JP4035870B2 - 車両用シートのロック装置 - Google Patents
車両用シートのロック装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4035870B2 JP4035870B2 JP28063997A JP28063997A JP4035870B2 JP 4035870 B2 JP4035870 B2 JP 4035870B2 JP 28063997 A JP28063997 A JP 28063997A JP 28063997 A JP28063997 A JP 28063997A JP 4035870 B2 JP4035870 B2 JP 4035870B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- swing arm
- base plate
- vehicle seat
- hook
- locking device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用シート側に取り付けられて同シートを車両のフロア側に固定するための車両用シートのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両用シートを車両のフロア側に離脱可能に固定する車両用シートのロック装置は、例えば特開平8−67186号公報にて示されているように、上下方向に延びる2枚のロックベースと、これら両ロックベース間に挟持されて下方へ回動可能に支持されたフック部材および係止部材と、これらのフック部材および係止部材の上端部間に介装されて係止部材をフック部材に係合させるスプリングとを備えた構成のものが一般である。
【0003】
しかして、かかる形式のロック装置においては、両ロックベースの下端部に下方へ開口する係合凹所が形成され、かつ、フック部材には両ロックベースの係合凹所に侵入した掛止部材(ストライカ)を掛止するフック部が形成されていて、両ロックベースの係合凹所に侵入した掛止部材にフック部材のフック部が掛止され、かつ、係止部材がスプリングの作用にてフック部材に係合して、フック部材の掛止部材に対する掛止状態を保持することにより、車両用シートを車両用フロアに離脱可能に固定すべく機能する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した形式のロック装置においては、両ロックベースの上方部にて車両のシート側に取り付けられるため、両ロックベースはその上方部に取り付け部位を形成する必要上から上下方向に長い縦長に形成する必要があり、また、フック部材および係止部材はそれらの上端部にスプリイングの掛止部を形成する必要から上下方向に長い縦長に形成する必要がある。このため、当該形式のロック装置は必然的に縦長で大型なものとなる。
【0005】
また、当該形式のロック装置においては、フック部材および係止部材の両者が不可欠で、かつこれら両者を直列的に配置して係合、離脱可能に支持する必要上から横方向も長くなるとともに、構造が不可避的に複雑となる。
【0006】
すなわち、当該ロック装置は必然的に大型化し、かつ構造が複雑化することになる。本発明の目的はこれらの問題を解決することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、車両用シートのロック装置に関する。本発明に係るロック装置は、車両用シート側の取り付け部に取り付けられるベースフレームと、同ベースフレーム上に水平方向へ回転可能に支持されたベースプレートと、前記ベースフレームに中間部を上下方向へ回転可能に支持されて起立し上端部にて前記ベースプレートと作動的に連結するスイングアームと、同スイングアームの支持部に介装されて同スイングアームを回転方向の一方へ付勢して車両のフロア側の掛止部に掛止するスプリングを備えてなるロック装置である。しかして、本発明に係る車両用シートのロック装置においては、前記ベースプレートはその回転中心から漸次離間する方向に延びるカム溝を備え、かつ、前記スイングアームは、その上端部に前記ベースプレートのカム溝を挿通するカム部を備えるとともに、その下端部にフロア側の掛止部に離脱可能に掛止されるフック部を備えていて、前記スイングアームの前記カム部は前記スプリングの付勢力にて前記カム溝の基端部に位置して前記フック部を前記フロア側の掛止部に掛止し、前記スイングアームは前記ベースプレートの一方への回転動作により前記スプリングに抗して上下方向に回動して、前記フック部の前記フロア側の掛止部に対する掛止状態を解除することを特徴とするものである。
【0008】
本発明に係る車両用シートのロック装置においては、前記ベースフレームに中間部を支持されて並列して起立する一対のスイングアームを備える構成とし、これらのスイングアームに対応して、前記ベースプレートにはこれら両スイングアームの上端側の前記カム部を挿通させる一対のカム溝を備え、かつ、前記フロア側には前記各スイングアームの下端側の前記フック部が離脱可能に掛止される一対の掛止部を備える構成として、前記両スイングアームが前記フロア側の各掛止部から離脱する回動動作時には、これら両スイングアームの下端側が互いに重なり合う位置まで移動するようにすることができる。
【0009】
【発明の作用・効果】
本発明に係る車両用シートのロック装置においては、シート側への取り付け部をベースフレームの上下方向の中間部に形成することができるため、ベースフレームの上端部にシート側への取り付け部を形成する必要がなくて、ベースフレームの上下方向の長さを短く形成することができるとともに、スイングアームを付勢するスプリングをスイングアームの中間部である支持部に介装しているため、スイングアームの上端部にスプリングの掛止部を形成する必要がなくて、スイングアームの上下方向の長さを短く形成することができる。
【0010】
また、当該ロック装置においては、従来のロック装置のごときフック部材を保持するための係止部材に相当する構成部材が不要のため、横方向も短くすることができるとともに、構造を簡単化することができる。
【0011】
以上のことから、本発明に係る車両用シートのロック装置は、全体として小型化されるとともに、構成部材を少なくし得て構造を簡単化することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面に基づいて説明すると、図1には、本発明の一例に係るロック装置を装備した車両用シートの概略が示されている。当該シートは、左右分割タイプで車両進行方向の右側のシートであり、シートクッション10aとシートバック10bを備えていて、シートクッション10aの下面左側部に脚部10cが組み付けられ、かつ、下面右側部にスライドレール10dが組み付けられている。
【0013】
当該シートの脚部10cは、前後方向に延びる所定長さのもので、上方にてシートクッション10aの下面に設けた凹所に上端部にて左右方向へ回動可能に組み付けられている。かかる脚部10cにおいては、その先端部に図示しない車両フロアに設けた支持部材である掛止部材に離脱可能に掛止されるロックアーム11が中間部にて上下方向に回動可能に支持され、かつ、その後端部に脚部10c用のロック機構12が組み付けられている。
【0014】
ロックアーム11はその下端部に、車両フロアに設けた掛止部材に離脱可能に係合するフック部11aが形成されている。ロック機構12は、冒頭で詳述した従来のロック装置と同一の構成であり、スイングアーム12aの回動動作により、ロックプレートが車両フロアに設けた掛止部材から離脱するように構成されている。また、スイングアーム12aとロックアーム11とは連結アーム12bにて互いに連結されていて、連結アーム12bには操作ケーブル12cが連結されている。
【0015】
スライドレール10dは、図1〜図5に示すように、ロアレール13aと、ロアレール13aに嵌合されて前後方向へ摺動可能なアッパレール13bとからなり、ロアレール13aの下面側の前端部には掛止部材14aが設けられ、かつ、ロアレール13aの下面側の後端部には支持ブラケット14bが設けられている。アッパレール13bは、両レール13a,13b間に介在させたローラ13cと、ロアレール13aの底部に設けたストッパ13dとの当接により、その前後方向の摺動を所定の範囲に規制される。
【0016】
掛止部材14aはその先端部に、車両フロアに設けた掛止部材に離脱可能に係合する係合凹所14cが形成されている。また、ロアレール13aとアッパレール13b間には、スライドレール10d用のロック機構20が配設されており、支持ブラケット14bには、本発明の一例に係るロック装置30が配設されている。
【0017】
スライドレール10d用のロック機構20は公知のもので、アッパレール13bに支持ブラケット13dを介して回転可能に支持されて前後方向に延びる支持シャフト21と、支持シャフト21に固着されたロック爪22と、支持シャフト21の後端部に固着したロック解除ハンドル23を備えている。支持シャフト21は、図示しないバネ部材により付勢されていて、ロック爪22をロアレール13aの下面側に固着したロックプレート24の各ロック孔24aの1つに挿入させて、アッパレール13bをロアレール13aに固定している。
【0018】
なお、ロック解除ハンドル23の先端部には、ロック解除レバー15の先端部が回動可能に支持されており、ロック解除レバー15の回動端部には操作ケーブル12cが連結されている。ロック解除レバー15は、図示しないバネ部材により図3の図示時計方向へ付勢されていて、脚部10c用のロック機構12を掛止部材に対して掛止可能状態に保持している。
【0019】
スライドレール10dにおいては、アッパレール13b上にヒンジブラケット16が立設されている。ヒンジブラケット16は、固定ブラケット16aと、回動ブラケット16bと、これら両ブラケット16a,16bを互いに連結するヒンジピン16cとからなり、回動ブラケット16bにはシートクッション10aの右側部が固定されている。
【0020】
当該シートにおいては、脚部10cの前端部に設けたロックアーム11と、スライドレール10dの前端部に設けた掛止部材14により、車両フロアの前側の各掛止部材に離脱可能に掛止され、かつ、脚部10cの後端部に設けたロック機構12と、ロック装置30とにより、車両フロアの後側の各掛止部材に離脱可能に掛止される。これにより、当該シートは車両フロアに固定状態に支持される。
【0021】
かかる固定状態のシートにおいて、ロック解除レバー15とロック解除ハンドル23を把持してロック解除レバー15を引くと操作ケーブル12cが伸張され、連結アーム12bが作動してロックアーム11およびロック機構12による各掛止部材に対する掛止状態が同時に解除され、脚部10cの車両フロアに対する固定状態が解除される。この状態では、シートクッション10aは、ヒンジブラケット16のヒンジピン16cを中心にして、図1の図示反時計方向へ回動可能であり、当該シートを、シートクッションク10bをシートクッション10a上に折り畳んだ状態にて、図示左方へ倒立状態に格納することができる。
【0022】
また、当該シートにおいては、ロック解除ハンドル23を回動操作することにより支持シャフト21を回転させ、ロック爪22をロック孔24aから抜き出してロアレール13aに対するアッパレール13bの固定状態を解除して、アッパレール13bを前後方向に所定量摺動可能とすることができ、図示左方へ倒立状態にあるシートを前後方向に移動させて、シートの格納位置を変更させることができる。
【0023】
さらには、ロック機構12、および後述するロック装置30による車両フロアに対する固定状態を解除することにより、シートクッション10aの後側の車両フロアに対する固定状態が解除され、この状態のシートを後方へ引っ張ることにより、シート全体を車両フロアから取り外すことができる。
【0024】
しかして、本発明の一例に係るロック装置30は、図2、図3、図6および図7に示すように、ベースフレームを構成する一対のフレーム部材31,32、ベースプレート33、一対のスイングアーム34、一対のトーションスプリング35を備えるとともに、解除レバー36を備えている。
【0025】
ベースフレームを構成する第1フレーム部材31は、所定幅のプレートの両端部を下方に屈曲してなる形状のもので、平坦部31aと、平坦部31aの各端部から下方へ突出する一対の脚部31bとを備えている。また、ベースフレームを構成する第2フレーム部材32は、筒部32aと、筒部32aの上端部から側方へ延びる左右一対の外向フランジ部32bと、筒部32aの上端部から上方へ延びる前後一対の上向フランジ部32cを備えている。これら両フレーム部材31,32は、両脚部31b間に両上向フランジ部32cを嵌合させた状態で、連結軸37aにて連結されて一体化され、これによりベースフレームが構成されている。
【0026】
ベースプレート33は円形皿状を呈しているもので、第1フレーム部材31の平坦部31a上に伏せた状態に載置されて、平坦部31aに結合ピン37bを介して水平方向へ回転可能に結合されている。ベースプレート33には、結合ピン37bを挟んだ位置にそれぞれカム溝33aが形成されている。各カム溝33aは、図3の図示時計方向へ屈曲して延びており、基端部から先端部へ、結合ピン37bから漸次離間する方向へ延びている。ベースプレート33の周縁部には、解除レバー36の基端部が固着されている。
【0027】
各スイングアーム34は、所定厚みで所定長さのもので、中間部が支持部34aに、上端部がカム部34bに、下端部がフック部34cに形成されている。スイングアーム34は、連結軸37aに上下方向に回動可能に組み付けられていて、連結軸37a上に嵌合させたスリーブ37c上に巻回したトーションスプリング35にて付勢されて起立し、上端部であるカム部34bをベースプレート33のカム溝33aに挿通させ、かつ、下端部であるフック部34cを第2フレーム部材32の筒部32aの下方に設けた開口部32dから外側へ突出させている。
【0028】
かかる構成のロック装置30は、図6および図7に示すように、ロアレール13aの後端部に設けた支持ブラケット14bに取り付けられていて、フロアパネル41側に設けた係合プレート42の開口部42aの係合縁部に離脱可能に係合する。なお、図6に示す符号38は、ロック装置30の上部を覆蓋するカバー体である。
【0029】
フロアパネル41側においては、ロック装置30に対応する位置に凹所41aが形成されており、凹所41aを覆蓋する状態に係合プレート42が取り付けられている。係合プレート42には開口部42aが形成されていて、開口部42aの周縁部が係合縁部となっている。係合プレート42の開口部42aに対しては、ロック装置30の第2フレーム部材32の底部側が進退可能である。
【0030】
なお、係合プレート42は、図6に示すように、開口部42aを除いた上部をカバー体42bで覆蓋されている。
【0031】
このように構成したロック装置30においては、当該シートが図1に示すように車両フロアに固定されている状態にあっては、図6および図7に示すように、第2フレーム部材32の底部側が係合プレート42の開口部42a内に進入していて、各スイングアーム34はそのフック部34cを開口部42aの係合縁部に係合させているとともに、そのカム部34bをベースプレート33のカム溝33aの基端部に位置させている。
【0032】
この状態で、操作レバー36を図3の2点鎖線で示すように回動操作すると、ベースプレート33が同方向に回転して、ベースプレート33の各カム溝33aの作用により各スイングアーム34を、カム部34bが結合ピン37bから離間する方向に回動させて、各スイングアーム34を互いに相反する上下方向に回動させる。この結果、スイングアーム34のフック部34cは、第2フレーム部材32の開口部32dから内側へ後退し、スイングアーム34のフック部34cが係合プレート42の開口部42aの係合縁部から離間して、スライドレール10dのロック装置30による車両フロアへの固定が解除される。
【0033】
従って、この状態において、ロック機構12による脚部10cの車両フロアへの固定が解除される場合には、当該シートを車両フロアから取り外すことができる。スライドレール10dのロック装置30による車両フロアへの固定が解除される状態においては、各スイングアーム34の下端側のフック部34cは、図6の2点鎖線で示すように、互いに重なる位置まで回動して移動している。
【0034】
なお、スライドレール10dのロック装置30による車両フロアへの固定が解除される状態において、ロック装置30の第2フレーム部材32の底部側を係合プレート42の開口部42a内に進入させれば、各スイングアーム34はそのフック部34cを開口部42aの係合縁部に自動的に係合させるとともに、そのカム部42bをベースプレート33のカム溝33aの基端部に位置させ、スライドレール10dを車両フロアに固定させる。
【0035】
このように、当該ロック装置30においては、スライドレール10dの支持ブラケット14b側の取り付け部をベースフレーム(第1、第2フレーム部材31,32)の上下方向の中間部に形成することができるため、ベースフレームの上端部に支持ブラケット14b側の取り付け部を形成する必要がなく、ベースフレームの上下方向の長さを短く形成することができるとともに、各スイングアーム34を付勢するトーションスプリング35を各スイングアーム34の中間部である連結軸37aに介装しているため、各スイングアーム34の上端部にスプリングの掛止部を形成する必要がなくて、スイングアーム34の上下方向の長さを短く形成することができる。
【0036】
また、当該ロック装置30においては、従来のロック装置のごときフック部材を保持するための係止部材やラチェットに相当する構成部材が不要のため、横方向も短くすることができるとともに、構造を簡単化することができる。
【0037】
以上のことから、当該ロック装置30は、全体として小型化することができるとともに、構成部材を少なくすることができて、構造を簡単化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例に係るロック装置を備えた車両用シートの概略斜視図である。
【図2】同車両用シートを構成するスライドレールの側面図である。
【図3】同スライドレールの後部の平面図である。
【図4】同スライドレールの支持ブラケットを省略した後面図である。
【図5】同スライドレールにおける図2の矢印5ー5線で切断した縦断面図である。
【図6】同ロック装置における図3の矢印6ー6線で切断した縦断面図である。
【図7】同ロック装置における図3の矢印7ー7線で切断した縦断面図である。
【符号の説明】
10a…シートクッション、10b…シートバック、10c…脚部、10d…スライドレール、11…ロックアーム、11a…フック部、12…ロック機構、12a…スイングアーム、12b…連結アーム、12c…操作ケーブル、13a…ロアレール、13b…アッパレール、13c…ローラ、13d…ストッパ、14a…掛止部材、14b…支持ブラケット、14c…係合凹所、15…ロック解除レバー、16…ヒンジブラケット、16a…固定ブラケット、16b…回動ブラケット、16c…ヒンジピン、20…ロック機構、21…シャフト、22…ロック爪、23…ロック解除ハンドル、24…ロックプレート、24a…ロック孔、30…ロック装置、31,32…フレーム部材、31a…平坦部、31b…脚部、32a…筒部、32b…外向フランジ部、32c…上向フランジ部、32d…開口部、33…ベースプレート、33a…カム溝、34…スイングアーム、34a…支持部、34b…カム部、34c…フック部、35…トーションスプリング、36…解除レバー、37a…連結軸、37b…結合ピン、37c…スリーブ、38…カバー体、41…フロアパネル、41a…凹所、42…係合プレート、42a…開口部。
Claims (2)
- 車両用シート側の取り付け部に取り付けられるベースフレームと、同ベースフレーム上に水平方向へ回転可能に支持されたベースプレートと、前記ベースフレームに中間部を上下方向へ回転可能に支持されて起立し上端部にて前記ベースプレートと作動的に連結するスイングアームと、同スイングアームの支持部に介装されて同スイングアームを回転方向の一方へ付勢して車両のフロア側の掛止部に掛止するスプリングを備えてなるロック装置であり、前記ベースプレートはその回転中心から漸次離間する方向に延びるカム溝を備え、かつ、前記スイングアームは、その上端部に前記ベースプレートのカム溝を挿通するカム部を備えるとともに、その下端部にフロア側の掛止部に離脱可能に掛止されるフック部を備えていて、前記スイングアームの前記カム部は前記スプリングの付勢力にて前記カム溝の基端部に位置して前記フック部を前記フロア側の掛止部に掛止し、前記スイングアームは前記ベースプレートの一方への回転動作により前記スプリングに抗して上下方向に回動して、前記フック部の前記フロア側の掛止部に対する掛止状態を解除することを特徴とする車両用シートのロック装置。
- 請求項1に記載の車両用シートのロック装置であり、当該ロック装置は、前記ベースフレームに中間部を支持されて起立して並列する一対のスイングアームを備え、前記ベースプレートにはこれら両スイングアームの上端側の前記カム部を挿通させる一対のカム溝を備え、かつ、前記フロア側には前記各スイングアームの下端側の前記フック部が離脱可能に掛止される一対の掛止部を備え、前記両スイングアームが前記フロア側の各掛止部から離脱する回動動作時には、これら両スイングアームの下端部が互いに重なり合う位置まで移動することを特徴とする車両用シートのロック装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28063997A JP4035870B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 車両用シートのロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28063997A JP4035870B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 車両用シートのロック装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11115569A JPH11115569A (ja) | 1999-04-27 |
JP4035870B2 true JP4035870B2 (ja) | 2008-01-23 |
Family
ID=17627865
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28063997A Expired - Fee Related JP4035870B2 (ja) | 1997-10-14 | 1997-10-14 | 車両用シートのロック装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4035870B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103407385A (zh) * | 2013-07-18 | 2013-11-27 | 镇江泰源电器科技有限公司 | 儿童安全座椅框架锁定机构 |
JP6580693B2 (ja) * | 2015-09-25 | 2019-09-25 | アディエント ルクセンブルク ホールディング エス.エー アール.エル. | シートバックの前倒し装置及び乗り物用シート |
-
1997
- 1997-10-14 JP JP28063997A patent/JP4035870B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11115569A (ja) | 1999-04-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5765894A (en) | Seat device for a vehicle | |
JP3292626B2 (ja) | 車両用シート | |
JP3651136B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JP2002362202A (ja) | イナーシャロック装置並びに折畳み式シート | |
JP4019456B2 (ja) | 車両用シート構造 | |
JP4035870B2 (ja) | 車両用シートのロック装置 | |
JPH0115419B2 (ja) | ||
JP4122549B2 (ja) | 車両用折畳シート | |
JP4175466B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JPS6319225Y2 (ja) | ||
JP4784802B2 (ja) | 跳上げ可能なスライド式折畳みシート | |
JP3892658B2 (ja) | 車両用折り畳みシート | |
JP2874855B2 (ja) | 車両用折り畳み式シートのロッキング装置 | |
JPS6037848Y2 (ja) | スライド機構付き折りたたみシ−ト装置 | |
JPS60244631A (ja) | 自動車のシ−ト装置 | |
JP2003040009A (ja) | チップアップ機構付の車両用シート | |
JPH10138808A (ja) | 車両の脱着シート構造 | |
JP4214603B2 (ja) | シート支持装置 | |
JPH0752750Y2 (ja) | 車両用シート装置 | |
JP3455117B2 (ja) | 自動車のシート装置 | |
JP3737246B2 (ja) | 跳上げシートにおけるロック解除用の操作機構 | |
JP2007284060A5 (ja) | ||
JPS64340Y2 (ja) | ||
JP3982006B2 (ja) | フルフラット可能な折畳式シート | |
JPH0532348Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040930 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041018 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20070621 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070717 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070831 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071009 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071022 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109 Year of fee payment: 3 |
|
R154 | Certificate of patent or utility model (reissue) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R154 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109 Year of fee payment: 6 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |