸入管に対する接続口を設け、このうち圧縮機の吸入管に対する接続口を挾んで両側に2個の熱交換機に連通する導管に対する接続口を配置し、中央に位置する吸入管に対する接続口と、隣接する片側の熱交換機に連通する導管に対する接続口とを覆うように椀状の弁体を摺動自在に設け、この弁体の両側に設けたピストンと栓体間の作動室内に流体圧を供給し、他方の作動室内の流体圧を排気することにより弁体を摺動させ、これにより、中央の接続口と両側の接続口のいずれか一方との間を接続したものが知られている。
【0003】
このような四方切換弁の弁体として、例えば、金属から形成されたものがある。
しかしながら、金属から形成された弁体を、吸入管などの接続口の上部を気密的に摺動させるためには、弁体の摺動面を平滑に加工しなければならず、この加工が困難であるとともに、多くの手数を要するという問題がある。
【0004】
また、弁体が金属製であると、弁体外周囲の高熱と、弁体内部の低熱とが熱交換してしまい、冷凍サイクルの熱効率が低下してしまう虞がある。
一方、弁体摺動面の気密性を確保するために、椀状の弁体の下面に合成樹脂部材を配置したものも提供されている。このような合成樹脂部材は、通常、弁体にビスなどで固定されている。
【0005】
しかしながら、このように弁体の下面に合成樹脂部材をビスなどで固定したものでは、弁体の繰り返しの摺動により合成樹脂部材が摩滅し、ビスの先端部が摺動面に突出してくることがあり、その場合には、弁体の円滑な摺動が妨げられてしまうという問題があった。
さらに、弁体の伝熱を防止するために、金属製弁体を二重に形成し、内部に空隙を確保することにより、熱の伝導を防止することも行なわれている。しかしながら、金属製弁体を二重に形成すると、重量増となって弁体の円滑な作動が損われてしまうことから、各金属板を薄く形成しなければならない。ところが、金属板を薄く形成すると、この弁体の外周囲は高圧で、内部は低圧であることから、圧力差により弁体が変形してしまうことがある。
【0006】
この変形を防止するためには、各金属製弁体間をリベットで固定して両者の間を略一定にしておくことが考えられる。
しかしながら、このように、リベット止めを行なった場合は、このリベットを打ち込んだ位置から冷媒が漏れ易いという問題があり、しかも変形が生じないようにリベット止めを行なわなければならない。
【0007】
しかも、リベット止めを行なった場合であっても、摺動性と気密性を向上させるためには、二重の金属製弁体の下面に、樹脂製摺動部材を配置しなければならず、上記の問題が同様に生じてしまう。
そこで、このように弁体を金属で形成した場合の種々の問題を解決するために、弁体全体を合成樹脂で形成することも提案されている。
【0008】
このように、弁体全体を合成樹脂で形成すれば、摺動部も当然合成樹脂となることから、摺動性が向上し円滑に摺動する。また、これに加えて、仮に、この摺動部が繰り返しの使用により摩滅したとしても、従来のように、固定のためにビス等の金属部材が用いられていないため、金属部材が露出して円滑な作動が妨げられることもない。
【0009】
さらに、弁体全体が合成樹脂であれば、熱伝導率が低く、弁体を介して伝熱する熱量が金属製のものに比べて少なくなるので、冷凍サイクルの熱効率低下を防止することもできる。
しかしながら、合成樹脂製の弁体ではあっても、弁体内外の圧力差により変形が生じる虞は、依然として残っており、特に、弁体の摺動面に微少な変形が生じてしまうと、その変形部分から内外の冷媒ガスの圧力差で冷媒が噴出し、冷媒の漏れを生じてしまうことになる。この問題を解決するには、弁体を形成する合成樹脂として硬質の合成樹脂を用いるか、あるいは弁体の厚さを厚くするなどの手段が考えられるが、硬質の合成樹脂を使用した場合は、コスト高となり、また摺動性能が低下してしまう。また、弁体の厚さを厚く形成すると、大型にしなければならないばかりか、急激な温度変化が生じた場合に、歪量が大きくなり、結果として、熱変形により摺動面のシール性が低下することとなる。
【0010】
このように、弁体を合成樹脂で形成した場合であっても、金属製の弁体の場合と同様に、種々の問題が生じてしまい、全ての点で良好であるとはいえない。
そこで、今日では、軽量で、かつ充分な強度を有し、伝熱損失が少なく、しかもシール性が良好で、長期間使用しても円滑に作動させることのできる四方切換弁用弁体として、金属製の芯材部分の外側に、合成樹脂製の樹脂皮膜層を射出成形し、さらに補強用の金属ピンを差し渡したものも提供されている。(例えば、特許文献1参照)
【0011】
【特許文献1】
特開平7−151251号公報(第3頁、図3)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特願平5−325742号(特開平7−151251号公報)に開示された四方切換弁において、補強用の金属ピンは、樹脂皮膜層を射出成形した後に、中空部を横断するように差し渡されて、金属製の芯材部分と樹脂皮膜層とに形成した孔に差し込まれている。
【0013】
ところが、このようにして金属ピンを差し込む場合には、ピンの長さを弁体開口端面部よりも、またピンの径を弁体開口部孔よりも若干大きく形成し、これにより嵌合状態を強固にしなければならない。
しかしながら、このように弁体開口端面部及び開口部孔に対してピンの長さ及び径を大きく設定すると、弁体開口部に大きな負担がかかるため、ピンを差し込むときの力の掛け具合によっては、樹脂皮膜層にクラックが入ってしまうという問題があった。また、温度差の大きい使用条件下では、クラックが拡大して場合によっては弁体が破壊されてしまうという問題があった。
【0014】
本発明は、このような実状に鑑み、金属製の弁体の有する利点と樹脂製の弁体の有する利点とを兼ね備えているとともに、弁体にクラックが入ったり、破壊に至ることのない四方切換弁用弁体の製造方法を提供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る四方切換弁用弁体の製造方法は、
【0017】
椀状の金属製の弁体を形成する工程と、
この椀状の金属製の弁体における開口端面部を横断するように補強用金属ピンを差し渡し、この補強用金属ピンと前記弁体の開口端面部とを溶接により一体に取り付ける溶接工程と、
この溶接工程により、前記補強用ピンが一体に取り付けられた前記椀状の弁体を金型内に挿入し、この金型内に射出された樹脂により、前記金属製弁体の外面側および環状鍔部に樹脂皮膜層を形成する工程と、を有することを特徴としている。
【0018】
このような本発明の製造方法によれば、合成樹脂皮膜層の射出成形後に金属ピンを差し込むという工程がなくなるので、弁体にクラックが生じたり、破損したり、破壊してしまうといった不具合のない四方切換弁用弁体を容易に製造することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の一実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明に係る製造方法で製造された四方切換弁用弁体を示したものである。
この四方切換弁の弁本体1は、円筒状に形成され、両端部に栓体2,3が固着されている。また、弁本体1の一側部には、接続口11dが形成され、この接続口11dに、コンプレッサ等の圧縮機4に接続される吐出管5が連結されている。
【0020】
また、弁本体1の他側部には、3つの接続口11a、11b、11cが形成され、中央の接続口11aに、圧縮機4に接続される吸入管6が接続されるとともに、その両側の接続口11b、11cに、熱交換器7,8にそれぞれ連結される導管9,10がそれぞれ接続されている。
一方、弁本体1内に挿入された吸入管6、導管9、導管10の開口端面の上部には、それらの開口に対応する孔がそれぞれ形成された弁シート11が設置されている。
【0021】
さらに、弁本体1内には、弁シート11と栓体2との間にピストン12が、弁シート11と栓体3との間にピストン13が設けられ、ピストン12とピストン13との間に、高圧室R1 が画成されている。また、ピストン12とピストン13とは、連結板14によって一体的に移動可能に連結されている。また、ピストン12と栓体2との間に形成された作動室R2と、ピストン13と栓体3との間に形成された作動室R3 とは、それぞれ導管2´ 及び導管3´ によって四方切換パイロット弁15に連結されている。なお、本実施例において、このパイロット弁15は、図2(A)、(B)に示した接続経路が構成される。すなわち、図2(A)に示した接続経路では、導管2'と導管5'との間、および導管3'と導管6'との間が接続され、図2(B)に示した接続経路では、導管2'と導管6'との間、および導管3'と導管5'との間がそれぞれ接続される。
【0022】
このようなパイロット弁15が、作動室R2と作動室R3 との間に介在されることにより、本実施例の四方切換弁では、作動室R2 及びR3 のいずれか一方の作動室が、導管5´ によって吐出管5に連通するとき、他方の作動室が、導管6´ によって吸入管6に連通するよう構成されている。
弁本体1内の弁シート11上には、連通用凹部16aと環状鍔部16bとを有する椀状の弁体16が設けられている。そして、弁体16は連結板14の孔14a内に緩く嵌合されている。したがって、弁体16は、ピストン12及び13が図1において左右方向に移動することに伴って弁シート11上を摺動し、圧縮機4に接続された吸入管6の低圧側接続口11aを、その両側の熱交換器側接続口11b,11cのいずれか一方と連通させると共に、他方の熱交換器側接続口を高圧室R1 に開放する。
【0023】
この椀状の弁体16は、図3(A),(B)および図4に示したように、本体側が金属製の芯材部分20と、合成樹脂製の樹脂皮膜層40とからなるもので、外側の樹脂皮膜層40を金型により射出成形するときに、芯材部分20との間が一体化される。なお、本発明では、樹脂皮膜層40を金型により射出成形する前に、金属製の芯材部分20の開口部付近に金属ピン23が差し渡され、その両端部が両側壁21,22に溶接により一体化されている。
【0024】
以下に、このような弁体16の、さらに詳細な製造方法について説明する。
先ず、薄い板状の金属素材が用意され、この金属素材からプレス型を用いることにより、図5(A)に示したように、中央部に椀状の連通用凹部20aと、その外周囲に環状鍔部20bが形成された芯材部分20が形成される。
次いで、図5(B)に示したように、補強用金属ピン23の両端部が、開口端面部に差し渡され、両側壁21,22に溶接により一体的に取り付けられる。
【0025】
このようにして、金属製の芯材部分20と補強用金属ピン23とが溶接により一体化されたら、図6(A)に示したように、下金型24と上金型28との間に上記した金属製の芯材部分20を配置する。なお、この時、弁体16の内面形状に一致する内面を有し、水平状の環状鍔部20bを有する芯材部分20を、下型24の突起25に係合する孔26を係合させて載置する。このとき、芯材部分20に一体的に固定された金属ピン23は、図6(B)に示したように、下型24に形成された細溝状の凹溝41内に収容される。下型24を配置したら、その上に弁体16の外面形状をなす上型28を配置する。
【0026】
こうして金型24,28が組み込まれたら、上金型28の注入口29からキャビティ42内に合成樹脂を射出し、冷却後に、上型28と下型24とを分離し離型する。これにより、図3に示したように、金属製の芯材部分20の外側に合成樹脂皮膜40が一体に被覆された弁体16が完成する。また、芯材部分20の環状鍔部20bの表面も、合成樹脂により覆われて、摺動部を構成する環状鍔部16aが形成されることになる。
【0027】
上記樹脂被覆層40を形成する樹脂としては、耐熱、耐圧性を有し適度の摺動なじみを有する各種の樹脂が使用可能であるが、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)樹脂あるいはPFA(四弗化エチレン・パーフルオロアルコキシエチレン)樹脂等が適切であり、補強用の芯材部分20としてはステンレス鋼等が適切である。
【0028】
このように構成された四方切換弁は、図1に示したように、例えば、冷凍システムにおいて冷媒の流れを冷房用と暖房用とに切り換える場合に使用される。
このとき、弁体16は外周囲から高温の冷媒の圧力を受けて、弁シート11に圧着された状態で円滑に摺動する。また、合成樹脂皮膜層40の内部に金属製の芯材部分20が一体に設置されているので、合成樹脂皮膜層40を薄くしても金属製の芯材部分20の補強作用により変形が防止される。よって、変形に起因したシール性の低下、または冷媒ガスの漏れ等を防止しつつ、円滑に弁体16をスライドさせることができる。
【0029】
しかも、芯材部分20と金属ピン23とは、予め溶接により一体に固着されているため、従来例のように、孔を形成するなどして無理な力をかけて金属ピンが合成樹脂皮膜層40に嵌合されていないので、製造過程において、弁体にクラックが生じることはない。また、冷凍システムの霜取り作動時等のように、弁体内に急激な温度変化が生じた場合であっても、クラックが入ったり、破壊されてしまうようなことはなく、安定した状態で長期に亘り使用することができる。
【0030】
以上説明したように、本発明の方法で製造された四方切換弁用弁体によれば、補強用の金属ピン23が、予め金属製の芯材部分20に溶接により一体化されているので、従来のように無理な力をかけて金属ピンを小さな孔に嵌合させる必要がない。したがって、従来のように金属ピンを使用することで、クラックが入ったり割れが入ったりすることはない。また、激しい温度差が生じる条件下で使用されたとしても、割れが入ったり、破損されたりすることはない。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る四方切換弁用弁体の製造方法によれば、製造時において、補強用の金属ピンが、この金属ピンの径より小径に形成された芯材部分の孔あるいは合成樹脂皮膜層の孔などに差し込まれることはないので、製造の過程において、クラックが入ってしまうことはない。また、激しい温度差が生じる条件下で使用されたとしても、製造時からのクラックが存在しないので、クラックが拡大して破損したり、破壊したりしてしまうことはない。
【0032】
さらに、弁体は合成樹脂製のため熱伝導率が低いことから、弁体を通じて高温の冷媒と低温の冷媒とが熱交換して冷凍サイクルの効率を低下させることが少なくなる。また、弁体のスライド時に、摺動面が合成樹脂であるので円滑に作動させることができる。
さらに、金属製の芯材部分で合成樹脂皮膜層の強度を補っているので、弁体全体の厚さを薄くしても充分な強度を発揮させることができ、弁全体の小型化に寄与する。また、霜取り時のように、弁体内が急激に温度が変化して、これにより合成樹脂皮膜層が変形しようとしても、金属製の芯材部分が一体的に設置されていることから、変形が生じることはなく、また、樹脂皮膜層の剥離も生じることはない。
【0033】
さらに、本発明に係る製造方法は、予め芯材部分に金属ピンが溶接により一体化されているので、寸法誤差などが生じ難い。したがって、本発明の製造方法は、製造が容易である。さらに、温度差の激しい使用条件下であっても、溶接部が剥がれてしまうようなこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例により製造された四方切換用弁が冷凍サイクルに使用された場合の断面図である。
【図2】図2(A)は、図1の冷凍サイクルで使用されたパイロット弁の1つの接続経路を示した概略図、図2(B)は、パイロット弁の他の接続経路を示した概略図である。
【図3】図3(A)は本実施例で製造された四方切換弁用弁体の断面図で、図3(B)は本実施例で製造された四方切換用弁体の底面図である。
【図4】図4は図3におけるA−A線方向の断面図である。
【図5】図5(A)は板状の金属素材からプレスなどで形成された芯材部分の正面図、図5(B)は同金属製の芯材部分に補強用金属ピンを溶接したときの芯材の正面図である。
【図6】図6(A)は、金型内に金属製の芯材部分を挿入する場合の分解断面図、図6(B)は金型内に芯材部分を組み込んで樹脂を射出する前の断面図である。
【符号の説明】
1 弁本体
4 圧縮機
5 吐出管
6 吸入管
9 導管
10 導管
11 弁シート
11a 接続口
11b 接続口
11c 接続口
16 弁体
16a 環状鍔部
20 芯材部分
20b 環状鍔部
23 補強用金属ピン
24 下型
28 上型
40 樹脂皮膜層
Claims (1)
- 椀状の金属製の弁体を形成する工程と、
この椀状の金属製の弁体における開口端面部を横断するように補強用金属ピンを差し渡し、この補強用金属ピンと前記弁体の開口端面部とを溶接により一体に取り付ける溶接工程と、
この溶接工程により、前記補強用ピンが一体に取り付けられた前記椀状の弁体を金型内に挿入し、この金型内に射出された樹脂により、前記金属製弁体の外面側および環状鍔部に樹脂皮膜層を形成する工程と、を有することを特徴とする四方切換弁用弁体の製造方法。
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