JP4047531B2 - 強誘電体メモリ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、強誘電体メモリ装置に関するもので、特に、メモリセルのキャパシタに強誘電体材料を用いて保持データの不揮発性を実現した強誘電体メモリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、メモリセルのキャパシタに強誘電体材料を用いた強誘電体メモリ装置が開発されている。この強誘電体メモリ装置は不揮発性メモリでありながら、同じ不揮発性メモリであるフラッシュメモリに比べ、書き込み動作に要する時間が短く、また、低電圧/低消費電力動作が可能であるという利点がある。
【0003】
しかしながら、従来より提案されている強誘電体メモリ装置には、以下のような問題点があった。
【0004】
図17は、従来の2T2C型セル構造を有する強誘電体メモリ装置の構成例を示すものである。
【0005】
この強誘電体メモリ装置の場合、メモリセル(1ビットあたり)が、2個のMOSトランジスタ(M)と2個の強誘電体キャパシタ(C)とで構成されている。そのため、セル面積が大きくなるという問題があった。
【0006】
図18は、従来の1T1C型セル構造を有する強誘電体メモリ装置の構成例を示すものである。
【0007】
この強誘電体メモリ装置は、メモリセル(1ビットあたり)が、1個のMOSトランジスタ(M)と1個の強誘電体キャパシタ(C)とで構成されている。この場合、セル面積は小さいが、リファレンス電位(RPL)が必要で、その設計が難しいという問題があった。
【0008】
また、従来の強誘電体メモリ装置には、セルプレート駆動線(PL)が設けられている。セルプレート駆動線は容量が重いため、これを駆動するための大きな駆動回路が必要であった。この駆動回路は、場合によってはチップサイズの約15%程度の面積を占めることもあった。
【0009】
近年においては、セルトランジスタ(T)のソース・ドレイン間にキャパシタ(C)の両端をそれぞれ接続し、これをユニットセルとし、このユニットセルを複数直列に接続した強誘電体メモリ(以下、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置と称する)が提案されている。
【0010】
図19は、従来のTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の構成例を示すものである(たとえば、特開平10−255483号公報参照)。
【0011】
これは、強誘電体キャパシタCの各電極を、NMOSトランジスタMのソースおよびドレインにそれぞれ接続してメモリセルMCを構成するとともに、その複数個のメモリセルMCを直列に接続してなる構成とされている。
【0012】
しかしながら、このTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の場合、セルプレート駆動線PL,/PLにつながる、端部のメモリセルMC(たとえば、MC7,MC7’)における、強誘電体キャパシタCの両端の電極のそれぞれのアンテナ比が異なっている。
【0013】
すなわち、メモリセルMC7,MC7’は、隣接するメモリセルMC6,MC6’との間の配線長はわずか数μm程度である。これに対し、セルプレート駆動線は、その配線長が数mm程度にもなる。
【0014】
そのため、たとえば電源オフ時にチップの外部に高圧の静電気が印加されると、メモリセルMC7,MC7’の強誘電体キャパシタCの両電極間に誘起される電位に差異が生じる。その結果、メモリセルMC7,MC7’の強誘電体キャパシタCに一時的に高電圧が加わり、データ破壊や信号量劣化の可能性があるという問題があった。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、従来においては、1T1C型セルの場合、2T2C型セルよりもセル面積を小さくできるものの、リファレンス電位の設計が難しく、また、セルプレート駆動線やそれを駆動するための大きな駆動回路が必要であった。
【0016】
そこで、この発明は、2T2C型セルよりもセル面積を小さくできるとともに、設計の難しいリファレンス電位やセルプレート駆動線とその駆動回路を不要とすることが可能な強誘電体メモリ装置を提供することを目的としている。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本願発明の一態様によれば、ワード線と、このワード線に交差する第1,第2のビット線と、前記ワード線にゲートが接続され、前記第1のビット線にドレインが接続された第1のトランジスタ、前記ワード線にゲートが接続され、前記第2のビット線にドレインが接続された第2のトランジスタ、および、前記第1,第2のトランジスタのソースにそれぞれ接続された強誘電体セルキャパシタからなるメモリセルと、前記第1,第2のビット線に、それぞれスイッチング用トランジスタを介して、一端が接続された第1,第2のキャパシタとを具備し、前記メモリセルの前記強誘電体セルキャパシタを前記第1,第2のビット線に接続した状態で、前記第1,第2のキャパシタの他端を制御することにより、前記第1,第2のキャパシタの容量結合動作を利用して、前記第1,第2のビット線に、前記第1,第2のキャパシタの他端を制御する信号よりも大きな、互いに相補の関係にある第1,第2の電圧がそれぞれ印加されるようにし、その後、前記第1,第2のキャパシタの他端を元の状態に戻してからセンスを行うことを特徴とする強誘電体メモリ装置が提供される。
また、本願発明の一態様によれば、ワード線と、前記ワード線に交差する第1,第2のビット線と、前記ワード線にゲートが接続され、前記第1のビット線にソースまたはドレインの一方が接続された第1のトランジスタ、前記ワード線にゲートが接続され、前記第2のビット線にソースまたはドレインの一方が接続された第2のトランジスタ、および、前記第1,第2のトランジスタのソースまたはドレインの他方にそれぞれ接続された強誘電体セルキャパシタからなるメモリセルと、前記第1,第2のビット線に、それぞれスイッチング用トランジスタを介して、一端が接続された第1,第2のキャパシタとを具備し、前記メモリセルの前記強誘電体セルキャパシタを前記第1,第2のビット線に接続した状態で、前記第1,第2のキャパシタの他端を制御することにより、前記第1,第2のキャパシタの容量結合動作を利用して、前記第1,第2のビット線に、前記第1,第2のキャパシタの他端を制御する信号よりも大きな、互いに相補の関係にある第1,第2の電圧がそれぞれ印加されるようにし、その後、前記第1,第2のキャパシタの他端を元の状態に戻してからセンスを行うことを特徴とする強誘電体メモリ装置が提供される。
【0020】
また、本願発明の一態様によれば、複数のワード線と、前記複数のワード線に交差する第1,第2のビット線と、前記複数のワード線のそれぞれにゲートが接続された複数のトランジスタ、および、前記複数のトランジスタのソース・ドレイン端子間にそれぞれ接続された強誘電体セルキャパシタからなる複数のメモリセルを直列に接続するとともに、そのメモリセル列の一端が前記第1のビット線に接続され、他端が前記第2のビット線に接続されたセルブロックと、前記第1,第2のビット線に、それぞれスイッチング用トランジスタを介して、一端が接続された第1,第2のキャパシタとを具備し、前記メモリセルの前記強誘電体セルキャパシタを前記第1,第2のビット線に接続した状態で、前記第1,第2のキャパシタの他端を制御することにより、前記第1,第2のキャパシタの容量結合動作を利用して、前記第1,第2のビット線に、前記第1,第2のキャパシタの他端を制御する信号よりも大きな、互いに相補の関係にある第1,第2の電圧がそれぞれ印加されるようにし、その後、前記第1,第2のキャパシタの他端を元の状態に戻してからセンスを行うことを特徴とする強誘電体メモリ装置が提供される。
【0021】
上記した構成によれば、キャパシタの容量結合動作を利用できるようになる。これにより、ビット線への電圧の印加によってデータを読み書きすることが可能となるものである。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0030】
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる、強誘電体メモリ装置の構成例を示すものである。
【0031】
この強誘電体メモリ装置の場合、メモリセルMCは、1ビットあたり、2個のエンハンスメント型のNMOSトランジスタMa,Mbと1個の強誘電体キャパシタ(セルキャパシタ)Cとからなる、2T1C型セル構造とされている。
【0032】
たとえば、メモリセルMC0は、エンハンスメント型のNMOSトランジスタMa0,Mb0の各ゲートがワード線WL0に接続されている。NMOSトランジスタMa0は、電極の一方(ドレイン)が第1のビット線であるビット線BLに、他方(ソース)が強誘電体キャパシタC0の一方の電極に接続されている。NMOSトランジスタMb0は、電極の一方(ドレイン)が第2のビット線であるビット線/BLに、他方(ソース)が強誘電体キャパシタC0の他方の電極に接続されている。
【0033】
同様に、たとえば、メモリセルMC1は、エンハンスメント型のNMOSトランジスタMa1,Mb1の各ゲートがワード線WL1に接続されている。NMOSトランジスタMa1は、電極の一方(ドレイン)が第1のビット線であるビット線BLに、他方(ソース)が強誘電体キャパシタC1の一方の電極に接続されている。NMOSトランジスタMb1は、電極の一方(ドレイン)が第2のビット線であるビット線/BLに、他方(ソース)が強誘電体キャパシタC1の他方の電極に接続されている。
【0034】
ビット線BLには、エンハンスメント型のNMOSスイッチ(スイッチング用トランジスタ)T0を介して、強誘電体キャパシタ(第1のキャパシタ)Caが接続されている。そして、このキャパシタCaを介して、クロック信号φaが供給されるようになっている。
【0035】
ビット線/BLには、エンハンスメント型のNMOSスイッチ(スイッチング用トランジスタ)T1を介して、強誘電体キャパシタ(第2のキャパシタ)Cbが接続されている。そして、このキャパシタCbを介して、クロック信号φbが供給されるようになっている。
【0036】
上記NMOSスイッチT0,T1は、各ゲートに供給されるクロック信号φcによって制御されるようになっている。
【0037】
なお、上記ビット線対BL,/BL間には、従来の強誘電体メモリ装置(図17,図18参照)と同様に、ビット線対BL,/BLをイコライズするためのイコライズ回路EQ、および、センスアンプSAなどが設けられている。
【0038】
ここで、図2に示したヒステリシス曲線を参照して、強誘電体キャパシタCについて簡単に説明する。
【0039】
たとえば、キャパシタ膜である強誘電体膜として用いられるPZT(チタン酸ジルコン酸鉛(Pb(Zr,Ti)O3 ))膜は、電圧が印加されていない状態では、図中に“0”および“1”で示した、上向きあるいは下向きの2方向のいずれかの残留分極が存在し、不揮発性となっている。
【0040】
この状態において、電圧が印加されたとする。すると、分極が“1”である場合には、その分極は反転しない。一方、“0”であった場合は分極が反転する。
【0041】
これら2つの場合に同じ電圧を印加するのに必要な電荷量、言い換えると、強誘電体キャパシタCの一端(一方の電極)に同じ電圧を印加したときに、他端(他方の電極)に発生する電荷量が、“0”の場合と“1”の場合とで差がでる。この差を検知することによって、データの読み出しが行われる。
【0042】
次に、図3を参照して、図1に示した構成の動作について説明する。
【0043】
まず、待機状態では、ビット線対BL,/BLの電位を1/2・Vccとし、クロック信号φa,φbをともに“L”にする。その後、クロック信号φbは“H”にする。
【0044】
動作状態では、ワード線WL0を昇圧電位にし、メモリセルMC0の各NMOSトランジスタMa0,Mb0を、それぞれ、ビット線対BL,/BLに電気的に接続する。
【0045】
その際、クロック信号φcを“H”にし、MOSスイッチT0,T1をオンさせる。さらに、強誘電体キャパシタCa,Cbを介して、クロック信号φa,φbを、以下のように駆動する。
【0046】
第1に、クロック信号φaを“L”から“H”に、クロック信号φbを“H”から“L”にする。これにより、キャパシタCaを介して、ビット線BLが待機レベルから“H”に持ち上げられると同時に、キャパシタCbを介して、ビット線/BLが“L”に引き下げられる。その結果、強誘電体キャパシタC0には下向きの電界が印加されて、“0”データを読み出すことが可能となる。
【0047】
第2に、クロック信号φaを“H”から“L”に、クロック信号φbを“L”から“H”にする。これにより、キャパシタCaを介して、ビット線BLが“H”から“L”に引き下げられると同時に、キャパシタCbを介して、ビット線/BLが“L”から“H”に持ち上げられる。その結果、強誘電体キャパシタC0には上向きの電界が印加されて、“1”データを読み出すことが可能となる。
【0048】
第3に、クロック信号φbを“H”から“L”にすることにより、“H”のビット線/BLと“L”のビット線BLとを、1/2・Vccレベル付近まで引き戻す。
第4に、MOSスイッチT0,T1をオフし、ビット線対BL,/BLからキャパシタCa,Cbを電気的に切り離す。
【0049】
第5に、センスアンプSAを活性化させ、ビット線対BL,/BLの電位差をセンスして、データを読み出す。また、同時に、データの再書き込みを行う。
【0050】
その後、ワード線WL0を立ち下げて、ビット線対BL,/BLとメモリセルMC0とを電気的に切り離す。
【0051】
このように、ビット線対BL,/BLにNMOSトランジスタMa,Mbをそれぞれに介して強誘電体キャパシタCを接続し、それを相補的に容量結合動作させることで、ビット線対BL,/BLへの電圧の印加によってデータを読み書きすることを可能にしている。
【0052】
これにより、従来のように、データの読み書きを行う場合にも、セルプレート駆動線をパルス動作させる必要がなくなる。したがって、セルプレート駆動線やそれを駆動するための大きな駆動回路が不要になる分、チップ面積を削減することが可能となる。
【0053】
また、2T1C型セル構造により、従来の2T2C型セル構造のメモリセルに比べてセル面積を小さくできる。1T1C型セル構造のメモリセルと比べるとトランジスタが1つ多いものの、設計の難しいリファレンス電位は必要なくなる。
【0054】
しかも、1T1C型セル構造のメモリセルは、データの読み出し電荷量が、2T2C型セル構造のメモリセルの約1/2となるが、2T1C型セル構造とすることにより、2T2C型セル構造のメモリセルと同等の読み出し電荷量が確保できる。
【0055】
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の構成例を示すものである。
【0056】
たとえば、このTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の場合、強誘電体キャパシタ(セルキャパシタ)C0〜C7の両端の各電極が、それぞれNMOSトランジスタM0〜M7のソースおよびドレインに接続されて、メモリセルMC0〜MC7が構成されている。
【0057】
また、その複数個のメモリセルMC0〜MC7が直列に接続されて、TC並列ユニット直列接続型セル(メモリセル列)が構成されている。
【0058】
さらに、TC並列ユニット直列接続型セルの、一端側のセルMC0が、エンハンスメント型のMOSスイッチ(ブロックセレクトトランジスタ)MS0を介して、一方のビット線(第1のビット線)BLに、また、他端側のセルMC7が、エンハンスメント型のMOSスイッチ(ブロックセレクトトランジスタ)MS1を介して、他方のビット線(第2のビット線)/BLに接続されている。
【0059】
このような構成のTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置によっても、上記した第1の実施形態の場合と略同様の動作が可能となる。
【0060】
先に説明した、特開平10−255483号公報に開示された、従来の強誘電体メモリ装置(公知例)の場合、ビット線対BLL,BLHのうち、ビット線BLHの電位を高くし、ビット線BLLの電位を低くする。こうして、電位差を付けることによってビット線をフローティング状態とし、この状態で、ブロックセレクト線の電位を上げて導通させることにより、データの読み出しを行うようになっている。
【0061】
しかるに、この読み出し方式においては、仮に、分極がビット線BLHからビット線BLLの方向に向いていた場合(この場合を、公知例の強誘電体メモリ装置では“0”としている)には分極の反転が起こらないので、ビット線対BLL,BLHより等量の少ない電荷が読み出されることになる。
【0062】
逆に、分極がビット線BLLからビット線BLHの方向に向いていた場合(この場合を、公知例の強誘電体メモリ装置では“1”としている)には分極の反転が起こり、大量の電荷が読み出されることになる。
【0063】
従来のTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置においては、これらの電荷の差を何らかの参照電位と比較することによって、データを読み出すようになっている(たとえば、公知例の図84および図86参照)。
【0064】
これに対し、本実施形態にかかるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置においては、フローティングの状態とされたビット線に接続された強誘電体キャパシタC0〜C7に、容量結合により正・逆両方の電位を印加する。これにより、必ず分極の反転を起こさせ、その後に、ビット線対BL,/BLの電位差をセンスするようにしている。
【0065】
このように、分極の反転を必ず起こさせることにより、信号量を増大できるとともに、ダイレクトにビット線対BL,/BLどうしの電位差を読み出してセンスすることが可能となるものである。
【0066】
この場合、図3からも明らかなように、データの読み出しマージンを広げられることがわかる。
【0067】
なお、上述の第1,第2の実施形態においては、いずれの場合にも、キャパシタCa,Cbを、強誘電体キャパシタを用いて構成するようにした場合について説明した。これに限らず、キャパシタCa,Cbは、たとえば常誘電体キャパシタを用いて構成することも可能である。
【0068】
ただし、強誘電体キャパシタの方が、常誘電体キャパシタよりも、同じサイズで、容量が大きい。
【0069】
また、キャパシタCa,Cbに強誘電体キャパシタを用いる場合には、強誘電体膜の膜厚を、セルの強誘電体キャパシタのそれよりも厚くなるように形成する。この場合、強誘電体キャパシタが完全には分極反転しないため、キャパシタ印加電圧範囲で動作させることで、キャパシタCa,Cbを常誘電体キャパシタ的に使用することが可能となる。これにより、キャパシタCa,Cbの分極反転疲労を軽減でき、チップの信頼性を向上させ得る。
【0070】
(第3の実施形態)
図5は、本発明の第3の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の構成例を示すものである。なお、ここでは、ワード線とビット線との交点にそれぞれ設けられた、1トランジスタおよび1キャパシタからなる強誘電体メモリセルが直列に接続されてなる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置(たとえば、ref.ISSCC Tech.Dig.Papers,pp.102−103,Feb.1999.“A Sub−40ns Random−Access Chain FRAM Architecturewith 7ns Cell−Plate−Line Drive,”)に適用した場合を例に説明する。
【0071】
たとえば、このTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の場合、強誘電体キャパシタ(セルキャパシタ)C0〜C7の両端の各電極が、それぞれD型(デプレッション型)のNMOSトランジスタM’0〜M’7のソースおよびドレインに接続されて、メモリセルMC’0〜MC’7が構成されている。
【0072】
また、その複数個のメモリセルMC’0〜MC’7が直列に接続されて、TC並列ユニット直列接続型セルがそれぞれ構成されている。
【0073】
さらに、TC並列ユニット直列接続型セルの、それぞれの一端側のセルMC’0が、MOSスイッチMS0,MS1を介して、ビット線BL,/BLに、また、それぞれの他端側のセルMC’7が、セルプレート駆動線PL,/PLに接続されている。
【0074】
このような構成とした場合には、電源オフ時に、セルトランジスタ(D型のNMOSトランジスタM’0〜M’7)を常にオン状態に保つことが可能となる。よって、たとえ電源オフ時に外部から静電気などが印加されたとしても、セルキャパシタ(強誘電体キャパシタC0〜C7)に高電圧がかかるのを阻止することが可能となる。
【0075】
ここで、デプレッション型のトランジスタにおいては、セルのアクセス時に、ワード線を“Lword”レベルとした際に、ワード線“Lword”レベルとビット線“Lbit”レベルとの差が、
VLword−VLbit<Vtcell
であるような閾値を設定することが望ましい。したがって、本実施形態の強誘電体メモリ装置においては、“VLword”が“VLbit”よりも低いことが望ましい。
【0076】
(第4の実施形態)
図6は、本発明の第4の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の構成例を示すものである。
【0077】
たとえば、このTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の場合、強誘電体キャパシタ(セルキャパシタ)C0〜C7の両端の各電極が、それぞれPMOSトランジスタM''0〜M''7のソースおよびドレインに接続されて、メモリセルMC''0〜MC''7が構成されている。
【0078】
また、その複数個のメモリセルMC''0〜MC''7が直列に接続されて、TC並列ユニット直列接続型セルがそれぞれ構成されている。
【0079】
さらに、TC並列ユニット直列接続型セルの、それぞれの一端側のセルMC''0が、PMOSトランジスタからなるMOSスイッチMS''0,MS''1を介して、ビット線BL,/BLに、また、それぞれの他端側のセルMC''7が、セルプレート駆動線PL,/PLに接続されている。
【0080】
このような構成とした場合には、電源オフ時に、セルトランジスタ(PMOSトランジスタM''0〜M''7)をオン状態にすることが可能となる。よって、たとえ電源オフ時に外部から静電気などが印加されたとしても、セルキャパシタ(強誘電体キャパシタC0〜C7)に高電圧がかかるのを阻止することが可能となる。
【0081】
(第5の実施形態)
図7は、本発明の第5の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の構成例を示すものである。
【0082】
たとえば、このTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の場合、強誘電体キャパシタ(セルキャパシタ)C0〜C7の両端の各電極が、それぞれNMOSトランジスタM0〜M7のソースおよびドレインに接続されて、メモリセルMC0〜MC7が構成されている。
【0083】
また、その複数個のメモリセルMC0〜MC7が直列に接続されて、TC並列ユニット直列接続型セルがそれぞれ構成されている。
【0084】
さらに、TC並列ユニット直列接続型セルの、それぞれの一端側のセルMC0が、MOSスイッチMS0,MS1を介して、ビット線BL,/BLに、また、それぞれの他端側のセルMC7が、NMOSトランジスタ(保護トランジスタ)Q0,Q1を介して、セルプレート駆動線PL,/PLに接続されている。
【0085】
上記トランジスタQ0,Q1は、それぞれ、コントロール信号線QC,/QCによって、電源オフ時にはオフ状態に制御されるようになっている。
【0086】
このような構成とした場合には、急激な静電気などの印加が発生した際にも、トランジスタM0〜M7のオン抵抗により、過渡的にセルキャパシタ(強誘電体キャパシタC0〜C7)に高電圧が加えられるといった不具合を回避できる。
【0087】
すなわち、TC並列ユニット直列接続型セルの、それぞれの他端側のセルMC7とセルプレート駆動線PL,/PLとの間に、NMOSトランジスタQ0,Q1を設けることによって、セルキャパシタC7の両端の電極のそれぞれのアンテナ比を略等しくすることが可能となる。
【0088】
これにより、電源オフ時に、たとえセルプレート駆動線PL,/PLが静電誘導されたとしても、セルキャパシタC7の両端の電極に略等しい電位が誘起されるようにすることが可能となる。
【0089】
このように、セルキャパシタC7の両端の電極に略等しい電位が誘起されるようにするために、セルMC7の両端のアンテナ比が略等しくなるようにした場合、面積の大きいセルプレート駆動線PL,/PLが静電誘導されたとしても、少なくともセルキャパシタC7に高電圧がかかるのを阻止できる。
【0090】
したがって、従来の、電源オフ時に外部からの静電気などの印加による、データ破壊や信号量劣化を防止することが可能となるものである。
【0091】
なお、この実施形態においては、トランジスタQ0,Q1のコントロール信号線QC,/QCを共通の信号としているが、トランジスタQ0にはセレクト信号線BS0と同様な信号を、また、トランジスタQ1にはセレクト信号線BS1と同様な信号を供給するようにしてもよい。特に、この場合は、セルプレート駆動線PL,/PLを一つの信号線として、トランジスタQ0,Q1に共通に接続してもよい。
【0092】
また、このような構成においては、MOSスイッチMS0,MS1およびNMOSトランジスタQ0,Q1の閾値を、他のトランジスタよりも高くして、オン状態になりにくくするようにしても良い。
【0093】
さらには、セルトランジスタM0〜M7の閾値を低くして、オン状態になりやすくする。その場合、ビット線BL,/BLやセルプレート駆動線PL,/PLにより高い電位が誘起されたとしても、セルキャパシタC0〜C7に電圧が加えられる可能性をより低く抑えることが可能となる。
【0094】
(第6の実施形態)
図8は、本発明の第6の実施形態にかかる、強誘電体メモリ装置の構成例を示すものである。なお、ここでは、上述した第5の実施形態にかかる発明を、ワード線とビット線との交点に1T1C型セル構造のメモリセルが設けられてなる、強誘電体メモリ装置に適用した場合について説明する。また、同図(a)は、ビット線BLとセルプレート駆動線PLとを平行に配設するようにした場合の例であり、同図(b)は、ビット線BLとセルプレート駆動線PLとを垂直に配設するようにした場合の例である。
【0095】
たとえば、この強誘電体メモリ装置の場合、1つのNMOSトランジスタ(セルトランジスタ)Mと1つの強誘電体キャパシタ(セルキャパシタ)Cとによって、1T1C型セル構造のメモリセルMCが構成されている。
【0096】
メモリセルMCは、セルトランジスタMのゲートがワード線WLに接続されている。セルトランジスタMは、電極の一方がビット線BLに、他方がセルキャパシタCの一方の電極に接続されている。
【0097】
また、セルキャパシタCの他方の電極は、NMOSトランジスタ(保護トランジスタ)Qを介して、セルプレート駆動線PLに接続されている。
【0098】
このような構成とした場合、1T1C型セル構造のメモリセルMCにおいても、上述した第5の実施形態にかかるTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の場合と同様に、セルキャパシタCの両端の電極のそれぞれのアンテナ比を略等しくすることが可能となる。その結果、たとえ面積の大きいセルプレート駆動線PLが静電誘導されたとしても、セルキャパシタCに高電圧がかかるのを阻止できる。
【0099】
なお、上記NMOSトランジスタQを切り替え制御するためのコントロール信号線QCは、ワード線WLと共有することもできる。こうすることにより、信号線の本数を削減でき、セルのより微細化が可能となる。
【0100】
特に、図8(a)に示すように、ビット線BLとセルプレート駆動線PLとが平行になるようにレイアウトした場合には、外部からの電磁波の影響を、ビット線BLとセルプレート駆動線PLとが同じように受ける。そのため、セルMCの両端に等しい電位が誘起されることにより、セルキャパシタCに電圧が加えられるのを防ぐことができる。
【0101】
しかも、ビット線BLとセルプレート駆動線PLとを平行にレイアウトする場合においては、ビット線BLとセルプレート駆動線PLとで異なるメタル層を用いるようにすることで、チップの面積を増大させずに実現できる。
【0102】
また、図8(b)に示すように、ビット線BLとセルプレート駆動線PLとが垂直になる(直交する)ようにレイアウトした場合には、ピッチが狭まり、チップの面積をより小さくできる。
【0103】
(第7の実施形態)
図9は、本発明の第7の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の構成例を示すものである。なお、ここでは、上述した第3の実施形態にかかる発明と第5の実施形態にかかる発明とを組み合わせた場合について説明する。
【0104】
たとえば、このTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の場合、強誘電体キャパシタ(セルキャパシタ)C0〜C7の両端の各電極が、それぞれD型のNMOSトランジスタM’0〜M’7のソースおよびドレインに接続されて、メモリセルMC’0〜MC’7が構成されている。
【0105】
また、その複数個のメモリセルMC’0〜MC’7が直列に接続されて、TC並列ユニット直列接続型セルがそれぞれ構成されている。
【0106】
さらに、TC並列ユニット直列接続型セルの、それぞれの一端側のセルMC’0が、MOSスイッチMS0,MS1を介して、ビット線BL,/BLに、また、それぞれの他端側のセルMC’7が、NMOSトランジスタ(保護トランジスタ)Q0,Q1を介して、セルプレート駆動線PL,/PLに接続されている。
【0107】
このような構成とした場合、第3の実施形態にかかる発明の効果と第5の実施形態にかかる発明の効果とを合わせた効果が期待できる。よって、たとえ電源オフ時に外部から静電気などが印加されたとしても、セルキャパシタ(強誘電体キャパシタC0〜C7)に高電圧がかかるのを、より一層効果的に阻止することが可能となる。
【0108】
なお、このような構成においては、MOSスイッチMS0,MS1およびNMOSトランジスタQ0,Q1の閾値を、他のトランジスタよりも高くして、オン状態になりにくくするようにしても良い。
【0109】
その場合、ビット線BL,/BLやセルプレート駆動線PL,/PLにより高い電位が誘起されたとしても、セルキャパシタC0〜C7に電圧が加えられる可能性をより低く抑えることが可能となる。
【0110】
(第8の実施形態)
図10は、本発明の第8の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の構成例を示すものである。なお、ここでは、上述した第4の実施形態にかかる発明と第5の実施形態にかかる発明とを組み合わせた場合について説明する。
【0111】
たとえば、このTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の場合、強誘電体キャパシタ(セルキャパシタ)C0〜C7の両端の各電極が、それぞれPMOSトランジスタM''0〜M''7のソースおよびドレインに接続されて、メモリセルMC''0〜MC''7が構成されている。
【0112】
また、その複数個のメモリセルMC''0〜MC''7が直列に接続されて、TC並列ユニット直列接続型セルがそれぞれ構成されている。
【0113】
さらに、TC並列ユニット直列接続型セルの、それぞれの一端側のセルMC''0が、PMOSトランジスタからなるMOSスイッチMS''0,MS''1を介して、ビット線BL,/BLに、また、それぞれの他端側のセルMC''7が、NMOSトランジスタ(保護トランジスタ)Q0,Q1を介して、セルプレート駆動線PL,/PLに接続されている。
【0114】
このような構成とした場合、第4の実施形態にかかる発明の効果と第5の実施形態にかかる発明の効果とを合わせた効果が期待できる。よって、たとえ電源オフ時に外部から静電気などが印加されたとしても、セルキャパシタ(強誘電体キャパシタC0〜C7)に高電圧がかかるのを、より一層効果的に阻止することが可能となる。
【0115】
なお、このような構成においては、MOSスイッチMS''0,MS''1およびNMOSトランジスタQ0,Q1の閾値を、他のトランジスタよりも高くして、オン状態になりにくくするようにしても良い。
【0116】
その場合、ビット線BL,/BLやセルプレート駆動線PL,/PLにより高い電位が誘起されたとしても、セルキャパシタC0〜C7に電圧が加えられる可能性をより低く抑えることが可能となる。
【0117】
(第9の実施形態)
図11は、本発明の第9の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の概略構成を示すものである。なお、ここでは、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の断面構造を示している。
【0118】
たとえば、このTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の場合、メモリセルMCは、強誘電体膜を用いてなるセルキャパシタCの下方部に、NMOSトランジスタからなるセルトランジスタMが配設されてなる構成とされている。
【0119】
セルトランジスタMのソースまたはドレインの拡散層(n+ )は、セルプレート駆動線PL(/BL)に接続されている。セルプレート駆動線PL(/BL)は、セルキャパシタCの上部電極または下部電極にコンタクトされている。
【0120】
ビット線BLは、これらメモリセルMCの間に、ワード線方向に半ピッチずれて配設されている。
【0121】
このような構成において、セルキャパシタCよりも上層の、たとえば、チップの最上層には、さらに、メタル層(静電バリア層)ML1がブランケット状に設けられている。これにより、電源オフ時に、たとえチップの外部より静電気などが印加されたとしても、セルプレート駆動線PL,/PLが静電誘導されるのを阻止できるようになる。
【0122】
しかも、このメタル層ML1を、チップの外周で半導体基板または図示していないウェル(Well)とコンタクトするようにした場合には、その効果をさらに高めることが可能となる。
【0123】
(第10の実施形態)
図12は、本発明の第10の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の概略構成を示すものである。
【0124】
このTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置は、たとえば、上述の図11に示したTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置において、上記メタル層ML1のさらにその上層に、絶縁膜を介して、メタル層(静電バリア層)ML2がブランケット状に設けられてなる構成とされている。
【0125】
このような構成においては、たとえば図13に示すように、各メタル層ML1,ML2をともに半導体基板またはウェルとコンタクトさせることによって、電位の安定化が図れ、より効果的である。
【0126】
また、図14に示すように、メタル層ML1,ML2のいずれか一方(たとえば、メタル層ML1)をN−Wellと接続し、いずれか他方(たとえば、メタル層ML2)をP−Wellと接続させる。この場合、メタル層ML1,ML2を電源線として機能させることが可能となる。よって、チップ上での電源線幅を節約でき、チップの小面積化を図る上で有効である。
【0127】
好ましくは、メタル層ML1,ML2における4隅と各辺の中点との全8点をそれぞれN−WellまたはP−Wellと接続する。これにより、ウェルとメタル層ML1,ML2との抵抗を低減できて、電位が安定する。
【0128】
図15および図16は、上記したTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置に用いられる、メタル層の構成例をそれぞれ示すものである。ここでは、メタル層の応力を、開口部を形成することによって吸収するようにした場合について説明する。
【0129】
図15において、メタル層ML1a,ML2aには、複数のスリット状の開口部OP1がそれぞれ設けられている。特に、メタル層が2層の場合には、下層のメタル層ML1a上の開口部OP1と上層のメタル層ML2a上の開口部OP1とが、上下で重なり合わないように、互いの位置をずらして設けられる。
【0130】
図16において、メタル層ML1b,ML2bには、複数の角型(または、丸型)の開口部OP2がそれぞれ設けられている。この場合も、メタル層が2層の場合には、下層のメタル層ML1b上の開口部OP2と上層のメタル層ML2b上の開口部OP2とが、上下で重なり合わないように、互いの位置をずらして設けられる。
【0131】
このような構成によれば、いずれの構成においても、応力を低減しつつ、静電誘導をもたらす電気力線を効果的に遮断できる。
【0132】
その他、本願発明は、上記(各)実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。さらに、上記(各)実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。たとえば、(各)実施形態に示される全構成要件からいくつかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題(の少なくとも1つ)が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果(の少なくとも1つ)が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0133】
【発明の効果】
以上、詳述したようにこの発明によれば、2T2C型セルよりもセル面積を小さくできるとともに、設計の難しいリファレンス電位やセルプレート駆動線とその駆動回路を不要とすることが可能な強誘電体メモリ装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態にかかる、強誘電体メモリ装置の概略構成を示す回路図。
【図2】同じく、強誘電体セルキャパシタのヒステリシス曲線を示す特性図。
【図3】同じく、強誘電体メモリ装置の動作の概略を説明するために示すタイミングチャート。
【図4】本発明の第2の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置のセル構造を概略的に示す回路構成図。
【図5】本発明の第3の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置のセル構造を概略的に示す回路構成図。
【図6】本発明の第4の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置のセル構造を概略的に示す回路構成図。
【図7】本発明の第5の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置のセル構造を概略的に示す回路構成図。
【図8】本発明の第6の実施形態にかかる、強誘電体メモリ装置の概略構成を示す回路図。
【図9】本発明の第7の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置のセル構造を概略的に示す回路構成図。
【図10】本発明の第8の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置のセル構造を概略的に示す回路構成図。
【図11】本発明の第9の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の構成を示す概略断面図。
【図12】本発明の第10の実施形態にかかる、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置の構成を示す概略断面図。
【図13】同じく、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置に用いられるメタル層の接続の一例を示す概略図。
【図14】同じく、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置に用いられるメタル層の接続の他の例を示す概略図。
【図15】同じく、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置に用いられるメタル層の一例を示す概略構成図。
【図16】同じく、TC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置に用いられるメタル層の他の例を示す概略構成図。
【図17】従来技術とその問題点を説明するために示す、2T2C型セル構造を有する強誘電体メモリ装置の概略構成を示す回路図。
【図18】同じく、従来の1T1C型セル構造を有する強誘電体メモリ装置の概略構成を示す回路図。
【図19】同じく、従来のTC並列ユニット直列接続型強誘電体メモリ装置のセル構造を示す回路構成図。
【符号の説明】
MC(MC0〜MC7),MC’0〜MC’7,MC''0〜MC''7…メモリセル
Ma,Mb(Ma0,Mb0,Ma1,Mb1)…NMOSトランジスタ(セルトランジスタ)
M(M0〜M7)…NMOSトランジスタ(セルトランジスタ)
M’0〜M’7…D型(デプレッション型)のNMOSトランジスタ(セルトランジスタ)
M''0〜M''7…PMOSトランジスタ(セルトランジスタ)
C(C0〜C7)…強誘電体キャパシタ(セルキャパシタ)
WL(WL0,WL1)…ワード線
BL,/BL…ビット線(対)
PL,/PL…セルプレート駆動線
T0,T1…NMOSスイッチ
Ca,Cb…強誘電体キャパシタ
φa,φb,φc…クロック信号
EQ…イコライズ回路
SA…センスアンプ
MS0,MS1…MOSスイッチ
MS''0,MS''1…MOSスイッチ(PMOSトランジスタ)
Q(Q0,Q1)…NMOSトランジスタ
QC,/QC…コントロール信号線
ML,ML1,ML1a,ML1b,ML2,ML2a,ML2b…メタル層
OP1,OP2…開口部
Claims (8)
- ワード線と、
このワード線に交差する第1,第2のビット線と、
前記ワード線にゲートが接続され、前記第1のビット線にドレインが接続された第1のトランジスタ、前記ワード線にゲートが接続され、前記第2のビット線にドレインが接続された第2のトランジスタ、および、前記第1,第2のトランジスタのソースにそれぞれ接続された強誘電体セルキャパシタからなるメモリセルと、
前記第1,第2のビット線に、それぞれスイッチング用トランジスタを介して、一端が接続された第1,第2のキャパシタと
を具備し、
前記メモリセルの前記強誘電体セルキャパシタを前記第1,第2のビット線に接続した状態で、前記第1,第2のキャパシタの他端を制御することにより、前記第1,第2のキャパシタの容量結合動作を利用して、前記第1,第2のビット線に、前記第1,第2のキャパシタの他端を制御する信号よりも大きな、互いに相補の関係にある第1,第2の電圧がそれぞれ印加されるようにし、その後、前記第1,第2のキャパシタの他端を元の状態に戻してからセンスを行うことを特徴とする強誘電体メモリ装置。 - 前記メモリセルをマトリクス状に配置してなることを特徴とする請求項1に記載の強誘電体メモリ装置。
- ワード線と、
前記ワード線に交差する第1,第2のビット線と、
前記ワード線にゲートが接続され、前記第1のビット線にソースまたはドレインの一方が接続された第1のトランジスタ、前記ワード線にゲートが接続され、前記第2のビット線にソースまたはドレインの一方が接続された第2のトランジスタ、および、前記第1,第2のトランジスタのソースまたはドレインの他方にそれぞれ接続された強誘電体セルキャパシタからなるメモリセルと、
前記第1,第2のビット線に、それぞれスイッチング用トランジスタを介して、一端が接続された第1,第2のキャパシタと
を具備し、
前記メモリセルの前記強誘電体セルキャパシタを前記第1,第2のビット線に接続した状態で、前記第1,第2のキャパシタの他端を制御することにより、前記第1,第2のキャパシタの容量結合動作を利用して、前記第1,第2のビット線に、前記第1,第2のキャパシタの他端を制御する信号よりも大きな、互いに相補の関係にある第1,第2の電圧がそれぞれ印加されるようにし、その後、前記第1,第2のキャパシタの他端を元の状態に戻してからセンスを行うことを特徴とする強誘電体メモリ装置。 - 複数のワード線と、
前記複数のワード線に交差する第1,第2のビット線と、
前記複数のワード線のそれぞれにゲートが接続された複数のトランジスタ、および、前記複数のトランジスタのソース・ドレイン端子間にそれぞれ接続された強誘電体セルキャパシタからなる複数のメモリセルを直列に接続するとともに、そのメモリセル列の一端が前記第1のビット線に接続され、他端が前記第2のビット線に接続されたセルブロックと、
前記第1,第2のビット線に、それぞれスイッチング用トランジスタを介して、一端が接続された第1,第2のキャパシタと
を具備し、
前記メモリセルの前記強誘電体セルキャパシタを前記第1,第2のビット線に接続した状態で、前記第1,第2のキャパシタの他端を制御することにより、前記第1,第2のキャパシタの容量結合動作を利用して、前記第1,第2のビット線に、前記第1,第2のキャパシタの他端を制御する信号よりも大きな、互いに相補の関係にある第1,第2の電圧がそれぞれ印加されるようにし、その後、前記第1,第2のキャパシタの他端を元の状態に戻してからセンスを行うことを特徴とする強誘電体メモリ装置。 - 前記セルブロックは、前記メモリセル列と前記第1,第2のビット線との間に、それぞれセレクトトランジスタが設けられてなることを特徴とする請求項4に記載の強誘電体メモリ装置。
- 前記セルブロックをアレイ状に配置してなることを特徴とする請求項4に記載の強誘電体メモリ装置。
- 前記第1,第2のビット線は、一対のビット線により構成されてなることを特徴とする請求項1,3または4に記載の強誘電体メモリ装置。
- 前記第1,第2のキャパシタは、強誘電体キャパシタであることを特徴とする請求項1,3または4に記載の強誘電体メモリ装置。
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