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JP4039116B2 - ストレッチフィルム包装機 - Google Patents

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JP4039116B2
JP4039116B2 JP2002138654A JP2002138654A JP4039116B2 JP 4039116 B2 JP4039116 B2 JP 4039116B2 JP 2002138654 A JP2002138654 A JP 2002138654A JP 2002138654 A JP2002138654 A JP 2002138654A JP 4039116 B2 JP4039116 B2 JP 4039116B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はスーパーマーケットのバックヤード等で生鮮食品をストレッチフィルムを用いてストレッチ包装する包装機に関し、更に詳しくは包装に使用するストレッチフィルムのフィルムセットに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、トレイに入れた生鮮食品(被包装物)をストレッチフィルムで包装する包装機は、ストレッチフィルムを包装部に水平に張架し、そのフィルムに対し下方より被包装物をエレベータ等に載せて突き上げ、その突き上げによって被包装物の上面を前記フィルムで覆い、更にそのフィルムの端部を被包装物の底面側に折り込んで包装を完成するようになっている。
そして、包装部へのフィルムの張架は、包装機に装着したフィルムロールから引き出したフィルムの先端を、フィルムの幅方向の両側部を挟持して搬送する左右一対のフィルム搬送手段に移送して搬送する。
【0003】
上記フィルム搬送手段にフィルム先端部を移送する手段としては、例えば特開平9−95316号公報で提案されているような、フィルムロール配置部とフィルム搬送手段の始端部との間に、フィルムロールから引き出されたフィルム先端部を保持して前記フィルム搬送手段の始端部まで移送して受け渡すフィルム移送手段が挙げられる。
そして、上記フィルム移送手段を設けたストレッチフィルム包装機は、フィルムのセットは容易であるが、フィルム移送手段及びフィルム搬送手段付近の構造が複雑になり、包装機全体の価格が高価となる問題点を有している。
【0004】
又、フィルム搬送手段タイプのストレッチフィルム包装機で、前記したフィルム移送手段を備えないものの場合は、フィルムロールから引き出したフィルム先端部を直接手でフィルム搬送手段へセットする手法が採られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかして、前記フィルム移送手段を備えないストレッチフィルム包装機の場合は、フィルムの移送セットに関する構造を簡素化できる利点があるが、フィルムをセットする際、手を機械内に挿入する必要があるためにフィルム搬送手段の始端側付近に手を挿入する為のスペースを設ける必要があり、その為、包装機全体が大きくなるという問題があった。
更に、フィルムロールから引き出したフィルム先端部を直接手でフィルム搬送手段へセットする為、作業不慣れなオペレータの場合はフィルムセットに時間がかかるという問題がある。
【0006】
本発明は上記した従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたもので、機械内に手を入れることなくフィルム搬送手段にフィルムをセットすることができ、且つフィルムセットに関係する構成を簡素化でき、コンパクトで安価なストレッチフィルム包装機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為に本発明が講じた技術的手段は、フィルムロールからフィルム先端部を引き出し、そのフィルム先端部の幅方向両側縁部を挟持して搬送する左右一対のフィルム搬送手段の始端側にフィルム挟持部を設け、前記フィルム搬送手段によりフィルムを所定長さ引き出してフィルムにミシン目を形成し、該ミシン目がフィルム挟持部を通過するとフィルムのミシン目より下流側のフィルムのみを搬送し、該搬送されたフィルムを包装部に張架し、張架したフィルムに対して被包装物を下方から突き上げて、該被包装物の上面をフィルムで覆い、更にそのフィルムの端部を被包装物の底面側に折り込んで包装するストレッチフィルム包装機において、前記フィルム搬送手段の始端側に設けたフィルム挟持部より上流側に、フィルムロールから引き出したフィルム先端部を係止保持するフィルム先端保持手段を設け、そのフィルム先端保持手段はフィルム搬送手段の始端部から離間する第1の位置と、前記係止保持したフィルム先端部が前記フィルム搬送手段の始端部に差し込まれる第2の位置と、に移動可能とし、フィルムセット時、前記フィルム先端保持手段にフィルムロールから引き出したフィルム先端部を係止して第1の位置から第2の位置へ移動させることで、該フィルム先端部をフィルム搬送手段の始端部に挟入自在とした(請求項1)。
これにより、フィルムロールから引き出したフィルム先端部を、フィルム先端保持手段に係止して、該フィルム先端保持手段を第1の位置から第2の位置へ移動させることで、フィルム先端部をフィルム搬送手段に渡すことが出来る。そして、そのセットは包装機内に手を挿入することなく行うことが出来る。
【0008】
前記フィルム先端保持手段の具体的な構成としては、フィルムロール設置部の上方で、且つ、包装機の側部に設けた回動可能なカバーの内側に設けられ、カバーを開けてフィルム先端保持手段にフィルム先端部を係止し、カバーを閉じることで前記フィルム先端部がフィルム搬送手段の始端部に移送挟入されるようする(請求項2)。それにより、カバーを外側に開き、そのカバー内側に設けられたフィルム先端保持手段にフィルム先端を係止し、カバーを閉じる方向に移動することでフィルム先端をフィルム搬送手段に渡して搬送可能な状態に出来る。
【0009】
又、前記カバーの内側に設けるフィルム先端保持手段を、フィルムの幅方向に間隔をおいて設けた2個のフィルム保持部材で構成することができる(請求項3)。これにより、フィルム幅と同じ長さのフィルム保持部材を使用することなく、フィルム先端保持手段を構成でき、軽量で簡素化できる。
更に、その2個のフィルム保持部材は、何れか一方、又は両方をフィルム幅に応じてフィルムの幅方向に移動自在としてもよい(請求項4)。これにより、包装機に装着するフィルム幅に応じて、フィルム保持部材の一方又は両方を移動することで、様々なフィルム幅のフィルムに対応することができる。
【0010】
更にまた、前記フィルム先端保持手段は、フィルム搬送手段を構成するベルト幅よりやや幅広の切欠き部を、1枚の平板に所定の間隔をおいて並設した櫛歯状に形成してもよい(請求項5)。この場合は、前記したようにフィルム保持部材の一方又は両方を移動させずに、様々なフィルム幅のフィルムに対応することができる。
又、前記フィルム先端保持手段は、少なくともフィルムが係止される部分に、フィルムとの密着性を高める処理を施してもよい(請求項6)。その処理としては、例えば鏡面仕上げ加工が挙げられる(請求項7)。それにより、フィルム先端部をフィルム先端保持手段に確実に係止保持でき、フィルム先端保持手段の移動時にフィルム先端部が該フィルム先端保持手段から外れるのを防止できる。それにより、フィルムセットの失敗を防止できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基いて説明する。
図1は、インフィード手段を備えず、被包装物を載置する載置台をエレベータで構成したストレッチフィルム包装機の概略を示し、その包装機Aは略直方体形状をした機枠1内の略中央位置に、被包装物aを載承して上下するエレベータ2が配置され、そのエレベータ2の上限位置より僅か下方位置には包装に使用するフィルムを張架保持する包装部bが設けられ、その包装部bの側方には被包装物aを包装するフィルムを供給するロール配置部3が設けられ、そのロール配置部3にフィルムロール4がセットされている。
【0012】
又、前記ロール配置部3の上方位置から前記包装部b上を通過する経路にはフィルム搬送手段5が配置されており、そのフィルム搬送手段5によりフィルムロール4から繰り出されるフィルム4’の両側部を挟んで所定長さ引出し切断すると共に、切断されたフィルム4’を包装部bに張架するようにしてある。
【0013】
更に、前記搬送手段5の上方には、左右折込み板6,6’及び後折込み板7を配置して、被包装物aの上面を覆うフィルム4’の端部を被包装物aの底面側に折り込むようにし、後折込み板7の上方には排出プッシャー8を配置して包装済みの被包装物a’をヒートシール部9へ向けて水平に押動排出し得るように構成されている。尚、ヒートシール部9への押動によりフィルム4’の前端部が被包被包装物aの底面側に折り込まれ、その折り込まれたフィルムの端部は該ヒートシール部9でヒートシールされて包装を完成する。
又、前記エレベータ2の下方位置には計量台10が配置され、被包装物aを載承したエレベータが下限位置に下降した時、前記被包装物aが計量台10で載承され、計量し得るように構成されている。
【0014】
前記エレベータ2は、被包装物aを載置する載置台であると共に、包装部bに張架されたフィルム4’に対して下方から被包装物aを突き上げて該被包装物aの上面をフィルム4’で包む働きをなすもので、昇降部2aと、エレベータヘッド2bとを備え、昇降部2aはエレベータヘッド2bが取り付けられる上面板201とその上面板201の幅方向両端に下方に向けて垂直に取り付けた側板202,202’とで略門形に構成され、その左右の側板202,202’に亘って連結板203の一端部が取り付けられ、連結板203の他端部は機枠1に連結されている。又、左右の側板202,202’と機枠1には前記連結板203の下方に位置してリンク204,204’が取り付けられて、昇降リンク機構が構成されている。
そして、前記昇降部2aは、電動モータ205の回転が回転軸206、回転軸206に連結した作動杆207、および作動杆207に連結した縦杆208を介して上下方向に作動され、一定の範囲を上下昇降する。
又、エレベータ2における上下1サイクルの始動位置と終了位置は、被包装物aを載置したり、包装が行われる上限位置に設定されている。
【0015】
又、上記昇降部2aの上面板201は、上下方向に貫通する隙間11が平面略櫛歯状に構成され、その上面板201と対応する下方位置に計量台10が配置され、エレベータ2が下降した時、前記隙間11内に計量台10が嵌入突出してエレベータ2上の被包装物aを載承し、被包装物aの重量を計量し得るように構成されている。尚、エレベータ2が下限位置に下降し、計量台10による被包装物aの計量が完了するまでは、エレベータ2の上昇は停止される。
【0016】
櫛歯状をなした上面板201の上面に取り付けられるエレベータヘッド2bは、棒杆の上部にヘッド部材が倒伏可能に取り付けられた今日周知のもので、そうしたヘッドが複数本、前後及び左右方向に所定の間隔をおいて起立設置されている。
そして、上記エレベータ2のエレベータヘッド2b上への被包装物aの載置は、該エレベータ2が上限位置に位置する時行われ、被包装物aが載置された後、エレベータ2が下降する。
エレベータ2の下降は、エレベータ2のエレベータヘッド2b上における被包装物aの有無が検出されて行われるように構成されている。
上限位置に位置するエレベータ2上に被包装物aが載置されているか否かの検出は、エレベータ2の上限位置となる包装部bに配置した物品検出センサ13で検出され、その物品検出センサ13の検出信号により前記エレベータ2の下降が開始される。
【0017】
フィルム搬送手段5は、包装部bより上流位置に配置されたロール配置部3にセットされたフィルムロール4から繰り出されるフィルムの先端部両側を挟持して保持すると共に、包装に必要な長さ宛引き出して切断し、包装部bに張架保持するものである。
そのフィルム搬送手段5は、フィルムの幅方向の側端部を挟持する上下一対の無端状の弾性ベルト5a,5a’と、下側の弾性ベルト5a’を上側の弾性ベルト5a側へ圧接するクランプ板5bと、下側の弾性ベルト5a’の始端側の上面に重ね合わせて配置した押えベルト5cとで構成され、それらが包装部bを挟んで前後に配置されている。
そして、前記した前後一対の構成部材は、それぞれ取り付け枠5d,5d’に支持され、その取り付け枠5d,5d’は所定の間隔をおいて機枠1に固定されている。
【0018】
上記フィルム搬送手段5を構成する上下一対の無端状の弾性ベルト5a,5a’はフィルムを挟持して搬送し得るように同方向に駆動回転される。その駆動方式は、減速機付モータ5eで下側の弾性ベルト5a’が巻回されている駆動ローラ5f’を回転し、且つその駆動ローラ5f’の軸に固着したプーリー(図示せず)と上側の弾性ベルト5aが巻回されている駆動ローラ5fの軸に固着したプーリー(図示せず)とに亘ってベルトを巻回して動力伝達が行われ、上側の弾性ベルト5aも回転するように構成されている。尚、上下の弾性ベルトはフィルムの挟持及び搬送が安定よく確実に行われるように、途中にテンション調節機構が装備されている。
【0019】
又、上側の弾性ベルト5aに対して下側の弾性ベルト5a’を圧接するクランプ板5bは、図2に示すように3個に分割され、その3個のクランプ板は電磁ソレノイド等によってそれぞれ独立して上下方向に駆動され、下側の弾性ベルト5a’に押し付け、下側の弾性ベルト5a‘から離反されるように構成されている。従って、3分割されたクランプ板5bの解放のタイミングは別々に変化させることができる。
【0020】
更に、上記フィルム搬送手段5の始端側には、フィルムの先端部を下側の弾性ベルト5a’と押えベルト5cとで圧着してフィルムの移動を止めるフィルム挟持部12が設けられ、そのフィルム挟持部12より上流側にフィルムロール4から繰り出されるフィルムに切断のためのミシン目を入れるミシン目刃18が、フィルム面に対し直角方向に進退するように配置されている。又、前記フィルム挟持部12より上流側で、ミシン目刃18より下流側にはフィルムロール4から引き出したフィルム先端部を係止保持するフィルム先端保持手段19が、機枠1の側部に設けた開閉自在なカバー20の内側に設けられている。
【0021】
フィルム先端保持手段19は、金属製小片21を断面略L字形に折り曲げ、その水平片21aに、前記フィルム搬送手段5におけるフィルム挟持部12のベルト幅よりやや幅広い切欠部22を所定深さ切欠き形成したフィルム保持部材19a,19bで構成されている。そして、このフィルム保持部材19a,19bは、カバー20の内側に架設した取付桟20’に前記した左右一対のフィルム搬送手段5の設置間隔と同じ間隔をおいて固着されている。
そして、フィルム保持部材19a,19bにおけるフィルム先端部が係止される面、即ち、切欠部22を切り欠いた水平片21aの上面にはフィルムの密着係止を確実にする係止面23が形成されている。その係止面23は、フィルムの密着性を高める鏡面仕上げ加工によって構成されている。
【0022】
又、前記カバー20の取付桟20’の裏側には、前記ミシン目刃18の刃先受け24が取り付けられている。その刃先受け24は、スポンジ材等で構成され、カバー20を閉じた時、フィルム4’を挟んでミシン目刃18と刃先受け24が対向するように配置されている。
【0023】
エレベータ2の下方に配置される計量台10には、図1に示すように包装完了の被包装物a’が排出される側の側縁に、内側面が内方に傾斜するガイド突起14が起立形成されている。このガイド突起14は、エレベータ2上に載承された被包装物aが計量台10の所定位置に載るように位置修正すると共に、計量完了後、再びエレベータ2に載せて包装部bに張架されたフィルム4’に突き上げる時、被包装物aが包装部bの略中央位置に位置するようにするものである。
【0024】
又、前記ヒートシール部9には包装完了した被包装物a’の有無を検出する取除きセンサ15が配置され、その取除きセンサ15と包装部bに配置されている物品検出センサ13との間には安全センサ16が配置されている。
安全センサ16は、ヒートシール部9付近にオペレータの手等が存在しないかを検出するセンサで、少なくとも該センサ16の監視範囲内にオペレータの手等がないことを確認した場合、包装サイクルがスタートされる。
即ち、包装部bに配置した物品検出センサ13が被包装物aの存在を検出して「ON」、取除きセンサ15及び安全センサ16がともに被包装物無しやオペレータの手無し等を検出して「OFF」の場合に、包装スタートが可能となる。尚、品番等を入力した1個目は前記条件(物品検出センサ13:ON、取除きセンサ15:OFF、安全センサ16:OFF)でスタートキーを操作することで包装動作が開始されるが、その後は前記条件が揃うことで包装動作がスタートする。
【0025】
次に、上記した包装機のフィルムセットを図9乃至図13に基づいて説明する。
(1)先ず、ロール配置部3にフィルムロール4をセットし、そのフィルムロール4の上方側部に配置されたカバー20を開ける(図9参照)。
(2)次に、その開いたカバー20の内側に取り付けられているフィルム先端保持手段19を構成するフィルム保持部材19a,19bに、フィルムロール4から引き出したフィルム先端を被せ、密着係止する(図10参照)。
フィルム先端をフィルム保持部材19a,19bに密着係止する手順は、先ずフィルム先端の幅方向両側部をフィルム保持部材19a,19bの係止面23に被せ(図11(a)参照)、フィルム保持部材19a,19bより外側に突出するフィルムの側部をフィルム保持部材19a,19bの裏側に折り返し(図11(b)参照)、それによりフィルム先端をフィルム保持部材19a,19bに亘って係止する。
(3)フィルム先端をフィルム先端保持手段19に係止した後、カバー20を閉じる(図12参照)。カバー20が閉じられることで、該カバー20の内側に設けられたフィルム先端保持手段19の先部、即ち、フィルム保持部材19a,19bの水平片21aの先部はフィルム搬送手段5の始端側における上下のベルト間に差し込まれる(図8参照)。そして、フィルム搬送手段5が駆動されると、フィルム先端保持手段19に係止されたフィルム先端はフィルム搬送手段5を構成する上下ベルトの駆動で引き込まれ、フィルム搬送手段5方向に移送され、フィルムセットが完了する。
【0026】
これにより、フィルム搬送手段5の始端側に設置されたフィルム挟持部12を通過して下流側に位置するフィルムの先端部が、該搬送手段の駆動で挟着されて所定長さ引き出され、所定長さ引き出された位置で前記ミシン目刃18が作動してフィルム4にミシン目が形成され(図13(a)参照)、そのミシン目部分がフィルム挟持部12を通過した位置まで搬送され、ミシン目がフィルム挟持部12を通過した時該フィルム挟持部12が作動してフィルムの移動を止める(図13(b)参照)。それにより、フィルム挟持部12より下流側に位置するフィルムはフィルム搬送手段5の駆動で下流側に引っ張られるため、ミシン目部分で引き裂かれ、切断された所定長さのフィルム4’は包装部bに張架保持される。
【0027】
次に、上記した包装機による包装工程を図14乃至図18に基づいて説明する。
▲1▼先ず、エレベータ2が上限位置に位置するのを確認して、エレベータ2上に被包装物aを載置する。そして、被包装物aがエレベータ2上に載置されたことは物品検出センサ13で検出される(図14参照)。
▲2▼物品検出センサ13が被包装物aの存在を検出すると、エレベータ2は下降を開始し、エレベータ2上に載置された被包装物aの上端が包装部bより下方に位置するよう移動する(図15参照)。
▲3▼被包装物aの上端が包装部bより下方に位置すると、フィルム搬送手段5が作動してフィルムロール4からフィルムを引き出すと共に、フィルム挟持部12の作動で該フィルム4’をミシン目で切断し、その所定長さのフィルム4’を包装部bに張架する。そして、下降するエレベータ2が下限位置に到達すると、該エレベータ2の櫛歯状をなした上面板201の隙間に計量台10が嵌入突出してエレベータ2上に載承されていた被包装物aを計量台10上に載せ換え、被包装物aの重量を計量する(図16参照)。
▲4▼計量台10による計量が完了すると、下限位置に位置するエレベータ2は上昇を開始し、計量台10に載っている被包装物aを再びエレベータ2上に載せて上昇する。そして、包装部bに張架されたフィルム4’に被包装物aを突き上げて該被包装物aの上面をフィルム4’で包む(図16の二点鎖線の状態参照)。
▲5▼エレベータ2が包装部bを通過すると、左右折込み板6,6’が包装部bの中心方向に移動して被包装物aを包むフィルム4’の端部を該被包装物aの底面側に折り込む。このフィルム端部の折り込みは、被包装物aを載承するエレベータヘッドが左右折込み板6,6’の移動で倒れることで行われる(図17参照)。▲6▼左右折込み板6,6’によるフィルム端部の折り込みに続いて、後折込み板7が作動して後側のフィルム端部を被包装物aの底面側に折り込む(図18参照)。そして、後折込み板7による折込みが完了すると、排出プッシャー8が作動して三方のフィルム端部の折込みが終わった被包装物aをヒートシール部9に向けて押動排出する。この時、まだ折り込まれていない前側のフィルム端部は、ヒートシール部9の手前に配置された前折込み用ローラ26上を通過することで底面側に折り込まれ、ヒートシール部9で折り込まれた各フィルム端部の重なり部がヒートシールされる(図18参照)。包装を完了した被包装物a’がヒートシール部9から取除かれ、取除きセンサ15が被包装物無しを検出し、且つ安全センサ16もオペレータの手がヒートシール部付近に無いことを検出した時、次の包装工程がスタートする。
【0028】
図19はフィルム先端保持手段19を構成するフィルム保持部材19a,19bのうち、一方のフィルム保持部材19bをフィルムの幅方向に移動自在として位置調整可能としたものである。その移動方式としては、フィルムの幅方向にスライド自在とし、所定の位置でネジ締め固定する方式、或いは予めフィルムの種類に応じてセット用の孔を複数設け、フィルムの幅に応じたセット用孔にフィルム保持部材19bをセット固定する方式等、何れでもよい。
【0029】
前記したフィルム先端保持手段19は、2個のフィルム保持部材19a,19bで構成された形態について説明したが、フィルム先端保持手段19は図20に示すように、1枚のアングル材25における水平片25aに切欠部22を複数個並設した櫛歯状に形成してもよい。尚、切欠部22は、アングル材25の全長に亘って等間隔に形成してもよいが、同包装機で使用されるフィルム幅が最小のものから最大のものまでの数種類に対応できるように、一側部に切欠部22を1個形成し、他側部に最小幅から最大幅までの数種類に対応する切欠部22を間隔をおいて複数個(図示は3個)形成してもよい。
尚、図中、27はコンソール部、28はラベルプリンタである。
【0030】
本発明に係るストレッチフィルム包装機は図示した実施の形態に限定されず、下記の包装機にも適用できるものである。
(a)フィルム先端保持手段19を構成するフィルム保持部材は金属材に限らず、プラスチック等の密着性のある材質であればよい。
(b)フィルム先端保持手段19の配設位置は図示のカバーに限定されない。フィルムセット時に、フィルム先端保持手段に係止したフィルムを、フィルム搬送手段の始端部へ移送できればよい。
(c)実施の形態は被包装物をエレベータ上に直接載置する、所謂インフィードコンベアを備えない包装機であるが、インフィードコンベアを備えたタイプの包装機にも適用できるものである。
【0031】
【発明の効果】
本発明のストレッチフィルム包装機は請求項1記載の構成により、操作しやすい第1の位置でフィルム先端保持手段にフィルム先端部を係止して該フィルム先端保持手段を第2の位置へ移動させることで、フィルム先端部を容易にフィルム搬送手段の始端部へ挟持させることができる。この為、包装機をコンパクトに構成でき、包装機を安価に製作することができる。
又、請求項2記載の構成により、カバーの内側に配設してあるフィルム先端保持手段にフィルム先端を係止して該カバーを閉めるだけで、フィルム先端部をフィルム搬送手段の始端部に移送することができるため、フィルムセットを容易に行うことができる。
【0032】
更に、請求項3記載の構成により、フィルム先端保持手段を軽量で簡素化できる。
また、請求項4記載の構成により、包装機に装着するフィルム幅に応じて、フィルム保持部材の一方又は両方を移動することで、様々なフィルム幅のフィルムに対応することができる。
更に又、請求項5記載の構成により、前記したようにフィルム保持部材の一方又は両方を移動させずに、様々なフィルム幅のフィルムに対応することができる。
請求項6、7記載の構成により、フィルム先端部をフィルム先端保持手段に確実に係止保持でき、フィルム先端保持手段の移動時にフィルム先端部が該フィルム先端保持手段から外れるのを防止できる。それにより、フィルムセットの失敗を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るストレッチフィルム包装機の一実施例を示す縦断正面図である。
【図2】同縦断側面図である。
【図3】同横断平面図である。
【図4】要部の拡大断面図である。
【図5】フィルム先端保持手段を構成するフィルム保持部材を示す斜視図である。
【図6】フィルム先端を係止したフィルム先端保持手段を、フィルム挟持部に差し込んだ状態を示す拡大平面図である。
【図7】図6の(7)−(7)線に沿える断面図である。
【図8】図6の(8)−(8)線に沿える断面図である。
【図9】フィルムセットの手順を示す説明図で、フィルム先端保持手段を配設したカバーを開いた状態図である。
【図10】同カバーに配設されたフィルム先端保持手段にフィルム先端を係止する状態図である。
【図11】フィルム先端を係止する状態を示す拡大図で、(a)はフィルム先端をフィルム保持部材の表面に被せる状態図、(b)はフィルム先端を係止した後、フィルムの端をフィルム保持部材の裏側に折り返して止めた状態図である。
【図12】フィルム先端をフィルム先端保持手段に係止した後、カバーを閉じる状態図である。
【図13】フィルム先端保持手段がフィルム挟持部に差し込まれた後、フィルム先端がフィルム搬送手段に移送される工程を示し、(a)はミシン目刃が作動してミシン目が形成される状態図、(b)はそのミシン目部分でフィルムが切断された状態図である。
【図14】同包装機による包装工程を示す説明図で、エレベータ上に被包装物を載置する状態を示す図である。
【図15】被包装物を載承したエレベータが下降する状態を示す図である。
【図16】エレベータが下限位置に位置して被包装物の計量を行う状態を示
す図である。
【図17】フィルム端部の折込みを示す図である。
【図18】後折込みから排出までの状態を示す図である。
【図19】フィルム先端保持手段を構成する2個のフィルム保持部材のうち、片方を可動式とした構造を示す平面図である。
【図20】フィルム先端保持手段を構成するフィルム保持部材を1枚の櫛歯状とした構造を示す平面図である。
【符号の説明】
A…包装機 a…被包装物
b…包装部 1…機枠
2…エレベータ 4…フィルムロール
4’…フィルム 5…フィルム搬送手段
12…フィルム挟持部 19…フィルム先端保持手段
19a、19b…フィルム保持部材 20…カバー
23…係止面

Claims (7)

  1. フィルムロールからフィルム先端部を引き出し、そのフィルム先端部の幅方向両側縁部を挟持して搬送する左右一対のフィルム搬送手段の始端側にフィルム挟持部を設け、前記フィルム搬送手段によりフィルムを所定長さ引き出してフィルムにミシン目を形成し、該ミシン目がフィルム挟持部を通過するとフィルムのミシン目より下流側のフィルムのみを搬送し、該搬送されたフィルムを包装部に張架し、張架したフィルムに対して被包装物を下方から突き上げて、該被包装物の上面をフィルムで覆い、更にそのフィルムの端部を被包装物の底面側に折り込んで包装するストレッチフィルム包装機において、
    前記フィルム搬送手段の始端側に設けたフィルム挟持部より上流側に、フィルムロールから引き出したフィルム先端部を係止保持するフィルム先端保持手段を設け、そのフィルム先端保持手段はフィルム搬送手段の始端部から離間する第1の位置と、前記係止保持したフィルム先端部が前記フィルム搬送手段の始端部に差し込まれる第2の位置と、に移動可能とし、フィルムセット時、前記フィルム先端保持手段にフィルムロールから引き出したフィルム先端部を係止して第1の位置から第2の位置へ移動させることで、該フィルム先端部をフィルム搬送手段の始端部に挟入自在としたことを特徴とするストレッチフィルム包装機。
  2. 前記フィルム先端保持手段は、フィルムロール設置部の上方で、且つ、包装機の側部に設けた回動可能なカバーの内側に設けられ、カバーを開けてフィルム先端保持手段にフィルム先端部を係止し、カバーを閉じることで前記フィルム先端部がフィルム搬送手段の始端部に移送挟入されるようにしたことを特徴とする請求項1記載のストレッチフィルム包装機。
  3. 前記フィルム先端保持手段は、カバーの内側に所定間隔をおいて設けた2個のフィルム保持部材で構成されていることを特徴とする請求項2記載のストレッチフィルム包装機。
  4. 前記2個のフィルム保持部材は、何れか一方、又は両方がフィルム幅に応じてフィルムの幅方向に移動自在としたことを特徴とする請求項3記載のストレッチフィルム包装機。
  5. 前記フィルム先端保持手段が、1枚の櫛歯状に形成されていることを特徴とする請求項2記載のストレッチフィルム包装機。
  6. 前記フィルム先端保持手段は、少なくともフィルムが係止される部分に、フィルムとの密着性を高める処理が施されていることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のストレッチフィルム包装機。
  7. 前記フィルム先端保持手段に施されるフィルムとの密着性を高める処理は、鏡面仕上げ加工であることを特徴とする請求項6記載のストレッチフィルム包装機。
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