JP4002082B2 - 光ファイバ母材およびその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、主に光通信に使用される光ファイバの元となる光ファイバ母材およびその製造方法に関するものである。
【0002】
【背景技術】
光ファイバの元となる光ファイバ母材1は、図6(a)、(b)に示すように、光ファイバのコアとなるコア母材2の外周に、光ファイバのクラッドとなるクラッド原層3が形成されて成るものである。このような光ファイバ母材1を、例えば図7に示すような線引き装置5を利用して、線引きすることにより、光ファイバ6を製造することができる。なお、図7中の符号7は溶融炉を示し、符号8は加熱手段(例えばヒータ)を示し、符号9は、光ファイバ母材1の支持棒を示している。
【0003】
光ファイバ母材1を製造する工程では、例えば、まず、VAD法(気相軸付法)によってコア母材2を作る。次に、これを高温で脱水・焼結してガラス化する。そして、このガラス化したコア母材2を延伸して当該コア母材2の外径を均一化する。
【0004】
然る後に、例えばOVD法(Outer Vapor Deposition(外付け法))やJVD法(Jacketing Vapor Deposition)によって、そのコア母材2の周囲にクラッド原層3を合成・堆積する。この状態のものをスートと呼ぶ。
【0005】
その後、そのスートを高温に加熱し塩素ガスおよびヘリウムガスを用いて脱水や不純物の除去を行うと共に、焼結してガラス化する。品質の良い光ファイバ6を得るためには、光ファイバ母材1は一端側から他端側にかけて外径が均一であることが望ましいとされている。しかし、そのガラス化しただけの状態では外径が不均一であることから、そのガラス化したものを加熱しながら延伸して外径を均一化することが多く行われている。
【0006】
以上のようにして、光ファイバ母材1を製造することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近、光ファイバ6の生産性を向上させて光ファイバ6の製造コストを低減させるために、光ファイバ母材1を大型化して当該光ファイバ母材1から作り出される光ファイバ6の長さを長くすることが試みられている。例えば、従来では、1本の光ファイバ母材から、長さ200〜300km程度の光ファイバ6を製造することができたのに対して、光ファイバ母材1の外径を100mm以上にして光ファイバ母材1を大型化することにより、当該大型の光ファイバ母材1から、例えば長さ1000km以上の光ファイバ6を作り出すことができることとなる。
【0008】
光ファイバ母材1が大型化すると、当該大型の光ファイバ母材1の外径を均一化するための延伸装置として、大型なものが必要になるという問題が生じる。また、その延伸の際に光ファイバ母材1に与える熱量が大きくなるという問題が発生する。さらに、光ファイバ母材1の線引きが終わり頃になると、光ファイバ6を安定的に製造し難くなるという問題があり、これに起因して、光ファイバ6を安定的に作り出すことができる光ファイバ母材1の領域(有効線引き領域)が狭く、無駄が多いという問題があった。
【0009】
この発明は上記課題を解決するために成されたものであり、その目的は、製造が簡単で、しかも、光ファイバを安定的に製造することができ、有効線引き領域を拡大することができる、光ファイバ母材およびその製造方法を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この発明は次に示す構成をもって前記課題を解決する手段としている。すなわち、第1の発明は、光ファイバのコアとなるコア母材の外周に、光ファイバのクラッドとなるクラッド原層が形成されて成る光ファイバ母材において、この光ファイバ母材は外径が100mm以上の大型光ファイバ母材と成し、当該光ファイバ母材から光ファイバを作り出す線引き工程で吊り下げられる際に上部側となる基端側領域には、中央部よりも張り出した肩部が形成され、かつ、前記肩部から基端部にかけてのクラッド原層はほぼ非ガラス化部と成しているを特徴としている。第2の発明は、第1の発明の構成を備え、肩部から基端部にかけてのクラッド原層は、その表面部分がガラス化され、それよりも内部が非ガラス化部と成していることを特徴としている。第3の発明は、第2の発明の構成を備え、肩部のクラッド原層の非ガラス化部の厚みは、コア母材の直径の1.1倍以上であることを特徴としている。
【0011】
第4の発明は、第1〜第3の何れか1つの発明の構成を備え、光ファイバ母材の基端側領域において、肩部から基端部に向かうに従って外径が細くなり、基端部の外径が80mmよりも細くなる構成と成し、肩部の最大外径の部位から、外径が80mmの基端部側部位までの長さが、80mm以上、かつ、200mm以下の範囲内であることを特徴としている。
【0014】
第5の発明は、第1〜第4の発明の何れか1つの発明の構成を備え、光ファイバ母材の下部側となる先端側には、中央部よりも外径が太い太径部が形成されており、当該先端側領域において、太径部から先端に向かうに従って外径が細くなり、先端の外径は80mmよりも細くなる構成と成し、太径部の最大外径の部位から、外径が80mmの先端部側部位までの長さが、50mm以上、かつ、300mm以下の範囲内であることを特徴としている。
【0015】
第6の発明は、第1〜第5の発明の何れか1つの発明の構成を備え、最小外径の部位は先端側と基端側との間の中間位置よりも基端側寄りに設けられていることを特徴としている。
【0016】
第7の発明は、第1〜第6の発明の何れか1つの発明の構成を備え、最小外径をφminとし、最大外径をφmaxとした場合に、((φmax−φmin)/φmax)×100(%)の演算式により求まる外径差比率が5%以上、かつ、25%以下の範囲内であることを特徴としている。
【0017】
第8の発明は、光ファイバのコアとなるコア母材の外周に、光ファイバのクラッドとなるクラッド原層を形成してスートを作製し、その後に、そのスートを加熱してガラス化させる焼結工程を行う光ファイバ母材の製造方法において、スートの焼結工程では、スートを吊り下げて、スートの下端側から上端側に向かって順に加熱していき、スートの中央部を加熱しているときに、下端部分の重量を利用して、当該中央部を引き伸ばして外径を他の部位よりも細くし、また、スートの上部を加熱する際には加熱温度を下げて、ガラス化されなかった非ガラス化部分をスート上部に残すことを特徴としている。
【0018】
この発明では、光ファイバ母材は、外径が100mm以上の大型光ファイバ母材と成しており、当該光ファイバ母材から光ファイバを作り出す線引き工程で吊り下げられる際に上部側となる基端側領域には、中央部よりも張り出した肩部が形成されている。つまり、この発明は、一端側から他端側にかけて光ファイバ母材の外径を均一化することが望ましいという今までの常識を覆すものである。
【0019】
このような形態の光ファイバ母材は、例えばスートの焼結工程での加熱条件等を適宜に設定するだけで、容易に製造することができる。このため、スートの焼結工程の後に光ファイバ母材の延伸工程を行わなくてよく、延伸工程を省略することができる。これにより、製造工程の簡略化を図ることができる。
【0020】
また、上記のように、大型の光ファイバ母材を延伸して外径を均一化する必要がないことから、大型な延伸装置が不要になるし、また、その光ファイバ母材の延伸に必要な加熱のエネルギーを削減することができる。これらのことから、光ファイバ母材の製造コストを低減することができる。
【0021】
さらに、光ファイバ母材を線引きする際には、光ファイバ母材を炉内に配置し、その炉内には光ファイバ母材の長手方向に沿ってガスが流されている状態で光ファイバ母材の線引きが行われる。この線引き工程において、従来では、引き終わり側に近付くと、炉内のガスの流れに乱れが生じて光ファイバ母材が安定しないことから、適正な光ファイバを安定的に製造することが難しくなるという問題が生じていた。
【0022】
これに対して、この発明では、光ファイバ母材の引き終わり側(基端側領域)には肩部が張り出しており、肩部と線引き装置の炉の内壁面との間の間隙が狭く、この狭い間隙によって炉内のガスが整流される。このため、光ファイバ母材の線引きが引き終わり側に近付いても、ガスの乱れが防止されて、適正な光ファイバを安定的に製造することができる。
【0023】
これにより、光ファイバ母材において、光ファイバを安定的に作り出すことができる有効線引き領域を長くすることができ、無駄を減らすことができる。このことは、光ファイバのコスト低下に大きく寄与することである。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、この発明に係る実施形態例を図面に基づいて説明する。
【0025】
図1には、この発明に係る光ファイバ母材の一実施形態例が模式的に示されている。この実施形態例の光ファイバ母材1は、光ファイバのコアとなるコア母材2と、このコア母材2の外周に形成され光ファイバのクラッドとなるクラッド原層3とを有して構成されている。この光ファイバ母材1は、外径が100mm以上の大型光ファイバ母材と成しており、前記図7に示すような線引き装置5を利用して、光ファイバ母材1を線引きすることにより、光ファイバ6を製造することができる。
【0026】
この実施形態例では、線引きにより光ファイバ6を作り出す際に引き終わり側(上部側)となる基端側領域Kには、中央部Mよりも張り出した肩部12が形成されている。この肩部12から基端部13に向かうに従って光ファイバ母材1の外径は細くなり、基端部13の外径φkはコア母材2の径とほぼ同じで、約30mm〜40mmの範囲内となっている。
【0027】
なお、コア母材2の径と、クラッド原層3の径との比が、予め定められている光ファイバの適正なコア径とクラッド径の比(クラッド/コア比率)となるように、コア母材2とクラッド原層3が形成されている。なお、肩部12の部分は、光ファイバとはならないので、コア母材2の径は太い場合もある。
【0028】
この実施形態例では、肩部12の最大外径の部位から、外径φが80mmの基端部側部位までの長さL1は、80mm以上、かつ、200mm以下の範囲内となっている。
【0029】
この実施形態例では、光ファイバ母材1の基端側領域Kにおけるクラッド原層3は多くの部分が非ガラス化部Tと成している(図1の斜線部分を参照)。特に、肩部12から基端部13にかけての領域では、クラッド原層3の殆どが非ガラス化部Tとなっている。肩部12のみを着目すると、表面部分はガラス化されて透明であるが、それよりも内側のクラッド原層3部分は非ガラス化部Tであり、白濁して不透明となっている。この肩部12におけるクラッド原層3の非ガラス化部Tの厚みは、コア母材2の直径の1.1倍以上となっている。
【0030】
この実施形態例では、線引きの開始端側(下部側)となる先端側領域Nには、中央部Mよりも外径が太い太径部15が形成されている。なお、この太径部15においても、肩部12と同様に、コア母材2の径が中央部Mよりも太い場合がある。
【0031】
この実施形態例では、太径部15から先端部16に向かうに従って光ファイバ母材1の外径は細くなり、先端部16の外径φは80mmよりも細くなっている。その太径部15の最大外径の部位から外径が80mmの先端部側部位までの長さL2が、50mm以上、かつ、300mm以下の範囲内となっている。なお、この実施形態例では、先端部16には、線引きを開始する際の引き落としをスムーズに行うために細径突起部17が形成されている。
【0032】
この実施形態例では、基端側の肩部12の最大外径φmaxと、先端側の太径部15の最大外径φmax’とは、ほぼ同様な寸法となっている。なお、線引き工程を考慮すると、基端側の肩部12の最大外径の部位から外径80mmの基端部側部位までの長さL1が、先端側の太径部15の最大外径の部位から外径80mmの先端部側部位までの長さL2よりも短いことが好ましい。
【0033】
さらに、この実施形態例では、光ファイバ母材1の最小外径φminの部位は、先端側と基端側との間の中間位置よりも基端側寄りに設けられている。また、この実施形態例では、最小外径をφminとし、最大外径をφmaxとした場合に、((φmax−φmin)/φmax)×100(%)の演算式により求まる値を外径差比率として定義しており、この実施形態例の光ファイバ母材1では、その外径差比率が5%以上、かつ、25%以下の範囲内となっている。
【0034】
この実施形態例の光ファイバ母材1は上記のように構成されている。次に、この光ファイバ母材1の製造工程を簡単に説明する。まず、前述したと同様に、VAD法などを利用してコア母材2を作製する。その後に、そのコア母材2をガラス化する。然る後に、そのガラス化されたコア母材2の外周にクラッド原層3をOVD法やJVD法を利用して形成し、スートを作製する。
【0035】
その後、そのスートを加熱してガラス化させる焼結工程を行う。この焼結工程では、図2(a)に示されるように、スート10を基端側を上側にして吊り下げた状態とし、当該スート10をガラス化炉11の内部に配置する。そして、スート10をガラス化炉11に対して相対的に下方側に移動させ、加熱手段20によって、スート10を下端側から上端側に向かって順に加熱していく。
【0036】
このとき、図2(a)に示されるように、スート10の下方部分(先端側領域N)を加熱しているときには、その先端側領域Nは焼結してガラス化するだけであるが、図2(b)に示されるように、スート10の中央部を加熱しているときには、そのスート10の中央部自体の温度が柔軟化する温度よりも高温となり、柔らかくなるので、下方側の先端側領域Nの重量によって、引き伸ばされて外径が他の部位よりも細くなる。
【0037】
その後、図2(c)に示されるように、スート10の上方部分(基端側領域K)を加熱する際には、加熱手段20による加熱温度を焼結条件の温度よりも下げる。これにより、スート10の基端側領域Kにおいては、表面部分は焼結してガラス化するが、内部はガラス化されていない非ガラス化の部分が残る。
【0038】
このように、スート10の基端側領域Kの内部に非ガラス化の部分を残すような加熱条件とすることによって、スート10の基端側領域Kが柔軟化せず、これにより、先端側領域Nや中央部Mの重量によってスート10の基端側領域Kが伸びて落下してしまうという問題を防止することができる。
【0039】
以上のようにして、この実施形態例において特徴的な形態を有する光ファイバ母材1を製造することができる。
【0040】
この実施形態例によれば、外径が100mm以上の大型光ファイバ母材1において、線引きにより光ファイバ6を作り出す際に引き終わり側となる基端側領域Kには、中央部Mよりも張り出した肩部12が形成されている。このような形態を有した光ファイバ母材1は、上記したように、スート10の焼結工程での加熱条件などを適宜に設定するだけで容易に製造することができる。これにより、焼結工程の後に、光ファイバ母材1の外径を均一化するための延伸工程を設ける必要が無い。よって、製造工程の簡略化を図ることができるし、大型の延伸装置が不要となるし、また、大型の光ファイバ母材1を延伸する際の加熱エネルギーを削減することができる。これらのことから、光ファイバ母材1の製造コストを低減することができる。
【0041】
また、光ファイバ母材1の線引きを行う際には、線引き装置5の溶解炉7内に光ファイバ母材1の長手方向に沿ってガスを流すが、従来では、図7に示すように、線引きが引き終わり側に近付くと、上方側の抵抗が小さくなるので、ガスの流れが乱れて、光ファイバ母材1が振れてしまうので、光ファイバ6の線引きを安定的に行うことができず、光ファイバ母材1における有効線引き領域Lfが狭くなっていた。
【0042】
これに対して、この実施形態例では、光ファイバ母材1の基端側領域Kには肩部12を設けたので、図3に示されるように、その肩部12と、溶融炉7の内壁面との間の間隔が狭くなる。この狭い間隔によって、ガスが整流される。このため、線引きが引き終わり側に近付いても、ガスの乱れに起因した光ファイバ6の線引き不安定問題を防止することができる。その結果、光ファイバ母材1における有効線引き領域Lfを長くすることができる。このように、光ファイバ母材1の有効線引き領域Lfを長くすることができるので、1本の光ファイバ母材1から作り出す光ファイバ6の長さを長くすることができる。その結果、光ファイバ6の製造コストの低減を図ることが可能となる。
【0043】
また、この実施形態例では、光ファイバ母材1の基端側領域Kにおける最大外径の部位から、外径が80mmの基端部側部位までの長さL1を80mm以上、かつ、200mm以下の範囲内とした。その長さL1が80mm未満で、肩部12と基端部13間の領域が狭いと、スート10の焼結工程において、中央部Mや先端側領域Nの重量に起因した応力がその領域に集中して、基端側領域Kが伸びてしまってスート10が落下してしまうという問題が発生する虞がある。これに対して、この実施形態例では、上記のように、上記長さL1を80mm以上としたので、スート10の焼結工程でスート10の基端部側領域における応力集中が緩和されてスート10の落下を防止することができる。
【0044】
さらに、先端側の太径部15の最大外径の部位から外径80mmの先端部側部位までの長さL2が長いと、有効線引き領域が短くなるという問題が生じることから、その長さL2は短い方がよい。ただし、長さL2が50mm未満というように短すぎると、クラッド原層3を形成した後の焼結工程でクラッド原層3がコア母材2から剥がれ易くなるという問題やクラックが発生するという問題が生じる。この実施形態例では、その長さL2が、50mm以上、かつ、300mm以下の範囲内としたので、そのような問題発生を防止することができる。
【0045】
以上のように、この実施形態例において特徴的な構成を備えることによって、上記のような優れた効果を奏することができる。
【0046】
本発明者は、この実施形態例において特徴的な構成を備える複数種の光ファイバ母材1を製造し、その効果を確認している。図4には光ファイバ母材1の第1具体例の形状を表すグラフが示され、図5には光ファイバ母材1の第2具体例の形状を表すグラフが示されている。図4、図5では、実線Aは光ファイバ母材の外径を示すものであり、実線Bはコア径を示すものであり、横軸は、光ファイバ母材1の先端からの長手方向の長さを示し、縦軸は直径を示している。
【0047】
第1具体例の光ファイバ母材1は、約1065kmの光ファイバ6を作り出すことができると演算により推定されるものであり、平均外径が約114mmであり、肩部12の最大外径φmaxが約122mmであり、太径部15の最大外径φmax’が約126mmである。また、最小外径φminは約108mmであり、外径差比率は約14.2%となっている。最小外径部位の位置は、肩部12の最大外径部位から先端側に約500mmだけ向かった位置である。換言すれば、この最小外径部位の位置は、太径部15の最大外径部位から約950mmだけ基端側の位置であり、基端側と先端側の間の中間位置よりも基端側寄りとなっている。
【0048】
さらに、肩部12の最大外径の部位から外径φ80mmの基端部側部位までの長さL1は140mmであり、太径部15の最大外径の部位から外径φ80mmの先端部側部位までの長さL2は100mmである。さらにまた、基端側領域Kにおいて、肩部12の最大外径の部位は、非ガラス化部が最大径を持つ部位でもあり、この非ガラス化部の最大径は約100mmである。
【0049】
第2具体例の光ファイバ母材1は、約1453kmの光ファイバ6を作り出すことができると演算により推定されるものであり、平均外径が約132mmであり、肩部12の最大外径φmaxが約146.5mmであり、太径部15の最大外径φmax’が約143.4mmである。また、最小外径φminは約126.5mmであり、外径差比率は約13.7%となっている。
【0050】
また、肩部12の最大外径の部位から外径φ80mmの基端部側部位までの長さL1は約125mmであり、太径部15の最大外径の部位から外径φ80mmの先端部側部位までの長さL2は約123mmである。さらにまた、基端側領域Kにおいて、非ガラス化部の最大径は約120mmである。
【0051】
第1具体例と第2具体例の各光ファイバ母材1を、内径が165mmの溶融炉7を持つ線引き装置5でもって線引きして光ファイバ6を製造したところ、予め定められたクラッド/コア比率を持つ適正な光ファイバ6を、1000(m/分)の速度で、計算通りの長さ分を安定的に線引きにより得ることができ、上記実施形態例に示した効果を奏することができることを確認した。
【0052】
なお、この発明は上記実施形態例に限定されるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例えば、上記実施形態例では、肩部12の最大外径と、太径部15の最大外径とは、ほぼ等しかったが、もちろん、肩部12の最大外径と、太径部15の最大外径とは異なっていてもよい。
【0053】
【発明の効果】
この発明によれば、光ファイバ母材は、外径が100mm以上の大型光ファイバ母材と成し、この大型光ファイバ母材は、線引きを行う際に上部側となる基端側領域に、中央部よりも張り出した肩部が形成され、かつ、線引きの際に下部側となる先端側領域には、中央部よりも太い太径部が形成されている。このような形態を有する大型光ファイバ母材は、例えばスートの焼結工程での加熱条件などを適宜に設定することによって、容易に製造することができる。このため、従来では必須であったスート焼結工程の後の延伸工程を省略することができる。
【0054】
これにより、製造工程の簡略化を図ることができる。また、大型の光ファイバ母材を延伸するための大型な延伸装置が不要となり、さらに、大型光ファイバ母材を延伸する際に必要であった加熱エネルギーを削減することができて省電力化を図ることができる。これらのことから、光ファイバ母材の製造コストを低減することができる。
【0055】
さらに、光ファイバ母材を線引きする際には、光ファイバ母材を配置する炉内に光ファイバ母材の長手方向に沿ってガスが流される。従来では、線引きが終わりに近付くと、その炉内のガスの流れが乱れて光ファイバ母材が振れてしまうので、線引きを安定して行うことができないという問題があった。
【0056】
これに対して、この発明では、光ファイバ母材の引き終わり側となる基端側領域には中央部よりも張り出した肩部が形成されており、この肩部と炉の内壁面との間の間隔は狭くなる。このため、この狭い間隔によってガスが整流される。よって、ガス流の乱れを防止できて、安定して線引きを行うことができる光ファイバ母材の有効線引き領域を拡大することができる。これにより、無駄を減らすことができ、1本の光ファイバ母材から作り出すことができる光ファイバの長さを長くすることができる。このことに起因して光ファイバの製造コストを低減することができ、光ファイバの低コスト化を図ることを容易にする。
【0057】
また、光ファイバ母材の基端側領域において、肩部の最大外径の部位から、外径が80mmの基端部側部位までの長さが80mm未満であり、肩部と基端部との間が非常に狭い場合には、製造工程における焼結工程で、その肩部と基端部間の狭い領域に応力が集中して光ファイバ母材が落下してしまうという問題が生じる虞がある。これに対して、肩部の最大外径の部位から、外径が80mmの基端部側部位までの長さが、80mm以上、かつ、200mm以下の範囲内とすることにより、肩部から基端部にかけての領域が広くなり、焼結工程で当該領域に応力が集中することを緩和することができて、光ファイバ母材の落下問題を防止することができる。
【0058】
また、光ファイバ母材の肩部から基端部にかけて、クラッド原層をほぼ非ガラス化部とすることも、焼結工程での落下を防止することに寄与することができる。つまり、焼結工程において、光ファイバ母材の基端側領域を加熱する際に、ガラス化する程度の高温に加熱しないので、光ファイバ母材の基端側領域は柔軟化せず、これにより、光ファイバ母材の基端側が高温加熱による柔軟化によって伸びてしまって落下するという事態を防止することができる。
【0059】
さらに、光ファイバ母材の先端側領域において、中央部よりも外径が太い太径部が形成され、この太径部の最大外径の部位から、外径が80mmの先端部側部位までの長さが、50mm以上、かつ、300mm以下の範囲内とすることにより、焼結工程において、コア部材からクラッド原層が剥離するという問題や、クラッド原層にクラックが発生するという問題を防止することができ、しかも、有効線引き領域を拡大することができる。
【0060】
この発明の製造方法を用いることにより、製造工程を増加することなく、又、特別な装置を新たに準備するということもなく、非常に簡単に本発明の光ファイバ母材を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る光ファイバ母材の一実施形態例を模式的に示したモデル図である。
【図2】この発明の光ファイバ母材の製造方法の一実施形態例を説明するための図である。
【図3】上記実施形態例の光ファイバ母材の効果を説明するための図である。
【図4】光ファイバ母材の第1具体例を説明するためのグラフである。
【図5】光ファイバ母材の第2具体例を説明するためのグラフである。
【図6】光ファイバ母材の従来例を示すモデル図である。
【図7】従来の光ファイバ母材の問題点を説明するための図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ母材
2 コア母材
3 クラッド原層
6 光ファイバ
10 スート
12 肩部
15 太径部
Claims (8)
- 光ファイバのコアとなるコア母材の外周に、光ファイバのクラッドとなるクラッド原層が形成されて成る光ファイバ母材において、この光ファイバ母材は外径が100mm以上の大型光ファイバ母材と成し、当該光ファイバ母材から光ファイバを作り出す線引き工程で吊り下げられる際に上部側となる基端側領域には、中央部よりも張り出した肩部が形成され、かつ、前記肩部から基端部にかけてのクラッド原層はほぼ非ガラス化部と成していることを特徴とした光ファイバ母材。
- 肩部から基端部にかけてのクラッド原層は、その表面部分がガラス化され、それよりも内部が非ガラス化部と成していることを特徴とした請求項1記載の光ファイバ母材。
- 肩部のクラッド原層の非ガラス化部の厚みは、コア母材の直径の1.1倍以上であることを特徴とした請求項2記載の光ファイバ母材。
- 光ファイバ母材の基端側領域において、肩部から基端部に向かうに従って外径が細くなり、基端部の外径が80mmよりも細くなる構成と成し、肩部の最大外径の部位から、外径が80mmの基端部側部位までの長さが、80mm以上、かつ、200mm以下の範囲内であることを特徴とした請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の光ファイバ母材。
- 光ファイバ母材の下部側となる先端側には、中央部よりも外径が太い太径部が形成されており、当該先端側領域において、太径部から先端に向かうに従って外径が細くなり、先端の外径は80mmよりも細くなる構成と成し、太径部の最大外径の部位から、外径が80mmの先端部側部位までの長さが、50mm以上、かつ、300mm以下の範囲内であることを特徴とした請求項1乃至請求項4の何れか1つに記載の光ファイバ母材。
- 最小外径の部位は先端側と基端側との間の中間位置よりも基端側寄りに設けられていることを特徴とした請求項1乃至請求項5の何れか1つに記載の光ファイバ母材。
- 最小外径をφminとし、最大外径をφmaxとした場合に、((φmax−φmin)/φmax)×100(%)の演算式により求まる外径差比率が5%以上、かつ、25%以下の範囲内であることを特徴とした請求項1乃至請求項6の何れか1つに記載の光ファイバ母材。
- 光ファイバのコアとなるコア母材の外周に、光ファイバのクラッドとなるクラッド原層を形成してスートを作製し、その後に、そのスートを加熱してガラス化させる焼結工程を行う光ファイバ母材の製造方法において、スートの焼結工程では、スートを吊り下げて、スートの下端側から上端側に向かって順に加熱していき、スートの中央部を加熱しているときに、下端部分の重量を利用して、当該中央部を引き伸ばして外径を他の部位よりも細くし、また、スートの上部を加熱する際には加熱温度を下げて、ガラス化されなかった非ガラス化部分をスート上部に残すことを特徴とした光ファイバ母材の製造方法。
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