JP4063177B2 - レバー式コネクタ - Google Patents
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Description
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、レバーの装着作業を良好なものとしてレバーの抜脱を阻止することを目的とする。
支軸の先端側には補助つば部とそれよりもアーム部との掛り代を増大させた主つば部とが張り出し形成されていることで、レバーの回動操作中にレバ−に大きな嵌合抵抗が生じても、主つば部にアーム部が係止されてアーム部の拡開が規制されるようになっているから、レバーがコネクタハウジングから外れることがない。また、レバーの回動途中で主つば部が通し孔を通過するため、瞬間的にレバーの抜脱が懸念されるところであるが、本発明においては、この通過時に補助つば部がアーム部における軸孔の口縁と係合可能な状態にあるから、該通過時においてもレバーがコネクタハウジングから外れることがない。さらに、支軸の弾性的な縮径変形を伴いつつ、補助つば部を軸孔に貫通させるとともに主つば部を通し孔に貫通させることで、補助つば部が軸孔の口縁に掛け止め可能となっているから、主つば部をアーム部側と強く干渉させることなくレバーをコネクタハウジングに取り付けることができ、レバー装着時の作業負担を軽減できる。また、主つば部は、コネクタハウジングの外側面のうち一対のアーム部と対応する各面において互いに異形であるか、もしくは同形であっても支軸の周方向に関する形成位置を互いに異ならせて配設されているから、レバーがコネクタハウジングに対して正規姿勢と反対姿勢で誤組付けされる事態を阻止することができる。
割り溝が支軸の突出寸法とほぼ同じ深さをもって切り込み形成されている場合には、支軸が縮径変形し易くなるから、主つば部が通し孔を通過する瞬間にレバーがコネクタハウジングから外れる可能性が多少ともある。しかるに本発明においては、割り溝が支軸の突出寸法よりも短い深さをもって切り込み形成されているから、支軸の過剰な縮径変形を抑制してレバーの抜脱を確実に阻止することができる。
本実施形態に係るレバー式コネクタは、雌型端子金具(図示せず)を収容する雌コネクタに適用するものであり、合成樹脂製のコネクタハウジング10と、同じく合成樹脂製のレバー20とを備えている。このレバー式コネクタの嵌合相手となる雄コネクタ50は、内部に雄型端子金具(図示せず)を収容するものであって、前方に突出する角筒状のフード部51を有し、このフード部51の外側面には、一対のカムピン52が突設されている。なお、以下の説明においてレバー式コネクタの前後方向については、相手側となる雄コネクタ50との嵌合面側を前側とする。
そして、主つば部15は、図8に示すように、電線カバー12の各側面において支軸13の周方向に関する形成位置を互いに異ならせて配設されており、図示する場合には、一方の側面に配された主つば部15が下方を向いて突出するとともに(図8の左側面、図2の(A)を参照)、他方の側面に配された主つば部15が上方を向いて突出するようにしてある(図8の右側面、図2の(B)を参照)。支軸13は、後述するように、レバー20の軸孔24に嵌合されることで、レバー20のコネクタハウジング10に対する装着を可能としているから、上記のように主つば部15が電線カバー12の各側面において非対称な関係にあると、レバー20を誤って正規姿勢と反対姿勢でコネクタハウジング10に組み付けてしまう事態を回避できる。
まず、レバー20を電線カバー12の後部に跨らせるようにしてコネクタハウジング10に取付け、初期位置に保持させる。このとき、支軸13には割り溝13Aが形成されており、この割り溝13Aを狭める方向へ支軸13が弾性的に縮径変形され、しかも支軸13の先端側に張り出し形成された主つば部15は通し孔25によって逃されるから、レバー20の装着作業に難渋することはない。
さらにまた、主つば部15は、コネクタハウジング10の電線カバー12の各面において支軸13の周方向に関する形成位置を互いに異ならせて配設されているから、レバー20がコネクタハウジング10に対して正規姿勢と反対姿勢で誤組付けされることがない。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(3)本発明において軸孔は、アーム部の外側面に係合凹部を介することなく直接に開口形成されていても構わない。
13…支軸
13A…割り溝
14…補助つば部
15…主つば部
20…レバー
21…操作部
22…アーム部
23…カム溝
24…軸孔
25…通し孔
26…係合凹部
50…雄コネクタ
52…カムピン
Claims (2)
- コネクタハウジングと、操作部の両側に一対のアーム部を突出させたレバーとを備え、前記コネクタハウジングの外側面に前記アーム部を対応させるとともに、前記アーム部に形成した軸孔を前記コネクタハウジングに設けた支軸に嵌合させることで前記レバーを前記コネクタハウジングに回動可能に支持し、相手側コネクタの外側面に突設されたカムピンを、前記アーム部に形成したカム溝に係合させた状態で前記レバーを回動させることで、前記カム溝と前記カムピンとの係合によるカム作用により、前記相手側コネクタを引き込んで嵌合状態とするようにしたレバー式コネクタにおいて、
前記支軸には、その先端面から軸方向へ割り溝が切り込み形成され、
前記支軸の先端側には、前記アーム部における軸孔の口縁に係合可能とされる補助つば部とこの補助つば部よりも前記アーム部に対する掛り代を増大させた主つば部とが張り出し形成され、
前記アーム部において前記レバーの回動途中で前記主つば部が通過する位置には、前記軸孔と連通して通し孔が形成されており、
前記レバーを前記コネクタハウジングに装着する際、前記支軸の弾性的な縮径変形を伴いつつ、前記軸孔に前記補助つば部を貫通させるとともに前記通し孔に前記主つば部を貫通させることで、前記補助つば部が前記アーム部における軸孔の口縁に掛け止め可能となっており、かつ、
前記主つば部は、前記コネクタハウジングの外側面のうち前記一対のアーム部と対応する各側面において、前記支軸の周方向に関する形成位置を互いに異ならせて配設されており、前記通し孔は、前記一対のアーム部において、前記主つば部と適合する位置に配設されていることを特徴とするレバー式コネクタ。 - 前記割り溝は、前記支軸の突出寸法よりも短い深さをもって切り込み形成されていることを特徴とする請求項1に記載のレバー式コネクタ。
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