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JP4043750B2 - 電磁波シールドガスケット - Google Patents

電磁波シールドガスケット Download PDF

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JP4043750B2
JP4043750B2 JP2001318308A JP2001318308A JP4043750B2 JP 4043750 B2 JP4043750 B2 JP 4043750B2 JP 2001318308 A JP2001318308 A JP 2001318308A JP 2001318308 A JP2001318308 A JP 2001318308A JP 4043750 B2 JP4043750 B2 JP 4043750B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器から発生する電磁波の遮蔽や静電気対策などのために、電子機器の間隙などに設置されて使用される電磁波シールド用のガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭用、オフィス用、産業用、医療用など、あらゆる分野において、電子機器の小型・携帯化および高機能化が進んでいる。これらの電子機器の問題点として、外部からの電磁波の侵入による誤作動などが挙げられる。この電磁波干渉対策のために、電磁波シールドガスケットが必要とされている。こうした電磁波シールドガスケットは、電子機器の隙間に設置され、圧縮した状態で使用されることから、導電性に加えて機械的特性として柔軟性および圧縮復元性が必要とされる。
【0003】
従来、電磁波シールドガスケットとしては、導電性ゴムを中空押出成形したもの、または柔軟性のあるフォームの外周に導電布を被覆したものが知られている。しかし、導電性ゴムを中空押出成形したものは、導電性ゴムの体積固有抵抗率が比較的大きいため、高周波領域での導電性が低く、電磁波シールド性能が低いという欠点がある。このため、フォームの外周に高導電性の被覆を施した電磁波シールドガスケットが広く用いられている。このような電磁波シールドガスケットを構成するフォームとしては、圧縮復元性に優れることから、ウレタンフォームが使用されている。
【0004】
さらに近年になって、電子機器部品としての電磁波シールドガスケットに対して、高い難燃性が強く要求されるようになってきている。
【0005】
ウレタンフォームを用いた電磁波シールドガスケットでは、易燃性のウレタンフォームを難燃化する必要がある。ウレタンフォームを難燃化する方法としては、ウレタンフォーム中に難燃剤を添加して難燃性を付与する方法と、ウレタンフォームに後処理で難燃剤を含浸させる方法とがある。しかし、前者の方法で高い難燃性を発現しようとすると、難燃剤の添加量を多くする必要があるため圧縮復元特性が悪化する。また、後者の方法でも、難燃剤の含浸により圧縮復元特性が悪化する。したがって、電磁波シールドガスケットには、高難燃性であっても、圧縮復元特性を維持できることが要求されている。
【0006】
また、従来は難燃剤として非常に優れた特性を示すハロゲン系難燃剤が多種多様な場面で用いられている。しかし、ハロゲン系難燃剤はダイオキシンをはじめとする環境問題の面から使用が制限されつつあり、これを使用しないことが強く要望されている。
【0007】
このような背景から、ハロゲン系難燃剤の代替材料として、水酸化マグネシウムや水酸化アルミニウムなどが提案されている。しかし、これらの難燃剤は、十分な難燃性を発現させるためには多量に配合する必要があるので、フォームの圧縮復元特性を悪化させる。しかも、これらの難燃剤は比重も高いため、ウレタンフォーム製造時にフォームが自重により陥没するなどの問題が生じ、良好なフォームを得ることが困難になる。
【0008】
また、ハロゲン系難燃剤の代替材料として、熱膨張性黒鉛やメラミンなども提案されている。しかし、難燃性を高めるために熱膨張性黒鉛を多量に配合するとウレタンフォーム製造時の反応性が極度に悪化し、安定してフォームを得ることが困難になり、例えばフォームの外観不良が生じる。この場合、触媒または整泡剤などの添加剤を調整することにより、フォームの外観不良を解消することはできるが、フォームの圧縮復元特性が悪化するうえに、得られたフォームとその外周に被覆する導電布との密着性が悪化するという問題がある。
【0009】
また、最近は、電子機器用に厚さ1〜3mm程度で圧縮復元性に優れたガスケットが要求されている。従来のウレタンフォームを基材とするガスケットは10mm程度の厚さのものが多く、1〜3mm程度の薄いガスケットには難燃性と加工性の観点からクロロプレンフォームを基材としたガスケットが使用されてきた。また、同じものでも薄くなるほど難燃性が落ちる傾向が一般的にあった。しかし、クロロプレンを使用したガスケットはハロゲンを多量に含むという問題のほかに、圧縮復元性が極めて悪いという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ハロゲン系難燃剤を使用することなく、高度な難燃性と優れた圧縮復元性とを併せ持つ電磁波シールドガスケットを提供することにある。
【0011】
本発明の他の目的は、1〜3mm程度の薄さでも、難燃性、加工性、圧縮復元性に優れた電磁波シールドガスケットを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の電磁波シールドガスケットは、ポリウレタンフォームの外周に導電布を被覆した電磁波シールドガスケットであって、前記ポリウレタンフォームは、ポリオールとイソシアネートを反応して得られるベース樹脂100重量部に対して膨張性黒鉛を10〜35重量部、メラミンを15〜45重量部含有し、260℃で10分間加熱したときの体積が加熱前の体積の0.4倍以上、300℃で10分間加熱したときの体積が加熱前の体積の1.4倍以上であることを特徴とする。
【0013】
本発明の電磁波シールドガスケットにおいては、ポリウレタンフォームのベースポリマーがポリオールとイソシアネート化合物とから合成されたものであって、用いられるポリオールが、ポリプロピレンオキサイドとポリエチレンオキサイドで鎖延長されたポリエーテル系ポリオールであるか、またはアミノプラスト系難燃ポリマーグラフトポリオールを含むことが好ましい。
【0014】
本発明の電磁波シールドガスケットにおいては、ポリウレタンフォームと導電布との間に難燃性裏打ちシートを設けてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をより詳細に説明する。
本発明の電磁波シールドガスケットは、ポリウレタンフォームの外周に導電布を被覆した構造を有する。本発明の電磁波シールドガスケットを構成するポリウレタンフォームはそのベースポリマーがポリオールとイソシアネート化合物とから合成され、その他の成分として触媒、発泡剤、難燃剤を含み、難燃剤としてメラミンおよび膨張性黒鉛が用いられている。
【0016】
以下、本発明において用いられる個々の成分について説明する。
本発明において用いられるポリウレタンフォームは、そのベースポリマーがポリオールとイソシアネート化合物とから合成される。
【0017】
本発明において用いられるポリオールとしては、通常の軟質ウレタンフォームに使用されるポリオールであれば特に限定されない。例えば、グリセリンベースのポリオキシプロピレントリオール、エチレンオキサイドでキャップされたポリオキシプロピレンポリオール、ポリオキシプロピレン/オキシエチレンポリオール、ポリマーポリオール、PHDポリオールなどのポリエーテル系ポリオール、カルボン酸などの酸とジエチレングリコールなどとの縮合重合などにより得られるポリエステル系ポリオールなどが挙げられる。
【0018】
特に好ましいポリオールとして、ポリプロピレンオキサイドとポリエチレンオキサイドで鎖延長された分子量4000〜10000の3官能ポリエーテル系ポリオールが挙げられる。このようなポリプロピレンオキサイドとポリエチレンオキサイドで鎖延長されたポリエーテル系ポリオールを用いた場合、熱膨張性黒鉛の配合により、圧復元特性に優れたフォームを安定して得ることができる。
【0019】
また、特に好ましいポリオールとして、アミノプラスト系難燃ポリマーグラフトポリオールも挙げられる。アミノプラスト系難燃ポリマーグラフトポリオールの製造方法としては、以下のような方法が知られている。例えば、ポリオール中でアミノプラスト系樹脂形成可能な物質の縮合を行わせることにより微粒子を析出させる方法(特公昭57−14708号公報)、またはポリオール以外の分散媒中でアミノプラスト系樹脂形成可能な物質の縮合を行わせることにより微粒子を析出させた後、分散媒をポリオールに変換する方法(特開平2−91116号公報)などである。アミノプラスト系樹脂粒子の粒径は0.01〜5μmの範囲が好ましく、0.1〜2μmの範囲がより好ましい。アミノプラスト系樹脂粒子の粒径が5μmを超えると、分散媒であるポリオール中で沈降しやすくなる。アミノプラスト系樹脂粒子は、静置した状態で少なくとも1ヶ月間、好ましくは2ヶ月以上、実質的に沈降しないものであることが好ましい。アミノプラスト系樹脂粒子が分散したポリオールは、白色または着色の半透明または不透明な粘性液体である。このようなアミノプラスト系樹脂粒子を含む微粒子分散ポリオールは、ポリウレタンフォームの難燃性を向上させる。尿素化合物、メラミン系化合物、グアナミン系化合物、またはグアニジン系化合物を主として使用したアミノプラスト系樹脂分散体を含む微粒子分散ポリオールはポリウレタンフォームの難燃性向上に特に有効である。
【0020】
また、ポリオールとして、ポリプロピレンオキサイドおよびポリエチレンオキサイドで鎖延長されたポリエーテル系ポリオールとアミノプラスト系難燃ポリマーグラフトポリオールを併用してもよい。特に、両者の重量比を3:7〜7:3とすることにより、圧縮復元性が良好であり、薄くても難燃性が高く、柔軟性が高く、薄く切り出す際の加工性も良好なフォームを作製できる。
【0021】
本発明において用いられるイソシアネート化合物としては、トルエンジイソシアネート、ジフェニルジイソシアネート、ポリメチレンジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリフェニルイソシアネート、ナフタレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、トリジレンジイソシアネート、トリフェニルメタントリイソシアネートなどが挙げられる。また、芳香族を有しないポリイソシアネート化合物を使用してもよい。また、イソシアネート化合物の変性物として、トリメチロールプロパンなどの多価アルコールなどで変性したプレポリマー型変性物、二量化変性物、三量化変性物、ウレア変性物、カルボジイミド変性物などを使用してもよい。これらの有機イソシアネート化合物は2種類以上併用することも可能である。
【0022】
良好な圧縮復元性を有するフォームを得る観点からはトルエンジイソシアネートが好ましいが、トルエンジイソシアネートは常温での蒸気圧が高く有害性が高い。このため、熱膨張性黒鉛を配合したフォームにおいて良好な圧縮復元特性を得るとともにフォーム製造時の有害性を低くすることを考慮すると、イソシアネート化合物としてポリオール変性ポリフェニレンポリメチレンポリイソシアネートを使用することが特に好ましい。
【0023】
本発明においては、触媒として第3級アミン系触媒および有機金属化合物系触媒が用いられ、通常、これらの触媒は併用される。
第3級アミン系触媒としては、トリエチレンジアミン、N−エチルモルホリン、N、N−ジメチルアミノエチルモルホリン、トリエチルアミン、ビス(2−ジメチルアミノエチル)エーテルなどが挙げられる。好ましい第3級アミン系触媒は、トリエチレンジアミンである。第3級アミン系触媒の使用量は、熱膨張性黒鉛の添加量により適宜調整される。
【0024】
有機金属化合物系触媒としては、スタナスオクテート、ジブチル錫ジラウレート、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫マーカプチド、ジブチル錫ジマレエート、ジオクチル錫チオカルボキシレートなどが挙げられる。特に好ましい有機金属化合物系触媒は、スタナスオクテートである。有機金属化合物系触媒の配合量も熱膨張性黒鉛の添加量により適宜調整される。
【0025】
一般的には、熱膨張性黒鉛の配合量を増やすほど、触媒の配合量を増す必要がある。触媒の配合量は、熱膨張性黒鉛の酸性度と、熱膨張性黒鉛をポリオールに混和したときの系の酸性化への影響度により異なり、適宜選択される。
【0026】
本発明において用いられる発泡剤としては水やフロンが挙げられる。しかし、フロンはオゾン層破壊の観点から使用が制限されているため、水を使用するのが好ましい。なお、発泡剤として、熱分解してガスを発生する重炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウムなどを併用してもよい。発泡剤の使用量は目的とするフォームの密度に応じて調整される。
【0027】
水はイソシアネート化合物と反応し、ポリ尿素を生成するとともに炭酸ガスを発生する。この炭酸ガスが気泡となって成長する。この反応は発熱量が大きいため、水の添加量は制限される。また、熱膨張性黒鉛を配合したウレタンフォームを使用して圧縮復元性に優れたガスケットを得るためにも、水の添加量を適切に調整することが必要となる。水の添加量は、ポリオール100重量部に対して0.5〜4重量部とすることが好ましい。0.5重量部未満では発泡量が少なく柔軟性に優れたフォームが得られない。4重量部を超えると得られるフォームの腰が低下するうえに、反応による発熱が著しくなり製造時の危険性が増す。
【0028】
本発明においては、難燃剤としてメラミンおよび熱膨張性黒鉛が使用される。
難燃剤としてのメラミンは一般に平均粒径が10〜50μm程度の粉末状のものが用いられる。化学的方法や物理的方法によって得られる数μm程度の小さい粒径を有するメラミン粉末も用いることもできるが、このような微粒子状のものは分散安定性が良好であるものの、配合量を多くする場合にはコスト面で不利である。
【0029】
メラミンの添加量はポリオールとイソシアネート化合物を反応して得られるベース樹脂100重量部に対し、15〜45重量部とすることが好ましい。15重量部未満ではフォームに十分な難燃性が付与されない。45重量部を超えると、反応前の混合液の粘度が高くなりすぎて作業性が著しく悪くなるとともに、得られるウレタンフォームの機械特性に悪影響を及ぼす。
【0030】
難燃剤としての熱膨張性黒鉛は黒色の鱗片状の構造を有し、加熱されると黒鉛を構成する六員環重合体層の間隔が広がって、それ自体が膨張する。そして、六員環重合体層の層間に高温で溶融した樹脂が吸収され、フォームの延焼と溶融物のたれ落ちが防止されるので、フォームの難燃性を向上することができる。本発明において用いられる熱膨張性黒鉛は、180℃という比較的低温でも見かけ嵩が2倍以上に膨張しうるものであることが好ましい。180℃にさらされたときに見かけ嵩が2倍以上に膨張しない熱膨張性黒鉛を配合したウレタンフォームでは、十分な難燃性が得られない。なお、180℃にさらされたときに見かけ嵩が2倍以上に膨張しない熱膨張性黒鉛を多量に配合すればある程度の難燃性が得られるが、この場合にはウレタンフォームの反応阻害が大きくなり外観の良好なフォームが得られないことが多く、外観の良好なフォームでも十分な圧縮復元特性が得られないうえに導電布との密着性も悪くなる。
【0031】
熱膨張性黒鉛の添加量は、ポリオールとイソシアネート化合物を反応して得られるベース樹脂100重量部に対して10〜35重量部とすることが好ましい。10重量部未満では、燃焼時に溶融樹脂のたれ落ちを防ぐことができず、フォームに十分な難燃性を付与することができない。35重量部を超えると、ウレタンフォーム製造時の反応性が著しく悪化し、気泡の均一なフォームが得られなくなるとともに硬化時間も遅くなって硬化が不完全となり、圧縮復元特性に優れたフォームが得られなくなる。なお、触媒の増量、効力の強い触媒の使用、整泡力の強い整泡剤の使用、整泡剤の増量などによって、ウレタンフォーム製造時の反応性および造泡性を促進することにより、熱膨張性黒鉛を多量に配合した場合でも気泡が均一で比較的外観が良好なフォームを得ることは可能である。しかし、このようにして得られるフォームは、気泡が小さく圧縮復元性が悪化したものか、圧縮復元性は優れているが気泡の大きいものであり、気泡の緻密化と圧縮復元性を両立することが困難である。したがって、熱膨張性黒鉛の配合量は35重量部以下とすることが好ましい。
【0032】
熱膨張性黒鉛の粒度は特に限定されないが、30〜100メッシュが好ましい。30メッシュより細かくなると、熱膨張性が小さくなり、フォームに難燃性を付与する効果が低下する。100メッシュより粗くなると、ウレタンフォーム組成物中で沈降しやすく分散性が悪くなる。
【0033】
本発明においては、目的を損なわない範囲で、メラミンおよび熱膨張性黒鉛に加えて、メラミン誘導体、リン系難燃剤など他の難燃剤を用いてもよい。
【0034】
リン系難燃剤としては、分子内に反応性の官能器を1つ以上有する縮合リン酸エステルベースの反応型リン系難燃剤を使用することができる。反応型リン系難燃剤はポリオールとイソシアネートを反応して得られるベース樹脂100重量部に対して、1〜15重量部とすることにより、ガスケットの厚さが薄い場合でも十分な難燃性を有しながら、圧縮復元性を失うことがない。反応型リン系難燃剤として具体的には、官能基が水酸基であるエクソリットOP(クラリアントジャパン製商品名)を使用することができる。この場合は特にポリオールがポリエーテル系であるウレタンフォームにおいて、高い難燃効果を発揮する。
【0035】
本発明においては、ウレタンフォームに、上記の成分以外にも、架橋剤、整泡剤、着色剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、充填剤など公知の添加剤または助剤を必要に応じて添加することができる。
【0036】
本発明においてウレタンフォームの平均気泡径は2mm以下であることが好ましい。平均気泡径が2mmを超えると、ガスケットの圧縮復元性が不均一になるうえに導電布との密着性が悪くなる。
【0037】
本発明において、ウレタンフォームは、260℃で10分間加熱したときの体積が加熱前の体積の0.4倍以上であり、300℃で10分間加熱したときの体積が加熱前の体積の1.4倍以上であるという条件を満たすことが必要である。これらの条件を満たしていない場合、燃焼時に溶融樹脂のたれ落ちを防ぐことができず、フォームに十分な難燃性を付与することができない。
【0038】
本発明において用いられるウレタンフォームはハロゲン系難燃剤を含有していないので、日本電線工業規格JCS第397号の5で規定される塩化水素ガス発生量が2mg/g以下である。
【0039】
本発明の電磁波シールドガスケットは、上述した成分を含有する難燃性ウレタンフォームの外周に導電布を例えば接着剤層を介して被覆することにより作製される。導電布としては、圧縮復元性および経済性の観点から、有機繊維織布に金属鍍金を施したものが好ましい。本発明においては特に、ポリエステルなどの有機繊維織布に銅鍍金を施し、さらにその上にニッケル鍍金または銀鍍金を施したものを使用することが好ましい。その理由は、最外表面がニッケル鍍金または銀鍍金でないと、加熱加湿耐久性が十分でなく、ガスケットの導電性耐久性が低くなるためである。これは、本発明においてはウレタンフォームに熱膨張性黒鉛を配合しているためとみられる。
【0040】
本発明においては、ポリウレタンフォームと導電布との間に難燃性裏打ちシートを設けてもよい。
【0041】
このようにして得られた電磁波シールドガスケットは、高い難燃性と圧縮復元性を有する。本発明の電磁波シールドガスケットは、JIS K6400に規定される50%圧縮時の圧縮残留歪みが25%以下であることが好ましい。圧縮残留歪みが大きいと、圧縮された状態での長期使用に対して信頼性が低下する。
【0042】
【実施例】
以下、本発明を実施例により更に詳しく説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。実施例および比較例において、用いた原料の詳細は以下の通りである。
【0043】
[使用原料]
ポリオール1:ポリエーテル系ポリオール、官能基数3、平均分子量6800(旭電化工業製)
ポリオール2:ポリエーテル系ポリオール、官能基数3、平均分子量4800(旭電化工業製)
ポリオール3:ポリエーテル系ポリオール、官能基数3、平均分子量3000(旭電化工業製)
ポリオール4:アミノプラスト系難燃ポリマーグラフトポリオール:M−950(旭硝子製)、メラミン分散ポリオール
イソシアネート1:ポリオール変性ポリフェニレンポリメチレンポリイソシアネート(日本ポリウレタン製)
イソシアネート2:トルエンジイソシアネート(2、4−トリレンジイソシアネート:2、6−トリレンジイソシアネート=80:20)(日本ポリウレタン製)
イソシアネート3:ポリメリックMDI(日本ポリウレタン製)
アミン系触媒1:DABCO33LV(三共エアプロダクツ製)
アミン系触媒2:DABCO8154(三共エアプロダクツ製)
アミン系触媒3:NC−IM(三共エアプロダクツ製)
有機金属触媒1:スタノクト(吉野ファインケミカル製)
架橋剤1:ジエタノールアミン
整泡剤1:シリコーン系界面活性剤L−5309(日本ユニカー製)
整泡剤2:シリコーン系界面活性剤SZ−1142(日本ユニカー製)
発泡剤1:蒸留水
熱膨張性黒鉛1:80LTE−UN(住金化工製)
熱膨張性黒鉛2:50LTE−U(住金化工製)
熱膨張性黒鉛3:80LTE−110N(住金化工製)
熱膨張性黒鉛4:8099M(住金化工製)
熱膨張性鉱物1:化学処理されたバーミキュライト、ヴァーミカル2号(岩尾製)
熱膨張性鉱物2:バーミキュライト原石、南アフリカ産2号
メラミン:メラミン粉末(日産化学製)
水酸化アルミニウム:B103(日本軽金属製)
燐系難燃剤1:縮合燐酸エステルベース反応型難燃剤OP550(クラリアントジャパン製)
導電シート1:ポリエステル繊維織布に銅鍍金およびニッケル鍍金が施され、さらに裏打ち材が施されたもの。
導電シート2:ポリエステル繊維織布に銅鍍金が施されたもの。
【0044】
[評価方法]
(1)熱膨張性黒鉛の熱膨張性評価(見かけ嵩の変化)
底を平らに封止した内径32mmの銅パイプの底に、熱膨張性黒鉛を高さ5mmになるように平らに入れて所定の温度で加熱した。加熱温度は150℃、180℃、260℃で行い、各加熱時間は20分とした。加熱後の嵩を加熱前の嵩で除することにより見かけ嵩の変化を調べた。評価基準は、加熱後の見かけ嵩が加熱前の2倍以上となった場合を○、2倍未満の場合を×とした。これらの結果を表1に示す。
【0045】
【表1】
Figure 0004043750
【0046】
(2)原料液の流動性
ポリオールに難燃剤、発泡剤、触媒、整泡剤を添加して得られたポリオール系混和物の流動性を調べた。ポリオール系混和物を雰囲気温度15〜20℃で試作用二液混合機により安定して搬送されるかどうかで判断した。搬送量が不安定であったもの、または搬送量が極度に減少したものを×とした。安定して搬送されたものを○とした。
【0047】
(3)フォームの260℃熱膨張倍率
得られたウレタンフォームから2cm×2cm×2cmの試料を切り出し、この試料を260℃の恒温槽内で10分間加熱した。加熱後の体積を加熱前の体積で除して熱膨張倍率とした。
【0048】
(4)フォームの300℃熱膨張倍率
得られたウレタンフォームから2cm×2cm×2cmの試料を切り出し、この試料を300℃の恒温槽内で10分間加熱した。加熱後の体積を加熱前の体積で除して熱膨張倍率とした。
【0049】
(5)フォームの気泡均一性
フォームの断面を観察して気泡の均一性を調べた。大きな空隙や、著しい気泡の不均一を生じたものを×とした。気泡の均一なものを○とした。
【0050】
(6)フォームの気泡径
フォームの断面を観察し、気泡径2mm以上の気泡がほとんどないものを○とし、気泡径2mm以上の気泡が多数みられるものを×とした。
【0051】
(7)導電布との密着性
ガスケットに50%圧縮を10回繰り返し、側面の導電布が浮いて剥がれてくるかどうかにより判断した。導電布がほとんど剥がれなかったものを○、導電布が剥がれたものを×とした。
【0052】
(8)ガスケットの燃焼試験
UL94の94V−0、V−1、V−2材料分類の垂直燃焼試験方法により評価した。V0に相当したものを○とし、それ以外を×とした。
【0053】
(8−2)ガスケットの燃焼試験1mmt
得られたフォームより厚さ1mmのガスケットを作製し、UL94の94V−0、V−1、V−2材料分類の垂直燃焼試験方法により評価した。V0に相当したものを○とし、それ以外を×とした。
【0054】
(9)ガスケットの圧縮残留歪み
JIS K 6401 に規定される圧縮永久歪みにより評価した。圧縮は50%とした。圧縮残留歪み20%未満を○とし、それ以上を×とした。
【0055】
(9−2)ガスケットの圧縮残留歪み1mmt
得られたフォームより厚さ1mmのガスケットを作製し、JIS K 6401 に規定される圧縮永久歪みにより評価した。圧縮は50%とした。圧縮残留歪み10%未満を○とし、それ以上を△とした。
【0056】
(10)ガスケットの導電性耐久性
2枚の金属片間にガスケットを挟んだ状態でガスケットに40%圧縮をかけ、そのまま65℃で1000時間保持させた後、金属片間の抵抗を測定した。抵抗が接触単位面積当たり20オーム未満であったものを○とし、20オーム以上となったものを×とした。
【0057】
(11)切断加工性1mmt
得られたフォームより1mm厚さへのスライスのしやすさを評価した。寸法安定性よく切削可能であったものを○、寸法安定性が悪いもの、スライスが困難であったものを△とした。
【0058】
[実施例1]
表2に示す配合量(重量部)で、ポリオールに、触媒、整泡剤、架橋剤、発泡剤、メラミン、熱膨張性黒鉛を添加し、攪拌機で混合した後、イソシアネート化合物を添加し、素早く混合し発泡させて難燃性ウレタンフォームを得た。得られた難燃性ウレタンフォームの評価結果を表2に示す。また、得られた難燃性ウレタンフォームを10mm角で長さ20cmに切り出し、この長手方向に縦添えで導電布を被覆し、電磁波シールドガスケットを製造した。得られたガスケットの評価結果を表2に示す。
【0059】
[実施例2〜20、比較例1〜18]
原料の種類または配合比を変更したこと以外は実施例1と同じ方法で難燃性ウレタンフォームを製造した。得られた難燃性ウレタンフォームの評価結果を表2〜5に示す。また、得られた難燃性ウレタンフォームを用い実施例1と同様にして電磁波シールドガスケットを製造した。得られた電磁波シールドガスケットの評価結果を表2〜6に示す。
【0060】
表2〜6から、本発明の規定を満たす難燃性ウレタンフォームおよびそれを用いた電磁波シールドガスケットは良好な特性を示すことがわかる。
【0061】
【表2】
Figure 0004043750
【0062】
【表3】
Figure 0004043750
【0063】
【表4】
Figure 0004043750
【0064】
【表5】
Figure 0004043750
【0065】
【表6】
Figure 0004043750
【0066】
【発明の効果】
以上詳述したように本発明によれば、難燃性が高く、圧縮復元特性に優れたウレタンフォームを得ることができ、このようなウレタンフォームの外周に導電布を被覆することにより、難燃性、圧縮復元性、および長期導電性に優れた電磁波シールドガスケットを得ることができる。

Claims (4)

  1. ポリウレタンフォームの外周に導電布を被覆した電磁波シールドガスケットであって、前記ポリウレタンフォームは、ポリオールとイソシアネートを反応して得られるベース樹脂100重量部に対して膨張性黒鉛を10〜35重量部、メラミンを15〜45重量部含有し、260℃で10分間加熱したときの体積が加熱前の体積の0.4倍以上、300℃で10分間加熱したときの体積が加熱前の体積の1.4倍以上であることを特徴とする電磁波シールドガスケット。
  2. 前記ポリウレタンフォームのベースポリマーを構成するポリオールが、ポリプロピレンオキサイドとポリエチレンオキサイドで鎖延長されたポリエーテル系ポリオールであることを特徴とする請求項1に記載の電磁波シールドガスケット。
  3. 前記ポリウレタンフォームのベースポリマーを構成するポリオールが、アミノプラスト系難燃ポリマーグラフトポリオールを含むことを特徴とする請求項1に記載の電磁波シールドガスケット。
  4. 前記ポリウレタンフォームと前記導電布との間に難燃性裏打ちシートが設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の電磁波シールドガスケット。
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