JP4072727B2 - 充電機能付き直流電源装置 - Google Patents
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Description
【発明が属する技術分野】
本発明は、着脱可能な電池パックを電源とするコードレス電動工具(以下単に電動工具という)に着脱可能なアダプタを備えたケーブルを介して直流電圧を供給し、かつ電池パックを充電可能な充電機能付き直流電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電動工具は電源ケーブルによる作業上の制約は無く、どのような場所においても作業できるというメリットを有しているが、電池パックの容量が低下すると電池パックを充電するか別の充電済み電池パックと交換しなければならないという問題があった。そこで、作業場所と交流電源設置場所が近く作業中の移動が少ない場合には交流を直流に変換する直流電源を用い、作業場所と交流電源設置場所が遠く作業中の移動が多い場合には電池パックを用い、作業状況に合わせて電動工具の電源として電池パックと直流電源を併用していた。
【0003】
しかし、作業場所に充電器と直流電源を持ち込まなければ効率のよい作業ができないという問題がある。これらの問題を解決ため、電動工具の動作を検出し、電動工具の動作時は充電をせず直流電源を供給し、電動工具の動作が停止している時は電池パックを充電する充電機能付き直流電源装置を特許文献1により提案した。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−184614公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の充電機能付き直流電源装置において、電池温度勾配に基づき満充電検出を行う場合、電池温度勾配を単純に検出していくだけでは確実な満充電判別を行えないことがある。これは直流電源装置の充電部において充電中の電池パックを冷却ファンにより強制的に冷却するように構成したためであり、これを図1〜図5を用いて説明する。図1〜図5はそれぞれの条件における充電中の電池電圧、電池温度、電池温度勾配(A/D変換値)、充電電流の推移を示したグラフである。
【0006】
図1は充電中に電動工具が一切使用されなかったケースを示す。なお、最新の電池温度勾配が電池温度勾配最小値から所定値(以下満充電判別値という)Q2以上上昇したら満充電と判別して充電を終了するものとし、図1は満充電が正確に判別されて充電が停止した状態を示す。
【0007】
図2は充電中に電池温度勾配が満充電判別値Q2に近い所定値Q1(Q2>Q1)以上上昇した時点すなわち満充電近傍まで充電された状態で電動工具が使用されたケースを示し、電動工具使用後の充電再開と共に電池温度勾配演算を行い満充電を正確に判別した状態を示す。
【0008】
図3は充電中に電池温度勾配が前記所定値Q1以上上昇していない時点すなわち満充電近傍まで充電されていない状態で電動工具が使用されたケースを示し、電動工具使用後の充電再開と共に電池温度勾配演算を行ったため、電動工具使用時に電池温度が低下するが充電再開後の相対的な電池温度の上昇から電池温度勾配が急激に上昇して前記満充電判別値Q2以上上昇してしまい、満充電と誤判別し不足充電の状態で充電停止したケースを示す。
【0009】
図4及び図5は充電中に電動工具が使用され、その後充電が再開した際に電池温度勾配の演算を所定時間行わないようにしたケースを示し、図4は充電中に電池温度勾配が前記所定値Q1以上上昇した時点で電動工具が使用されその後使用が停止して充電が再開された時に電池温度勾配演算を所定時間行わないために満充電の判別が遅れ過充電したケースを示す。
【0010】
図5は充電中に電池温度勾配が前記所定値Q1以上上昇していない時点で電動工具が使用されその後使用が停止して充電が再開された時に電池温度勾配演算を所定時間行わないために満充電を正確に判別できたケースを示す。
【0011】
以上のように、充電中に電池温度勾配が前記所定値Q1以上上昇しているすなわち満充電近傍において電動工具が使用され、その後充電を再開した際に、図4に示すように電池温度勾配の演算を所定時間行わないようにすると、その所定時間の分だけ過充電してしまうことになる。
【0012】
一方、充電中に電池温度勾配が前記所定値Q1以上上昇していないすなわち満充電近傍まで充電されていない時点で電動工具が使用され、その後充電を再開した際に、図3に示すように電池温度勾配演算を連続的に行うと、充電を行っていない時に電池温度が低下することから、電池温度勾配も低下するが、その後の充電再開時において相対的な電池温度の上昇から、電池温度勾配が急激に上昇し、満充電判別値Q2以上上昇してしまい、満充電と誤判別し早切れをおこしてしまう。そこで、図5に示すように、充電再開時に電池温度勾配演算を所定時間行わないようにすれば、上述した電池温度勾配の急激な上昇が無くなり確実な満充電判別が可能となる。
【0013】
以上示したような充電再開後の電池温度勾配の演算開始を適切に行わないと確実な満充電判別は行えない。
【0014】
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点をなくし、確実な満充電検出及び長寿命化が可能な充電機能付き直流電源装置を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため本発明は、着脱可能な電池パックを電源とするコードレス電動工具に着脱可能なアダプタを備えたケーブルを介して直流電圧を供給し、コードレス電動工具不使用時に電池パックを充電するものであって、電池温度を検出する電池温度検出手段と、電池温度検出手段の出力に基づいて電池温度を記憶する電池温度記憶手段と、電池温度検出手段及び電池温度記憶手段の出力に基づいて電池温度勾配を演算する電池温度勾配演算手段と、電池温度勾配演算手段の出力に基づいて電池温度勾配を記憶する電池温度勾配記憶手段とを有し、最新の電池温度勾配が前記電池温度勾配記憶手段の中の最小値より満充電判別値以上上昇した時に満充電と判別して充電を停止する充電機能付き直流電源装置であって、電池パックの充電中にコードレス電動工具が使用されその後コードレス電動工具の使用が停止されて電池パックの充電が再開された際、電池パックが充電停止する際の充電状態に応じて満充電検出動作を充電再開後直ちに行うか、充電再開から所定時間経過後に行うかを選択決定するようにした充電機能付き直流電源装置を提供している。
【0016】
前記充電停止する際の電池パックの充電状態を、最新の電池温度が満充電判別電池温度値より小さい満充電近傍値以上上昇しているか否かにより判別し、上昇していない時、電池温度勾配の演算を所定時間行わないようにするのが好ましい。
【0017】
また電池温度でなく電池電圧をベースにすなわち最新の電池温度勾配が第一所定値以上上昇し、その後第一所定値より小さい第二所定値以下になったら満充電と検出する場合、電池パックが充電停止する際の電池電圧勾配が第一所定値以上上昇していない時、充電再開後電池電圧勾配の演算を所定時間行わないようにするのが好ましい。
【0018】
また電池パックの残容量を検出する電池残容量検出手段を設け、電池パックの充電中にコードレス電動工具が使用されその後コードレス電動工具の使用が停止されて電池パックの充電が再開された際、前記電池残容量検出手段が所定値以上の残容量があると検出した場合、電池温度勾配の演算を連続的に行うようにするのが好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下本発明の一実施形態を示した図面を参照して説明する。図6は本発明充電機能付き直流電源装置の一実施形態を示す斜視図である。
【0020】
1はACコード組、2は充電機能付き直流電源装置本体(以下単に電源装置本体という)、3はアダプタ組であり、一端に電動工具4に接続するアダプタプラグ、他端に電源装置本体2に接続する出力ケーブルとを有する。アダプタプラグは、上部が電池パック5の挿入部と同じ形状をしており、電池パック5と同様に電動工具4に着脱可能となっている。
【0021】
図7は充電機能付き直流電源装置の一実施形態を示すブロック図である。ACコード組1はAC100Vの商用交流電源に接続される。アダプタ組3は複数の電動工具4に対し、各々の定格電圧に対応する電圧を出力させるための出力電圧設定手段3aを備えている。電動工具4はDCモータ4a及び直列に接続された電源スイッチ4bを内蔵し、電源スイッチ4bがオンされた時、アダプタ組3を介して、電源装置本体2から直流電源が供給される。電動工具4に装着可能な電池パック5は、充電可能な蓄電池5a及び蓄電池5aの近傍または接触されて取り付けられる温度素子5b(例えばサーミスタ等)及びセル数判別素子5c(例えばセル数に対応した抵抗値を持つ抵抗等)から構成される。
【0022】
10は種々の駆動電圧の電動工具4に対応する所定の駆動電圧及び電池電圧が異なる種々の電池パック5を充電可能な如く所定の充電電流を出力可能なスイッチング電源で、第一整流平滑回路11、高周波トランス12、第二整流平滑回路13、スイッチング素子14、スイッチング制御回路15から構成され、スイッチング制御回路15はスイッチング素子14の駆動パルス幅を変えて第二整流平滑回路13の出力電圧及び出力電流を調整する。
【0023】
電源出力制御手段20は、電源スイッチ4bのオン時に電動工具4の駆動電圧を制御し、電源スイッチ4bのオフ時で電池パック5が充電可能な場合に充電電流を制御する電圧・電流制御回路21、駆動電圧及び充電電流の値を設定する電圧・電流設定回路22から構成される。電動工具4が駆動している時は、電圧検出回路42の信号に基づきスイッチング制御回路15に帰還をかけスイッチング素子14のスイッチングデューティを制御し、同時に出力電流検出回路41からの信号に基づきアダプタ組3のケーブルにおける電圧降下分を補正する機能を有する。また電源スイッチ4bのオフ時で電池パック5が充電可能な場合は、出力電流検出回路41からの信号に基づきスイッチング制御回路15に帰還をかけ、スイッチング素子14のスイッチングデューティを制御し、電池パック5への充電電流を電池状態検出手段50の出力に基づいて制御する。
【0024】
電源出力切り換え手段30は、電源スイッチ4bのオン時に電源出力を電動工具4に供給可能にする電源出力スイッチ回路31、電動工具4の不使用時に電池パック5への充電を可能にする充電出力スイッチ回路32から構成される。充電出力スイッチ回路32は、例えば上記した如くまた特願2001−111023で提案した如く、リレー回路から構成される。
【0025】
電源出力検出手段40は、電源スイッチ4bのオン時に電動工具4に供給される電流または電源スイッチ4bのオフ時に電池パック5に供給される充電電流を検出する出力電流検出回路41、第二整流平滑回路13の出力電圧を検出する電圧検出回路42、電源スイッチ4bがオンされたことを検出し、その瞬間に充電不許可信号及び電動工具4への電源供給を許可する信号を出力するトリガ検出回路43、アダプタ組3の出力電圧設定手段3aの設定電圧を検出する出力電圧設定検出回路44等から構成される。
【0026】
電池状態検出手段50は、蓄電池5aの電池電圧を検出する電池電圧検出回路51、電池パック5内の温度素子5bの特性に応じて電池温度を検出する電池温度検出回路52及びセル数判別素子5cの抵抗値等に応じてセル数を判別するセル数判別回路53から構成される。
【0027】
本発明制御手段を構成するマイコン60は、電源出力検出手段40の出力及び電池状態検出手段50の出力に基づいて、電動工具4の駆動電圧の設定、電動工具4不使用時における電池パック5の充電電流の設定を行うと共に、電動工具4の未使用すなわち電源スイッチ4bのオフ及び電池状態検出手段50の出力に基づき充電可能か否かを判別し、電池パック5が充電可能な時はトリガ検出回路43を介して充電出力スイッチ回路32に充電許可信号を出力する等の機能及び、電池温度Tin、電池電圧Vin、電池温度の最小値Tmin、電池温度勾配dT/dt、電池電圧勾配の最小値dT/dt(min)、電池電圧勾配ΔV、電池電圧勾配の最小値ΔVmin等を記憶するRAM、最新の電池温度と所定サンプリング前の電池温度から電池温度勾配を、又、最新の電池電圧と所定サンプリング前の電池電圧から電池電圧勾配を演算する機能を有する。
【0028】
例えばLED等から構成される表示回路70は、マイコン60の出力に基づいて、電動工具4が使用中、電動工具4が使用可能か否かの表示、または電池パック5が充電中であること等を表示する。補助電源回路80は、マイコン60等の電源及び電源出力制御手段20、電源出力検出手段40及び電池状態検出手段50等へ基準電圧Vccを供給する。
【0029】
次に図7のブロック図、図8〜図11のフローチャートを参照して本発明充電機能付き電源装置の動作を説明する。ACコード組1をAC100Vの商用交流電源に接続すると、補助電源回路80が起動し、マイコン60及び電源出力制御手段20等に基準電圧Vccを供給する。マイコン60は記憶手段であるRAM内の充電完了フラグ、充電中フラグ、電源スイッチ4bがオンされたことを示すトリガ検出フラグ、電動工具使用後に充電が再開された時の電池温度勾配の演算を連続的に行うためのdT/dt連続フラグ、電池電圧検出による満充電判別用のΔVフラグ、電池パック5が電源装置本体2の電池パック挿入口に挿入されたことを示す電池パックフラグ及び負荷電流零カウンタをリセットすると共に電源出力切り換え手段30の充電出力スイッチ回路32をオフさせる信号を出力してイニシャルセットを行う(ステップ701)。続いて、マイコン60はスイッチング電源10のスイッチング制御回路15にスイッチング電源10が起動する信号を出力し(ステップ702)、電動工具4の電源スイッチ4bがオンした時は、電源出力検出手段40のトリガ検出回路43が電源出力切り換え手段30の電源出力スイッチ回路31をオンさせ、電動工具4の定格電圧に対応する所定の駆動電圧を供給する。
【0030】
マイコン60は、電池状態検出手段50の電池電圧検出回路51及び電池温度検出回路52の出力に基づいて、電池パック5が電源装置本体2に挿入されているか否かを判別し(ステップ703)、電池パック5が挿入されていると判別した時は、電池パックフラグがセットされているか否かを判別する(ステップ705)。ステップ705において電池パックフラグがセットされていない場合は電池パックフラグをセットし(ステップ706)、電池電圧検出回路51より充電開始前の電池電圧V0を検出し(ステップ707)、電池パック5内の抵抗値5cに応じてセル数判別回路53からセル数nを判別する(ステップ708)。次に、ステップ707及びステップ708において検出した充電開始前の電池電圧V0及びセル数nよりセル当たりの電池電圧を演算し、セル当たりの電池電圧が1.40V以上であるか否かを判別する(ステップ709)。ステップ709において、セル当たりの電池電圧が1.40V以上であれば、電池パック5は満充電近傍(電池残容量が多い)であると判別し、電動工具使用後、充電を再開した時にdT/dtを連続的に演算するために、dT/dt連続フラグをセットする(ステップ710)。ステップ709において、セル当たりの電池電圧が1.40V以上でなければ電池残容量が多くないと判別しステップ711にジャンプする。
【0031】
ステップ703において電池パック5が挿入されていない時は、RAM内の充電完了フラグ、充電中フラグ、電池パックフラグ、dT/dt連続フラグ、トリガ検出フラグ、ΔVフラグ及び負荷電流零カウンタをリセットする(ステップ704)。続いて、電源スイッチ4bがオフされたかを判別するため、出力電流検出回路41の出力に基づいて、負荷電流が零か否かを判別する(ステップ711)。
【0032】
負荷電流が零の場合、電池パック5が電源装置本体2に挿入されているか否かを判別し(ステップ712)、電池パック5が電源装置本体2に挿入されてない場合は再度ステップ703に戻る。
【0033】
ステップ712において電池パック5が挿入されている時は、電池パック5が充電完了しているか否かを判別し(ステップ713)、充電完了の時は再度ステップ703に戻る。
【0034】
ステップ713において電池パック5が充電完了状態でない場合は、電池パック5が充電中であるか否かを判別し(ステップ714)、充電中でない場合は、電池パック5が充電すべきでない高温であるか否かの判別を、電池温度検出回路52の出力に基づいて行い(ステップ715)、電池パック5が高温の時は再度ステップ703に戻る。
【0035】
ステップ715において電池パック5が高温でない時は、引き続きトリガ検出回路43の出力に基づいて、電源スイッチ4bがオンされたか否かを監視し(ステップ716)、ステップ716において電源スイッチ4bがオンされていない場合は所定の充電電流に制御すべく、電圧・電流設定回路22に信号を出力し充電電流を設定する(ステップ717)。次いで、トリガ検出回路43及び充電出力スイッチ回路32に充電許可信号を出力し(ステップ719)、トリガ検出回路43を介して電源出力スイッチ回路31をオフさせると同時に、充電出力スイッチ回路32をオンさせて充電を開始し、充電中フラグをセットし(ステップ720)、ステップ703に戻る。
【0036】
ステップ711において負荷電流が零でない場合は、負荷電流零カウンタをクリアし(ステップ721)、引き続きトリガ検出回路43の出力に基づいて、電源スイッチ4bがオンされたか否かを監視する(ステップ722)。ステップ722において電源スイッチ4bがオンされている場合は、トリガ検出フラグをセットし(ステップ723)、次いで、充電中フラグがあるか否かを判別し(ステップ724)、充電中フラグがある場合は、ステップ716にジャンプする。充電中フラグがない場合はステップ712に戻る。
【0037】
ステップ722において、電源スイッチ4bがオンされてない場合はステップ730にジャンプして電池パック5の満充電近傍判別及び満充電判別処理に必要なデータ処理を行う。まず充電中における電池パック5の最新の電池温度Tinを電池温度検出回路52よりRAMに取込む(ステップ730)。また、演算した最新の電池温度勾配Tinのデータを比較することにより、電池温度の最小値T(min)を演算し記憶する(ステップ731)。引き続き、電池パック5の最新の電池電圧Vinを電池電圧検出回路51よりRAMに取込む(ステップ732)。
【0038】
さらに、電池電圧検出回路51より所定サンプリング幅の最新の電池電圧勾配ΔVを演算し(ステップ733)、演算した電池電圧勾配ΔVのデータを比較することにより、所定サンプリング幅の電池電圧勾配の最小値ΔVminを演算し記憶する(ステップ734)。
【0039】
次に、dT/dt連続フラグが有るか否かを判別する(ステップ735)。ステップ735において、dT/dt連続フラグが有る場合はステップ739にジャンプする。dT/dt連続フラグが無い場合は、トリガ検出フラグが有るか否かを判別する(ステップ736)。ステップ736において、トリガ検出フラグが無い場合はステップ739にジャンプする。トリガ検出フラグが有る場合は、充電再開後所定時間U経過したか否かを判別する(ステップ737)。ステップ737において、充電再開後所定時間U経過していない場合は、電池温度勾配による満充電判別を行わないようにするため、ステップ744にジャンプする。充電再開後所定時間U経過している場合は、トリガ検出フラグをクリアする(ステップ738)。
【0040】
次いで、電池温度検出回路52がサンプリングした充電中の電池温度データから所定サンプリング幅の最新の電池温度勾配dT/dtを演算し(ステップ739)、演算した最新の電池温度勾配dT/dtのデータを比較することにより、所定サンプリング幅の電池温度勾配dT/dtの最小値dT/dt(min)を演算し記憶する(ステップ740)。
【0041】
次に、最新の電池温度勾配dT/dtが、電池温度勾配最小値dT/dt(min)から前記所定値Q1以上上昇したか否かの判別を行い(ステップ741)、所定値Q1以上上昇した場合、電池パック5が満充電近傍と判別し、この場合の充電完了までの時間が、満充電近傍なので短かくなっていると判断し、dT/dt連続フラグをセットし(ステップ743)、ステップ744に進む。ステップ741において、最新の電池温度勾配dT/dtが、電池温度勾配最小値dT/dt(min)から前記所定値Q1以上上昇していない場合は、ステップ742に進み最新の電池温度勾配dT/dtが、電池温度勾配最小値dT/dt(min)から満充電判別値Q2(Q2>Q1)以上上昇したか否かの判別を行い、満充電判別値Q2以上上昇した場合は満充電と判別し、充電中フラグをリセットする(ステップ727)と共に充電完了フラグをセットし(ステップ728)、充電出力スイッチ回路32をオフして(ステップ729)充電を停止し、再びステップ703に戻る。
【0042】
ステップ742において、最新の電池温度勾配値dT/dtが電池温度勾配最小値dT/dt(min)から満充電判別値Q2以上上昇していない場合は、最新の電池電圧勾配ΔVが、電池電圧勾配最小値ΔVminから予め設定した所定値R1以上上昇したか否かの判別を行い(ステップ744)、所定値R1以上上昇した場合、電池パック2は満充電近傍と判別し、RAMのΔVFlagを1にセットし(ステップ746)、この場合の充電完了までの時間が満充電近傍なので短かくなっていると判断し、dT/dt連続フラグをセットし(ステップ747)、その後ステップ748の処理を行う。
【0043】
ステップ744において、最新の電池電圧勾配ΔVが、電池電圧勾配最小値ΔVminから所定値R1以上上昇していない場合は、最新の電池温度Tinが、電池温度最小値Tminから予め設定した所定値P1以上上昇したか否かの判別を行い(ステップ745)、所定値P1以上上昇した場合は、充電完了までの時間が満充電近傍なので短かくなっていると判断し、dT/dt連続フラグをセットし(ステップ747)、その後ステップ748の処理を行う。
【0044】
ステップ745において、最新の電池温度Tinが、電池温度最小値Tminから所定値P1以上上昇していない場合は、最新の電池温度Tinが、電池温度最小値Tminから予め設定した所定値P2(P2>P1)以上上昇したか否かの判別を行い(ステップ748)、P2以上上昇している場合は、満充電と判別し(図12参照)、ステップ727以降の処理を行い充電を終了する。ステップ748において、最新の電池温度Tinが、電池温度最小値Tminから所定値P2以上上昇していない場合は、ΔVフラグがセットされているか否かを判別し(ステップ749)、セットされていない場合はステップ703に戻る。ステップ749においてΔVフラグがセットされている場合は、最新の電池電圧勾配ΔVが所定値R2(R1>R2)以下になったか否かの判別を行い(ステップ750)、所定値R2以下の場合は満充電と判別し(図13参照)、ステップ727以降の処理を行い充電を終了する。ステップ750において、最新の電池電圧勾配ΔVが所定値R2以下でない場合はステップ703に戻る。
【0045】
ステップ714において、電池パック5が充電中の場合、すなわちここでは、充電中に電源スイッチ4bが一度オンされ、その後電源スイッチ4bがオフされた時、負荷電流零カウンタをスタートし(ステップ725)、次いで負荷電流零の状態が連続してすなわち電動工具4の連続不使用時間が所定時間経過したか否かを判別、すなわち連続で電源スイッチ4bがオフされているか否かを判別し(ステップ726)、所定時間経過した時は、電池パック5の充電を再開すべく、ステップ716にスキップする。なおこの所定時間は、例えば満充電判別のための電池電圧や電池温度のサンプリング時間または電動工具4の実際の使用形態を考慮して設定するのが望ましく、一例を挙げれば1分である。
【0046】
ステップ726において、負荷電流零の状態が連続で所定時間経過していない場合は、引き続きトリガ検出回路43及び充電出力スイッチ回路32に充電不許可信号を出力し(ステップ751)、次いで電池パック5が電源装置本体2に挿入されているか否かを判別し(ステップ752)、電池パック5が電源装置本体2に挿入されていない場合はステップ703に戻り、電池パック5が挿入されている時は、充電中に電源スイッチ4bが一度オンされ、充電を行っていない状態でも連続的に満充電判別をすべく、満充電近傍判別及び満充電判別処理に必要なデータ処理を行う。
【0047】
まず充電中における電池パック5の最新の電池温度Tinを電池温度検出回路52よりRAMに取込む(ステップ753)。また、演算した最新の電池温度勾配Tinのデータを比較することにより、電池温度の最小値T(min)を演算し記憶する(ステップ754)。
【0048】
電池温度検出回路52がサンプリングした充電中の電池温度データから所定サンプリング幅の最新の電池温度勾配dT/dtを演算し(ステップ755)、最新の電池温度勾配dT/dtのデータを比較することにより、所定サンプリング幅の電池温度勾配dT/dtの最小値dT/dt(min)を演算し記憶する(ステップ756)。
【0049】
次に、最新の電池温度勾配dT/dtが、電池温度勾配最小値dT/dt(min)から所定値Q1以上上昇したか否かの判別を行い(ステップ757)、所定値Q1以上上昇した場合は、電池パック2は満充電近傍と判別し、この場合の充電完了までの時間が満充電近傍なので短かくなっていると判断し、dT/dt連続フラグをセットし(ステップ759)、その後ステップ760の処理を行う。ステップ757において、最新の電池温度勾配dT/dtが、電池温度勾配最小値dT/dt(min)から所定値Q1以上上昇していない場合は、最新の電池温度Tinが、電池温度最小値Tminから所定値P1以上上昇したか否かの判別を行い(ステップ758)、所定値P1以上上昇した場合は、電池パック2が満充電近傍と判別し、充電完了までの時間が短かくなっていると判断し、dT/dt連続フラグをセットし(ステップ759)、その後ステップ760の処理を行う。ステップ758において、最新の電池温度Tinが、電池温度最小値Tminから所定値P1以上上昇していない場合は、最新の電池温度Tinが、電池温度最小値Tminから所定値P2以上上昇したか否かの判別を行い(ステップ760)、P2以上上昇の場合は満充電と判別し、ステップ727以降の処理を行い充電を終了する。
【0050】
ステップ760において、最新の電池温度Tinが、電池温度最小値Tminから所定値P2以上上昇していない場合は、最新の電池温度勾配dT/dtが、電池温度勾配最小値dT/dt(min)から満充電判別値Q2以上上昇したか否かの判別を行い(ステップ761)、満充電判別値Q2以上上昇した場合は、満充電と判別し、ステップ727以降の処理を行い充電を終了する。
【0051】
ステップ761において、最新の電池温度勾配dT/dtが、電池温度勾配最小値dT/dt(min)から満充電判別値Q2以上上昇していない場合はステップ703に戻る。
【0052】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、電動工具使用後に充電を再開する時、電池温度又は電池温度勾配又は電池電圧から満充電間際であると判別されていない場合は、充電再開後の電池温度勾配の演算を所定時間行わないようにすることにより、より確実な満充電検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明直流電源装置の充電制御説明用グラフ。
【図2】本発明直流電源装置の充電制御説明用グラフ。
【図3】本発明直流電源装置の充電制御説明用グラフ。
【図4】本発明直流電源装置の充電制御説明用グラフ。
【図5】本発明直流電源装置の充電制御説明用グラフ。
【図6】本発明直流電源装置の一実施形態を示す斜視図。
【図7】本発明直流電源装置の一実施形態を示すブロック図
【図8】本発明直流電源装置の動作説明用フローチャート。
【図9】本発明直流電源装置の動作説明用フローチャート。
【図10】本発明直流電源装置の動作説明用フローチャート。
【図11】本発明直流電源装置の動作説明用フローチャート。
【図12】本発明直流電源装置の充電制御説明用グラフ。
【図13】本発明直流電源装置の充電制御説明用グラフ。
【符号の説明】
2は電源装置本体、3はアダプタ組、4は電動工具、5は電池パック、10はスイッチング電源、20は電源出力制御手段、30は電源出力切り換え手段、40は電源出力検出手段、43はトリガ検出回路、50は電池状態検出回路、52は電池温度検出手段、60はマイコンである。
Claims (4)
- 着脱可能な電池パックを電源とするコードレス電動工具に着脱可能なアダプタを備えたケーブルを介して直流電圧を供給し、コードレス電動工具不使用時に電池パックを充電するものであって、電池温度を検出する電池温度検出手段と、電池温度検出手段の出力に基づいて電池温度を記憶する電池温度記憶手段と、電池温度検出手段及び電池温度記憶手段の出力に基づいて電池温度勾配を演算する電池温度勾配演算手段と、電池温度勾配演算手段の出力に基づいて電池温度勾配を記憶する電池温度勾配記憶手段とを有し、最新の電池温度勾配が前記電池温度勾配記憶手段の中の最小値より満充電判別値以上上昇した時に満充電と判別して充電を停止する充電機能付き直流電源装置であって、
電池パックの充電中にコードレス電動工具が使用されその後コードレス電動工具の使用が停止されて電池パックの充電が再開された際、電池パックが充電停止する際の充電状態に応じて満充電検出動作を充電再開後直ちに行うか、充電再開から所定時間経過後に行うかを選択決定するようにしたことを特徴とする充電機能付き直流電源装置。 - 着脱可能な電池パックを電源とするコードレス電動工具に着脱可能なアダプタを備えたケーブルを介して直流電圧を供給し、コードレス電動工具不使用時に電池パックを充電するものであって、電池温度を検出する電池温度検出手段と、電池温度検出手段の出力に基づいて電池温度を記憶する電池温度記憶手段と、電池温度検出手段及び電池温度記憶手段の出力に基づいて電池温度勾配を演算する電池温度勾配演算手段と、電池温度勾配演算手段の出力に基づいて電池温度勾配を記憶する電池温度勾配記憶手段とを有し、最新の電池温度勾配が前記電池温度勾配記憶手段の中の最小値より満充電判別値以上上昇した時に満充電と判別して充電を停止する充電機能付き直流電源装置であって、
電池パックの充電中にコードレス電動工具が使用されその後コードレス電動工具の使用が停止されて電池パックの充電が再開された際、最新の電池温度が満充電判別電池温度値より小さい満充電近傍値以上上昇していない時、電池温度勾配の演算を所定時間行わないようにしたことを特徴とする充電機能付き直流電源装置。 - 着脱可能な電池パックを電源とするコードレス電動工具に着脱可能なアダプタを備えたケーブルを介して直流電圧を供給し、コードレス電動工具不使用時に電池パックを充電するものであって、電池電圧を検出する電池電圧検出手段と、電池電圧検出手段の出力に基づいて電池電圧を記憶する電池電圧記憶手段と、電池電圧検出手段及び電池電圧記憶手段の出力に基づいて電池電圧勾配を演算する電池電圧勾配演算手段と、電池電圧勾配演算手段の出力に基づいて電池電圧勾配を記憶する電池電圧勾配記憶手段とを有し、最新の電池電圧勾配が第一所定値以上上昇し、その後、第一所定値より小さい第二所定値以下になったら満充電と判別して充電を停止する充電機能付き直流電源装置であって、
電池パックの充電中にコードレス電動工具が使用されその後コードレス電動工具の使用が停止されて電池パックの充電が再開された際、最新の電池電圧勾配が第一所定値以上上昇していない時、電池電圧勾配の演算を所定時間行わないようにしたことを特徴とする充電機能付き直流電源装置。 - 着脱可能な電池パックを電源とするコードレス電動工具に着脱可能なアダプタを備えたケーブルを介して直流電圧を供給し、コードレス電動工具不使用時に電池パックを充電するものであって、電池温度を検出する電池温度検出手段と、電池温度検出手段の出力に基づいて電池温度を記憶する電池温度記憶手段と、電池温度検出手段及び電池温度記憶手段の出力に基づいて電池温度勾配を演算する電池温度勾配演算手段と、電池温度勾配演算手段の出力に基づいて電池温度勾配を記憶する電池温度勾配記憶手段とを有し、最新の電池温度勾配が前記電池温度勾配記憶手段の中の最小値より満充電判別値以上上昇した時に満充電と判別して充電を停止する充電機能付き直流電源装置であって、
電池電圧を検出する電池電圧検出手段と、充電開始時の電池電圧検出手段の出力から電池の残容量を検出する電池残容量検出手段を設け、電池パックの充電中にコードレス電動工具が使用されその後コードレス電動工具の使用が停止されて電池パックの充電が再開された際、前記電池残容量検出手段が所定値以上の残容量があると検出した場合、電池温度勾配の演算を連続的に行うことを特徴とする充電機能付き直流電源装置。
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