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JP4075019B2 - 固体撮像装置 - Google Patents

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JP4075019B2
JP4075019B2 JP00193796A JP193796A JP4075019B2 JP 4075019 B2 JP4075019 B2 JP 4075019B2 JP 00193796 A JP00193796 A JP 00193796A JP 193796 A JP193796 A JP 193796A JP 4075019 B2 JP4075019 B2 JP 4075019B2
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明弘 斉藤
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Nikon Corp
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    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
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    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2022Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、固体撮像装置に関し、特に、所望の回路を複数の領域に分割し、これらをつなぎ露光することにより形成される固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
多数の能動素子(トランジスタやFETなど)や、受動素子(抵抗やコンデンサなど)を半導体基板上に集積形成したIC(Integrated Circuit)は、電子回路や、電子回路を含む装置の形状を小型化するために大きな役割を果たしてきた。
【0003】
近年では、回路の更なる高機能化、低消費電力化、処理速度の向上などのために、より多数の能動素子および受動素子(以下、単に素子という)を集積することが行われている。
【0004】
このため、パターンの微細化が精力的に進められている。しかし、それ以上にICの高集積化が要求されるため、素子の形成される半導体基板の面積(チップサイズ)をこれまでよりも大きくし、更に多くの素子を一つのICに集積させることが行われつつある。
【0005】
例えば、従来のNTSC(National Television System Committee)方式のCCD(Charge Coupled Device)などの撮像装置は、約40万個の受光素子を集積しているが、HDTV(High Density Television)規格の高精細度撮像装置を形成するためには、約200万個の受光素子を集積する必要が生ずる。
【0006】
このような高精細度撮像装置は、非常に多くの素子を集積するため、個々の素子を可能な限り微細化した場合でも、前述のNTSC方式のCCDと比較して撮像装置のサイズは大きくなる。
【0007】
半導体装置は一般的にフォトリソグラフィ技術によって製造される。フォトリソグラフィでは、先ず、素子や配線などの所望のパターンを含むレチクル(マスク)を介して、半導体基板上に塗布されたレジストに光を照射し、レジストを所望のパターンに露光する。そして、得られたレジスト膜を保護膜としてエッチングやイオン注入を行うことにより所望の回路を形成する。
【0008】
このようなフォトリソグラフィ技術において、半導体基板上に塗布されたレジストを露光するには、露光装置が用いられる。露光装置は、紫外線源などから放射される光を、レチクルを介して半導体基板上に照射する装置である。
【0009】
図9に示すように、露光装置が光を照射することができる最大露光領域10は、装置によって決まっている。従って、例えば、前述の高精細度撮像装置のようにサイズの大きな半導体装置を形成する場合、レチクル11のサイズが最大露光領域10のサイズを越える場合が生ずる。
【0010】
このような場合、レチクルを複数に分割し、それぞれのレチクルをつなぎ合わせながら順次露光することにより所望の半導体装置を形成するつなぎ露光が行われる。
【0011】
図10は、前述の高精細度撮像装置をつなぎ露光により製造する場合の分割の一態様を示す図である。高精細度撮像装置は、入射光を対応する電気信号に変換する受光部20、受光部20を構成する受光素子(図示しない)を、水平方向に走査する水平走査回路21、垂直方向に走査する垂直走査回路22,23、および、受光部20を駆動するためのリセット/定電流/バイアス回路24より構成されている。これらの回路を含む撮像装置を形成するためには、境界線H−H’により回路を左右に2分割し、それぞれの回路パターンを含む2枚のレチクルにより2回に分けて露光を行う。
【0012】
このようなつなぎ露光により半導体装置を製造する場合、それぞれのレチクルが相互に正確につなぎ合わされるようにする必要がある。
【0013】
例えば、図10に示す境界線H−H’を横切る配線を形成する場合、左右2つのレチクルに形成されている配線のパターンが、半導体基板上で正確に重なるように、レチクルと半導体基板との相対的な位置を調節しなければならない。
【0014】
しかしながら、実際には重ね合わせる際に多少の誤差が生ずる。そこで、この誤差を吸収するために、図11(a)に示すように、レチクルの配線パターン30,31の長さ方向(図10の左右方向に対応する)に長さL、また、幅方向(図10の上下方向に対応する)に幅Wだけ配線パターンよりも大きいアライメント誤差補償用のパターン32を付加する。そして、図11(b)に示すように、アライメント誤差補償用のパターン32が相互に重なる(左右の配線パターン30,31が相互にLだけオーバーラップする)ように露光することで、アライメント誤差により、配線が断線することを防ぐことができる。
【0015】
なお、配線パターン30,31の幅方向に幅Wのアライメント誤差補償用パターン32を設ける理由は、接続部分は2重露光されるので、線幅が細くなり易く、これを防止するためである。
【0016】
例えば、縮小型投影露光装置(レチクルを透過した光を縮小して半導体基板を露光する装置)を用いてつなぎ露光する場合、ウエハの位置を決定するためのアライメントマークが理想的な場合(マークのエッジが正確に検出できる場合)、レチクルの重ね合わせ誤差は半導体基板上で0.1μm以下になるように位置制御することができる。従って、アライメント誤差補償用のパターン32のLおよびWは、半導体基板上で0.1乃至0.3μmとなるようにレチクルを形成するのが一般的である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のつなぎ露光においては、図10に示すように、つなぎ露光により接続される部分(回路を分割する境界線H−H’)が直線形状になるように設計されていた。従って、例えば図12に示すようにA−A’を接続部分とするようにMOS−FET50乃至57、および、配線70乃至79を含む回路を配置する場合、A−A’を結ぶ直線上に、MOS−FET50乃至57などの能動素子や、その他の受動素子(図示しない)を形成することができないという課題があった。
【0018】
その結果、能動素子、受動素子、および配線などのレイアウトに制約が生じ、半導体装置を小型化することが困難になるという課題もあった。
【0019】
本発明は以上のような状況に鑑みなされたものであり、つなぎ露光により半導体装置を形成する際に、接続部分における素子のレイアウトの制限を緩和し、もって半導体装置を更に小型化することができるようにするためのものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】
本発明の固体撮像装置は、第1のレチクルにより第1のパターンを半導体基板上に露光形成し、第2のレチクルにより、第1のパターンの一部分と相互に接続するように第2のパターンを半導体基板上に露光形成することにより得られる半導体装置において、埋め込み型フォトダイオード、および、ソースフォロワ動作を行うトランジスタを少なくとも有する複数の画素と、垂直方向に配列される前記画素のそれぞれと接続され、前記トランジスタのソースフォロワ動作により、前記画素から信号を受け取る複数の垂直読み出しラインと、前記複数の垂直読み出しラインに読み出される光信号を受け取る2本の光信号用の水平読み出しライン、および、暗信号を受け取る2本の暗信号用の水平読み出しラインの、合計4本の水平読み出しラインとを少なくとも有し、前記垂直読み出しラインには、ソースフォロワ動作を行う前記トランジスタのゲート電位がリセットされたときの暗信号を蓄積する暗信号用コンデンサと、前記埋め込み型フォトダイオードから電荷が前記トランジスタのゲートに転送されたときの光信号を蓄積する光信号用コンデンサとが並列に接続され、光信号用の前記水平読み出しラインのうちの1本、および、暗信号用の前記水平読み出しラインのうちの1本と接続される第1の垂直読み出しラインと、光信号用の前記水平読み出しラインのうちの他の1本、および、暗信号用の前記水平読み出しラインのうちの他の1本と接続される第2の垂直読み出しラインとが存在し、前記第1の垂直読み出しラインに接続されている前記暗信号用コンデンサと、暗信号用の前記水平読み出しラインのうちの1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第1のMOS−FETが配置され、前記第1の垂直読み出しラインに接続されている前記光信号用コンデンサと、光信号用の前記水平読み出しラインのうちの1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第2のMOS−FETが配置され、前記第2の垂直読み出しラインに接続されている前記暗信号用コンデンサと、暗信号用の前記水平読み出しラインのうちの他の1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第3のMOS−FETが配置され、前記第2の垂直読み出しラインに接続されている前記光信号用コンデンサと、光信号用の前記水平読み出しラインのうちの他の1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第4のMOS−FETが配置され、前記第1のMOS−FETおよび前記第3のMOS−FETは、前記第1のパターンおよび前記第2のパターンが相互に接続する方向に同一列に配列され、前記第2のMOS−FETおよび前記第4のMOS−FETは、前記第1のパターンおよび前記第2のパターンが相互に接続する方向に同一列に配列され、前記第1のMOS−FETおよび前記第3のMOS−FETが配列される列と、前記第2のMOS−FETおよび前記第4のMOS−FETが配列される列とは、異なる列であり、前記第1のパターンおよび前記第2のパターンが相互に接続する部分が非直線形状とされており、前記第1のパターンおよび前記第2のパターンが相互に接続される非直線形状の部分には、前記第1および第2のMOS−FETの外縁、または前記第3および第4のMOS−FETの外縁が沿うように、前記第1乃至第4のMOS−FETが配列されていることを特徴とする。
【0021】
前記非直線形状は歯形形状であるようにすることができる。
前記非直線形状は波形形状であるようにすることができる。
前記接続する部分は、半導体基板の素子分離領域上に位置するようにすることができる。
【0022】
本発明においては、埋め込み型フォトダイオード、および、ソースフォロワ動作を行うトランジスタを少なくとも有する複数の画素と、垂直方向に配列される画素のそれぞれと接続され、トランジスタのソースフォロワ動作により、画素から信号を受け取る複数の垂直読み出しラインと、複数の垂直読み出しラインに読み出される光信号を受け取る2本の光信号用の水平読み出しライン、および、暗信号を受け取る2本の暗信号用の水平読み出しラインの、合計4本の水平読み出しラインとを少なくとも有し、垂直読み出しラインには、ソースフォロワ動作を行うトランジスタのゲート電位がリセットされたときの暗信号を蓄積する暗信号用コンデンサと、埋め込み型フォトダイオードから電荷がトランジスタのゲートに転送されたときの光信号を蓄積する光信号用コンデンサとが並列に接続され、光信号用の水平読み出しラインのうちの1本、および、暗信号用の水平読み出しラインのうちの1本と接続される第1の垂直読み出しラインと、光信号用の水平読み出しラインのうちの他の1本、および、暗信号用の水平読み出しラインのうちの他の1本と接続される第2の垂直読み出しラインとが存在し、第1の垂直読み出しラインに接続されている暗信号用コンデンサと、暗信号用の水平読み出しラインのうちの1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第1のMOS−FETが配置され、第1の垂直読み出しラインに接続されている光信号用コンデンサと、光信号用の水平読み出しラインのうちの1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第2のMOS−FETが配置され、第2の垂直読み出しラインに接続されている暗信号用コンデンサと、暗信号用の水平読み出しラインのうちの他の1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第3のMOS−FETが配置され、第2の垂直読み出しラインに接続されている光信号用コンデンサと、光信号用の水平読み出しラインのうちの他の1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第4のMOS−FETが配置され、第1のMOS−FETおよび第3のMOS−FETは、第1のパターンおよび第2のパターンが相互に接続する方向に同一列に配列され、第2のMOS−FETおよび第4のMOS−FETは、第1のパターンおよび第2のパターンが相互に接続する方向に同一列に配列され、第1のMOS−FETおよび第3のMOS−FETが配列される列と、第2のMOS−FETおよび第4のMOS−FETが配列される列とは、異なる列であり、第1のパターンおよび第2のパターンが相互に接続する部分が非直線形状とされており、第1のパターンおよび第2のパターンが相互に接続される非直線形状の部分には、第1および第2のMOS−FETの外縁、または第3および第4のMOS−FETの外縁が沿うように、第1乃至第4のMOS−FETが配列されている。
【0023】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の半導体装置の構成の一例を示す図である。図1(a)に示すように、半導体基板上に形成される所望の回路を、接続部分が、幅M、長さLの歯形形状になるように左右の2つの分割領域70,71に分割し、それぞれの領域を順次露光形成することにより所望の回路(図11(b))を得る。
【0024】
以上のような構成によれば、接続部分における素子のレイアウトの制限が緩和されるので、レイアウトを最適化することにより、半導体装置を更に小型化することが可能となる。
【0025】
次に、以上の実施例を具体例を用いて詳述する。
【0026】
図2は、2次元イメージセンサである高精細度撮像装置の構成の一例を示す図である。以下では、先ず、この高精細度撮像装置について簡単に説明し、続いて、この素子を2回のつなぎ露光により形成する場合について説明する。
【0027】
この図では、簡略化のため、6つの単位画素(単位画素90a,b、および符号を付していない4つの単位画素)と、これを駆動するための垂直走査回路100、水平走査回路120、リセット回路、およびバイアス回路が示してある。実際の高精細度撮像装置では、単位画素が画面を構成する画素の数だけ含まれている。
【0028】
単位画素90bは、増幅型の画素であり、埋め込み型フォトダイオード(以下、BPDという)91、接合型電界効果トランジスタ93(以下、J−FET93という)、pチャネルMOS−FET92(以下、QTG92という)、およびpチャネルMOS−FET94(以下、QRSG94という)から構成されている。
【0029】
なお、図中に多数示されているpチャネルMOS−FETは、スイッチとして用いられている。これらのMOS−FETのソースおよびドレインは、電極として作用する。
【0030】
BPD91のカソードは、電源とJ−FET93のドレインに接続されており、アノードは、QTG92の一方の電極に接続されている。QTG92の他方の電極は、J−FET93のゲートと、QRSG94の一方の電極に接続されている。J−FET93のソースは、共通ソースライン111bを介して図示せぬ他のJ−FETと接続されると共に、MOS−FET110b(以下、QRSTVという)の一方の電極と接続されている。
【0031】
なお、その他の単位画素も同様の構成となっている。
【0032】
QTG92,QRSG94の状態(“ON”または“OFF”の状態)を制御するゲートパルスφTG,φRSGは、それぞれ、ゲートライン101,102を介して、垂直走査回路100から供給される。J−FET93の状態を制御するゲート電位φRSDは、QRSG94を介して、リセットドレインライン103から供給される。
【0033】
MOS−FET110a,110b,112a,112b,113a,113b,122a,122b,123a,123bは、信号線または、コンデンサの電圧を所定のタイミングでリセットするようになされている。また、MOS−FET116a,116b,117a,117bは、水平走査回路120からの駆動信号に同期して、光信号、または、暗信号を所定のタイミングで出力するようになされている。
【0034】
光信号蓄積用コンデンサ114a,b(以下、CTS114a,bという)、および暗信号蓄積用コンデンサ115a,b(以下、CTD115a,bという)は、それぞれ、光信号と暗信号に対応する電荷を蓄積するようになされている。
【0035】
出力アンプ124a,124b,125a,125bは、CTD115a,CTD115b,CTS114a,CTS114bに蓄積された、光信号と暗信号をそれぞれ装置の外部へ出力するようになされている。
【0036】
単位画素90a,bのJ−FET93のソースは、それぞれ、共通ソースライン111a,bを介して、MOS−FET112a,113aと112b,113b(以下、QTS112a、QTD113a、QTS112b、QTD113bという)の他方の電極と接続されている。QTS112a,b、およびQTD113a,bは、それぞれφTSとφTDにより駆動されるようになされている。QTS112a,bの一方の電極は、CTS114a,bと、水平選択用MOS−FET116a,b(以下、QHS116a,bという)の他方の電極にそれぞれ接続されている。一方、QTD113a,bの一方の電極は、CTD115a,bと、水平選択用MOS−FET117a,b(以下,QHD117a,bという)の他方の電極にそれぞれ接続されている。
【0037】
QHS116a,QHS116b,QHD117a,QHD117bのゲートは互いに接続され、水平駆動ライン121を介して水平走査回路120に接続されている。また、QHD117a,QHD117b,QHS116a,QHS116bの一方の電極は、それぞれ、水平読み出しライン118a,118b,119a,119bを介して、水平リセットMOS−FET122a,122b,123a,123b(以下、QRSTH122a,b、およびQRSTH123a,bという)の一方の電極と接続されると共に、出力アンプ124a,124b,125a,125bにそれぞれ接続されている。
【0038】
以下に、以上の例の動作について説明する。
【0039】
図3は、図2に示す主要部分の信号のタイミングを示すタイミングチャートである。図3の時刻t1では、φTG(図3(a))が“H”の状態(単位画素90a,b双方のQTG92が“OFF”の状態)であり、また、φRSG(図3(b))が“L”の状態(単位画素90a,b双方のQRSG94が“ON”の状態)であるので、J−FET93のゲート電位が、φRSD(図3(c))の状態(“H”の状態)にリセットされる。このとき、φRSTV(図3(d))は、“H”の状態(QRSTV110が“ON”の状態)であるので、各単位画素90a,bのJ−FET93のソースを垂直方向に共通接続するソースライン111a,bの電位は、QRSTV110a,bを介して、垂直リセット電位VRSTVにリセットされる。
【0040】
時刻t2においては、φTD(図3(e))が“H”の状態に変化するので、その結果、電荷転送用QTD113a,bが“ON”の状態になり、単位画素90a,bの暗信号を蓄積するCTD115a,bの電位を、ソースライン111a,b、QRSTV110a,bを介してそれぞれ初期化する。
【0041】
時刻t3においては、φRSTV(図3(d))がある所定の期間“L”の状態になるので、QRSTV110a,bが“OFF”の状態となり、J−FET93がソースフォロワ動作を行い、単位画素90a,bの暗信号がCTD115a,bにそれぞれ蓄積される。
【0042】
なお、単位画素90a,bは増幅型の画素であるので、暗信号の主要成分は、J−FET93の直流オフセット信号である。従って、CTD115a,bには、単位画素90a,bのJ−FET93のしきい値電圧ばらつきに比例した電荷が蓄積されることになる。
【0043】
時刻t4においては、φTD(図3(e))が“L”の状態になり、QTD113a,bが“OFF”の状態になる。また、φRSTV(図3(d))が“H”の状態になり、QRSTV110a,bが“ON”になるので、CTD115a,bに蓄積された暗信号に対応する電荷を保持したままで、垂直ソースライン111a,bの電位をVRSTVに初期化する。更に、φTG(図3(a))が“L”の状態に変化するので、単位画素90a,bの双方において、QTG92が“ON”の状態になり、BPD91が光電変換により所定の期間に蓄積した電荷をJ−FET93のゲートにそれぞれ転送する。
【0044】
時刻t5においては、φTG(図3(a)),φTS(図3(f))が“H”の状態に変化するので、光信号転送用QTS112a,bが“ON”の状態となり、CTS114a,bの電位を、QTS112a,b、垂直ソースライン111a,b、QRSTV110a,bを介して初期化する。
【0045】
時刻t6においては、φRSTV(図3(d))が“L”の状態になるので、単位画素90a,bの双方において、J−FET93のソースフォロワ動作が再度行われ、J−FET93のゲートに蓄積されている電荷(光電変換された電荷)が、J−FET93、垂直ソースライン111a,b、QTS112a,bを介して、CTS114a,bに蓄積される。
【0046】
時刻t7においては、φRSG(図3(b))が“L”の状態になり、QRSG94が“ON”になり、J−FET93のゲート電位が、φRSD(図3(c))の状態(“L”の状態)にリセットされる。また、このとき、φRSTV(図3(d))は、“H”の状態になり、QRSTV110a,bが“ON”になるので、垂直ソースライン111a,bは、電位VRSTVにリセットされる。更に、φRSTH(図3(g))が“H”の状態となるので、QRSTH122a,122b,123a,123bが全て“ON”の状態になり、水平読み出しライン118a,118b,119a,119bの電位が接地電位にリセットされる。
【0047】
時刻t8においては、φRSTH(図3(g))が“L”の状態となり、QRSTH122a,b、および123a,bが“OFF”の状態となり、水平走査回路120から水平駆動パルスφHA(図3(h))が水平駆動ライン121を介して、QHS116a,QHS116b,QHD117a,QHD117bに印可され、これらが全て“ON”の状態になり、CTS114a,CTS114b,CTD115a,CTD115bの電位(光信号と暗信号に対応する電位)は、水平読み出しライン119a,119b,118a,118b、および、出力アンプ125a,125b,124a,124bを介して、VOS,VODとして装置の外部へそれぞれ出力される。
【0048】
その結果、2つの単位画素90a,bから、光信号および暗信号を同時に読み出すことができる。
【0049】
時刻t9,t10、および、t11,t12においては、それぞれ、t7,t8の場合と同様の動作が繰り返される。すなわち、t7,t8において信号が読み出された単位画素90a,bの次に配置されている図示せぬ2つの単位画素から、水平駆動パルスφHB(図3(i))に同期して信号を読み出し、更に、その次に配置されている2つの単位画素から、水平駆動パルスφHC(図3(j))に同期して信号を読み出す。読み出された信号は、出力アンプ124a,124b,125a,125bを介して装置の外部へ順次出力される。
【0050】
以上に示す高精細度撮像装置の単位画素90a,bは、そのサイズが、例えば、15.0μm×15.0μmであるとし、水平および垂直方向にそれぞれ、1600×1000個配置されているとすると、受光部20(図10参照)の大きさは、水平方向に24mm(=15.0μm×1600)、垂直方向に15mm(=15.0μm×1000)程度となる。従って、水平走査回路21、垂直走査回路22,23、およびリセット/定電流/バイアス回路24を配置するために、受光部20の上下左右に1mm程度の領域が必要であるとすると、この高精細度撮像装置のサイズは、水平方向に26mm、垂直方向に17mm程度の大きさとなる。
【0051】
縮小型投影露光装置の最大露光領域10の直径(図9参照)は、通常、15mm乃至22mm程度であるので、この高精細度撮像装置のサイズに及ばない。従って、このような高精細度撮像装置を製造する場合、つなぎ露光を行う必要が生ずる。
【0052】
そこで、本実施例では、図2に示す回路を、A−A’を境界として、左右2つの領域に分割し、それぞれの回路のパターンを有するレチクルを形成し、これら2つのレチクルを順次露光することにより、高精細度撮像装置を形成する。
【0053】
以下の説明では、簡略化のため、水平選択用のMOS−FET(QHS116a,bおよびQHD117a,b)について注目し、これらが、境界A−A’により分割され、つなぎ露光により接続される場合について説明する。
【0054】
図4は、水平選択用のMOS−FET(QHS116a,bおよびQHD117a,b)が半導体基板上に構成される場合の構成例を示す図である。この図に示すように、MOS−FETは、素子の形成領域を規定するアクティブ領域131、ポリシリコンゲート電極132、光信号または暗信号が入力されるアルミニウム電極133、半導体基板との電気的接触をとるためのコンタクトホール134、光信号または暗信号を出力するアルミニウム電極135、および、ポリシリコン132を形成後に、セルフアラインでソースドレインN+領域を形成するためのイオン注入領域137より構成されている。
【0055】
なお、この図において、ポリシリコンゲート電極132が環状となっているのは、以下の理由による。
【0056】
すなわち、図2に示すように、CTS114a,CTS114b,CTD115a,CTD115bに蓄積されている光信号と暗信号に対応する電荷は、QHS116a,b、およびQHD117a,bが“ON”の状態になったとき、出力アンプ125a,b、および124a,bを介して出力される。このとき、水平読み出しライン118a,b、および119a,bが寄生容量を有する場合、CTD115a,bおよびCTS114a,bに蓄積されている電荷の一部は、この寄生容量をチャージすることに費やされ(容量分割され)、その結果出力が減少する。
【0057】
従って、この寄生容量を減少させることで、出力を実質的に増加させ、受像装置の感度を向上させることができる。そこで、ポリシリコンゲート電極132は、この寄生容量を減少させるために、QHS116a,b、およびQHD117a,bと接続するN+拡散領域の面積が最小となる環状に形成してある。
【0058】
図5は、水平選択用のMOS−FET、および、配線を本発明に基づき2つの領域に分割した場合の構成例を示す図である。この図において、MOS−FET50乃至53は、単位画素1乃至4(図2に示す単位画素90a,bと、境界A−A’の左側に配置されている符号を付していない単位画素に対応している)から光信号を読み出すようになされており、図2のQHS116a,bおよび境界A−A’の左側に配置されている符号を付していないMOS−FETに対応している。また、MOS−FET54乃至57は、画素1乃至4から暗信号を読み出すようになされており、図2のQHD117a,bおよび境界A−A’の左側に配置されている符号を付していないMOS−FETに対応する。
【0059】
配線70乃至77は、アルミニウムなどによって形成されるメタル配線であり、そのうちの配線70,72,74,76は、図2の水平読み出しライン119a,bに対応し(接続され)、各MOS−FET50乃至53より光信号を読み出す。また、配線71,73,75,77は、図2の水平読み出しライン118a,bに対応し(接続され)、各MOS−FET54乃至57より、暗信号を読み出すようになされている。また、配線78,79(図2の水平駆動ライン121に対応している)は、ポリシリコンによって形成され、それぞれ、MOS−FET50,51,54,55、または、MOS−FET52,53,56,57のポリシリコンゲート電極132に接続されている。
【0060】
更に、MOS−FET50,51,54,55は、水平駆動パルスφHn(図3に示すφHAに対応する)により駆動され、各単位画素90から、光信号または暗信号を読み出す。また、MOS−FET52,53,56,57は、水平駆動パルスφHn+1(図3に示すφHBに対応する)により駆動され、各単位画素から光信号または暗信号を読み出す。
【0061】
また、MOS−FET50の左端からMOS−FET52の左端までの距離は、単位画素90のピッチPの2倍(=2P)に等しい。
【0062】
これらのMOS−FET50乃至57は、歯形の形状を有する境界A−A’によって左右2つの領域に分割されている。この接続部分は、LOCOS(Local Oxidation of Silicon)による素子分離領域となっている。また、境界A−A’を歯形形状とせずに、1本の直線とした場合の直線上には、MOS−FET52が配置されている。
【0063】
図12に示す従来の分割方法では、横方向の長さが2Pになるように、4つのMOS−FET50,51,54,55を配置する場合、境界A−A’上に素子を配置することができないため、この図に示すように4つの素子を斜めになるように配置していた。しかしながら、図5に示す本実施例によれば、MOS−FET50乃至57を縦2列(図5の水平方向の1列と、その下の水平方向の1列の2列)に配置することが可能となる。
【0064】
MOS−FET50乃至57から、光信号、または、暗信号を読み出すための配線70乃至77(図2に示す水平読み出しライン118a,b、および119a,bに対応する)は、前述のように、撮像装置を高感度化するために寄生容量を減少させる必要がある。そのためには、これらの配線の長さは極力短い方が望ましい。図12に示す従来の例では、MOS−FET50乃至57を、斜めに4つずつ配置しているので、特に、配線70,71,74,75が長くなり、そのため、寄生容量が増加し、撮像装置の感度が低下する場合があった。
【0065】
しかしながら、図5に示す実施例では、MOS−FET50乃至57が縦2列に配置されるので、従来例と比較して、これらの配線を短くすることができるので、撮像装置の感度を向上させることができる。
【0066】
図6は、図12に示す従来の分割方法と、図5に示す本発明を適用した分割方法の模式図である。図6(a)は、従来の分割方法における素子の配置の様子を示している。このとき、MOS−FETの縦の長さをaとし、それぞれのMOS−FETの間隔をbとすると、4つのMOS−FET50,51,54,55を配置するために必要な縦方向の長さは、4a+3bとなる。
【0067】
一方、図6(b)に示す、本発明に基づく分割方法によれば、4つのMOS−FET50,51,54,55を配置するために必要な縦方向の長さは、2a+bとなり、従来に比べて2a+2bだけ短くなる。従って、従来に比べて装置のサイズを小さくすることができる。
【0068】
なお、4つのMOS−FET50,51,54,55を配置するために必要な横方向の長さは、画素ピッチにより規定されるため、双方とも2Pとなる。
【0069】
図7は、本発明のレチクルの構成の一例を示す図である。この図は、図1に示す歯状形状の境界により左右に分割された回路の、左右を結ぶ配線を形成するための2つのレチクル141,142を示している。配線パターン150a乃至153aは、半導体基板上に配線を露光形成するためのパターンである。アライメント誤差補償用パターン150b乃至153bは、左右のレチクル141,142をつなぎ露光する際に生ずる重ね合わせ誤差(アライメント誤差)により配線が断線したり、あるいは、2重露光により配線の幅が細くなることを防ぐものである。
【0070】
遮光帯154,155は、露光形成される半導体装置の外周部の輪郭を決定する(チップサイズを決定する)ための領域である。この領域の最小幅Sは、一般的な縮小型投影露光装置では、最低でも6mm必要である。この遮光帯154,155により、縮小型投影露光装置のブラインドが設定される。
【0071】
以上の実施例では、高精細度撮像装置を例に挙げて説明を行ったが、本発明は、複数のレチクルにより露光形成される半導体装置であれば適用可能であることは言うまでもない。
【0072】
また、以上の実施例では、所望の半導体装置の回路を2つの領域に分割し、露光形成するようにしたが、これを3つ以上の領域に分割した場合でも、本発明を適用することができることは勿論である。
【0073】
更に、以上の実施例では、図1に示す接続部分が歯形形状を有する場合について説明したが、本発明は、このような形状に限定されるものではなく、例えば、図8に示すように、接続部分が波形形状であってもよい。この例では、所望の回路のパターンが波形の境界により左右の分割領域170,171に分割され(図8(a))、これらをつなぎ露光することにより、所望の回路パターンを露光形成することが可能となる(図8(b))。
【0074】
【発明の効果】
本発明によれば、垂直読み出しラインには、ソースフォロワ動作を行うトランジスタのゲート電位がリセットされたときの暗信号を蓄積する暗信号用コンデンサと、埋め込み型フォトダイオードから電荷がトランジスタのゲートに転送されたときの光信号を蓄積する光信号用コンデンサとを接続し、光信号用の水平読み出しラインのうちの1本、および、暗信号用の水平読み出しラインのうちの1本と接続される第1の垂直読み出しラインと、光信号用の水平読み出しラインのうちの他の1本、および、暗信号用の水平読み出しラインのうちの他の1本と接続される第2の垂直読み出しラインとを存在させ、第1の垂直読み出しラインに接続されている暗信号用コンデンサと、暗信号用の水平読み出しラインのうちの1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第1のMOS−FETを配置し、第1の垂直読み出しラインに接続されている光信号用コンデンサと、光信号用の水平読み出しラインのうちの1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第2のMOS−FETを配置し、第2の垂直読み出しラインに接続されている暗信号用コンデンサと、暗信号用の水平読み出しラインのうちの他の1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第3のMOS−FETを配置し、第2の垂直読み出しラインに接続されている光信号用コンデンサと、光信号用の水平読み出しラインのうちの他の1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第4のMOS−FETを配置し、第1のMOS−FETおよび第3のMOS−FETを、第1のパターンおよび第2のパターンが相互に接続する方向に同一列に配列し、第2のMOS−FETおよび第4のMOS−FETを、第1のパターンおよび第2のパターンが相互に接続する方向に同一列に配列し、第1のMOS−FETおよび第3のMOS−FETが配列される列と、第2のMOS−FETおよび第4のMOS−FETが配列される列とを、異なる列とし、第1のパターンおよび第2のパターンが相互に接続する部分を非直線形状とし、第1のパターンおよび第2のパターンが相互に接続される非直線形状の部分には、第1および第2のMOS−FETの外縁、または第3および第4のMOS−FETの外縁が沿うように、第1乃至第4のMOS−FETを配列するようにしたので、半導体装置上に形成される素子のレイアウトに関する制限が緩和される。また、半導体装置を更に小型化することができる。
【0075】
また本発明によれば、レチクルの設計が容易になる。
【0076】
さらに本発明によれば、半導体装置の設計の自由度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置の構成の一例を説明する図である。
【図2】高精細度撮像装置の構成の一例を示す回路図である。
【図3】図2の回路図の主要部分の信号のタイミングを示すタイミングチャートである。
【図4】MOS−FETの構成の一例を示す図である。
【図5】本発明の半導体装置を高精細度撮像装置に応用した場合の構成の一例を示す図である。
【図6】従来のMOS−FETの配置の一例と、本発明を適用した場合の配置の一例とを示す図である。
【図7】本発明のレチクルの構成の一例を示す図である。
【図8】本発明の半導体装置の他の構成の一例を示す図である。
【図9】レチクルと、最大露光領域との関係を示す図である。
【図10】高精細度撮像装置を2つの領域に分割する場合の分割の一例を示す図である。
【図11】分割された領域間で接続される配線パターンの構成の一例を示す図である。
【図12】従来の半導体装置の構成の一例を示す図である。
【符号の説明】
11 レチクル
12 最大露光領域
30,31 配線パターン
32 アライメント誤差補償用パターン
50乃至57 MOS−FET
70,71 分割領域
170,171 分割領域

Claims (4)

  1. 第1のレチクルにより第1のパターンを半導体基板上に露光形成し、第2のレチクルにより、前記第1のパターンの一部分と相互に接続するように第2のパターンを前記半導体基板上に露光形成することにより得られる固体撮像装置において、
    埋め込み型フォトダイオード、および、ソースフォロワ動作を行うトランジスタを少なくとも有する複数の画素と、
    垂直方向に配列される前記画素のそれぞれと接続され、前記トランジスタのソースフォロワ動作により、前記画素から信号を受け取る複数の垂直読み出しラインと、
    前記複数の垂直読み出しラインに読み出される光信号を受け取る2本の光信号用の水平読み出しライン、および、暗信号を受け取る2本の暗信号用の水平読み出しラインの、合計4本の水平読み出しラインと
    を少なくとも有し、
    前記垂直読み出しラインには、
    ソースフォロワ動作を行う前記トランジスタのゲート電位がリセットされたときの暗信号を蓄積する暗信号用コンデンサと、前記埋め込み型フォトダイオードから電荷が前記トランジスタのゲートに転送されたときの光信号を蓄積する光信号用コンデンサとが並列に接続され、
    光信号用の前記水平読み出しラインのうちの1本、および、暗信号用の前記水平読み出しラインのうちの1本と接続される第1の垂直読み出しラインと、光信号用の前記水平読み出しラインのうちの他の1本、および、暗信号用の前記水平読み出しラインのうちの他の1本と接続される第2の垂直読み出しラインとが存在し、
    前記第1の垂直読み出しラインに接続されている前記暗信号用コンデンサと、暗信号用の前記水平読み出しラインのうちの1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第1のMOS−FETが配置され、
    前記第1の垂直読み出しラインに接続されている前記光信号用コンデンサと、光信号用の前記水平読み出しラインのうちの1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第2のMOS−FETが配置され、
    前記第2の垂直読み出しラインに接続されている前記暗信号用コンデンサと、暗信号用の前記水平読み出しラインのうちの他の1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第3のMOS−FETが配置され、
    前記第2の垂直読み出しラインに接続されている前記光信号用コンデンサと、光信号用の前記水平読み出しラインのうちの他の1本との間には、それぞれの電気的接続をオンまたはオフする水平選択用の第4のMOS−FETが配置され、
    前記第1のMOS−FETおよび前記第3のMOS−FETは、前記第1のパターンおよび前記第2のパターンが相互に接続する方向に同一列に配列され、
    前記第2のMOS−FETおよび前記第4のMOS−FETは、前記第1のパターンおよび前記第2のパターンが相互に接続する方向に同一列に配列され、
    前記第1のMOS−FETおよび前記第3のMOS−FETが配列される列と、前記第2のMOS−FETおよび前記第4のMOS−FETが配列される列とは、異なる列であり、
    前記第1のパターンおよび前記第2のパターンが相互に接続する部分が非直線形状とされており、
    前記第1のパターンおよび前記第2のパターンが相互に接続される非直線形状の部分には、前記第1および第2のMOS−FETの外縁、または前記第3および第4のMOS−FETの外縁が沿うように、前記第1乃至第4のMOS−FETが配列されている
    ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 前記非直線形状は歯形形状である
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  3. 前記非直線形状は波形形状である
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
  4. 前記接続する部分は、前記半導体基板の素子分離領域上に位置する
    ことを特徴とする請求項1に記載の固体撮像装置。
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