JP4038557B2 - レジスト除去装置及びレジスト除去方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体集積回路等の微細構造形成のためのリソグラフィー工程において不可欠であるレジスト除去装置及びレジスト除去方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、レジスト膜を除去する手法としては、酸素プラズマによりレジスト膜を灰化除去する方法と、有機溶媒(フェノール系・ハロゲン系など有機溶媒、90℃〜130℃)を用いてレジスト膜を加熱溶解させる方法、または濃硫酸・過酸化水素を用いる加熱溶解法がある。これら何れの手法も、レジスト膜を分解し溶解するための時間、エネルギー及び化学材料が必要であり、リソグラフィー工程の負担となっている。このような灰化や溶解による除去に替わる新しいレジスト除去技術への要求は大きいが、剥離技術の開発は未だ数少ない。その代表例は、剥離液を開発し高周波超音波の剥離作用を用いる新技術である。剥離液として例えば「IPA−H2O2成分系+フッ化物などの塩類」の剥離効果が認められている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、レジストに液膜を形成し、液膜内で発生する活性酸素を利用してレジストを溶解除去することを可能とし、資源・エネルギー多消費型技術からの脱却、即ちレジストの除去に高エネルギーや化学溶剤に依存しない環境共生型技術を実現するレジスト除去装置及びレジスト除去方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明のレジスト除去装置は、基板上のレジストを除去するための処理空間を構成する処理室と、前記処理室内で前記基板を支持し、前記処理室内で前記基板を上下方向に移動せしめ、前記処理空間を自在に調節する機構を有する基板支持手段と、紫外線を照射する紫外線照射機構を有し、前記基板の前記レジスト上に活性酸素を含む液膜を形成する液膜生成手段とを含み、前記液膜を形成するに際して、前記基板支持手段の前記移動機構により、前記基板表面と前記処理室内の上面部とが近接するように距離調節し、前記基板上の前記レジストの略全面を覆うように、前記液膜の状態を前記距離に規制された膜厚となるように制御し、前記紫外線照射機構により前記液膜に紫外線を照射する。
本発明のレジスト除去装置の一態様では、前記紫外線照射手段から照射する紫外線の波長が172nm〜310nmである。
本発明のレジスト除去装置の一態様では、前記紫外線照射手段が低圧紫外線ランプである。
本発明のレジスト除去装置の一態様では、前記基板表面と前記処理室内の上面部との距離が1mm以下である。
本発明のレジスト除去装置の一態様では、前記液膜生成手段は、前記液膜にオゾン水を供給するオゾン供給機構を含む。
本発明のレジスト除去装置の一態様では、前記液膜生成手段は、前記液膜に過酸化水素水を供給する過酸化水素水供給機構を含む。
本発明のレジスト除去装置は、基板上のレジストを除去するための処理空間を構成する処理室と、前記処理室内で前記基板を支持し、前記処理室内で前記基板を上下方向に移動せしめ、前記処理空間を自在に調節する機構を有する基板支持手段と、紫外線を照射する紫外線照射機構を有し、前記基板の前記レジスト上に活性酸素を含む液膜を形成する液膜生成手段とを含み、前記液膜を形成するに際して、前記基板支持手段の前記移動機構により、前記基板表面と前記処理室内の上面部とを離間させ、前記液膜の状態を前記基板上の前記レジスト表面で液滴として結露するように前記処理空間を調節し、前記紫外線照射機構により前記液膜に紫外線を照射する。
本発明のレジスト除去装置の一態様では、前記紫外線照射手段から照射する紫外線の波長が172nm〜310nmである
本発明のレジスト除去装置の一態様では、前記紫外線照射手段が低圧紫外線ランプである。
本発明のレジスト除去装置の一態様では、前記液膜生成手段は、ミスト含有水蒸気を供給する機構を含む。
本発明のレジスト除去装置の一態様では、前記液膜生成手段は、前記ミスト含有水蒸気供給機構で生成されたミスト含有水蒸気にオゾンガスを供給し、前記基板上に形成される前記液膜内に前記活性酸素を発生せしめるオゾン供給機構を含む。
本発明のレジスト除去装置は、基板上のレジストを除去するための処理空間を構成する処理室と、前記処理室内で前記基板を支持し、前記処理室内で前記基板を上下方向に移動せしめ、前記処理空間を自在に調節する機構を有する基板支持手段と、多孔質セラミック板を有しており、前記多孔質セラミック板の空孔からミスト含有水蒸気を前記処理空間内に供給し、前記基板の前記レジスト上に活性酸素を含む液膜を形成する液膜生成手段とを含み、前記液膜を形成するに際して、前記基板支持手段の前記移動機構により前記処理空間を調節し、前記液膜の状態を制御する。
本発明のレジスト除去装置の一態様では、前記基板支持手段の前記移動機構により前記基板表面と前記処理室内の上面部とを離間させ、前記液膜の状態を前記基板上の前記レジスト表面で液滴として結露するように調節する。
本発明のレジスト除去装置の一態様では、前記液膜生成手段は、前記ミスト含有水蒸気にオゾンガスを供給し、前記基板上に形成される前記液膜内に前記活性酸素を発生せしめるオゾン供給機構を含む。
本発明のレジスト除去方法では、表面にレジストが設けられた基板と、前記レジストを除去するための処理空間を構成する処理室内の上面部とが近接するように距離調節し、前記基板上の前記レジストの略全面を覆うように、活性酸素を含む液膜を前記距離に規制された膜厚となるように形成し、前記液膜に紫外線を照射して、前記液膜内に前記活性酸素の発生を促進せしめ、前記活性酸素の作用により前記レジストを溶解除去する。
本発明のレジスト除去方法の一態様では、前記基板表面と前記処理室内の上面部との前記距離を1mm以下に調節する。
本発明のレジスト除去方法の一態様では、前記液膜にオゾン水を供給することにより、前記液膜内に前記活性酸素を発生せしめる。
本発明のレジスト除去方法の一態様では、前記液膜に過酸化水素水を供給することにより、前記液膜内に前記活性酸素を発生せしめる。
本発明のレジスト除去方法は、表面にレジストが設けられた基板と、前記レジストを除去するための処理空間を構成する処理室内の上面部とが離間するように距離調節し、活性酸素を含むミスト含有水蒸気を供給して前記レジスト表面に液滴を結露させ、前記液膜に紫外線を照射して、前記液膜内に前記活性酸素の発生を促進せしめ、前記活性酸素の作用により前記レジストを溶解除去する。
本発明のレジスト除去方法の一態様では、前記液膜にオゾンガスを供給することにより、前記液膜内に前記活性酸素を発生せしめる。
本発明のレジスト除去方法の一態様では、前記液膜に過酸化水素水を供給することにより、前記液膜内に前記活性酸素を発生せしめる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を適用した好適な諸実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0026】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態のレジスト除去装置の概略構成を示す模式図である。
このレジスト除去装置は、リソグラフィー工程においてシリコンウェーハやガラス基板等の基板10上に形成されたレジストを除去するためのものであり、基板10上のレジストを除去するための処理空間を構成する処理室であり、基板出し入れ自在とされてなる枚葉式の処理チャンバー1と、処理チャンバー1内に設けられ、基板10が支持固定される基板ステージ2と、処理チャンバー1の上面部に設けられ、合成石英ガラスからなる紫外線透過板3と、紫外線透過板3の上部に設けられ、紫外線透過板3を介して処理チャンバー1内に紫外線を照射する低圧の紫外線ランプ4と、処理チャンバー1の流入口1aを介して超純水及び各種薬液を供給する液膜生成手段5と、処理チャンバー1の流出口1bを介して処理チャンバー1内の排液及び排気を行う排液・排気手段6とを備えて構成されている。
【0027】
基板ステージ2は、設置された基板10の温度を温水/冷水により調節する温度調節機構2cを有し、更には、設置された基板10を自在に回転させる回転機構2aとともに、上述のように設置された基板10を上下方向に自在に移動せしめる上下移動機構2bを有しており、基板10上のレジスト除去時には、後述するように上下移動機構2bの作動により基板10表面と紫外線透過板3とを所定距離に近接させる。
【0028】
液膜生成手段5は、処理チャンバー1内に超純水を供給するための超純水供給部11と、オゾン水(O3水)水を生成して供給するためのO3水供給部12と、過酸化水素水の水溶液(H2O2水)を生成して供給するためのH2O2水供給部13と、レジスト除去処理の後に基板10表面に残存する薬液を除去して基板10の取り出しを容易にするため、基板10表面にO2/N2ガスを供給するO2/N2ガス供給部14とを備えて構成されている。
【0029】
超純水供給部11は、外部から供給された超純水を貯蔵する超純水タンク21と、貯蔵された超純水の液位を測定する液位計22と、所定量の超純水を例えば周期的に正確に吸引し送出するダイヤフラムポンプ23と、ダイヤフラムポンプ23によって送出する超純水量を計測するフローメータ24とを備えて構成されている。
【0030】
H2O2水供給部13は、H2O2水を貯蔵する圧送タンク25と、超純水にH2O2を供給しH2O2水を生成するH2O2供給ライン26と、所定量のH2O2水を圧送タンク25から圧送するため、圧送タンク25内にN2を供給する圧送機構27と、貯蔵されたH2O2水の液位を測定する液位計28と、送出されるH2O2水量を制御するフローコントロールバルブ29とを備えて構成されている。
【0031】
O2/N2ガス供給部14は、O2ガス及びN2ガスの各流路をそれぞれ形成し、両者の混合ガスの流路が設けられており、O2ガス及びN2ガスの各流路にはそれぞれ圧力調節器31及びガスの流量を調節するマスフローコントローラ32が設けられている。
【0032】
排液・排気手段6は、気液分離機構33を有しており、この気液分離機構33の作動により排液及び排気を分離して行う。
【0033】
このレジスト除去装置を用いて基板10上のレジストを除去するには、先ず、基板ステージ2の下移動機構2bにより、基板10表面と紫外線透過板3との距離を所定距離に調節する。この距離としては、後述するように照射した紫外線を減衰させない範囲内とすることを考慮して、0.1mm〜1mmとすることが好ましい。
【0034】
この状態で、基板ステージ2の回転機構2aにより基板10を回転させつつ、O3水供給部12からO3水を、処理チャンバー1の基板10表面と紫外線透過板3との間に形成される処理空間に供給する。これにより、図2に示すように、当該処理空間をO3水で満たし、基板10表面と紫外線透過板3との距離(0.1mm〜1mm)の薄膜状態に膜厚が規制されてなり、基板10上のレジスト42の略全面を覆う液膜41が形成される。
【0035】
液膜41のO3水中では、O3の水溶液への溶解により、以下の一連の(式1)に示すように、OH-とO3との反応によりO3が分解し、HO2、O2 -、OH等の種々の活性酸素が発生する。
(式1):
O3+OH-→HO2+O2 -
O3+HO2→2O2+OH
O3+OH→O2+HO2
2HO2→O3+H2O
HO2+OH→O2+H2O
【0036】
従って、水溶液中では、O3による直接酸化の他、副生成したO2 -,HO2,OH等の活性酸素によるラジカル的酸化が進行することになる(この場合、O3以外の選択性は低下するが、酸化は強力である。)。
【0037】
そして、液膜41が形成された状態で、紫外線ランプ4により当該液膜41に紫外線を均一に照射する。このとき、以下の一連の(式2)に示すように、O3が紫外線により分解し、これにより生じた励起酸素原子と水分子の反応によりヒドロキシラジカル(OH)の生成が助長される。この場合、照射する紫外線の波長としては、O3を分解するためには310nm以下であることを要し、また、波長が172nmの紫外線の空気に対する50%透過距離が、酸素の光吸収断面積(0.259×10-18分子数/cm2)から3.1mmとなるが、50%透過距離が3.1mm以下では装置化が困難であることから、172nm〜310nmのものを用いることが好ましい。本実施形態では比較的短い184.9nm付近を採用する。ここで、当該紫外線は、水溶液中でO3を発生させ、また発生したO3を分解する反応を惹起するものであるため、上記のような比較的広域にわたる波長であっても良い。
(式2):
O3+hν(λ<310nm)→O(1D)+O2(a1ΔP)
H2O+O(1D)→2OH
OH+O3→O2+HO2
HO2+O3→2O2+OH
【0038】
上述のように液膜41内で生成された各種の活性酸素の有する活性作用により、有機物であるレジストがH2O/CO2に分解し、溶解除去されることになる。
【0039】
また、液膜41の生成時に、O3水に替わって、又はこれと共に、H2O2水供給部13からH2O2水を供給しても良い。この場合、以下の一連の(式3)に示すように、H2O2がO3と反応とし、ヒドロキシラジカル(OH)の生成が助長される。
(式3):
H2O2→H+HO2 -
HO2 -+O3→OH+O2 -+O2
【0040】
更に、H2O2水を含む液膜41に、前記紫外線を照射することにより、以下の(式4)に示すように、H2O2が直接分解し、ヒドロキシラジカル(OH)の生成が更に助長される。
(式4):
H2O2+hν(λ<310nm)→2OH
【0041】
以上説明したように、本実施形態によれば、基板1上のレジストに液膜41を形成し、液膜41内で発生する各種の活性酸素を利用してレジストを溶解除去することを可能とし、資源・エネルギー多消費型技術からの脱却、即ちレジストの除去に高エネルギーや化学溶剤に依存しない環境共生型技術を実現することができる。
【0042】
(第2の実施形態)
本実施形態では、第1の実施形態と略同様に構成された処理チャンバー及び基板ステージを備えたレジスト除去装置を開示するが、レジスト上の供給される液膜の状態が異なる点で相違する。なお、第1の実施形態と共通する構成部材等については同符号を記して説明を省略する。
【0043】
図3は、第2の実施形態のレジスト除去装置の主要構成である処理チャンバー近傍の様子を示す模式図である。
このレジスト除去装置は、第1の実施形態のレジスト除去装置と同様に紫外線透過板3や紫外線ランプ4等が設けられた処理チャンバー1と、上下移動機構2bを有する基板ステージ2と、液膜生成手段51と、処理チャンバー1の流出口を介して処理チャンバー1内の排液及び排気を行う排液・排気手段(不図示:排液・排気手段6と同様)を備えて構成されている。
【0044】
ここで、液膜生成手段51は、処理チャンバー1内に水蒸気を供給する蒸気供給部52と、処理チャンバー1内に高濃度のO3ガスを供給するO3ガス供給部(オゾナイザー)53とを備えて構成されている。
【0045】
このレジスト除去装置を用いて基板10上のレジストを除去するには、先ず、基板ステージ2の下移動機構2bにより、基板10表面と紫外線透過板3との距離を所定距離に調節する。本実施形態では、この距離を第1の実施形態に比して離間(10mm〜30mm)させる。ここで、処理チャンバー1内の温度を80℃〜90℃、基板温度を常温〜60℃に調節する。
【0046】
この状態で、基板ステージ2の回転機構2aにより基板10を回転させつつ、蒸気供給部52から蒸気を、O3ガス供給部53からO3ガスをそれぞれ処理チャンバー1の基板10表面と紫外線透過板3との間に形成される処理空間に供給する。このとき前記蒸気はミストを含有する蒸気であり、処理チャンバー1内は飽和蒸気の状態のミスト含有蒸気/O3ガスの混合雰囲気となる。このミスト含有蒸気とは、粒径が10μm〜50μmのミストと蒸気が混合したものである。ミストはほぼ球状であるために表面積が大きく、従ってO3ガスが浸透し易いことから、このミスト含有蒸気を用いることによりO3ガスを十分に供給することができる。
【0047】
そして、処理チャンバー1内の温度と基板温度との温度差に加え、飽和した前記混合雰囲気により、液滴が基板10のレジスト上に、O3ガスの溶解した多数の微小な薄い液膜61として結露する。このとき、液膜61においては、第1の実施形態で説明した一連の(式1)の反応が惹起され、O3の水溶液への溶解によりOH-とO3との反応によりO3が分解し、HO2、O2 -、OH等の種々の活性酸素が発生する。
【0048】
従って、水溶液中では、O3による直接酸化の他、副生成したO2 -,HO2,OH等の活性酸素によるラジカル的酸化が進行することになる。
【0049】
そして、液膜61が形成された状態で、第1の実施形態と同様の条件で紫外線ランプ4により当該液膜61に紫外線を均一に照射する。このとき、第1の実施形態で説明した一連の(式2)の反応が惹起され、O3が紫外線により分解し、これにより生じた励起酸素原子と水分子の反応によりヒドロキシラジカル(OH)の生成が助長される。
【0050】
上述のように液膜61内で生成された各種の活性酸素の有する活性作用により、有機物であるレジストがH2O/CO2に分解し、溶解除去されることになる。
【0051】
以上説明したように、本実施形態によれば、基板1上のレジストに液膜61を形成し、液膜61内(特にその表層)で発生する各種の活性酸素を利用してレジストを溶解除去することを可能とし、資源・エネルギー多消費型技術からの脱却、即ちレジストの除去に高エネルギーや化学溶剤に依存しない環境共生型技術を実現することができる。
【0052】
−変形例−
ここで、第2の実施形態の変形例について説明する。
この変形例では、第2の実施形態と略同様に構成されたレジスト除去装置を開示するが、紫外線ランプの替わりに多孔質セラミック板が設けられている点で相違する。
【0053】
図4は、本変形例のレジスト除去装置の主要構成である処理チャンバー近傍の様子を示す模式図である。
このレジスト除去装置は、第1の実施形態のレジスト除去装置と同様の処理チャンバー1と、紫外線ランプの替わりに設けられた多孔質セラミック板71と、上下移動機構2bを有する基板ステージ2と、高濃度のO3ガス供給部53と、処理チャンバー1の流出口を介して処理チャンバー1内の排液及び排気を行う排液・排気手段(不図示:排液・排気手段6と同様)を備えて構成されている。
【0054】
多孔質セラミック板71は、その空孔72を介して、小粒径の均一なミストを含むミスト含有水蒸気や更にO3ガスを含むミスト含有水蒸気が基板10に供給されるように構成されている。
【0055】
このレジスト除去装置を用いて基板10上のレジストを除去するには、先ず、基板ステージ2の下移動機構2bにより、基板10表面と多孔質セラミック板71との距離を所定距離に調節する。本実施形態では、この距離を第1の実施形態に比して離間(10mm〜30mm)させる。ここで、処理チャンバー1内の温度を80℃〜90℃、基板温度を常温〜60℃に調節する。
【0056】
この状態で、基板ステージ2の回転機構2aにより基板10を回転させつつ、多孔質セラミック板71の空孔72から蒸気を、高濃度のO3ガス供給部53からO3ガスをそれぞれ処理チャンバー1の基板10表面と多孔質セラミック板71との間に形成される処理空間に供給する。このとき前記蒸気はミスト含有水蒸気であり、処理チャンバー1内は飽和蒸気の状態のミスト含有水蒸気/O3ガスの混合雰囲気となり、O3ガスがミスト含有水蒸気に溶解する。
【0057】
そして、処理チャンバー1内の温度と基板温度との温度差に加え、飽和した前記混合雰囲気により、基板10のレジスト上に液滴が多数の微小な薄い液膜61として結露する。
【0058】
従って、水溶液中では、O3による直接酸化の他、副生成したO2 -,HO2,OH等の活性酸素によるラジカル的酸化が進行することになる。
【0059】
上述のように、液膜内で生成された各種の活性酸素の有する活性作用により、有機物であるレジストがH2O/CO2に分解し、溶解除去されることになる。
【0060】
以上説明したように、本変形例によれば、レジスト上にO3を溶解した液滴が結露して液膜が形成され、各種の活性酸素を利用してレジストを溶解除去することを可能とし、資源・エネルギー多消費型技術からの脱却、即ちレジストの除去に高エネルギーや化学溶剤に依存しない環境共生型技術を実現することができる。
【0061】
【発明の効果】
本発明によれば、レジストに液膜を形成し、液膜内で発生する活性酸素を利用してレジストを溶解除去することを可能とし、資源・エネルギー多消費型技術からの脱却、即ちレジストの除去に高エネルギーや化学溶剤に依存しない環境共生型技術を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態のレジスト除去装置の概略構成を示す模式図である。
【図2】第1の実施形態のレジスト除去装置において、基板表面の近傍を拡大して示す模式図である。
【図3】第2の実施形態のレジスト除去装置の主要構成である処理チャンバー近傍の様子を示す模式図である。
【図4】第2の実施形態の変形例のレジスト除去装置の主要構成である処理チャンバー近傍の様子を示す模式図である。
【符号の説明】
1 処理チャンバー
2 基板ステージ
2a 回転機構
2b 上下移動機構
2c 温度調節機構
3 紫外線透過板
4 紫外線ランプ
5,51 液膜生成手段
6 排液・排気手段
10 基板
11 超純水供給部
12 O3水供給部
13 H2O2水供給部
14 N2ガス供給部
21 超純水タンク
22,28 液位計
23 ダイヤフラムポンプ
24 フローメータ
25 圧送タンク
26 H2O2供給ライン
27 圧送機構
29 フローコントロールバルブ
31 圧力調節器
32 マスフローコントローラ
33 気液分離機構
41 液膜
52 蒸気供給部
53 O3ガス供給部
61 液滴
71 多孔質セラミック板
72 空孔
Claims (21)
- 基板上のレジストを除去するための処理空間を構成する処理室と、
前記処理室内で前記基板を支持し、前記処理室内で前記基板を上下方向に移動せしめ、前記処理空間を自在に調節する機構を有する基板支持手段と、
紫外線を照射する紫外線照射機構を有し、前記基板の前記レジスト上に活性酸素を含む液膜を形成する液膜生成手段と
を含み、
前記液膜を形成するに際して、前記基板支持手段の前記移動機構により、前記基板表面と前記処理室内の上面部とが近接するように距離調節し、前記基板上の前記レジストの略全面を覆うように、前記液膜の状態を前記距離に規制された膜厚となるように制御し、前記紫外線照射機構により前記液膜に紫外線を照射することを特徴とするレジスト除去装置。 - 前記紫外線照射手段から照射する紫外線の波長が172nm〜310nmであることを特徴とする請求項1に記載のレジスト除去装置。
- 前記紫外線照射手段が低圧紫外線ランプであることを特徴とする請求項1又は2に記載のレジスト除去装置。
- 前記基板表面と前記処理室内の上面部との距離が1mm以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のレジスト除去装置。
- 前記液膜生成手段は、前記液膜にオゾン水を供給するオゾン供給機構を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のレジスト除去装置。
- 前記液膜生成手段は、前記液膜に過酸化水素水を供給する過酸化水素水供給機構を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のレジスト除去装置。
- 基板上のレジストを除去するための処理空間を構成する処理室と、
前記処理室内で前記基板を支持し、前記処理室内で前記基板を上下方向に移動せしめ、前記処理空間を自在に調節する機構を有する基板支持手段と、
紫外線を照射する紫外線照射機構を有し、前記基板の前記レジスト上に活性酸素を含む液膜を形成する液膜生成手段と
を含み、
前記液膜を形成するに際して、前記基板支持手段の前記移動機構により、前記基板表面と前記処理室内の上面部とを離間させ、前記液膜の状態を前記基板上の前記レジスト表面で液滴として結露するように前記処理空間を調節し、前記紫外線照射機構により前記液膜に紫外線を照射することを特徴とするレジスト除去装置。 - 前記紫外線照射手段から照射する紫外線の波長が172nm〜310nmであることを特徴とする請求項7に記載のレジスト除去装置。
- 前記紫外線照射手段が低圧紫外線ランプであることを特徴とする請求項7又は8に記載のレジスト除去装置。
- 前記液膜生成手段は、ミスト含有水蒸気を供給する機構を含むことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載のレジスト除去装置。
- 前記液膜生成手段は、前記ミスト含有水蒸気供給機構で生成されたミスト含有水蒸気にオゾンガスを供給し、前記基板上に形成される前記液膜内に前記活性酸素を発生せしめるオゾン供給機構を含むことを特徴とする請求項10に記載のレジスト除去装置。
- 基板上のレジストを除去するための処理空間を構成する処理室と、
前記処理室内で前記基板を支持し、前記処理室内で前記基板を上下方向に移動せしめ、前記処理空間を自在に調節する機構を有する基板支持手段と、
多孔質セラミック板を有しており、前記多孔質セラミック板の空孔からミスト含有水蒸気を前記処理空間内に供給し、前記基板の前記レジスト上に活性酸素を含む液膜を形成する液膜生成手段と
を含み、
前記液膜を形成するに際して、前記基板支持手段の前記移動機構により前記処理空間を調節し、前記液膜の状態を制御することを特徴とするレジスト除去装置。 - 前記基板支持手段の前記移動機構により前記基板表面と前記処理室内の上面部とを離間させ、前記液膜の状態を前記基板上の前記レジスト表面で液滴として結露するように調節することを特徴とする請求項12に記載のレジスト除去装置。
- 前記液膜生成手段は、前記ミスト含有水蒸気にオゾンガスを供給し、前記基板上に形成される前記液膜内に前記活性酸素を発生せしめるオゾン供給機構を含むことを特徴とする請求項12又は13に記載のレジスト除去装置。
- 表面にレジストが設けられた基板と、前記レジストを除去するための処理空間を構成する処理室内の上面部とが近接するように距離調節し、前記基板上の前記レジストの略全面を覆うように、活性酸素を含む液膜を前記距離に規制された膜厚となるように形成し、
前記液膜に紫外線を照射して、前記液膜内に前記活性酸素の発生を促進せしめ、
前記活性酸素の作用により前記レジストを溶解除去することを特徴とするレジスト除去方法。 - 前記基板表面と前記処理室内の上面部との前記距離を1mm以下に調節することを特徴とする請求項15に記載のレジスト除去方法。
- 前記液膜にオゾン水を供給することにより、前記液膜内に前記活性酸素を発生せしめることを特徴とする請求項15又は16に記載のレジスト除去方法。
- 前記液膜に過酸化水素水を供給することにより、前記液膜内に前記活性酸素を発生せしめることを特徴とする請求項15〜17のいずれか1項に記載のレジスト除去方法。
- 表面にレジストが設けられた基板と、前記レジストを除去するための処理空間を構成する処理室内の上面部とが離間するように距離調節し、活性酸素を含むミスト含有水蒸気を供給して前記レジスト表面に液滴を結露させ、
前記液膜に紫外線を照射して、前記液膜内に前記活性酸素の発生を促進せしめ、
前記活性酸素の作用により前記レジストを溶解除去することを特徴とするレジスト除去方法。 - 前記液膜にオゾンガスを供給することにより、前記液膜内に前記活性酸素を発生せしめることを特徴とする請求項19に記載のレジスト除去方法。
- 前記液膜に過酸化水素水を供給することにより、前記液膜内に前記活性酸素を発生せしめることを特徴とする請求項19に記載のレジスト除去方法。
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