JP4053806B2 - 電池ボックス - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、電池を収納する電池ボックスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、電子機器などの電池ボックスに電池を収納する際には、フック部、フック部を押圧するスプリング部、フック部をスライドさせてフック部を電池ボックスにロックさせたり、そのロックを解除するロックボタンなどからなる電池ロック構造が多用されている。
【0003】
しかしながら、フック部、スプリング部、ロックボタンなどは個別部品として構成されているので、部品点数が増加する上、組み立て工数が増加しコストアップの要因となっている。また、フック部やロックボタンなどを電池ボックスに取り付けるために貫通孔を設けるタイプのものは、さらされる環境条件の如何によっては、その貫通孔から水などが侵入して電子機器の部品が損なわれる恐れがある。
【0004】
この問題を解決するため、例えば特開平10−42015号公報には、フック部、スプリング部、ロックボタンを電子機器筐体の外側に備えるとともに、筐体外側に設けた切り欠き溝にロックボタンを嵌入させることにより、貫通孔をなくし浸水の問題を解消するとともに、フック部とロックボタンとを一体化することにより部品点数を減らした電池ロック構造が開示されている。
【0005】
また部品の一体化による部品点数の削減はこのほかにもいろいろな試みがなされている。
【0006】
図1は、従来から一般的に用いられている電池ロック構造を示す図である。
【0007】
図1において、例えば電池が収容される電池ボックスの一部にシャフト部1とスプリングストッパ部2が設けられている。フック部6は、収容された電池をロックするロック爪3aのある頭部3とシャフト1により回動自在に軸着された円形の胴部4とを有している。そして、渦巻き状の板ばね5の、その渦巻き状の板ばねの中心5bは、シャフト1に嵌め込まれ、L字状に曲げられた一方の端部5aは、電池ボックスのスプリングストッパ部2に固設され、直線状に伸びた他方の端部5cは、フック部6の頭部3に固定されている。したがって、フック部6は、通常は渦巻き状の板ばね5により筐体の内側方向Aに付勢されているので、ロック爪3aにより筐体に収容された電池がロックされる。電池を取り外したり、新たな電池を収納するときは、フック部6を電池ボックスの内側方向Aと反対方向に押して回動させ、ロック爪3aによる電池のロックを解除することができる。新たな電池を収納した後、フック部6を離せば、渦巻き状の板ばね5の作用によりフック部6は再び元の位置に戻るので、ロック爪3aにより電池がロックされる。
【0008】
しかしながら、フック部6と渦巻き状の板ばね(弾性体)5とはそれぞれ別部品となっていることから、板ばねを樹脂製にするとともに、シャフトをなくし、フック部と板ばねとを一体化することにより部品点数をさらに減らしたものも考えられるが、樹脂は金属と比べて曲げ特性の温度変化が大きく、高温下では、曲げ弾性率が低下するので、ロックする力が低下してしまうという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑み、部品点数を減らすとともに、環境温度が変化しても電池をロックする力が低下しない電池ロック構造を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明の電池ボックスは、電池を収納する電池ボックスにおいて、
電池を収容する電池収容部が形成されるとともに壁の一部が板ばねとして形成された金属製の電池収容枠体と、
上記板ばねに固定され、該板ばねの付勢力と協同して上記電池収容部に収容された電池の該電池収容部への収容方向背面を係止することにより、該電池の該電池収容部からの抜けを防止する係止部材とを備えたことを特徴とする。
【0011】
このように、電池収納部の電池収容枠体が金属製の板ばねにより形成されるとともに、係止部材が、その板ばねの付勢力を活用し、協同して電池の抜けを防止するので、電池ロック構造の部品点数を少なくするとともに、ロックする力は温度変化による影響をほとんど受けない。
【0012】
また、上記電池収容部に収容された電池を排出する方向に付勢する弾性部材を備えたことも好ましい態様である。
このような弾性部材を備えれば、電池収納部に収納された電池をより強固にロックすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の電池ボックスの実施形態について説明する。
【0014】
図2は、本実施形態の電池ボックスを示す概略図である。
図2に示す電池ボックス10は、3方を囲う金属製の電池収容枠体11、1213があり、その電池収容枠体11、12、13により専用の2次電池20を収容する電池収容部14が形成されている。3方を囲う金属製の電池収容枠体11、12、13のうち、専用の電池20の収容方向Cに並行する第1の電池収容枠体12と第2の電池収容枠体13とは共に板ばねで形成されており、そのうちの第1の電池収容枠体12には、その板ばねとして形成された第1の電池収容枠体12の付勢力と協同して電池収容部14に収容された専用の電池20の、矢印C方向の背面20bを係止することにより電池収容部14からの抜けを防止する係止部材15を備えている。
【0015】
電池収納部14の第1の電池収容枠体12に備える係止部材15は、プラスチック部材からなり、板ばねとして形成された第1の電池収容体12と同一平面をなす平面部分15aおよびその平面部分15aからL字形に屈曲した屈曲部分15bとを有しており、第1の電池収容枠体12の端部12aに接着剤で固着されている。
【0016】
この第1の電池収容枠体12は、板ばねとして形成されているので、係止部材15を矢印B方向と反対方向に手で押圧すると、板ばねとして形成された第1の電池収容枠体12が電池収納部14の外側に曲がって電池収納スペースが広がり、手を係止部材15から離すと第1の電池収容枠体12が元の状態に戻るようになっている。
【0017】
本実施形態では、第1の電池収容枠体12と第2の電池収容枠体13とが共に板ばねとして形成されており、手で係止部材15を外側に向けて押圧した後に、手を係止部材15から離したときに復元する復元力は、他の金属製の部分と比べてより強力になっている。ただし、必ずしも両方の面を板ばねとして形成する必要はなく、係止部材15が取り付けられている第1の電池収容枠体12だけを板ばねとして形成してもよい。
【0018】
また、係止部材15は、ここではプラスチック部材を用いているが、必ずしもプラスチック部材に限定する必要はなく、金属部材であってもよい。さらに、係止部材15は、第1の電池収容枠体12に接着剤で固着されているが、必ずしも接着剤で固着する必要はなく、係止部材15が金属部材である場合には、溶接により固定されたものであってもよく、第1の電池収容枠体12と一体形成されたものであってもよい。
【0019】
電池収納部14に収納される専用の2次電池20は、電力供給用の2つの電極22と、電池識別用電極23とを有している。また、電池収納部14の電池収納方向Cの正面には、収納される専用の2次電池20の電力供給用の2つの電極22と接触して、電子機器などに電力を供給する2つの端子16と電池識別電極23からの情報を受ける1つの端子17、および専用の2次電池20が収納されるとその専用の2次電池20を、電池収納部10から排出する方向(矢印C方向と逆向き)に付勢するばね18とを備えている。
【0020】
ここで、本実施形態では、ばね18が備えられているが、ばね18に限定する必要はなく、弾性部材であればよい。また、電池収納部14に収納される電池は、専用の2次電池20に限定する必要はなく、複数の電池が組み込まれた電池パックであってもよい。ただし、電池パックに収納された電池が、1次電池であるか2次電池であるかが不明であると誤充電される恐れがあるため、電池収容部14の電池収容方向Cの正面に3つの端子16、17、18を備え、例えば収容された電池が1次電池であるときは、電池パックに設けた識別電極23から、電池収納部14の3つの端子16、17、18のうちの中央の端子17に導通がないように構成することによって、充電回路の形成を阻止したり、ランプ表示により警告するなどの措置を講ずることができる。
【0021】
この電池収納部14に専用の2次電池20を収納するときには、例えば係止部材15を手で矢印B方向とは反対側に押し、板ばねとして形成された第1の電池収容枠体12を曲げるようにして電池収納部14を広げ、次に、専用の2次電池20をばね18の付勢に逆らって矢印C方向に、専用の2次電池20の電極22が電池収納部14の端子16に接触するまで充分押し込んだ後、係止部材15から手を離す。すると、電池収納部14の板ばねとして形成された第1の電池収容枠体12が弾力で矢印B方向に戻るのと同時に、係止部材15の屈曲部分15bが専用の2次電池20の、電極22がある側とは反対側の背面20bに係合するので、専用の2次電池20は電池収納部10にロックされる。また、ロックされるのと同時に、電池収納部14に設けたばね18が専用の2次電池20を排出する方向に付勢するので、係止部材15の屈曲部分15bに専用の2次電池20の背面20bがより強固にロックされる。
【0022】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明の電池ボックスによれば、電池収容部の一部が金属製の板ばねとして形成され、その板ばねと協同して、その板ばねに取り付けた係止部材により電池背面が係止されるように構成されているので、部品点数を削減することができるとともに、その板ばねが金属製であることから高温環境下でもほとんど影響を受けることなく機能を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来から一般的に用いられているロック機構を示す図である。
【図2】本実施形態の電池ロック機構を示す概略図である。
【符号の説明】
1 シャフト部
2 スプリングストップ部
3 頭部
3a ロック爪
4 胴部
5 渦巻状の板ばね
5a 一方の端部
5b 他方の端部
6 フック部
10 電池ボックス
11 電池収容枠体
12 第1の電池収容枠体
12a 端部
13 第2の電池収容枠体
14 電池収容部
15 係止部材
15a 平面部分
15b 屈曲部分
16 2つの端子
17 1つの端子
18 ばね
20 専用の2次電池
20b 背面
22 2つの電極
23 電池識別用電極
Claims (2)
- 電池を収納する電池ボックスにおいて、
電池を収容する電池収容部が形成されるとともに壁の一部が板ばねとして形成された金属製の電池収容枠体と、
前記板ばねに固定され、該板ばねの付勢力と協同して前記電池収容部に収容された電池の該電池収容部への収容方向背面を係止することにより、該電池の該電池収容部からの抜けを防止する係止部材とを備えたことを特徴とする電池ボックス。 - 前記電池収容部に収容された電池を排出する方向に付勢する弾性部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の電池ボックス。
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