JP4036241B1 - 駆動制御装置および画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】リニアモータは、複数のコイル(巻線)と、これに沿って設けられた磁石列により構成される。コイルには、それぞれ独立したHブリッジ回路により、電流が供給される。Hブリッジ回路に信号を供給する制御部は、コイルによる推力を段階的に変化させたい場合に、その推力を与えるための信号の供給タイミングを段階的に異ならせる。例えば、ある信号により生じる電流が「−I」であり、コイルの数が4個である場合に、制御部は、この電流を生じさせるための信号の供給タイミングを所定時間(Td)ずつ遅延させる。
【選択図】図4
Description
また、本発明の第3の構成によれば、電流の大小を変化させて駆動制御する構成に比べて、形成部の駆動制御をより簡易的に行うことができる。
[実施形態の構成]
図7は、本発明の一実施形態である画像形成装置100の主要部の外観構成を示す図であり、図8は、図7に示す画像形成装置100から特に印字機構部30の一部(リニアモータユニット32)を示す図である。また、図1は、この画像形成装置100の全体構成を概略的に示すブロック図である。画像形成装置100は、制御部10と、ドライブ部20と、印字機構部30と、操作部40と、通信部50とを備える。なお、ここでいう「印字」の対象は文字に限らず、ドットの集合により形成されるあらゆる記号や画像を含む。
印字機構部30は、印字ユニット31とリニアモータユニット32に加え、連結部材31a、32aと、プーリ351、352と、ベルト353と、ガイドシャフト36と、弾性部材371、372と、補助部材381、382と、センサ39とを備える。また、印字ユニット31は、シャトル311と、図示せぬヘッドピンユニットとを備える。また、リニアモータユニット32は、コイル321、322、323、324、325、326と、磁石列327、328と、コイル支持部材329とを備える。本実施形態において、シャトル311は、往復移動部材の一例に相当する。
シャトル311は、図示せぬヘッドピンユニットを支持する部材である。シャトル311は、右側端部と左側端部とにガイドシャフト36を通す孔部を有する。また、シャトル311は、連結部材31aと連結され、これとともに右または左に移動する。ヘッドピンユニットは、マトリクス状に配置された複数のヘッドピンを有し、ドライバ21からの指示に応じて用紙に印字をする。
コイル321〜326と磁石列327、328とは、リニアモータを構成する。コイル321〜326および磁石列327、328は、それぞれ、印字ユニット31が往復移動する方向に沿うように設けられている。コイル321〜326は、ドライブ部20から電流を供給されると、磁力を生じる。このコイル321〜326に生じた磁力と磁石列327、328の磁力との間で吸引力または反発力が発生し、これによりシャトル311は推力を得て移動する。ここでコイル内に流れる電流の向きによってコイルに生じる電極は逆転するので、コイル321〜326に供給する電流の向きを変えることでシャトル311を任意の移動方向へ移動させる推力を付与することが可能である。なお、コイル321および326には、シャトル311を一定の速度(定速)で移動させるときに電流が供給される一方、コイル322〜325には、シャトル311の移動方向を端部において反転させるときに電流が供給される。そこで、以下では、コイル321および326を「定速コイル」といい、コイル322〜325を「反転コイル」という。本実施形態においては、定速コイルが複数の巻線の一部の一例に、また反転コイルが一部の巻線以外の複数の巻線の一例にそれぞれ相当する。なお、本実施形態において、コイル321〜326は、略楕円形のコイルであり、長軸方向(図2の紙面に垂直な方向)の長さが約123mm、短軸方向(左右方向)の長さが約57mmであり、その厚さは、約7mmである。また、コイル321〜326の巻き数は、400(ターン)である。磁石列327および328は、隣り合う磁石と極性(NまたはS)が逆となり、かつ、対向する磁石と極性が逆となるように配置された複数の磁石である。それぞれの磁石は、隣り合う磁石と接触するように配置されているが、両端の磁石は、隣り合う磁石との間に磁石1個分の間隔を設けて配置されている。なお、それぞれの磁石の左右方向の幅は、コイルの短軸方向の長さの約半分である。また、磁石列327および328は、画像形成装置100の筐体等に固定されている。コイル支持部材329は、コイル321〜326を支持する部材であり、コイル321〜326中の磁束の変化に応じて右または左に移動する。前述の通り、コイル支持部材329と連結部材32aとは連結しているので、連結部材32aはコイル支持部材329とともに移動する。
図3は、ドライブ部20の構成を示すブロック図である。同図に示すように、ドライブ部20は、Hブリッジ回路21、22、23、24、25および26を備える。Hブリッジ回路21〜26は、各々がコイル321〜326のそれぞれに電流を流す回路である。Hブリッジ回路21〜26は、制御部10から供給される信号に応じて、コイル321〜326に流れる電流の向きを変化させる。なお、Hブリッジ回路21〜26は、周知のHブリッジ回路と同様の構成である。
以上の構成のもと、画像形成装置100は、印字ユニット31を左右に移動させながら用紙に印字を行う。画像形成装置100は、通信部50を介して受信した印字データに応じて印字を行う。このとき、印字ユニット31は、図示せぬヘッドピンユニットにより用紙二ドットパターンを形成する。すなわち、印字ユニット31は、形成部の一例に相当する。
ここでは、まず、画像形成装置100の基本的な印字動作について説明し、続いて、紙送り量が比較的多い場合の印字動作について説明する。
なお、本発明の適用は、上述した実施形態に限定されるものではない。ここでは、実施形態の変形例をいくつか示す。
Claims (3)
- 第1の方向と、前記第1の方向と反対の第2の方向とに往復移動可能な往復移動部材と、
巻線と磁石とを前記往復移動部材の移動方向に沿うように複数有し、当該巻線に供給される電流の向きに応じて前記往復移動部材が前記第1または第2の方向に移動するように駆動する駆動手段と、
前記駆動手段の巻線に供給する電流を制御する制御手段であって、決められた電流の供給をする巻線の数を調整することにより前記駆動手段による駆動力を制御する制御手段と、
前記第1または第2の方向に移動される前記往復移動部材がある位置に達すると、当該往復移動部材をその移動方向と反対の方向に付勢する付勢手段とを備え、
前記制御手段は、
前記付勢手段が前記往復移動部材を付勢するときに、当該付勢手段が当該往復移動部材を付勢する方向と反対の方向に前記往復移動部材を移動させるための電流を供給する前記巻線の数を段階的に増やす
ことを特徴とする駆動制御装置。 - 前記駆動手段は、
前記複数の巻線の一部により、前記往復移動部材が前記第1または第2の方向に移動するように駆動する第1の駆動手段と、
前記一部の巻線以外の複数の巻線により、前記第1の駆動手段により移動された往復移動部材の移動方向が反転するように駆動し、また、前記付勢手段が前記可動部材を付勢するときに、当該付勢手段が当該往復移動部材を付勢する方向と反対の方向に移動するように駆動する第2の駆動手段とを備え、
前記制御手段は、
前記付勢手段が前記往復移動部材を付勢するときに、電流を供給する前記第2の駆動手段の巻線の数を段階的に増やす
ことを特徴とする請求項1に記載の駆動制御装置。 - 第1の方向と、前記第1の方向と反対の第2の方向とに往復移動されて記録媒体に画像を形成する形成部と、
巻線と磁石とを前記形成部の移動方向に沿うように複数有し、前記形成部が前記第1または第2の方向に往復移動するように駆動する駆動手段と、
前記第1または第2の方向に移動される前記形成部がある位置に達すると、当該形成部をその移動方向と反対の方向に付勢する付勢手段と、
前記駆動手段の巻線に供給する電流を制御する制御手段であって、決められた電流の供給をする巻線の数を調整することにより前記駆動手段による駆動を制御する制御手段とを備え、
前記駆動手段は、
前記複数の巻線の一部により、前記形成部が前記第1または第2の方向に移動するように駆動する第1の駆動手段と、
前記一部の巻線以外の複数の巻線により、前記第1の駆動手段により移動された形成部の移動方向が反転するように駆動し、また、前記付勢手段が前記可動部材を付勢するときに、当該付勢手段が当該往復移動部材を付勢する方向と反対の方向に移動するように駆動する第2の駆動手段とを備え、
前記制御手段は、
前記付勢手段が前記形成部を付勢するときに、当該付勢手段が付勢する方向と反対の方向に前記往復移動部材を移動させるための電流を前記第2の駆動手段に供給する
ことを特徴とする画像形成装置。
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JP2007025499A JP4036241B1 (ja) | 2007-02-05 | 2007-02-05 | 駆動制御装置および画像形成装置 |
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