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JP4068509B2 - 映像再生装置および方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、映像の再生動作を中断するポーズ処理を行う映像再生装置および方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、映像の1枚のフレームは、インタレースにより2枚のフィールドで構成される。このため、映像を静止させるポーズ処理を行う場合には、フレームポーズとフィールドポーズが存在する。フレームポーズは、2枚のフィールドを用いて映像を静止させるものであり、高い解像度を実現することができるが、時間的にずれた2枚のフィールドを用いて1枚のフレームを作成するため、動きが速い映像の場合には映像がぶれてしまう。一方、フィールドポーズは、1枚のフィールドを用いて映像を静止させるものであり、映像のぶれは生じないが、1フレームの映像に対して走査線が半分になるため、映像の解像度が低下する。
【0003】
このように、フレームポーズとフィールドポーズは、それぞれに利点と欠点を有するため、映像の動きに応じて最適な方法を採用することが望ましい。
例えば、DVDやデジタル放送では、映像の記録方法としてMPEG方式が採用されている。このMPEG方式では、映像信号のデータ量を削減するために、DCT(離散コサイン変換)、動き補償、エントロピー符号化の3種類の方法を用いて映像の符号化処理を行っている。ここで、動き補償とは、あるフィールドやフレームの次のフィールドやフレームのデータを、動きベクトルとデータの差分値を用いて表現する方法であり、データ量を大幅に削減することが可能になる(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
この動きベクトルが、映像の動きの激しさを表しており、これを用いてフィールドポーズかフレームポーズのどちらが適しているかを判断することが可能になる。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−188735号公報(第4−11頁、図1−4)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したように特許文献1等に開示された動きベクトルを用いることにより、MPEG方式で圧縮された映像の動きの激しさを知ることができるが、この方法では処理の負担が大きいという問題がある。例えば、1フィールドが720×240画素で構成されており、動きベクトルが16×16画素のマクロブロック単位で定義されている場合に、動きベクトルは、1フィールドにつき675個存在する。この数は、双方向予測やフィールド予測を行っている場合には、さらにその2倍、4倍の量となる。4倍(675×4=2700個)の場合を考えると、ポーズ処理をする瞬間に、この2000個以上の動きベクトルに対して何らかの演算を行う必要があり、処理の負担が大きくなる。このため、処理能力が高く高価なCPUを用いたり、回路規模を増やして並列処理を行うなどの対策が必要になる。
【0007】
本発明は、このような点に鑑みて創作されたものであり、その目的は、映像の内容に適したポーズの種類を判定する際の処理負担を軽減することができる映像再生装置および方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決するために、本発明の映像再生装置は、ポーズ指示が行われたときに再生対象の映像に対応する第1のビットレートを算出する第1のビットレート算出手段と、再生対象の映像を含みこの映像よりも長い時間にわたった所定期間の映像に対応する第2のビットレートを算出する第2のビットレート算出手段と、第1および第2のビットレート算出手段によって算出される第1および第2のビットレートを比較する比較手段と、映像を静止させるポーズ指示がなされたときに、比較手段による比較結果に基づいて、対象となる映像に適したポーズ処理の種類としてフレームポーズとフィールドポーズのいずれかを選択するポーズ判定手段と、映像を再生するとともに、ポーズ指示がなされたときに、ポーズ判定手段によって選択されたポーズ処理を実施する映像再生手段とを備えている。
【0009】
また、本発明の映像再生方法は、ポーズ指示が行われたときに再生対象の映像に対応する第1のビットレートを算出する第1のステップと、再生対象の映像を含みこの映像よりも長い時間にわたった所定期間の映像に対応する第2のビットレートを算出する第2のステップと、第1および第2のステップにおいて算出される第1および第2のビットレートを比較する第3のステップと、映像を静止させるポーズ指示がなされたときに、第3のステップにおける比較結果に基づいて、対象となる映像に適したポーズ処理の種類としてフレームポーズとフィールドポーズのいずれかを選択する第4のステップと、映像の再生時にポーズ指示がなされたときに、第4のステップにおいて選択されたポーズ処理を実施する第5のステップとを有している。
【0010】
映像のビットレートに基づいてポーズの種類が判定されるため、動きベクトルを算出する場合のように複雑な計算が不要であり、処理負担の軽減が可能となる。このため、処理能力が高く高価なCPUを用いたり、回路規模を増やして並列処理を行うなどの対策が不要になる。
【0011】
また、上述したポーズ判定手段によって判定されるポーズ処理の種類は、フレームポーズとフィールドポーズであることが望ましい。映像のビットレートに基づいて、この映像の動きの速さがわかるため、動きの速さに応じてフレームポーズとフィールドポーズを選択的に実施することが可能になる。
【0012】
また、上述したポーズ判定手段は、第1のビットレートが第2のビットレート以下であるときにフレームポーズを選択し、それ以外のときにフィールドポーズを選択することが望ましい。これにより、ポーズの対象となる映像のピットレートが所定期間の映像の平均ビットレートよりも小さく、映像の動きが遅い場合にフレームポーズを行い、反対に映像の動きが速い場合にフィールドポーズを行うことが可能になるため、映像の内容に適したポーズ処理を行うことができる。
【0013】
また、上述した映像は、DVDビデオ規格に従っており、第2のビットレート算出手段は、再生対象のプログラムチェーンのデータ量をこのプログラムチェーンの総再生時間で割ることにより、第2のビットレートを算出することが望ましい。これにより、プログラムチェーン全体に対応する映像の平均的なビットレートの算出を容易に行うことが可能になり、実施するポーズの種類を判定する際の処理負担の軽減が可能になる。
【0014】
また、上述した第1のビットレート算出手段は、ナビゲーションパックに含まれるデータサーチ情報に基づいて取得したビデオオブジェクトユニットのサイズを再生制御情報に基づいて取得したビデオオブジェクトユニットの再生時間で割ることにより、第1のビットレートを算出することが望ましい。これにより、ポーズ処理の対象となる映像が含まれるビデオオブジェクトユニットのビットレートの算出を容易に行うことが可能になり、実施するポーズの種類を判定する際の処理負担の軽減が可能になる。
【0015】
また、上述した映像は、MPEG方式で記録されており、第1のビットレート算出手段は、ポーズ指示が行われたときに再生処理の対象となるピクチャ毎に、ピクチャヘッダ間のデータ量からピクチャサイズを取得することにより第1のビットレートを算出することが望ましい。これにより、ポーズ処理の対象となる各ピクチャ毎に映像の動きの速さを知ることが可能になり、さらに映像の内容に適したポーズ処理を行うことが可能になる。
【0016】
また、上述した映像は、DVDビデオ規格に従っており、第2のビットレート算出手段は、再生対象のプログラムチェーンのデータ量をこのプログラムチェーンの総再生時間で割ることにより、第2のビットレートを算出し、比較手段は、ピクチャの圧縮率に応じた値を第2のビットレートに乗算した基準値と、第1のビットレートとを比較することが望ましい。これにより、圧縮率が異なるピクチャ毎、すなわち、Bピクチャ、Pピクチャ、Iピクチャのそれぞれ毎に異なる基準値を用いて映像の動きの速さをさらに正確に判定することが可能になる。
【0017】
また、上述した第2のビットレート算出手段は、映像再生手段による映像再生が開始された後に、ピクチャ単位で各ピクチャの種別とデータ量を定期的に抜き出すことによりピクチャの種類毎に平均ビットレートを求めて第2のビットレートとすることが望ましい。これにより、ピクチャの種類毎に、ポーズ対象となる各ピクチャが動きの速い映像の1シーンなのか否かを知ることができ、映像の内容に応じた適切なポーズ処理が可能になる。
【0018】
また、上述したポーズ判定手段は、ポーズの対象となるピクチャがIピクチャである場合に、このIピクチャの前後のピクチャの動きベクトルを求めて、比較手段による比較結果の代わりにこの求めた動きベクトルに基づいてポーズ処理の種類を判定することが望ましい。これにより、ビットレートだけではポーズ処理の種類が判定しにくいIピクチャについても、映像の内容に応じて最適なポーズ処理の種類判定が可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した一実施形態のディスク再生装置について図面を参照しながら説明する。
(1)DVDに記録されたデータの内容
まず、ディスク型記録媒体としてのDVDに記録されたデータの詳細について説明する。
【0020】
図1は、DVDのボリューム空間の構造を示す図である。図1に示すように、DVDのボリューム空間は、DVDの内周から外周に向かって、ボリューム・ファイル構造、DVD−Videoゾーン、DVD otherゾーンによって構成されている。これらのうち、DVD−Videoゾーンには、再生動作に必要な各種のデータが含まれている。DVD−Videoゾーンは、ビデオマネージャ(VMG)と、各タイトルに対応する1つ以上のビデオタイトルセット(VTS)によって構成されている。
【0021】
図2は、VMGのデータ構造を示す図である。図2に示すように、VMGは、ビデオマネージャ情報(VMGI)、VMGメニュー用ビデオオブジェクトセット(VMGM_VOBS)、VMGIのバックアップ用ファイル(VMGI_BUP)によって構成されている。
【0022】
VMGIは、VTSに関する情報(VTSの数、各VTSを識別するためのVTS番号、DVD内の各VTSの格納位置等)、タイトルメニューに表示されるタイトルの表示順、1つ以上のプログラムチェーン情報(PGCI)、DVDを識別するためのディスクID(DVD_ID)、ディスク名(例えば映画の題名)等が含まれている。VMGM_VOBSは、1つ以上のビデオオブジェクト(VOB)によって構成されている。このVOBは、タイトルを選択するためのメニュー画面(タイトルメニュー画面)を再生する際の再生データであるビデオデータを含んでいる。
【0023】
図3は、VTSのデータ構造を示す図である。図3に示すように、VTSは、ビデオタイトルセット情報(VTSI)、VTSメニュー用ビデオオブジェクトセット(VTSM_VOBS)、VTSタイトル用ビデオオブジェクトセット(VTSTT_VOBS)、VTSIのバックアップ用ファイル(VTSI_BUP)によって構成されている。
【0024】
VTSIは、タイトルに関する情報、VTS内の各チャプタ(PTT)を識別するためのPTT番号、1つ以上のPGCI等が含まれている。VTSM_VOBSおよびVTSTT_VOBSは、1つ以上のVOBによって構成されている。このVOBは、ビデオデータやオーディオデータ等の再生データを含んでいる。
【0025】
タイトルの再生データは、VTSTT_VOBS内のVOB#1〜#iに含まれている。チャプタは、タイトルを分割した単位であり、チャプタの再生データは、VTSTT_VOBS内の1あるいは複数のVOBに含まれる。例えば、図3に示すように、タイトルはチャプタ#1〜#pに分割されており、チャプタ#1の再生データはVOB#1〜#3に含まれており、チャプタ#2の再生データは、VOB#4、#5に含まれている。
【0026】
図4は、上述したVMGM_VOBS、VTSM_VOBS、VTSTT_VOBSに含まれるVOBのデータ構造を示す図である。図4に示すように、VOBは、複数のセルによって構成されている。そして、各セルは、複数のビデオオブジェクトユニット(VOBU)によって構成されている。
【0027】
各VOBUは、ナビゲーションパック(NV_PCK)と、ビデオパック(V_PCK)、サブピクチャパック(SP_PCK)およびオーディオパック(A_PCK)の少なくとも1つを含んで構成されている。
NV_PCKは、再生制御情報(PCI)、データサーチ情報(DSI)を含んで構成されている。PCIには、VOBU内のビデオデータの表現開始タイム(VOBU_S_PTM)とVOBU内のビデオデータの表現終了タイム(VOBU_E_PTM)とを有するPCI全体情報(PCI_GI)が含まれている。また、DSIには、VOBUのサイズを取得可能なVOBUのラストパックのアドレス(VOBU_EA)を有するDSI全体情報(DSI_GI)が含まれている。
【0028】
V_PCK、SP_PCK、A_PCKは、それぞれ再生データの種別(動画、サブピクチャ、オーディオ)等の情報が含まれているパックヘッダ、パケットヘッダや、MPEG方式でデータ圧縮されたビデオデータ、サブピクチャデータ、オーディオデータ(圧縮再生データ)を含んで構成されている。
【0029】
再生動作における論理的な再生単位であるプログラムチェーン(PGC)は、プログラムチェーン情報(PGCI)と、1あるいは複数のVOBに含まれる複数のセルによって構成される。例えば、VMGI内の1個のPGCIとVMGM_VOBS内のVOBに含まれるセルによってPGCが構成される。また、VTSI内の1個のPGCIとVTSM_VOBS内のVOBに含まれるセルによってPGCが構成される。あるいは、VTSI内の1個のPGCIとVTSTT_VOBS内のVOBに含まれるセルによってPGCが構成される。
【0030】
図5は、PGCの構造の一例を示す図であり、VTSI内のPGCIとVTSTT_VOBS内のVOBに含まれるセルによって構成されるPGCの構造が示されている。図5に示すように、例えばPGC#1は、VTSI内のPGCI#1とVTSTT_VOBS内のVOB#1〜#3に含まれるセルによって構成されている。また、PGC#2は、VTSI内のPGCI#2とVTSTT_VOBS内のVOB#4、#5に含まれるセルによって構成されている。
【0031】
なお、VMGI内のPGCIとVMGM_VOBSのVOB内のセルによって構成されるPGCや、VTSI内のPGCIとVTSM_VOBSのVOB内のセルによって構成されるPGCも、図5に示したPGCと同様の構造を有している。また、PGCIには、PGCのデータ量を算出可能なセルプレイバック情報(C_PBI)や、PGC総再生時間を取得可能なPGC全体情報(PGC_GI)が含まれている。
【0032】
(2)ディスク再生装置の全体構成
図6は、本発明を適用した一実施形態のディスク再生装置の全体構成を示す図である。図6に示す映像再生装置としてのディスク再生装置100は、スピンドルモータ12、光ピックアップ14、送りモータ16、サーボ制御部18、RFアンプ22、デジタル信号処理部24、バッファ用RAM26、ストリーム分離部30、オーディオデコーダ32、出力バッファ34、38、42、ビデオデコーダ36、サブピクチャデコーダ40、ビデオプロセッサ44、ビデオエンコーダ46、ディスプレイ装置47、デジタル−アナログ(D/A)変換器48、スピーカ49、操作部58、システムコントローラ60、RAM62を含んで構成されている。
【0033】
スピンドルモータ12は、DVD10を所定速度で回転させる。光ピックアップ14は、DVD10に記録されたデータを検出するものであり、例えば半導体レーザとホトダイオードとが内蔵されている。送りモータ16は、光ピックアップ14をDVD10の径方向に移動させる。
【0034】
サーボ制御部18は、システムコントローラ60の指示に応じて、上述したスピンドルモータ12および送りモータ16を駆動するとともに、光ピックアップ14に内蔵された対物レンズ(図示せず)を動かすことにより、半導体レーザの焦点位置をDVD10の記録面と垂直方向および水平方向に移動させる。また、サーボ制御部18は、DVD10からのデータの読み取りに必要な各種のサーボ(フォーカスサーボ、トラッキングサーボ、回転サーボ)制御を行う。
【0035】
RFアンプ22は、光ピックアップ14に内蔵されたホトダイオードから出力される電気信号を増幅する。デジタル信号処理部24は、RFアンプ22から出力される信号に対して、デジタルデータに変換した後にDVD10のデータフォーマットに応じた信号復調処理(8−16復調処理)と誤り訂正処理を行い、RAM26に格納する。そして、デジタル信号処理部24は、システムコントローラ60の指示に応じて、RAM26に格納したデータからVMGIやVTSIを抽出してシステムコントローラ60に出力するとともに、VOBUを抽出してストリーム分離部30に出力する。
【0036】
ストリーム分離部30は、システムコントローラ60の指示に応じて、デジタル信号処理部24から出力されるVOBUを構成するパックヘッダを解析することにより、A_PCK、V_PCK、SP_PCK、NV_PCKを分離する。ストリーム分離部30によって分離されたA_PCKはオーディオデコーダ32に出力され、V_PCKはビデオデコーダ36に出力され、SP_PCKはサブピクチャデコーダ40に出力され、NV_PCKはシステムコントローラ60に転送される。
【0037】
オーディオデコーダ32は、ストリーム分離部30から出力されるA_PCKに対して所定のデコード処理を行ってオーディオデータを出力する。ビデオデコーダ36は、ストリーム分離部30から出力されるV_PCKに対して所定のデコード処理を行ってビデオデータを出力する。サブピクチャデコーダ40は、ストリーム分離部30から出力されるSP_PCKに対して所定のデコード処理を行ってサブピクチャデータを出力する。
【0038】
ビデオプロセッサ44は、システムコントローラ60の指示に応じて、ビデオデコーダ36から出力されるビデオデータとサブピクチャデコーダ40から出力されるサブピクチャデータとを合成した画像データを生成し、ビデオエンコーダ46に出力する。
【0039】
ビデオエンコーダ46は、ビデオプロセッサ44から出力される画像データを表示用の画像信号に変換する。この画像信号がディスプレイ装置47に出力されることによって、画像が表示される。
D/A変換器48は、オーディオデコーダ32から出力されるオーディオデータをアナログのオーディオ信号に変換する。このオーディオ信号がスピーカ49に出力されることによって、オーディオ音声の再生が行われる。
【0040】
操作部58は、再生開始を指示するための再生キーや再生停止を指示するための停止キー、再生の一時停止を指示するためのポーズキー、左右上下のカーソルキー、表示画面上のカーソル位置にある項目の確定を行う設定キー等の各種操作キーを備えており、キーの操作状態に応じた信号をシステムコントローラ60に向けて出力する。
【0041】
システムコントローラ60は、各種のサーボ指令をサーボ制御部18に出力したり、利用者の操作指示に応じた画像生成指示をビデオプロセッサ44に出力する等、全機能ブロックの制御を行う。また、システムコントローラ60は、利用者によって映像を静止させるポーズ指示がなされた時点での映像の内容(動きの速さ)に適したポーズの種類を判定し、フレームポーズ処理とフィールドポーズ処理のいずれかを実施する。
【0042】
上述したシステムコントローラ60が第1および第2のビットレート算出手段、比較手段、ポーズ判定手段に、システムコントローラ60、スピンドルモータ12、光ピックアップ14、送りモータ16、サーボ制御部18、RFアンプ22、デジタル信号処理部24、ストリーム分離部30、ビデオデコーダ36、出力バッファ38が映像再生手段にそれぞれ対応する。
【0043】
本実施形態のディスク再生装置100はこのような構成を有しており、次にその動作について説明する。図7は、動きの速い映像か否かを判定するために必要な情報を得るディスク再生装置100の動作手順を示す流れ図である。
再生対象となるPGCが決定されると(ステップ100)、システムコントローラ60は、このPGCに含まれるPGCIのC_PBIからPGCのデータ量を算定する(ステップ101)。また、システムコントローラ60は、PGCIのPGC_GIからPGC総再生時間を取得し、PGCのデータ量をこのPGC総再生時間で割って、PGC内平均ビットレート(x)を算出する(ステップ102)。
【0044】
次に、システムコントローラ60は、NV_PCKが再生されるのを待って、再生されたらこのNV_PCKを取得する(ステップ103)。次に、システムコントローラ60は、NV_PCKに含まれるPCIのPCI_GIのVOBU_S_PTMとVOBU_E_PTMとに基づいてVOBU再生時間を取得するとともに(ステップ104)、DSIのDSI_GIのVOBU_EAからVOBUのサイズを得る(ステップ105)。そして、システムコントローラ60は、VOBU再生時間とVOBUのサイズからVOBU内平均ビットレート(y)を算出する(ステップ106)。
【0045】
その後、ステップ103に戻って、新しいNV_PCKが再生されると、ステップ104〜106の動作が繰り返される。
このようにしてPGC内平均ビットレート(x)とVOBU内平均ビットレート(y)が算出される。例えば、現在再生対象となっている映像に対応するVOBUの平均ビットレート(y)が、ある程度長い時間にわたった映像に対応するPGCの平均ビットレート(x)以下の場合には、現在の映像の動きが遅いものと判断することができ、反対の場合には現在の映像の動きが速いものと判断することができる。
【0046】
図8は、映像の動きに応じたポーズ動作を行うディスク再生装置100の動作手順を示す流れ図である。
システムコントローラ60は、タイトル再生中か否かを判定しており(ステップ200)、タイトル再生が開始されていない場合には否定判断を行ってこの判定を繰り返す。また、タイトル再生が開始されるとステップ200の判定において肯定判断が行われ、次に、システムコントローラ60は、操作部58のポーズキーが押下されてポーズ指示が行われたか否かを判定する(ステップ201)。ポーズ指示が行われていない場合には否定判断が行われ、システムコントローラ60は、再生終了が指示されたか否かを判定する(ステップ202)。再生終了も指示されていない場合には否定判断が行われ、ステップ201に戻ってポーズ指示の有無判定が繰り返される。また、再生終了が指示された場合にはステップ202の判定において肯定判断が行われ、タイトルの再生を停止させた後(ステップ203)、ステップ200に戻ってタイトル再生の有無判定が繰り返される。
【0047】
また、ポーズキーが押下されてポーズ指示が行われるとステップ201の判定において肯定判断が行われ、次に、システムコントローラ60は、PGC内平均ビットレート(x)がVOBU内平均ビットレート(y)以上か否かを判定する(ステップ204)。x≧yの場合にはポーズが指示された時点の映像の動きが遅い場合であり、ステップ204の判定において肯定判断が行われた後、システムコントローラ60は、フレームポーズ処理を行う(ステップ205)。このフレームポーズ処理は、システムコントローラ60から出力バッファ38にフレームポーズの指示を送ることにより行われる。その後、システムコントローラ60は、ポーズ終了か否かを判定する(ステップ206)。例えば、操作部58に備わったポーズキーが再度押下された場合には肯定判断が行われ、ステップ201に戻ってポーズ指示の有無判定以降の動作が繰り返される。また、操作部58に備わったポーズキーが再度押下されるまではステップ206の判定において否定判断が行われ、ステップ205に戻ってフレームポーズ処理が継続される。
【0048】
また、x<yの場合にはポーズが指示された時点の映像の動きが速い場合であり、ステップ204の判定において否定判断が行われた後、システムコントローラ60は、フィールドポーズ処理を行う(ステップ207)。このフィールドポーズ処理は、システムコントローラ60から出力バッファ38にフィールドポーズの指示を送ることにより行われる。その後、システムコントローラ60は、ポーズ終了か否かを判定する(ステップ208)。操作部58に備わったポーズキーが再度押下された場合には肯定判断が行われ、ステップ201に戻ってポーズ指示の有無判定以降の動作が繰り返される。また、操作部58に備わったポーズキーが再度押下されるまではステップ208の判定において否定判断が行われ、ステップ207に戻ってフィールドポーズ処理が継続される。
【0049】
このように、本実施形態のディスク再生装置100では、PGC内平均ビットレート(x)とVOBU内平均ビットレート(y)とに基づいて映像の動きの速さを判定しており、これらのビットレート算出に必要なデータをディスク上の該当箇所から読み出すだけであるため、映像の内容(動きの速さ)に適したポーズの種類を判定する際の処理負担を大幅に軽減することが可能になる。このため、処理能力が高く高価なCPUを用いたり、回路規模を増やして並列処理を行うなどの対策が不要になる。
【0050】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。上述した実施形態では、PGC内平均ビットレート(x)とVOBU内平均ビットレート(y)の大小関係に応じてフレームポーズかフィールドポーズかを決定したが、決定の基準を変更するようにしてもよい。例えば、2x≧yを満たすときにフレームポーズを行って、それ以外のときにフィールドポーズを行うようにしてもよい。
【0051】
また、上述した実施形態では、VOBU単位で平均ビットレートを算出して映像の動きの速さを判定するようにしたが、このVOBUには3種類のピクチャI、B、Pが含まれるため、ポーズ処理の対象となる実際のピクチャのビットレートを算出して映像の動きの速さを判定するようにしてもよい。
【0052】
図9は、ポーズ処理の対象となるピクチャ毎にビットレートを求めて映像の動きの速さを判定する場合の判定基準を示す図である。
ポーズ処理の対象となるピクチャ毎のビットレート(Bピクチャビットレートy1、Pピクチャビットレートy2、Iピクチャビットレートy3)は、ピクチャ種別をV_PCKのMPEG Videoストリーム内のピクチャヘッダから取得して、ピクチャヘッダ間のデータ量からピクチャのサイズを取得することにより算出することができる。
【0053】
このようにして算出された各ピクチャのビットレートと所定の基準値との大小比較を行うことにより、フレームポーズを行うか、フィールドポーズを行うかを決定することになるが、図9に示すように基準値としては2種類が考えられる。一つ目は、PGC内平均ビットレート(x)を用いる場合である。Iピクチャは動き補償がなく、Pピクチャは1種類の動きベクトルを持ち、Bピクチャは2種類の動きベクトルを持つ。このため、圧縮率はBピクチャ、Pピクチャ、Iピクチャの順に低くなる。このため、Bピクチャの場合には基準値としてxを0.1倍して、0.1x≧y1を満たすときにフレームポーズを行い、それ以外のときにフィールドポーズを行うようにする。また、Pピクチャの場合には基準値としてxを0.5倍して、0.5x≧y2を満たすときにフレームポーズを行い、それ以外のときにフィールドポーズを行うようにする。Iピクチャの場合には基準値としてxを1.5倍して、1.5x≧y3を満たすときにフレームポーズを行い、それ以外のときにフィールドポーズを行うようにする。
【0054】
2つ目は、各ピクチャ毎に算出した平均ビットレート(Bピクチャ平均ビットレートx1、Pピクチャ平均ビットレートx2、Iピクチャビットレートx3)を用いる場合である。これらの平均ビットレートは、タイトルの再生開始後、ピクチャ単位で各ピクチャの種別とデータ量を定期的に抜き出して算出する。Bピクチャの場合には、x1≧y1を満たすときにフレームポーズを行い、それ以外のときにフィールドポーズを行う。Pピクチャの場合には、x2≧y2を満たすときにフレームポーズを行い、それ以外のときにフィールドポーズを行う。Iピクチャの場合には、x3≧y3を満たすときにフレームポーズを行い、それ以外のときにフィールドポーズを行う。
【0055】
このようにして、ポーズの対象となるピクチャ毎にビットレートを求めることにより、少ない処理負担でさらに精度の高い映像の内容判定を行うことができ、映像の内容に応じたフレームポーズあるいはフィールドポーズを行うことが可能になる。
【0056】
ところで、Iピクチャのビットレートは、映像の動きの速さよりも内容の複雑さに応じて値が変化するため、ポーズ対象のピクチャがIピクチャの場合には、再生順番が前後のピクチャについてのみ動きベクトルを算出し、このIピクチャが動きの速い1シーンなのか否かを判定して、フレームポーズを行うかフィールドポーズを行うかを決定することが好ましい。
【0057】
また、上述した実施形態では、ディスク再生装置100について映像のポーズ処理を行う場合を説明したが、このディスク再生装置100には映像の書き込みが可能なディスク装置も含まれる。また、ディスク再生装置100において映像のポーズ処理を行う場合だけでなく、MPEG方式で圧縮された映像を再生する他の装置、例えば放送受信機等の他の映像再生装置にも本発明を適用することができる。
【0058】
【発明の効果】
上述したように、本発明によれば、映像のビットレートに基づいてポーズの種類が判定されるため、動きベクトルを算出する場合のように複雑な計算が不要であり、処理負担の軽減が可能となる。このため、処理能力が高く高価なCPUを用いたり、回路規模を増やして並列処理を行うなどの対策が不要になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】DVDのボリューム空間の構造を示す図である。
【図2】VMGのデータ構造を示す図である。
【図3】VTSのデータ構造を示す図である。
【図4】VOBのデータ構造を示す図である。
【図5】PGCの構造の一例を示す図である。
【図6】一実施形態のディスク再生装置の全体構成を示す図である。
【図7】動きの速い映像か否かを判定するために必要な情報を得るディスク再生装置の動作手順を示す流れ図である。
【図8】映像の動きに応じたポーズ動作を行うディスク再生装置の動作手順を示す流れ図である。
【図9】ポーズ処理の対象となるピクチャ毎にビットレートを求めて映像の動きの速さを判定する場合の判定基準を示す図である。
【符号の説明】
10 DVD
12 スピンドルモータ
14 光ピックアップ
16 送りモータ
18 サーボ制御部
22 RFアンプ
24 デジタル信号処理部
30 ストリーム分離部
32 オーディオデコーダ
34、38、42 出力バッファ
36 ビデオデコーダ
40 サブピクチャデコーダ
44 ビデオプロセッサ
46 ビデオエンコーダ
47 ディスプレイ装置
48 デジタル−アナログ(D/A)変換器
49 スピーカ
58 操作部
60 システムコントローラ
62 RAM

Claims (9)

  1. ポーズ指示が行われたときに再生対象の映像に対応する第1のビットレートを算出する第1のビットレート算出手段と、
    前記再生対象の映像を含みこの映像よりも長い時間にわたった所定期間の映像に対応する第2のビットレートを算出する第2のビットレート算出手段と、
    前記第1および第2のビットレート算出手段によって算出される前記第1および第2のビットレートを比較する比較手段と、
    前記映像を静止させるポーズ指示がなされたときに、前記比較手段による比較結果に基づいて、対象となる映像に適したポーズ処理の種類としてフレームポーズとフィールドポーズのいずれかを選択するポーズ判定手段と、
    前記映像を再生するとともに、ポーズ指示がなされたときに、前記ポーズ判定手段によって選択されたポーズ処理を実施する映像再生手段と、
    を備えることを特徴とする映像再生装置。
  2. 請求項1において、
    前記ポーズ判定手段は、前記第1のビットレートが前記第2のビットレート以下であるときにフレームポーズを選択し、それ以外のときにフィールドポーズを選択することを特徴とする映像再生装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記映像は、DVDビデオ規格に従っており、
    前記第2のビットレート算出手段は、再生対象のプログラムチェーンのデータ量をこのプログラムチェーンの総再生時間で割ることにより、前記第2のビットレートを算出することを特徴とする映像再生装置。
  4. 請求項3において、
    前記第1のビットレート算出手段は、ナビゲーションパックに含まれるデータサーチ情報に基づいて取得したビデオオブジェクトユニットのサイズを再生制御情報に基づいて取得したビデオオブジェクトユニットの再生時間で割ることにより、前記第1のビットレートを算出することを特徴とする映像再生装置。
  5. 請求項1または2において、
    前記映像は、MPEG方式で記録されており、
    前記第1のビットレート算出手段は、ポーズ指示が行われたときに再生処理の対象となるピクチャ毎に、ピクチャヘッダ間のデータ量からピクチャサイズを取得することにより前記第1のビットレートを算出することを特徴とする映像再生装置。
  6. 請求項5において、
    前記映像は、DVDビデオ規格に従っており、
    前記第2のビットレート算出手段は、再生対象のプログラムチェーンのデータ量をこのプログラムチェーンの総再生時間で割ることにより、前記第2のビットレートを算出し、
    前記比較手段は、ピクチャの圧縮率に応じた値を前記第2のビットレートに乗算した基準値と、前記第1のビットレートとを比較することを特徴とする映像再生装置。
  7. 請求項5において、
    前記第2のビットレート算出手段は、前記映像再生手段による映像再生が開始された後に、ピクチャ単位で各ピクチャの種別とデータ量を定期的に抜き出すことによりピクチャの種類毎に平均ビットレートを求めて前記第2のビットレートとすることを特徴とする映像再生装置。
  8. 請求項5〜7のいずれかにおいて、
    前記ポーズ判定手段は、ポーズの対象となるピクチャがIピクチャである場合に、このIピクチャの前後のピクチャの動きベクトルを求めて、前記比較手段による比較結果の代わりにこの求めた動きベクトルに基づいて前記ポーズ処理の種類を判定することを特徴とする映像再生装置。
  9. ポーズ指示が行われたときに再生対象の映像に対応する第1のビットレートを算出する第1のステップと、
    前記再生対象の映像を含みこの映像よりも長い時間にわたった所定期間の映像に対応する第2のビットレートを算出する第2のステップと、
    前記第1および第2のステップにおいて算出される前記第1および第2のビットレートを比較する第3のステップと、
    前記映像を静止させるポーズ指示がなされたときに、前記第3のステップにおける比較結果に基づいて、対象となる映像に適したポーズ処理の種類としてフレームポーズとフィールドポーズのいずれかを選択する第4のステップと、
    前記映像の再生時にポーズ指示がなされたときに、前記第4のステップにおいて選択されたポーズ処理を実施する第5のステップと、
    を備えることを特徴とする映像再生方法。
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