JP4031036B2 - 二重層トップシートを備えた生理用製品 - Google Patents
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Description
本発明は、積層トップシートを有する吸収製品、特に生理用ナプキンに関する。特に、吸収されるための液体を受入れる第一層は、フィルムに少なくとも1.4mm2の面積の開口部を備えている。これらの大きな開口部は、吸収製品に、特別に優れた液体取り入れ性能を与える。第二層は、最小厚み0.3mmを有し、かつこの厚みを弾力的に維持することによって、液体受入れ容積の大きい貯槽を提供するものである。さらには第二層は、第一トップシート層の大きな開口部の領域において、吸収液体の視覚的遮蔽を与える。
発明の背景
生理用製品、例えば、生理用ナプキン、赤ちゃん用おむつ、吸収性インサート、及び成人用吸収性失禁用製品は、この技術においてよく知られている。一般にこれらの製品はすべて、装着者側表面(「内側」)と衣類側表面(「外側」)とを備えている。装着者側表面は、この製品の装着者から、その後吸収されることになる液体、すなわち体内からの排泄物、例えば月経分泌物を受入れる。製品が液体を貯蔵するためには、装着者側表面は液体透過性でなければならず、一方で、この吸収製品の外側装着者表面との一体性を保持しなければならない。この装着者側表面にはトップシートが備えられており、この表面が装着者の皮膚と接触する表面となる。
吸収製品の技術においてよく知られたトップシートは、不織布生地、織布生地又はフィルムである。フィルムは、開口を設けることによって透過性にされなければならない。生地又は不織布生地は、本質的に、液体がどの方向に運ばれるか選ばれた方向に依存して、サイズを様々に変えるための非直線開口部を与えてくれるような性質の繊維からできている。フィルムは、重合体材料からできていることが多く、一般には、あるいくつかの特徴を与えるために設計製作された開口部を備えている。これらの開口部は形状及びサイズが様々であってもよい。開口部の壁は、もしあるとすれば、フィルムの厚みの平面を超える延長部の大きさと、このような延長部の方向を規定する。フィルムの開口部はまた、漏斗状であってもよい。
ポリエチレンフィルム製の一般的なトップシートは、インサート及び赤ちゃん用おむつと同様に、生理用製品及び成人失禁者用製品に成功裡に使用されている。1つの問題が依然として残されているが、これは、通常の使用状況での、このようなトップシートを通過しうる液体の総量であり、これは、全開口部の孔面積の総量、及び特に個々の開口部のサイズと形状に依る。特別に大きな開口部は、液体通過率を高めるが、遮蔽の問題があり、これは、例えば月経分泌物のような液体は、装着者にはそのまま見えており、このことは望ましくないと考えられているからである。また、大きな開口部は吸収された液体の逆流をも促し、これはいわゆる再湿潤と呼ばれるが、これも望ましくない。一方で、個々の小さい開口部は、表面張力が大きい液体を通過させるのに必要な液体通過性を与えることはできない。これも、非常に小さい開口部については、絶対的な意味で問題になり得、あるいはまた、非常に低い液体流量を引き起こす。
ある一定の開口部サイズ及び形状の場合、孔面積の総量は、液体通過率とほぼ直線的に関連があることが分った。さらに、通過した液体の遮蔽だけでなく、材料強度及びその他の外見に関する考慮事項も、フィルムトップシート中の総孔面積が選ばれる範囲を制限するものである。
前記のことから、遮蔽、材料強度、その他の外見に関する考慮事項、及び全体の孔面積、並びに個々の開口部サイズ及び形状など相互間でのバランスの問題が、この技術の状態には存在することは明白である。本発明は、これらのバランスの問題についての選択基準を与えようとするのではなく、この問題に関するバランスをシフトして、素早く液体を取り入れる能力、並びに再湿潤及び受入れられた液体の遮蔽能力に関して、改良された吸収製品を得ると同時に、材料強度の許容しうる特徴及びその他のトップシートに関する考慮事項を保持することを意図するものである。
従って、本発明の目的は、フィルム開口トップシートにおいて通常許容されると考えられるものよりも大きい開口部を有する、吸収製品用の開口トップシートを提供すると同時に、再湿潤及び吸収された液体の遮蔽を効率的に改善するか、あるいは少なくとも悪化させないことである。
発明の説明
本発明は、先行技術の遮蔽及び再湿潤の問題を伴なわずに、大きな開口部フィルムのトップシートの利点をすべて備えた吸収製品を提供する。特に、この吸収製品は、装着者側表面と衣類側表面とを有する積層トップシートを備えている。トップシートは、好ましくは互いに接着した第一層と第二層とを備える。吸収製品は一般にさらには、バックシート、及びトップシートとバックシートとの間に配置された吸収構造物、別名吸収性コアと呼ばれるものを備えている。
吸収構造物
吸収構造物は、下記の要素を含むことができる:(a)場合によっては、好ましくは任意の第二液体分配層と一緒にした第一液体分配層;(b)液体貯蔵層;(c)場合によっては、該貯蔵層の下にある繊維(「ダスチング」)層;および(d)その他の任意の構成部材。
(a)第一/第二液体分配層
本発明による吸収構造物の1つの任意の構成部材は、第一液体分配層と第二液体分配層である。第一分配層は一般的にはトップシートの下にあり、トップシートとは液体が流れる関係にある。トップシートは受入れた液体を最終的に貯蔵層へ分配するためにこの第一分配層に送る。このように第一分配層を通る液体の移動は、厚みを通ってのみ行なわれるのではなく、吸収性製品の長さと幅方向に沿っても行なわれる。これも任意ではあるが好ましい第二分配層は、一般的には、第一分配層の下にあり、この第一分配層とは液体が流れる関係にある。この第二分配層の目的は、第一分配層から液体を受入れ易くし、液体を素早く下部貯蔵層へ送ることである。このことによって、液体は下部貯蔵層を十分に利用できるようになる。液体分配層は、このような分配層に一般に用いられるあらゆる材料から成っていてもよい。特に繊維層は、繊維間の毛管を保持し、湿潤時でも分配層として用いられる。
(b)液体貯蔵層
液体貯蔵層は、第一分配層又は第二分配層と液体が流れる関係に配置され、一般的にはこれらの層の下にある。該液体貯蔵層は、あらゆる通常の吸収性材料、又はこれらの組合わせを含んでいてもよい。これは好ましくは、吸収性ゲル化材料を含んでおり、これらは通常適切なキャリヤーと組合わされた「ヒドロゲル」、「超吸収剤」、「ヒドロコロイド」材料と呼ばれている。
吸収性ゲル化材料は、水性体液を多量に吸収することができ、さらには、このようにして吸収された液体を、中程度の圧力下に保持しうる。吸収性ゲル化材料は、適切なキャリヤーに、均一又は不均一に分散され得る。この適切なキャリヤーは、そのままで吸収性があるならば、単独で用いることもできる。
ここで用いられる適切な吸収性ゲル化材料は、実質的に水に不溶で、わずかに架橋され、部分中和された、重合体ゲル化材料であることが最も多い。この材料は、水と接触するとヒドロゲルを形成する。このような重合体材料は、この技術においてよく知られた、重合性、不飽和、酸含有モノマーから製造することができる。
適切なキャリヤーは、吸収構造物、例えば天然繊維、変性繊維又は合成繊維、特に変性又は非変性セルロース繊維において、毛羽及び/又はティッシュの形態で通常用いられている材料である。適切なキャリヤーは、吸収性ゲル化材料と共に用いることができるが、これらは単独でも組合わせても用いることができる。生理用ナプキン/パンティライナーにおいては、最も好ましくはティッシュ又はティッシュラミネートである。
本発明によって製造される吸収構造物の実施態様は、ティッシュをそれ自体の上に折り畳んで形成された二重層ティッシュラミネートである。これらの層は、例えば接着剤又は機械的絡み合い又は水素架橋結合によって互いに接着しうる。吸収性ゲル化材料又はその他の任意材料が、層間に含まれていてもよい。
変性セルロース繊維、例えば剛化セルロース繊維も用いることができる。合成繊維を用いることもでき、これらの合成繊維には、酢酸セルロース、ポリ弗化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、アクリル(例えば、オーロン)、ポリ酢酸ビニル、不溶性ポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド(例えば、ナイロン)、ポリエステル、二成分繊維、三成分繊維、これらの混合物等がある。好ましくは繊維表面は、親水性であり、あるいは親水性になるように処理される。貯蔵層も、液体保持を改善するために、充填材料、例えば、パーライト、珪藻土、ひる石等を含んでいてもよい。
吸収性ゲル化材料が、キャリヤー中に不均一に分散されている場合であっても、貯蔵層は局部的に均一であってもよい。すなわち、貯蔵層の寸法の中で一方向又はいくつかの方向に分配勾配を有していてもよい。不均一分配は吸収性ゲル化材料を一部又は全部含んでいるキャリヤーのラミネートの場合にも当てはまる。
(c) 任意の繊維(「ダスチング」)層
本発明による吸収構造物に含まれる任意の構成成分は、貯蔵層に隣接し、一般的には貯蔵層の下にある繊維層である。この下部繊維層は一般に「ダスチング」層と呼ばれれ、これは、吸収構造物の製造中に、貯蔵層内の吸収性ゲル化材料を載せるための支持体となるからである。実際、吸収性ゲル化材料がマクロ構造形態、例えば、繊維、シート、又はストリップであるような場合、この繊維「ダスチング」層を備える必要はない。しかしながら、この「ダスチング」層は、さらにいくつかの液体取扱能力、例えばパッドの長さに沿う液体の素早い吸い上げ能力などを与えてくれる。
(d) 吸収構造物のその他の任意の構成成分
本発明による吸収構造物は、通常、吸収性ウエブに含まれるその他の任意成分を含んでいてもよい。例えば強化スクリムが、各々の吸収構造物の層内に、又は吸収構造物の各層間に配置されてもよい。このような強化スクリムは、液体移動に対して界面バリアを形成しないような形状であるべきである。普通、熱接着の結果生じる構造的一体性があれば、強化スクリムは、通常、熱接着された吸収構造物には必要ではない。
本発明による吸収構造物に含まれてもよいもう1つの成分、好ましくは第一又は第二液体分配層の近くに又はこの層の一部として備えられるもう1つの成分は、臭気制御剤である。他の臭気制御剤、特に、適切なゼオライト又は粘土材料のほかに、又はこれらの材料によって被覆された活性炭を、場合によっては吸収構造物に組み込む。これらの成分は、あらゆる所望の形態で組み込むことができる。しかしながら別々の粒子として含まれることが多い。
バックシート
バックシートは主として、吸収構造物に吸収されかつ封じ込められた浸出物が、吸収製品と接触する物、例えば、パンツ、ズボン、パジャマ、下着を濡らすのを防ぐ。バックシートは好ましくは液体(例えば、月経分泌物及び/又は尿)不透過性であり、好ましくは薄いプラスチックフィルムから製造される。但しその他の柔軟性液体不透過性材料も用いることができる。ここで用いられている「柔軟性」という用語は、柔軟で、人体の一般的形状及び輪郭に沿い易い材料のことを言う。バックシートもまた、一方向又は二方向に伸縮させうる弾性特徴を有していてもよい。
バックシートは一般的には、吸収構造物全体に延びており、好ましいサイドフラップ、サイドラッピング要素又はウイングの一部又は全部の中にまで延びて、これらを形成していてもよい。
バックシートは、織布又は不織布材料、重合体フィルム、例えばポリエチレン又はポリプロピレンの熱可塑性フィルムであってもよく、あるいは複合材、例えばフィルム被覆不織布材料であってもよい。好ましくはバックシートは、厚みが約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)のポリエチレンフィルムである。
ポリエチレンフィルムは、例えば、クロペイ コーポレーション オブ シンシナティ オハイオ州(Clopay Corporation of Cincin nati, Ohio)がP18−0401という名称で製造しているもの、及びエチル コーポレーション、オブ テール オート、インディアナ州(Ethy l Corporation of Terre Haute, Indiana)のヴィスクイーン部(Visqueen Division)がXP−3938 5という名称で製造しているものである。バックシートは好ましくは、さらに布様の外見を与えるために、エンボス及び/又は艶消し仕上げされる。さらには、バックシートは蒸気を吸収構造物から逃がすことができる、すなわち通気性にすることができる一方で、浸出物がバックシートを通過するのを防ぐ。同様に、いくつかの層、例えばフィルム+不織布構造を備えた通気性バックシートも用いることができる。
トップシート
ここで用いられている「接着された」という用語は、第一層を第二層に直接貼り付けて、第一層を第二層に直接固定する構成;第一層を、それ自体が第二層に貼り付けられている中間層に貼り付けて、第一層を第二層に間接的に固定させる構成をも包含する。どちらの層も、好ましくは全体の表面の少なくとも50%において互いに接着されている。
トップシートの層は、接着剤、縫い合わせ、熱及び/又は圧力接着、動的機械的接着、超音波接着、繊維と、トップシート層を含むその他の構造要素との交ぜ合わせ又は絡み合いによって、例えば第二層の繊維を第一層のフィルム上にメルトブローして、又は1つの層をもう1つの層の上へ押出して、あるいは当該技術で知られているその他のあらゆる手段によって接着しうる。
トップシートは、トップシートの使用者側表面となる第一通過層、及び第一通過層と吸収構造物との間の第二通過層を備えている。
全体としてのトップシート、従って各々の層は個々に柔軟性があり、感触が柔らかく、装着者の皮膚に刺激を与えないものでなければならない。これはまた、一方向又は二方向に伸縮させうる弾性特徴を有していてもよい。
第一通過層は、ここで「大きな開口部」と呼ばれる開口部、場合によってはここで「小さな開口部」と呼ばれる開口部を有するフィルムによって備えられる。これらの開口部は、装着者側表面から吸収構造物の方への液体移動を促進するために備えられている。
第一通過層における開口部に関するすべての測定には、他の指示がなければ、開口部の最小横断面積の平面を用いる方がよい。
大きな開口部は、個々の開口面積が1.4mm2〜3.0mm2、好ましくは1.5mm2〜2.5mm2である。その他のすべての液体移動開口部を除き、部通過層における大きな開口部の総開口面積は、トップシートの第一層の表面積の5%〜20%、好ましくは10%〜20%の範囲にあるのがよい。
吸収製品のトップシートの第一層における任意の小さい開口部は、個々の開口面積が1.4mm2より小さく、かつ一般的には0.15mm2よりも小さくない。これよりさらに小さい開口部は、通常、液体移動にはまったく適さず、例えば通気性を得る目的で、気体透過性開口部として機能するだけであろう。好ましくは任意の小さい開口部は、0.25mm2〜0.4mm2の範囲にある。
開口部は好ましくは実質的に円形又は多角形である。最小内部対角線長さに対する最大内部対角線長さの比が1〜6、好ましくは1〜3の範囲を有することにより、これらの形状は限定されている。第一層における液体移動開口部全体の総開口面積は、第一層の総面積の10%〜40%、好ましくは15%〜35%である。第一層のこの総開口面積の上限、すなわち約30%の総開口面積以上に近づいた場合、開口部の分布は均一になる必要がある。すなわち、他の場所よりも多くの開口部位が集中している特定の領域がない方がよい。液体通過路の均一な分布がない第一通過層も、本発明によって熟考されている。これらの第一通過層は、液体が排出されると考えられる領域に、最も高密度の開口部を有するであろう。
液体移動開口部がフィルムに形成されており、したがって、開口部の壁はベースフィルムの表面、すなわちフィルムに開口部が備えられる前のフィルム表面の平面を超えて延びている。吸収製品におけるこれらの延長壁の方向は、製品の衣服側表面の方に向かっている。第一層の開口部壁の延長の大きさは、開口部壁が下がる基点であるフィルム表面から、少なくとも0.3mmである。好ましくは開口部壁は、この技術においてよく知られた漏斗形又はベンチュリ通路を形成する。
材料の安定性を確保するために、特別な形状及びサイズには無関係に、隣り合う大きな開口部間の最小距離は、好ましくは少なくとも1.0mm、より好ましくは1.5mmである。この距離は、吸収製品の使用者側に最も近い側のフィルム表面において測定される。
同様に、トップシートには一般的なことであるが、フィルム材料は好ましくは、最初に水と接触した時に、蒸留水との接触角度が90°より小さくなるような程度まで、親水性にされる。フィルムの場合、界面活性剤処理によってこれを達成することができる。第一層となる界面活性剤処理された重合体フィルムの場合、界面活性剤がフィルム表面上に永久に固定されるフィルムを用いるのが有利であることが分っている。これらは、いわゆる樹脂組込み界面活性剤を含むフィルム材料である。これらのフィルムの場合、蒸留水で繰り返し濡らしても、最初に蒸留水と接触した時とほぼ同じ接触角度を生じる。
トップシートの第一層のもう1つの好ましい実施態様において、装着者側表面を薬品処理して、液体が開口部の方へ向けられるようにする。このような薬品は、シリコン又はテフロンであってもよく、これは処理済表面に自浄作用を与える。この処理は、前記界面活性剤処理に加えて実施してもよい。
EP−0 205 286号、EP−0 165 208号、EP−0 18 020号、EP−0 59 506号、あるいは米国特許第3,929,135号に開示されているフィルムは、請求の範囲の要求事項に合致するならば、トップシートの第一通過層に適するものとして引用されるのは明白である。その他の適切な成形フィルムは、第一通過層の要求事項に合致するならば、米国特許第4,324,246号、米国特許第4,342,314号、米国特許第4,463,045号、及び米国特許第5,006,394号に記載されている。特に好ましい成形フィルムのミクロ開口は、米国特許第4,609,518号及び米国特許第4,629,643号に開示されている。これらのミクロ開口部はまた、これらが0.15mm2より小さく、したがって本質的に通気性を与えるものであれば、トップシートの第一通過層に含まれていてもよい。このようなフィルムの製造方法は当該技術においてよく知られており、前記先行技術の引例にも開示されている。
トップシートの第二通過層は、高ロフト弾性繊維材料によって備えられる。高ロフト弾性繊維材料は、総空隙率が50%より大きく、好ましくは90%より大きく、好ましくは最小厚みが0.3mm、より好ましくは少なくとも0.5mmであるのがよい。このような繊維材料の坪量は、好ましくは20g/m2〜10g/m2、最も好ましくは25g/m2〜60g/m2である。
繊維材料は、液体に対する遮蔽を生じないように、第一層のフィルム材料と少なくとも同程度に親水性があるものでなければならない。さらには繊維材料は、フィルムよりも親水性がある(又は疎水性が少ない)のがさらに好ましく、液体が第一層を通過した後、液体を吸収構造物の方へ送る力を生じる。従って、繊維が、合成繊維、例えばポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレン/ポリエチレンの二成分繊維、ポリエステル、ポリアミド繊維、又は人造繊維、好ましくはレーヨン、ビスコース繊維、又はこれらの混合物から製造されている場合、繊維に必要な親水(又は疎水)特性を与えるために、フィルムと同様な方法でこれらの繊維を処理する必要があろう。
この第二層の繊維は好ましくは、本発明において望ましい繊維材料の網状構造に対して結合性と弾力性を与えるために、熱接着されるのがよい。繊維層は、乾燥状態での出発容積の50%まで圧縮された後、そのもとの容積の少なくとも80%まで戻るという意味において、弾力性のあるものがよい。この層は湿潤状態において、出発容積の50%まで圧縮された後、そのもとの容積の少なくとも65%まで戻るのがよいであろう。
カード化繊維材料の場合、個々の繊維長さは、好ましくは25mm〜50mmとすべきであり、一方好ましいエア・レイド(air−laid)繊維は、好ましくは長さが1〜10mm、最も好ましくは4〜8mmである。繊維は、長さあたりの重量が1.5〜10×10-7kg/m、好ましくは3.3〜6.7×10-7kg/m(デシテックス)の範囲とすべきであろう。
繊維層は、吸収製品の技術において、トップシートとなるものとしてよく知られている。このような繊維層は、請求の範囲に示されている要求事項に合致するならば、本発明において第二層として用いられ得る。特に、1993年10月21日の米国特許出願第08/141,156号又は米国特許第3,994,771号による繊維層が、本発明によるトップシートの第二層として用い得る。
トップシートの両方の層は、個々に当該技術においてよく知られているので、本発明のトップシート層の詳細についてはさらに詳しく記載する必要はなく、次の例において、これまで知られていない二重層トップシートの組合わせの性能の例を示す必要がある。
液体取り入れ率、再湿潤、及び遮蔽を分析するためのテストは、代替製品と比較して、製品の特定の性能面を調べるための単純なテストである。これらの結果は、代替実施態様間の質の差を明らかにし、改善の相対的な大きさを示すために用いられる。トップシートの組合わせは本発明と先行技術とを区別するものなので、商品として入手しうるバックシートとコアの組合わせは、通常の特徴を有していれば、一般に、代替トップシートの組合わせを評価するのに十分なものであろう。
下記試験については、ポリエチレンバックシートとティシューラミネート(吸収性ゲル材料を含んでいる、それ自体の周りでそれ自体の上に折り畳まれたティシュー)とを備えた、商品として入手しうる生理用ナプキンを、代替トップシートの組合わせと共に用いるベ−スとして使用した。
試験が行なわれたトップシートは、第一フィルム層をホットメルト接着剤によって、繊維層すなわち本発明による第二層に貼り付けて製作された。ホットメルト接着剤は、スパイラル接着によって、3g/m2の量で塗布され、用いられた接着剤は、オランダのフィンドレイ ユーロ B.V.社(Findley,Euro B.V.)によるH2031という商品名で入手可能である。
対照フィルム層は、ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー シンシナ ティ、オハイオ州、アメリカ合衆国(The Procter & Gamble Company, Cincinnati, Ohio, USA)から販売されている「DriWeave」フィルムであった。これらは、AlwaysR及びAldaysRというブランド名で販売されているものである。このフィルムは本質的に、開口部サイズ以外は、本発明のトップシートの第一層と同じである。対照フィルムの開口部は、小さい開口部として用いられるだけであろう。これらは、開口面積が0.34mm2であるからである。総開口面積は、1cm2あたり92の開口部を有しているので、31.28%である。
本発明による第一層フィルムは、大きな開口部については面積が1.7mm2、小さい開口部については面積が0.20mm2の、円形でわずかに漏斗形の開口部を有しているものであった。総開口面積は32.82%であり、大きな開口部によるものが11.24%、小さな開口部によるものが21.58%であった。1cm2あたりの平均開口部数は、大きな開口部が6.61であり、小さい開口部が107.9であった。ベースフィルムを含む開口部壁は、厚みが0.427mmであり、一方フィルムの厚みは0.0255mmである(従ってこの壁はフィルムの平面から約0.4mm延びているものであった)。
本発明による第二層は、ワルキソフト カンパニー、アルフス市、デンマーク国(Walkisoft Company, Arhus, Denmark)からコードP50(IP)という名称の商品として入手できる高ロフト繊維材料であった。この材料は、熱風で熱接着された、ポリプロピレン/ポリエチレンの二成分エア・レイド繊維からできている。これは空隙率が90%より大きく、厚みが2.5mmである。個々の繊維長さは6mmであり、この層の坪量は60g/m2であった。
対照第二層は、スオミネン社(Suominen)から、商品番号F3200として販売されているものである。これは厚みが0.5mmであり、空隙率25%における坪量が50g/m2である。
テスト結果の統計学的分析のために、下記のテストサンプルを十分な量で作製した。
コア+バックシート−オールウエイズ ウルトラ中サイズ生理用ナプキンという商品として入手できるコア+バックシート
テストは、受入れテスト、再湿潤テスト、及び遮蔽に関してはすべてのテストサンプルの目視試験であった。
受入れテスト手順
原理:
この手順によって、1組みの予め指定された条件下において、繰り返し液体に付された場合の、製品が「吸収し続ける」能力(受入れ減少)を測定する。この手順は、多数の製品の比較に推奨される。
この方法により、比較的高速(約3ml/秒)で、圧力1723.7Pa(0.25PSI)において、装着中のモデル「使用中」圧力で、膨潤を繰り返している間(この場合3回)、一定量の液体の受入れに要する時間を測定する。
各製品を平らな表面に置き、その上に受入れプレートを置く。受入れプレートは、70×220×8mmの長方形プレキシグラスプレートであり、その中に直径22mmの開口部のあるものである。高さ45mm、内径22mのシリンダーを、開口部の上に、プレートに封をするように接触させて配置する。このシリンダーを人工月経液(AMF)で満たし、プレートに圧力1723.7Pa(0.25PSI)を加える。この圧力は、プレート上に配置された適切なおもしを用いて得られるものであり、圧力は、受入れプレートの下にある製品部分に関して測定されたものである。受入れ時間は、各膨潤の開始から、液体がシリンダー内部から消失するまでの時間である。手順を再び繰り返す前に、各膨潤後、10分間の待ち時間を設けた。
再湿潤テスト手順
生理用ナプキンの中心へ人工月経液(AMF)7mlを90秒間滴下する。
滴下面積は3×4cm2であり、この4cmは生理用ナプキンの長手方向の長さである。
パッドを20分間放置する。
パッドの中心に、予め秤量された7層の吸取紙(*)を置く。
圧力70g/cm2を加える。
加圧したまま15秒間待つ。
吸取紙を除去して、重さを測る。
最終再湿潤結果=7枚の吸取紙の液体重量の合計
………
(*)吸取紙:ドイツ国ダッセル市のシュライヒャー・ウント・シュエル社(Schleicher & Schuell DASSEL GERMANY)のコード597商品番号311812
テストに用いた人工月経液(AMF)の組成
テスト結果
受入れ及び再湿潤に関するテスト結果は、下記表における率%として見ることができる。
目視検査から、マスキングの悪化は、製品Cと製品A又はBとの間には検知されなかった。
受入れ時間の結果(率%)
1. 粘度7mPa.sのテスト液
液体の累積量 5ml 10ml 15ml
製品A 1000% 3000% 5000%
製品B 100% 150% 200%
製品C:ベース 100% 100% 100%
2. 粘度22mPa.sのテスト液
液体の累積量 5ml 10ml 15ml
製品A 788% 1636% 2400%
製品B 138% 145% 170%
製品C:ベース 100% 100% 100%
この結果では、本発明による層の組合わせが、所望の受入れ速度という利点を生じるが、一方で先行技術の組合わせは、低粘度で既に失敗し、高粘度では常に失敗であることを明白に示している。
再湿潤
再湿潤に関しては、大きな開口部フィルムのトップシートを用いた場合に懸念されていた問題が、下記再湿潤データによって示されている。本発明によるトップシートは、この問題にも取り組み、小さい開口部の対照トップシートよりもさらに優れた改善が得られる。
粘度11mPa.sのテスト液の再湿潤率
製品A 140%
製品D 640%
製品C 100%
Claims (20)
- 液体の取り入れが迅速で、再湿潤が少なく、良好な遮蔽性能を有する吸収製品において、前記吸収製品は、トップシート、バックシート、及び前記トップシートと前記バックシートとの間に配置された吸収構造物を備え、前記トップシートは装着者側表面と衣類側表面とを有し、前記トップシートは、
−第一通過層であって、前記第一通過層が前記トップシートの前記使用者側表面となる層を供給し、及び
−第二通過層であって、前記第二通過層が前記第一通過層と前記吸収構造物との間に配置される層であり、
−前記通過層の両方が互いに接着されており、
−前記第一通過層は液体移動のための大きな開口部を有するフィルム材料から提供され、
−前記大きな開口部は各々の開口面積が1.4mm2〜3.0mm2の範囲にあり、
−前記大きな開口部は総開口面積が前記第一通過層の総面積の5%〜20%の範囲にあり、
−前記液体移動開口部は、最大内部対角線長さと最小内部対角線長さとを有し、前記最小内部対角線長さに対する前記最大内部対角線長さの比が、個々の開口部すべてについて1〜6の範囲にあり、
−前記液体移動開口部は前記フィルムの表面から少なくとも0.3mm下がっている壁を有し、前記壁は前記衣類側表面の方へ向かう方向に下がっており、
−前記フィルム材料は親水性にされ、従ってこの材料は最初に蒸留水と接触したときに、90度より小さい蒸留水との接触角を形成し、
−第二通過層は、嵩高い繊維材料から提供され、
−前記第二通過層は、50%より大きい空隙率、及び少なくとも0.3mmの厚みを有し、
−前記繊維材料は、前記第一通過層の前記フィルム材料と少なくとも同程度に親水性である、
ことを包含する吸収製品。 - 前記大きな開口部は、個々の面積が1.5mm2〜2.5mm2の範囲にある請求項1に記載の吸収製品。
- 前記大きな開口部は、前記第一通過層の総面積の10%〜20%の範囲にある総開口面積を有する請求項1又は2に記載の吸収製品。
- 前記第一通過層が、液体移動のための小さな開口部をさらに有するフィルム材料から提供され、
−前記小さな開口部は、0.15mm2〜1.4mm2未満の範囲にある個々の開口面積を有し、
−前記第一通過層における前記液体移動開口部すべての総開口面積は、前記第一通過層の総面積の10%〜40%の範囲にある請求項1〜3のいずれかに記載の吸収製品。 - 前記小さな開口部は、0.25mm2〜0.4mm2の範囲にある個々の開口面積を有する請求項4に記載の吸収製品。
- 前記第一通過層における前記液体移動開口部すべての総開口面積は、前記第一通過層の総面積の15%〜35%の範囲内にある請求項4又は5に記載の吸収製品。
- 前記第一通過層における隣り合う大きな開口部間の端から端までの最小の距離が、少なくとも1.0mmである請求項1〜6のいずれかに記載の吸収製品。
- 前記第一通過層における隣り合う大きな開口部間の端から端までの最小の距離が、少なくとも1.5mmである請求項7に記載の吸収製品。
- 前記繊維材料は、空隙率が90%より大きい請求項1〜8のいずれかに記載の吸収製品。
- 前記繊維材料は、厚みが少なくとも0.5mmである請求項1〜9のいずれかに記載の吸収製品。
- 前記繊維材料は、20g/m2〜100g/m2の坪量を有する請求項1〜10のいずれかに記載の吸収製品。
- 前記繊維材料は、25g/m2〜60g/m2の坪量を有する請求項11に記載の吸収製品。
- 前記繊維材料は、1.5〜10x10−7kg/mの厚さを有する繊維を含み、かつ前記繊維は、合成繊維、人造繊維、又はこれらの混合物から選ばれる請求項1〜12のいずれかに記載の吸収製品。
- 前記繊維材料は、3.3〜6.7x10−7kg/mの厚さを有する繊維を含んでいる請求項13に記載の吸収製品。
- 前記繊維は、ポリプロピレン繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン/ポリエチレンの二成分繊維、ポリエステル繊維、ポリアミド繊維、レーヨン繊維、ビスコース繊維、又はこれらの混合物から選ばれる請求項13又は14に記載の吸収製品。
- 前記繊維材料は、熱接着された繊維を含んでいる請求項1〜15のいずれかに記載の吸収製品。
- 前記繊維がエア・レイドされ、かつ1mm〜10mmの繊維長さを有する繊維を含んでいる請求項1〜16のいずれかに記載の吸収製品。
- 前記繊維は4mm〜8mmの繊維長さを有する請求項17に記載の吸収製品。
- 前記繊維材料がカード化されたものであり、かつ25mm〜50mmの繊維長さを有する繊維を含んでいる請求項1〜16のいずれかに記載の吸収製品。
- 前記第一通過層及び前記第二通過層の両方が、互いに直接接着されている請求項1〜19のいずれかに記載の吸収製品。
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