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JP4025849B2 - 気管の運動をモニターすることにより心臓の働きを評価する装置 - Google Patents

気管の運動をモニターすることにより心臓の働きを評価する装置 Download PDF

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Description

発明の分野
この発明は、被験者の心臓の働きを評価するための装置と方法に関する。
発明の背景
下記の(a)(b)(c)を含む心臓の働きの非侵襲的決定方法。
(a)頚部、頚動脈または心電図の脈拍の記録を含む機械的方法。このグループはまた、例えば、聴診器、心音図検査技術を利用する音の記録を含む。
(b)心電図(ECG)によって最もよく実証される電気的技術。
(c)影像技術、例えば、超音波心臓検査、核医学的心臓検査、X線撮影技術および磁気共鳴影像法(MRI)を含む比較的近代の技術。
上記のすべて、すなわち、振動と音の記録に依存する機械的諸方法は、心臓の働きから結果として得られる人体の運動の測定を含んでいる。このことは、人体の大部分が記録手段であることを意味する。今ことは望ましくない。例えば、胸部の運動は、、胸部の形状に依存しており、音の記録は、脂質の総量と音を増幅する肺組織の状態に依存している。1つの正確なトレースパターンは達成することが困難であり、したがって、これらの諸技術は診断価値が限られている。
電気的な方法は、心臓によって発生される電界を計測するだけである。これは、心臓により発生される心臓の力の直接的な計測値を提供しないので、これらの方法は、ポンプとしての心臓の働きを評価することは不可能である。
影像技術は、心臓の収縮力を評価するためには限られた能力しか持たない。
このように、上記の諸方法のうちのどれもが、心臓の収縮力を測定することができない。その結果、心筋層(myocardium)の状態を評価することは可能ではない。心臓発作の危険は、これまでに知られているどのような非侵襲的な方法によっても決定されることができない。患者は正常であると診断され、心臓発作による死は、診察後の短期間に起こる。
関連文献は、下記の教本を含んでいる。
Clinical Phonocardiography and External Pulse recording (Morton E.Tavel)(1978,Yearbook,Medical Publishing Inc.,) Non-Invasive Diagnostic Techniques in Cardiology (Alberto Benchmol)(1977,The Williams and Wilkins Co.,) Cardiovascular Dynamics (Robert f.Rushmer)(1961,W.B.Sauders Company) Circulation-Volume 29:268-283 1964 US特許第5,865,759号明細書 Rushmerは、心臓の色々の組織と血液の加速と減速は、力学的状態の変動を伴う変化のみならず心音も同時に説明することを第1に主張した。加速度は力の関数であるから、大動脈の血液の加速度は、心臓の構造を運動状態にセットする力の兆候である。他の諸力は、大動脈と左心室の間の圧力勾配から発生し、力は、閉じた半月弁に作用する。この弁は、円形の緊張された薄膜のように挙動し、薄い可撓性のある葉状部が、大動脈と心室の差動圧力によってあらゆる方向に伸長される。左心室の急速な排出局面のエネルギーは、大動脈を拡張し、蓄積されたエネルギーは、その壁の弾力性と直接的な関係にある。最大の排出量の後に創り出される波の増大を測定することは、大動脈の壁の弾力性を測定することである。大動脈の弁の弾力性もまた、弁が閉じた後に創り出される波の大きさを測定することによって測定される。挙動のうちの最も感受性の強い指標は、血流の速度と心臓の容量の変化によって示されるモーメントの変化率である。この加速度は、最も測定することが困難なパラメータの1つである心筋層の収縮性を直接的に表示する。1964年に、Rushmerは、初期の心室の脈動と、収縮期の排出流の加速度のピーク値との間の直接的な関係を確立した。‐頒布資料‐volume 29:268-283 1964 参照。
共有に係るUS特許第5,865,759号明細書は、頚部の気管軟骨組織に向き合って配置された外部センサーを用いて心臓の働きを測定する方法と装置を開示する。前記US特許の主題は、参照によって本件に組み込まれる。このセンサーは、心臓の働きに対する気管軟骨組織の応答を探知して、信号処理ユニットに供給されて、ユーザーによって評価される心臓の働きに特有の波形信号を発生する。前記US特許は、心臓の働きの信頼できる正確なそして廉価な評価を提供する。
発明の概要
この発明は、気管の運動を直接測定することによって、心臓の働きを評価する改良された装置と方法を提供する。この装置と方法は、感知装置をユーザーの咽喉内に挿入して気管と係合させることに依存する。この構造は、極めて僅かな運動力に対して敏感であり、微妙な細部を伴っていても心臓の機能を正確に測定することを可能にする。
したがって、この発明は、以下の諸点を備える被験者の心臓の働きを評価するための装置を提供する。
プローブを通過する心臓の働きに応答する気管の運動を伝達するために気管内部に挿入および支持が可能なプローブ。
伝達された気管の運動を探知し、気管の運動を指示する信号を発生するセンサー。
センサーからの信号を受け取り心臓の働きに特有の波形信号を発生する信号処理ユニット。
前記プローブは、被験者に空気を伝達する内部通路を備える中空管であることができ、中空管の運動が気管の運動を伝達する機能を遂行する。
それに代えて、この装置は、プローブを収容するための気管の気管内管(endotracheal tube)を採用することができ、この場合、プローブは、気管の内管から適切に突出して気管が肺内に向かって二股状に分岐する竜骨(carina)領域と対向して係合する内端を備える管状部材を有している。
この発明はまた、以下の事項からなる、被験者の心臓の働きを評価する装置を提供する。
第1の端部が気管内に延出し、第2の端部が口部から突出するように被験者の口部内に挿入することができる管。
管から延出して気管に係合し、管の長手方向軸に沿って管を運動させるために管を気管内に吊り下げる可撓性支持体。
管から延出可能で気管に係合して、心臓の働きに起因して気管の運動を管に伝達する剛性定着部材。
管の運動を感知して気管の運動を示す信号を発生するセンサー。
センサーからの信号を受け取り、心臓の働きに特有の波形信号を発生する信号処理ユニット。
なお別の局面において、この発明は、以下の事項からなる被験者の心臓の働きを評価する方法を提供する。
心臓の働きに応答して気管の運動を伝達する気管内部のプローブを支持すること。
プローブによって伝達される運動を感知すること。
プローブによって伝達される運動に基づいて波形信号を発生してこれを表示すること。
波形信号を評価して心臓の働きを決定すること。
この発明の装置と方法は、主として人間の患者に使用することを意図するが、主題となる事項は、動物の被験体への適用を見出す。この装置と方法は、意識を持つ被験体に使用されるか、或いは被験体が麻酔下にあるとき、例えば、手術中に使用される。
この発明の諸局面は、添付図面において例示を介してのみ説明される。
好ましい具体例の説明
この発明の装置と方法は、被験者の心臓の働きを評価するための新規なシステムが指向される。必須のものとしては、この発明の装置は、被験者の気管内に挿入することができ、気管内において支持されて、心臓の働きに起因する気管の運動を伝達するプローブ4を有する。伝達される気管の運動は、気管の運動を示す信号を発するセンサーによって探知される。この信号は、信号処理ユニットに受け渡され、このユニットが心臓の働きに特有の波形信号を発する。信号処理の細部は、共有に係るUS特許第5,865,759号明細書に開示されており、この特許はまた、気管軟骨組織(thyroid cartilage)の運動を外部でモニターすることも開示している。この発明は、心臓の働きのもっと正確な画像を提供するために気管の運動を内部的にもにたーすることに依存する改良されたシステムに向けられている。気管は、軟骨組織の環によって補強された通路であって、これを通して、空気が喉頭部から気管支管に到達する。
図1‐3Bは、この発明の装置の第1の具体例を図示しており、ここではプローブが、ユーザーの口部と咽喉を通って気管内に挿入することができ、ここで支持される中空の管である。管自身の運動が気管の運動の伝達機能を果たす。
図1を参照すれば、中空管4は、内側端部がブロックされるようにはならないことを可能にする"Murphy Eye"として知られる構造体で形成される外側端部8と内側端部10の間に延出する中空の内部がある点において、従来の挿管処置装置と類似の構造を有している。管4は、内側端部10が気管内に延出し、外端部8が口部から突出するように、被験者の口内に挿入することができる。外側端部8は、(図示しない)通気ユニットに容易に接続するためのアタッチメントを備えており、前記通気ユニットは、管内部6を介して内側端部610と気管に空気を伝えることができ、被験者は管が定置されている間呼吸をすることができる。
膨脹可能なカフ14、16の形態をなす可撓性支持体は、管から延出して被験者の組織に係合することができ、長手方向に運動するために気管内で管4を宙吊りにする。下部のカフ14は、気管と係合するように配置される。上部カフ16は、被験者の口内に配置されて歯や舌のような口内組織物によって管の運動が妨害されることを防止する。カフ14、16は、膨脹した状態で図1に示されており、管4から径方向外側に延出している。従来の挿管処置装置と同様に、管4の側壁は、シールされ埋設された空気の通路を含み、カフ14、16の膨脹と収縮を許容する。別体のシリンジ18または20が、それぞれ、ライン18´または20´を介して、埋設された空気通路に接続されており、各カフを独立に制御することが可能である。シリンジ18、20は、チェックバルブ19を含み、カフが膨脹したまま残ることを保証する。カフ14、16は、柔軟で、順応性のあるプラスチックから形成されており、気管内の定位置に管4を信頼できるように吊り下げるために、被験者の気管または口内の壁としっかりと係合する直径になるまで膨脹できるような寸法にされる。図1には、2つの離間したカフ14、16が、管の各端部を支持するように示されているが、技術分野の当業者には、追加カフが管の両端部の中間において使用できることが容易にわかるであろう。
カフ14、16は、外表面からほぼ径方向に延出する環状端部壁22によって管4の外側表面にシール可能に装着されている。端部壁22の横断方向の可撓性は、気管内において、その長手方向において管4が矢印24により示される方向に移動することを可能にする。収縮時には、カフ14、16が管4の外側表面に向かって潰れて、管4を被験者の気管および口部に容易に挿入しまた容易に取り外すことを可能にする。
管4が、心臓の働きに応答して気管と一緒に動くことを確実にするために、管4もまた、少なくとも2つのヒンジフランジ30の形態をなす剛性の定着部材を含んでおり、この定着部材は、気管を係合するために管4の外側表面から径方向外側に延出することができる。各フランジ30は、ヒンジジョイントを介して管4を囲むカラー32に接続される。1つの膨脹可能な嚢34が両フランジと管4の間においてフランジ30の内側に設けられることが好ましい。嚢34は、フランジを管に対して折り畳まれた位置と、管と気管の間で延出する径方向に膨張した位置の間で旋回する作用をなす。図1と図2Aは、フランジ30を折り畳んだ位置で示しており、両フランジは、管4の側と向き合って実質的にフラットである。図2Bは、嚢34の膨らみに起因して径方向に膨張した状態にある両フランジを示している。膨張位置においては、好ましくは、硬質のプラスチックから形成されるフランジ30が、気管の壁と向き合って係合し、管4を、それが気管と一緒に動くように気管に定着する。管4は、長手方向の運動のために気管内においてカフ14、16によって支持されるので、心臓の鼓動に起因する気管のあらゆる運動は、フランジ30によって管4に伝達される。カフ34の膨らみは、ライン36´を介してシリンジ36によって主導操作で制御される(図1)。1つのチェックバルブ19も設けられている。これに代えて、小型のエアポンプ38がコンピュータ制御の下にプログラミングされて嚢4内の圧力を変化させることができるので、一定時間の間予定圧まで増圧し、別の一定時間は、異なる圧力に減圧される。このようにして作動を行えば、長時間に亘り気管と対向する硬質のフランジ30の圧力が原因となる気管内の組織の壊死を防ぐ。
管4は、気管内に挿入されると、外側に向かって移動する傾向があるので、このようなことがないように拘束しなければならない。この発明の装置においては、好ましくは、1つのリテーナ部材39が管4の外側端部8に隣接して設けられ、管4の外側への行き過ぎた移動を防止している。図3は、被験者の頚部の周りに接続することが可能なストラップとバックルの形態をなすリテーナ39を示す。このストラップは、管4の外側端部8の通過を許容しつつも、カフ16の通過を防止するように大きさが決められた円形の開口部41を含んでいる。したがって、カフ16がストラップと向き合って接触していることが、管4の外側への行き過ぎた移動を防止する。
管4の運動は、管4の外端部8に取り付けられたセンサー40によって探知される。図1Aに最もはっきりと示されているように、センサー40は、アーム40aを介して管にクリップされることができ、センサーの好都合な取り換えを可能にしている。あらゆる場合に、センサー40は、管の運動、したがってまた、気管の運動を示す信号を発生する。センサー40は、管4の加速度または速度を感知する1つの加速度計であることが好ましい。その代わりに、センサー40は、管4の変位量を測定するように選択されることが可能である。センサー40によって発せられる信号は、データ線42を経てデータ取得ユニット44に送られる。このデータ取得ユニットは、センサー40から信号を受け取り、心臓の働きに特有な波形を発生する信号処理ユニット45を含んでいる。信号処理ユニット45は、加速度計からの信号を増幅するアンプと増幅された信号をデジタル化するデジタイザーを含んでいる。1つの信号分析ユニットが次に使用されて、増幅された信号を分析し、心臓の働きに特有の波形を発生する。結果として生じる波形信号は、観察を容易にするためにモニター46面に表示される。データ取得ユニット44、信号処理ユニット45、および、ディスプレイユニット46は、制御ユニット50内に構成されることが好ましい。制御ユニット50は、センサー40によって提供されるデータを取得し、操作し、貯え、そして表示する適当なソフトウエアを内蔵するキーボード55付きコンピュータを含んでいる。図9に示されるように、制御ユニット50は、また、追加的センサーデータの入力と比較するためのモニター46面における心電図(ECG)の読みの同時ディスプレイを含んでいる。
使用に当っては、管4は滑らかにされ、挿管処置装置の標準の手順によって操作されて、カフ14、16が潰され、フランジ30が折り畳まれた状態でユーザーの口部を通って気管に挿入される。カフ14、16は次に、シリンジ18、20を用いて膨らまされる。カフ16は、口内に配置され、カフ14は、管と気管の間の空気の通路をシールする。カフは同時に、管4が、気管の運動に応答して自由に振動するように気管内部に宙吊りにするために協働する。フランジ30は、気管と接触するように膨脹位置に移動され、管と気管とを一緒にロックするので、管4は、心臓の運動に起因する気管のすべての運動を伝達する。管4の運動は、管の外側端部にクリップされたセンサー40によって感知される。センサー40は、管の運動に基づく波形信号を発生するために使用され、前記波形信号が、心臓の働きを決定するために利用される。管を直接気管内に挿入して、管自身を気管の運動の探知に用いるならば、以前に可能であった場合よりも、一層正確で信頼できるデータが心臓の働きに関して入手できる。
図4〜8は、この発明の第2の具体例を示しており、この場合は、気管内に挿入するためのプローブは、気管内の管50を通って挿入され、竜骨領域52と直接係合してその運動をモニターする管状部材8を備えており、気管は、前記領域で気管56に向かって二股に分岐している。
図4、5を参照すれば、第2の具体例の装置は、管状部材8の一方の端部を支持して、口部を介して管状部材を被験者の気管内に挿入すべく操作し奮闘するためのボックスハウジング60からなる装着構造体を含んでいる。ハウジング60は、管状部材8が突出する管状ポート61を含んでいる。ハウジング60はまた、ハウジングを装着ブラケット64に接続するための抱持クランプ62とボール継手63を含んでいる。ブラケット64は、装置の全体を支持しており、管状部材8を被験者の気管内に容易に挿入するために装置の向きを変えることを可能にする。
図5は、ハウジング60の細部の断面図である。ハウジング60は、管状部材8の外側端部74を収容する可動キャリッジ66を含む。キャリッジ66は、レール70上においてホイール68によって可動に支持されており、管状部材8の位置の調節が可能であるから、この部材は、以下にもっと詳細に説明するように被験者の竜骨の領域52に向かってバイアスされる。管状部材8を別に支持するために、ホイール68は、ポートの内部壁に装着されるレール70に係合するために管状ポート61の領域において管状部材に装着されることが好ましい。図5Bは、各ホイール68が、レール70を係合するための中央チャンネルを含む好ましい構造体の細部を示す図5の5b‐5b線に沿う断面図である。
管状ポート61は、管状部材8に固定して装着されたインジケータ100の位置をモニターするための窓61aを含む。窓61a内のインジケータ100は、ユーザーがハウジング60内における管状部材8の位置を決定することを可能にする。
図6を参照すれば、この具体例の装置と共用される気管内の管50が示されている。管50は、被験者の気管内に管50を拘束するためにライン53´を介してシリンジ53によって制御される膨らませることができるカフ15を含む。管50は、管状部材8の端部72を収容するためのメインポート57を含んでいる。管状部材8は、ポート57を介して気管内の管50の内部を通って供給され竜骨部の領域に対向して位置するために端部58から突出する。気管内の管50はまた、管50の中を通して被験者に空気を送るための通気部材に接続することができる補助ポート59を含む。図4に最もよく示されているように、気管内の管50のポート57は、被験者の気管内に挿入されたとき、管状部材8を収容するための連続した通路を形成するために、ハウジング60の管状ポート61に釈放自在に接続することができる。
図5に最もよく示されているように、可動キャリッジ66の位置、すなわち、被験者の気管内の管状部材の位置は、ばね利用のバイアスシステムによって制御されることが好ましい。図示の具体例においては、このバイアスシステムは、ハウジング60の各端部の反対側の対をなして設けられたばね負荷されたクランプ65に依存している。各クランプ65は、可動キャリッジ66に接続されたラインを制御する。(ナイロンコードのラインであることが好ましい)固定長のライン67は、キャリッジ66の片側から延出し、他方において、弾性ライン69が、反対側から延出して、キャリッジと取り付けられた管状部材8を被験者に向かって移動する傾向を示すバイアス力を作用する。ライン67は、ハンドル73に接続されている。各クランプ65は、通常、クランプを通って延出するラインをグリップして保持する制御ノブ71を含む。制御ノブを引っ張ると、クランプを釈放してラインの移動が可能になる。使用に際しては、両クランプ制御ライン67が釈放されてハンドル73が引っ張られて、キャリッジ66と管状部材8が、ポートの窓61a内のインジケータ100によって示される予定の位置に移動する。キャリッジ66は、弾性コード69の緊張によって作用される復帰力に抗して移動される。ライン67用のクランプは、次に、ラインを定位置に保持するために係合される。この手順は、可動キャリッジ66を、管状部材を気管内の管を経て被験者の気管内に最初に挿入するために置かれた位置にロックする。管状部材8を挿入した後、ライン67を制御するクランプ65は、釈放されるので、キャリッジ66に装着された管状部材8は、緊張された弾性ライン69の張力によって、被験者の竜骨に向かってバイアスされる。弾性ライン69を制御するクランプ65は、弾性ラインの張力の調節を可能にするために設けられる。
図7a、7bに最もよく示されているように、管状部材8は、気管内の管50から適切に突出して竜骨の領域52と対向して係合する内側端部72と、ハウジング60の可動キャリッジ66内で支持される外側端部74とを有する。管状部材8は、内外両端部を連絡する液体78で充填されるシールされた内部を規定する実質的に硬質の側壁76を備える。側壁76は、気管の湾曲部を収容するためにコルゲート構造で形成される曲げが可能な領域80を含むことが好ましい。
管状部材8の内側端部72と外側端部74は、シールされた内部78内において液体を介して連通する可撓性表面82、84をそれぞれ含む。竜骨領域52の運動に起因する内側端部72における可撓性表面82の運動は、液体78によって外側端部74における可撓性表面84に伝達される。管状部材8の内側端部72を竜骨の領域に配置することを支援するために、潰れて配置することができるフィンガー86が設けられる。フィンガー86は、図7aに示す潰れた位置と、図7bに示す伸びた位置の間を移動することができる。潰れた位置においては、フィンガー86は、管状部材8の側壁と一線をなし、気管内の管50と気管を通って好都合に挿入することができる。伸びた位置においては、フィンガー86は、竜骨領域と係合して配置され、竜骨領域と接する可撓性表面82を維持する。
フィンガー86は、管状部材8の内部へ引っ張るか、または、内部から射出する液体78によって創り出される液圧によって、潰れた位置と伸びた位置の間を移動することができる。管状部材8の内側および外側の両端部は、可撓性表面82、84を含む潰れることが可能なバルブ77、79として形成される。チェック弁19を備えるシリンジ86が、ライン87´を経て管状部材8の内部と連通しており、前記バルブを潰したり膨らませるために液体を引いたり射出したりする。内側端部72においては、バルブ77がフィンガー86を潰れた位置と伸びた位置の間でバイアスするように機能する。
図5に最もよく示されているように、管状部材8の外側端部74の可撓性表面84は、弾性ライン87によってキャリッジ66に装着されているセンサー90と向き合って配置されている。部材8の内側端部72における可撓性表面82のいかなる動きも液体78によって可撓性表面84に伝達されて、センサー90によって探知される。図5において、センサー90は、竜骨領域における可撓性表面82の運動に応答する可撓性表面84の加速度と速度を測定する加速度計を備えている。それに代えて、図5aに示すように、センサー90が、管状部材8の端部に直接装着され、バルブ84を置換し、内側端部74における圧力変化を探知する圧力トランジューサーであることができる。
第2の具体例の構造体においては、管状部材8の硬質の側壁に装着された更なるセンサー94を含むことができる。前記センサーは、鼓動する心臓によって管状部材の側壁を介して伝達されるアコースチックエネルギーを探知する。このようにして、心臓の働きと関連する音響も記録される。
第2の具体例の種々のセンサー90、94は、データライン90´、94´を介して、図9に示すデータ取得ユニットに接続することができる。前記ユニットは、心臓の働きに関連する収集データを分析して表示するためのものである。図4、8に最もよく示されているように、ハウジング60は、ポート96を備えており、シリンジライン87´とデータライン90´および94´が、ハウジング60の内部から外部へ延出することを可能にしている。シリンジライン87´は、チェック弁19を介してシリンジ87に接続する。
第2の具体例の装置を使用することは、気管内の管50を水溶性ゲルで潤滑することを含んでおり、従来の態様で被験者を挿管処置する。カフ51が充分に気管範囲内に位置しており、竜骨部の数センチの範囲内にあるとき、カフはシリンジ87によって膨らまされる。管状部材8は、ハンドル73を用いてハウジング60内に配置される。図8は、管状部材8を気管内の管50に挿入する以前の装置を示しており、フィンガー86は潰れた状態にある。管状部材8は、ポート55を経て気管内の管50に挿入される。管状部材8の内側端部72は、前記端部が気管内の管50を2cmほど出るまで前方に押され、このポイントにおいて気管内の管50はハウジング60の管状ポート61に接続される。液体78がライン87´を経てシリンジ87によって管状部材8内に射出されるので、フィンガー86が離開する。ライン67を制御するクランプ65は、ゆっくりと釈放され、可動キャリッジ66が、弾性ライン69のバイアス力によっていどうされて、管状部材8を竜骨の領域と係合させる。管状部材8の可撓性表面82は、竜骨と接し、他方フィンガー86は、竜骨領域の両側部と接触して適切な位置決めが保証される。心臓のグローバルな運動は竜骨によって可撓性表面82に伝達される。竜骨が心臓の力に応答して運動するので、可撓性膜82はその速度と加速度を液体78を介して外側端部74において可撓性表面84に伝達する。加速度計90は、弾性的に取り付けられており、データ取得ユニットへ出力する。一層高い周波数応答を持つ追加加速度計センサーは、管状部材8の硬質壁76を介して受け取るアコースチックエネルギーを出力する。この音響エネルギーはデータライン94´を介してデータ取得システムに供給される。
この発明の装置または方法を使用するときは、心臓の働きを最大限に記録するために、被験者の身体に次のような特定の姿勢をとることが好ましい。
(1) 頭部を胸部の方に僅かに曲げる。この姿勢は気管の運動を自由にする。
(2) 押圧したダイアフラムを上方に向ける。この姿勢は、心臓を気管側に強制して伝達を良好にする。
(3) 椅子よりも高いレール4´´に脚部を乗せた着座位置。この姿勢は、ダイアフラムを圧縮する。頭部は、気管の運動を自由にするために前方に曲げることが好ましい。
(4) 仰向けの姿勢。
(5) 頭の下にクッションを置き、膨らませたバッグを腹部両脇において膝を上げる。
(6) うつ伏せの姿勢‐脚を腹部に向かって組む。
この発明は、これをはっきりさせてわかりやすくするために例示を介してやや詳しく説明を行ったけれども、添付のクレームの技術的範囲内において一定の変更、改変が実施できることが明らかである。
心臓の働きに起因する気管の運動を伝達する気管内部の管の運動に依存しているこの発明の装置の第1の具体例の概略図。 図1の管にセンサーを取り付ける態様を示す細部の図。 管を折り曲げた状態で気管に連結するための定着部材の細部の図。 広げた位置における定着部材の細部の図。 第1の具体例の管を定位置に保持するための拘束ストラップの細部の図。 気管の竜骨領域の運動を測定するために、気管の内管を通過して挿入されるプローブに依存するこの発明の装置の第2の具体例を示す。 可動キャリッジを介して第2の具体例のプローブの一方の端部を支持する装着アセンブリーの細部の断面図。 第2の具体例の装置に使用される代替センサーの細部の図。 キャリッジの運動を許容するホイール構造体を示す図5の5‐5線に沿う細部の図。 第2の具体例と共用される気管の内管を示す図。 気管の内管を通過させて都合よく挿入するために、潰れた位置に位置決めフィンガーを有する内端部を備えるプローブを示す。 内端部を竜骨領域に配置するために、フィンガーを延出位置に置くプローブを示す。 図6の気管の内管に挿入する前の第2の具体例のプローブと装着アセンブリーを示す。 典型的な心臓の事象とセンサーからのインプットを示すためにこの発明の装置と共用されるディスプレイユニットの概略図。

Claims (41)

  1. 下記の(a)(b)(c)(d)(e)からなる被験者の心臓の働きを評価する装置。
    (a)第1の端部が気管内に延出し、第2の端部が口部から突出するように被験者の口部内に挿入することができる管、
    (b)管から延出して気管に係合し、管の長手方向軸に沿って管を運動させるために管を気管内に吊り下げる可撓性支持体、
    (c)管から延出可能で気管に係合して、心臓の働きに起因して気管の運動を管に伝達する剛性定着部材、
    (d)管の運動を感知して気管の運動を示す信号を発生するセンサー、
    (e)センサーからの信号を受け取り、心臓の働きに特有の波形信号を発生する信号処理ユニット、
  2. 可撓性支持体は、管を囲んで延出する膨らますことができる少なくとも2つのカフを有しており、各カフは、管と向き合って潰れた位置から気管と係合するための膨らんだ位置へと膨らませることができる請求項1に記載の装置。
  3. 管は、それが気管内に定置されたときは、被験者に空気を送ることを可能にする通路を備える請求項1に記載の装置。
  4. 管の第2の端部は、通気ユニットに適切に接続される請求項3に記載の装置。
  5. センサーは、管の加速度と速度を感知するために配置された加速度計である請求項1に記載の装置。
  6. 剛性定着部材は、管と向き合って折り畳まれた位置と径方向に膨脹した位置との間で旋回することができるヒンジ付きフランジを備え、管と気管の間に延出している請求項1に記載の装置。
  7. ヒンジ付きフランジは、嚢が膨脹するとフランジを膨らんだ位置に移動し、嚢が萎むとフランジを折り畳まれた位置に移動するように、管とフランジの間に配置された膨らませることができる嚢を含む請求項6に記載の装置。
  8. 信号処理ユニットは、下記の(a)(b)(c)(d)を含む請求項1に記載の装置。
    (a)加速度計からの信号を増幅するアンプ、
    (b)増幅された信号をデジタル化するデジタイザー、
    (c)増幅された信号を解析して、心臓の働きを示す波形信号を発生する信号解析ユニット、
    (d)波形信号を表示するディスプレイ、
  9. 被験者の体内における管の位置の維持を支援するために、管の第2の端部に取り付けることができるリテーナ部材を含む請求項1に記載の装置。
  10. リテーナ部材は、第2の端部に隣接して取り付けることができ、被験者の頚部を囲んで延出することができるストラップを有する請求項9に記載の装置。
  11. 下記の(a)(b)(c)からなる被験者の心臓の働きを評価する装置。
    (a)心臓の働きに応答して管に気管の運動を伝達するために、気管内に挿入して支持することができる管、
    (b)管の運動を感知して気管の運動を示す信号を発生するセンサー、
    (c)センサーから信号を受け取り心臓の働きに特有の波形信号を発生する信号処理ユニット、
  12. 管は、その第1の端部が気管内に延出し、第2の端部が口部から突出するように、被験者の口内に挿入することができる請求項11に記載の装置。
  13. 管から延出して気管に係合し、管の長手方向軸に沿って管を運動させるために気管内に管を吊り下げる可撓性支持部材を含む請求項11に記載の装置。
  14. 管から延出することができて気管を係合するとともに心臓の働きに応答して気管の運動を管に伝達する剛性の定着部材を含む請求項13に記載の装置。
  15. 可撓性支持部材は、管を囲んで延出する少なくとも2つの離間した膨らませることができるカフを備えており、各カフは、管と接する潰れた位置から膨らまされた位置へと膨脹することが可能である請求項13に記載の装置。
  16. 管は、それが気管内に定置されたとき、被験者に空気を送ることを可能にする通路を備える請求項12に記載の装置。
  17. 管の第2の端部は、通気ユニットに適切に接続される請求項12に記載の装置。
  18. センサーは、管の加速度と速度を感知するために配置された加速度計である請求項11に記載の装置。
  19. 剛性定着部材は、管と向き合って折り畳まれた位置と径方向に膨脹した位置との間で旋回することができるヒンジ付きフランジを備え、管と気管の間に延出している請求項13に記載の装置。
  20. ヒンジ付きフランジは、嚢が膨脹するとフランジを膨らんだ位置に移動し、嚢が萎むとフランジを折り畳まれた位置に移動するように、管とフランジの間に配置された膨らませることができる嚢を含む請求項19に記載の装置。
  21. 信号処理ユニットは、下記の(a)(b)(c)(d)を含む請求項11に記載の装置。
    (a)加速度計からの信号を増幅するアンプ、
    (b)増幅された信号をデジタル化するデジタイザー、
    (c)増幅された信号を解析して、心臓の働きを示す波形信号を発生する信号解析ユニット、
    (d)波形信号を表示するディスプレイ、
  22. 被験者の体内における管の位置の維持を支援するために、管の第2の端部に取り付けることができるリテーナ部材を含む請求項12に記載の装置。
  23. リテーナ部材は、第2の端部に隣接して取り付けることができ、被験者の頚部を囲んで延出することができるストラップを有する請求項22に記載の装置。
  24. 下記の(a)(b)(c)からなる被験者の心臓の働きを評価する装置。
    (a)プローブを通過する心臓の働きに応答する気管の運動を伝達するために気管内部に挿入および支持が可能なプローブ、
    (b)伝達された気管の運動を探知し、気管の運動を指示する信号を発生するセンサー、
    (c)センサーからの信号を受け取り心臓の働きに特有の波形信号を発生する信号処理ユニット、
  25. プローブは、被験者に空気を伝達する内部通路を備える中空管であり、中空管の運動が気管の運動を伝達する機能を遂行する請求項24に記載の装置。
  26. 管から延出して気管に係合し、管の長手方向軸に沿って管を運動させるために気管内に管を吊り下げる可撓性支持部材を含む請求項25に記載の装置。
  27. 管から延出することができて気管を係合するとともに心臓の働きに応答して気管の運動を管に伝達する剛性の定着部材を含む請求項25に記載の装置。
  28. 可撓性支持部材は、管を囲んで延出する少なくとも2つの離間した膨らませることができるカフを備えており、各カフは、管と接する潰れた位置から、被験者の気管または口部領域を伴う膨らまされた位置へと膨脹することが可能である請求項26に記載の装置。
  29. プローブを収容する気管内の管を含む請求項24に記載の装置。
  30. プローブは、気管の内管から適切に突出し、気管が肺内に二股に分岐する竜骨領域と向き合って係合する内側端部を有する管状部材と、前記内側端部を竜骨領域と向き合って配置することを可能にするために、前記管状部材の外側端部を支持する装着構造部材とを有する請求項29に記載の装置。
  31. 管状部材は、内側、外側両端部を連通する液体で充填されるシールされた内部を規定する実質的に硬質の側壁を有する請求項30に記載の装置。
  32. 管状部材の側壁は、気管の湾曲部を収容するための曲げることができる領域を含む請求項31に記載の装置。
  33. 内側、外側両端部は、シールされた内部を介して連通する可撓性表面を含み、それによって、竜骨領域の運動に起因する内側端部における可撓性表面の運動が、液体によって外側端部の可撓性表面に伝達される請求項31に記載の装置。
  34. 内側端部は、気管内の管を通って好都合に挿入するために管状部材の側壁と一線をなす潰れた位置と、内側端部の可撓性表面を竜骨領域との係合状態を維持するために竜骨領域をグリップする伸びた位置との間で移動することができる潰れて配置することができるフィンガーを含む請求項33に記載の装置。
  35. 潰れることができるフィンガーは、管状部材の内部から液体を引き出すか、または、管状部材の内部に液体を射出することによって、それぞれ、潰れた位置と伸びた位置の間を移動される請求項34に記載の装置。
  36. 液体を引き出すか、射出するために、管状部材の内部と連通するシリンジを含む請求項34に記載の装置。
  37. 外側端部の可撓性表面がセンサーと係合する請求項33に記載の装置。
  38. センサーは、可撓性表面の加速度を探知する加速度計を備えている請求項37に記載の装置。
  39. センサーは、可撓性表面の圧力変化を探知する圧力トランジューサーを有する請求項37に記載の装置。
  40. 管状部材の側壁を介して伝達されるアコースチックエネルギーを探知するために、管状部材と関連するアコースチックセンサーを含む請求項37に記載の装置。
  41. 装着構造部材は、管状部材の外側端部を支持する可動キャリッジを含んでおり、キャリッジは、内側端部の可撓性表面を竜骨領域に向かってバイアスするために管状部材を移動する請求項33に記載の装置。
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