JP4026974B2 - 重量物移載用レール乗り継ぎ部構造及びレール乗り継ぎ部のレベル調整方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定基礎上に設置された重量物移載用レールと車両側架台上に設置された重量物移載用レール間で重量物を摺動しながら移送する際に用いる重量物移載用レール乗り継ぎ部構造及びレール乗り継ぎ部のレベル調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、固定基礎上に設置された重量物を撤去したり据え付けたりするのに重量物輸送用車両が用いられており、例えば、このような重量物輸送用車両を用いて重量物を撤去する作業は、例えば、次のようにして行われる。
(1)まず、固定基礎からいったん重量物を持ち上げ、固定基礎上に幅方向に平行間隔をあけて敷設されている第1の重量物移載用レール上に、下面にチルタンク(コロ装置)を取付けた移動台車を長手方向に移動自在に載せ、移動台車上に重量物を載置する。
(2)上面に幅方向に平行間隔をあけて配置された第2の重量物移載用レールを敷設した車両側架台を、複数の重量物輸送用車両に搭載した状態で固定基礎の近傍まで移動する。
(3)複数の重量物輸送用車両のそれぞれの昇降機構を駆動して、第2の重量物移載用レールのレール面の高さレベルを、対応する第1の重量物移載用レールのレール面の高さレベルと一致させる。
【0003】
(4)車両側架台の支持脚と床面との間にテーパライナーを挿入し、車両側架台を床面に支持させると共に、重量物輸送用車両の昇降機構を駆動して、重量物輸送用車両の支持面を車両側架台から離す。
(5)移動台車を自走させる、又は、横引き装置で引くことによって、第1の重量物移載用レール及び第2の重量物移載用レール上を走行させ、固定基礎から車両側架台上に移動する。
(6)重量物輸送用車両の昇降機構を駆動して車両側架台、移動台車、重量物を一体的に持ち上げ、この状態を保持しながら、重量物輸送用車両によって、重量物を所定の場所まで搬送する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した重量物輸送用車両を用いて重量物を撤去する作業におけるレール乗り継ぎ部のレベル調整方法は、未だ、以下の解決すべき課題を有していた。即ち、移動台車を固定基礎から車両側架台まで移動した後、移動台車を車両側架台に固定する際、例えば、ボルト挿通孔が長手方向には整合していても、幅方向には整合していない場合がある。この場合、移動台車を全体的に横方向に移動することが必要となるが、チルタンク(コロ装置)を用いているので、横方向移動が極めて困難になる。特に、大型の重量物を移載する場合、多数(例えば、5本)の重量物移載用レールが必要になるが、この場合、さらに、移動台車の横移動が困難となる。
【0005】
そこで、チルタンクに代えて、低摩擦樹脂板を移動台車の下面に固着することによって、長手方向のみならず横方向にも移動台車を移動可能にして、上記したボルト挿通孔の整合作業等の微調整作業を容易に行なえるようにすることが考えられる。しかし、樹脂製の低摩擦樹脂板は、第1、第2の重量物移載用レールの端部間にわずかなレベル差があっても、受けた衝撃によって、容易に剥離したり、破壊されるおそれがある。その他の摺動方法に用いる移送方法も、原理上、摺動面の段差は円滑な移送の支障となる。
【0006】
そこで、重量物を、固定基礎から車両側架台まで円滑かつ確実に移動するには、低摩擦樹脂板への偏荷重を防止することが必要で、a)固定基礎上に幅方向に平行間隔をあけて設置した複数の第1の重量物移載用レール間の相対高さレベルの調整、及び、b)車両側架台の上面に幅方向に平行間隔をあけて設置した複数の第2の重量物移載用レール間の相対高さレベルの調整が不可欠となる。また、同様に、c)乗り継ぎ部における第1及び第2の重量物移載用レール間の相対高さレベル(段差)の調整も低摩擦樹脂板を衝撃から保護するため不可欠となる。特に、第1及び第2の重量物移載用レール間で移動台車を繰り返し往復移動させた実験によれば、第1及び第2の重量物移載用レール間の段差を1mm以下にすることが必要となる。そして、これらの条件を、固定側の基礎上面の第1の重量物移載用レールと、車両移送後多くの場合短時間で仮設しなければならない第2の重量物移載用レールの間で満たさなければならないことになる。
【0007】
このような条件を満たす方法として、車両側架台を高精度で製作した上、変形を防止するため補強を増強して剛性を高めたり、固定基礎上の第1の重量物移載用レールの支持構造を高い精度で製作し、据え付けることが考えられるが、重量物の撤去や据え付けに要する設備費が著しく高くなり、また、工期も延長するおそれがある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたものであり、最小の設備で、乗り継ぎ部における第1及び第2の重量物移載用レール間の相対高さレベルの調整を迅速かつ容易に行うことができ、重量物の撤去作業及び据え付け作業の工期の短縮化と工事コストの低減化を図ることができる重量物移載用レール乗り継ぎ部構造及びレール乗り継ぎ部のレベル調整方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的に沿う本発明に係る重量物移載用レール乗り継ぎ部構造は、固定基礎の周辺部の床面上に、車両側架台を昇降可能に搭載した重量物輸送用車両を配置し、固定基礎の上面に幅方向に平行間隔をあけて複数の第1の重量物移載用レールを設置すると共に、車両側架台のレール支持梁上に幅方向に平行間隔をあけて複数の第2の重量物移載用レールを設置し、複数の第1の重量物移載用レールの端部と複数の第2の重量物移載用レールの端部を連絡し、第1、第2の重量物移載用レール上を、重量物を直接又は移動台車に載置して摺動によって移動することができる重量物移載用レール乗り継ぎ部構造であって、第1の重量物移載用レールの先端位置に設けられた受け台の上面と複数の第2の重量物移載用レールを支持するレール支持梁の端部の下面との間に介設され、第2の重量物移載用レールの端部と第1の重量物移載用レールの端部とのレベル調整を行なう第1のレベル調整部材と、第2の重量物移載用レールの端部の下面とその端部を支持するレール支持梁の上面との間に介設され、第2の重量物移載用レールの端部と第1の重量物移載用レールの端部とのレベル調整を行なう第2のレベル調整部材と、前記第1、第2の重量物移載用レールの端部同士を連結固定するレール水平移動防止手段とを具備する。
【0009】
このような構成とすることによって、第1及び第2の重量物移載用レールを多数用いて重量物を移載する場合であっても、最小の設備で、乗り継ぎ部における第1及び第2の重量物移載用レール間の相対高さレベルの調整を迅速かつ容易に行うことができ、重量物の撤去作業及び据え付け作業の工期の短縮化と工事コストの低減化を図ることができる。かつ、重量物や重量物を搭載する移動台車の下面に低摩擦樹脂板を用いた場合、低摩擦樹脂板が剥離したり破壊することがないので、重量物の移載作業を容易、迅速、かつ確実に行なうことができる。
【0010】
前記目的に沿う本発明に係るレール乗り継ぎ部のレベル調整方法は、固定基礎上に幅方向に平行間隔をあけて設置された複数の第1の重量物移載用レールと固定基礎の周辺部に昇降可能に配置された車両側架台のレール支持梁上に幅方向に平行間隔をあけて設置された複数の第2の重量物移載用レール間で重量物を直接又は移動台車に載置して摺動によって移送するに際し、第1、第2の重量物移載用レールの対応する端部同士のレベル調整を行なうレール乗り継ぎ部のレベル調整方法であって、1)第2の重量物移載用レールを支持するレール支持梁の端部を、第1の重量物移載用レールの先端位置に設けた受け台で第1のレベル調整部材を介して支持し、2)第1のレベル調整部材により、基準となる第1の重量物移載用レールの端部におけるレール面を、その端部と対応する第2の重量物移載用レールの端部におけるレール面とのレベル差を減ずるようにレベル調整し、3)第2の重量物移載用レールの下面と第2の重量物移載用レールと対応するレール支持梁の上面との間に第2のレベル調整部材を挿入して、他の第2の重量物移載用レールの端部のレール面を、その端部と対応する第1の重量物移載用レールのレール面とのレベル差を減ずるようにレベル調整し、4)第1、第2の重量物移載用レールを連結して相対水平移動を防止する。
【0011】
ここで、第1及び第2の重量物移載用レールのレール面のレベル差は、好ましくは1mm以下とし、更に好ましくは零にする。
また、上記した工程2)〜4)は順序を入れ替えて行うこともできる。
このようにすることによって、第1及び第2の重量物移載用レールを多数用いて重量物を移載する場合であっても、第1及び第2の重量物移載用レール間のレベル調整を容易、迅速、かつ確実に行なうことができる。
また、上記したレール乗り継ぎ部のレベル調整方法において、第1、第2のレベル調整部材としてシムを用いることができる。
この場合、シムを差し込むことで容易にレベル調整を行なうことができると共に、第1、第2のレベル調整部材を安価に製作することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
続いて、添付した図面を参照しつつ、本発明を具体化した実施の形態につき説明し、本発明の理解に供する。
以下、本発明の一実施の形態に係るレール乗り継ぎ部構造及びレール乗り継ぎ部のレベル調整方法を、重量物移載装置によって重量物10を固定基礎11から撤去する場合を参照して具体的に説明する。なお、ここで重量物移載装置とは、レール乗り継ぎ部構造、移動台車15、車両側架台19等を含めた、重量物10を固定基礎11から撤去するための全体構成をいう。
まず、図1〜図8を参照して、本発明の一実施の形態に係る重量物移載用レール乗り継ぎ部構造について説明する。
図1〜図3に示すように、固定基礎11は所定の高さだけ床面12から隆起した平坦面13を有しており、平坦面13上には、剛性を有するレール支持架台33を介して複数の第1の重量物移載用レール14が幅方向に平行間隔をあけて設置されている。なお、第1の重量物移載用レール14とレール支持架台33によって固定側レール構造が形成される。そして、矩形フレームからなる移動台車15が、その下面に幅方向に間隔をあけて取付けた複数の低摩擦樹脂板16を介して、それぞれ、第1の重量物移載用レール14上に前後方向(長手方向)に移動自在に載置されている。また、移動台車15上には重量物10が載置されている。
【0013】
ここで、低摩擦樹脂板16は、移動台車15の下面と第1の重量物移載用レール14及び後述する第2の重量物移載用レール29との摺動摩擦抵抗を低減して、重量物10を載置する移動台車15の横引き力を可及的に小さくするため設けられたものであり、好ましくは、移動台車15の底面に鋼板を介して取付けられる。具体的には、低摩擦樹脂板16として、例えば、摩擦係数が0.08以下である、表面にテフロン加工が施されているピラーフロロゴールドスライドユニット(商品名)を好適に用いることができる。
また、第1、第2の重量物移載用レール14、29の少なくも上面を好ましくはステンレス鋼板から形成することによって、移動台車15の下面と、第1、第2の重量物移載用レール14、29との摺動摩擦抵抗をさらに低減することができる。
【0014】
次に、重量物輸送用車両17の構成について説明する。
図4に示すように、4台の重量物輸送用車両17が、固定基礎11の周辺部(本実施の形態では前部)の床面12上に、幅方向に平行間隔をあけて配列されている。
図1〜図4に示すように、各重量物輸送用車両17は、その載置フレーム18の載置面に車両側架台19を載せて、旋回、斜行、横走行等によって全方向に自走でき、かつ、載置面の高さも調整可能な構成を有する。
【0015】
本実施の形態では、図1〜図5に示すように、各重量物輸送用車両17の載置フレーム18の前後左右には多数の車輪20が取付けられ、載置フレーム18の前部には運転席21が設けられている。また、載置フレーム18の載置面上には、幅方向に平行間隔を開けて、長手方向に伸延する状態に、それぞれ対をなす縦長の補強フレーム22、23が2段にわたって載置されており、上段の補強フレーム23によって車両側架台19が支持されている。
即ち、車両側架台19は、図1〜図5に示すように、4台の重量物輸送用車両17の全体を覆うことができる矩形平面を有する矩形フレーム24と、矩形フレーム24の下面に縦横に取付けた複数の支持脚25と、その中途部に縦横に取付けられた複数の補強ビーム26から構成されている。
【0016】
そして、複数の支持脚25の下端部に取付けられたテーパライナ部27を介して床面12上に車両側架台19を設置することができると共に、補強ビーム26の下面に補強フレーム23の上面を当接させる。従って、車両側架台19は床面12上に設置することができると共に、重量物輸送用車両17の図示しない昇降機構を駆動することによって、車両側架台19を全体的に上昇して床面12から離隔し、重量物輸送用車両17と一体的に輸送又は移動することもできる。
【0017】
図1〜図5に示すように、車両側架台19上には、複数の第2の重量物移載用レール29が剛性を有する複数のレール支持梁36を介して幅方向に平行間隔をあけて設置されており、これらの第2の重量物移載用レール29の端部は、固定基礎11上に設置されている複数の第1の重量物移載用レール14の端部と直線状に整合可能、即ち、連絡可能に配置され、レール乗り継ぎ部30を構成している。また、摺動面を形成する第2の重量物移載用レール29とレール支持梁36によって車両側レール構造が構成される。なお、本実施の形態では、第1の重量物移載用レール14及び第2の重量物移載用レール29を、それぞれ、レール支持架台33とレール支持梁36で支持する構成としたが、これは大重量物(例えば、重量が500トン以上)の移送のための構造例であって、小重量物の場合は、第1の重量物移載用レール14とレール支持架台33、及び、第2の重量物移載用レール29とレール支持梁36をそれぞれ一体化したものを用いることができる。
【0018】
図6に示すように、上面に摺動面を形成する第1の重量物移載用レール14を支持するレール支持架台33は、固定基礎11上の平坦面13上にテーパライナ部32を介して設置される。そして、レール支持架台33の先端部(端部)には、第1の重量物移載用レール14の底面より低い位置に支持面34を有する受け台35が一体的に連設されている。なお、本実施の形態では、レール乗り継ぎ部30のレベル調整上重要な第1の重量物移載用レール14の上面と、受け台35の上面間の距離の精度を容易に確保できるように、レール支持架台33と受け台35を一体化した構造で示したが、受け台35をレール支持架台33の先端に別途位置させる、すなわち、第2の重量物移載用レール29の下方に位置する固定基礎11上にレール支持架台33とは別に固定基礎11より支持して受け台35を設ける他の実施方法が可能であることはいうまでもない。また、固定基礎11の平坦面13を支持面とすることで、受け台35に替えることもできる。
一方、車両側架台19の矩形フレーム24の縦梁を形成しかつ上面に第2の重量物移載用レール29をそれぞれ支持する複数のレール支持梁36の前端部(端部)37は、それぞれ、受け台35上まで延び、受け台35の支持面34によって支持されている。
そして、受け台35の上面である支持面34と各レール支持梁36の前端部37の下面との間には、第1のレベル調整部材の一例であるシム38が介設されており、このシム38の厚みを調整する(取り替える)ことによって、第2の重量物移載用レール29の端部と第1の重量物移載用レール14の端部のレール面のレベル調整を行なうことができる。
【0019】
図6及び図7に示すように、レール支持梁36の上面にはフラットバーからなるレール受け37aが貼着されており、このレール受け37aと第2の重量物移載用レール29の端部の下面との間には第2のレベル調整部材の一例であるシム39が挿入されている。そして、このシム39の厚みを調整する(取り替える)ことによって、複数の第2の重量物移載用レール29において、既にレベル調整した基準となる第2の重量物移載用レール29と他の第2の重量物移載用レール29の端部とのレベル調整、及び、他の第2の重量物移載用レール29と第1の重量物移載用レール14との間のレベル調整を行なうことができる。
なお、第2の重量物移載用レール29の端部の下面と、この端部を支持するレール受け37aの上面との間にシム39を挿入することによって、図6に示すように一定の勾配を有する最終調整範囲Lが形成されることになるが、この最終調整範囲Lは、車両側架台19のレール支持梁36の製作誤差等を考慮して決定するが、好ましくは、1/1000(mm/mm)の勾配に抑えるようにする。
【0020】
図6に示すように、受け台35とレール支持梁36の端部とは、レール水平移動防止手段の一例である連結ボルト40によって連結可能に構成されている。従って、上記したシム38、39によって第1の重量物移載用レール14と第2の重量物移載用レール29との間のレベル調整を行なった後、第1、第2の重量物移載用レール14、29の端部同士を連結固定することができ、移動台車15を固定基礎11から車両側架台19に移送する際に、第2の重量物移載用レール29が第1の重量物移載用レール14から離れレベル調整効果を損ずること、及び、移動台車15が脱線するのを確実に防止することができる。
【0021】
また、本実施の形態では、車両側架台19の製作に際して、工場でいったん仮組立(地組)を行なうことによって、現地での本組立を容易かつ正確に行なえるようにしている。即ち、図6及び図8に示すように、第2の重量物移載用レール29を支持するレール受け37aとレール支持梁36の間にはシム41が挿入されており、このシム41の厚みを変えることによって、第2の重量物移載用レール29の平坦度を確保することができると共に、複数本ある第2の重量物移載用レール29間の幅方向のレベル調整を行なうことができる。
また、図1〜図5に示すように、移動台車15の前部には、移動台車15を牽引することができる横引き装置42が連結されている。
【0022】
以下、図1〜図4を参照して、上記したレール乗り継ぎ部構造を用いて、レール乗り継ぎ部のレベル調整方法を含めて、重量物10を固定基礎11から撤去する方法について説明する。
(1)工場であらかじめ、移動台車15と、上面にそれぞれ複数の第1、第2の重量物移載用レール14、29を取付けた状態で、レール支持架台33と車両側架台19を組み立て、製作する。この際、複数の第1の重量物移載用レール14間の幅方向のレベル調整を行うと共に、複数の第2の重量物移載用レール29の幅方向のレベル調整を行う。
【0023】
(2)移動台車15と、レール支持架台33と、車両側架台19をいったん分解して現場に搬送し、現場で再度、それぞれ組み立てる。この際、移動台車15の下面に低摩擦樹脂板16を取付ける。なお、工場での製作時にすでに複数の第1、第2の重量物移載用レール14、29間の幅方向のレベル調整は行われているので、幅方向のレベル誤差を許容値(例えば、3〜5mm以下)内に保持することができる。
(3)レール支持架台33を図示しないクレーンを用いて固定基礎11上に設置すると共に、移動台車15を図示しないクレーンを用いて車両側架台19上に、低摩擦樹脂板16が正確に第2の重量物移載用レール29上に載置されるようにして上架する。
【0024】
(4)車両側架台19の下部に複数の重量物輸送用車両17を進入させた後、図示しない昇降機構を駆動し、支持脚25が床面12から離れた状態で、重量物輸送用車両17の補強フレーム23上に車両側架台19を載置する。
(5)図1に示すように、複数の重量物輸送用車両17を同時に駆動して、車両側架台19を固定基礎11の前部に移動し、第2の重量物移載用レール29が長手方向に第1の重量物移載用レール14と整合するようにする。
【0025】
(6)複数の第1の重量物移載用レール14にそれぞれ対応する複数の第2の重量物移載用レール29との間のレベル差を確認した後、各第1の重量物移載用レール14に対応する第2の重量物移載用レール29の段差が上方に最も大きい第2の重量物移載用レール29を基準として、同第2の重量物移載用レール29を重量物輸送用車両17の昇降機構を用いて下降し、当該第2の重量物移載用レール29に対した第1の重量物移載用レール14とのレベル差が好ましくは零になるようにレベル調整し、その部分にシム38を入れて固定する。
(7)残りの第2の重量物移載用レール29の端部におけるレール支持梁36と、固定基礎11の受け台35との間に形成される隙間に相当する厚さのシム38を同様に挿入して第2の重量物移載用レール29を固定する。
(8)支持脚25の下端部のテーパーライナ部27を調整してテーパライナ部27の下面を床面12に当接し、車両側架台19を床面12に支持させ、その後、昇降機構を作動して補強フレーム23を車両側架台19から離隔することによって、車両側架台19を床面12上に安定自立させる。
【0026】
(9)なお、この時点では、前記(6)の方法により、基準となる第2の重量物移載用レール29と異なり、他の第2の重量物移載用レール29の端部のレール面はそれぞれ対応する第1の重量物移載用レール14のレール面に対し下方向にレベル差が存在する。そこで、他の第2の重量物移載用レール29の下面とレール支持梁36の上面との間に適当な厚さのシム39を挿入することによって、これらの端部におけるレール面を、対応する第1の重量物移載用レール14の端部のレール面と一致させ、レベル差が好ましくは許容値内である1mm以下、さらに好ましくは零になるように、レベル調整して固定する。レベル差が許容値内であれば、シム39の挿入が不要であることは無論のことである。
【0027】
(10)第1、第2の重量物移載用レール14、29の相対水平移動を防止するため、両レール14、29を連結ボルト40を用いて締結する。
(11)横引き装置42を用いて、移動台車15を車両側架台19から固定基礎11上にレール乗り継ぎ部30を越えて移動し、移動台車15上に重量物10を載置する。
(12)重量物10を搭載する移動台車15を、固定基礎11から重量物輸送用車両17に向けて横引きすることにより、重量物10を固定基礎11から重量物輸送用車両17上に移送する。
(13)重量物10の転倒防止等の移送時の安定確保の手段を講じた上、昇降機構を駆動して重量物10と、移動台車15と、車両側架台19を一体的に持ち上げ、重量物輸送用車両17を走行して重量物10を搬出して撤去作業を完了する。
【0028】
このように、本実施の形態では、シム38、39を用いることによって、第1、第2の重量物移載用レール14、29間の長手方向のレベル調整を容易に行なって、段差を可及的に無くすことができる。従って、衝撃による低摩擦樹脂板16の剥離や破損も効果的に防止することができる。
なお、上記した工程(6)〜(10)における操作は入れ替えて行うこともでき、また、固定基礎11の近傍ではなく、現地で事前に第1の重量物移載用レール14と第2の重量物移載用レール29の仮合わせを実施しておけば、固定基礎11近傍での実際の作業での作業時間が短縮されることはいうまでもない。
一方、重量物10の据え付け作業での乗り継ぎ部のレベル調整も、上記の手順と同様に行なうことによって、容易に行なうことができる。また、同一レール乗り継ぎ部を利用して、同部の着脱を繰り返すことにより、撤去、据え付け作業を繰り返し行なう場合、継ぎの際に毎回必要となるレベル調整において、二度目以降の上記した調整作業の多くを省略しても、所定のレベル調整精度を保てることは無論である。
さらに、上記した実施の形態では、移動台車15の移動を低摩擦樹脂板16を用いた摺動で行ったが、車輪による転動で移動する移動台車にも、本発明に係るレール乗り継ぎ部構造及びレール乗り継ぎ部のレベル調整方法を適用できることは明らかである。
【0029】
以上、本発明を、一実施の形態を参照して説明してきたが、本発明は何ら上記した実施の形態に記載の構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載されている事項の範囲内で考えられるその他の実施の形態や変形例も含むものである。
例えば、以下の実施の形態や変形例が考えられる。
(1)いわゆるエアキャスター等の流体膜を利用して摺動させる重量物においても本発明に係るレール乗り継ぎ部構造及びレール乗り継ぎ部のレベル調整方法を適用できる。この場合、レールは複数でなく一つのレール面となることもある。
(2)上記した実施の形態では、第2の重量物移載用レール29の端部へ第1、第2のレベル調整部材であるシム38、39を挿入することによってレベル調整を行っているが、図9に示すように、第1の重量物移載用レール14の端部へ第2のレベル調整部材であるシム43を挿入することによってレベル調整を行うようにすることもでき、さらに、第1、第2の重量物移載用レール14、29の両方の端部へ第1、第2のレベル調整部材であるシム38、39、43を挿入することによってレベル調整を行うようにすることもできる。
【0030】
(3)図10に示すように、上面に第1の重量物移載用レール14を載置するレール支持架台33の端部と、上面に第2の重量物移載用レール29を載置するレール支持梁36の端部との間に、架台側の第2の重量物移載用レール29及びレール支持梁36の先端部を改造し、上面に乗り継ぎレール44を載置する乗り継ぎ架台45を取外し自在に製作、架設し、乗り継ぎ架台45の両端をそれぞれレール支持架台33の端部とレール支持梁36の端部に設けた受け台46、47にレベル調整部材であるシム48、49を介して支持させる構成とすることもできる。この場合、乗り継ぎレール44は第2の重量物移載用レール29の一部を形成することになる。
(4)図11(a)に示すように、レール支持架台33の端部における受け台50の支持面から第1の重量物移載用レール14のレール面までの高さh1 と、車両側架台19のレール支持梁36の端部51の下面から第2の重量物移載用レール29のレール面までの高さh2 の製作精度を高めると共に、車両側架台19のレール支持梁36の最終調整範囲L1 における端部51の剛性を下げ、固定基礎11側のフランジ52とレール支持梁36の端部51のフランジ53とを、必要に応じてレベル調整部材であるシム54を介して、連結ボルト55で連結することによって、第1、第2の重量物移載用レール14、29のレベル調整を図ることができる。
なお、図11(b)は、車両側架台19の上面にレール支持梁36を用いることなく直接第2の重量物移載用レール29を設置した場合であり、車両側架台19の最終調整範囲L1 における第2の重量物移載用レール29を必要に応じてシム56を介して固定基礎11側の受け台57に載置し、さらに、固定基礎11側のフランジ58と車両側架台19のフランジ59とを、連結ボルト60で強固に連結することによって、第1、第2の重量物移載用レール14、29のレベル調整を図ることができる。
(5)上記した実施の形態では、レール支持架台33の先端部に受け台35を設けるに際して、レール支持架台33の先端部に受け台35を一体的に連設したが、レール支持架台33の先端部の近傍位置に受け台35を配置し、固定基礎11上に受け台35を直接支持する構成とすることもできる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1記載の重量物移載用レール乗り継ぎ部構造においては、第1の重量物移載用レールの先端位置に設けられた受け台の上面と複数の第2の重量物移載用レールを支持するレール支持梁の端部の下面との間に介設され、第2の重量物移載用レールの端部と第1の重量物移載用レールの端部とのレベル調整を行なう第1のレベル調整部材と、第2の重量物移載用レールの端部の下面とその端部を支持するレール支持梁の上面との間に介設され、第2の重量物移載用レールの端部と第1の重量物移載用レールの端部とのレベル調整を行なう第2のレベル調整部材と、第1、第2の重量物移載用レールの端部同士を連結固定するレール水平移動防止手段とを具備する構成としている。
従って、第1及び第2の重量物移載用レールを多数用いて重量物を移載する場合であっても、最小の設備で、レール乗り継ぎ部における第1及び第2の重量物移載用レール間の相対高さレベルの調整を迅速かつ容易に行うことができ、重量物の撤去作業や据え付け作業の工期の短縮化と工事コストの低減化を図ることができる。かつ、重量物や重量物を搭載する移動台車の下面に低摩擦樹脂板を用いた場合、低摩擦樹脂板が剥離したり破壊することないので、重量物の移載作業を容易、迅速、かつ確実に行なうことができる。特に、低摩擦樹脂板の繰り返し使用が可能となることから、同一レール乗り継ぎ部を用いて繰り返し撤去、据え付けを行なう移載作業における経済性は極めて高い。
【0032】
請求項2及び3記載のレール乗り継ぎ部のレベル調整方法においては、第2の重量物移載用レールを支持するレール支持梁の先端を第1の重量物移載用レールの先端位置に設けた受け台に第1のレベル調整部材を介して支持し、第1のレベル調整部材により、基準となる第1の重量物移載用レールの端部におけるレール面を、この先端部と対応する第2の重量物移載用レールの端部におけるレール面とのレベル差が許容値内になるように減じ、さらに好ましくは零になるようにレベル調整し、その他の第2の重量物移載用レールの下面とこの第2の重量物移載用レールに対応するレール支持梁の上面との間に第2のレベル調整部材を挿入して、第2の重量物移載用レールの端部のレール面をその端部と対応する第1の重量物移載用レールのレール面とのレベル差が許容値内になるように減じ、さらに好ましくは零になるようにレベル調整し、第1、第2の重量物移載用レールを連結して相対水平移動を防止するようにしたので、第1及び第2の重量物移載用レールを多数用いて重量物を移載する場合であっても、第1及び第2の重量物移載用レール間のレベル調整を容易、迅速、かつ確実に行なうことができる。
【0033】
特に、請求項3記載のレール乗り継ぎ部のレベル調整方法においては、第1、第2のレベル調整部材としてシムを用いることによって、シムを差し込むことでレベル調整を容易に行なうことができ、かつ、第1、第2のレベル調整部材を安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る重量物移載用レール乗り継ぎ部構造を具備する重量物移載装置の車両側架台上で移動台車上に重量物が搭載されていない状態の正面図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る重量物移載用レール乗り継ぎ部構造を具備する重量物移載装置の固定基礎上で移動台車上に重量物が搭載されている状態の正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る重量物移載用レール乗り継ぎ部構造を具備する重量物移載装置の重量物輸送用車両上で移動台車上に重量物が搭載されている状態の正面図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る重量物移載用レール乗り継ぎ部構造を具備する重量物移載装置の固定基礎上で移動台車上に重量物が搭載されている状態の平面図である。
【図5】図3のI−I線による矢視断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態に係る重量物移載用レール乗り継ぎ部構造の拡大正面図である。
【図7】図6の II− II線による矢視断面図である。
【図8】図6の III − III 線による矢視断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態の変形例に係る重量物移載用レール乗り継ぎ部構造の正面図である。
【図10】本発明の一実施の形態の他の変形例に係る重量物移載用レール乗り継ぎ部構造の正面図である。
【図11】(a)(b)は本発明の一実施の形態の他の変形例に係る重量物移載用レール乗り継ぎ部構造の正面図である。
【符号の説明】
L:最終調整範囲、L1 :最終調整範囲、h1 :高さ、h2 :高さ、10:重量物、11:固定基礎、12:床面、13:平坦面、14:第1の重量物移載用レール、15:移動台車、16:低摩擦樹脂板、17:重量物輸送用車両、18:載置フレーム、19:車両側架台、20:車輪、21:運転席、22:補強フレーム、23:補強フレーム、24:矩形フレーム、25:支持脚、26:補強ビーム、27:テーパライナ部、29:第2の重量物移載用レール、30:レール乗り継ぎ部、32:テーパライナ部、33:レール支持架台、34:支持面、35:受け台、36:レール支持梁、37:前端部、37a:レール受け、38:シム、39:シム、40:連結ボルト、41:シム、42:横引き装置、43:シム、44:乗り継ぎレール、45:乗り継ぎ架台、46:受け台、47:受け台、48:シム、49:シム、50:受け台、51:端部、52:フランジ、53:フランジ、54:シム、55:連結ボルト、56:シム、57:受け台、58:フランジ、59:フランジ、60:連結ボルト
Claims (3)
- 固定基礎の周辺部の床面上に、車両側架台を昇降可能に搭載した重量物輸送用車両を配置し、前記固定基礎の上面に幅方向に平行間隔をあけて複数の第1の重量物移載用レールを設置すると共に、前記車両側架台のレール支持梁上に幅方向に平行間隔をあけて複数の第2の重量物移載用レールを設置し、前記複数の第1の重量物移載用レールの端部と前記複数の第2の重量物移載用レールの端部を連絡し、前記第1、第2の重量物移載用レール上を、重量物を直接又は移動台車に載置して摺動によって移動することができる重量物移載用レール乗り継ぎ部構造であって、
前記第1の重量物移載用レールの先端位置に設けられた受け台の上面と前記複数の第2の重量物移載用レールを支持する前記レール支持梁の端部の下面との間に介設され、前記第2の重量物移載用レールの端部と前記第1の重量物移載用レールの端部とのレベル調整を行なう第1のレベル調整部材と、
前記第2の重量物移載用レールの端部の下面と該端部を支持する前記レール支持梁の上面との間に介設され、前記第2の重量物移載用レールの端部と前記第1の重量物移載用レールの端部とのレベル調整を行なう第2のレベル調整部材と、
前記第1、第2の重量物移載用レールの端部同士を連結固定するレール水平移動防止手段とを具備する重量物移載用レール乗り継ぎ部構造。 - 固定基礎上に幅方向に平行間隔をあけて設置された複数の第1の重量物移載用レールと前記固定基礎の周辺部に昇降可能に配置された車両側架台のレール支持梁上に幅方向に平行間隔をあけて設置された複数の第2の重量物移載用レール間で重量物を直接又は移動台車に載置して摺動によって移送するに際し、前記第1、第2の重量物移載用レールの対応する端部同士のレベル調整を行なうレール乗り継ぎ部のレベル調整方法であって、
1)前記第2の重量物移載用レールを支持する前記レール支持梁の端部を、前記第1の重量物移載用レールの先端位置に設けた受け台で第1のレベル調整部材を介して支持し、
2)前記第1のレベル調整部材により、基準となる前記第1の重量物移載用レールの端部におけるレール面を、前記端部と対応する前記第2の重量物移載用レールの端部におけるレール面とのレベル差を減ずるようにレベル調整し、
3)前記第2の重量物移載用レールの下面と該第2の重量物移載用レールと対応する前記レール支持梁の上面との間に第2のレベル調整部材を挿入して、他の前記第2の重量物移載用レールの端部のレール面を該端部と対応する前記第1の重量物移載用レールのレール面とのレベル差を減ずるようにレベル調整し、
4)前記第1、第2の重量物移載用レールを連結して相対水平移動を防止することを特徴とするレール乗り継ぎ部のレベル調整方法。 - 請求項2記載のレール乗り継ぎ部のレベル調整方法において、前記第1、第2のレベル調整部材としてシムを用いることを特徴とするレール乗り継ぎ部のレベル調整方法。
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