JP4076377B2 - Hockey game machine - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は円板形のパックを使用するホッケーゲーム機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
遊園地などにあるホッケーゲーム機は、円板形のパックを遊技盤面からエアで浮かせ、遊技盤を挟んで対峙した二人のプレイヤーがパックをラケットで打ち合ってゲームを行うもので、プレイヤに適度な運動を促し、特に若者の間では人気がある。このホッケーゲーム機には必ず2人のプレイヤが必要とされ、しかもプレイヤの技量に大きな差がある場合には簡単に勝負がつきやすい。また、パックの打ち出し方向を性格に狙うよりはパックを勢いよく打ち出した方が有利になるため、力任せにパックを打ち返すことに終始することが多くなっている。
【0003】
このようなホッケーゲーム機に対し、特許第2686048号公報、特開2000−288236号公報に記載されたホッケーゲーム機は、一人のプレイヤが自分の技量や運動能力に合わせてゲームの難易度を設定することができるようにしてあり、若者や健常者だけでなく高齢者や例えば車椅子を必要とする障害者でも、ゲームを楽しむことができるように工夫されている。
【0004】
上記公報記載のホッケーゲーム機は、遊技盤の奥から手前に向かってパックが発射され、プレイヤはこれを所定のターゲットを狙って打ち返すことによってゲームが進行する。したがって、打ち返し速度よりも、狙った方向にパックを正確に打ち返すことが必要となり、プレイヤーの技量がより直接的にゲームの結果に反映され、これまでのホッケーゲーム機にはない新たな興趣が生み出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記ホッケーゲーム機を実際に試作してゲームを行ってみると、遊技盤の奥から打ち出されてくるパックを狙った方向に正しく打ち返すことは非常に難しい。もちろん、遊技盤の奥からパックを打ち出すときの速度を遅くしたり、あるいはパックを順次に打ち出すときの打ち出し間隔を広げたり、さらにはパックが遊技盤の奥のどの位置から打ち出されてくるかを表示して難易度を下げることは可能であるが、これらの調整を行ったとしても、初めてのプレイヤや高齢者などには難しすぎるきらいがある。
【0006】
本発明は上記問題点を考慮してなされたもので、その目的は、上記公報で知られるホッケーゲーム機に新たなゲーム機能をもたせ、初心者などの技量が未熟なプレイヤーや、高齢者,障害者などのようなハンデをもつプレイヤでも適切な難易度のもとでゲームを楽しむことができるようにしたホッケーゲーム機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するにあたり、単に遊技盤の奥から打ち出されてくるパックを打ち返す、いわゆるレシーブ形式だけでゲームを行うだけでなく、プレイヤが自分のタイミングでパックを打ち出すサーブ形式でもゲームを行うことができるようにしてある。このため本発明では、遊技盤上に予め設定されたサーブエリアにパックを供給するパック供給手段が遊技盤の手前側に設けられる。ホッケーゲーム機には、プレイヤが打ち出したパックが遊技盤の奥に向かって円滑に移動されるようにパックを遊技盤上面から浮上させるパック浮上手段が用いられている。このため、遊技盤上のサーブエリアに向かって単にパックを供給したのではパックがサーブエリア外に流れ出してしまい、プレイヤのパック打ち出し操作がしにくくなる。そこで本発明では、遊技盤上に供給さたパックがプレイヤーによって打ち出されるまでは、サーブエリア外に移動することがないようにパック浮上手段の作動を部分的に抑制するようにしている。
【0008】
ゲームの難易度を変更するには、前記パック供給手段からパックを供給するときに、その供給位置を遊技盤の幅方向に関して可変できるようにしておくことが簡便である。また、パック浮上手段としては、遊技盤に多数形成されたエア吹き出し孔からエアを吹き出させ、そのエアの吹き出しでパックを浮上させるのがよい。この場合、パック浮上抑制手段により、サーブエリアに属するエア吹き出し孔からエアの吹き出しを停止させるようにすればよい。さらに、パックを浮上させた状態ではパックが自重で遊技盤の奥に向かって流れるように遊技盤に傾斜をつけておき、前記パック浮上抑制手段によりサーブエリアにパックを止めておく時間を調節できるようにし、その停止時間が経過するとパックがサーブエリアから流れてしまうようにすれば、プレイヤの打ち出し操作タイミングに制約をつけることが可能になり、サーブゲームでの難易度調節に利用することができるようになる。
【0009】
本発明のホッケーゲーム機は、前記パック供給手段でパックの供給を受けるサーブゲームモードのほかに、遊技盤の奥側からパック発射器で打ち出されてくるパックを打ち返すレシーブゲームモードでも使用できるようにしておくのが難易度に幅をもたせるうえでも効果的である。レシーブゲームモードでは、パック発射器から打ち出されてきたパックを打ち損なったとき、そのパックが遊技盤の手前側に設けられたスリットから回収されることになるが、このスリットの奥に前記パック供給手段を組み込んでおくことが構成を簡略化するうえで有利であり、レシーブゲームモードではパック供給手段をスリットの奥で下降させ、スリットを通ってくるパックが衝突しないように退避させるのがよい。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1及び図2に本発明を適用したホッケーゲーム機の外観及び要部概略断面を示す。ゲーム機本体2の上面が遊技盤3となっており、遊技盤3は手前から奥に向かって低くなるように3〜5°程度の傾斜がつけられている。遊技盤3は3枚のフィールド盤3a,3b,3cからなり、各々に微細なエア吹き出し穴4が開けられている。フィールド盤3a,3b,3cの底面には隔壁板5で空間的に仕切られたエア室5a,5b,5cが設けられている。これらのエア室ごとに設けられたコンプレッサ6を作動させるとエア吹き出し穴4からエアが吹き出す。この吹き出しエアによって遊技盤3上のパック8に浮上力が与えられ、例えばラケット16で打ち出されたパック8は遊技盤3上を滑るように移動する。パック8は必ずしも遊技盤3から完全に浮上していなくてもよく、その底面が遊技盤3に部分的に接触していても浮上力の作用によりパック8はほとんど摩擦を受けることなく遊技盤3上を移動するようになる。なお、図2では図面の煩雑化を防ぐためにエア吹き出し孔4の図示は省略した。
【0011】
遊技盤3の手前側に操作パネル9が設けられている。操作パネル9には、コイン投入口,クレジットカード挿入口,操作ダイヤル,タッチキーが含まれる。コイン投入口及びカード挿入口には、ゲームの開始条件であるコインの投入あるいはプリペイドカードの挿入が行われる。操作ダイヤルやタッチキーは、ゲームモードを選択したり、ゲームの難易度を決めるためにプレイヤによって選択操作される。また、プレイヤの個人データの入力、例えば年齢,性別,運動能力などのデータを入力するときにも用いられる。これらの個人データは、ゲームが終了してゲームの成否を判定する際に参照され、またゲーム中にプレイヤが身体を移動させた距離を計測してその運動量を評価するときに参照される。
【0012】
ゲーム機本体2の手前側はその下方で大きくえぐられており、遊技盤3の手前側の一部と操作パネル9とが庇状に突出している。こうしてゲーム機本体2の手前側下方で幅方向にスペースを確保しておくことにより、車椅子に腰掛けたままのプレイヤでも、その脚部をこのスペース内に入り込ませてゲームを行うことができる。また、ゲーム期間中に立ちっぱなしでいることがつらくなるような高齢者の場合には、椅子に腰掛けたままでもゲームを行うことが可能となる。
【0013】
このような利用形態を考慮した場合、遊技盤3の高さは70〜90cm程度がよく、また前記スペースについては、その高さが55〜70cm,奥行きが30〜50cm程度、好ましくは40〜50cm程度がよい。また、プレイヤに適度な運動をさせるためには、遊技盤3の横幅を200cm以上、例えば240cm程度にするのがよく、この場合の奥行きとしては3.5〜4m程度が好ましい。なお、これらの寸法は設置スペースとの兼ね合いから適宜変更が可能で、同時に二人でゲームを行うことも可能である。
【0014】
操作パネル9の手前側に手摺り10が設けられている。手摺り10は、遊技盤3の幅方向に沿ってパイプを固定したもので、特に椅子に腰掛けたままゲームを行うプレイヤにとっては、下半身に大きな負担をかけずに上半身を移動させるときの手助けになる。ゲーム機本体2の前端縁には、その幅方向に沿って反射型のフォトセンサを多数配列した移動計測装置11が設けられている。個々のフォトセンサはプレイヤに向けて近赤外光を投光してその反射光を受け、プレイヤの位置を検出する。フォトセンサからの個々の検出信号をゲーム期間中にわたって監視し、積算することにより、プレイヤの移動距離を計測することができる。遊技盤3の奥にモニタCRT12が設けられている。モニタCRT12は、ゲームの進行状況などを表示するディスプレイとして用いられ、液晶表示パネルやCRT投写型スクリーン,プラズマディスプレイなどを用いることも可能である。
【0015】
遊技盤3の奥側及び手前側の縁に沿って、パック8が通過するスリット13,14が形成されている。奥側のスリット13は、パック発射器15から遊技盤3の手前側に向かって発射されたパック8あるいはプレイヤがラケット16で打ち返したパック8が通過する。また、手前側のスリット14は、パック発射器15で発射されプレイヤが打ち返し損なったパックを受け入れるアウトゲートとなっている。スリット13,14を構成する上壁内面には、パック6の通過を光電検出するインゲートセンサ17,アウトゲートセンサ18が設けられている。これらのセンサ17,18はスリット13,14の長手方向に沿って複数個設けられており、特に奥側のインゲートセンサ17は、プレイヤによって打ち返されたパックがスリット13の長手方向に関してどの位置を通過したかを検知するために用いられる。
【0016】
遊技盤3の左右の縁に接する側壁に、遊技盤3の上面との間に隙間を開けた状態で縦並びに5個ずつ、そして奥側のスリット13の上方に横並びに6個のゲートユニット20が設けられている。これらのゲートユニット20は、図示のように「1」〜「16」のナンバーを液晶パネルや7セグメントLEDなどにより表示するゲートナンバー表示器20aを備えている。インゲートセンサ17は、奥側の6個のゲートユニット20ごとに区画して用いられ、どのゲートユニット20の下をパックが通過したかを検知する。遊技盤3の左右の縁に沿って設けられた各々のゲートユニット20にも、同様に反射型フォトセンサからなるインゲートセンサ17が設けられ、真下を通過するパックを光電検出する。これらのゲートセンサの構成及び機能については、特許第2686048号公報にも詳しく記載されている。なお、パック8が遊技盤3の側縁に沿って移動すると、複数のゲームユニット20を順次に通過してしまうので、これを防ぐために邪魔板21が用いられている。
【0017】
図2に概略的に示すように、スリット13の奥にパック発射器15が設けられている。パック発射器15は、遊技盤3の幅方向に設置された一対のガイドロッド22によって移動自在に保持され、パック8の発射位置が遊技盤3の幅方向で可変することができるようにしてある。パック発射器15は、ゲームモードをレシーブゲームモードにしたときに有効に作動し、遊技盤3の手前側に向かってパック8を発射する。パック発射器15は遊技盤3の幅方向に移動自在であり、様々な停止位置でパック8の発射が可能となっている。また、パックの発射速度や発射方向、さらに発射のタイミングもゲームの難易度に応じて適宜に変更が可能である。なお、パック発射器15の具体的な構造は、前掲した特許第2686048号公報、特開2000−288236号公報により公知であるので、その詳細については説明を省略する。
【0018】
スリット13の奥には、遊技盤3の幅方向に沿い、パック8の直径よりも狭いピッチで複数個の逆止板22が簾状につり下げられ、その下端が遊技盤3の上面よりも下にくるようにしてある。これらの逆止板22は、図示した位置からの反時計方向へ20°〜30°程度揺動すると、ストッパに当接してそれ以上の揺動が阻止され、また時計方向にはパック8が通過し得る程度までは自在に揺動できるようになっている。これにより、パック発射器15が発射したパック8は遊技盤3上に打ち出されるのに対し、プレイヤが打ち返したパック8がパック発射器15に衝突することを防ぐことができる。
【0019】
スリット13,14の奥にはパック回収用のガイドプレート24,25が設けられ、スリット13,14を通過してきたパック8をパック回収ベルト26の上に落下させる。パック回収ベルト26は、その移動方向がゲームモードに応じて切り替えられ、パック発射器15を用いるレシーブゲームのときには、その上に落下してきたパック8を図中の矢印X方向に搬送し、後述するサーブゲームのときには矢印Y方向に搬送する。
【0020】
パック回収ベルト26で遊技盤3の奥側に搬送されてきたパック8は回収バケットに貯留され、必要に応じてパック発射器15に供給される。回収したパックをパック発射器15に供給するためにパックエレベータ29を含むパック補給装置が用いられている。パック発射器15はパック収納タンクを備え、そこにどの程度の枚数のパックが残っているかを検知することが可能である。そして、パックの収納枚数が一定枚数以下になるとパック発射器15が補給位置に移動され、パックエレベータ29の駆動によりパックの補給を受けるようになっている。
【0021】
このホッケーゲーム機には、パック発射器15を使用しないサーブゲームモードが用意されている。サーブゲームモードでは、遊技盤3上面の手前側にほぼ静止した状態でパック8が順次に供給され、これをプレイヤが打ち出すことによってゲームが進行する。したがって、最も難易度を低くしたときには、プレイヤは充分に狙いをつけたうえで自分のタイミングでパック8を打ち出すことができるようになり、初心者にもそれなりにゲームを楽しむことができる。
【0022】
サーブゲームを行うことができるように、遊技盤3の手前側の、プレイヤが打ち出し操作しやすい位置にサーブエリアS(図1参照)を設定するとともに、このサーブエリアSにパック8を一枚ずつ供給するパック供給手段が必要となる。このため、操作パネル9の下側にパック送り出しユニット30が組み込まれている。パック送り出しユニット30にパックを補給するために、駆動用のモータの回転方向を切り替えることによって、パック回収ベルト26でパック8を図2の矢印Y方向に送ることもできるようになっている。
【0023】
矢印Y方向に送られるパック8は、パック転送ユニット32でパック回収ベルト26からパック送出ホッパ33に送ることができるようにしてある。なお、レシーブモードでゲームを行うときにはパック転送ユニット32は非作動位置に移動し、パック回収ベルト26上のパック8がパック送出ホッパ33に送られることはなく、また、回収ベルト26が逆方向に駆動されることによりパック8はパックエレベータ29に送られる。
【0024】
図3に上記パック転送ユニット32及びパック送出ホッパ33以降の機構を概略的に示す。パック転送ユニット32は、パック回収ベルト26の脇に立設させたベース板35と、ベース板35に取り付けられたロータリソレノイド36と、その軸36aにアーム37を介して固着した通路板38とからなる。通路板38はアーム37の先端に斜めに取り付けられ、ロータリソレノイド36が駆動されると、図中二点鎖線で示すように、パック回収ベルト26の上面に斜めに交差するように接する。したがって、パック回収ベルト26により矢印方向に送られてくるパック8は、通路板38に当接した後、その傾斜に沿ってガイドされ、パック回収ベルト26からパック送出ホッパ33のバケット33aに落下する。
【0025】
パック送出ホッパ33はホッパモータの駆動により、バケット33aに収容されたパック8をガイド通路40に送り出す。ガイド通路40は、図示のようにパック8の厚み及び直径に応じたパック通過路を有し、その上下をゆるやかに湾曲させている。そして、パック送出ホッパ33を作動させたときには、パック8が一枚ずつガイド通路40の下側から送り込まれ、その押し上げ力によってパック8は連なった状態でガイド通路40を上昇してゆくようになる。
【0026】
ガイド通路40の上端部には、ガイド通路40の出口からパック8が自然落下することを防ぐようにバネ付勢された抑えレバー41が軸着されている。これにより、パック送出ホッパ33の駆動が停止した状態では、振動や衝撃が加わってもパック8がガイド通路40から落下することがない。また、その状態でパック送出ホッパ33が駆動されたときには、その押し上げ力によりパック8は抑えレバー41を押し退けて送り出されるようになる。さらに、ガイド通路40の上部には、パック8がその位置まで送られてきたことを検知するパック出口センサ42と、ガイド通路40の上端からパック8が送り出されたことを検知するパック排出センサ43とが設けられている。なお、センサ42,43には、マイクロスイッチやホトセンサなどが用いられる。
【0027】
ガイド通路40の上端から落下したパック8は、シュート板44を経てパック送り出しユニット30のサーブ位置変更ベルト45の上に供給される。図4に示すように、パック送り出しユニット30は、メインフレーム47にサーブ位置変更ベルト45及びその駆動用モータ46を組み付けたもので、サーブ位置変更ベルト45はメインフレーム47に固着した支持プレート48で平坦に支持されている。支持プレート48にはパック押出し板50が移動自在に支持され、図示のようにフィールド盤3aから離れた待機位置と、フィールド盤3aに向かって突出した送出位置との間で移動する。パック押出し板50が待機位置から送出位置に向かって移動すると、サーブ位置変更ベルト45の上にあるパック8がフィールド盤3a上に供給される。
【0028】
メインフレーム47の底面に垂直下方に延びた一対のラック51が固着され、またその両側にはガイド板52が固着されている。ラック51には、ゲーム機本体2の固定部分に回転自在に支持されたギヤ53が噛み合い、このギヤ53には昇降モータ54のスピンドルに固着した駆動ギヤ55が噛み合っている。昇降モータ54を駆動することによって、パック送り出しユニット30は図2に示すようにスリット14の奥から下方に退避した下降位置と、スリット14を遮るように上昇した上昇位置との間で移動されるようになる。
【0029】
パック押出し板50は支持プレート48に突設したガイドピンと長孔との係合により待機位置と送出位置との間でガイドされ、図5に示すようにメインフレーム47との間に掛けられたバネ57によって待機位置から送出位置に向かって付勢されている。パック押出し板50には、さらに下面に歯列を有するラック69が後方に伸びるように一体成形され、また後方に延び下方にも突出したフック60が固着されている。なお、シュート板44に近い側のパック押出し板50の前縁には斜面50aが形成されている。この斜面50aは、シュート板44から落下したパック8がパック押出し板50の上に乗らないようにするためのものである。そして、サーブ位置変更ベルト46の駆動によりパック8を遊技盤3の幅方向に移動させたときには、この斜面50aによってパック8はサーブ位置変更ベルト46の幅方向にずらされ、パック押出し板50の前縁にほぼ接する位置に保たれる。
【0030】
前記ラック59の歯列には、支持プレート48に固定されたモータ62で駆動されるチャージギヤ63が噛み合い、フック60には支持プレート48に固定されたソレノイド64のロッド64aが係脱するようになっている。なお、チャージギヤ63は一方向クラッチを介してモータ62のスピンドルに組み付けられ、モータ62を反時計方向に駆動したときに回転してラック59を後方へと移動させる。
【0031】
ソレノイド64が駆動されると、図6に実線で示すようにロッド64aが引き込まれフック60の係止面60aから退避する。これによりパック押出し板50はバネ57の付勢により、チャージギヤ63を空転させながら待機位置から送出位置に瞬間的に移動し、サーブ位置変更ベルト45上にあるパック8をフィールド盤3aへと送り出す。また、モータ62の駆動によりチャージギヤ63が回転すると、ラック59を介してパック押出し板50が送出位置から待機位置へと戻され、バネ57がチャージされてゆく。
【0032】
モータ62を駆動してパック押出し板50を待機位置に移動させるときには、ソレノイド64の駆動はオフしており、ロッド64aはバネ付勢により図6に破線で示す位置まで突出した状態となっている。したがって、モータ62の駆動により徐々にパック押出し板50が後退してゆくと、ロッド64aの先端がフック60の斜面60bに当接して徐々に押し込まれ、ロッド64aの先端を斜面60bが通り過ぎた時点でロッド64aが突出する。この結果、再びフック60はその係止面60aを介してロッド64aで係止されるようになる。
【0033】
パック押出し板50が待機位置から送出位置に突出すると、サーブ位置変更ベルト45上のパック8はパック押出し板50の前縁でフィールド盤3aに送り出される。フィールド盤3aのエア吹き出し穴4からエアが吹き出しているので、送り出されたパック8はフィールド盤3a上を軽く滑るように移動し、サーブエリアSに達する。パック8をサーブエリアSに供給するときには、サーブエリアSではエアーの吹き出しが行われないように工夫されているため、パック8はこのサーブエリアSで停止する。なお、サーブエリアSはプレイヤが打ち出し操作しやすい位置、例えばフィールド盤3aの手前側の縁から30cm程度のところに奥行き方向での幅が約10〜20cm程度に設定される。
【0034】
サーブエリアSでエアの吹き出しを止めるために、フィールド盤3aのエア室5aの内部にエア遮蔽板65が設けられている。エア遮蔽板65は、サーブエリアSとほぼ同じ広さをもつ支持板65aの上面に、例えばウレタンゴム製のゴムシート65bを接着したもので、図8に示すように、モータ67及びリンク機構68により昇降自在となっている。支持板65aの下面に鉛直にガイドロッド69が固定され、隔壁板5にはガイドロッド69のスラスト軸受け70が固定されている。なお、符号71はフィールド盤3aを側縁を支持する側板を示し、ゲーム機本体2の固定部分に相対的に固定されている。
【0035】
図9に示すように、モータ67の駆動によりエア遮蔽板65が二点鎖線で示す下降位置から実線で示す上昇位置に移動すると、サーブエリアS内のエア吹き出し孔4が内側から塞がれ、エアの吹き出しが停止する。もちろん、エア遮蔽板65が下降したときには、サーブエリアS内のエア吹き出し孔4からもエアが吹き出すようになる。結果的に、このエア遮蔽板65及びその移動機構は、サーブエリアに供給されたパックがサーブエリア外に移動しないように、コンプレッサ6及びエア吹き出し孔4からなるパック浮上手段の作動を部分的に抑制するパック浮上抑制手段となっている。なお、図9の符号72は、パック押出し板50の上面カバーを表す。
【0036】
ところで、前述したように遊技盤3のサイズが例えば横幅240cm、奥行き350〜400cm程度と大きくなると、遊技盤3を3枚程度のフィールド盤3a〜3cを組み合わせて構成せざるを得ない。これは、単にこのようなサイズの一枚板の遊技盤3が製造しにくいだけでなく、設置場所への搬入及び、設置,組立作業などを考慮するとほぼ必然と言える。このような場合、フィールド盤3a〜3cの互いの境界部分で、隣接するフィールド盤上面の高さを正確に合わせておくことが必要となる。特に、このホッケーゲーム機では、遊技盤3上をパック8が双方向に移動することになるため、フィールド盤相互間の合わせ目にわずかでも段差があると、パック8が段差に衝突して円滑に移動させることが困難になる。
【0037】
このため、図10に示すように、互いに隣接するフィールド盤3a,3bの縁には、それぞれ斜面73a,73bが形成されるとともに、半円形にくり抜いたエア吹き出し溝74a,74bが形成される。フィールド盤3a,3bを組み合わせると、各々のエア吹き出し溝74a,74bがエア吹き出し孔4を構成するようになる。さらに、フィールド盤3a,3bの境界部分は共通の側板71bの上縁で支持され、フィールド盤3a,3bの合わせ目と側板71a,71bの合わせ目とをずらすようにしている。これにより、フィールド盤3a,3bの上面の高さ位置をほぼ正確に合わせることができ、これらの境界部に段差が生じることはほとんどない。また、フィールド盤3a,3bの境界部を一方のエアポケット5aに含ませ、エア吹き出し溝74a,74bの組み合わせで合わせ目に形成されるエア吹き出し孔からもエア吹き出しを行うようにすれば、パック8はこの境界部分を滑らかに通過するようになる。
【0038】
パック8をその直径に沿って破断したときの形状を図11に示す。パック8はプラスチックの射出成形品で構成され、表裏反転して使用されても条件が変わることがないように表裏同じ形状となっている。中央部分にエア溜めとなる凹部8aが形成され、外周縁には斜面8bが形成されている。凹部8aは、遊技盤3からのエア吹き出しによる浮上効率を高める作用を行い、また斜面8bは仮にフィールド盤3a〜3cの互いの境界部分にわずかながら段差があったとしても、これに影響を受けずにパック8が滑らかに移動させる作用を行う。
【0039】
以下、図12に示す機能ブロック及び、図13,図14に挙げたフローチャートにしたがってこのホッケーゲーム機の作用について説明する。システムコントローラ77はCPUで構成され、メモリ78のROM領域に格納されたシーケンスプログラムにしたがってゲーム機全体の制御を行う。メモリ78のRAM領域には、ゲームの進行過程で各機構部から得られるデータやフラグ類を格納するワーキングメモリとして用いられる。
【0040】
コインセンサ及びカード読取/記録器79は、操作パネル9の所要部に設けられたコイン投入口あるいはカード挿入口から投入されたコイン,プリペイドカードの適否を判定し、適正であることを検出したときにシステムコントローラ77にスタート準備信号を入力する。これにより、図13のフローチャートに示すように、操作パネル9からの操作入力が有効化され、プレイヤはゲームモードの選択、難易度の設定、目標スコアなどのゲム内容設定操作が行われる。このとき、システムコントローラ77は、スタート準備信号の入力を受けてモニタドライバ80を作動させ、モニタCRT12にゲームスタート準備に必要なプレイヤの入力操作を促すディスプレイ表示を行う。併せて、スピーカ81により音声案内を行うことも可能である。また、コンプレッサ6の駆動が開始され、遊技盤3のエア吹き出し孔4からエアの吹き出しが開始される。
【0041】
システムコントローラ77は、プレイヤの操作入力によりサーブゲームモードとレシーブゲームモードのいずれが選択されるかに応じてサーブゲーム用コントローラ83、レシーブゲーム用コントローラ84のいずれかに起動コマンドを送る。また、サーブゲームモードが選択されたときにはパック回収ベルト26を図2の矢印X方向に、レシーブゲームモードが選択されたときには矢印Y方向に移動させるようにモータドライバ85にコマンドが送られる。
【0042】
パックゲートドライバ86は、遊技盤3上に設置された16個のゲートユニット20の制御を行う。新規にゲームが開始されるごとに、各々のゲートナンバー表示器20aには「1〜16」のゲートナンバーが表示される。ゲートナンバーの割り振りは、システムコントローラ77に内蔵された乱数発生器を利用して行われ、ゲームごとにゲートナンバーはランダムに入れ代わる。ゲートナンバーはモニタCRT12に表示されるビンゴテーブル中のナンバーに対応しており、モニタCRT12に表示されるビンゴテーブル中のナンバー配列も同様にゲームごとにランダムに更新される。
【0043】
ゲートユニット20のそれぞれには小型のスピーカが組み込まれており、システムコントローラ77からの音声信号により固有の電子音を発生する。それぞれの電子音の音色は、ゲートナンバー表示器22aに表示されたナンバーに応じて決められている。したがって、例えばナンバー「1」が表示されているゲートユニット18のおおまかな位置を、その音を聞き分けることによって見当を付けることも可能となる。
【0044】
レシーブゲームモードが選択されると、レシーブゲーム用コントローラ84が起動し、パック発射器15と、パックエレベータ29を含むパック補給装置87の制御が開始される。パック発射器15のパック収容タンクにパックが不足している場合には、パック補給装置87が作動してパック発射器15を補給位置に移動させ、パックエレベータ29を介してパックの補給が行われる。補給処理が完了の後、操作パネル9内に設けられたゲームスタートボタンの操作が有効化され、プレイヤがその操作を行うことによってゲームが開始される。パック発射器15からプレイヤに向かって順次にパック8が発射され、プレイヤがこれを打ち返すことによってゲームが進行する。
【0045】
レシーブモードゲーム中では、プレイヤが打ち返し損なったパック8はスリット14から回収される。このとき、パック送り出しユニット30は、昇降モータ54により下降した位置に移動しており、スリット14から入ってきたパック8が衝突することはない。パック8はパック送り出しユニット30の上面カバー72の上を通過し、ガイドプレート25を経てパック回収ベルト26に落下するようになる。また、プレイヤが打ち返したパック8は奥側のスリット13を通過するが、スリット13の奥には逆止板22が設けられているので、パック8がパック発射器15に衝突することはない。なお、レシーブゲームモード下でのゲーム進行については、特開2000−288236号公報に詳しく記載されているので、その詳細については省略する。
【0046】
サーブゲームモードが選択されると、図14に示すフローチャートにしたがってサーブゲーム処理が実行される。サーブゲーム用コントローラ83がシステムコントローラ77からのコマンドで起動すると、ロータリソレノイド36の駆動により通路板38が図3の二点鎖線位置に下降する。これにより、パック回収ベルト26で搬送されてきたパック8は送出ホッパ33のバケット33aに落下するようになる。また、モータ67が駆動してエア遮蔽板65が上昇し、サーブエリアSに属するエア吹き出し孔4をフィールド盤3aの下面側から塞ぎ、サーブエリアS内からのエア吹き出しが停止される。また、システムコントローラ77からモータドライバ85に逆転コマンドが送られ、パック回収ベルト26が図2の矢印Y方向に搬送を開始する。
【0047】
続いてパック出口センサ42のオン/オフ状態が識別される。パック出口センサ42がオン状態であれば、パック8の準備が完了していることを意味しているから、操作パネル9内に設けられたゲームスタートボタンの操作が有効化され、プレイヤがその操作を行うことによってゲームがスタートする。また、パック出口センサ42がオフ状態であれば、パック出口センサ42がオンするまでパック送出ホッパ33の駆動が行われ、ゲームスタートボタンの操作待ちとなる。
【0048】
ゲームスタートボタンが操作されると送出ホッパ33が駆動され、ガイド通路40の最上部にあるパック8がシュート板44を介してサーブ位置変更ベルト45の上に落下する。このとき、パック排出センサ43が瞬間的にオンしてパック8が排出されたことを検知し、その検知信号がサーブゲーム用コントローラ83に入力される。サーブゲーム用コントローラ83は、この検知信号を受けた後も送出ホッパ33を継続して駆動し、パック出口センサ42が再びオンした時点で送出ホッパ33を停止させる。これにより、サーブ位置変更ベルト45の上に一枚のパック8が供給され、またガイド通路40の最上部で新たなパック8が補充された状態となる。
【0049】
パック排出センサ43からの検知信号を受けてサーブゲーム用コントローラ83はモータ46を起動し、サーブ位置変更ベルト45はパック8を遊技盤3の幅方向に搬送する。モータ46が起動してから停止するまでの駆動時間は変更が可能であり、その駆動時間に対応して遊技盤3の幅方向におけるパック8のセット位置を調節することが可能となる。モータ46が停止するとソレノイド64に駆動パルスが供給され、ロッド64aが突出方向へのバネ付勢力に抗して図6に実線で示すように引き込まれる。この結果、フック60の係止が解除され、パック押出し板50がバネ57の付勢により遊技盤3に向かって飛び出す。
【0050】
このパック押出し板50の飛び出しに伴い、サーブ位置変更ベルト45の上にあるパック8が遊技盤3上に送出される。パック8はエア吹き出しによる浮上力を受けて遊技盤3の上面をサーブエリアSに向かって軽く移動してゆく。パック8がサーブエリアSに達すると、その部分ではエアの吹き出しがエア遮蔽板65によって抑えられているから、パック8は遊技盤3の上面との摩擦によりその移動を停止し、パック8はサーブエリアS内に留められるようになる。
【0051】
送出位置に移動したパック押出し板50は、モータ62の駆動によりバネ57をチャージしながら待機位置に戻される。待機位置まで移動すると、ソレノイド64のロッド64aがバネ付勢により係止位置に突出するから、モータ62の駆動を停止してもパック押出し板50はそのまま待機位置で保持される。
【0052】
サーブエリアSで停止しているパック8は、プレイヤが容易にラケット16で打ち出すことができる。サーブエリアSから打ち出されたパック8は、再びエア吹き出しによる浮上力を受けて遊技盤3上を軽く移動してゆき、いずれかのゲートユニット20を通過する。インゲートセンサ17がパック8の通過を検知すると、モニタCRT12にゲームの進行画面が表示され、得点表示やビンゴテーブル中にゲートナンバーの追加表示が行われる。
【0053】
いずれかのインゲートセンサ17でパック8の通過が検知されることによって、プレイヤがパック8の打ち出し操作を行ったことが識別できる。もちろん、インゲートセンサ17のほかに適宜の箇所に得点に結びつかないアウトゲートが設けられている場合には、そのアウトゲートセンサでも同様にパック8の打ち出し操作が行われたことを識別することが可能である。こうしてパック8の打ち出し操作が検知されると、2枚目のパック8の供給処理が行われる。この処理は、1枚目のパック供給処理と全く同様にして行われる。
【0054】
新たなパック8の供給ごとに、モータ46の駆動停止タイミングがランダムに制御されるので、遊技盤3の幅方向におけるパック8のセット位置は次々に変更され、プレイヤには適度な運動が要求されるようになる。さらに、サーブ位置変更ベルト45の搬送速度も変えたり、また新たなパック8がサーブエリアSに供給されるまでのインターバルを調節することによって、難易度の調節を行うことができる。
【0055】
以上のようにして1ゲーム分のパックを消化した時点で1ゲームが終了する。得点やビンゴゲームの結果に応じてCRTモニタ12にゲーム成績が表示され、プレイヤがゲーム開始時に入力した目標スコアとの比較などが行われ、メッセージの表示も行われる。このホッケーゲーム機では、ゲーム開始時にプレイヤの選択操作に応じ、パック発射器15から打ち出されてくるパック8を打ち返すレシーブゲームモードでも使用可能であるが、上述したサーブモードゲームでは遊技盤3上で停止したパック8を打ち出せばいいので、ゲームの難易度を低い方向に広げる意味で効果的であり、高齢者や障害者でも充分にゲームを楽しむことが可能となる。
【0056】
また、サーブゲームモードであっても、サーブエリアSにパック8を供給する時間間隔を変えることによって難易度を調節することができる。さらに、サーブエリアSでのパック停止時間を制限し、その時間が経過した時点でモータ67を駆動してエア遮蔽板65を下降させるようにすると、サーブエリアS内のエア吹き出し孔4からもエアの吹き出しが行われ、そこで停止していたパック8は遊技盤3の傾斜にしたがって奥側に流れ、プレイヤは打ち出し操作ができなくなる。したがって、プレイヤはパックが停止している間に狙いを定めて打ち出し操作しなければならなくなるため、サーブエリアS内におけるパックの停止時間を調節することによって、難易度を変えることもできるようになる。
【0057】
以上、図示した実施形態にしたがって本発明について説明してきたが、本発明はこれらに限らず、別の形態でも実施することができる。例えば、パック8に磁石を埋め込み、また遊技盤3に電磁石を組み込んでおいて磁力を利用してパック8に浮上力を与えることも可能である。この場合、サーブエリアS内でパック8を停止させるには、サーブエリアSに対応して設けられている電磁石をオフさせるようにしておけばよい。
【0058】
さらに、1ゲーム当りのパック使用枚数や、ゲートユニット20の個数も適宜に増減させることも可能であり、スコアの決め方もゲートユニット20ごとに得点を設定し、パックが通過したゲートユニットの得点を加算してゆく形式や、ゲートユニットごとに馬番号あるいはレースカー番号を対応づけするとともに、その中からプレイヤが所定のものを選択し、パックが通過したゲートユニットに対応するものをその得点に応じてゴールに向かって進めるようにした競馬ゲームやカーレースゲームの形式をとることもできる。その他、ゲートユニット20ごとに設けられた表示器に数字の代わりに様々なマークや絵柄を表示し、その組み合わせにより得点を与えるようにすることも可能で、ゲームのソフト的な展開としては様々な態様を採り得る。
【0059】
【発明の効果】
以上のように、本発明のホッケーゲーム機によれば、遊技盤の手前側に設定さたサーブエリアに供給され、停止したパックをプレイヤが打ち出すサーブモードでゲームを行うことができるようになり、初心者や高齢者あるいは障害者でも自分のペースでゲームを楽しむことができ、より負担の少ない形で適度な運動を伴ったゲームを行うことができるようになる。
【0060】
また、上記サーブモードだけでなく、遊技盤の奥から打ち出されてくるパックを打ち返すレシーブモードでのゲームも用意しておくことにより、よりレベルの高いゲームを行うことも可能で、性別や年齢、身体能力によらず万人に楽しめるゲームの提供が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したホッケーゲーム機の外観図である。
【図2】上記ホッケーゲーム機の内部構造を概略的に示す要部断面図である。
【図3】パック転送ユニット及びガイド通路の概略を示す斜視図である。
【図4】パック送り出しユニットの概略を示す前側(遊技盤側)斜視図である。
【図5】パック送り出しユニットの概略を示す背面側斜視図である。
【図6】パック押出し板50の係止機構の概略を示す平面図である。
【図7】エア遮断板の概略を示す要部破断斜視図である。
【図8】エア遮断板の駆動機構の概略図である。
【図9】遊技盤の手前側の構成を示す概略図である。
【図10】フィールド盤の合わせ目を示す概略断面図である。
【図11】パックの形状を示す中央破断斜視図である。
【図12】ホッケーゲーム機の電気的構成を示す機能ブロック図である。
【図13】ホッケーゲーム機の基本的な処理の流れを示すフローチャートである。
【図14】サーブゲームモードにおける処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2 ゲーム機本体
3 遊技盤
4 エア吹き出し孔
5 隔壁板
6 コンプレッサ
8 パック
9 操作パネル
12 モニタCRT
15 パック発射器
16 ラケット
20 ゲートユニット
30 パック送り出しユニット
32 パック転送ユニット
33 送出ホッパ
38 通路板
40 ガイド通路
45 サーブ位置変更ベルト
50 パック押出し板
64 ソレノイド
65 エア遮蔽板[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hockey game machine using a disk-shaped pack.
[0002]
[Prior art]
Hockey game machines in amusement parks, etc., have a disk-shaped pack lifted by air from the game board surface, and two players who confront each other across the game board play a game by hitting the pack with a racket. It encourages moderate exercise and is especially popular among young people. This hockey game machine always requires two players, and if there is a large difference in the skill of the players, it is easy to win. In addition, since it is more advantageous to launch the pack vigorously than to aim for the launch direction of the pack, it is often the case that the pack is struck back by force.
[0003]
In contrast to such a hockey game machine, the hockey game machine described in Japanese Patent No. 2686048 and Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-288236 has a single player that sets the game difficulty level according to his / her skill and athletic ability. It is designed so that not only young people and healthy people but also elderly people, for example, disabled people who need wheelchairs, can enjoy the game.
[0004]
In the hockey game machine described in the above publication, packs are fired from the back to the front of the game board, and the player advances the game by aiming at a predetermined target and the game proceeds. Therefore, it is necessary to strike back the puck more accurately in the target direction than the hit speed, and the player's skill is reflected in the game result more directly, creating a new interest that has not been found in previous hockey game machines. It is.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the above-mentioned hockey game machine is actually manufactured and played, it is very difficult to hit it back in the direction aimed at the puck launched from the back of the game board. Of course, the speed at which the pack is launched from the back of the game board is slowed down, the launch interval when the pack is launched sequentially, and the position at which the pack is launched from the back of the game board. Although it is possible to reduce the difficulty by displaying, even if these adjustments are made, it may be too difficult for the first player or the elderly.
[0006]
The present invention has been made in consideration of the above-mentioned problems, and its purpose is to provide a new game function to the hockey game machine known from the above-mentioned gazette, such as a beginner or an unskilled player, an elderly person, or a disabled person. It is an object of the present invention to provide a hockey game machine that allows a player having a handicap such as the above to enjoy a game on an appropriate level of difficulty.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above-mentioned object, the present invention not only plays a game only in a so-called receive format in which a puck is struck out from the back of the game board, but also in a serve format in which a player strikes a puck at his own timing So that you can do it. Therefore, in the present invention, pack supply means for supplying packs to a serve area set in advance on the game board is provided on the front side of the game board. The hockey game machine uses a pack floating means for floating the pack from the upper surface of the game board so that the pack launched by the player is smoothly moved toward the back of the game board. For this reason, if a pack is simply supplied toward the serve area on the game board, the pack will flow out of the serve area, making it difficult for the player to perform a pack launch operation. Therefore, in the present invention, the operation of the pack floating means is partially suppressed so that the pack supplied on the game board is not moved out of the serve area until it is launched by the player.
[0008]
In order to change the difficulty level of the game, it is easy to change the supply position in the width direction of the game board when supplying the pack from the pack supply means. Further, as the pack floating means, it is preferable that air is blown out from a plurality of air blowing holes formed in the game board, and the pack is floated by blowing out the air. In this case, the blowout of air may be stopped from the air blowout holes belonging to the serve area by the pack floating suppression means. Furthermore, when the pack is lifted, the game board is inclined so that the pack flows under its own weight toward the back of the game board, and the time for which the pack is stopped in the serve area can be adjusted by the pack floating restraint means. Thus, if the puck flows out of the serve area after the stop time elapses, it becomes possible to limit the timing of the player's launch operation, which can be used for adjusting the difficulty level in the serve game. It becomes like this.
[0009]
The hockey game machine according to the present invention can be used not only in the serve game mode in which the pack is supplied by the pack supply means, but also in the receive game mode in which the pack launched from the back side of the game board is returned by the pack launcher. It is also effective to increase the difficulty level. In the receive game mode, when a pack that has been launched from a pack launcher is missed, the pack is collected from a slit provided on the front side of the game board. Incorporating means is advantageous for simplifying the configuration, and in the receive game mode, it is preferable to lower the pack supply means at the back of the slit so that the packs passing through the slit do not collide.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 and FIG. 2 show an external view and a schematic cross section of a main part of a hockey game machine to which the present invention is applied. The upper surface of the
[0011]
An
[0012]
The front side of the game machine
[0013]
In consideration of such usage, the height of the game board 3 is preferably about 70 to 90 cm, and the space has a height of 55 to 70 cm and a depth of about 30 to 50 cm, preferably 40 to 50 cm. The degree is good. In order to allow the player to exercise moderately, the lateral width of the game board 3 should be 200 cm or more, for example, about 240 cm. In this case, the depth is preferably about 3.5 to 4 m. These dimensions can be changed as appropriate in consideration of the installation space, and a game can be played by two people at the same time.
[0014]
A
[0015]
[0016]
Five
[0017]
As schematically shown in FIG. 2, a
[0018]
At the back of the
[0019]
Pack
[0020]
The
[0021]
This hockey game machine is provided with a serve game mode in which the
[0022]
A serve area S (see FIG. 1) is set on the front side of the game board 3 at a position where the player can easily perform a launch operation so that a serve game can be performed, and one
[0023]
The
[0024]
FIG. 3 schematically shows the mechanism after the
[0025]
The
[0026]
A holding
[0027]
The
[0028]
A pair of
[0029]
The
[0030]
A
[0031]
When the
[0032]
When the
[0033]
When the
[0034]
In order to stop the blowing of air in the serve area S, an
[0035]
As shown in FIG. 9, when the
[0036]
By the way, as described above, when the size of the game board 3 is increased to, for example, about 240 cm in width and about 350 to 400 cm in depth, the game board 3 must be configured by combining about three
[0037]
For this reason, as shown in FIG. 10,
[0038]
The shape when the
[0039]
Hereinafter, the operation of the hockey game machine will be described according to the functional blocks shown in FIG. 12 and the flowcharts shown in FIGS. The
[0040]
When the coin sensor / card reader /
[0041]
The
[0042]
The
[0043]
A small speaker is incorporated in each of the
[0044]
When the receive game mode is selected, the receive
[0045]
During the receive mode game, the
[0046]
When the serve game mode is selected, the serve game process is executed according to the flowchart shown in FIG. When the
[0047]
Subsequently, the on / off state of the
[0048]
When the game start button is operated, the
[0049]
In response to the detection signal from the
[0050]
As the pack push-
[0051]
The
[0052]
The
[0053]
By detecting the passage of the
[0054]
Since the drive stop timing of the
[0055]
One game ends when the pack for one game is digested as described above. The game results are displayed on the CRT monitor 12 according to the score and the result of the bingo game, and compared with the target score input by the player at the start of the game, and a message is also displayed. This hockey game machine can also be used in the receive game mode in which the
[0056]
Even in the serve game mode, the difficulty level can be adjusted by changing the time interval for supplying the
[0057]
As described above, the present invention has been described according to the illustrated embodiment. However, the present invention is not limited thereto, and can be implemented in other forms. For example, it is possible to embed a magnet in the
[0058]
In addition, the number of packs used per game and the number of
[0059]
【The invention's effect】
As described above, according to the hockey game machine of the present invention, it becomes possible to play a game in the serve mode in which the player supplies a stopped pack supplied to the serve area set on the front side of the game board, Even beginners, elderly people, and disabled people can enjoy the game at their own pace, and can play games with moderate exercise in a less burdensome manner.
[0060]
In addition to the above-mentioned serve mode, it is possible to play a higher level game by preparing a game in receive mode that returns a pack that is launched from the back of the game board, gender, age, It is possible to provide a game that can be enjoyed by everyone regardless of physical ability.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is an external view of a hockey game machine embodying the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view of an essential part schematically showing the internal structure of the hockey game machine.
FIG. 3 is a perspective view schematically showing a pack transfer unit and a guide passage.
FIG. 4 is a front (game board side) perspective view schematically showing the pack delivery unit.
FIG. 5 is a rear perspective view schematically showing the pack delivery unit.
6 is a plan view showing an outline of a locking mechanism of the
FIG. 7 is a fragmentary perspective view showing an outline of an air blocking plate.
FIG. 8 is a schematic view of a drive mechanism for an air blocking plate.
FIG. 9 is a schematic diagram showing the configuration of the front side of the game board.
FIG. 10 is a schematic sectional view showing a seam of a field board.
FIG. 11 is a central cutaway perspective view showing the shape of the pack.
FIG. 12 is a functional block diagram showing an electrical configuration of a hockey game machine.
FIG. 13 is a flowchart showing a basic processing flow of the hockey game machine.
FIG. 14 is a flowchart showing a process flow in a serve game mode.
[Explanation of symbols]
2 Game console
3 Game board
4 Air blowout holes
5 Bulkhead plate
6 Compressor
8 packs
9 Operation panel
12 Monitor CRT
15 pack launcher
16 rackets
20 Gate unit
30 pack delivery unit
32 pack transfer unit
33 Delivery hopper
38 Passage plate
40 Guide passage
45 Saab position change belt
50 pack extrusion board
64 Solenoid
65 Air shielding plate
Claims (5)
プレイヤによって打ち出されたパックが遊技盤上面に沿って移動しやすいように、遊技盤に形成された多数のエア吹き出し孔からエアを吹き出して遊技盤上面からパックを浮上させるパック浮上手段と、
遊技盤上に予め設定されたサーブエリアに向けて遊技盤の手前側からパックを送出するパック供給手段と、
このパック供給手段によってサーブエリアに供給されたパックが遊技盤上面との摩擦により前記サーブエリア内で停止するように前記サーブエリアに含まれるエア吹き出し孔からのエアの吹き出しを抑えるパック浮上抑制手段とを備えたことを特徴とするホッケーゲーム機。A hockey game machine in which a player launches a pack supplied to the game board from the front of the game board toward the back, and a game score is given or a change in game progress is given according to the arrival position of the launched pack In
A pack levitation means for blowing out air from a number of air blowing holes formed in the game board so that the pack launched by the player easily moves along the game board upper surface;
A pack supply means for delivering a pack from the front side of the game board toward a serve area set in advance on the game board;
Pack floating suppression means for suppressing air blowing from the air blowing holes included in the serve area so that the pack supplied to the serve area by the pack supplying means stops in the serve area due to friction with the upper surface of the game board ; A hockey game machine characterized by comprising:
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