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JP4035223B2 - 偽造判別媒体及びその使用方法、その偽造判別方法 - Google Patents

偽造判別媒体及びその使用方法、その偽造判別方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、商品券、証券、株券などの金券類や、各種証明書類などへの使用に適した偽造判別媒体及びその使用方法、その造判別方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、この種の金券類等の偽造防止を図るために、例えば、スカシを入れる方法がある。スカシは、その製造に大掛かりな設備を必要とするため、容易には、製造ができないこと、及び、光を透かすことで画像が変わるので、簡単に真偽判別ができることなどの理由により、偽造防止に有効な手段として普及している。
【0003】
スカシは、製造方法により、抄造スカシ、疑似スカシ等に分けられる。
抄造スカシは、抄造時に特定の箇所のみの紙層を抜いたり、加えたりすることにより画像を形成するものである。紙層を抜いたものを白スカシといい、紙層を加えたものを黒スカシという。
また、疑似スカシは、特殊透明インキで画像を印刷して、抄造スカシと同等の効果を持たせるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、抄造スカシは、前述したように、製造に大掛かりな設備を必要とするため、少量生産には、適さなかった。
また、抄造時にスカシを入れるため、細かい絵柄の表現は、困難であった。
さらに、黒スカシはお札以外には使用できないという法的規制のため、白スカシしか使えないことや、色を付けることが容易ではないことなどから、他社の製品との差別化を図ることが困難であった。
【0005】
また、前述した疑似スカシは、光に透かしたときと、そうでないときの画像の差を明確にすることが困難であった。
さらに、油を浸透させることで似たものを容易に作ることができてしまっていた。
【0006】
本発明の課題は、比較的小規模の生産にも適し、簡単に偽造判別可能な偽造判別媒体及びその使用方法、その造判別方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以下のような解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付して説明するが、これに限定されるものではない。
前記課題を解決するために、請求項1の発明は、光透過性のある基材(11)と、基材(11)の一方の面に形成された第1偽造判別層(12)と、基材(11)の他方の面に形成された第2偽造判別層(13)とを有する偽造判別媒体であって、第2偽造判別層(13)は、規則的なパターンを備え、第1偽造判別層(12)は、第2偽造判別層(13)のパターンと同一のパターンのパターン領域(12a)と、パターン領域(12a)をカムフラージュする迷彩領域(12c)とを備え、パターン領域(12a)は、通常は、迷彩領域(12c)にカムフラージュされるために判別不能であるが、基材(11)を透かして第2偽造判別層(13)と重ねて見ると、迷彩領域(12c)とのコントラストにより、その形状が判別可能になることを特徴とする偽造判別媒体である。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1に記載の偽造判別媒体において、第1偽造判別層(12)は、パターン領域(12a)のパターンと周期のずれたパターンを有する第2パターン領域(12b)をさらに備えることを特徴とする偽造判別媒体である。
【0009】
請求項3の発明は、請求項2に記載の偽造判別媒体において、第2パターン領域(12b)は、パターン領域(12a)の周囲を縁取る領域であることを特徴とする偽造判別媒体である。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の偽造判別媒体において、前記パターンは、ストライプパターンであることを特徴とする偽造判別媒体である。
【0011】
請求項5の発明は、請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の偽造判別媒体において、前記パターンは、網点パターンであることを特徴とする偽造判別媒体である。
【0012】
請求項6の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の偽造判別媒体の使用方法であって、前記偽造判別媒体を透かしたときに、パターン領域(12a)の形状が判別可能になる場合は、前記偽造判別媒体は、真正品であって、パターン領域(12a)の形状が判別不能のままの場合は、前記偽造判別媒体は、偽造品であると判別できることを特徴とする偽造判別媒体の使用方法である。
【0013】
請求項7の発明は、請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の偽造判別媒体の偽造判別方法であって、パターン領域を備え、光透過性のある基材を透かしたときのパターン領域の形状によって偽造判別することを特徴とする偽造判別媒体の偽造判別方法である。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、図面等を参照して、本発明の実施の形態について、さらに詳しく説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による偽造判別媒体の第1実施形態を示している図である。図中、(A)は、表面図、(B)は、裏面図、(C)は、(A)のC部拡大図、(D)は、(B)のD部拡大図である。なお、D部は、C部の裏面である。
図2は、本実施形態による偽造判別媒体の断面図である。
【0022】
偽造判別媒体10は、基材11と、第1偽造判別層12と、第2偽造判別層13と、絵柄印刷層14、15とを有する。
【0023】
基材11は、この偽造判別媒体の担体となる基材である。基材11は、光に透かすと、裏側の面が透けて見えるようになることが必要であり、不透明度90%程度以下のものが望ましい。
【0024】
基材11の材料としては、紙(例えば、アート紙、コート紙、合成紙など)、又は一般に用いられているプラスチック材料(例えば、塩化ビニル、PMMA、PET、ABS、ポリオレフィン、PET−G、ポリカーボネート、アクリロニトリル−スチレン共重合体、セルロースプロピオネート、セルロースアセテートブチレート等)などが好適に用いられる。
なお、基材11の厚さは、これらの材料を使用して、不透明度を満足できるように決定するとよい。
【0025】
第1偽造判別層12は、基材11の片面に印刷された層であり、パターン領域12aと、第2パターン領域12bと、迷彩領域12cとを有している。(図1(C))
【0026】
パターン領域12aは、規則的なパターンを有する領域であり、この実施形態では、左45度上がりの黒の等間隔ストライプの領域である。また、図1(C)のように、パターン領域12aの形状は、数字の「1」の形状を形成している。
なお、このストライプは、できるだけ細かいことが望ましい。細かいほど、複写機によるコピーが困難になるからである。具体的には、400dpi以下の細かさであるとよい。
【0027】
第2パターン領域12bは、パターン領域12aの周囲に設けられた領域であり、パターン領域12aのパターンと半周期ずれたパターンを有している。
【0028】
迷彩領域12cは、パターン領域12aの具体的な形状、すなわち、この実施形態では、数字の「1」の形状を形成していることを隠すための領域であり、パターン領域12a及び第2パターン領域12bに対して、見た目で判別できない程度の模様、色彩等を有する領域である。
この実施形態では、パターン領域12aと同ピッチであって、右45度上がりの黒のストライプを有している。
【0029】
第2偽造判別層13は、基材11に印刷された層であり、第1偽造判別層12が設けられている面と反対側の面に形成されている。第2偽造判別層13は、パターン領域12aと同種の左45度上がりの黒のストライプを有している。(図1(D))
【0030】
絵柄印刷層14、15は、基材11のうち、第1偽造判別層12及び第2偽造判別層13以外の部分について、不透明にするための印刷層であり、基材11の表裏面に設けられている。絵柄印刷層14、15には、偽造判別媒体10の名称や、図案などが印刷されている。
絵柄印刷層14、15は、基材11を不透明にするためのものであるので、その目的が満足できれば、いずれか一方の層のみでもよい。
【0031】
(使用方法)
図3は、本実施形態による偽造判別媒体の使用方法を説明している図である。
図中、(A)は、図1のC部の拡大図、(B)は、図1のD部の拡大図、(C)は、そのD部を表面側から透かした図、(D)は、図1のC部を表面側から透かした図である。
図4は、本実施形態による偽造判別媒体が真正品の場合を示す図である。
【0032】
偽造判別媒体10の使用者は、以下のようにして、偽造品を判別できる。
【0033】
(1)使用者は、第1偽造判別層12を確認する。
このとき、使用者は、第1偽造判別層12を確認できるが、パターン領域12aと、第2パターン領域12bと、迷彩領域12cとの区別はできない。
【0034】
(2)使用者は、偽造判別媒体10を光に透かす。
このとき、第2偽造判別層13は、偽造判別媒体10の裏面に、左45度上がりのストライプとして印刷されているので(図3(B))、表面側から透かすと右45度上がりに見える。(図3(C))
【0035】
したがって、偽造判別媒体10を表面側から透かして見ると、パターン領域12aは、この領域の黒線と、第2偽造判別層13の黒線が合成されて、一様に塗りつぶされて見える。(図3(D))
【0036】
一方、第2パターン領域12bは、この領域の黒線と、第2偽造判別層13の黒線が重なるため、偽造判別媒体10を表面側から透かしても、第2偽造判別層13の影響は受けず、もとの黒のストライプと同じままである。
【0037】
また、迷彩領域12cは、この領域の黒線と、第2偽造判別層13の黒線が合成されて、網状に塗りつぶされた領域に見える。
【0038】
これらの領域の濃淡差により、パターン領域12aの形状が目視可能になる。
偽造判別媒体10は、第1偽造判別層12の他の部分にも、パターン領域12aを有しており、偽造判別媒体10を透かすと、他のパターン領域12aの形状も併せて目視可能となる。(図4)
【0039】
(3)使用者は、偽造判別媒体10に、数字「1000」を目視できる。
(4)このように、偽造判別媒体10を透かすことによって、パターン領域12aの形状が目視可能になるので、使用者は、この偽造判別媒体10が真正品であることを確認できる。
【0040】
本実施形態によれば、偽造判別媒体10を透かすことによって、パターン領域12aの形状が目視可能になるので、使用者は、この偽造判別媒体10が、真正品であることを容易に確認できる。
また、第1偽造判別層12、第2偽造判別層13は、印刷により形成されているので、比較的小規模の生産であっても、好適に実施できる。また、着色も容易であり、他社の製品との差別化を図ることができる。特に、墨(ブラック)、シアンやマゼンダなどのように濃い色を使用すると、パターン領域12aの形状が確認しやすく、真偽判定も簡単に行える。
【0041】
(第2実施形態)
図5は、本発明による偽造判別媒体の第2実施形態を示す図である。図中、(A)は、偽造判別媒体20の断面及び使用方法を示す図、(B)は、方向1から見たときの偽造判別層を示す図、(C)は、方向2から見たときの偽造判別層を示す図である。
なお、以下に示す各実施形態では、前述した第1実施形態と同様の機能を果たす部分には、末尾が同一の符号を付して、重複する説明を適宜省略する。
【0042】
偽造判別媒体20は、基材21と、第1偽造判別層22と、第2偽造判別層23とを有する。
【0043】
基材21は、ほぼ透明で、通常の状態でも、裏側の面が透けて見える基材である。
【0044】
第1偽造判別層22は、規則的なパターンのパターン領域22aを備える層であり、この実施形態では、黒の等間隔ストライプを備えている。
【0045】
第2偽造判別層23は、第1偽造判別層22のパターンと半周期ずれたパターンの黒のストライプを備えている。
【0046】
(使用方法)
(1)偽造判別媒体20の使用者は、方向1から、第1偽造判別層22を確認する。
このとき、基材21は透明なので、第1偽造判別層22のパターン領域22aは、第2偽造判別層23と合わさって、全面塗り潰されて見える。(図5(B))
(2)使用者は、偽造判別媒体20を傾けて、方向2から、第1偽造判別層22を確認する。
このとき、第1偽造判別層22のパターン領域22aは、第2偽造判別層23と重なるので、ストライプ状に見える。(図5(C))
(3)このように、第1偽造判別層22は、偽造判別媒体20を見る方向によって、パターン領域22aの形状が判別可能となるので、使用者は、この偽造判別媒体20が真正品であることを確認できる。
【0047】
本実施形態によれば、偽造判別媒体20を傾けて見ることによって、パターン領域22aの形状が判別可能となるので、使用者は、この偽造判別媒体20が真正品であることを容易に確認できる。
なお、基材21は透明なので、第2偽造判別層23側から見ても、同様に確認できる。
【0048】
(第3実施形態)
図6は、本発明による偽造判別媒体の第3実施形態を示す断面図である。
【0049】
偽造判別媒体30は、基材31と、第1偽造判別層32、第2偽造判別層33と、絵柄印刷層34と、粘着層36とを有する。
【0050】
基材31は、ほぼ透明で、通常の状態でも、裏側の面が透けて見える基材である。
【0051】
粘着層36は、偽造判別媒体30を貼付可能にする層であり、第2偽造判別層33の上に形成されている。粘着層36は、アクリル系粘着剤、天然ゴム系粘着剤、合成ゴム系粘着剤、シリコーンゴム系粘着剤等を塗布して設けることができる。
【0052】
本実施形態によれば、粘着層36を有しているので、既存の商品券等に貼り付けて使用することができる。使用者は、第2実施形態と同様に、偽造判別媒体30を見る角度を変えることにより、パターン領域32aの形状が判別可能となるので、その商品券等が真正品であるか否かを容易に判別できる。
【0053】
(第4実施形態)
図7は、本発明による偽造判別媒体の第4実施形態にかかる第1偽造判別層及び第2偽造判別層を示す拡大図である。図中、(A)は、第1偽造判別層の拡大図、(B)は、第2偽造判別層の拡大図である。
【0054】
第1偽造判別層42及び第2偽造判別層43は、網点パターンであるという点で、第1実施形態にかかる偽造判別媒体10の第1偽造判別層12と及び第2偽造判別層13と相違する。
【0055】
第1偽造判別層42は、基材の片面に印刷された層であり、パターン領域42aと、第2パターン領域42bと、迷彩領域42cとを有している。(図7(A))
【0056】
パターン領域42aは、規則的なパターンを有する領域であり、この実施形態では、黒の網点パターンの領域である。
第2パターン領域42bは、パターン領域42aの周囲に設けられた領域であり、パターン領域42aのパターンと半周期ずれたパターンを有している。
【0057】
迷彩領域42cは、パターン領域42aの具体的な形状を隠すための領域であり、パターン領域42a及び第2パターン領域42bに対して、見た目で判別できない程度の模様、色彩等を有する領域である。
この実施形態では、パターン領域42aと同ピッチであって、黒の網点パターンを有している。
【0058】
第2偽造判別層43は、基材に印刷された層であり、第1偽造判別層42が設けられている面と反対側の面に形成されている。第2偽造判別層43は、第2パターン領域42bと同パターンを有している。(図7(B))
【0059】
本実施形態によれば、偽造判別媒体を透かすことによって、パターン領域42aの形状が目視可能になるので、真正品を容易に判別できる。
また、第1偽造判別層42及び第2偽造判別層43は、網点パターンであるので、通常の判別がより困難である。
【0060】
(変形形態)
以上説明した実施形態に限定されることなく、種々の変形や変更が可能であって、それらも本発明の均等の範囲内である。
例えば、第2実施形態においても、第1偽造判別層、第2偽造判別層の印刷は、ストライプだけに限らずに、網点であっても同様の効果が得られる。
また、第3実施形態において、粘着層36は、判別情報層32の上に形成されていても、同様の効果が得られる。(図8)
【0061】
【発明の効果】
以上詳しく説明したように、請求項1の発明によれば、基材を透かすことで、パターン領域の形状を確認できるか否かで真偽判別が行える。
【0062】
請求項2の発明によれば、第1偽造判別層は、第2パターン領域をさらに備えるので、真正品の判別時に、パターン領域のコントラストを付けやすい。
【0063】
請求項3の発明によれば、第2パターン領域は、パターン領域の周囲を縁取る領域であるので、真正品の判別時に、周囲とのコントラストによりパターン領域の形状を確認しやすい。
【0064】
請求項4の発明によれば、パターン領域のパターンは、ストライプパターンであるので、真正品の判別時に、パターン領域の形状を明確に出しやすい。
【0065】
請求項5の発明によれば、パターン領域のパターンは、網点パターンであるので、通常の判別がより困難である。
【0066】
請求項6の発明によれば、偽造判別媒体を透かしたときに、パターン領域の形状が判別可能になるか否かで真偽判別ができる。
【0067】
請求項7の発明によれば、光透過性のある基材を透かしたときのパターン領域の形状によって偽造品を判別できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による偽造判別媒体の第1実施形態を示す図である。
【図2】本発明による偽造判別媒体の第1実施形態の断面図である。
【図3】本発明による偽造判別媒体の第1実施形態の使用方法を説明する図である。
【図4】本発明による偽造判別媒体の第1実施形態が真正品の場合を示す図である。
【図5】本発明による偽造判別媒体の第2実施形態を示す図である。
【図6】本発明による偽造判別媒体の第3実施形態を示す断面図である。
【図7】本発明による偽造判別媒体の第4実施形態にかかる第1偽造判別層及び第2偽造判別層を示す拡大図である。
【図8】本発明による偽造判別媒体の他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
10、20、30 偽造判別媒体
11、21、31 基材
12、22、32 第1偽造判別層
12a、22a、32a、42a パターン領域
12b、42b 第2パターン領域
12c、42c 迷彩領域
13、23、33、43 第2偽造判別層
14、15、34 絵柄印刷層
36 粘着層

Claims (7)

  1. 光透過性のある基材と、
    前記基材の一方の面に形成された第1偽造判別層と、
    前記基材の他方の面に形成された第2偽造判別層とを有する偽造判別媒体であって、
    前記第2偽造判別層は、規則的なパターンを備え、
    前記第1偽造判別層は、前記第2偽造判別層のパターンと同一のパターンのパターン領域と、前記パターン領域をカムフラージュする迷彩領域とを備え、
    前記パターン領域は、通常は、前記迷彩領域にカムフラージュされるために判別不能であるが、前記基材を透かして前記第2偽造判別層と重ねて見ると、前記迷彩領域とのコントラストにより、その形状が判別可能になること
    を特徴とする偽造判別媒体。
  2. 請求項1に記載の偽造判別媒体において、
    前記第1偽造判別層は、前記パターン領域のパターンと周期のずれたパターンを有する第2パターン領域をさらに備えること
    を特徴とする偽造判別媒体。
  3. 請求項2に記載の偽造判別媒体において、
    前記第2パターン領域は、前記パターン領域の周囲を縁取る領域であること
    を特徴とする偽造判別媒体。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の偽造判別媒体において、
    前記パターンは、ストライプパターンであること
    を特徴とする偽造判別媒体。
  5. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の偽造判別媒体において、
    前記パターンは、網点パターンであること
    を特徴とする偽造判別媒体。
  6. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の偽造判別媒体の使用方法であって、
    前記偽造判別媒体を透かしたときに、前記パターン領域の形状が判別可能になる場合は、前記偽造判別媒体は、真正品であり、前記パターン領域の形状が判別不能のままの場合は、前記偽造判別媒体は、偽造品であると判別できること
    を特徴とする偽造判別媒体の使用方法。
  7. 請求項1から請求項5までのいずれか1項に記載の偽造判別媒体の偽造判別方法であって、
    パターン領域を備え、光透過性のある基材を透かしたときのパターン領域の形状によって偽造判別すること、
    を特徴とする偽造判別媒体の偽造判別方法。
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