JP4073553B2 - キーシリンダの取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はキーシリンダの取付構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、実用新案登録第2539986号公報「自動二輪車の物品収納装置」の第5図に、ホルダ48、板ばね49、カバー50、キーシリンダ51の部品が記載されており、特に板ばね49は、カバー50にキーシリンダ51を差し込んだ後に嵌めることで、キーシリンダ51の引抜きを防止することができる部材である。
【0003】
上記板ばね49の同様な板ばねでキーシリンダを固定する具体例を次に示す。
図10(a),(b)は従来のキーシリンダの取付構造の説明図であり、(a)は側面図、(b)は(a)の10−10線断面図である。
(a)は、リヤフェンダ100に取付孔101を開け、この取付孔101にシート(不図示)を取外すためにロック解除を行うキーシリンダ102を挿入し、リヤフェンダ100の内側からキーシリンダ102に設けた角溝103に板ばね104を引掛けることで、リヤフェンダ100の取付孔101からキーシリンダ102が抜けないようにした状態を示す。ここで、105はテールランプであり、このテールランプ105のリヤフェンダ100への取付け部105aはシートにより覆われる。
(b)において、板ばね104は、フォーク状のものであり、矢印A方向から2つのばね片106,106の内側端をキーシリンダ102の角溝103,103に挿入したものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記(b)において、テールランプ105が邪魔になるため、板ばね104を矢印Aの通りに挿入するには熟練を要し、作業性も良くなく、コストアップを招く。
また、板ばね104を挿入した後にテールランプ105を取付ける手法もあるが、組立順序が制限される。即ち、キーシリンダ102を取付けるとき、テールランプ105を取外さなければならない。
更に、キーシリンダ102をメンテナンスのために取外す場合、シートを取外し、次に、取付け部105aのナットを緩めてテールランプ105を取外さなければならない。従って、メンテナンス費用が嵩み、好ましくない。
【0005】
上記の不都合を解決するために、例えば、板ばね104の挿入方向を(b)に示した矢印B方向又は矢印C方向に変更した場合、板ばね104の挿入は容易に行えるが、シートを取付けた状態で、キーシリンダ102の取外しができる構造は、防犯上好ましくない。
そこで、本発明の目的は、取付けが簡単にでき、組付順序の自由度を増すことができるキーシリンダの取付構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の請求項1は、外周面に回り止め用の突条部を備え且つ固定用の角溝を備えたキーシリンダを、車体等の被取付部の孔に挿入し、板ばねに形成したばね片を前記角溝に掛けて抜け止めを図る形式のキーシリンダの取付構造において、板ばねに、板体にキーシリンダを挿入するための孔と、突条部を挿入するための切欠きと、キーシリンダの挿入方向へ弾性変形するばね片とを形成したものであり、角溝の底面とキーシリンダ外周面との交線を奥壁エッジと呼ぶときに、ばね片の先端が湾曲後に局部的に奥壁エッジに接触するように、湾曲前の先端を角溝の底に対して傾斜させた。
【0007】
被取付部の孔にキーシリンダを挿入するだけで車体等への取付けが簡単にでき、しかも、初めから被取付部の孔部分に板ばねを配置しておくことができるので、例えば、被取付部の孔の周囲に他の部品を取付ける場合でも、この部品に邪魔されずにキーシリンダを取付けることができ、組付順序の自由度を増すことができる。
【0008】
また、ばね片の湾曲前の先端を角溝の底に対して傾斜させることで、ばね片の先端が湾曲後に局部的に奥壁エッジに接触し、ばね片の先端の角溝内への入り込み量が少なくなる。
この作用により、板ばねの孔にキーシリンダを挿入する場合、ばね片の先端が角溝内に入る前と入った後で、ばね片の先端の位置の変化が小さくなり、キーシリンダの挿入方向のがたつきを小さくすることができる。
更に、経時変化で板ばねにへたりが生じたとしても、キーシリンダの挿入方向のばね片先端位置が変化しないので、挿入方向のがたつきは大きくならない。
従って、キーシリンダの挿入方向のがたつきを小さく維持することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るキーシリンダの取付構造を採用した自動二輪車の斜視図であり、自動二輪車1は、車体フレーム2と、この車体フレーム2の前部に設けたヘッドパイプ3と、このヘッドパイプ3に回転可能に取付けたフロントフォーク4と、このフロントフォーク4の上部に取付けたハンドル5と、同じくフロントフォーク4の下部に回転可能に取付けた前輪6と、この前輪6を覆うフロントフェンダ7とからなる。
【0010】
また、自動二輪車1は、上記ヘッドパイプ3の後方の車体フレーム2に取付けた燃料タンク8と、この燃料タンク8の後方に設けたシート11と、これら燃料タンク8及びシート11の下方に配置したエンジン及び変速機からなるパワーユニット12と、このパワーユニット12の後方の車体フレーム2にスイング可能に取付けたスイングアーム13と、このスイングアーム13の後端部に回転可能に取付けるとともにパワーユニット12で駆動する後輪14と、この後輪14の上部に設けたリヤフェンダ15と、このリヤフェンダ15の後部に取付けたストップ・テールランプ16とからなる。
【0011】
更に、自動二輪車1は、リヤフェンダ15のストップ・テールランプ16下方にシート11を取外すためのロック解除装置(不図示)を作動させるキーシリンダ17を備える。
ここで、18はヘッドランプ、21はコンビネーションメータ、22はサイドスタンド、23はリヤサスペンション、24はリヤカウルである。
【0012】
図2は本発明に係るキーシリンダの取付構造を説明する自動二輪車後部の側面図であり、リヤカウル24(図1参照)を取外し、リヤフェンダ15の一部の断面を示したものである。
図は、リヤフェンダ15に板ばね25でキーシリンダ17を固定し、このキーシリンダ17と図示せぬロック解除装置との間をロック解除ケーブル26で連結した状態を示す。
【0013】
図3は本発明に係るキーシリンダの取付構造を示す斜視図であり、リヤフェンダ15にキーシリンダ17を取付ける取付孔15aを開け、この取付孔15aの内側にばね片25a,25a(奥は不図示)を形成した板ばね25を予め配置し、取付孔15aにリヤフェンダ15の外側から内側へ角溝17a,17a(奥は不図示)を形成したキーシリンダ17を挿入することで、ばね片25a,25aがキーシリンダ17の挿入方向に湾曲するときに生じる弾性力で、角溝17a,17aに入り込んだ状態を示す。なお、15b,15bは板ばね25の回転を規制する段部、15c,15cはキーシリンダ17挿入方向の板ばね25の移動を規制する当て板、17bはキーシリンダ17の回り止めをする突条部である。
【0014】
図4(a),(b)は本発明に係る板ばねの説明図であり、(a)は正面図、(b)は(a)の4−4線断面図である。
(a)において、板ばね25は、ばね片25a,25aと、キーシリンダ17(図3参照)を挿入する孔部25bと、キーシリンダ17の突条部17bを挿入するための切欠き25c,25cとからなる。なお、25d,25dはばね片25a,25aの先端である。
ばね片25a,25aは、水平線HLに対して角度θ傾くものである。
(b)において、ばね片25aは、キーシリンダ17の挿入方向へ弾性変形するとともに円弧状に成形したものであり、2つのばね片25a,25a間の最短距離をL1とする。
【0015】
図5は図3の5矢視図であり、キーシリンダ17の角溝17aの底面17cと板ばね25のばね片25aの先端25dとの位置関係を示す。
角溝17aの底面17cは、水平線HLに直交するものである。
即ち、ばね片25aが湾曲する前では、キーシリンダ17の突条部17bの位置にばね片25aの切欠き25cを合わせたときに、ばね片25aの先端25dは、角溝17aの底面17cに対して角度をθ傾けたものである。
また、ばね片25aが湾曲した後、即ち図に示す状態では、先端25dは、局部的に角溝17aの端部のエッジ17d(エッジ17dは底面17cとキーシリンダ17外周面との交線であり、紙面に垂直な直線である。ここでは、エッジ17dを●で示す。)に接触するものである。
【0016】
図6は図5の6矢視図であり、角溝17aの奥壁17eとばね片25aの先端25dとの位置関係を示す。
ばね片25aの先端25dは、図7で説明するばね片25aの湾曲状態によって奥壁17eに対して傾くとともに、エッジ17dと奥壁17eとの交点CPを通るか又は交点CPよりもキーシリンダ17挿入方向と反対の側にあり、できるだけ交点CPに近い位置を通るものである。
【0017】
図7(a)〜(c)は本発明に係る板ばねの湾曲状態を示す断面図であり、(a)は図5のa−a線断面図で、角溝17aのエッジ17d部分を示し、(b)は図5のb−b線断面図で、エッジ17dからわずかに角溝17aの中央側寄りの部分を示し、(c)は図5のc−c線断面図で、(b)よりもエッジ17dから角溝17aの中央側寄りの部分を示す。
(a)において、ばね片25aは想像線で示した初期の位置から湾曲し、ばね片25aの先端25dは局部的にエッジ17dに接触している。
【0018】
(b)において、ばね片25aの先端25dは角溝17a内にわずかに入り込み、また、角溝17aの奥壁17eとばね片25aの先端25dとの隙間Dcは小さい。
この時の先端25dの角溝17a内への入り込み量Ddをd1、上記隙間Dcをc1とする。
【0019】
(c)において、ばね片25aの先端25dは角溝17a内に大きく入り込み、また、角溝17aの奥壁17eとばね片25aの先端25dとの隙間は(b)より大きい。
この時の先端25dの入り込み量Ddをd2、隙間Dcをc2とする。
【0020】
(a)〜(c)において、(a)での入り込み量Dd=0、隙間Dc=0であるから、0<d1<d2、0<c1<c2、となる。
図6で説明した奥壁17eと先端25dとの位置関係は、上記した隙間Dcの変化によるものである。
【0021】
図8は板ばねの比較例を示す正面図であり、キーシリンダについては、本発明の実施の形態のものと同一品である。
板ばね110は、ばね片111,111と、キーシリンダ17を挿入する孔部112と、キーシリンダ17の突条部17bを挿入するための切欠き113,113とからなる。なお、114,114はばね片111,111の先端である。
ばね片111,111は、キーシリンダ17の角溝17aの底面17cに平行に当たるものである。
【0022】
図9は図8の9−9線断面図であり、ばね片111の先端114が角溝17aの底面17cまで入り込むため、先端114の角溝17a内への入り込み量DdはdP(図5も参照)となる。
図7(a),(b)に示した入り込み量d1,d2と入り込み量dpとの関係は、d1<d2<dp、である。
【0023】
ここで、角溝17aの奥壁17eと先端114との隙間Dcをc3とすると、入り込み量Ddが大きくなるにつれて、隙間Dcは大きくなるから、
c1<c2<c3
となる。
【0024】
従って、ばね片111をキーシリンダ17の角溝17aの底面17cに平行に当てた比較例では、隙間c3が本発明の実施の形態の隙間c1,c2よりも大きくなる。即ち、キーシリンダ17取付時に、キーシリンダ17の挿入方向のがたつきが大きくなる。
【0025】
以上の図7〜図9より、ばね片25aの先端25dを局部的にエッジ17dに接触させることで、先端25dの角溝17a内への入り込み量Ddを小さくすることができ、この結果、角溝17aの奥壁17eと先端25dとの隙間Dcを小さくすることができる。
これにより、キーシリンダ17(図6参照)取付時に、キーシリンダ17の挿入方向のがたつきを小さくすることができる。
【0026】
例えば、キーシリンダと従来のフォーク状の板ばねによる取付構造を本発明の取付構造に変更する場合には、キーシリンダの形状、即ち角溝の位置や角度は変更することがなくそのまま用い、板ばねを変更することで対応することができるため、キーシリンダの形状を変更する場合の型の修正や新規作製による大きなコストアップを抑えることができる。
【0027】
また、経時変化で板ばね25(図6参照)にへたりが生じたとしても、キーシリンダ17の挿入方向のばね片25aの先端25d位置が変化しないので、挿入方向のがたつきは大きくならない。
以上より、キーシリンダ17の挿入方向のがたつきを小さく維持することができる。
【0028】
尚、本発明のキーシリンダの取付構造は、自動二輪車に限らず、三輪車、四輪車、電動車等の車両や、産業機械、家電品、家具、衛生機器、玩具等のキーシリンダを用いるものに適用できる。
【0029】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1のキーシリンダの取付構造は、板ばねに、板体にキーシリンダを挿入するための孔と、突条部を挿入するための切欠きと、キーシリンダの挿入方向へ湾曲するばね片とを形成したので、被取付部の孔にキーシリンダを挿入するだけで車体等への取付けが簡単にでき、しかも、初めから被取付部の孔部分に板ばねを配置しておくことができるので、例えば、被取付部の孔の周囲に他の部品を取付ける場合でも、この部品に邪魔されずにキーシリンダを取付けることができ、組付順序の自由度を増すことができる。
【0030】
また、ばね片の湾曲前の先端を角溝の底に対して傾斜させることで、ばね片の先端が湾曲後に局部的に奥壁エッジに接触するようにしたので、ばね片の先端の角溝内への入り込み量を少なくすることができ、板ばねの孔にキーシリンダを挿入する場合に、ばね片の先端が角溝内に入る前と入った後で、ばね片の先端の位置の変化を小さくすることができる。
従って、キーシリンダの形状を変更することなしに、板ばねの変更だけでキーシリンダの挿入方向のがたつきを小さくすることができる。
【0031】
更に、経時変化で板ばねにへたりが生じたとしても、キーシリンダの挿入方向のばね片先端位置が変化しないので、挿入方向のがたつきは大きくならず、キーシリンダの挿入方向のがたつきを小さく維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキーシリンダの取付構造を採用した自動二輪車の斜視図
【図2】本発明に係るキーシリンダの取付構造を説明する自動二輪車後部の側面図
【図3】本発明に係るキーシリンダの取付構造を示す斜視図
【図4】本発明に係る板ばねの説明図
【図5】図3の5矢視図
【図6】図5の6矢視図
【図7】本発明に係る板ばねの湾曲状態を示す断面図
【図8】板ばねの比較例を示す正面図
【図9】図8の9−9線断面図
【図10】従来のキーシリンダの取付構造の説明図
【符号の説明】
15…板体(リヤフェンダ)、15a…被取付部の孔(取付孔)、17…キーシリンダ、17a…角溝、17b…突条部、17c…底(底面)、17d…奥壁エッジ(エッジ)、17e…奥壁、25…板ばね、25a…ばね片、25b…板ばねの孔(孔部)、25c…切欠き、25d…先端。
Claims (1)
- 外周面に回り止め用の突条部を備え且つ固定用の角溝を備えたキーシリンダを、車体等の被取付部の孔に挿入し、板ばねに形成したばね片を前記角溝に掛けて抜け止めを図る形式のキーシリンダの取付構造において、
前記板ばねは、板体にキーシリンダを挿入するための孔と、前記突条部を挿入するための切欠きと、キーシリンダの挿入方向へ弾性変形する前記ばね片とを形成したものであり、
前記角溝の底面とキーシリンダ外周面との交線を奥壁エッジと呼ぶときに、前記ばね片は、その先端が湾曲後に局部的に前記奥壁エッジに接触するように、湾曲前の先端を角溝の底に対して傾斜させたことを特徴とするキーシリンダの取付構造。
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