JP4044392B2 - 可変ターボ過給機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気タービンに流入する排気ガスの流速を調整するノズルベーンを備えた可変ターボ過給機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、空気を圧縮して気筒内に多量の空気を吸入させる方法として、エンジンの排気エネルギーを利用して排気タービンを作動させ、遠心圧縮機を駆動するターボ過給機が知られている。このようなターボ過給機では、エンジンの排気を利用するため、エンジンの低速回転域では排気ガス流量が低下し、排気タービンも低回転となり、遠心圧縮機において空気が十分に圧縮されない場合がある。そこで、このような特性を改善するため、ターボ過給機の、排気タービンロータの周囲の排気ガス流路に開閉弁を設け、排気ガス流量が小さい時には開閉弁を閉弁して排気ガス流路を絞り、排気ガスの流速を高め、排気タービンロータの回転数を増大して遠心圧縮機において空気が十分に圧縮されるようにする可変ターボ過給機が用いられている。そして上記の開閉弁の作動装置についての提案がなされている。その一例として、特開平11−343857号公報に開示されたものがある。
【0003】
図9は特開平11−343857号公報に開示されたターボチャージャの側面断面図である。図9において、ターボチャージャ50の排気側タービンホイール51は吸気側タービンホイール52とシャフト53により互いに連結されている。ターボチャージャ本体54内には排気側タービンホイール51に供給すべき排気ガスを流すための概ね環状の排気供給路55が形成される。排気側タービンホイール51回りであって、排気供給路55内で周方向に一定間隔を開けて複数個の開閉弁60が、図示しない枢動軸61により支持盤62に枢動可能に取付けられている。支持盤62は環状であり、ターボチャージャ本体54の背面に形成された開口に挿入され、ターボチャージャ本体54の一部をなしている。ターボチャージャ本体54の背面には蓋56が取付けられ、支持盤62との間に空間63を形成している。空間63には複数個の開閉弁60を連動して開閉する連動装置70が収納されている。
【0004】
図10は図9のE−E矢視図であり、連動装置70の平面図である。図10において、支持盤62内には環状の枢動リング71が回動自在に設けられている。支持盤62に貫通して取付けられた枢動軸61の基端部には開閉弁60が固設され、先端部には枢動アーム74が固設されている。枢動リング71には枢動アーム74の二股部が係合する複数個の突起72、及び1個の駆動用突起73が設けられている。
【0005】
図11は枢動リング71を駆動するアクチュエータ80の断面図である。図11において、枢動リング71に設けた駆動用突起73に一端部を係合した連結アーム75は、そのほぼ中央部を枢動軸76により揺動自在に支持されている。連結アーム75の他端部にはアクチュエータ80のロッド81の先端部が係合し、ロッド81の下端部はハウジング82で摺動自在に支持されている。ハウジング82は、ロッド81に固設された作動板83及びダイヤフラム84により大気圧室85及び負圧室86に分けられている。作動板83はバネ87により大気圧室85側に付勢されている。負圧室86に接続された負圧導入管90は、吸気通路91に設けられたスロットル弁94の下流側に接続し、負圧導入管90には電子制御装置93に接続する遮断弁92が設けられている。
【0006】
上記構成において、排気側タービンホイール51に流入する排気ガスの流量が予め定められた流量より小さい時には電子制御装置93により遮断弁92の開弁量を増大し、より大きい負圧を負圧室86に導入する。負圧室86内に導入された負圧によりロッド81はアクチュエータ80に引き込まれ、連結アーム75を揺動させ、枢動リング71を回動させる。枢動軸61は突起72の移動により回動し、開閉弁60を所定量閉じる。その結果、排気側タービンホイール51に流入する排気ガスの流速は上昇し、吸気側タービンホイール52の回転数が上昇して吸気が十分に圧縮される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成においては、1個の、負圧で作動するシリンダよりなるアクチュエータにより、1個の枢動リングを回転駆動して全数の開閉弁を回動させている。そのため、アクチュエータは大きな作動力が必要となると共に、負圧で作動させるためにシリンダの直径が大きくなり、大きな場積が必要となって装置の構成が困難になるという問題がある。
【0008】
本発明は、上記の問題点に着目してなされたものであり、小型、低トルクのアクチュエータでノズルベーン(開閉弁)の作動が可能であり、場積が小さくて装置の構成が容易な可変ターボ過給機を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段、作用及び効果】
上記目的を達成するために、第1発明は、可変ターボ過給機において、排気タービンロータの排気ガス入口部に、回動可能に設けられた複数個のノズルベーンと、前記ノズルベーンに基端部を固設されたベーン軸と、前記ベーン軸の先端部に固設された回動リンクと、前記複数個のノズルベーンを複数のグループに分割し、各グループの前記回動リンクの先端部にそれぞれ係合して回動することにより、前記複数個のベーン軸をほぼ同時に回動させる複数個の連結リングと、前記各連結リングをそれぞれ駆動する複数個のアクチュエータとを有し、前記複数個の連結リングは、それぞれの所定の円周長部に他の部分より厚い厚肉部を設け、この厚肉部に前記回動リンクと係合する溝部を設け、前記厚肉部と他の部分とを互いに対向して組み合わせ、かつ所定の角度、相互に回動自在とした構成としている。
【0010】
第1発明によると、複数個のノズルベーンを複数のグループに分割し、グループ毎に、複数個の連結リングもそれぞれ係合させ、連結リング毎にアクチュエータを設けた。そのため、連結リングの作動力は小さくなり、1個のアクチュエータの出力は小さくて良く、例えば小型の電動式アクチュエータでも対応できる。そのため、小型で構造簡単であり、装置構成も容易で、関白とな可変ターボ過給機が得られる。
また、連結リングの溝部に係合する回動リンクとノズルベーンとを連結するベーン軸の長さを全て同一にすることができ、部品アイテムの数を少なくできて管理上有利であり、コストを安くできる。また所定の角度、相互に回動自在にしたため、複数個のアクチュエータで駆動する場合に発生する相互間の微小なずれは吸収され、1個のアクチュエータに過負荷が加わって作動に支障を来すことはない。
【0011】
第2発明は、第1発明において、前記アクチュエータは、前記グループ毎に1個のベーン軸に設けられた連動軸を回動駆動する回転駆動型アクチュエータである構成としている。
【0012】
第2発明によると、アクチュエータを回転駆動型にしたため、例えば電気モータで直接連動軸を駆動可能であり、構造簡単で、可変ターボ過給機全体をコンパクトにすることができる。
【0013】
第3発明は、第1発明において、前記アクチュエータは、前記連結リングを回動させる直線駆動型アクチュエータである構成としている。
【0014】
第3発明によると、アクチュエータを直線駆動型にしたため、例えばソレノイドを使用してリンク装置を介して連結リングを回動させる構造にすることにより、ソレノイドを排気タービンの熱影響の少ない位置に配置でき、信頼性を向上させることができる。
【0015】
第4発明は、第1、又は第2、又は第3発明において、前記複数個の連結リングは、それぞれの所定の円周長部に他の部分より厚い厚肉部を設け、この厚肉部に前記回動リンクと係合する溝部を設け、前記厚肉部と他の部分とを互い対向して組み合わせ、かつ所定の角度、相互に回動自在とした構成としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係る可変ターボ過給機の実施形態について図面を参照して詳述する。
【0018】
図1は第1実施形態の、ノズルベーン連結装置と、駆動用アクチュエータとを備えた可変ターボ過給機の側面断面図である。図1において、可変ターボ過給機1は、給気圧縮機5と、排気タービン10と、両者を接続するベアリングハウジング2とから構成されている。排気タービン10は、図示しないエンジンの排気流路の途中に設けられ、排気ガスの流出入を案内する排気側ハウジング11と、排気側ハウジング11に収納された排気タービンロータ16とを備えている。
【0019】
排気側ハウジング11は、外周側に形成された排気流入部12と、中央部に形成されたほぼ円筒状の排気流出部13とを一体的に備えている。排気側ハウジング11の内部には、排気流出部13の反対側の開口を塞ぐように排気側インナープレート14が設けられ、排気流入部12と排気流出部13との間にノズル部15を形成している。
【0020】
排気タービンロータ16は、排気側インナープレート14を貫通したシャフト17を一体的に備えており、シャフト17はベアリングハウジング2に軸受3を介して回転自在に支持されている。シャフト17の他端部には給気圧縮機5のインペラ6が取付けられている。ベアリングハウジング2の一端部のフランジ部4は排気側ハウジング11に嵌入された状態で図示しないボルトで固定され、排気側インナープレート14との間で連結装置室18を形成している。
【0021】
排気タービンロータ16の外周部に形成されたノズル部15には、複数個のノズルベーン21が配置され、連結装置室18には複数個のノズルベーン21を同時に回動させるノズルベーン連結装置20が収納されている。
【0022】
図2は図1のA−A矢視図で、第1実施形態のノズルベーン連結装置20の平面図であり、図3は図2のB−B矢視図である。図1、図2、図3において、複数個のノズルベーン21が排気タービンロータ16の周囲に等間隔で配置されている。ノズルベーン21に基端部を固設されたベーン軸22の先端部には第1回動リンク23が固設されている。複数個のノズルベーン21は半数ずつ2つのグループに分けられ、第1連結リング30aと第2連結リング30bとにそれぞれ係合している。
【0023】
図4は第1、第2連結リング30a,30bの斜視図である。図4において、第1、第2連結リング30a,30bは、ほぼ半円周の厚肉部31と、他のほぼ半円周の薄肉部32とよりなっており、互いの厚肉部31と薄肉部32とを対向して摺動自在に組み合わされている。このとき、厚肉部31と薄肉部32との境界の段付部33,33の間には隙間Sが設けられている。隙間Sは例えば回転角で2〜3°である。図2、図3、図4において、第1、第2連結リング30a,30bの厚肉部31には、それぞれノズルベーン21の半数の溝部34が設けられ、それぞれ半数の第1回動リンク23の先端部に係合している。
【0024】
第1、第2連結リング30a,30bは排気側インナープレート14に取付けられたガイドローラ35により回動自在に支持されている。図5は図2のC−C矢視図である。図2、図5において、ガイドローラ35は、ピン36と、ピン36に回動自在に嵌入されたローラ37とより構成され、ピン36は排気側インナープレート14に圧入されている。ガイドローラ35は円周上に3個設けられ、ローラ37は第1、第2連結リング30a,30bの外周部に当接し、第1、第2連結リング30a,30bを回動自在に支持している。
【0025】
次に第1実施形態の、連結リング駆動部の構成について説明する。図1、図2、図3において、それぞれグループ分けされたノズルベーン21のうちの、1個のノズルベーン21のベーン軸22には、溝部34に係合する第2回動リンク24が固設され、第2回動リンク24には連動軸25が固設されている。一対の連動軸25の先端部は、アクチュエータ40の一例である回転駆動型アクチュエータ41に直結している。すなわち、連結リング30a,30bは、それぞれ回転駆動型アクチュエータ41に直結している。回転駆動型アクチュエータ41はステッピングモータあるいは直流モータ等の電気モータである。
【0026】
次に作動について説明する。図1、図2において、排気タービン10のノズル部15を通過する排気ガスの流速が所定の速度より遅くなると、図示しない制御装置からの指示により回転駆動型アクチュエータ41を同時に所定角度回転させる。回動された連動軸25は、ベーン軸22を介してノズルベーン21を所定角度回動させるとともに、第2回動リンク24を所定角度回動させる。一方の第2回動リンク24は第1連結リング30aを所定角度回動させ、他方の第2回動リンク24は第2連結リング30bを回動させる。これに伴って第1回動リンク23はベーン軸22を中心として回動される。したがってベーン軸22に固設されたノズルベーン21は一斉に同一方向に、同一角度回動され、ノズル部15の排気ガス通路面積は小さくなり、流速が上昇して排気タービンロータ16を高速回転させ、インペラ6による圧縮空気量を増大する。
【0027】
回転駆動型アクチュエータ41を同時に起動させた場合、僅かな時間的ズレを生じる。この誤差は第1連結リング30aの段付部33と、第2連結リング30bの段付部33との間に設けられた隙間Sにより吸収される。したがって、一方の回転駆動型アクチュエータ41で全数のノズルベーン21を回動させることはなく、過負荷になることはない。
【0028】
本発明に係る可変ターボ過給機は上記のような構成としたため、1個のアクチュエータで半数のノズルベーンを回動させればよい。そのため、アクチュエータの発生トルクは小さくなり、小型の電気モータでも駆動可能である。したがって装置が小型化するとともに、装置全体の構成が容易になり、可変ターボ過給機をコンパクトにすることができる。
【0029】
本発明は上記の実施形態以外に下記のような構成でも良い。
アクチュエータを電気式の回転駆動型アクチュエータとしているが、油圧、空気等の流体駆動式のものであっても良い。
連結リング及びアクチュエータを2個ずつ用いているが、3個以上であっても良い。
ガイドローラは、例えばセラミックや焼結金属等の摩擦抵抗の小さい、耐磨耗性の高い材料で連結リングを支持しても良い。また、上記実施形態では連結リングの外周側に配置しているが、内周側に設けても良い。
【0030】
図6は第2実施形態の、連結リング駆動部の構成図である。図6において、第1連結リング30aに連結ピン42を設ける。両端部に長穴44,44を有するレバー43が支持ピン45により揺動自在に設けられ、一方の長穴44と連結ピン42とは係合している。アクチュエータ40の他の一例である直線駆動型アクチュエータ46の駆動軸47に設けられた連結ピン48は、レバー43の他方の長穴44に係合している。アクチュエータ40の他の一例である直線駆動型アクチュエータ46は例えばソレノイドである。第2連結リング30bの駆動構造も上記と同様である。
【0031】
次に作動について説明する。直線駆動型アクチュエータ46を軸方向に駆動させるとレバー43は支持ピン45を中心として揺動し、第1連結リング30aを回動させ、第1回動リンク23をベーン軸22を中心として回動させ、複数個のノズルベーン21を同時に回動させる。第2連結リング30bも同様にして回動され、その結果、全数のノズルベーン21は同時に回動される。
【0032】
本実施形態では、直線駆動型アクチュエータ46はソレノイドであるが、油圧、空気等の流体駆動式であっても良い。
【0033】
図7は第2実施形態のノズルベーン連結装置20aの平面図であり、図8は図7のD−D矢視図である。第1実施形態のものと同一部材には同一符号を付して説明は省略し、異なる部分についてのみ説明する。図7、図8において、ノズルベーン21の半数の溝部34をそれぞれ有する第3、第4連結リング30c,30dが、互いに180°位相をずらして重ねられている。第3連結リング30cには、ノズルベーン21のベーン軸22に固設された第1回動リンク23が係合し、第4連結リング30dには、ノズルベーン21のベーン軸22aに固設された第3回動リンク26が係合している。第3、第4連結リング30c,30dの支持方式、及び駆動方式は第1実施形態のものと同一なので説明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の、第1実施形態のノズルベーン連結装置と、駆動用アクチュエータとを備えた可変ターボ過給機の側面断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の、ノズルベーン連結装置の平面図である。
【図3】図2のB−B矢視図である。
【図4】本発明の第1実施形態の、連結リングの斜視図である。
【図5】図2のC−C矢視図である。
【図6】本発明の第2実施形態の、連結リング駆動部の構成図である。
【図7】本発明の第2実施形態の、ノズルベーン連結装置の平面図である。
【図8】図7のD−D矢視図である。
【図9】従来の可変ターボ過給機の側面断面図である。
【図10】従来の開閉弁連動装置の平面図である。
【図11】従来の枢動リングを駆動するアクチュエータの断面図である。
【符号の説明】
1…可変ターボ過給機、2…ベアリングハウジング、11…排気側ハウジング、14…排気側インナープレート、16…排気タービンロータ、18…連結装置室、20,20a…ノズルベーン連結装置、21…ノズルベーン、22,22a…ベーン軸、23…第1回動リンク、24…第2回動リンク、25…連動軸、26…第3回動リンク、30a…第1連結リング、30b…第2連結リング、30c…第3連結リング、30d…第4連結リング、31…厚肉部、32…薄肉部、33…段付部、34…溝部、35…ガイドローラ、40…アクチュエータ、41…回転駆動型アクチュエータ、46…直線駆動型アクチュエータ。
Claims (3)
- 可変ターボ過給機において、
排気タービンロータ(16)の排気ガス入口部に、回動可能に設けられた複数個のノズルベーン(21)と、
前記ノズルベーン(21)に基端部を固設されたベーン軸(22,22a)と、
前記ベーン軸(22,22a)の先端部に固設された回動リンク(23,24,26)と、
前記複数個のノズルベーン(21)を複数のグループに分割し、各グループの前記回動リンク(23,24,26)の先端部にそれぞれ係合して回動することにより、前記複数個のベーン軸(22,23a)をほぼ同時に回動させる複数個の連結リング(30a,30b,30c,30d)と、
前記各連結リング(30a,30b,30c,30d)をそれぞれ駆動する複数個のアクチュエータ(40)とを有し、
前記複数個の連結リング(30a,30b)は、それぞれの所定の円周長部に他の部分より厚い厚肉部(31)を設け、この厚肉部(31)に前記回動リンク(23,24)と係合する溝部(34)を設け、前記厚肉部(31)と他の部分とを互いに対向して組み合わせ、かつ所定の角度、相互に回動自在とした
ことを特徴とする可変ターボ過給機。 - 請求項1に記載の可変ターボ過給機において、
前記アクチュエータ(40)は、前記グループ毎に1個のベーン軸(22)に設けられた連同軸(25)を回動駆動する回転駆動型アクチュエータ(41)である
ことを特徴とする可変ターボ過給機。 - 請求項1に記載の可変ターボ過給機において、
前記アクチュエータ(40)は、前記連結リング(30a,30b,30c,30d)を回動させる直線駆動型アクチュエータ(46)である
ことを特徴とする可変ターボ過給機。
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