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JP4029561B2 - 携帯文字入力装置 - Google Patents

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JP4029561B2
JP4029561B2 JP2000353529A JP2000353529A JP4029561B2 JP 4029561 B2 JP4029561 B2 JP 4029561B2 JP 2000353529 A JP2000353529 A JP 2000353529A JP 2000353529 A JP2000353529 A JP 2000353529A JP 4029561 B2 JP4029561 B2 JP 4029561B2
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千秋 松田
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Fujitsu Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話やPDA等の携帯型情報処理装置に関し、より少ないキーを用いて、より素早く操作者が文字を入力できるようにするものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話のような携帯型情報処理装置では、キーを配置する面積が少ないため、限定された数のキーしか配置することができない。すると、一つの文字を入力するのに多くのキー操作が必要になってしまっていた。
【0003】
携帯電話の場合、一つのキーに一行の文字、例えば、「あ、い、う、え、お」の5文字を割り当て、キーの押下回数に応じて該当する文字を入力するようにしていた。
【0004】
例えば、「あ、い、う、え、お」が割り当てられているキーについては、そのキーを1回押せば「あ」となり、2回押せば「い」となり、3回で「う」、4回で「え」、5回で「お」となり、平均で3回のキーの押下が必要となる。
【0005】
より少ないキーを用いて、文字を入力するものとして、特願平11−193254号の技術を提案していたが、ローマ字入力方式であるために、い段〜お段の文字入力に2回のキーの押下を必要とするという問題があった。
【0006】
また、携帯電話のような装置では、数値の入力が頻繁に行われるため、数値の配列(3列×4個のキー配列)を変更することは望ましくない。
【0007】
しかしながら、先の技術は3列×5個のキー配列に適したものであるため、携帯電話のような3列×4個のキー配列(「1、2、3」と「4、5、6」と「7、8、9」と「*、0、#」)への適用に問題があった。
【0008】
さらに従来から、携帯型の文字入力手段として、数々の変換方式や専用キーボードの技術は存在していた。しかし、あまりにも特殊なキー配列となり利用の拡大には寄与していなかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の課題は、携帯電話のような3列のキー配列で、日本語の文字入力を行うときに、複数の子音キーと母音キーを同時又はほぼ同時に打って、ローマ字2字〜3字を1回の打鍵で出来る文字入力装置を提供するところにある。
【0010】
もう一つの課題は、あ段の文字「あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ」と、「を、ん」の文字を少ないキー操作で行えるようにするところにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
日本語の文字入力を容易にするという課題は、1つのキーに子音と仮想の母音を割り当てたキーボードと、子音の選択としての第一のキーの入力を受け付け、母音の選択としての第二のキーの入力を受け付けることにより、対応する文字に変換する変換手段を備えることで解決される。
【0012】
また、あ段の入力を容易にするという課題は、仮想の母音として、い段、う段、え段、お段のキーを配置し、あ段については該当する子音キーの入力を受け付けることにより、対応する文字に変換する変換手段を備えることで解決される。
【0013】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の構成を示す図であり、100はキーボタンを有するキーボード、110は左側のキー群、120は右側のキー群、130は中央のキー群である。左側のキー群110、右側のキー群120、および中央のキー群130には、子音と仮想母音(「i」「u」「e」「o」)とが割り当てられている。
【0014】
140は無変換キー、150は変換キー、170は変換辞書、180は表示装置である。160は、操作者が操作したキーボタン110、120、130、および150の情報と変換辞書170の内容に基づいて、変換結果を表示装置180に表示させる変換手段である。
【0015】
図2は、第1の実施例(携帯電話/PHS)の外観図である。上部に入力されたひらがなを漢字に変換する際に使用するボタンが配してある。左側のキー群110(数字キー「1」「4」「7」「*」の列)と、右側のキー群120(数字キー「3」「6」「9」「#」の列)と、中央のキー群130(数字キー「2」「5」「8」「0」の列)には、子音と仮想母音(「i」「u」「e」「o」)が割り当ててある。
【0016】
本発明の携帯電話では2種類の文字入力モードがある。従来型の「かなめくり方式」と本発明の「かなめくり兼ローマ字同時打鍵混合方式(以下、仮名入力モードと言う)」がある。キーの割り当てについて説明する。
【0017】
左側のキー群110には、キー1、キー4、キー7、キー*がが割り当てられている。
【0018】
仮名入力モードのキー1には、母音として「a」が割り当てられている。
【0019】
本キーが、中央のキー群130や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音2「i」が割り当てられている。
【0020】
仮名入力モードのキー4には、子音とし「T」が割り当てられている。
【0021】
本キーが、中央のキー群130や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音3「u」が割り当てられている。
【0022】
本キーが連続2回押された場合の子音として「D」が割り当てられている。
【0023】
仮名入力モードのキー7には、子音として「M」が割り当てられている。
【0024】
本キーが、中央のキー群130や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音4「e」が割り当てられている。
【0025】
仮名入力モードのキー*には、小文字を入力するためのキーが割り当てられている。
【0026】
本キーが、中央のキー群130や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音5「o」が割り当てられている。
【0027】
次に、右側のキー群120には、キー3、キー6、キー9、キー#がが割り当てられている。
【0028】
仮名入力モードのキー3には、子音とし「S」が割り当てられている。
【0029】
本キーが、中央のキー群130や左側のキー群110のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音2「i」が割り当てられている。
【0030】
本キーが連続2回押された場合の子音として「Z」が割り当てられている。
【0031】
仮名入力モードのキー6には、子音とし「H」が割り当てられている。
【0032】
本キーが、中央のキー群130や左側のキー群110のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音3「u」が割り当てられている。
【0033】
本キーが連続2回押された場合の子音として「B」が割り当てられている。
【0034】
仮名入力モードのキー9には、子音として「R」が割り当てられている。
【0035】
本キーが、中央のキー群130や左側のキー群110のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音4「e」が割り当てられている。
【0036】
仮名入力モードのキー#には、濁音半濁音「゛」「゜」を入力するためのキーが割り当てられている。
【0037】
本キーが、中央のキー群130や左側のキー群110のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音5「o」が割り当てられている。
【0038】
次に、中央のキー群130には、キー2、キー5、キー8、キー0がが割り当てられている。
【0039】
仮名入力モードのキー2には、子音とし「K」が割り当てられている。
【0040】
本キーが、左側のキー群110や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音2「i」が割り当てられている。
【0041】
本キーが連続2回押された場合の子音として「G」が割り当てられている。
【0042】
仮名入力モードのキー5には、子音とし「N」が割り当てられている。
【0043】
本キーが、左側のキー群110や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音3「u」が割り当てられている。
【0044】
仮名入力モードのキー8には、子音として「Y」が割り当てられている。
【0045】
本キーが、左側のキー群110や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音4「e」が割り当てられている。
【0046】
仮名入力モードのキー0には、子音として「W(わ・を)」および「ん」が割り当てられている。
【0047】
本キーが、左側のキー群110や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音5「o」が割り当てられている。
【0048】
入力キーのかなへの変換は、図1における変換処理手段(変換処理プログラム)160が変換辞書170を参照して行う。変換辞書に格納された変換規則の理解を容易にするために、その実施例を図2に、その規則を図3に示した。
【0049】
図3は、行(あ行、か行、さ行・・・)と段(ア段、イ段、ウ段・・)の対応表で、変換後の文字と、ローマ字、押下するキーの3つの情報を、「仮名入力モード」と「かなめくり方式」を並べて記載したものである。
【0050】
例えば、か行のKの行のア段には、「か KA 2」と記載されている。これは、「か」を入力するためには、キー2を1打することで結果が得られること示している。また、か行のKの行のイ段には、「き KI 2+1(i)」と記載されている。これは、「き」を入力するためには、キー2(K)を1打し、
キー2が押された直後又はほぼ同時に、仮想母音としてのキー1(i)を押下することで結果が得られること示している。
【0051】
もう少し具体的に「か」と「き」の入力については、モールス信号の「トン」「ツー」のように、短い時間(Δt)と長い時間(2Δt)で区別する。「柿」を入力するには、「か」としてキー2(K/G)を長い時間(2Δt)押して「か」を表示する。次に「き」としてキー2(K/G)を短い時間(Δt)押してから直ぐに、キー1(i)を短い時間(Δt)押すことにより「き」を表示する。
【0052】
(従来の仮名めくり入力方式で、「き」を入力するためには、か行のKの行のイ段には、「き KI 2(空白)2」と記載されている。つまり、従来の仮名めくり入力方式で、仮名を入力する場合には、キー2(K/G)を長い時間(2Δt)又は短い時間(Δt)押してから、ゆっくりと、キー1(i)を長い時間(2Δt)又は短い時間(Δt)押すことにより「き」を表示する。または、ファンクションキー等で入力モードを切り替える場合の仮名めくり入力方式で、仮名を入力する場合には、キー2(K/G)を2度押すことにより「き」を表示する。)
仮名漢字の変換ボタンを押すことにより「柿」や「下記」など所望の文字表示されるので選択をする。
【0053】
この時「か」の入力例としては、表示装置180には、キー2(K/G)を長い時間(2Δt)押す間の経過として、短い時間(Δt)の時には「K」が表示されてから、しばらくして長い時間(2Δt)となってから「か」が表示されることにより入力状態を把握することができる。
【0054】
さらに、キー2が2度連続して操作された後に操作される仮想母音の種類により、「が、ぎ、ぐ、げ、ご」と濁音の入力に変換可能となる。
【0055】
例えば、か行のGの行のイ段には、「ぎ GI 22+1(i)」と記載されている。これは、「ぎ」を入力するためには、キー2(K/G)を2打し、2打目のキー2が押された直後又はほぼ同時に、仮想母音としてのキー1(i)を押下することで結果が得られること示している。
【0056】
もう少し具体的に「が」と「ぎ」の入力については、モールス信号の「トン」「ツー」のように、短い時間(Δt)と長い時間(2Δt)で区別する。「画着」を入力するには、「が」としてキー2(K/G)を短い時間(Δt)1度押してから長い時間(2Δt)1度押して「が」を表示する。次に「ぎ」としてキー2(K/G)を短い時間(Δt)2度押してから直ぐに、キー1(i)を短い時間(Δt)押すことにより「ぎ」を表示する。
【0057】
(なお、従来の仮名めくり入力方式で、仮名を入力する場合には、キー2(K/G)を2度押してから、キー#(#)を押すことにより「ぎ」を表示する。)仮名漢字の変換ボタンを押すことにより「画着」など所望の文字表示されるので選択をする。
【0058】
この時「が」の入力例としては、表示装置180には、キー2(K/G)を2回押す間の経過として、1打目の短い時間(Δt)の時には「K」が表示されて、2打目のキー2(K/G)を短い時間(Δt)で「G」が表示されてのを経由してから、しばらく長い時間(2Δt)押して「が」が表示されることにより入力状態を把握することができる。
【0059】
注目すべき点としては、従来の入力方式の「かなめくり方式」が有利な「ア段」「わ」「を」「ん」などは、「かなめくり方式」を採用し、
ローマ字入力と同じ打鍵数の「イ段」および打鍵数が多くなる「ウ段」「エ段」「オ段」は、仮名入力モードの方式で入力打鍵数を低減することである。
【0060】
変換処理プログラムの処理フローチャートを、図4に示した。まず、操作者が入力したキーの数値(キーの識別情報)を記憶する(ステップ310)、そして、未変換の数値データをキーにして変換辞書を検索する(ステップ320)。辞書に対応する文字があったか判定し(ステップ330)、もしあれば該当する文字を表示し、その以降の入力を変換対象とする(ステップ360)。
【0061】
もしなければ、未変換の数値の個数が制限数以上であるかを判定し(ステップ340)、制限数未満であれば、次の操作者のキー入力を待つ(ステップ310へ)。もし、制限数以上であれば、入力された未変換のキーの数値を変換せずに表示し、それ以降の入力を変換対象とする(ステップ350)。
【0062】
第二の実施例として、仮想母音として「u」「e」「o」を配置した例を説明する。
【0063】
図5は、本発明の構成を示す図であり、100はキーボタンを有するキーボード、110は左側のキー群、120は右側のキー群、130は中央のキー群である。左側のキー群110、右側のキー群120、および中央のキー群130には、子音と仮想母音(「u」「e」「o」)とが割り当てられている。
【0064】
140は無変換キー、150は変換キー、170は変換辞書、180は表示装置である。160は、操作者が操作したキーボタン110、120、130、および150の情報と変換辞書170の内容に基づいて、変換結果を表示装置180に表示させる変換手段である。
【0065】
図6は、第2の実施例(携帯電話/PHS)の外観図である。上部に入力されたひらがなを漢字に変換する際に使用するボタンが配してある。左側のキー群110(数字キー「1」「4」「7」「*」の列)と、右側のキー群120(数字キー「3」「6」「9」「#」の列)と、中央のキー群130(数字キー「2」「5」「8」「0」の列)には、子音と仮想母音(「u」「e」「o」)が割り当ててある。
【0066】
本発明の携帯電話では2種類の文字入力モードとがある。従来型の「かなめくり方式」と本発明の「かなめくり兼ローマ字同時打鍵混合方式(以下、仮名入力モードと言う)」がある。キーの割り当てについて説明する。
【0067】
左側のキー群110には、キー1、キー4、キー7、キー*がが割り当てられている。
【0068】
仮名入力モードのキー1には、母音として「a」が割り当てられている。
【0069】
本キーが、中央のキー群130や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音3「u」が割り当てられている。
【0070】
仮名入力モードのキー4には、子音とし「T」が割り当てられている。
【0071】
本キーが、中央のキー群130や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音4「e」が割り当てられている。
【0072】
本キーが連続2回押された場合の子音として「D」が割り当てられている。
【0073】
仮名入力モードのキー7には、子音として「M」が割り当てられている。
【0074】
本キーが、中央のキー群130や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音5「o」が割り当てられている。
【0075】
仮名入力モードのキー*には、小文字を入力するためのキーが割り当てられている。
【0076】
次に、右側のキー群120には、キー3、キー6、キー9、キー#がが割り当てられている。
【0077】
仮名入力モードのキー3には、子音とし「S」が割り当てられている。
【0078】
本キーが、中央のキー群130や左側のキー群110のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音3「u」が割り当てられている。
【0079】
本キーが連続2回押された場合の子音として「Z」が割り当てられている。
【0080】
仮名入力モードのキー6には、子音とし「H」が割り当てられている。
【0081】
本キーが、中央のキー群130や左側のキー群110のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音4「e」が割り当てられている。
【0082】
本キーが連続2回押された場合の子音として「B」が割り当てられている。
【0083】
仮名入力モードのキー9には、子音として「R」が割り当てられている。
【0084】
本キーが、中央のキー群130や左側のキー群110のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音5「o」が割り当てられている。
【0085】
仮名入力モードのキー#には、濁音半濁音「゛」「゜」を入力するためのキーが割り当てられている。
【0086】
次に、中央のキー群130には、キー2、キー5、キー8、キー0がが割り当てられている。
【0087】
仮名入力モードのキー2には、子音とし「K」が割り当てられている。
【0088】
本キーが、左側のキー群110や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音3「u」が割り当てられている。
【0089】
本キーが連続2回押された場合の子音として「G」が割り当てられている。
【0090】
仮名入力モードのキー5には、子音とし「N」が割り当てられている。
【0091】
本キーが、左側のキー群110や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音4「e」が割り当てられている。
【0092】
仮名入力モードのキー8には、子音として「Y」が割り当てられている。
【0093】
本キーが、左側のキー群110や右側のキー群120のキーが押された直後又はほぼ同時に押下された場合の仮想母音として仮想母音5「o」が割り当てられている。
【0094】
仮名入力モードのキー0には、子音として「W(わ・を)」および「ん」が割り当てられている。
【0095】
入力キーのかなへの変換は、図5における変換処理手段(変換処理プログラム)160が変換辞書170を参照して行う。変換辞書に格納された変換規則の理解を容易にするために、その実施例を図6に、その規則を図7に示した。
【0096】
図7は、行(あ行、か行、さ行・・・)と段(ア段、イ段、ウ段・・)の対応表で、変換後の文字と、ローマ字、押下するキーの3つの情報を記載したものである。
【0097】
例えば、か行のKの行のア段には、「か KA 2」と記載されている。これは、「か」を入力するためには、キー2を1打することで結果が得られること示している。また、か行のKの行のイ段には、「き KI 22」と記載されている。これは、「き」を入力するためには、キー2(K)を2打することで結果が得られること示している。
【0098】
もう少し具体的に「か」と「き」の入力については、モールス信号の「トン」「ツー」のように、短い時間(Δt)と長い時間(2Δt)で区別する。「柿」を入力するには、「か」としてキー2(K/G)を長い時間(2Δt)押して「か」を表示する。次に「き」としてキー2(K/G)を短い時間(Δt)1度押してから長い時間(2Δt)1度押して「き」を表示する。
【0099】
仮名漢字の変換ボタンを押すことにより「柿」や「下記」など所望の文字表示されるので選択をする。
【0100】
この時「き」の入力例としては、表示装置180には、キー2(K/G)を2回押す間の経過として、1打目の短い時間(Δt)の時には「K」が表示されて、2打目のキー2(K/G)を長い時間(2Δt)押して「き」が表示されることにより入力状態を把握することができる。
【0101】
またキー2が操作された後にキー#を操作することにより「が」に変換され、キー2が2度連続して操作された後にキー#を操作することにより「ぎ」に変換される。更に、キー2が2度連続して操作された後に操作される仮想母音の種類により、「ぐ、げ、ご」と濁音の入力に変換可能となる。
【0102】
つまり、か行のGの行のイ段には、「ぎ GI 22#」と記載されている。これは、「ぎ」を入力するためには、キー2(K/G)を2打し、2打目のキー2が押された直後又はほぼ同時に、キーを押下することで結果が得られること示している。
【0103】
もう少し具体的に「が」と「ぎ」の入力については、モールス信号の「トン」「ツー」のように、短い時間(Δt)と長い時間(2Δt)で区別する。「画着」を入力するには、「が」としてキー2(K/G)を長い時間(Δt)1度押してからキー#(#)を1度押して「が」を表示する。
【0104】
次に「ぎ」としてキー2(K/G)を短い時間(Δt)2度押してからキー#(#)を1度押して「ぎ」を表示する。
【0105】
仮名漢字の変換ボタンを押すことにより「画着」など所望の文字表示されるので選択をする。
【0106】
この時「ぎ」の入力例では、表示装置180には、キー2(K/G)を2回押す間の経過として、1打目の短い時間(Δt)の時には「K」が表示されて、2打目のキー2(K/G)を押して「き」が表示されて、3打目のキー#(#)を押すことにより「ぎ」が表示されることにより入力状態を把握することができる。
【0107】
注目すべき点としては、従来の入力方式の「かなめくり方式」が有利な「ア段」および「イ段」「わ」「を」「ん」などは、「かなめくり方式」を採用し、
ローマ字入力より打鍵数が多くなる「ウ段」「エ段」「オ段」は、仮名入力モードの方式で入力打鍵数を低減することである。
【0108】
変換処理プログラムの処理フローチャートを、図8に示した。まず、操作者が入力したキーの数値(キーの識別情報)を記憶する(ステップ310)、そして、未変換の数値データをキーにして変換辞書を検索する(ステップ320)。辞書に対応する文字があったか判定し(ステップ330)、もしあれば該当する文字を表示し、その以降の入力を変換対象とする(ステップ360)。
【0109】
もしなければ、未変換の数値の個数が制限数以上であるかを判定し(ステップ340)、制限数未満であれば、次の操作者のキー入力を待つ(ステップ310へ)。もし、制限数以上であれば、入力された未変換のキーの数値を変換せずに表示し、それ以降の入力を変換対象とする(ステップ350)。
【0110】
【発明の効果】
本発明により、携帯電話やテンキーボードに装着されている3列×4個の12個のキーの数で、日本語の文字入力を行うときに、複数の子音キーと母音キーを、同時(親指など2本の指)又はほぼ同時(親指など1本の指)に打って、あ段の仮名文字1字と、い段〜お段の仮名文字にあたるローマ字2〜3字を1回の打鍵で入力可能になる。
【0111】
本発明により、少ないキーしか有していないキーボードで、より少ないストローク数で日本語の文字入力を行うことができるようになり、携帯電話やテンキーボードに装着されている程度のキーの数で入力可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例におけるシステム構成図
【図2】本発明の第一の実施例における携帯電話キー配列例を示す図
【図3】本発明の第一の実施例における50音変換規則を示す図
【図4】本発明の第一の実施例における処理フローチャート
【図5】本発明の第二の実施例におけるシステム構成図
【図6】本発明の第二の実施例における携帯電話キー配列例を示す図
【図7】本発明の第二の実施例における50音変換規則を示す図
【図8】本発明の第二の実施例における処理フローチャート
【符号の説明】
100 キーボード
110 左側のキー群
120 右側のキー群
130 中央のキー群
140 無変換キー
150 変換キー
160 変換処理手段
170 変換辞書
180 表示装置

Claims (2)

  1. 複数段のキー配列から構成されるキーボードと、
    押下されたキーの組み合わせに対応する文字を記録した変換辞書と、
    押下されたキーの組み合わせを、前記変換辞書を参照することで、対応する文字に変換する変換処理手段とを備える文字入力装置であって、
    前記キーボードは、各キーに、ア段の文字と、該各キーが配置される段に対応する母音と、が割り当てられ、
    前記変換辞書は、ア段の文字については該文字を割り当てられたキーが対応付けられ、イ段乃至オ段の文字については、子音を特定するためのア段の文字を割り当てられたキーと、母音を割り当てられたキーと、の組み合わせが対応付けられたことを特徴とする文字入力装置。
  2. 前記キーボードは、3列4段のキー配列であって、各キーに対する母音の割り当ては、1段目に配置されるキーには母音イ、2段目に配置されるキーには母音ウ、3段目に配置されるキーには母音エ、4段目に配置されるキーには母音オであることを特徴とする請求項1記載の文字入力装置。
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