JP4062082B2 - ステアリングコラム装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用等の操舵装置を構成するステアリングコラム装置に係り、詳しくは、テレスコピック調整時におけるインナコラムの締付・開放を円滑に行わしめる技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のステアリング装置は、不特定多数の運転者により使用(操舵)されるため、個人の体格や運転姿勢等に対応してステアリングホイールの位置を調整できることが望ましい。このような要望に答えるべく、乗用車に限らず貨物車等においても、チルト機構やテレスコピック機構を採用するものが多くなっている。
【0003】
チルト機構は、ステアリングホイールの位置を上下方向に調整するための機構であり、ステアリングコラムを揺動自在に支持するチルトピボットと、所望の位置(揺動角度)でステアリングコラムを固定するチルト固定手段等からなっている。また、テレスコピック機構は、ステアリングホイールの位置を前後方向(ステアリングシャフトの軸方向)で調整するための機構であり、ステアリングコラムの伸縮に供されるアウタコラムとインナコラムとからなる二重管式等の伸縮部と、所望の位置(伸縮状態)でインナコラムを固定するテレスコ固定手段等からなっている。
【0004】
従来、テレスコ固定手段としては、アウタコラムにスリットを形成し、ねじ機構によりアウタコラムを縮径させてインナコラムを固定する方式が一般的であったが、アウタコラムに保持された押圧ブロックによりインナコラムを挟圧・固定するものが出現している。後者のテレスコ固定手段は、例えば図10に示したようにアウタコラム3の後端に形成されたロックハウジング15と、このロックハウジング15の下方に摺動自在に保持された左右一対の押圧ブロック(第1,第2押圧ブロック21,23)と、第1押圧ブロック21にねじ込まれた締付ボルト71と、この締付ボルト71に螺合するナット75と、このナット75に固着された締付レバー35とから構成されている。そして、締付レバー35を回動させることにより、両押圧ブロック21,23が互いに接近あるいは離反し、インナコラム5が固定あるいは開放される(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
【特許文献1】
実用新案登録第2588338号 (第4,第5頁、図1,図2)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述した特許文献1に記載されたテレスコ固定手段には、以下に述べる問題があった。例えば、このテレスコ固定手段では、第1,第2押圧ブロック21,23の駆動をねじ機構により行っているため、締付レバー35を締め付ける際に運転者の操作力が大きすぎた場合、両押圧ブロック21,23が食い込むことによってインナコラム5が塑性変形する虞があった。また、両押圧ブロック21,23は締付ボルト71の軸芯に沿って水平移動するため、開放操作時における締付レバー35の操作量が少ない場合、インナコラム5に対する両押圧ブロック21,23の移動量も小さくなる。この場合、インナコラム5の開放が完全に行われず、インナコラム5が両押圧ブロック21,23と摺接し、円滑なテレスコピック操作が行えなくなったり、テレスコピック操作時にかじり付きが生じる虞があった。
【0007】
本発明は、上記状況に鑑みなされたもので、テレスコピック調整時におけるインナコラムの締付・開放を円滑に行わしめるようにしたステアリングコラム装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するべく、請求項1の本発明では、後端部にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフトと、このステアリングシャフトを回動自在に支持すると共に、当該ステアリングシャフトと共に軸方向に伸縮動するステアリングコラムと、このステアリングコラムを所定の伸縮状態で固定するテレスコ固定手段とを備えたステアリングコラム装置であって、前記ステアリングコラムが、車体側に固定されるアウタコラムと、当該アウタコラムに摺動自在に内嵌するインナコラムとから構成され、前記テレスコ固定手段が、前記アウタコラムに形成されたロックハウジングと、当該ロックハウジングに摺動自在に保持されて前記インナコラムの外周面を挟むかたちで進退する、それぞれ焼結合金製成形品である第1および第2押圧ブロックと、当該第1および第2押圧ブロックを当該インナコラムに圧接させる押圧ブロック駆動手段とから構成され、前記押圧ブロック駆動手段が、前記第1押圧ブロックと前記第2押圧ブロックとを離反する方向に付勢する付勢手段と、前記第2押圧ブロックに形成され、該第2押圧ブロックの一部をなす固定側カムと、当該固定側カムに対峙する回転側カムと、当該回転側カムの回動に供される締付レバーと、当該回転側カムと前記第1押圧ブロックとの間隔を規制する間隔規制手段とを備えたものを提案する。
【0009】
請求項1の発明によれば、固定側カムと回転側カムとのカムプロフィールを適宜設定することにより、締付レバーの操作量に対する両押圧ブロックの移動量を比較的自由に設定することが可能となる他、固定側カムと回転側カムとの間にストッパを形成することで締付レバーの過剰な締め付けを防止できる。
【0010】
また、請求項1の本発明では、ステアリングコラム装置において前記押圧ブロック駆動手段は、前記第1押圧ブロックと前記第2押圧ブロックとを離反する方向に付勢する付勢手段を有するものを提案する。
【0011】
請求項1の本発明によれば、インナコラム開放時において、両押圧ブロックの離反がより確実に行われるようになる。
【0012】
また、請求項1の本発明では、ステアリングコラム装置において、前記固定側カムが前記第2押圧ブロックに形成され、該第2押圧ブロックの一部をなすものを提案する。
【0013】
請求項1の本発明によれば、構成部品点数が減少すると共に、インナコラム開放時におけるがたが生じ難くなる。
【0014】
また、請求項2の発明では、請求項1のステアリングコラム装置において、前記押圧ブロック駆動手段が、前記ロックハウジングに形成され、前記第1および第2押圧ブロックが相離反する際に、当該第1および第2押圧ブロックの少なくとも一方を前記インナコラムから離反する方向に下降または上昇させる傾斜案内部を更に備えたものを提案する。
【0015】
請求項2の発明によれば、インナコラム開放時において、押圧ブロックが水平方向だけでなく垂直方向にもインナコラムから離反するため、インナコラムの開放がより確実に行われるようになる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図9を参照して、本発明に係るステアリングコラム装置の実施形態を説明する。尚、実施形態の説明にあたっては、図1中での右方を後方とし、図2中での右方を右方とする。
【0019】
図1は第1参考例に係るステアリングコラム装置の側面図であり、図2は図1中のA−A拡大断面図である。ステアリングコラム1は、アルミ合金等を素材とする鋳造成形品のアウタコラム3と、アウタコラム3に摺動自在に内嵌する鋼管製のインナコラム5とからなっている。インナコラム5には、図示しない軸受を介して、後端に図示しないステアリングホイールが取り付けられるステアリングシャフト7が回動自在に支持されている。
【0020】
図2に示したように、アウタコラム3の後部には、離脱用カプセル11が後方から嵌挿された支持ブラケット13と、テレスコ固定手段のロックハウジング15とが一体に形成されている。ロックハウジング15の下部には右左に押圧ブロック保持孔17,19が形成されており、これら押圧ブロック保持孔17,19に第1押圧ブロック21と第2押圧ブロック23とがそれぞれ嵌挿されている。
【0021】
両押圧ブロック21,23は、それぞれ左右方向に延びた貫通孔25,27を有しており、これら貫通孔25,27に間隔規制手段の一方を構成するボルト29が右方(第1押圧ブロック21側)から挿通されている。図中、符号30は第1押圧ブロック21の外端面に当接したボルト29の頭部を示している。第2押圧ブロック23の外端面側には、第2押圧ブロック23に係合した固定側カム31と、固定側カム31に対峙する可動側カム33と、可動側カム33に係合した締付レバー35とからなるカム機構37が設けられている。
【0022】
ボルト29は、カム機構37を貫通した後、先端のねじ部39に間隔規制手段の他方を構成するナット41が螺合・締結されている。図2中、符号43は締付レバー35とナット41との間に介装されたスラスト軸受39を示し、符号45は第1押圧ブロック21と第2押圧ブロック23との間に介装された付勢手段たる圧縮コイルばねを示している。
【0023】
両押圧ブロック21,23は、内側上部に傾斜押圧面51,53を有しており、図2に示した固定状態ではこれら傾斜押圧面51,53がインナコラム5の外周面に当接している。また、押圧ブロック保持孔17,19の底面が外側に向かって下がる傾斜案内面55,57となっており、両押圧ブロック21,23の下面はこれら傾斜案内面55,57に対応した傾斜面59,61となっている。
【0024】
以下、第1参考例の作用を述べる。
第1参考例のステアリングコラム装置では、運転者の交代等によってステアリングホイールの位置が不適切となった場合、運転者が先ず締付レバー35を所定の回転方向(以下、開放方向と記す)に所定量回動させる。すると、カム機構37の固定側カム31と可動側カム33とが相対回動し、そのカムプロフィールに応じて両カム31,33が接近する。
【0025】
これにより、図3に示したように、ボルト29の頭部30と固定側カム31との間隔が拡大し、圧縮コイルばね45に付勢されることも相俟って、第1押圧ブロック21と第2押圧ブロック23とは相離反して共に外側に移動する。この際、両押圧ブロック21,23は、それぞれの傾斜面59,61が押圧ブロック保持孔17,19の傾斜案内面55,57に摺接しているため、重力の作用によって降下する。
【0026】
その結果、インナコラム5の外周面から両押圧ブロック21,23の傾斜押圧面51,53が十分に離間し、円滑なテレスコピック調整を行うことが可能となる。
【0027】
運転者は、インナコラム5をテレスコピック動させてステアリングホイールを所望の位置に調整すると、今度は締付レバー35を最前とは逆の回転方向(以下、固定方向と記す)に所定量回動させる。すると、カム機構37の固定側カム31と可動側カム33とが離反し、上述とは逆の手順でインナコラム5が固定される。
【0028】
この際、固定側カム31と可動側カム33とは、相対回動量に拘わらず所定量以上離反しないため、従来装置で問題となっていた過度の締め付け(両押圧ブロック21,23のインナコラム5への過度の押し付け)は起こらない。尚、固定側カム31と可動側カム33とのカムプロフィールを適宜設定することにより、締付レバー35にクリック感を与えたり、締付レバー35の回動角度を所定の範囲に規制することが可能である。
【0029】
図4は第1実施形態に係るステアリングコラム装置の要部縦断面図であり、図5は図4中のB部拡大図である。これらの図に示したように、本実施形態の全体構成は上述した第1参考例と略同様であるが、固定側カム31が第2押圧ブロック23の外端面に一体的に形成されている。これにより、第1実施形態では構成部品点数が減少すると共に、締付レバー35の操作時におけるがたが減少した。
【0030】
図6は第2参考例に係るステアリングコラム装置の要部縦断面図である。第2参考例は、第1参考例,第1実施形態とは異なり、押圧ブロック駆動手段としてねじ機構を用いたものである。すなわち、第2参考例は、前述した従来装置と同様に、第1押圧ブロック21にねじ込まれた締付ボルト71と、この締付ボルト71の先端のねじ部73に螺合するナット75と、このナット75に固着された締付レバー35とを有しており、締付レバー35を回動させることにより、両押圧ブロック21,23が互いに接近あるいは離反し、インナコラム5が固定あるいは開放される。図6中の符号77は締付ボルト71を固定するためのロックナットを示している。
【0031】
第2参考例においても、第1参考例,第1実施形態と同様に、押圧ブロック保持孔17,19の底面が外側に向かって下がる傾斜案内面55,57となっており、両押圧ブロック21,23の下面はこれら傾斜案内面55,57に対応した傾斜面59,61となっている。そのため、運転者が締付レバー35を開放方向に操作し、第1押圧ブロック21と第2押圧ブロック23とが相離反して共に外側に移動すると、両押圧ブロック21,23が第1参考例と同様に重力の作用によって降下する。
【0032】
これにより、インナコラム5の外周面から両押圧ブロック21,23の傾斜押圧面51,53が十分に離間し、円滑なテレスコピック調整を行うことが可能となる。
【0033】
図7は第3参考例に係るステアリングコラム装置の側面図であり、図8は図7中のC部拡大図であり、図9は図8中のD−D拡大断面図である。第3参考例の発明に係る構成は前述した第2参考例と略同様であるが、ロックハウジング15が鋼板プレス成形品のチルトブラケット81により挟持されており、チルトブラケット81に形成されたチルト調整孔83内を移動するチルトボルト85が締付ボルトを兼用している。
【0034】
第3参考例では、運転者が締付レバー35を開放方向に回動させると、チルトブラケット81がその弾性によって所定量拡開し、ステアリングコラム1が上下方向に移動可能になる。また、チルトブラケット81による挟圧が解かれることにより、第1押圧ブロック21と第2押圧ブロック23とが相離反して共に外側に移動し、両押圧ブロック21,23が第1実施形態と同様に重力の作用によって降下する。
【0035】
これにより、運転者はステアリングホイールを把持してチルト調整を行うことが可能になると同時に、円滑なテレスコピック調整を行うことが可能となる。
【0036】
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明の態様は上記実施形態に限られるものではない。例えば、上記各実施形態では左右の押圧ブロックにそれぞれ傾斜案内面を設けたが、どちらか一方の押圧ブロックのみに設けるようにしてもよい。また、押圧ブロックは、鋼やアルミ合金等を素材とする切削加工品や鋳造品、鍛造成形品としてもよいが、焼結合金の成形品等としてもよい。その他、押圧ブロックの具体的形状や押圧ブロック駆動手段の構成等は、本発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のステアリングコラム装置によれば、後端部にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフトと、このステアリングシャフトを回動自在に支持すると共に、当該ステアリングシャフトと共に軸方向に伸縮動するステアリングコラムと、このステアリングコラムを所定の伸縮状態で固定するテレスコ固定手段とを備えたステアリングコラム装置であって、前記ステアリングコラムが、車体側に固定されるアウタコラムと、当該アウタコラムに摺動自在に内嵌するインナコラムとから構成され、前記テレスコ固定手段が、前記アウタコラムに形成されたロックハウジングと、当該ロックハウジングに摺動自在に保持されて前記インナコラムの外周面を挟むかたちで進退する第1および第2押圧ブロックと、当該第1および第2押圧ブロックを当該インナコラムに圧接させる押圧ブロック駆動手段とから構成され、前記押圧ブロック駆動手段が、前記第2押圧ブロックに設けられた固定側カムと、当該固定側カムに対峙する回転側カムと、当該回転側カムの回動に供される締付レバーと、当該回転側カムと前記第1押圧ブロックとの間隔を規制する間隔規制手段とを備えたものとしたため、固定側カムと回転側カムとのカムプロフィールを適宜設定することにより、締付レバーの操作量に対する両押圧ブロックの移動量を比較的自由に設定することが可能となる他、固定側カムと回転側カムとの間にストッパを形成することで締付レバーの過剰な締め付けを防止できる。
【0038】
また、押圧ブロック駆動手段が、ロックハウジングに形成され、第1および第2押圧ブロックが相離反する際に、当該第1および第2押圧ブロックの少なくとも一方をインナコラムから離反する方向に下降または上昇させる傾斜案内部を備えたものにあっては、インナコラム開放時において、押圧ブロックが水平方向だけでなく垂直方向にもインナコラムから離反するため、インナコラムの開放がより確実に行われるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1参考例に係るステアリングコラム装置の側面図である。
【図2】図1中のA−A拡大断面図である。
【図3】第1参考例の作用を示す説明図である。
【図4】第1実施形態に係るステアリングコラム装置の要部縦断面図である。
【図5】図4中のB部拡大図である。
【図6】第2参考例に係るステアリングコラム装置の要部縦断面図である。
【図7】第3参考例に係るステアリングコラム装置の側面図である。
【図8】図7中のC部拡大図である。
【図9】図8中のD−D拡大断面図である。
【図10】従来装置の要部縦断面図である。
Claims (2)
- 後端部にステアリングホイールが装着されるステアリングシャフトと、
このステアリングシャフトを回動自在に支持すると共に、当該ステアリングシャフトと共に軸方向に伸縮動するステアリングコラムと、
このステアリングコラムを所定の伸縮状態で固定するテレスコ固定手段と
を備えたステアリングコラム装置であって、
前記ステアリングコラムが、車体側に固定されるアウタコラムと、当該アウタコラムに摺動自在に内嵌するインナコラムとから構成され、
前記テレスコ固定手段が、前記アウタコラムに形成されたロックハウジングと、当該ロックハウジングに摺動自在に保持されて前記インナコラムの外周面を挟むかたちで進退する、それぞれ焼結合金製成形品である第1および第2押圧ブロックと、当該第1および第2押圧ブロックを当該インナコラムに圧接させる押圧ブロック駆動手段とから構成され、
前記押圧ブロック駆動手段が、前記第1押圧ブロックと前記第2押圧ブロックとを離反する方向に付勢する付勢手段と、前記第2押圧ブロックに形成され、該第2押圧ブロックの一部をなす固定側カムと、当該固定側カムに対峙する回転側カムと、当該回転側カムの回動に供される締付レバーと、当該回転側カムと前記第1押圧ブロックとの間隔を規制する間隔規制手段とを備えたことを特徴とするステアリングコラム装置。 - 前記押圧ブロック駆動手段が、前記ロックハウジングに形成され、前記第1および第2押圧ブロックが相離反する際に、当該第1および第2押圧ブロックの少なくとも一方を前記インナコラムから離反する方向に下降または上昇させる傾斜案内部を更に備えたことを特徴とする、請求項1に記載のステアリングコラム装置。
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