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JP4053488B2 - カウルトップガーニッシュ構造 - Google Patents

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Description

この発明は、自動車等の車両に用いられるカウルトップガーニッシュ構造に関する。
従来、自動車等の車両において、フロンドウインドウガラスの下縁部とエンジンフードの後縁部との間には、車体のカウルボックス部の一部を構成する樹脂製のカウルトップガーニッシュが設けられることが一般的である。このようなカウルトップガーニッシュの中には、その両端部が湾曲し、フロントウインドウガラス側縁部に配設されたウインドウサイドモールに沿うように延びる延出部が形成されるものがある。この場合、延出部とウインドウサイドモールとが連なるように接続され、カウルトップガーニッシュとウインドウサイドモールとを一体的に見せることで、接続部分の見栄えの向上が図られている(例えば、特許文献1参照。)。
実開平6−83412号公報
ところで、カウルトップガーニッシュは、自身がフロントウインドウガラスの下縁に沿って延在する部品であることから、車幅方向での公差が比較的大きく、かつ熱の影響を受けた場合には主として車幅方向で伸縮するものである。このため、カウルトップガーニッシュとウインドウサイドモールとの接続部分においては、上記公差や伸縮を吸収できるような構造であることが望ましい。
そこでこの発明は、カウルトップガーニッシュとウインドウサイドモールとの接続部分の見栄えを向上させると共に、カウルトップガーニッシュ自身の公差や伸縮を吸収できるカウルトップガーニッシュ構造を提供する。
上記課題の解決手段として、請求項1に記載した発明は、車体(例えば実施例の車体2)のカウルボックス部(例えば実施例のカウルボックス部10)の一部を構成するカウルトップガーニッシュ(例えば実施例のカウルトップガーニッシュ11)の端部が、ウインドウサイドモール(例えば実施例のウインドウサイドモール26)の下端部に重なり合うカウルトップガーニッシュ構造において、前記カウルトップガーニッシュの端部にフロントフェンダ(例えば実施例のフロントフェンダ6)の上縁部に車内側から係合する係止爪(例えば実施例の係止爪39)と、前記ウインドウサイドモールの上面(例えば実施例の上面26b)に車外側から密接する可撓性を有するリップ(例えば実施例のリップ40)とが設けられ、前記係止爪及びリップが同一の可撓部材により一体に形成されることを特徴とする。
この構成によれば、カウルトップガーニッシュとウインドウサイドモールとの接続部分において、これらの間の隙間及び段差がリップにより吸収され、カウルトップガーニッシュとウインドウサイドモールとが滑らかに連なった外観となる。また、カウルトップガーニッシュの部品公差や熱の影響による伸縮が、可撓性を有するリップの変形により柔軟に吸収される。
請求項2に記載した発明は、前記カウルトップガーニッシュの端部に、前記ウインドウサイドモールに沿うように延びる延出部(例えば実施例の延出部27)が形成され、該延出部がウインドウサイドモールの下端部に重なり合うと共に、該延出部の先端部に前記リップが設けられ、該リップに隣接して前記係止爪が設けられることを特徴とする。

この構成によれば、請求項1に記載の作用効果に加え、カウルトップガーニッシュの端部が、延出部を介してウインドウサイドモールに連なって見える。しかも、カウルトップガーニッシュとウインドウサイドモールとが実際に大型の一体部品とされず、これらが別体構成のままとされる。
請求項3に記載した発明は、前記カウルトップガーニッシュのガーニッシュ本体(例えば実施例のガーニッシュ本体11A)が硬質樹脂からなり、前記リップがガーニッシュ本体と一体に形成される軟質弾性材からなることを特徴とする。
この構成によれば、カウルトップガーニッシュ自身の部品点数を増加させず、かつ一体感を出すことができる。このため、カウルトップガーニッシュとウインドウサイドモールとの接続部分の構成を簡素化し、かつ目立たなくして、該接続部分の外観を良好に保つことができる。また、カウルトップガーニッシュ全体が軟質弾性材で形成される場合と比べて、カウルトップガーニッシュの形状が自身の剛性により保たれる。
請求項1に記載した発明によれば、カウルトップガーニッシュとウインドウサイドモールとの継ぎ目が目立たなくなり、これらの接続部分の見栄えを向上させることができる。また、カウルトップガーニッシュの公差や伸縮に影響されることなく、カウルトップガーニッシュとウインドウサイドモールとの接続部分の外観を良好に保つことができる。
請求項2に記載した発明によれば、カウルトップガーニッシュとウインドウサイドモールとの一体的な外観を得ることができる。しかも、カウルトップガーニッシュとウインドウサイドモールとが別体構成のままであるため、カウルトップガーニッシュ及びウインドウサイドモールの車体への組み付けを良好に行うことができる。
請求項3に記載した発明によれば、カウルトップガーニッシュとウインドウサイドモールとの接続部分の構成を簡素化し、かつ目立たなくして、該接続部分の外観を良好に保つことができる。また、カウルトップガーニッシュの形状が自身の剛性により保たれるため、カウルトップガーニッシュを取り回し易く、かつ車体への固定部を増設する等の必要もないので、カウルトップガーニッシュの組み付け性を良好に保つことができる。
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きの記載は車両における向きと同一のものとする。また、図中矢印FRは車両前方を、矢印RH及びLHは車両右方及び左方をそれぞれ示す。
図1に示すように、この実施例の自動車等の車両1は、その車体2の前部にエンジンルーム2a有するものである。エンジンルーム2aはその上方からエンジンフード3で覆われ、エンジンフード3の後方にはフロントウインドウガラス4及びルーフ5が連なる。ルーフ5の前縁部両端は左右のフロントピラー8,8により支持される。また、エンジンフード3の両側方にはフロントフェンダ6,6が配設される。エンジンフード3は、その後部両側に設けられたヒンジ(図3,4,6参照)7により車幅方向に沿う軸線Eを中心として開閉可能である。そして、エンジンフード3の後縁とフロントウインドウガラス4の前縁(下縁)との間には、外気導入及び雨水の排出等のためのカウルボックス部10の一部を構成する樹脂製のカウルトップガーニッシュ11が配設される。なお、12はフロントウインドウガラス4用のワイパー装置であり、このワイパー装置12のワイパーピボット(不図示)がカウルトップガーニッシュ11を貫通して車外側に突出する。
図2に示すように、カウルボックス部10は、上方に向かって凸形とされる鋼板製のウインドシールドパネルアッシ13と、下方に向かって凸形とされる同じく鋼板製のダッシュアッパーパネルアッシ14とを備え、これらが複数の各ステフナ部材15と共に適宜接合されることで、両フロントフェンダ6,6に渡る一体のボックス構造が形成される。これら鋼板部材によるボックス構造部分は、フロントウインドウガラス4の前縁よりも後方に位置しており、フロントウインドウガラス4の前縁部をウインドシールドパネルアッシ13が接着材及びシール材を介して支持している。カウルトップガーニッシュ11は、カウルボックス部10の上部前側に、エンジンフード3の後縁とフロントウインドウガラス4の前縁との間を閉塞するように取り付けられる。
カウルトップガーニッシュ11は、エンジンフード3の後縁とフロントウインドウガラス4の前縁との間で外部に露出する断面略逆V字形状の上壁部16を有する。上壁部16の前部はカウルトップガーニッシュ11の前縁部11aを構成しており、この前縁部11aがエンジンフード3の後縁部3aと略面一に設けられる。具体的には、前縁部11aの外表面11bは、エンジンフード3の後縁部3aの外表面3bを後方に延長するように形成され、下方に凸となるように緩やかに湾曲した形状とされる。上壁部16の後部は、前縁部11aの後縁から斜め下後方に延びてフロントウインドウガラス4の前縁部に着地する脚部18とされ、この脚部18の先端部がフロントウインドウガラス4の外表面4b沿いに屈曲して当接部19とされる。なお、説明中の「外表面」とは車外側の面を意味する。
ここで、当接部19の先端部は、軟質弾性材(例えばエラストマー)からなるガラス用リップ20として構成される。このガラス用リップ20はカウルトップガーニッシュ11と一体に形成されるもので、フロントウインドウガラス4に向かって延びてその外表面4bに密接し、これらの間の隙間や段差を吸収することで外観品質の向上を図っている。なお、カウルトップガーニッシュ11の上壁部16右側には、ワイパー装置12のワイパーアームの基部及び不図示のワイパーピボットに対応する取り付け凹部16aが形成される(図3,5参照)。
一方、カウルトップガーニッシュ11の下部には、上壁部16の前縁から断面略クランク状に変化した後に斜め下後方に延びてダッシュアッパーパネルアッシ14の前縁部に着地する下側脚部21が設けられ、この下側脚部21の先端部にはダッシュアッパーパネルアッシ14への下側当接部22が屈曲成形される。下側脚部21の上端部には、斜め上前方に突出するシールフランジ23が設けられ、このシールフランジ23にはウェザーストリップ24が装着される。このウェザーストリップ24は、エンジンルーム2a内への雨水等の浸入を防止するべく、閉状態のエンジンフード3の後縁部3a車内側に設けられたシール面25に密接するものである。
また、図1に示すように、フロントウインドウガラス4の前縁及びエンジンフード3の後縁は、上面視で車幅方向中央側が外側よりも前方に位置するように緩やかに湾曲しているため、カウルトップガーニッシュ11も同様に湾曲して設けられる。また、エンジンフード3の後縁はフロントウインドウガラス4の前縁よりも深く湾曲しているため、カウルトップガーニッシュ11の前後方向での幅が端部側(車幅方向外側)に位置するほど狭まるように形成される。そして、カウルトップガーニッシュ11の両端部には、フロントウインドウガラス4側縁部に配設されたウインドウサイドモール26に沿うように湾曲して延びる延出部27,27が形成され、これら各延出部27がそれぞれ対応する側のウインドウサイドモール26に連なるように接続されている(図3,4参照)。
図3に示すように、カウルトップガーニッシュ11の延出部27は、フロントフェンダ6の上縁部6aよりも車幅方向内側に設けられる。フロントフェンダ6の上縁部6aとは、フロントピラー8の下端部8aに連なるように延びるフロントフェンダ6のピラー部28の一部である。フロントピラー8及びピラー部28は、その下端及び上端がピラー側パーティング29で突き合わされ、それぞれの外表面8b、28bを略面一にして連なる。また、フロントピラー8の外表面8bは、ウインドウサイドモール26の上面(外表面)26bとも略面一である。エンジンフード3とフロントフェンダ6とのパーティング(以下、フード側パーティングという)30は、その後端部が後方に位置するほど車幅方向内側に位置するように湾曲している(図5参照)。
延出部27における前縁部11aと連なる部位をカウルトップガーニッシュ11の側縁部31とすると、この側縁部31は、前縁部11aの外表面11bと略面一に連なる外表面31bを有する。この外表面31bは、エンジンフード3の後縁部3aの外表面3b、及びフロントフェンダ6の上縁部6aの外表面6bとも略面一である。そして、側縁部31におけるエンジンフード3の後縁部側端3cの開閉軌跡と交差する部位は、軟質弾性材(例えばエラストマー)からなる可撓部33として構成される。この可撓部33は、これと比べて硬質な樹脂(例えばポリプロピレン)からなるカウルトップガーニッシュ11のガーニッシュ本体11Aと一体に形成されるものである。なお、図中3’及び3c’は、開時のエンジンフード及びその後縁部側端を示す。
可撓部33は、側縁部31のフロントフェンダ6側の外縁34からエンジンフード3の後縁部側端3cよりも車幅方向内側の部位まで延びるように形成される。具体的には、可撓部33は、側縁部31の外表面31b上において、フロントフェンダ6側の外縁34の前部を底辺とし、頂部35が車幅方向内側に突出する略三角形状に形成される。可撓部33の外表面は側縁部31の外表面31bと面一である。可撓部33の頂部35を挟む二辺は、フード側パーティング30の後端部に連続するように設けられ頂部35の前側に位置する前側辺36、及び頂部35の後側に位置する後側辺37である。そして、フード側パーティング30の後端部が車幅方向内側に向かって湾曲していることで、これに連続する前側辺36も同様に湾曲し、その結果、可撓部33の頂部35がエンジンフード3の後縁部側端3cよりも車幅方向内側に位置している。
側縁部31におけるフロントフェンダ6の上縁部6aとフェンダ上部パーティング32を挟んで隣接する部位は、可撓部33と同一の軟質弾性材からなる緩衝部38として構成される。この緩衝部38は、フロントフェンダ6側の外縁34に沿って略同一幅に形成され、かつ可撓部33と一体に連なる。つまり、緩衝部38も可撓部33と同様にガーニッシュ本体11Aと一体に形成される。緩衝部38の外側方には、これと同一の軟質弾性材からなる係止爪39が一体に形成されており、この係止爪39がフェンダ上部パーティング32を跨ってフロントフェンダ6に車内側から係合することで、カウルトップガーニッシュ11の両端部の浮きを抑えている。
延出部27の先端は、ピラー側パーティング29と連続するように設けられる。そして、延出部27の先端部は、可撓部33及び緩衝部38と同一の軟質弾性材からなる可撓性を有するリップ40として構成される。このリップ40は緩衝部38と一体に連なっており、緩衝部38及び可撓部33と共にガーニッシュ本体11Aと一体に形成される。ウインドウサイドモール26は、その下端部がピラー側パーティング29よりも下方まで延び、この下端部にカウルトップガーニッシュ11の延出部27が車外側から重なり合った状態で接続される。
リップ40は延出部27の先端側からウインドウサイドモール26に向かって延び、ウインドウサイドモール26の下端部にカウルトップガーニッシュ11の延出部27が重なり合い接続された状態で、リップ40の先端部がウインドウサイドモール26の上面(外表面)26bに密接するようになっている(図8参照)。
なお、図4における要部は図3における要部とほぼ左右勝手違い対称の構成を有しており、同一部分に同一符号を付してその説明は省略する。
図5は延出部27近傍を上方から見た図であり、可撓部33の頂部35がエンジンフード3の後縁部側端3cよりも後方でかつ車幅方向内側に位置することを示している。エンジンフード3は、その後縁部3aの側端側が車幅方向中央側よりも後方に位置するように湾曲している関係で、エンジンフード3開時には、後縁部側端3cがカウルトップガーニッシュ11に最も接近するようになっている。
図6に示すように、この車両1では、エンジンフード3全開時にはその後縁部側端3cが可撓部33に干渉するようにエンジンフード3の開度が設定されている。そして、後縁部側端3cの干渉は、可撓部33が車内側に撓む(弾性変形する)ことで吸収される。
図7はリップ40周辺の断面図であり、ウインドウサイドモール26の下端部にカウルトップガーニッシュ11の延出部27が重なり合い接続された状態で、リップ40の先端部がウインドウサイドモール26の上面26bに密接することを示している。ウインドウサイドモール26とカウルトップガーニッシュ11とが接続された状態では、延出部27はウインドウサイドモール26の上面26bに当接せず、これらの間に所定の間隙が設けられるが、可撓性を有するリップ40がウインドウサイドモール26の上面26bに密接することで、延出部27先端とウインドウサイドモール26の上面26bとの間の間隙及び段差が吸収される。
図8に示すように、カウルトップガーニッシュ11とウインドウサイドモール26との接続部分は特に車室側から見え易い部分ではあるが、延出部27先端とウインドウサイドモール26の上面26bとの間の間隙及び段差がリップ40により吸収されることで、カウルトップガーニッシュ11とウインドウサイドモール26とが滑らかに連なった外観となり、これらの継ぎ目が目立たなくなって見栄えが向上する。
なお、図5〜図8はカウルトップガーニッシュ11の右側部周辺を示し、同部品の左側部周辺はほぼ左右勝手違い対称の構成を有するものとしてその図示及び説明は省略する。
上記実施例によれば、車体2のカウルボックス部10の一部を構成するカウルトップガーニッシュ11の両端部に、ウインドウサイドモール26に沿うように延びる延出部27が形成され、この延出部27がウインドウサイドモール26の下端部に重なり合うと共に、ウインドウサイドモール26の上面26bに密接する可撓性を有するリップ40が設けられることで、カウルトップガーニッシュ11とウインドウサイドモール26との接続部分において、これらの間の隙間及び段差がリップ40により吸収され、カウルトップガーニッシュ11とウインドウサイドモール26とが滑らかに連なった外観となる。
このため、カウルトップガーニッシュ11とウインドウサイドモール26との継ぎ目が目立たなくなり、これらの接続部分の見栄えを向上させることができる効果がある。
さらに、カウルトップガーニッシュ11の部品公差や熱の影響による伸縮が、可撓性を有するリップ40の変形により柔軟に吸収される。
このため、カウルトップガーニッシュ11の公差や伸縮に影響されることなく、カウルトップガーニッシュ11とウインドウサイドモール26との接続部分の外観を良好に保つことができる効果がある。
さらにまた、カウルトップガーニッシュ11の両端部が、延出部27を介してウインドウサイドモール26に連なって見える。
このため、カウルトップガーニッシュ11とウインドウサイドモール26との一体的な外観を得ることができる効果がある。
しかも、カウルトップガーニッシュ11とウインドウサイドモール26とが実際に大型の一体部品とされず、これらが別体構成のままとされる。
このため、カウルトップガーニッシュ11及びウインドウサイドモール26の車体2への組み付けを良好に行うことができる効果がある。
また、カウルトップガーニッシュ11のガーニッシュ本体11Aが硬質樹脂からなり、リップ40がガーニッシュ本体11Aと一体に形成される軟質弾性材からなることで、カウルトップガーニッシュ11自身の部品点数を増加させず、かつ一体感を出すことができる。
このため、カウルトップガーニッシュ11とウインドウサイドモール26との接続部分の構成を簡素化し、かつ目立たなくして、該接続部分の外観を良好に保つことができる効果がある。
しかも、カウルトップガーニッシュ11全体が軟質弾性材で形成される場合と比べて、カウルトップガーニッシュ11の形状が自身の剛性により保たれる。
このため、カウルトップガーニッシュ11を取り回し易く、かつ車体2への固定部を増設する等の必要もないので、カウルトップガーニッシュ11の組み付け性を良好に保つことができる効果がある。
なお、この発明は上記実施例に限られるものではなく、例えば、カウルトップガーニッシュ11のガーニッシュ本体11Aや可撓部33等の材質、及び形状は、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。また、可撓部33、緩衝部38、及びリップ40はそれぞれカウルトップガーニッシュ11の一部を構成するように一体に形成したが、別体の部材をカウルトップガーニッシュに接合してなるものであってもよい。さらに、カウルトップガーニッシュ11及びウインドウサイドモール26が車体2の外表面と面一の外表面を有していなくてもよい。
この発明の実施例における車両のカウルボックス部周辺の上面図である。 図1のA−A線に沿う断面図である。 カウルトップガーニッシュ右側部周辺の正面図である。 カウルトップガーニッシュ左側部周辺の正面図である。 図3の上面図である。 図5のB−B線に沿う断面図である。 図5のC−C線に沿う断面図である。 図5の矢印D方向から見た矢視図である。
符号の説明
2 車体
10 カウルボックス部
11 カウルトップガーニッシュ
11A ガーニッシュ本体
26 ウインドウサイドモール
26b 上面
27 延出部
40 リップ

Claims (3)

  1. 車体のカウルボックス部の一部を構成するカウルトップガーニッシュの端部が、ウインドウサイドモールの下端部に重なり合うカウルトップガーニッシュ構造において、
    前記カウルトップガーニッシュの端部にフロントフェンダの上縁部に車内側から係合する係止爪と、前記ウインドウサイドモールの上面に車外側から密接する可撓性を有するリップとが設けられ、前記係止爪及びリップが同一の可撓部材により一体に形成されることを特徴とするカウルトップガーニッシュ構造。
  2. 前記カウルトップガーニッシュの端部に、前記ウインドウサイドモールに沿うように延びる延出部が形成され、該延出部がウインドウサイドモールの下端部に重なり合うと共に、該延出部の先端部に前記リップが設けられ、該リップに隣接して前記係止爪が設けられることを特徴とする請求項1に記載のカウルトップガーニッシュ構造。
  3. 前記カウルトップガーニッシュのガーニッシュ本体が硬質樹脂からなり、前記リップがガーニッシュ本体と一体に形成される軟質弾性材からなることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のカウルトップガーニッシュ構造。
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