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JP4076339B2 - タイヤ式クレーンの走行制御装置 - Google Patents

タイヤ式クレーンの走行制御装置 Download PDF

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JP4076339B2
JP4076339B2 JP2001352600A JP2001352600A JP4076339B2 JP 4076339 B2 JP4076339 B2 JP 4076339B2 JP 2001352600 A JP2001352600 A JP 2001352600A JP 2001352600 A JP2001352600 A JP 2001352600A JP 4076339 B2 JP4076339 B2 JP 4076339B2
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magnetic
crane
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正信 小笠原
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Co Ltd
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Mitsui Engineering and Shipbuilding Co Ltd
Mitsui E&S Holdings Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンテナターミナルにおいてコンテナの蔵置に使用されるラバータイヤ式門型クレーンのように、定められた直線走行路の少なくとも一方の側に直線走行用の磁気基準線を設けたタイヤ式クレーンの走行制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、クレーンの両側の脚にそれぞれ磁気センサを設け、これらの磁気センサが地上に設置した磁気板を検出した順にその磁気板を検出した側の脚の進行を順次停止させ、左右の脚の停止位置が走行方向に対して前後にずれないようにしたタイヤ式クレーンの走行停止制御装置が知られている(特開平7−144878号公報)。
【0003】
一方、クレーンの一方の側に、走行方向と直交する方向に複数並設され、かつ、地上に設置されている磁気板の有無をオン・オフする磁気検出センサと、前記磁気板をオン検出している各磁気センサの位置と、所定中心の平均値から進行方向と直角な方向のクレーンの停止位置ズレを検出し、その検出量に応じてトロリの走行位置を補正する補正装置を備えたタイヤ式クレーンの停止位置補正装置が知られている(特許第3038669号明細書)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、前者の場合は、左右の脚の停止位置が走行方向に対して前後にずれないようになったが、クレーンが直進するように誘導する装置がないため、停止地点において、クレーンが横方向に位置ズレすることがある。
【0005】
また、後者の場合は、トロリの走行位置を補正する補正装置を備え、クレーンの横方向の位置ズレ量に応じてトロリの走行位置を補正するようにしているので、クレーンの制御系が複雑になり、高価なものとなる。また、トロリの走行位置の補正に時間を要するため、コンテナの積み付け、積み降ろしに時間を要することがある。
【0006】
本発明は、係る従来の問題を解消するためになされたものであり、その目的の一つは、停止位置におけるクレーンの横ズレを防止することができるタイヤ式クレーンの走行制御装置を提供することにある。
【0007】
また、本発明の他の目的は、クレーン停止用の磁気基準点の磁力、及びクレーン誘導用の磁気基準板の磁力以外の磁力の影響を打ち消すことができるタイヤ式クレーンの走行制御装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は、次のように構成されている。
【0009】
すなわち、(1) クレーンの両側に磁気センサを設け、これらの磁気センサが地上に設置した停止用磁気基準点を検出した順にその停止用磁気基準点を検出した側の進行を停止させ、クレーンの両側の停止位置が走行方向に対して前後にずれないようにしたタイヤ式クレーンにおいて、前記停止用磁気基準点を含む少なくとも一方の停止用磁気基準点群側に前記停止用磁気基準点と直進用磁気基準線とを同一線上に設けると共に、前記停止用磁気基準点と直進用磁気基準線とが互いに重ならないように前記直進用磁気基準線を前記停止用磁気基準点の前後で不連続にし、且つ、停止用磁気基準点の極性を前記直進用磁気基準線の極性と逆にすることを特徴とするタイヤ式クレーンの走行制御装置。
【0013】
停止用磁気基準点の極性をN極とし、直進用磁気基準線の極性とS極とすることを特徴とする(1)記載のタイヤ式クレーンの走行制御装置。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を用いて説明する。
【0015】
図1は、本発明の一実施形態を示す平面図であり、タイヤ式門型クレーン(以下、タイヤ式クレーンという)を用いてコンテナ(図示せず)の積み付け、積み降ろしを行うなうコンテナターミナルの平面部分の配置を示している。
【0016】
このようなコンテナターミナルAでは、コンテナ蔵置場所が長方形の枡目に区切られており、通常は、目印のためのペイントマーク(図示せず)が施してある。
【0017】
タイヤ式クレーン1は、これに跨がって長手方向に走行し、ベイと呼ばれる置き場の中央に停止して、吊り具を使用してトラック(図示せず)からのコンテナを積み降ろし、またはトラックへの積み付けを行っている。
【0018】
タイヤ式クレーン1は、それぞれの脚2に設けられたモータ3a,3bによってタイヤ4を回転駆動して走行レーン(以下、クレーン走行路という)5a,5bを走行し、地面に描かれた目的のベイ番号まで行き、ブラケット(図2参照)6,6に取り付けられたクレーン両側の磁気センサ7a,7bが、地上に設置されている円板状の停止用磁気基準点(以下、停止用基準点という)8a,8bを検出することによって規定の停止位置に停止するようになっている。
【0019】
ところで、本発明では、左右のクレーン走行路5a,5bに沿って地面に設置されている停止用基準点8a,8bの群18a,18bのうち、その一方の停止用基準点群18aと平行に直線状の直進用磁気基準線(以下、を直進用基準線という)9を地面に設置している。この直進用基準線9は、クレーン走行路5aの内側に位置し、しかも、クレーン走行路5a及び停止用基準点群18aと相互に平行になっている。
【0020】
一方、タイヤ式クレーン1は、直進用基準線9に対応する側の前後の脚21,22に磁気センサ11,12を備えている。これらの磁気センサ11,12、及び左右のモータ3a,3bは、図3に示すように、制御装置10に接続され、後脚22の磁気センサ12が直進用基準線9から外れた場合には、クレーン右側のモータ3aの回転数を上げるか、或いはクレーン左側のモータ3bの回転数を下げてクレーン1が真っ直ぐ正面を向くように軌道修正し、これとは逆に、前脚21の磁気センサ11が直進用基準線9から外れた場合には、クレーン右側のモータ3aの回転数を下げるか、或いはクレーン左側のモータ3bの回転数を上げてクレーン1が真っ直ぐ正面を向くように軌道修正するようになっている。
【0021】
また、上記制御装置10には、左右両サイドの磁気センサ7a,7b、走行距離を検出できる走行装置回転数検出器13、及び現在位置及び目標位置入力する現在位置・目標位置入力装置14を接続させている。
【0022】
従って、図4に示すように、後脚22の磁気センサ12が直進用基準線9から外れた場合には、クレーン右側のモータ3aの回転数が上がるか、或いはクレーン左側のモータ3bの回転数が下がり、クレーンが真っ直ぐ正面を向くようにタイヤ式クレーン1の軌道修正が行われる。これとは逆に、前脚21の磁気センサ11が直進用基準線9から外れた場合には、クレーン右側のモータ3aの回転数を下げるか、或いはクレーン左側のモータ3bの回転数を上げてクレーンが真っ直ぐ正面を向くようにタイヤ式クレーン1の軌道修正が行われる。
【0023】
従って、上記のタイヤ式クレーン1が所定の停止基準点8a,8bで停止した時には、前後方向のズレが発生しないのみならず、横方向のズレも発生しなくなる。
【0024】
以上の説明では、停止基準点群18aと直進用基準線9とを並列に設けた場合について説明したが、例えば、図5に示すように、前記停止用基準点8aを、前記直進用基準線9と同一線上に設置することもできる。
【0025】
ただ、その場合には、図6に示すように、直進用基準線9と停止用基準点8aとが互いに重ならないように、直進用基準線9を停止用基準点8aの前後で不連続にする。その上、停止用基準点8aの極性をN極とし、直進用基準線9の極性をS極とする。
【0026】
すると、直進用基準線9の極性(S極)によって停止用基準点8aの極性(N極)以外の磁力(例えば、地面の発する磁力)aが打ち消され、停止用基準点検出用の磁気センサ8aに対する悪影響が低減し、停止位置の精度が更に向上するようになる。
【0027】
この例の場合、磁気センサ7aは、停止用基準点8aに対応するように、脚2の内側に設けられる。その他の機器については、第1の実施形態のものと変更がないので、同じ機器に同じ符号を付け、詳しい説明を省略する。
【0028】
なお、上記直進用基準線9および磁気センサ11,12は、停止基準点群18b側、或いは、停止基準点群18a及び18bの両側に配設しても差し支えがない。
【0029】
【発明の効果】
上記のように、本発明は、クレーンの両側に磁気センサを設け、これらの磁気センサが地上に設置した停止用磁気基準点を検出した順にその停止用磁気基準点を検出した側の進行を停止させ、クレーンの両側の停止位置が走行方向に対して前後にずれないようにしたタイヤ式クレーンにおいて、前記停止用磁気基準点を含む一方の停止用磁気基準点群側に、該停止用磁気基準点群と平行に直進用磁気基準線を設置するので、停止位置におけるクレーンの横ズレを未然に防止することが可能になった。
【0030】
また、本発明は、前記停止用磁気基準点を、前記直進用磁気基準線と同一線上に設置し、前記直進用磁気基準線を、前記停止用磁気基準点の前後で不連続にし、かつ、前記停止用磁気基準点の極性を、前記直進用磁気基準線の極性と逆にすることで、クレーン停止用の磁気基準点の磁力、及びクレーン誘導用の磁気基準板の磁力以外の磁力の影響を打ち消すことができる。
【0031】
従って、停止用基準点検出用の磁気センサに対する悪影響が低減し、停止位置の精度が更に向上するようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るタイヤ式門型クレーンを含むコンテナターミナルの平面図である。
【図2】本発明に係るタイヤ式門型クレーンの要部を示す側面図である。
【図3】制御系のブロック図である。
【図4】本発明の作用説明図である。
【図5】本発明に係るタイヤ式門型クレーンを含むコンテナターミナルの他の一例の平面図である。
【図6】図5のB部の拡大図である。
【符号の説明】
1 タイヤ式クレーン
7a,7b 磁気センサ
8a,8b 停止用磁気基準点
9 直進用磁気基準線
18a 一方の停止用磁気基準点群

Claims (2)

  1. クレーンの両側に磁気センサを設け、これらの磁気センサが地上に設置した停止用磁気基準点を検出した順にその停止用磁気基準点を検出した側の進行を停止させ、クレーンの両側の停止位置が走行方向に対して前後にずれないようにしたタイヤ式クレーンにおいて、前記停止用磁気基準点を含む少なくとも一方の停止用磁気基準点群側に前記停止用磁気基準点と直進用磁気基準線とを同一線上に設けると共に、前記停止用磁気基準点と直進用磁気基準線とが互いに重ならないように前記直進用磁気基準線を前記停止用磁気基準点の前後で不連続にし、且つ、停止用磁気基準点の極性を前記直進用磁気基準線の極性と逆にすることを特徴とするタイヤ式クレーンの走行制御装置。
  2. 停止用磁気基準点の極性をN極とし、直進用磁気基準線の極性S極とすることを特徴とする請求項1記載のタイヤ式クレーンの走行制御装置。
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