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JP4041360B2 - 生体インピーダンス測定装置 - Google Patents

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JP4041360B2
JP4041360B2 JP2002202843A JP2002202843A JP4041360B2 JP 4041360 B2 JP4041360 B2 JP 4041360B2 JP 2002202843 A JP2002202843 A JP 2002202843A JP 2002202843 A JP2002202843 A JP 2002202843A JP 4041360 B2 JP4041360 B2 JP 4041360B2
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  • Radiology & Medical Imaging (AREA)
  • Measurement And Recording Of Electrical Phenomena And Electrical Characteristics Of The Living Body (AREA)
  • Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、実測される生体のインピーダンスを抵抗成分とリアクタンス成分とに分離し、生体の真のインピーダンスを求める生体インピーダンス測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
生体インピーダンスの測定電流経路に、測定される生体インピーダンス値を適当に分割し得る複数の既知抵抗値の基準抵抗群を生体と直列接続し、基準抵抗群の複数の抵抗値による電圧降下値と生体による電圧降下値を測定し、複数の抵抗値とそれに対応した複数の測定電圧値とにより両者間の相関式を決定し、測定によって得られた生体の測定電圧値と相関式を用いて生体インピーダンスを求めるインピーダンス測定法(特許第2835656号公報参照)が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のインピーダンス測定法は、定電流を生成するための正弦波発振器や電圧−電流変換器、電流経路等にインピーダンス変動要因を含む。このために、測定されて求められた生体インピーダンスは、正確さに欠けるものであった。
【0004】
そこで、本発明は、上記のような従来の問題点を解決することを目的とするもので、インピーダンス変動要因による変動の影響の少ない正確な生体インピーダンス測定装置を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を達成するために、本発明の生体インピーダンス測定装置は、生体若しくは外部基準器について、又は生体、外部基準器若しくは内部基準器についてのインピーダンスに基因する電圧を測定する測定手段と、前記測定手段で測定されたインピーダンスに基因する電圧を、抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とに分離する分離手段と、前記測定手段に生じるインピーダンス変動要因に基づく変動を表す変動変数と、実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数とに、生体又は外部基準器の真のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分を表す真インピーダンス変数を対応させたインピーダンス演算式を予め記憶する演算式記憶手段と、前記測定手段で測定される外部基準器のインピーダンスに基因する電圧に対応して前記分離手段で分離される抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧と、前記測定手段で測定される外部基準器のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分とを、前記演算式記憶手段に予め記憶されるインピーダンス演算式に代入し、変動変数の定数である変動定数を演算する変動定数演算手段と、前記変動定数演算手段で演算された変動定数を記憶する変動定数記憶手段と、前記変動定数記憶手段で記憶される変動定数と、前記測定手段で測定される生体のインピーダンスに基因する電圧とを、前記演算式記憶手段に予め記憶されるインピーダンス演算式に代入し、生体の真のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分を演算する生体インピーダンス演算手段と、を備えることを特徴とする。
【0006】
また、前記変動定数演算手段は、前記測定手段で測定される異なる複数の外部基準器の各インピーダンスに基因する各電圧に対応して前記分離手段で分離される各抵抗成分に基因する各電圧及び各リアクタンス成分に基因する各電圧と、前記測定手段で測定される異なる複数の外部基準器の各インピーダンスの各抵抗成分及び各リアクタンス成分とを、前記演算式記憶手段に予め記憶されるインピーダンス演算式に代入し、変動変数の定数である変動定数を演算することを特徴とする。
【0007】
また、前記インピーダンス演算式は、変動変数として、抵抗成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数をC、リアクタンス成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数をC、抵抗成分軸方向へのオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数をVOSR及びリアクタンス成分軸方向へのオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数をVOSXとし、実測電圧変数として、生体又は外部基準器の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をVBR、リアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をVBX、内部基準器の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をVRR及びリアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をVRXとし、真インピーダンス成分変数として、生体又は外部基準器の真のインピーダンスの抵抗成分を表す真インピーダンス成分変数をR及びリアクタンス成分を表す真インピーダンス成分変数をXとし、
【数2】
Figure 0004041360
の式であることを特徴とする。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
【0009】
初めに、第1の実施の形態として、ハード的処理によって、実測される生体のインピーダンスを抵抗成分とリアクタンス成分とに分離して生体の真のインピーダンスを求める態様について詳述する。
【0010】
第1の実施の形態に係わる生体インピーダンス測定装置の構成について、図1に示すブロック図を参照して説明する。
【0011】
第1の実施の形態の生体インピーダンス測定装置は、測定手段1と、記憶部2と、マイコン3と、表示部4とを備える。
【0012】
測定手段1においては、生体5、外部基準器6又は内部基準器7についてのインピーダンスに基因する電圧を測定する。そして、この測定手段1は、定電圧(正弦波交流)発生器8、電圧/電流変換器9、内部基準器7、電極A10、電極B11、切替器12、増幅器13、フィルタ14及びA/D変換器(同期検波方式)15から成る。
【0013】
定電圧(正弦波交流)発生器8は、高周波(例えば、50kHz)の定電圧を発生し、電圧/電流変換器9に出力すると共に、正弦波発生のタイミング信号をA/D変換器(同期検波方式)15に出力する。電圧/電流変換器9は、定電圧(正弦波交流)発生器8から受けた定電圧を定電流に変換し、内部基準器7に出力する。
【0014】
内部基準器7は、環境等の温度変化の原因により、定電圧(正弦波交流)発生器8や電圧/電流変換器9からの定電流の変化がもたらすインピーダンスの影響を補正するための基準となるインピーダンスである。この内部基準器7は、従来の技術で引用したインピーダンス測定法(特許第2835656号公報参照)における複数の既知抵抗値の基準抵抗群にあたるものである。本件においては、この内部基準器7には、一つの既知基準抵抗を用いる。
【0015】
電極A10は、電圧/電流変換器9から内部基準器7を経た定電流を生体5又は外部基準器6に通電するための端子である。電極B11は、生体5又は外部基準器6に発生する電圧を検出するための端子である。
【0016】
切替器12は、定電流が内部基準器7に流れたことにより内部基準器7に発生する電圧と、定電流が2つの電極B11間の生体5又は外部基準器6に流れたことにより2つの電極B11間に発生する電圧との検出を切り替える。
【0017】
増幅器13は、切替器12を経た内部基準器7のインピーダンスに基因する電圧、又は生体5若しくは外部基準器6のインピーダンスに基因する電圧を増幅する。フィルタ14は、増幅器13で増幅された電圧のノイズ成分を除去する。
【0018】
A/D変換器(同期検波方式)15は、フィルタ14でノイズ成分が除去された電圧(アナログ)をデジタル変換すると共に、定電圧(正弦波交流)発生器8からの正弦波発生のタイミング信号に基づいて、内部基準器7又は生体5若しくは外部基準器6の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とに分離してマイコン3に出力する。なお、このA/D変換器(同期検波方式)15は、測定手段1の一部を成すと共に、測定手段1で測定されたインピーダンスに基因する電圧を、抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とに分離する分離手段16をも兼ねる。
【0019】
記憶部2においては、演算式記憶手段17及び変動定数記憶手段18を有すると共に、各種演算の際の一時的な記憶その他の公知の如き記憶を行う。なお、記憶部2には、EEPROMを用いる。
【0020】
演算式記憶手段17は、測定手段1に生じるインピーダンス変動要因に基づく変動を表す変動変数と、実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数とに、生体5又は外部基準器6の真のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分を表す真インピーダンス変数を対応させたインピーダンス演算式を予め記憶する。
【0021】
なお、インピーダンス演算式は、測定手段1に生じるインピーダンス変動要因に基づく変動を考慮した図2の測定手段1における回路モデルに基づいて導き出した数3の式である。図2の各部は、測定手段1に生じる位相変動成分をH(θ)、電圧/電流変換器9のインピーダンスをZ、内部基準器7のインピーダンスをZ、浮遊容量等によるインピーダンスをZ、生体5又は外部基準器6のインピーダンスをZ、内部基準器7と生体5(又は外部基準器6)とにかけて生ずる電圧をV、内部基準器7のインピーダンス成分で生ずる電圧をV、生体5又は外部基準器6のインピーダンス成分で生ずる電圧をVで表す。
【0022】
この回路モデルによると、生体5又は外部基準器6のインピーダンスは、Z=V (1−Z/Z/V=CV/Vの式となる。ここでCは、スケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数となる。そして、この式に、主にZに起因するオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数VOSを考慮すると共に、各変数を抵抗成分及びリアクタンス成分に分解する(Zを生体5又は外部基準器6の真のインピーダンスの抵抗成分を表す真インピーダンス成分変数Rとリアクタンス成分を表す真インピーダンス成分変数Xとし、Cを抵抗成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数Cとリアクタンス成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数Cとし、Vを生体5又は外部基準器6の抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数VBRとリアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数VBXとし、Vを内部基準器7の抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数VRRとリアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数VRXとし、VOSを抵抗成分軸方向へのオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数VOSRとリアクタンス成分軸方向に対するオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数VOSXとする。)ことで数3の式が導かれる。
【数3】
Figure 0004041360
【0023】
この数3の式におけるスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数C、C、オフセット電圧に基づく変動を表す変動変数VOSR、VOSXは、測定手段1に生じるインピーダンス変動要因に基づく変動を表す変動変数に該当する。
【0024】
図3は、インピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分の関係を座標に表す図である。縦軸Xはリアクタンス成分を、横軸Rは抵抗成分を、点Zはインピーダンスを、座標交点Oは零地点を、偏角θは位相差を表す。スケールファクター及び位相に基づく変動を示す変動変数C、Cは、線分OZ方向の変動及び偏角θの変動についての変数を表し、オフセット電圧に基づく変動を表す変動変数VOSR、VOSXは、座標交点Oの変動についての変数を表すものである。
【0025】
変動定数記憶手段18は、後述する変動定数演算手段19で演算される変動定数を記憶する。
【0026】
マイコン3においては、変動定数演算手段19及び生体インピーダンス演算手段20を有すると共に、定電圧(正弦波交流)発生器8からの高周波の定電圧の発生の制御その他の公知の如き制御を行う。
【0027】
変動定数演算手段19は、内部基準器7及び外部基準器6の測定によってA/D変換器(同期検波方式)15から出力された抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧と、測定手段1で測定される外部基準器6のインピーダンスの既知の抵抗成分及びリアクタンス成分とを、記憶手段に予め記憶されるインピーダンス演算式(数3の式)に代入して変動変数の定数である変動定数を演算し、変動定数記憶手段18に出力する。
【0028】
生体インピーダンス演算手段20は、変動定数記憶手段18で記憶される変動定数と、測定手段1で測定される生体5のインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧とを、演算式記憶手段17に予め記憶されるインピーダンス演算式(数3の式)に代入し、生体5の真のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分を演算する。
【0029】
表示部4は、生体インピーダンス演算手段20で演算された結果を表示する。
【0030】
第1の実施の形態に係わる生体インピーダンス測定装置の使用及び動作の流れについて、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0031】
まず、図1に示すように、生体インピーダンスの測定範囲の下限に該当する既知のインピーダンス(例えば、R=100Ω、X=0Ω)である外部基準器6を電極A10及び電極B11に接続する(ステップ1)。
【0032】
続いて、マイコン3からの制御により定電圧(正弦波交流)発生器8から高周波(例えば、50kHz)の定電圧を発生し、電圧/電流変換器9でこの高周波の定電圧を定電流に変換し、内部基準器7へと出力する。また、定電圧(正弦波交流)発生器8からは正弦波発生のタイミング信号をA/D変換器(同期検波方式)15にも出力する。次いで、切替器12を既知のインピーダンス(例えば、R=800Ω、X=0Ω)である内部基準器7側と接続し、この内部基準器7に生じる電圧を検出し、この電圧を増幅器13で増幅し、この増幅された電圧のノイズ成分をフィルタ14で除去する。次いで、A/D変換器(同期検波方式)15で、この電圧(アナログ)をデジタル変換すると共に、定電圧(正弦波交流)発生器8からの正弦波発生のタイミング信号に基づいて、内部基準器7の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とに分離してマイコン3に出力する。次いで、マイコン3で、この分離された内部基準器7の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを記憶部2に出力する。次いで、記憶部2で、この内部基準器7の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを一時的に記憶する(ステップ2)。
【0033】
続いて、切替器12を内部基準器7側から外部基準器6側へと接続を切替え、この外部基準器6に生じる電圧を検出し、増幅器13でこの電圧を増幅し、フィルタ14でこの増幅された電圧のノイズ成分を除去する。次いで、A/D変換器(同期検波方式)15で、この電圧(アナログ)をデジタル変換すると共に、定電圧(正弦波交流)発生器8からの正弦波発生のタイミング信号に基づいて、外部基準器6の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とに分離してマイコン3に出力する。次いで、マイコン3で、この分離された外部基準器6の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを記憶部2に出力する。次いで、記憶部2で、この外部基準器6の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを一時的に記憶する(ステップ3)。
【0034】
続いて、電極A10及び電極B11への接続を、生体インピーダンスの測定範囲の下限に該当する既知のインピーダンス(例えば、R=100Ω、X=0Ω)である外部基準器6から、生体インピーダンスの測定範囲の上限に該当する既知のインピーダンス(例えば、R=800Ω、X=0Ω)である外部基準器6に替える(ステップ4)。
【0035】
続いて、ステップ2と同様の処理を行い、内部基準器7の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを記憶部2に一時的に記憶する(ステップ5)。
【0036】
続いて、ステップ3と同様の処理を行い、生体インピーダンスの測定範囲の上限に該当する既知のインピーダンス(例えば、R=800Ω、X=0Ω)である外部基準器6の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを記憶部2に一時的に記憶する(ステップ6)。
【0037】
続いて、変動定数演算手段19において、まず、ステップ3で記憶部2に一時的に記憶されている抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧と、ステップ1で電極A10及び電極B11に接続された外部基準器6のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分を数3の式に代入して第1式とする。より具体的に詳述すると、数3の式の実測電圧変数VRRに、外部基準器6(R=100Ω、X=0Ω)の接続時における内部基準器(R=800Ω、X=0Ω)7の抵抗成分(R=800Ω)に基因する電圧を代入し、実測電圧変数VRXに、外部基準器6(R=100Ω、X=0Ω)の接続時における内部基準器(R=800Ω、X=0Ω)7のリアクタンス成分(X=0Ω)に基因する電圧を代入し、実測電圧変数VBRに、外部基準器6(R=100Ω、X=0Ω)の接続時におけるこの外部基準器6の抵抗成分(R=100Ω)に基因する電圧を代入し、実測電圧変数VBXに、外部基準器6(R=100Ω、X=0Ω)の接続時におけるこの外部基準器6のリアクタンス成分(X=0Ω)に基因する電圧を代入し、真インピーダンス成分変数Rに、外部基準器6(R=100Ω、X=0Ω)の接続時におけるこの外部基準器6の抵抗成分(R=100Ω)を代入し、真インピーダンス成分変数Xに、外部基準器6(R=100Ω、X=0Ω)の接続時におけるこの外部基準器6のリアクタンス成分(X=0Ω)を代入し、第1式とする。
【0038】
次に、ステップ6で記憶部2に一時的に記憶されている抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧と、ステップ4で電極A10及び電極B11に接続された外部基準器6のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分を数3の式に代入して第2式とする。より具体的に詳述すると、数3の式の実測電圧変数VRRに、外部基準器6(R=800Ω、X=0Ω)の接続時における内部基準器(R=800Ω、X=0Ω)7の抵抗成分(R=800Ω)に基因する電圧を代入し、実測電圧変数VRXに、外部基準器6(R=800Ω、X=0Ω)の接続時における内部基準器(R=800Ω、X=0Ω)7のリアクタンス成分(X=0Ω)に基因する電圧を代入し、実測電圧変数VBRに、外部基準器6(R=800Ω、X=0Ω)の接続時におけるこの外部基準器6の抵抗成分(R=800Ω)に基因する電圧を代入し、実測電圧変数VBXに、外部基準器6(R=800Ω、X=0Ω)の接続時におけるこの外部基準器6のリアクタンス成分(X=0Ω)に基因する電圧を代入し、真インピーダンス成分変数Rに、外部基準器6(R=800Ω、X=0Ω)の接続時におけるこの外部基準器6の抵抗成分(R=800Ω)を代入し、真インピーダンス成分変数Xに、外部基準器6(R=800Ω、X=0Ω)の接続時におけるこの外部基準器6のリアクタンス成分(X=0Ω)を代入し、第2式とする。
【0039】
そして、第1式と第2式とを連立方程式で解くことにより、変動変数C、Cのそれぞれの定数(変動定数)、実測電圧変数VOSR、VOSXのそれぞれの定数(変動定数)を求める(ステップ7)。
【0040】
続いて、変動定数記憶手段18でこれらの求められた変動定数を以後継続的に記憶する(ステップ8)。なお、記憶部2に一時的に記憶されたこれまでの各抵抗成分に基因する電圧と各リアクタンス成分に基因する電圧とは、以後記憶を消去しても良い。
【0041】
続いて、図1に示すように、生体5の一部位を電極A10及び電極B11に接続する(ステップ9)。
【0042】
続いて、ステップ2と同様の処理を行い、内部基準器7の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを記憶部2に一時的に記憶する(ステップ10)。
【0043】
続いて、切替器12を内部基準器7側から生体5側へと接続を切替え、この生体5に生じる電圧を検出し、この電圧を増幅器13で増幅し、この増幅された電圧のノイズ成分をフィルタ14で除去する。次いで、A/D変換器(同期検波方式)15で、この電圧(アナログ)をデジタル変換すると共に、定電圧(正弦波交流)発生器8からの正弦波発生のタイミング信号に基づいて、生体5の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とに分離してマイコン3の生体インピーダンス演算手段20に出力する(ステップ11)。
【0044】
続いて、生体インピーダンス演算手段20において、演算式記憶手段17に記憶される数3の式に、この出力された生体5の抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧と、変動定数記憶手段18に記憶される変動定数と代入して、生体5の真のインピーダンスの抵抗成分Rと生体5の真のインピーダンスのリアクタンス成分Xとを演算する。より具体的に詳述すると、数3の式の実測電圧変数VBRに、A/D変換器(同期検波方式)15で分離された生体5の抵抗成分に基因する電圧を代入し、実測電圧変数VBXに、生体5のリアクタンス成分に基因する電圧を代入し、実測電圧変数VRRに、ステップ11で記憶部2に一時的に記憶される内部基準器7の抵抗成分に基因する電圧を代入し、実測電圧変数VRXに、内部基準器7のリアクタンス成分に基因する電圧を代入し、変動変数C、Cに、ステップ8で変動定数記憶手段18に記憶される各変動定数を代入し、変動変数VOSR、VOSXに、オフセット電圧を補正する各変動定数を代入しすることにより、生体5の真のインピーダンスの抵抗成分Rと生体5の真のインピーダンスのリアクタンス成分Xとを演算して出力する(ステップ12)。
【0045】
続いて、生体インピーダンス演算手段20から出力された生体5の真のインピーダンスの抵抗成分Rと生体5の真のインピーダンスのリアクタンス成分Xとを測定結果として表示部4で表示する(ステップ13)ことにより、一連の処理手順が終了する。
【0046】
次に、第2の実施の形態として、ソフト的処理によって、実測される生体のインピーダンスを抵抗成分とリアクタンス成分とに分離して生体の真のインピーダンスを求める態様について詳述する。
【0047】
第2の実施の形態に係わる生体インピーダンス測定装置の構成について、図に示すブロック図を参照して説明する。
【0048】
第2の実施の形態の生体インピーダンス測定装置は、測定手段21と、記憶部2と、マイコン23と、表示部4とを備える。
【0049】
測定手段21においては、生体5、外部基準器6又は内部基準器7についてのインピーダンスに基因する電圧を測定する。そして、この測定手段21は、定電圧(正弦波交流)発生器24、電圧/電流変換器9、内部基準器7、電極A10、電極B11、切替器12、増幅器13、フィルタ14及びA/D変換器25から成る。なお、電圧/電流変換器9、内部基準器7、電極A10、電極B11、切替器12、増幅器13及びフィルタ14については、第1の実施の形態と同様なので詳述を省略し、定電圧(正弦波交流)発生器24とA/D変換器25とについて詳述する。
【0050】
定電圧(正弦波交流)発生器24は、高周波(例えば、50kHz)の定電圧を発生し、電圧/電流変換器9に出力する。(第1の実施の形態のように、正弦波発生のタイミング信号のA/D変換器への出力を行わない。)
【0051】
A/D変換器25は、フィルタ14でノイズ成分が除去された電圧(アナログ)をデジタル変換して、マイコン23に出力する。(第1の実施の形態のように、インピーダンスに基因する電圧を抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とに分離する分離手段を兼ねない。)
【0052】
記憶部2(演算式記憶手段17及び変動定数記憶手段18)は、第1の実施の形態と同様なので詳述を省略する。
【0053】
マイコン23においては、分離手段26、変動定数演算手段19及び生体インピーダンス演算手段20を有すると共に、定電圧(正弦波交流)発生器24からの高周波の定電圧の発生の制御その他の公知の如き制御を行う。
【0054】
分離手段26は、A/D変換器25から出力されたインピーダンスに基因する電圧と、定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期と同じ又は90゜進む周期を時分割した振幅とに基づいて、内部基準器7又は生体5若しくは外部基準器6の実測による抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを演算する。
【0055】
変動定数演算手段19は、内部基準器7及び外部基準器6の測定によって分離手段26で演算により分離された抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧と、測定手段21で測定される外部基準器6のインピーダンスの既知の抵抗成分及びリアクタンス成分とに基づいて、演算式記憶手段17に予め記憶されるインピーダンス演算式(数3の式)から変動変数の定数である変動定数を演算する。
【0056】
生体インピーダンス演算手段20は、変動定数記憶手段18で記憶される変動定数と、測定手段21で測定され、分離手段26で分離される生体5のインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧とを、演算式記憶手段17に予め記憶されるインピーダンス演算式(数3の式)に代入し、生体5の真のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分を演算する。
【0057】
表示部4は、生体インピーダンス演算手段20で演算された結果を表示する。
【0058】
第2の実施の形態に係わる生体インピーダンス測定装置の使用及び動作の流れについて、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
【0059】
まず、図5に示すように、生体インピーダンスの測定範囲の下限に該当する既知のインピーダンス(例えば、R=100Ω、X=0Ω)である外部基準器6を電極A10及び電極B11に接続する(ステップ1)。
【0060】
続いて、マイコン23からの制御により定電圧(正弦波交流)発生器24から高周波(例えば、50kHz)の定電圧を発生し、電圧/電流変換器9でこの高周波の定電圧を定電流に変換し、内部基準器7へと出力する。次いで、切替器12を既知のインピーダンス(例えば、R=800Ω、X=0Ω)である内部基準器7側と接続し、この内部基準器7に生じる電圧を検出し、この電圧を増幅器13で増幅し、この増幅された電圧のノイズ成分をフィルタ14で除去し、この除去された電圧(アナログ)をA/D変換器25でデジタル信号に変換してマイコン23内の分離手段26に出力する。
【0061】
次いで、マイコン23内の分離手段26において、図6のフローチャートに示す処理を行い、内部基準器7の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを演算する(ステップ2)。
【0062】
このステップ2においての図6での処理をより具体的に詳述する。分離手段26におけるR成分電圧及びX成分電圧の各積算バッファをクリア(ステップ21)ておき、分離手段26における積算カウンタをn=0(ステップ22)とし、割り込み発生状態(ステップ23)とした上で、まず、上述したA/D変換器25が実行されて(ステップ24)、そのA/D変換器25から出力されたデジタル信号であるインピーダンスに基因する電圧(V(t))を取り込む(ステップ25)。次に、定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期と同じ周期を時分割した振幅(sinθ)をマイコン23内のROMテーブルから読み込む(ステップ26)。次に、取り込んだ内部基準器7の実測によるインピーダンスに基因する電圧(V(t))と、マイコン23内のROMテーブルから読み込んだ定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期と同じ周期を時分割した振幅(sinθ)を乗算し(ステップ27)、R成分電圧積算バッファに加算する(ステップ28)。次に、定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期より90゜進む周期を時分割した振幅(cosθ)をマイコン23内のROMテーブルから読み込む(ステップ29)。次に、取り込んだ内部基準器7の実測によるインピーダンスに基因する電圧(V(t))と、マイコン23内のROMテーブルから読み込んだ定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期より90゜進む周期を時分割した振幅(cosθ)を乗算し(ステップ30)、X成分電圧積算バッファに加算する(ステップ31)。次に、積算カウンタがn<32であれば(ステップ32でYES)、積算カウンタをn=n+1として(ステップ33)、ステップ23に戻り処理を繰り返す。なお、その際におけるステップ26及びステップ29では、時分割した振幅sinθ、cosθのiが順次繰り上がったものが読み込まれる。一方、積算カウンタがn<32でなければ(ステップ32でNO)、R成分電圧及びX成分電圧積算バッファに積算された実測電圧変数VRR及びVRXを記憶部2に一時的に記憶する(ステップ34)。
【0063】
続いて、切替器12を内部基準器7側から外部基準器6(R=100Ω、X=0Ω)側へと接続を切替え、この外部基準器6に生じる電圧を検出し、増幅器13でこの電圧を増幅し、フィルタ14でこの増幅された電圧のノイズ成分を除去し、この除去された電圧(アナログ)をA/D変換器25でデジタル信号に変換してマイコン23内の分離手段26に出力する。
【0064】
次いで、マイコン23内の分離手段26において、図6のフローチャートに示す処理を行い、外部基準器6の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを演算する(ステップ3)。
【0065】
このステップ3における図6での処理をより具体的に詳述する。分離手段26におけるR成分電圧及びX成分電圧の各積算バッファをクリア(ステップ21)ておき、分離手段26における積算カウンタをn=0(ステップ22)とし、割り込み発生状態(ステップ23)とした上で、まず、上述したA/D変換器25が実行されて(ステップ24)、そのA/D変換器25から出力されたデジタル信号であるインピーダンスに基因する電圧(V(t))を取り込む(ステップ25)。次に、定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期と同じ周期を時分割した振幅(sinθ)をマイコン23内のROMテーブルから読み込む(ステップ26)。次に、取り込んだ外部基準器6の実測によるインピーダンスに基因する電圧(V(t))と、マイコン23内のROMテーブルから読み込んだ定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期と同じ周期を時分割した振幅(sinθ)を乗算し(ステップ27)、R成分電圧積算バッファに加算する(ステップ28)。次に、定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期より90゜進む周期を時分割した振幅(cosθ)をマイコン23内のROMテーブルから読み込む(ステップ29)。次に、取り込んだ外部基準器6の実測によるインピーダンスに基因する電圧(V(t))と、マイコン23内のROMテーブルから読み込んだ定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期より90゜進む周期を時分割した振幅(cosθ)を乗算し(ステップ30)、X成分電圧積算バッファに加算する(ステップ31)。次に、積算カウンタがn<32であれば(ステップ32でYES)、積算カウンタをn=n+1として(ステップ33)、ステップ23に戻り処理を繰り返す。なお、その際におけるステップ26及びステップ29では、時分割した振幅sinθ、cosθのiが順次繰り上がったものが読み込まれる。一方、積算カウンタがn<32でなければ(ステップ32でNO)、R成分電圧及びX成分電圧積算バッファに積算された実測電圧変数VBR及びVBXを記憶部2に一時的に記憶する(ステップ34)。
【0066】
続いて、電極A10及び電極B11への接続を、生体インピーダンスの測定範囲の下限に該当する既知のインピーダンス(例えば、R=100Ω、X=0Ω)である外部基準器6から、生体インピーダンスの測定範囲の上限に該当する既知のインピーダンス(例えば、R=800Ω、X=0Ω)である外部基準器6に替える(ステップ4)。
【0067】
続いて、ステップ2と同様の処理を行い、内部基準器7の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを記憶部2に一時的に記憶する(ステップ5)。
【0068】
続いて、ステップ3と同様の処理を行い、生体インピーダンスの測定範囲の上限に該当する既知のインピーダンス(例えば、R=800Ω、X=0Ω)である外部基準器6の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを記憶部2に一時的に記憶する(ステップ6)。
【0069】
続いて、ステップ7乃至ステップ9においては、第1の実施の形態における処理と同様であり、詳述を省略する。
【0070】
続いて、ステップ2と同様の処理を行い、内部基準器7の抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを記憶部2に一時的に記憶する(ステップ10)。
【0071】
続いて、切替器を内部基準器7側から生体5側へと接続を切替え、この生体5に生じる電圧を検出し、この電圧を増幅器13で増幅し、この増幅された電圧のノイズ成分をフィルタ14で除去し、この除去された電圧(アナログ)をA/D変換器25でデジタル信号に変換してマイコン23内の分離手段26に出力する。
【0072】
次いで、マイコン23内の分離手段26において、図6のフローチャートに示すような処理を行い、生体5の実測による抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とを演算する(ステップ11)。
【0073】
このステップ11における図6での処理をより具体的に詳述する。分離手段26におけるR成分電圧及びX成分電圧の各積算バッファをクリア(ステップ21)ておき、分離手段26における積算カウンタをn=0(ステップ22)とし、割り込み発生状態(ステップ23)とした上で、まず、上述したA/D変換器25が実行されて(ステップ24)、そのA/D変換器25から出力されたデジタル信号であるインピーダンスに基因する電圧(V(t))を取り込む(ステップ25)。次に、定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期と同じ周期を時分割した振幅(sinθ)をマイコン23内のROMテーブルから読み込む(ステップ26)。次に、取り込んだ生体5の実測によるインピーダンスに基因する電圧(V(t))と、マイコン23内のROMテーブルから読み込んだ定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期と同じ周期を時分割した振幅(sinθ)を乗算し(ステップ27)、R成分電圧積算バッファに加算する(ステップ28)。次に、定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期より90゜進む周期を時分割した振幅(cosθ)をマイコン23内のROMテーブルから読み込む(ステップ29)。次に、取り込んだ生体5の実測によるインピーダンスに基因する電圧(V(t))と、マイコン23内のROMテーブルから読み込んだ定電圧(正弦波交流)発生器24から発生される正弦波の周期より90゜進む周期を時分割した振幅(cosθ)を乗算し(ステップ30)、X成分電圧積算バッファに加算する(ステップ31)。次に、積算カウンタがn<32であれば(ステップ32でYES)、積算カウンタをn=n+1として(ステップ33)、ステップ23に戻り処理を繰り返す。なお、その際におけるステップ26及びステップ29では、時分割した振幅sinθ、cosθのiが順次繰り上がったものが読み込まれる。一方、積算カウンタがn<32でなければ(ステップ32でNO)、R成分電圧及びX成分電圧積算バッファに積算された実測電圧変数VBR及びVBXを生体インピーダンス演算手段20に出力する(ステップ34)。
【0074】
続いて、生体インピーダンス演算手段20において、演算式記憶手段17に記憶される数3の式に、この出力された生体5の抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧と、変動定数記憶手段18に記憶される変動定数と代入して、生体5の真のインピーダンスの抵抗成分Rと生体5の真のインピーダンスのリアクタンス成分Xとを演算する。より具体的に詳述すると、数3の式の実測電圧変数VBRに、分離手段26で分離された生体5の抵抗成分に基因する電圧を代入し、実測電圧変数VBXに、生体5のリアクタンス成分に基因する電圧を代入し、実測電圧変数VRRに、ステップ11で記憶部2に一時的に記憶される内部基準器7の抵抗成分に基因する電圧を代入し、実測電圧変数VRXに、内部基準器7のリアクタンス成分に基因する電圧を代入し、変動変数C、Cに、ステップ8で変動定数記憶手段18に記憶される各変動定数を代入し、変動変数VOSR、VOSXに、オフセット電圧を補正する各変動定数を代入しすることにより、生体5の真のインピーダンスの抵抗成分Rと生体5の真のインピーダンスのリアクタンス成分Xとを演算して出力する(ステップ12)。
【0075】
続いて、生体インピーダンス演算手段20から出力された生体5の真のインピーダンスの抵抗成分Rと生体5の真のインピーダンスのリアクタンス成分Xとを測定結果として表示部4で表示する(ステップ13)ことにより、一連の処理手順が終了する。
【0076】
上述したように、本発明の生体インピーダンス測定装置は、測定手段により測定対象(生体、外部基準器、内部基準器)のインピーダンスに基因する電圧を測定し、ハード的又はソフト的な手段に基づいた分離手段により抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とに分離する。これにより、インピーダンス変動要因と密接関係にある抵抗成分とリアクタンス成分とに分離できる。そして、変動定数演算手段によりこれらの抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧と、外部基準器のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分とを、演算式記憶手段に予め記憶されるインピーダンス変動が考慮されたインピーダンス演算式(数3の式)に代入し、インピーダンス変動要因に基づく変動を表す変動変数の定数である変動定数を演算する。これにより、インピーダンス変動要因に基づく数値化した変動を求めることができる。更に、生体インピーダンス演算手段により変動定数と、測定された生体のインピーダンスとを、演算式記憶手段に予め記憶されるインピーダンス演算式(数3の式)に新たに代入し、生体の真のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分を演算する。これにより、インピーダンス変動要因による変動分が補正された正確なデータを得ることができる。
【0077】
なお、上述した実施の形態においては、生体インピーダンスの測定範囲の下限に該当する既知のインピーダンス(例えば、R=100Ω、X=0Ω)である外部基準器と、生体インピーダンスの測定範囲の上限に該当する既知のインピーダンス(例えば、R=800Ω、X=0Ω)である外部基準器とを測定したが、同一の外部基準器であっても実施可能である。
【0078】
また、測定手段には、内部基準器を有するものとして説明したが、内部基準器は有せずとも実施可能である。本件形態の説明の如き内部基準器を有する場合には、従来の技術で引用したインピーダンス測定法(特許第2835656号公報参照)の効果、すなわち、定電流源の環境変化による変動に影響されないといったことも享受できる。
【0079】
更に、ステップ12において、生体の真のインピーダンスの抵抗成分Rと生体の真のインピーダンスのリアクタンス成分Xとを演算して出力したが、抵抗成分Rとリアクタンス成分Xとから生体の真のインピーダンスZとして出力してもよい。
【0080】
更に、図2の回路モデルから導かれる数3の式を用いたが、数4、数5、数6又は数7の式を導いて用いても同様に実施可能である。
【数4】
Figure 0004041360
【数5】
Figure 0004041360
【数6】
Figure 0004041360
【数7】
Figure 0004041360
なお、m、mは、定数である。
【0081】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の生体インピーダンス測定装置は、測定手段により測定対象(生体、外部基準器、内部基準器)のインピーダンスに基因する電圧を測定し、分離手段により抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とに分離し、変動定数演算手段によりこれらの抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧と、外部基準器のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分とを、演算式記憶手段に予め記憶されるインピーダンス変動が考慮されたインピーダンス演算式(数3の式)に代入し、インピーダンス変動要因に基づく変動を表す変動変数の定数である変動定数を演算し、生体インピーダンス演算手段により変動定数と、測定された生体のインピーダンスとを、演算式記憶手段に予め記憶されるインピーダンス演算式(数3の式)に新たに代入し、生体の真のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分を演算する。これにより、インピーダンス変動要因と密接関係にある抵抗成分とリアクタンス成分とに分離して、インピーダンス変動要因に基づく数値化(定数化)した変動を求め、インピーダンス変動要因による変動分が補正された正確な真の生体インピーダンス(真の生体の抵抗成分、真の生体のリアクタンス成分)を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】生体インピーダンス測定装置(第1の実施の形態)の構成を示すブロック図である。
【図2】測定手段における回路モデルである。
【図3】インピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分の関係を示す座標図である。
【図4】生体インピーダンス測定装置の使用及び動作の流れを示すフローチャートである。
【図5】生体インピーダンス測定装置(第2の実施の形態)の構成を示すブロック図である。
【図6】分離手段26(第2の実施の形態)での処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、21 測定手段
2、22 記憶部
3、23 マイコン
4 表示部
5 生体
6 外部基準器
7 内部基準器
8、24 定電圧(正弦波交流)発生器
9 電圧/電流変換器
10 電極A
11 電極B
12 切替器
13 増幅器
14 フィルタ
15 A/D変換器(同期検波方式)
16、26 分離手段
17 演算式記憶手段
18 変動定数記憶手段
19 変動定数演算手段
20 生体インピーダンス演算手段
25 A/D変換器

Claims (7)

  1. 生体若しくは外部基準器について、又は生体、外部基準器若しくは内部基準器についてのインピーダンスに基因する電圧を測定する測定手段と、
    前記測定手段で測定されたインピーダンスに基因する電圧を、抵抗成分に基因する電圧とリアクタンス成分に基因する電圧とに分離する分離手段と、
    前記測定手段に生じるインピーダンス変動要因に基づく変動を表す変動変数と、実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数とに、生体又は外部基準器の真のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分を表す真インピーダンス変数を対応させたインピーダンス演算式を予め記憶する演算式記憶手段と、
    前記測定手段で測定される外部基準器のインピーダンスに基因する電圧に対応して前記分離手段で分離される抵抗成分に基因する電圧及びリアクタンス成分に基因する電圧と、前記測定手段で測定される外部基準器のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分とを、前記演算式記憶手段に予め記憶されるインピーダンス演算式に代入し、変動変数の定数である変動定数を演算する変動定数演算手段と、
    前記変動定数演算手段で演算された変動定数を記憶する変動定数記憶手段と、
    前記変動定数記憶手段で記憶される変動定数と、前記測定手段で測定される生体のインピーダンスに基因する電圧とを、前記演算式記憶手段に予め記憶されるインピーダンス演算式に代入し、生体の真のインピーダンスの抵抗成分及びリアクタンス成分を演算する生体インピーダンス演算手段と、
    を備えることを特徴とする生体インピーダンス測定装置。
  2. 前記変動定数演算手段は、前記測定手段で測定される異なる複数の外部基準器の各インピーダンスに基因する各電圧に対応して前記分離手段で分離される各抵抗成分に基因する各電圧及び各リアクタンス成分に基因する各電圧と、前記測定手段で測定される異なる複数の外部基準器の各インピーダンスの各抵抗成分及び各リアクタンス成分とを、前記演算式記憶手段に予め記憶されるインピーダンス演算式に代入し、変動変数の定数である変動定数を演算することを特徴とする請求項1記載の生体インピーダンス測定装置。
  3. 前記インピーダンス演算式は、変動変数として、抵抗成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数をC、リアクタンス成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数をC、抵抗成分軸方向へのオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数をVOSR及びリアクタンス成分軸方向へのオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数をVOSXとし、実測電圧変数として、生体又は外部基準器の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をVBR、リアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をVBX、内部基準器の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をVRR及びリアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をVRXとし、真インピーダンス成分変数として、生体又は外部基準器の真のインピーダンスの抵抗成分を表す真インピーダンス成分変数をR及びリアクタンス成分を表す真インピーダンス成分変数をXとし、
    Figure 0004041360
    で表される式であることを特徴とする請求項2記載の生体インピーダンス測定装置。
  4. 前記インピーダンス演算式は、変動変数として、抵抗成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数をC 、リアクタンス成分のスケール ファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数をC 、抵抗成分軸方向へのオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数をV OSR 及びリアクタンス成分軸方向へのオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数をV OSX とし、実測電圧変数として、生体又は外部基準器の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV BR 、リアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV BX 、内部基準器の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV RR 及びリアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV RX とし、真インピーダンス成分変数として、生体又は外部基準器の真のインピーダンスの抵抗成分を表す真インピーダンス成分変数をR 及びリアクタンス成分を表す真インピーダンス成分変数をX とし、また、定数をm 、m として、
    Figure 0004041360
    で表される式であることを特徴とする請求項2記載の生体インピーダンス測定装置。
  5. 前記インピーダンス演算式は、変動変数として、抵抗成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数をC 、リアクタンス成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数をC 、抵抗成分軸方向へのオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数をV OSR 及びリアクタンス成分軸方向へのオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数をV OSX とし、実測電圧変数として、生体又は外部基準器の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV BR 、リアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV BX 、内部基準器の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV RR 及びリアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV RX とし、真インピーダンス成分変数として、生体又は外部基準器の真のインピーダンスの抵抗成分を表す真インピーダンス成分変数をR 及びリアクタンス成分を表す真インピーダンス成分変数をX とし、
    Figure 0004041360
    で表される式であることを特徴とする請求項2記載の生体インピーダンス測定装置。
  6. 前記インピーダンス演算式は、変動変数として、抵抗成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数をC 、リアクタンス成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数をC 、抵抗成分軸方向へのオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数をV OSR 及びリアクタンス成分軸方向へのオフセット電圧に基づく変動を表す変動変数をV OSX とし、実測電圧変数として、生体又は外部基準器の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV BR 、リアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV BX 、内部基準器の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV RR 及びリアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV RX とし、真インピーダンス成分変数として、生体又は外部基準器の真のインピーダンスの抵抗成分を表す真インピーダンス成分変数をR 及びリアクタンス成分を表す真インピーダンス成分変数をX とし、
    Figure 0004041360
    で表される式であることを特徴とする請求項2記載の生体インピーダンス測定装置。
  7. 前記インピーダンス演算式は、変動変数として、抵抗成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数をC 、リアクタンス成分のスケールファクター及び位相に基づく変動を表す変動変数をC とし、実測電圧変数として、生体又は外部基準器の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV BR 、リアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV BX 、内部基準器の実測によるインピーダンスの抵抗成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV RR 及びリアクタンス成分に基因する電圧を表す実測電圧変数をV RX とし、真インピーダンス成分変数として、生体又は外部基準器の真のインピーダンスの抵抗成分を表す真インピーダンス成分変数をR 及びリアクタンス成分を表す真インピーダンス成分変数をX とし、また、定数をm 、m として、
    Figure 0004041360
    で表される式であることを特徴とする請求項2記載の生体インピーダンス測定装置。
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