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JP4050029B2 - 廃棄物処理システム - Google Patents

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JP4050029B2
JP4050029B2 JP2001306641A JP2001306641A JP4050029B2 JP 4050029 B2 JP4050029 B2 JP 4050029B2 JP 2001306641 A JP2001306641 A JP 2001306641A JP 2001306641 A JP2001306641 A JP 2001306641A JP 4050029 B2 JP4050029 B2 JP 4050029B2
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  • Processing Of Solid Wastes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)
  • Separation Of Solids By Using Liquids Or Pneumatic Power (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品が消費された場合に不要になる容器または包装等の不純物を含む樹脂製容器包装廃棄物と、不純物を含む樹脂製産業廃棄物のうちの少なくとも一方の樹脂製廃棄物を利用する廃棄物処理システムに関するものである。
【0002】
【背景の技術】
現在、日本では年間約1千万トンの樹脂系廃棄物が排出されており、これら樹脂系廃棄物は、一般家庭で排出される使用済みの各種樹脂ボトル、樹脂製のラッピングフィルム、レジ袋や紙袋、カップ麺の容器、お菓子や玩具等の箱類、アルミ缶、スチール缶、ガラスびん等の容器包装廃棄物(一般廃棄物)と、工場で排出される食品コンテナ等の包装部材を形成した際に出る端材(産業廃棄物)とで占められている。また、これらとは別に、解体業者が解体した家屋の解体材、製材業者から排出される木材等の木材系廃棄物(産業廃棄物)とがある。
そして、このような廃棄物は、これまで焼却してサーマル・ケミカルリサイクルしたり、埋め立てたりすることで処理されてきたが、焼却によるダイオキシンの排出の問題や、埋め立て地のスペースが激減しており、その許容量に限界が生じてきている。また、焼却炉や鉄鋼所等から排出される汚泥、焼却スラグ、火山灰スラグ等も、最終処分場での廃棄が主であり、社会的に問題となっている。
そのため、このような廃棄物を資源として有効に活用するマテリアルリサイクル化の推進が望まれている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般家庭で排出される容器包装廃棄物は、通常、ゴミを出す際に、容器包装の素材ごとに、例えば、各種樹脂ボトル、アルミ缶、紙類等に分別して排出し、市町村等の自治体が回収して、さらに、分別されるが、これらの容器包装廃棄物は様々な樹脂や紙類、アルミ箔、金属類等の不純物が混入しており、成分が不明であり、また、汚れ等が付着しているので、この廃棄物を材料として再利用することが困難であった。
また、工場等で排出される産業廃棄物においては、ある程度はその成分が判断できるが、この場合においても依然として用途開発が進んでおらず、焼却してサーマル・ケミカルリサイクルや、埋め立て処分による処理に頼らざるを得ないのが現状であり、マテリアルリサイクル化は進んでいない。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、様々な廃棄物を利用して成形品を製造し、廃棄物量を低減してマテリアルリサイクル化を推進することのできる廃棄物処理システムを提供することを課題としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、例えば、図1に示すように、商品が消費された場合に不要になる容器または包装等の不純物を含む樹脂製容器包装廃棄物と、不純物を含む樹脂製産業廃棄物とのうちの少なくとも一方の樹脂製廃棄物を回収する樹脂製廃棄物回収工程1と、
この樹脂製廃棄物回収工程1で回収された不純物を含む樹脂製廃棄物を、粗粉砕する樹脂製廃棄物粗粉砕工程2と、
この樹脂製廃棄物粗粉砕工程2で得られた樹脂粉砕物および不純物粉砕物を、分別する分別工程3と、
この分別工程3で得られた特定種類の樹脂粉砕物を、有機系材料成形プラントで処理する樹脂粉砕物処理工程4と、
建設系廃木材を含む木質系産業廃棄物を回収する木質系廃棄物回収工程6と、
この木質系廃棄物回収工程6で回収された不純物を含む木質系産業廃棄物を、粗粉砕する木質系廃棄物粗粉砕工程7と、
この木質系廃棄物粗粉砕工程7で得られた木質系粉砕物を、前記有機系材料成形プラントで処理する木質系粉砕物処理工程8と、
前記有機系材料成形プラントで、前記樹脂粉砕物および前記木質系粉砕物を、1mm以下にそれぞれ細粉砕することによって樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを得る細粉砕工程5と、
前記樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを混練、溶融して混合材料とする混練工程9と、
前記混合材料を所定形状に成形する成形工程10と、を含み、
焼却スラグ及び/又は火山灰スラグ含み有機有害物質が高温分解されて無害化されたエコセメントを用いて板状のセメント板を成形し、このセメント板と、前記成形工程で所定形状に成形してなる木質様成形品と、を組み立てて建材を得ることを特徴とする。
【0005】
請求項1の発明によれば、前記樹脂製廃棄物回収工程1と、樹脂製廃棄物粗粉砕工程2と、分別工程3と、樹脂粉砕物処理工程4とを含むので、回収された樹脂製廃棄物は、前記樹脂製廃棄物粗粉砕工程2で粗粉砕されて、前記分別工程3で、ある程度、特定種類に分別されて前処理され、さらに、樹脂粉砕物処理工程4で処理されて、成形品を得ることができる。
したがって、従来では、再利用されずに焼却してサーマル・ケミカルリサイクルしたり、埋め立てたりすることで処理されていた樹脂製容器包装廃棄物や樹脂製産業廃棄物が材料として再利用されるので、樹脂製廃棄物の量を低減できるとともにマテリアルリサイクル化を図ることができる。
【0006】
前記樹脂製容器包装廃棄物とは、例えば、一般家庭で生じる使用済みの各種樹脂ボトル、樹脂製のラッピングフィルム、食品トレイ等が挙げられる。
前記樹脂製産業廃棄物とは、例えば、工場から出る食品コンテナ等の包装部材を形成した際に出る端材、家電等の製品解体時に出る樹脂、解体工事から出る建設廃材等が挙げられる。
【0007】
前記分別工程3では、例えば、樹脂粉砕物や不純物粉砕物を手作業で分別したり、高圧空気の力で吹き飛ばし、その飛距離によって分別したり、水中に流通させつつ、比重差によって分別したりする。
前記樹脂粉砕物を有機系材料成形プラントで処理するとは、樹脂粉砕物を混錬、溶融して成形するのは勿論のこと、この成形品にさらに表面加工や形状加工等の後加工を施すことも含み、さらには、樹脂粉砕物にそれ以外の物、例えば、木質系粉砕物や紙の粉砕物などを混錬、溶融して成形することや、その成形品に上述した後加工を施すことも含む。
【0009】
また、前記木質系廃棄物回収工程6と、木質系廃棄物粗粉砕工程7と、木質系粉砕物処理工程8とを含むので、回収された木質系産業廃棄物は、前記木質系廃棄物粗粉砕工程7で粗粉砕されて前処理され、さらに、木質系粉砕物処理工程8によって処理されて、成形品を得ることができる。
つまり、この有機系材料成形プラントでは、前記樹脂粉砕物と前記木質系粉砕物とを混練、溶融し、さらに所定形状に成形することによって容易に成形品を得ることができる。
したがって、このように木質系産業廃棄物が材料として再利用されるので、木質系産業廃棄物の量を低減できるとともにマテリアルリサイクル化を図ることができる。
【0010】
木質系産業廃棄物とは、例えば、住宅等の建物を解体した際に排出される木質廃材や家具を解体した際に排出される木質廃材、建物建築中に排出される木材の端材、おが屑等が挙げられる。
また、前記細粉砕工程5において、前記樹脂粉砕物および前記木質系粉砕物を細粉砕することによって、それぞれ1mm以下の樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを得ることができ、これら樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを混練工程9において、容易に混練、溶融することができ、樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを分離することなく、より均一に混合された混合材料とすることができる。よって、成形工程10でこの混合材料を容易に所定の形状に成形することができ、成形性が良好な樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを含む成形品を製造することができる。
したがって、樹脂製廃棄物と木質系産業廃棄物との両方を利用することにより、資源の有効利用および環境保護の観点からも優れる。
また、前記細粉砕工程5において、前記樹脂粉砕物や木質系粉砕物は1mm以下に細粉砕されるので、例えば、溶融する際に、融解しなかったものが、成形機に引っかかる等の不具合を生じることなく容易に成形することができ、また、樹脂粉砕物や木質系粉砕物に含まれていた金属類等の不純物を除去することができる。ここで、前記樹脂粉砕物や木質系粉砕物を1mm以下に細粉砕したのは、樹脂粉砕物や木質系粉砕物を1mmよりも大きく粉砕すると、樹脂粉砕物や木質系粉砕物が十分に融解されずに、これら樹脂粉砕物と木質系粉砕物とから成形品を成形するのに時間がかかるためである。
前記樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とから成形された成形品は、例えば、住宅の建材としてデッキ材、階段手摺、階段踏み板、サッシ枠、家具、テーブル・カウンター等に使用することができる。
さらに、焼却スラグ及び/又は火山灰スラグ含むエコセメントから成形された固体物と、前記樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とから成形された成形品とを組み立てて製品を得るので、従来、最終処分場での廃棄が主であった焼却スラグ及び/又は火山灰スラグ利用することができるとともに、完全に廃棄物のみを使用した製品とすることができる。よって、マテリアルリサイクル化を推進することができる。
前記エコセメントとは、都市ごみ焼却灰や汚水汚泥等の都市部で発生する廃棄物を原料に製造されるセメントとして知られているものや、焼却スラグ及び/又は火山灰スラグを主原料とした資源リサイクル型のセメント等であって、有機有害物質はエコセメントの製造工程で高温分解されて無害化されている。
【0011】
請求項の発明は、例えば、図1に示すように、請求項記載の廃棄物処理システムにおいて、
前記樹脂製廃棄物粗粉砕工程2では、樹脂製廃棄物を湿式で粗粉砕することを特徴とする。
【0012】
請求項の発明によれば、前記樹脂製廃棄物粗粉砕工程2では、樹脂製廃棄物を湿式で粗粉砕するので、樹脂製廃棄物に付着している水溶性液体、油分、糖分等の汚れが軽減されるとともに臭い成分も低減される。したがって、このような樹脂製廃棄物から様々な成形品を安定して製造することができ、用途の幅が広がる。
【0013】
前記樹脂製廃棄物を湿式で粗粉砕するには、例えば、粉砕機で樹脂製廃棄物を粉砕する際に、流水を粉砕機に供給することによって行う。
【0014】
請求項の発明は、例えば、図1に示すように、請求項記載の廃棄物処理システムにおいて、
前記樹脂製廃棄物粗粉砕工程2では、樹脂製廃棄物を乾式で粗粉砕することを特徴とする。
【0015】
請求項の発明によれば、前記樹脂製廃棄物粗粉砕工程2では、樹脂製廃棄物を乾式で粗粉砕するので、樹脂製廃棄物を乾燥した粉砕物とすることができる。
したがって、請求項のように樹脂製廃棄物を湿式で粗粉砕する場合に比して、粉砕することによって得られた粉砕物を脱水や乾燥処理する必要がなく、その手間が省ける。
【0016】
前記樹脂製廃棄物を乾式で粗粉砕するには、例えば、ハンマミル等の周知の粉砕装置を使用することによって行う。
【0017】
請求項の発明は、例えば、図1に示すように、請求項1〜のいずれかに記載の廃棄物処理システムにおいて、
前記分別工程3では、複数種類の樹脂粉砕物および不純物粉砕物を水中に流通させつつ、それらの比重差によって分別することを特徴とする。
【0018】
請求項の発明によれば、前記分別工程3では、複数種類の樹脂粉砕物および不純物粉砕物を水中に流通させつつ、それらの比重差によって分別するので、例えば、手作業による分別作業に比して、比較的簡単な装置で容易に複数種類の樹脂粉砕物および不純物粉砕物を分別することができ、効率が良くコストの削減にもつながる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態の廃棄物処理システムを図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る廃棄物処理システムを示す概略図である。
図1に示すように、まず、商品が消費された場合に不要になる容器または包装等の不純物を含む樹脂製容器包装廃棄物が一般家庭において排出されると、市町村等の自治体によって、ごみ収集所に、消費者が分別排出した素材ごとに分別回収される。
一方、工場等で不純物を含む樹脂製産業廃棄物が排出されると、上記と同様に素材ごとに分別回収される(樹脂製廃棄物回収工程1)。
【0028】
前記樹脂製容器包装廃棄物とは、例えば、一般家庭で排出される各種樹脂ボトル、樹脂製のラッピングフィルム、食品トレイ等の容器または包装の不純物を含むものであり、前記樹脂製産業廃棄物とは、例えば、工場から出る食品コンテナ等の包装部材を形成した際に出る端材、家電や情報機器等の製品解体時に出る樹脂、解体工事から出る建設廃材等である。
【0029】
そして、回収された樹脂製容器包装廃棄物と樹脂製産業廃棄物である樹脂製廃棄物を湿式で粗粉砕する(樹脂製廃棄物粗粉砕工程2)。すなわち、湿式粉砕機を使用して、樹脂製廃棄物を水を流しながら粗粉砕し、樹脂製廃棄物に付着している汚れ等を除去する。このようにして粗粉砕することによって、樹脂製廃棄物は、数cmの大きさの樹脂粉砕物および不純物粉砕物とされる。
この樹脂粉砕物および不純物粉砕物には、例えば、ポリエチレン樹脂やポリプロピレン樹脂等のオレフィン樹脂が約90%含まれており、ナイロンやビニリデン、アルミ箔、紙類等が約10%含まれている。
【0030】
次いで、粗粉砕されることによって得られた複数種類の樹脂粉砕物および不純物粉砕物をそれらの比重差によって分別する(分別工程3)。
この分別工程3では、複数種類の樹脂粉砕物および不純物粉砕物を水中に流通させつつ、それらの比重差によって分別する。つまり、樹脂粉砕物および不純物粉砕物を水中に流通させると、比重の軽い発砲スチロール等は一番上の層に、比重の重い金属類や塩化ビニル樹脂等は一番下の層に、その他の樹脂粉砕物は中間層にそれぞれ分離されつつ流れ、これによって複数種類に分別される。そして、中間層の樹脂粉砕物を回収し、この回収された特定種類の樹脂粉砕物を有機系材料成形プラントに搬送し、有機系材料成形プラントで処理する(樹脂粉砕物処理工程4)。
【0031】
一方、工場等で不純物を含む木質系産業廃棄物が排出されると、上記と同様にして素材ごとに分別回収される(木質系廃棄物回収工程6)。
前記木質系産業廃棄物としては、例えば、住宅等の建物を解体した際に排出される木質廃材や家具を解体した際に排出される木質廃材、建物建築中に排出される木材の端材、おが屑等である。
そして、回収された不純物を含む木質系産業廃棄物を周知の粉砕装置によって、数cmの大きさとなるように粗粉砕することによって木質系粉砕物を得る(木質系廃棄物粗粉砕工程7)。その後、この木質系粉砕物を有機系材料成形プラントに搬送し、有機系材料成形プラントで処理する(木質系粉砕物処理工程8)。
【0032】
前記有機系材料成形プラントでは、樹脂粉砕物および木質系粉砕物を、1mm以下に細粉砕し(細粉砕工程5)、細粉砕された樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを混練、溶融して混合材料とし(混練工程9)、この混合材料を所定形状に成形する(成形工程10)。
【0033】
前記細粉砕工程5では、まず、大きさ数cm程度の木質系粉砕物を数mmの大きさに粉砕する(一次細粉砕工程)。
この一次細粉砕工程において使用される粉砕装置は、一つの塊の大きさが数mm程度のものからなる大塊状にすることができる粉砕機能を有するものであって、具体的には、二個の対向するローラーの表面に多数の突起を形成し、このローラー間を加圧させながらローラーを回転させることにより、この間を通過するものを破砕するような粉砕装置である。もちろん、粉砕装置は、これに限定されるものではなく、同様の機能を有するものであれば他の粗粉砕用の粉砕装置を使用しても良い。例えば、上向きV型に開いたジョーと振動アゴの間に原料を入れ、加圧することにより原料を粉砕するジョークラッシャや、固定破砕面の中を可動破砕面が旋回し、連続的に破砕するジャイレントリクラッシャ等の他の粗粉砕装置を使用しても良いものである。
【0034】
次に、二次細粉砕工程において、一次細粉砕工程を終えた一次粉砕材料に対して細粉状に粉砕を施す。この二次細粉砕工程に使用される粉砕装置は、大塊状のものを1mm程度にまで、細粉状に粉砕することができるものであって、具体的には、高速回転するハンマチップで材料を打ち砕き、ハンマチップの外周にあるスクリーンの丸穴を通過するまで打砕作用を繰り返すハンマミルを使用するものである。もちろん、使用する粉砕装置は、上述したハンマミルに限定されるものではなく、同様の機能を有するものであれば他の粉砕装置でも良いものである。例えば、カッターにより細断するカッターミルや、ローラーにより圧砕するロールミル等を使用しても良い。
【0035】
次に、三次細粉砕工程において、二次細粉砕工程を終えた二次粉砕材料に対して微粉状に粉砕を施すことによって木質系粉砕粉とする。この三次細粉砕工程に使用される粉砕装置は、二次細粉砕工程により得られた材料を更に細かい微粉状に粉砕することができるものである。
具体的には、いわゆるピンミルであって、円盤に取り付けられたピンによって、衝撃、反発の相互作用を受けて微粉砕を施すことができるものである。更に具体的には、このピンミルは、垂直方向に多数のピンを有する円盤状の回転ディスクと、この回転ディスクに向かい合う面に多数のピンを有する固定ディスクとを備え、二次細粉砕工程により得られた材料を回転ディスクの中心部へ投入すると、遠心力によって回転ディスクと固定ディスクに取り付けられたピンの間隙に入り込み、ピンによる衝撃や反発の相互作用を受けて微粉状に粉砕することができるものである。この三次細粉砕工程では、上述したピンミルにより、約1mm以下の大きさの粒に粉砕される。もちろん、粉砕装置は、上述したピンミルに限定されるものではなく、同様の機能を有する他の細粉砕装置、例えば、ボールミルや石臼等でも良いものである。
上述したような細粉砕工程5において、木質系粉砕物を三段階に分けて、粉砕が段階的に効率的に行われる。
【0036】
このようにして細粉砕工程5を行った木質系粉砕粉を1mmの網目で平均粒径1mmに選別する。すなわち、木質系粉砕粉をふるいにかけ、1mm以上のものは前記粉砕装置に戻されて再粉砕される。
そして、平均粒径約1mmの木質系粉砕粉と、数μmの無機顔料とをロードセル式の自動計量器によって適宜量計量し、予めオイル温調装置により加熱された混合ミキサの中に投入して、自己発熱(摩擦熱)により、さらに発熱させて175℃程度条件で攪拌する。この際に、混合ミキサに無機顔料を投入することにより、木質系粉砕粉のまわりに無機顔料がまぶされて着色される。
【0037】
一方、樹脂粉砕物も、同様に細粉砕工程5を経て、平均粒径約1mm以下の樹脂粉砕粉とする。すなわち、この樹脂粉砕物を細粉砕する工程は、上述した一次細粉砕工程、二次細粉砕工程、三次細粉砕工程と同様の工程を備えており、上述した粉砕装置と同様のものを使用し、ほぼ同様のためその説明を省略する。
【0038】
そして、得られた樹脂粉砕粉を、木質系粉砕粉と無機顔料とが混合されている混合ミキサ内に投入し、さらに樹脂ゲル化温度以上で攪拌する。攪拌は、低速状態で練り込むことによって混合材料とする(混練工程9)。
また、樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とから得られる木質様成形品全体に対して、木質系粉砕粉と無機顔料とが55%、樹脂粉砕粉が45%含まれるように配合量を調整する。
【0039】
次いで、前記混合材料を押出成形機のホッパ内に投入し、加熱シリンダ内で溶融させて、押出成形することによってペレットを製造する。
また、シリンダ最終部の温度は160〜220℃に設定し、この温度で押出成形する。ここで、温度を160〜220℃に設定したのは、160℃未満では樹脂粉砕粉の軟化が不十分で木質系粉砕粉と均等に混練し難く、また220℃以上では木質系粉砕粉が熱で炭化等の変化を起こすためである。
【0040】
そして、成形工程10において、前記ペレットを所定の温度および圧力を加えて、押出成形機により所定の形状に押出成形し、木質様成形品を製造する。
【0041】
次いで、上述したように押し出された木質様成形品を切断機で所定の長さに切断し、その後、木質様成形品の表面に以下に説明する表面加工処理を施す。
まず、ヘアライン加工工程において、サンディングペーパーにより木質様成形品の表面に引っ掻き傷を多数形成する。
【0042】
次に、着色工程において、着色塗料の塗装またはワイピングステイン処理を行う。ワイピングステイン処理とは、塗料を木質様成形品の表面に塗り、その後、乾かないうちにふき取り、前記エンボス加工により形成された溝部のみを着色する処理である。
【0043】
着色工程が終了した後は、乾燥工程に入り木質様成形品の着色塗料が塗布された表面を乾燥させる。そして、研磨工程において、着色加工処理が施された木質様成形品の表面に研磨加工を施す。
すなわち、研磨装置を使用して研磨装置の研磨ローラーの回転に沿って木質様成形品を押し出しながら研磨する。
【0044】
さらに、研磨工程終了後、塗装工程に移行する。この塗装工程は、中塗り作業工程と上塗り作業工程とに分かれ、中塗り作業工程においては、カラーサンディングシーラーを木質様成形品の表面全体に塗布する。また必要に応じて、中塗りの前およびまたは後にUVコートを施しても良い。そして、上塗り作業工程において、木質様成形品の表面にUV硬化トップコートを施し、UV硬化トップコートを硬化させるためにUV照射を施す。
このようにして製造された木質様成形品は市場に出されると、例えば、住宅の建材として利用される。
【0045】
また、ここで廃棄物処理システムの他の例として、上述した樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを混練、溶融して所定形状に成形してなる木質様成形品と、焼却スラグ及び/又は火山灰スラグ含むエコセメントを用いて成形された固体物とを組み立てて製品を得る利用方法も挙げられる。
つまり、例えば、エコセメントによって板状に成形されたセメント板と、板状の木質様成形品とを接合することによって製品とし、この製品は住宅等の建材として利用される。
【0046】
本発明の実施の形態の廃棄物処理システムによれば、従来では、再利用されずに焼却してサーマル・ケミカルリサイクルしたり、埋め立てたりすることで処理されていた樹脂製容器包装廃棄物や樹脂製産業廃棄物は、粗粉砕され、さらに、分別されて前処理されることによって、有機系材料成形プラントで容易に成形されて成形品とされる。
また、木質系産業廃棄物も、粗粉砕して前処理されることによって、有機系材料成形プラントで、樹脂粉砕物と容易に成形されて成形品とされる。したがって、このように樹脂製廃棄物や木質系産業廃棄物が材料として再利用されることによって、廃棄物の量を低減できるとともに、マテリアルリサイクル化を図ることができる。
【0047】
さらに、前記樹脂製廃棄物粗粉砕工程2では、樹脂製廃棄物を湿式で粗粉砕するので、樹脂製廃棄物に付着している汚れが軽減されるとともに臭い成分も低減される。したがって、このような樹脂製廃棄物から様々な成形品を安定して製造することができ、用途の幅が広がる。
【0048】
前記分別工程3では、複数種類の樹脂粉砕物および不純物粉砕物を水中に流通させつつ、それらの比重差によって分別するので、比較的簡単な装置で容易に複数種類の樹脂粉砕物および不純物粉砕物を分別することができ、効率が良くコストの削減にもつながる。
【0049】
前記細粉砕工程5では、それぞれ約1mm以下に粒度を調整した樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを得ることができ、これら樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを混練工程において、容易に混練・溶融することができ、樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを分離することなく、より均一に混合された混合材料とすることができる。よって、成形工程でこの混合材料を容易に所定の形状に成形することができ、成形性が良好な樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを含む木質様成形品を製造することができる。
したがって、樹脂製廃棄物と木質系産業廃棄物との両方を利用することで資源の有効利用および環境保護の観点からも優れる。
【0050】
前記細粉砕工程5において、前記樹脂粉砕物や木質系粉砕物は約1mm以下に細粉砕されるので、例えば、溶融する際に、融解しなかったものが、成形機に引っかかる等の不具合を生じることなく、容易に成形することができ、また、樹脂粉砕物や木質系粉砕物に含まれていた金属類等の不純物を除去することができる。
【0051】
また、焼却スラグ及び/又は火山灰スラグ含むエコセメントから成形された固体物と、樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とから成形された木質様成形品とを組み立てて製品を得るので、従来、最終処分場での廃棄が主であった焼却スラグ及び/又は火山灰スラグ利用することができるとともに、完全に廃棄物のみを使用した製品とすることができる。
【0052】
なお、本発明の実施の形態の廃棄物処理システムにおいて、前記樹脂製廃棄物粗粉砕工程2では、回収された樹脂製容器包装廃棄物と樹脂製産業廃棄物である樹脂製廃棄物を湿式で粗粉砕していたが、例えば、前記樹脂製容器包装廃棄物と樹脂製産業廃棄物とを乾式で粗粉砕しても良い。
乾式で粗粉砕するには、例えば、ハンマミル等の周知の粉砕機によって樹脂製廃棄物を粉砕すれば良い。このように乾式で粗粉砕すると、乾式で粗粉砕された樹脂製廃棄物は、乾燥した粉砕物とされるので、湿式で粗粉砕する場合に比して、脱水や乾燥処理をする必要がなく、その手間が省ける。
【0053】
また、前記分別工程3では、複数種類の樹脂粉砕物および不純物粉砕物を水中に流通させつつ、それらの比重差によって分別していたが、これに限らず、例えば、樹脂粉砕物や不純物粉砕物を手作業で分別したり、高圧空気の力で吹き飛ばし、その飛距離によって分別しても良い。
【0054】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、樹脂製容器包装廃棄物や樹脂製産業廃棄物は粗粉砕し分別されることで、前処理されるので、有機系材料成形プラントで容易に成形されて成形品とされる。したがって、樹脂製廃棄物の量を低減できるとともにマテリアルリサイクル化を図ることができる。
【0055】
また、前記木質系産業廃棄物は粗粉砕されることで、前処理されるので、有機系材料成形プラントで樹脂粉砕物と容易に成形されて成形品を得ることができる。したがって、木質系産業廃棄物の量を低減できるとともにマテリアルリサイクル化を図ることができる。
また、前記樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを分離することなく、より均一に混合された混合材料とすることができる。よって、この混合材料を容易に所定の形状に成形することができ、成形性が良好な樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを含む成形品を製造することができる。
したがって、樹脂製廃棄物と木質系産業廃棄物との両方を利用することで資源の有効利用および環境保護の観点からも優れる。
さらに、従来、最終処分場での廃棄が主であった焼却スラグ及び/又は火山灰スラグ利用することができるとともに、完全に廃棄物のみを使用した製品とすることができる。よって、マテリアルリサイクル化を推進することができる。
【0056】
請求項の発明によれば、請求項と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、樹脂製廃棄物に付着している汚れが軽減されるとともに臭い成分も低減される。したがって、このような樹脂製廃棄物から様々な成形品を安定して製造することができ、用途の幅が広がる。
【0057】
請求項の発明によれば、請求項と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、樹脂製廃棄物を乾燥した粉砕物とすることができる。
したがって、請求項に比して、粉砕することによって得られた粉砕物を脱水や乾燥処理する必要がなく、その手間が省ける。
【0058】
請求項の発明によれば、請求項1〜のいずれかと同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、比較的簡単な装置で容易に複数種類の樹脂粉砕物および不純物粉砕物を分別することができ、効率が良くコストの削減にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すためのもので、廃棄物処理システムを示す概略図である。
【符号の説明】
1 樹脂製廃棄物回収工程
2 樹脂製廃棄物粗粉砕工程
3 分別工程
4 樹脂粉砕物処理工程
5 細粉砕工程
6 木質系廃棄物回収工程
7 木質系廃棄物粗粉砕工程
8 木質系粉砕物処理工程
9 混練工程
10 成形工程

Claims (4)

  1. 商品が消費された場合に不要になる容器または包装等の不純物を含む樹脂製容器包装廃棄物と、不純物を含む樹脂製産業廃棄物とのうちの少なくとも一方の樹脂製廃棄物を回収する樹脂製廃棄物回収工程と、
    この樹脂製廃棄物回収工程で回収された不純物を含む樹脂製廃棄物を、粗粉砕する樹脂製廃棄物粗粉砕工程と、
    この樹脂製廃棄物粗粉砕工程で得られた樹脂粉砕物および不純物粉砕物を、分別する分別工程と、
    この分別工程で得られた特定種類の樹脂粉砕物を、有機系材料成形プラントで処理する樹脂粉砕物処理工程と、
    建設系廃木材を含む木質系産業廃棄物を回収する木質系廃棄物回収工程と、
    この木質系廃棄物回収工程で回収された不純物を含む木質系産業廃棄物を、粗粉砕する木質系廃棄物粗粉砕工程と、
    この木質系廃棄物粗粉砕工程で得られた木質系粉砕物を、前記有機系材料成形プラントで処理する木質系粉砕物処理工程と、
    前記有機系材料成形プラントで、前記樹脂粉砕物および前記木質系粉砕物を、1mm以下にそれぞれ細粉砕することによって樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを得る細粉砕工程と、
    前記樹脂粉砕粉と木質系粉砕粉とを混練、溶融して混合材料とする混練工程と、
    前記混合材料を所定形状に成形する成形工程と、を含み、
    焼却スラグ及び/又は火山灰スラグ含み有機有害物質が高温分解されて無害化されたエコセメントを用いて板状のセメント板を成形し、このセメント板と、前記成形工程で所定形状に成形してなる木質様成形品と、を組み立てて建材を得ることを特徴とする廃棄物処理システム。
  2. 請求項1記載の廃棄物処理システムにおいて、
    前記樹脂製廃棄物粗粉砕工程では、樹脂製廃棄物を湿式で粗粉砕することを特徴とする廃棄物処理システム。
  3. 請求項1記載の廃棄物処理システムにおいて、
    前記樹脂製廃棄物粗粉砕工程では、樹脂製廃棄物を乾式で粗粉砕することを特徴とする廃棄物処理システム。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の廃棄物処理システムにおいて、
    前記分別工程では、複数種類の樹脂粉砕物および不純物粉砕物を水中に流通させつつ、それらの比重差によって分別することを特徴とする廃棄物処理システム。
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