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JP4021865B2 - ガラス成形用金型およびその再生方法 - Google Patents

ガラス成形用金型およびその再生方法 Download PDF

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Description

本発明は、ガラス成形用金型(glass molding die)およびその再生方法に関するものであって、特に、表面粗さ(surface roughness)がより小さいガラス成形用金型に関するものである。
高精度のガラス成形が使用する金型は、数年来、発展、改良を繰り返し、公知技術では、ガラス成形用金型の使用寿命は、700℃の成形温度下で、2000回の成形が可能である。例えば、特許文献1で開示されるものは、Ir−Mn−XNを金型基板の保護膜とし、Mnは、プラチナPt、オスミウムOs、パラジウムPd、ロジウムRh、あるいは、ルテニウムRuで、XNはチタンTi、クロムCr、タンタルTa、ニオブNb、シリコンSi、ホウ素B、アルミニウムAl、ハフニウムHf、ジルコニウムZr、あるいは、バナジウムVの窒化物である。特許文献2で開示されるものは、Ir−(Re、Os)−Taを金型基板の保護膜とし、ReとOsの含量は、それぞれ、30%、あるいは、40%以上でなければならない。特許文献3で、Ir−Re−CrN合金を金型基板の保護膜とし、Ir−Re−Ni合金は上述の保護膜と基板の中間層で、保護膜中、Ir:Re=1:4=4:1、CrNは1〜30wt%である。上述の文献で開示される金型は、2000回以上の成形の後、保護膜が剥がれやすくなり、700℃の温度下での使用寿命は、3000回〜4000回に延長することができない。
特開昭62−119128号公報 特開昭62−292637号公報 台湾特許第137069号明細書
本発明は、ガラス成形用金型を提供し、各層構造間の付着力を改善して、700℃の成形温度下で使用寿命を、3000〜4000回に増加させ、予防整備(preventive maintenance、PM)の回数を減少して、コストを抑制することを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明は、ガラス成形用金型を提供し、基板と、前記基板上にあり、含ニッケルのIr−Re合金で、ニッケル濃度が、前記基板/中間層の界面から離れるにつれて減少する第一中間層と、前記第一中間層上にあり、含金属のIr−Re合金で、前記金属の成分は、Cr、Ta、Ti、あるいは、Ti−Cr合金からなる群から選択され、前記金属の成分濃度は、前記第一中間層から離れるにつれて増加する第二中間層と、前記第二中間層上の保護膜と、からなる。
さらに、第一中間層と第二中間層間に、必要に応じて、調和中間層を加え、第一および第二中間層間の付着力をさらに、増加させる。
本発明の特徴は、金型の基板と保護膜間に、成分が次第に変化する中間層を設け、金型の基板と保護相関の付着力を改善することができる。
実施の形態1
図1は、本発明のガラス成形用金型1の断面図である。金型1の構造は、順に堆畳された基板100、第一中間層101、第二中間層102、および保護膜103を備える。保護膜103は、好ましくは、窒化物を含有したIr−Re合金で、例えば、窒化クロム、窒化タンタル、窒化チタン、あるいは、窒化チタンクロムである。保護膜103は、成形面120を備える。
基板100は、好ましくは、タングステンカーバイドで、通常、Niを含む。よって、第一中間層101の材質は、含ニッケルのIr−Re合金を使用し、基板100と第一中間層101間の付着力を改善する。第一中間層101の形成において、基板100表面を、研磨、艶出しし、その後、例えば、マルチターゲットを用いた同時スパッタリングにより、含ニッケルのIr−Re合金層を第一中間層101とする。第一中間層101の厚さは、好ましくは、0.1〜0.3μmである。第一中間層101のIrとReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。第一中間層101のニッケル濃度は、基板100/第一中間層101界面から離れるにつれて低くなり、第一中間層101と第二中間層102間の付着力を改善する。
これにより、マルチターゲットを用いた同時スパッタリングにより第一中間層101が形成される時、研磨された基板100は、チャンバ(図示しない)に配置され、イリジウムIr、レニウムRe、ニッケルNi、あるいは、Ni合金のターゲットを提供し、各ターゲットの所定の組成に従ってバイアスパワーが供給され、基板100上に第一中間層101が形成される。イリジウムIr、レニウムReターゲットがバイアスパワーを一定に維持し、ニッケル、あるいは、ニッケル合金ターゲットのバイアスパワーは、膜が厚くなるにつれて、次第に、臨界値に向かって低くなり(ターゲットから原子を発射するのに充分な最低限のバイアスパワーで、ターゲットの素材によって異なる)、その後、ゼロになる。この時、第一中間層101の最小ニッケル濃度は、5〜10at%である。
第一中間層101中の最大ニッケル濃度、すなわち、基板100/第一中間層101の界面のニッケル濃度は、例えば、20〜30at%である。
続いて、例えば、マルチターゲットの同時スパッタリングにより、第二中間層102が第一中間層101上に形成される。例えば、第一中間層101の形成後、イリジウムIr、レニウムReターゲットがバイアスパワーを一定に維持し、Cr、Ta、Tiのターゲット(必要に応じて、これらの中から選択された一つ、あるいは、これらの混合物等)が提供され、最低のバイアスパワーから、膜が厚くなるにつれて、次第に大きくなり、第二中間層102が形成される。厚さは、好ましくは、厚さ0.1〜0.3μmである。イリジウムIrとレニウムReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。
含クロムのイリジウムIr−レニウムRe合金を第二中間層102とする時、最小クロム濃度、すなわち、第一中間層101/第二中間層102の界面のクロム濃度は、少なくとも、0at%以上である。クロム濃度は、第一中間層101/第二中間層102界面から離れるにつれて増加し、後続の第二中間層102/保護膜103の界面の最大濃度は、40〜50at%である。その後、好ましくは、イリジウムIr、レニウムRe、クロムCrターゲットのバイアスパワーを固定し、チャンバに窒素を通入して、含窒化クロムのイリジウムIr−レニウムRe合金層を形成して保護膜103とする。保護膜103におけるイリジウムIrとレニウムReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。保護膜103の窒化クロム濃度は、好ましくは、4〜40at%である。厚さは、好ましくは、0.5〜2μmである。
含タンタルのイリジウムIr−レニウムReを第二中間層102とする時、最小タンタル濃度、すなわち、第一中間層101/第二中間層102界面のタンタル濃度は、少なくとも、0at%以上で、タンタル濃度は、第一中間層101/第二中間層102の界面から離れるにつれて増加する。後続の第二中間層102/保護膜103の界面の最大濃度は、20〜25at%である。その後、好ましくは、イリジウムIr、レニウムRe、タンタルTaターゲットのバイアスパワーを固定し、チャンバに窒素を通入して、含窒化タンタルのイリジウムIr−レニウムRe合金層を形成して保護膜103とする。保護膜103におけるイリジウムIrとレニウムReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。保護膜103の窒化タンタル濃度は、好ましくは、3〜30at%である。厚さは、好ましくは、0.5〜2μmである。
含チタンのイリジウムIr−レニウムReを第二中間層102とする時、最小タンタル濃度、すなわち、第一中間層101/第二中間層102界面のチタン濃度は、少なくとも、0at%以上で、チタン濃度は、第一中間層101/第二中間層102の界面から離れるにつれて増加する。後続の第二中間層102/保護膜103の界面の最大濃度は、20〜25at%である。その後、好ましくは、イリジウムIr、レニウムRe、チタンTiターゲットのバイアスパワーを固定し、チャンバに窒素を通入して、含窒化チタンのイリジウムIr−レニウムRe合金層を形成して保護膜103とする。保護膜103におけるイリジウムIrとレニウムReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。保護膜103の窒化チタン含量は、好ましくは、3〜30at%である。厚さは、好ましくは、0.5〜2μmである。
含Ti−CrのイリジウムIr−レニウムReを第二中間層102とする時、最小Ti−Cr濃度、すなわち、第一中間層101/第二中間層102界面のTi−Cr濃度は、少なくとも、0at%以上で、Ti−Cr濃度は、第一中間層101/第二中間層102の界面から離れるにつれて増加する。後続の第二中間層102/保護膜103の界面の最大濃度は、30〜38at%である。その後、好ましくは、イリジウムIr、レニウムRe、チタンTi、クロムCrターゲットのバイアスパワーを固定し、チャンバに窒素を通入して、含窒化チタンクロムのイリジウムIr−レニウムRe合金層を形成して保護膜103とする。保護膜103におけるイリジウムIrとレニウムReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。保護膜103の窒化Ti−Cr含量は、好ましくは、10〜40at%である。厚さは、好ましくは、0.5〜2μmである。
上述のように、本発明のガラス成形用金型1は、第一中間層101と基板100は、ニッケルを含み、両者の間の付着力を改善する。第一中間層101中のニッケル含量度は、基板100/第一中間層101の界面から離れるにつれて、減少する。第一中間層101/第二中間層102の界面が最小で、続いて、第二中間層102中のCr、Ta、Ti、あるいは、Ti−Cr合金の含量は、第一中間層101/第二中間層102の界面が最小で、第一中間層101/第二中間層102から離れるにつれて、増加する。第一中間層101/第二中間層102の界面の成分差異を低下させ、両者間の付着力を増加させる。最後に、保護膜103が第二中間層102と相同の合金元素を含有する時、第二中間層102と保護膜103間の付着力を増加させる。本発明のガラス成形用金型1は、700℃の成形温度下で使用寿命を、3000〜4000回に増加させ、予防整備(preventive maintenance、PM)の回数を減少して、コストを抑制することができる。
実施の形態2
マルチターゲットの同時スパッタリングにより、第一実施例の第一中間層101、第二中間層102が形成される時、両者中の溶質成分の差異は、製造工程の極限まで低下し、両者間の付着力を増加させて、金型1の使用寿命を延長する。しかし、両者間の溶質成分の差異は、ゼロに低減するか、ゼロから開始するのが困難で、さらに、金型1の使用寿命を延長させるために、調和中間層を加え、両者間の付着力をさらに増加させている。
図2は、本発明のガラス成形用金型2の断面図である。金型2の構造は、順に堆畳された基板200、第一中間層201、調和中間層204、第二中間層202、および保護膜203を備える。保護膜203は、好ましくは、窒化物を含有したIr−Re合金で、例えば、窒化クロム、窒化タンタル、窒化チタン、あるいは、窒化チタンクロムである。保護膜203は、成形面220を備える。
基板200は、好ましくは、タングステンカーバイドで、通常、Niを含む。よって、第一中間層201の材質は、含ニッケルのIr−Re合金を使用し、基板200と第一中間層201間の付着力を改善する。第一中間層201の形成において、基板200表面を、研磨、艶出しし、その後、例えば、マルチターゲットを用いた同時スパッタリングにより、含ニッケルのIr−Re合金層を第一中間層201とする。第一中間層201の厚さは、好ましくは、0.1〜0.3μmである。第一中間層201のIrとReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。第一中間層201のニッケル濃度は、基板200/第一中間層201界面から離れるにつれて低くなり、第一中間層201と第二中間層202間の付着力を改善する。
これにより、マルチターゲットを用いた同時スパッタリングにより第一中間層201が形成される時、研磨された基板200は、チャンバ(図示しない)に配置され、イリジウムIr、レニウムRe、ニッケルNi、あるいは、Ni合金のターゲットを提供し、各ターゲットの所定の組成に従ってバイアスパワーが供給され、基板200上に第一中間層201が形成される。イリジウムIr、レニウムReターゲットがバイアスパワーを一定に維持し、ニッケル、あるいは、ニッケル合金ターゲットのバイアスパワーは、膜が厚くなるにつれて、次第に、臨界値に向かって低くなり(ターゲットから原子を発射するのに充分な最低限のバイアスパワーで、ターゲットの素材によって異なる)、その後、ゼロになる。この時、第一中間層201の最小ニッケル濃度は、5〜10at%である。
第一中間層201中の最大ニッケル濃度、すなわち、基板200/第一中間層201の界面のニッケル濃度は、好ましくは、基板200内のニッケル濃度と等しく、例えば、20〜30at%である。
続いて、イリジウムIr、レニウムReターゲットのバイアスパワーを、引き続き、一定に維持し、その他の合金を含まないIr−Re合金層を第一中間層201と第二中間層202間の調和中間層204とし、IrとReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。厚さは0.01〜0.1μmである。調和中間層204は、その他の合金成分を含まないため、第一中間層201と第二中間層202間の成分差異をさらに調和して、第一中間層201と第二中間層202間の付着力を増加させる。
続いて、例えば、マルチターゲットの同時スパッタリングにより、第二中間層202が調和中間層204上に形成される。例えば、調和中間層204の形成後、イリジウムIr、レニウムReターゲットがバイアスパワーを一定に維持し、Cr、Ta、Tiのターゲット(必要に応じて、これらの中から選択された一つ、あるいは、これらの混合物等)が提供され、最低のバイアスパワーから、膜が厚くなるにつれて、次第に大きくなり、第二中間層202が形成される。厚さは、好ましくは、厚さ0.1〜0.3μmである。イリジウムIrとレニウムReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。
含クロムのイリジウムIr−レニウムRe合金を第二中間層202とする時、最小クロム濃度、すなわち、調和中間層204/第二中間層202の界面のクロム濃度は、少なくとも、0at%以上である。クロム濃度は、調和中間層204/第二中間層202界面から離れるにつれて増加し、後続の第二中間層202/保護膜203の界面の最大濃度は、40〜50at%である。その後、好ましくは、イリジウムIr、レニウムRe、クロムCrターゲットのバイアスパワーを固定し、チャンバに窒素を通入して、含窒化クロムのイリジウムIr−レニウムRe合金層を形成して保護膜203とする。保護膜203におけるイリジウムIrとレニウムReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。窒化クロム含量は、好ましくは、4〜40at%である。厚さは、好ましくは、0.5〜2μmである。
含タンタルのイリジウムIr−レニウムReを第二中間層202とする時、最小タンタル濃度、すなわち、調和中間層204/第二中間層202界面のタンタル濃度は、少なくとも、0at%以上で、タンタル濃度は、調和中間層204/第二中間層202の界面から離れるにつれて増加する。後続の第二中間層202/保護膜203の界面の最大濃度は、20〜25at%である。その後、好ましくは、イリジウムIr、レニウムRe、タンタルTaターゲットのバイアスパワーを維持し、チャンバに窒素を通入して、含窒化タンタルのイリジウムIr−レニウムRe合金層を形成して保護膜203とする。保護膜203におけるイリジウムIrとレニウムReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。窒化タンタル含量は、好ましくは、3〜30at%である。厚さは、好ましくは、0.5〜2μmである。
含チタンのイリジウムIr−レニウムReを第二中間層202とする時、最小タンタル濃度、すなわち、調和中間層204/第二中間層102界面のチタン濃度は、少なくとも、0at%以上で、チタン濃度は、調和中間層204/第二中間層202の界面から離れるにつれて増加する。後続の第二中間層202/保護膜203の界面の最大濃度は、20〜25at%である。その後、好ましくは、イリジウムIr、レニウムRe、チタンTiターゲットのバイアスパワーを固定し、チャンバに窒素を通入して、含窒化チタンのイリジウムIr−レニウムRe合金層を形成して保護膜203とする。保護膜203におけるイリジウムIrとレニウムReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。保護膜103の窒化チタン含量は、好ましくは、3〜30at%である。厚さは、好ましくは、0.5〜2μmである。
含Ti−Cr合金のイリジウムIr−レニウムReを第二中間層202とする時、最小Ti−Cr濃度、すなわち、調和中間層204/第二中間層202界面のTi−Cr濃度は、少なくとも、0at%以上で、Ti−Cr濃度は、調和中間層204/第二中間層202の界面から離れるにつれて増加する。後続の第二中間層202/保護膜203の界面の最大濃度は、30〜38at%である。その後、好ましくは、イリジウムIr、レニウムRe、チタンTi、クロムCrターゲットのバイアスパワーを固定し、チャンバに窒素を通入して、含窒化チタンクロムのイリジウムIr−レニウムRe合金層を形成して保護膜203とする。保護膜203におけるイリジウムIrとレニウムReの原子比率は、99:1〜70:30で、好ましくは、99:1〜90:10である。保護膜103の窒化Ti−Cr濃度は、好ましくは、10〜40at%である。厚さは、好ましくは、0.5〜2μmである。
上述のように、本発明のガラス成形用金型2において、第一中間層201と基板200は、ニッケルを含み、両者の間の付着力を改善する。第一中間層201中のニッケル含量度は、基板200/第一中間層201の界面から離れるにつれて、減少する。第一中間層201/調和中間層204の界面が最小である。その後、その他の合金を含まない調和中間層204の形成は、第一中間層201と第二中間層202間の成分差異を調和して、両者間の付着力を増加させる。続いて、第二中間層202中のCr、Ta、Ti、あるいは、Ti−Cr合金の含量は、調和中間層204/第二中間層202の界面が最小で、調和中間層204/第二中間層202から離れるにつれて、増加する。調和中間層204/第二中間層202の界面の成分差異を低下させ、両者間の付着力を増加させる。最後に、保護膜203が第二中間層202と相同の合金元素を含有する時、第二中間層202と保護膜203間の付着力を増加させる。本発明のガラス成形用金型2は、700℃の成形温度下で使用寿命を、3000〜4000回に増加させ、予防整備(preventive maintenance、PM)の回数を減少して、コストを抑制することができる。
最後に、本発明のガラス成形用金型2形成の最適な実施例を提供する。注意すべきことは、提供される各製造工程、例えば、バイアスパワー、バイアスパワーの逸脱率、スパッタリング時間、合金の選択等は、本実施例に限定されるものではない。
タングステンカーバイドの基板200をチャンバ(図示しない)に配置し、基板200上に、スパッタリングにより、Ir−Re−Niの第一中間層を形成する。各ターゲットの開始バイアスパワーは、それぞれ、約400W、100W、および200Wである。Ir−Reターゲットのバイアスパワーは400Wと100Wに固定され、Niターゲットのパワーは、約200Wから、約15W/分の速度で、約50Wに減少した後、Niターゲットのバイアスパワーはゼロに調整され、第一中間層201が完成する。その後、Ir−Reのバイアスパワーは固定され、約5分後、調和中間層204が完成する。その後、スパッタリングにより、第二中間層202を形成し、Crターゲットのパワーは、約100Wから、50W/分の速度で300Wまで上昇し、約二分維持する。最後に、第二中間層202を窒素空間で完成する時と同じパラメータの下、保護膜203がスパッタリングにより形成される。約5分後、保護膜203の形成が完了し、本発明のガラス成形用金型2の製造が完成する。
本発明では好ましい実施例を前述の通り開示したが、これらは決して本発明に限定するものではなく、当該技術を熟知する者なら誰でも、本発明の精神と領域を脱しない範囲内で各種の変動や潤色を加えることができ、従って本発明明の保護範囲は、特許請求の範囲で指定した内容を基準とする。
本発明のガラス成形用金型1の断面図である。 本発明のガラス成形用金型2の断面図である。
符号の説明
1、2 金型
100、200 基板
101、201 第一中間層
102、202 第二中間層
103、203 保護膜
120、220 成形面
204 調和中間層

Claims (47)

  1. ガラス成形用金型であって、
    含ニッケルの基板と、
    前記基板上にあり、含ニッケルのIr−Re合金で、ニッケル濃度が、前記基板との界面から離れるにつれて減少する第一中間層と、
    前記第一中間層上にあり、含金属のIr−Re合金で、前記金属の成分は、Cr、Ta、Ti、あるいは、Ti−Cr合金からなる群から選択され、前記金属の成分濃度は、前記第一中間層との界面から離れるにつれて増加する第二中間層と、
    前記第二中間層上にあり、第二中間層の金属の窒化物を含有するIr−Re合金である保護膜と、
    からなることを特徴とする成形用金型。
  2. 前記基板は、含ニッケルのタングステンカーバイドであることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  3. 前記第一中間層の最大ニッケル濃度は、20〜30at%であることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  4. 前記第一中間層の最小ニッケル濃度は、5〜10at%であることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  5. 前記第一中間層のIr−Reの原子比率は、99:170:30であることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  6. 前記第一中間層のIr−Reの原子比率は、99:190:10であることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  7. 第一中間層は、厚さ約0.1〜0.3μmであることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  8. 前記第二中間層の最大クロム濃度は、40〜50at%であることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  9. 前記第二中間層の最大タンタル濃度は、20〜25at%であることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  10. 前記第二中間層の最大チタン濃度は、20〜25at%であることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  11. 前記第二中間層の最大Ti−Cr合金濃度は、30〜38at%であることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  12. 前記第二中間層のIr−Re原子比率は、99:170:30であることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  13. 前記第二中間層のIr−Re原子比率は、99:190:10であることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  14. 前記第二中間層は、厚さ約0.1〜0.3μmであることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  15. 前記保護膜のIr−Re原子比率は、99:170:30であることを特徴とする請求項記載の成形用金型。
  16. 前記保護膜のIr−Re原子比率は、99:190:10であることを特徴とする請求項記載の成形用金型。
  17. 前記保護膜は、厚さ約0.5〜2μmであることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  18. 前記金属がCrであるとき、前記窒化物は、窒化クロムであることを特徴とする請求項記載の成形用金型。
  19. 前記金属がTaであるとき、前記窒化物は、窒化タンタルであることを特徴とする請求項記載の成形用金型。
  20. 前記金属がTiであるとき、前記窒化物は、窒化チタンであることを特徴とする請求項記載の成形用金型。
  21. 前記金属がTi−Cr合金であるとき、前記窒化物は、窒化チタンクロムであることを特徴とする請求項記載の成形用金型。
  22. 前記保護膜は成形面を備えることを特徴とする請求項1記載の成形用金型。
  23. ガラス成形用金型であって、
    含ニッケルの基板と、
    前記基板上にあり、含ニッケルのIr−Re合金で、ニッケル濃度が、前記基板との界面から離れるにつれて減少する第一中間層と、
    前記第一中間層上にあり、その他の金属を含まないIr−Re合金層である調和中間層と、
    前記調和中間層上にあり、含金属のIr−Re合金で、前記金属の成分は、Cr、Ta、Ti、あるいは、Ti−Cr合金からなる群から選択され、前記金属の成分濃度は、前記調和中間層との界面から離れるにつれて増加する第二中間層と、
    前記第二中間層上にあり、第二中間層の金属の窒化物を含有するIr−Re合金である保護膜と、
    からなることを特徴とする成形用金型。
  24. 前記基板は、含ニッケルのタングステンカーバイドであることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  25. 前記第一中間層の最大ニッケル濃度は、20〜30at%であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  26. 前記第一中間層の最小ニッケル濃度は、5〜10at%であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  27. 前記第一中間層のIr−Reの原子比率は、99:170:30であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  28. 前記第一中間層のIr−Reの原子比率は、99:190:10であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  29. 第一中間層は、厚さ約0.1〜0.3μmであることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  30. 前記第二中間層の最大クロム濃度は、40〜50at%であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  31. 前記第二中間層の最大タンタル濃度は、20〜25at%であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  32. 前記第二中間層の最大チタン濃度は、20〜25at%であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  33. 前記第二中間層の最大Ti−Cr合金濃度は、30〜38at%であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  34. 前記第二中間層のIr−Re原子比率は、99:170:30であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  35. 前記第二中間層のIr−Re原子比率は、99:190:10であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  36. 前記第二中間層は、厚さ約0.1〜0.3μmであることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  37. 前記調和中間層のIr−Re原子比率は、99:170:30であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  38. 前記調和中間層のIr−Re原子比率は、99:190:10であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  39. 前記調和中間層は、厚さ約0.01〜0.1μmであることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  40. 前記保護膜のIr−Re原子比率は、99:170:30であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  41. 前記保護膜のIr−Re原子比率は、99:190:10であることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  42. 前記保護膜は、厚さ約0.5〜2μmであることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  43. 前記金属がCrであるとき、前記窒化物は、窒化クロムであることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  44. 前記金属がTaであるとき、前記窒化物は、窒化タンタルであることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  45. 前記金属がTiであるとき、前記窒化物は、窒化チタンであることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  46. 前記金属がTi−Cr合金であるとき、前記窒化物は、窒化チタンクロムであることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
  47. 前記保護膜は成形面を備えることを特徴とする請求項23記載の成形用金型。
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