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JP4040868B2 - 管継手用パッキン及びシール組付部 - Google Patents

管継手用パッキン及びシール組付部 Download PDF

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JP4040868B2 JP2001358865A JP2001358865A JP4040868B2 JP 4040868 B2 JP4040868 B2 JP 4040868B2 JP 2001358865 A JP2001358865 A JP 2001358865A JP 2001358865 A JP2001358865 A JP 2001358865A JP 4040868 B2 JP4040868 B2 JP 4040868B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は配管の継手部に使用するパッキン及びシール組付部に係わり、特に弾性体からなるパッキンを管外周に渡り均等に組み付けることを可能とし、かつ、パッキン自身の断面形状を工夫して局部変形の発生を防止することにより、組付が容易で耐久性と信頼性の高いシール組付部を提供することに関する。
【0002】
【従来の技術】
シール組付部に使用する従来のパッキン3、4は、生ゴムに加硫剤や軟化剤などの基材を複合したいわゆる合成ゴムを材料としており、化学的に架橋されたゴム状弾性を有している。このため、押輪5の押圧面5aに押されると局部的に圧縮されやすく、押輪5の外角5bや内角5cと接触する部分を角として局部変形していた。
また、従来のパッキン3、4は図3に示したように、傾斜した受圧面3b、4bと外斜面3c、4cなどを有し、受圧面3b、4bと外斜面3c、4cの交点は面取部3a、4aであった。このため、面取部3a、4aは押輪5の外角5bと受口角7gに挟まれて局部変形していた。
また、従来のパッキン3、4の受圧面3b、4bの角度Aは押輪5の押圧面5aの角度Bと比べA≦Bの関係にあった。このようなパッキン3、4を押輪5で押すと最初に外角5bが受圧面3b、4bに触れ、外角5bが受圧面3b、4bにくい込んでしまうため、押圧面5aと受圧面3b、4bとの間で滑りが起こらず、押輪と5パッキン3、4間における調心機能を十分発揮することはできなかった。
一方、従来の配管の継手部の組付は図4に示したように、予め挿口部7cに押輪5とパッキン3を預け入れしておき、受口部7aの傾斜面7bと挿口部7cの装着面7fの両方に潤滑を塗布していた。
しかし配管は地中に配設する場合が多く、また、必要以上に土を掘ることは効率的でないため、潤滑剤の塗布は狭い掘削溝の中での作業となり、下側の傾斜面7bや装着面7fの下面には手が届きにくかったり、不自然な姿勢で潤滑剤を塗布しなければならなかったりして、潤滑剤を塗布する作業は困難であった。
また、水中での配管施工において水溶性の潤滑剤を使用すると、潤滑剤が水に溶けてしまいその効果が発揮できなかったり、粘着性の潤滑剤を使用すると土砂が付着しやすい問題などがあって、現場の状況に合わせた慎重な潤滑剤の選択と、土砂などを付着させない細心の注意を要する作業を要していた。
潤滑剤を塗布した後に、図5に示したように挿口部7cを受口部7aに挿入し、パッキン3を受口部7aの傾斜面7bと挿口部7cとの空間にはめ込み、T字頭部9bを有するボルト9aとナット9cとで、管のフランジ7dと押輪5のフランジ5dとを締め付けてパッキン3を押し込んでいた。
しかし、配管は一般的に管を横たえて配設する場合が多く、図6に示したように押輪5と管の中心が一致せず、管の挿口部7cに押輪5の上部の内角5cが接触した状態になる場合が多かった。自重により押輪5が下がるからである。
図6の状態のままボルト9aとナット9cを締めると図7に示したように、上部には押輪5の外角5bと受口角7gとの間に過大な隙間ができ、パッキン3がはみ出して大きな局部変形3eが発生する。また、下部には内角5cと挿口部7cとの間に過大な隙間ができ、パッキン3がはみ出して大きな局部変形3dが発生する。
【0003】
以上のように従来は、いろんな原因によりパッキンに局部的な変形が発生していた。このような局部的な変形部分には応力が集中してクラックが発生することが多かった。また、局部的に変形した部分は切欠係数が高く、繰り返しの力がかかると比較的小さな応力に対しても疲労破壊しやすい問題があった。さらに、短時間の間にパッキンの弾性がなくなり反発力を失ってシール性能も低下する問題があった。
配管内に流れる液体の圧力は一定せず常に変動しているので、パッキンには常に繰り返しの応力がかかっている。パッキンの表面に発生したほんの小さなヘアークラックであっても、繰り返しの力により大きく成長し破壊し易くなる。その結果液体の漏れを生ずるため、従来は信頼性の高いシール組付部を提供することができなかった。
また、クラックが発生し弾性が低下したシール組付部に、地盤沈下や地震などの外的要因により位置ずれを生じた場合には、反発力を失ったパッキンではシール能力を維持することが困難で、水漏などを発生する場合が多かった。
従来から、押輪とパッキン間における調心機能を発揮させる発明として、特許番号第2845260号、特開平11−63325号、特開2001−295968号などが提案されているが、いずれも傾斜ガイド面、舌片を有する受圧面、半円形の溝など断面に局部変形を有するパッキンとしていた。
このように断面自体に大きな局部変形を有するパッキンには、局部変形した部分に応力集中が発生しやすい問題と、切欠係数が高くなり繰り返しの負荷を受けると比較的小さな応力下において疲労破壊しやすい問題と、クラックが発生し短期間の内に弾性を失い易い問題などを有していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記した従来技術の欠点をなくすためなされたものであって、ゴム性の弾性体のみからなっていたパッキンの有する、押輪の押圧面に押された部分が圧縮され局部変形し易い問題をなくすことにある。
また、受圧面と外斜面の交点が面取部であったパッキンの有する、押輪の外角と受口角に挟まれた部分が局部変形し易い問題をなくすことにある。
また、受圧面の角度Aと押輪の押圧面の角度BとがA≦Bの関係にあったパッキンの有する、押輪の外角が受圧面にくい込んでしまって滑りが起こらず、押輪とパッキン間における調心機能を発揮することはできない問題をなくすことにある。
そして、押輪とパッキン間における調心機能を発揮させることにより、図7に示した押輪の外角と受口角との間に発生する大きな局部変形や押輪の内角と挿口部との間に発生する大きな局部変形などを防止することにある。
さらに、特許番号第2845260号、特開平11−63325号、特開2001−295968号などの発明のように、パッキンの断面自体に大きな局部変形を有することから生じる問題をなくすことにある。
以上のように、それぞれいろんな原因により発生するパッキンの局部的な変形を防止し、応力の集中とクラックの発生を防止し、切欠係数を低く抑えて繰り返しの負荷によるパッキンの疲労破壊を防止し、さらに、パッキンの弾性の劣化を防止してシール性能を維持することにある。
また、以上のようにして信頼性の高いシール組付部を提供すると共に、地盤沈下や地震などの外的要因による位置ずれを生じた場合でも、長期にわたり柔軟に変形して水漏などを発生しないシール組付部を提供することにある。
さらにまた、手が届きにくく不自然な姿勢を要した作業であって、現場の状況に合わせた慎重な潤滑剤の選択や、土砂などを付着させないための細心の注意を要した、傾斜面や装着面に潤滑剤を塗布する作業を不要とすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、受口部の傾斜面と挿入部の外面との隙間を密閉するパッキンであって、受圧面にキャンバスを設け、かつ、受圧面と外斜面との交点を円弧状のR部としたパッキンとする。キャンバスにより受圧面が容易に局部的変形をしないように、また、押輪の外角と受口角に挟まれた部分が容易に局部的変形しなようにするためである。
請求項2の発明は、その受圧面に潤滑剤を施したパッキンとする。押輪の押圧面とパッキンの受圧面との滑りを良くして調心性能を向上させるためである。
請求項の発明は、その受圧面、外斜面、内接面の各面に潤滑剤を施したパッキンとする。パッキン自身に潤滑剤を施すことにより、現場における潤滑剤の塗布を不要とするためである。また、押輪の押圧面とパッキンの受圧面との滑りを良くして調心性能を向上させるためである。
請求項の発明は、請求項2又は請求項3のいずれかに記載したパッキンであって、受圧面と外斜面との交点を円弧状のR部としたパッキンとする。押輪の外角と受口角に挟まれた部分が容易に局部的変形しないパッキンであって、調心性能を向上させたパッキンとするためである。
請求項5の発明は、パッキンの受圧面の角度をAとし押輪の押圧面の角度をBとした場合に、A>Bの関係になるようにしたことを特徴とするシール組付部とする。押輪の外角がパッキンの受圧面にくい込むのを防ぎ、押圧面と受圧面との間で滑りやすくして調心機能を向上させるためである。
請求項6の発明は、請求項5に記載したシール組付部であって、その受圧面にキャンバスを設たパッキンを使用する。キャンバスにより受圧面が容易に局部的変形をしないパッキンを使用したシール組付部であって、調心性能を向上させたシール組付部とするためである。
請求項7の発明は、請求項5に記載したシール組付部であって、その受圧面と外斜面との交点を円弧状のR部としたパッキンを使用する。押輪の外角と受口角に挟まれた部分が容易に局部的変形しないパッキンを使用したシール組付部であって、調心性能を向上させたシール組付部とするためである。
請求項8の発明は、パッキンの受圧面と押輪の押圧面の両方又はいずれか一方に潤滑剤を施したことを特徴とする。潤滑剤により押圧面と受圧面との滑りを良くするためである。
請求項9の発明は、請求項8に記載したシール組付部であって、その受圧面と外斜面との交点を円弧状のR部としたパッキンを使用する。押輪の外角と受口角に挟まれた部分が容易に局部的変形しないパッキンを使用したシール組付部であって、調心性能を向上させたシール組付部とするためである。
請求項10の発明は、請求項5乃至請求項7のいずれかに記載したシール組付部であって、これに使用するパッキンの受圧面と押輪の押圧面の両方又はいずれか一方に潤滑剤を施したシール組付部とする。傾斜と潤滑剤の両方の作用により調心効果をさらに向上させるためである。
請求項11の発明は、請求項5乃至請求項10のいずれかに記載したシール組付部であって、これに使用するパッキンが請求項1乃至請求項4に記載したいずれかのパッキンであるシール組付部とする。局部変形しにくいパッキンと調心性能の優れた押輪の組合せにより、信頼性の高いシール組付部を提供するためである。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下本発明の1実施例を図1及び図2に示し説明する。本実施例に係るパッキン1、2はいわゆる合成ゴム製であって、受圧面1b、2bの角度Aを押輪5の押圧面5aの角度Bより大きな角度とした。また、受圧面1b、2bと外斜面1d、2dとの交点は円弧状のR部1a、2aとした。
また、受圧面1b、2bにはキャンバス1c、2cを設けた。キャンバス1c、2cの材料としては綿の荒い繊維で織った識布を用いた。予めゴムを成型する型の受圧面1b、2bに相当する位置にキャンバス1c、2cをおいておき、材料の合成ゴムを流し込み加硫して成型した。
また、押圧面5aの角度Bを前記したようにA>Bの関係とした押輪5とパッキン1、2とを組み合わせてシール組付部とした。
さらに、パッキン1、2の受圧面1b、2bと外斜面1d、2dと内接面1e、2eの各面及び押輪5の押圧面5aに潤滑剤を施した。潤滑剤としては4フッ化エチレンなどのフッ素系、2硫化モリブデンなどのモリブデン系、その他シリコン系やカーボン系などの固体の潤滑剤を使用することが好ましい。
潤滑剤の施工方法は、個体の潤滑剤をそのまま塗布したり、樹脂塗料などに混合して塗装したり、ワックスなどにに混ぜて塗布すればよい。塗布後はうすく残してふき取ったり乾燥させたりして表面に粘着性が残らない状態にしておく。土や埃の付着を防止するためである。
【0007】
本発明に係るパッキン1、2及びシール組付部は上記のように構成されており、以下その作用について説明する。
パッキン1、2の受圧面1b、2bにキャンバス1c、2cを設けたので、弾性体のみからなる受圧面3b、4bと比べて局部変形しなくなり、押輪5の押圧面5aに押されたときに僅かな変形に止まるようになった。
また、受圧面1b、2bと外斜面1d、2dとの交点を円弧状のR部1a、2aとしたので、押輪5の外角5bと管の受口角7gに挟まれた部分が局部的な変形をしないようになった。
また、パッキン1、2の受圧面1b、2b、外斜面1d、2d、内接面1e、2eの各面に潤滑剤を施したので、現場における傾斜面7bや装着面7fへの潤滑剤の塗布をしなくても容易に組付可能とすることができた。
また、押輪5の押圧面5aと受圧面1b、2bとの滑りが良くなって、パッキン1、2と押輪5との間の調心性能を向上させることができた。
また、パッキン1、2の受圧面1b、2bの角度Aと押輪5の押圧面5aの角度BをA>Bの関係になるようにしたので、押輪5の外角5bがパッキン1、2の受圧面1b、2bにくい込むのを防くことができ、押圧面5aと受圧面1b、2bとの間で滑りやすくなり、パッキン1、2と押輪5との間の調心性能を向上させることができた。
また、パッキン1、2の受圧面1b、2bと押輪5の押圧面5aの両方にそれぞれ潤滑剤を施したので互いに滑りやすくなり、パッキン1、2と押輪5との間の調心性能をさらに向上させることができた。
このようにして、押輪5とパッキン1、2間における調心機能を向上させたので、押輪5とパッキン1、2の間に中心のずれが発生しなくなったり、従来生じていたパッキンの局部変形3d、4dの発生を防止することができた。
【0008】
【発明の効果】
本発明により、従来のパッキンの有する受圧面が圧縮されて局部変形しやすい問題や、受圧面と外斜面の交点の部分が局部変形しやすい問題を解決し、局部変形の少ないパッキンを提供することができた。
また本発明により、押輪とパッキン間における調心機能を向上させたので、パッキンを管の外周に渡り均等に組み付けることを容易にしたシール組付部を提供することができた。
また、押輪とパッキン間に中心のずれが発生した場合に生じる、押輪の外角と傾斜角との間に発生する局部変形や、押輪の内角と挿口部との間に発生する局部変形などを防止することができた。
さらに本発明は、特許番号第2845260号、特開平11−63325号、特開2001−295968号などの発明のように、パッキンの断面自体に大きな局部変形を有する問題を有していない。
以上のように、それぞれ個別の原因により発生するパッキンの局部的な変形を防止することができた。このため、局部的な変形部に発生する応力の集中と、応力集中に伴うクラックの発生を防止することができた。
また、断面の局部変形をなくしたため切欠係数を低い値に抑えることが可能となり、繰り返しの負荷によるパッキンの疲労破壊を防止することができた。さらに、応力集中やクラックの発生などに伴うパッキンの弾性の劣化を防止してシール性能を維持することができた。
また、信頼性の高いシール組付部を提供すると共に、地盤沈下や地震などの外的要因による位置ずれを生じた場合でも、柔軟に変形して水漏などを発生しないシール組付部を提供することができた。
さらにまた、手が届きにくく不自然な姿勢を要した作業であって、現場の状況に合わせた慎重な潤滑剤の選択や、土砂などを付着させないための細心の注意を要していた、装着面に潤滑剤を塗布する作業を不要とすることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に係るパッキン2例の断面形状を表した図である。
【図2】 本発明に係るパッキンと押輪の関係を表した部分断面図である。
【図3】 従来のパッキン2例の断面形状を表した図である。
【図4】 配管の継手部を組付けるときの第1段階の状態を表した部分断面図である。
【図5】 配管の継手部を組付けるときの第2段階の状態を表した部分断面図である。
【図6】 配管の継手部を組付けるときの第2段階において、押輪とパッキン間に中心のずれが発生した状態を表した部分断面図である。
【図7】 図6の状態のまま押輪を締め付けたときにパッキンに発生する局部変形を表した部分断面図である。
【符号の説明】
1 :パッキン 1a:R部 1b:受圧面
1c:キャンバス 1d:外斜面 1e:内接面
2 :パッキン 2a:R部 2b:受圧面
2c:キャンバス 2d:外斜面 2e:内接面
3 :パッキン 3a:面取部 3b:受圧面
3c:外斜面 3d:局部変形 3e:局部変形
4 :パッキン 4a:面取部 4b:受圧面
4c:外斜面 5 :押輪 5a:押圧面
5b:外角 5c:内角 5d:フランジ
7a:受口部 7b:傾斜面 7c:挿口部
7d:フランジ 7f:装着面 7g:受口角
9a:ボルト 9b:T字頭部 9c:ナット

Claims (11)

  1. 配管の継手部において受口部の傾斜面と挿口部の外面との隙間を密閉するためのパッキンであって、受圧面にキャンバスを設け、受圧面と外斜面との交点を円弧状のR部としたことを特徴とするパッキン。
  2. 配管の継手部において受口部の傾斜面と挿口部の外面との隙間を密閉するためのパッキンであって、その受圧面に潤滑剤を施したことを特徴とするパッキン。
  3. 配管の継手部において受口部の傾斜面と挿口部の外面との隙間を密閉するためのパッキンであって、その受圧面、外斜面、内接面の各面に潤滑剤を施したことを特徴とするパッキン。
  4. 請求項2又は請求項3のいずれかに記載したパッキンであって、受圧面と外斜面との交点を円弧状のR部としたことを特徴とするパッキン。
  5. 配管の継手部において受口部の傾斜面と挿口部の外面との隙間を密閉するためのパッキンと、前記パッキンを前記傾斜面に押し付けるための押輪とからなるシール組付部において、前記パッキンの受圧面の角度をAとし前記押輪の押圧面の角度をBとした場合に、A>Bの関係になるようにしたことを特徴とするシール組付部。
  6. 請求項5に記載したシール組付部であって、これに使用するパッキンの受圧面にキャンバスを設けたことを特徴とするシール組付部。
  7. 請求項5に記載したシール組付部であって、これに使用するパッキンの受圧面と外斜面との交点を円弧状のR部としたことを特徴とするシール組付部。
  8. 配管の継手部において受口部の傾斜面と挿口部の外面との隙間を密閉するためのパッキンと、前記パッキンを前記傾斜面に押し付けるための押輪とからなるシール組付部において、前記パッキンの受圧面と前記押輪の押圧面の両方又はいずれか一方に潤滑剤を施したことを特徴とするシール組付部。
  9. 請求項8に記載したシール組付部であって、これに使用するパッキンの受圧面と外斜面との交点を円弧状のR部としたことを特徴とするシール組付部。
  10. 請求項5乃至請求項7のいずれかに記載したシール組付部であって、パッキンの受圧面と押輪の押圧面の両方又はいずれか一方に潤滑剤を施したことを特徴とするシール組付部。
  11. 請求項5乃至請求項10のいずれかに記載したシール組付部であって、これに使用するパッキンが請求項1乃至請求項4に記載したいずれかのパッキンであることを特徴とするシール組付部。
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