JP4025483B2 - 電子機器用筐体の取付け具 - Google Patents
電子機器用筐体の取付け具Info
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばチューナ装置やアンプ装置のような放送用電子機器等の筐体をラックに取付けるための取付け具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の筐体は、ラックに装着されて使用されることが多い。この種のラックには、例えば、世界的に利用度の高いラックの規格(米国電子工業会)EIA−310がある。これには両側に立てられた2本の支柱に、前後方向に貫通した取付孔が、所定のピッチで、あるいは上下2個の孔が所定のピッチで、上下方向に多数設けられており、その取付孔と筐体に設けてある取り付け部を使用して筐体が、前面パネルを前側に位置するように所望の上下配列で幾つも取り付けられる。これにより、例えば多数の電子機器の操作がしやすくなり、外観も良くなる。このようにラックに筐体を取り付けるには筐体側に取付け部が必要であり、従来の取付け部は、筐体の前面パネルや側面パネルなど筐体と一体に形成されたり、筐体の側面に取付具をねじ止めすることにより設けられている。
【0003】
また、ラックの筐体取付け幅の半分の幅のハーフラックサイズの筐体では、幅寸法が不足するので、筐体の一方の側面に前面パネルを延長させたような延長パネルをねじで取付け、これに取付け具をねじで固定し、筐体の他方の面には直接取付け具をねじで固定する構成となっている。これとは別に、2個の筐体をつなぎ合わせてラックに装着することが考えられる。この場合は、筐体をつなぎ合わせるための結合具が必要で、板状部材によって夫々の筐体底部へねじ止めすることでつなぎ合わせることが行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
取付け具が筐体と一体に形成されていると、機器の単体使用時に取付け具が邪魔になる。また、取付け具がねじ止めによって取付けられていると、不要時に取り外すことは可能であるが、道具は必要で手間が掛かる。機器の製造時に取付け具を筐体に取付けないで付属品としておく場合は、取付け具が不要な時に取外す手間は掛からないが、必要時には筐体へ取付け具を取付ける手間が掛かり、道具が必要である。つまり、ラック取付け具は機器用筐体をラックに取付けるときは必要であるが、機器を単体で使用するときは不要である。従って、ラックに取付けられないで機器単体での使用が想定される場合においては、取付け具の機器筐体への着脱が容易であることが、利便性を高くする点で重要である。
【0005】
また、ハーフラックサイズの機器筐体では機器製造時にラックの配置、継ぎ合わせる機器筐体が決まらないため、取付け具を筐体と一体に形成することはできない。取付け具を予め筐体に取付けておくことも無駄が多い。そのためラック取付け時に適宜取付け具、結合具を筐体に取付ける必要があるが、ねじ止めによる取付では道具が必要で手間が掛かる問題がある。
本発明は、道具を用いることなく容易に筐体に取付けることができる取付け具を提供し、また、その取付け具に関連して結合具の使用を容易にすることを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の手段は、所定間隔で左右両側に配置された筐体支持支柱に電子機器用筐体を取付けるように前記筐体の両側に設けられ、前記筐体の前面に略沿うように外側方へ突出した前記筐体支持支柱に対する取付け部を有する電子機器用筐体の取付け具において、その取付け具を前記筐体に対して筐体前後方向のありとあり溝の嵌合により着脱可能とし、前記筐体側と前記取付具との接触部分の一方に凹部を設け、他方に前記凹部に嵌合する凸部を設け、前記凸部は、前記筐体の前後方向に直線状に伸びる可撓性を有する舌片状部の前端に設け、前記凹部と前記凸部の嵌合状態で前記筐体と前記取付具との前記あり溝方向の相対移動を係止する構成を特徴とするたことを特徴とする(請求項1)。筐体に設置されている機器は、幾つかをラックに設置して使用される場合と、単体で使用される場合とがある。機器筐体のラックへの取付けにおいて、ありとあり溝を嵌合させて、筐体にラックの支柱に取付ける取付け具を容易に取付けることができる。取付け具を設けてある筐体が単体で使用されるときは、取付け具が邪魔になるが、この取付け具はありとあり溝嵌合であるから、不要時に容易に取り外して使用することができる。また、この構成では、筐体と取付具との固定を、ねじ等の別部材による固定手段を用いないで、双方の部材に設けた凹部と凸部とで固定できる。この固定状態は、凸部又は凹部を後退させることにより解除される。
【0008】
前記手段において、前記筐体側の前記あり又はあり溝を筐体とは別の部材で形成して前記筐体の側壁に対し着脱可能とした構成を特徴とする(請求項2)。この構成では、取付け具を備えていない単なる筐体の側壁にあり又はあり溝を備えた部材を取付けることにより、筐体があり溝を有するものになるから、単なる筐体を容易にラックに取付けることができるようにすることが可能となる。
【0009】
請求項1に記載の電子機器用筐体の取付け具において、前記筐体側の前記あり又はあり溝を有する部材によって前記筐体の側壁を構成したことを特徴とする(請求項3)。この構成では、取付け具を備えていない単なる筐体の側壁に代えて部材を設けることにより、筐体があり溝を有するものになるから、取付け具をあり溝嵌合により取付けることができ、ラックに装着できるようになると共に側壁とあり又はあり溝を有する部材とを一体にできるから、部品点数を低減できる。
【0010】
また別の、本発明の手段は、所定間隔で左右両側に配置された筐体支持支柱に、結合具を介して横並びに結合された複数の電子機器用筐体を取付けるように前記複数の筐体の両端に設けられ、前記筐体の前面に略沿うように外側方へ突出した前記筐体支持支柱に対する取付け部を有する電子機器用筐体の取付け具において、その取付け具を前記筐体に対して筐体前後方向のありとあり溝の嵌合により結合し、前記結合具を筐体前後方向のありとあり溝の嵌合による結合構造とし、前記取付け具と前期結合具が同じ寸法の同じあり又はあり溝を備え、前記筐体に取付けられる部材と前記取付具との接触部分の一方及び前記筐体に取付けられる部材と前記結合具との接触部分の一方に凹部を夫々設け、他方に前記凹部に嵌合する凸部を夫々設け、前記凸部は、前記筐体の前後方向に直線状に伸びる可撓性を有する舌片状部の前端に設け、前記凹部と前記凸部の嵌合状態で前記筐体と前記取付具との前記あり溝方向の相対移動を係止することを特徴とする(請求項4)。この手段では、ありとあり溝の嵌合による取付け具及び結合具であるから、筐体同士の結合が容易であり、ラックへの取付けも容易である。また、取付け具と結合具とのあり又はあり溝が同じであるから、横並び状態の筐体の位置を入れ替えても、筐体の結合およびラックへの取付けが可能である。また、この構成では、ありとあり溝で連結された筐体と取付具との固定及び筐体間の結合具による固定を、ねじ等の別部材による固定手段を用いないで、双方の部材に設けた凹部と凸部との係合で固定できる。この固定状態は、凸部を後退させることにより解除される。
【0011】
前記手段において、前記筐体側の前記あり又はあり溝を、前記筐体の側壁に対して着脱可能に筐体とは別の部材で形成した構成を特徴とする(請求項5)。この構成では、結合具や取付け具の着脱構造を備えていない従来のハーフラックサイズ等の筐体に、あり又はあり溝を備えた部材を取付けることにより、筐体同士をありとあり溝の嵌合により容易に結合具で結合できるようになると共に、結合した筐体列の端に取付け具を同じあり溝嵌合により容易に取付けることができるから、容易にラックに装着できるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の第1の実施の形態を、図1〜図3及び図8を用いて説明する。この電子機器用筐体の取付け具1は、例えば、硬質合成樹脂製品であり、あるいは軽合金鋳造品であってもよく、電子機器用筐体に取付けられて、その筐体のラックへの取り付けを可能とするものである。取付け具1は、図1(a)〜(d)に示すように、本体部10に形成されたあり11と、筐体に取付けた状態を固定するための凸部12と、ラックに取付けるための取付け部13とを備えている。すなわち、取付け具1は、図1に示す形状であり、筐体2(図2(a)参照)の前後方向長さに対応する細長い板状の本体部10の一方の面に長手方向に沿ったあり11を備え、一方の端(使用時の前端)にあり11の側と反対側に直角に突出し、耳板状に形成された、ラックの支柱に結合される取付部13を設けてある。取付部13には、ラックの筐体支持支柱14に所定ピッチで設けられている前後方向の雌ねじ付きボルト孔15に対してボルト16で結合するために、2個のボルト孔を長穴17として所定のピッチで設けてある。また、前記本体部10およびあり11の前端部には厚さ方向に貫通したコ字状の切除部18を設けて舌片状部19を形成し、その先端にあり11の突出面よりも突出して(図1(c)参照)後述する溝状凹部25に嵌合する凸部12を突設してある。この凸部12は舌片状部19が適切な厚さに決められていてその弾性的な撓みにより後退可能である。この取付け具1は、図1(c)に見られるように、上下対称形状であり、両側に2個使用されるものが同一形状で、つまり共用部品である。
【0014】
この取付け具1を通常の直方体状の電子機器用筐体2に取付けるために、筐体2には前記あり11に対応するあり溝21が設けられる。このあり溝21は、この実施の形態ではあり溝21を有する部材22を筐体2に取付けることによって設けてある。図2に示すように部材22は、筐体2の前後方向長さに相当する長さの板状体の一方の面にあり溝21を有し、あり溝21の溝底を横切るような溝状の凹部25(貫通孔の形でもよい)を先端側に有し、長手方向途中位置に板面を貫通して設けた取付け用のねじ挿通孔23を有するものである。凹部25は前記凸部12に嵌合するもので、その嵌合によりあり11とあり溝21との摺動方向の位置関係が固定される。ねじ挿通孔23は皿ねじ24をあり溝21の側から挿通するもので、あり溝21の底にねじの頭部が突出しないように皿もみ部を設けてある。この部材22を皿ねじで筐体に取付けると、図3に示すように、筐体2があり溝21を有するものとなる。
【0015】
筐体2のあり溝21に、取付け具1のあり11を嵌合させると、すなわち、筐体2の前側から取付け具1のあり11の後端を挿入し、その終わり近くで凸部12を後退させてさらに挿入すると、最後に凸部12が凹部25に嵌合して止まる。この状態で筐体2と取付け具1は固定状態となる(図2参照)。なお、凸部12を何らかの方法で後退させると、取付け具1は筐体2から取り外すことができる。この取付け具1を取付けた筐体2をラックの筐体支持支柱14に取付けた状態は図8の上部に示すようになる。
【0016】
第1の実施の形態では、筐体2の側壁26にあり溝を設ける構成として、部材22をねじ止めする構成を示したが、この場合は筐体2が取付け具等を設けていない単純な側壁26にあり溝21を設けることができて、取付け具1によりラックに取付けることが可能となる利点がある。この他に、あり溝11を有する部材22aを、図4に示すように、筐体2aの側壁を形成している部材と一体に形成してもよい。この場合は、側壁とあり溝部材をを兼用できて、筐体2aを構成する部品点数を少なくできる利点がある。また、図5に示すように、側壁26bが筐体2bの他の壁面27、28の一方に、又は側壁を上下に分けて双方に、一体化されている場合に適用して、つまり側壁26bにあり溝21を設け他構成として、さらに部品点数を低減できる利点がある。
【0017】
第2の実施の形態は、取付け具1を取付ける筐体側面のあり溝21を、筐体同士を横並びに結合する結合構造に兼用したものである。つまり、幅の小さい両側にあり溝21を設けた筐体同士をそのあり溝21を利用して横並びに結合し、その結合した両端の筐体のあり溝21により取付け具1を取付けてラックに取付けるようにしたものである。その結合構造は、図6に示す結合具30を使用し、結合した状態は図7に示すようになる。この場合筐体は図5に示した筐体2bである。
【0018】
結合具30は、前述した取付け具1のものと同じあり11を2個背面側で結合した形状に一体に形成したものである。すなわち、長さは筐体2bの前後方向長さに対応する長さであり、両側に夫々あり11を有し、前端部に両側に突出する凸部31、32を設けてある。一方の凸部31は筐体2bの高さ方向中間位置に形成した舌片状部33の先端に片側へ突出するように設け、他方の凸部32は前記舌片状部33上側と下側に形成されている舌片状部34に前記と反対の片側へ突出するように設けてある。舌片状部33,34はいずれも厚さ方向に貫通したコ字状の切除部35を設けることによって形成されており、厚さを適当に決められ、突出している凸部31,32が夫々に弾性的に後退可能である。
【0019】
この結合具30で筐体2b、2b間を結合するときは、前記取付具1の場合と殆ど同様に、並べた筐体のあり溝21,21に、結合具30のあり11,11を前方から挿入するだけでよい。図7に示すように筐体2b、2bが結合具30で結合され、この状態では、あり11とあり溝21が夫々に嵌合し、結合具30の凸部31が図の左方へ突出し、凸部32が図の右方へ突出して、夫々に対応する溝状凹部25に嵌合している。あり21とあり溝11との嵌合により筐体2b、2b間が強力に結合されているから、この結合された二つの筐体は、外側端に第1の実施の形態で示した取付具1を用いて、前記ラックの支柱14、14に取り付けることができる。そのラックに装着した状態を図8の中段に示す。なお、筐体2a、2aが同じ幅であるものを示したが、異なる幅であってもよく、また2個の筐体に限らずそれ以上であっても差し支えない。要は、横並びの複数の筐体の全幅が、ラックの支柱間隔に対応する構成であれば筐体を結合具で結合してラックの支柱に取付けることができる。
【0020】
また、第1、第2の実施の形態では支柱のボルト孔41の1ピッチに対応する高さの取付け部13を有する取付け具1を示したが、図8に3ピッチに対応する高さの取付け部13cを有する取付け具1cとして示すように、2ピッチ以上の高さに対応する高さとしてもよく、取付け具1cは筐体2cに略対応した高さとするのが支持強度の点で好ましい。11cはあり、21cはあり溝を示す。
【0021】
また、第1、第2の実施の形態で示した、取付け具1のあり11及び結合具30のあり11と、筐体2、2a、2bのあり溝21は逆に設けてもよい。すなわち、ありを設けてある部品にあり溝を設け、あり溝を設けてある部品にありを設けるのである。また、ありとあり溝嵌合の状態を固定する凹部と係合部についても逆であってもよい。また、実施の形態では凸部を弾性的に後退可能な構成としたが、これも逆であってもよい。つまり、突出した凸部12を固定し、凹部25をその周辺の全部又は一部が弾性的に後退するように設けてもよい。要は、あり溝嵌合の操作の終端において凸部又は凹部が弾性的に後退可能に前進した位置にあればよい。
【0022】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明は、機器筐体のラックへの取付けにおいて、筐体へ取付け具を装着することが道具を用いないでよく、容易であり、不要時の取り外しも容易である効果を奏する。また、ありとあり溝の相対的な移動を凸部と凹部との嵌合で固定しているから、ありとあり溝とを嵌合させるだけで固定できる効果を奏する。
請求項2に記載の発明は、単なる筐体を容易にラックに取付けることができるようにすることが可能となる効果を奏する。
請求項3に記載の発明は、筐体の側壁を変更するだけでラックに容易に装着できるようになり、部品点数を低減可能である効果を奏する。
請求項4に記載の発明は、筐体同士の結合が容易で確実であり、ラックへの取付けが容易であり、筐体の並べ替えも容易である効果を奏する。また、ありとあり溝の相対的な移動を凸部と凹部との嵌合で固定しているから、ありとあり溝とを嵌合させるだけで固定できる効果を奏する。
請求項5に記載の発明は、単なる筐体でハーフラックサイズのものを、容易に結合でき、容易にラックに取付けることができる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の取付け具を示し、(a)は平面図、(b)は側面図、(c)は正面図、(d)は(b)のA−A断面図である。
【図2】同実施の形態の取付け具を筐体に取付けた状態を示し、(a)は部分省略平面図、(b)は部分省略正面図である。
【図3】同実施の形態の取付け具を取り外した筐体側を示し、(a)は正面図、(b)は側面図、(c)は平面図である。
【図4】同実施の形態の取付具を使用する筐体側の変形例を示し、(a)は部分省略正面図、(b)は部分省略側面図である。
【図5】同実施の形態の取付具を使用する筐体側の他の変形例を示し、(a)は部分省略正面図、(b)は部分省略側面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態で使用する連結具を示し、(a)は側面図、(b)は平面図、(c)は背面図、(d)は(a)のB−B断面図、(e)は(a)のC−C断面図、(f)は(a)のD−D断面図である。
【図7】同第2の実施の形態の筐体を連結した状態を示す部分省略正面図である。
【図8】本発明の第1、第2の実施の形態の取付け具を使用して筐体をラックの支柱に装着した状態を示す概略正面図である。
【符号の説明】
1、1c 取付け具
2、2a、2b、2c 筐体
10 本体部
11 あり
12 凸部
13 取付け部
14 筐体支持支柱
15 ボルト孔
16 ボルト
17 長穴
18 切除部
19 舌片状部
21 あり溝
22 部材
23 挿通孔
25 凹部
26、26a、26b 側壁
30 結合具
31、32 凸部
33、34 舌片状部
35 切除部
Claims (5)
- 所定間隔で左右両側に配置された筐体支持支柱に電子機器用筐体を取付けるように前記筐体の両側に設けられ、前記筐体の前面に略沿うように外側方へ突出した前記筐体支持支柱に対する取付け部を有する電子機器用筐体の取付け具において、その取付け具を前記筐体に対して筐体前後方向のありとあり溝の嵌合により着脱可能とし、前記筐体側と前記取付具との接触部分の一方に凹部を設け、他方に前記凹部に嵌合する凸部を設け、前記凸部は、前記筐体の前後方向に直線状に伸びる可撓性を有する舌片状部の前端に設け、前記凹部と前記凸部の嵌合状態で前記筐体と前記取付具との前記あり溝方向の相対移動を係止することを特徴とする電子機器用筐体の取付け具。
- 請求項1に記載の電子機器用筐体の取付け具において、前記筐体側の前記あり又はあり溝を筐体とは別の部材で形成して前記筐体の側壁に対し着脱可能としたことを特徴とする電子機器用筐体の取付け具。
- 請求項1に記載の電子機器用筐体の取付け具において、前記筐体側の前記あり又はあり溝を有する部材によって前記筐体の側壁を構成したことを特徴とする電子機器用筐体の取付け具。
- 所定間隔で左右両側に配置された筐体支持支柱に、結合具を介して横並びに結合された複数の電子機器用筐体を取付けるように前記複数の筐体の両端に設けられ、前記筐体の前面に略沿うように外側方へ突出した前記筐体支持支柱に対する取付け部を有する電子機器用筐体の取付け具において、その取付け具を前記筐体に対して筐体前後方向のありとあり溝の嵌合により結合し、前記結合具を筐体前後方向のありとあり溝の嵌合による結合構造とし、前記取付け具と前記結合具が同じ寸法の同じあり又はあり溝を備え、前記筐体に取付けられる部材と前記取付具との接触部分の一方及び前記筐体に取付けられる部材と前記結合具との接触部分の一方に凹部を夫々設け、他方に前記凹部に嵌合する凸部を夫々設け、前記凸部は、前記筐体の前後方向に直線状に伸びる可撓性を有する舌片状部の前端に設け、前記凹部と前記凸部の嵌合状態で前記筐体と前記取付具との前記あり溝方向の相対移動を係止することを特徴とする電子機器用筐体の取付け具。
- 請求項4に記載の電子機器用筐体の取付け具において、前記筐体側の前記あり又はあり溝を、前記筐体の側壁に対して着脱可能に筐体とは別の部材で形成したことを特徴とする電子機器用筐体の取付け具。
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