JP3996810B2 - 横葺屋根材の接続部材及び横葺屋根材の接続構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋根勾配に沿って下方から上方へと屋根下地に葺き上げていく横葺屋根材の横方向(軒棟方向と直交する方向、すなわち屋根勾配と直交する方向)の接続に用いる接続部材及びその接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
横方向に隣り合う横葺屋根材の接続方法は従来から各種の方法が採用されているが、例えば、特開平4−228758号公報に記載の方法が本出願人によって提案されている。この公報の方法は、二つの差し込み片、カバー材、捨て板を用いて横葺屋根材を接続するものであって、断面略コ字状に形成された差し込み片の溝内に横葺屋根材の側端部を挿入し、差し込み片を取り付けた二つの横葺屋根材をその側端部が隣接するようにして捨て板の表面に並べ、両側縁の下面側に内方へ突出させた係止片を有するカバー材を上記の隣接する横葺屋根材の表面間に跨らせて配置し、横葺屋根材に取り付けた上記差し込み片の溝内にカバー材の係止片を差し込んで係止するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記の接続方法では、差し込み片とカバー材と捨て板及び横葺屋根材とがそれぞれ別体で形成されているので、これらを屋根下地上の高所で順次組み立てていかなければならず、作業性が低く、しかも大きな危険を伴うという問題があった。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、作業性を向上させることができると共に高所における作業を少なくして施工の際の危険を小さくすることができる横葺屋根材の接続部材及び横葺屋根材の接続構造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る横葺屋根材の接続部材Aは、屋根下地1に敷設される隣り合う横葺屋根材2、2の側端部同士を接続するための接続部材であって、屋根下地1と横葺屋根材2の間において隣り合う横葺屋根材2、2に亘って配設される基板3と、基板3との間で横葺屋根材2の側端部を挟持するためのカバー材5とを一体に備え、カバー材5を表面板51とその両側端部から裏面側に屈曲した一対の連結片52、52とを備えて形成し、各連結片52に中央切欠部54を形成し、隣り合う横葺屋根材2、2の側端部間において基板3の上面に軒棟方向に沿って連結部4を突設し、カバー材5の表面板51と連結片52との間で連結部4を挟持して連結部4にカバー材5を連結することによりカバー材5を基板3及び連結部4に対して軒棟方向に沿ってスライド移動自在に形成し、軒棟方向と直交する方向に沿って谷が形成されるように、基板3と連結部4とカバー材5とを屈曲して基板屈曲部41と連結部屈曲部42とカバー材屈曲部43とを形成すると共に上記カバー材屈曲部43はカバー材5の上記中央切欠部54を横切るように形成し、カバー材5をスライド移動させることによって横葺屋根材2に形成した被係止部6に係止させるための係止部7をカバー材5に形成して成ることを特徴とするものであり、屋根下地1上の高所で基板3とカバー材5を組み立てる必要がなく、基板3とカバー材5の間に横葺屋根材2の側端部を差し込むだけで接続部材Aを介して隣り合う横葺屋根材2を接続することができ、作業性を向上させることができると共に高所における作業を少なくして施工の際の危険を小さくすることができるものである。
【0006】
また、本発明の請求項1に係る横葺屋根材の接続部材Aは、横葺屋根材2の被係止部6にカバー材5の係止部7を係止することによって、接続部材Aと横葺屋根材2とを強固に連結することができ、接続部材Aに対する横葺屋根材2の取り付け強度を高くすることができるものである。
【0007】
本発明の請求項1に係る横葺屋根材の接続部材Aは、カバー材5を軒棟方向と略平行に下側(軒側)にスライド移動させると、連結片52に設けた中央切欠部54の上縁54aが連結部屈曲部42及びその近傍に引っ掛かるものであり、これにより、カバー材5の中央切欠部54よりも上部が連結部屈曲部42を通過することができず、カバー材5がそれ以上下側にスライド移動しないようになるものである。従って、連結部4の屈曲部分でカバー材5を引っ掛けてそのスライド移動を止めることができ、カバー材5が連結部4から外れて基板3から脱落するのを防止することができるものである。
【0008】
本発明の請求項2に係る横葺屋根材の接続構造は、請求項1に記載の接続部材Aを用いた横葺屋根材の接続構造であって、屋根下地1に接続部材Aを敷設し、横葺屋根材2の側端部を基板3とカバー材5との間に差し込んで挟持することによって隣り合う横葺屋根材2、2を接続して成ることを特徴とするものであり、屋根下地1上の高所で基板3とカバー材5を組み立てる必要がなく、基板3とカバー材5の間に横葺屋根材2の側端部を差し込むだけで接続部材Aを介して隣り合う横葺屋根材2を接続することができ、作業性を向上させることができると共に高所における作業を少なくして施工の際の危険を小さくすることができるものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を説明する。
【0010】
図2に示すように横葺屋根材2は、カラー鋼板やカラーステンレス鋼板、又は塩化ビニル系樹脂やフッ素系樹脂をラミネートした鋼板などの耐食性のある金属板等の板材で形成されるものであって、裏面側に緩やかな凸状に屈曲された断面略逆へ字状の屋根材本体10と、屋根材本体10の下端部(軒側端部)を裏面側に断面略コ字状に折り曲げて形成される嵌合部11と、屋根材本体10の上部(棟側部)を表面側に向けて折り曲げて形成される断面略倒L字状の被嵌合部12と、屋根材本体10の上端部(棟側端部)を表面側に向けて断面略倒L字状に折り曲げて形成される突出部13とで構成されている。また、屋根材本体10の上下方向(軒棟方向すなわち屋根勾配の方向)の略中央部において、横方向に沿って長い谷が全長に亘って形成されるように、屋根材本体10の上下方向の略中央部は裏面側に向かって突出させて屈曲されており、この屈曲した部分が屋根材屈曲部40として形成されている。
【0011】
図3に示すように、接続部材Aは基板3とカバー材5とを一体的に備えて形成されている。基板3は横葺屋根材2と同様の材料で形成することができる。基板3の下端部には裏面側に向けて斜めに折り曲げられた傾斜片20が横方向の全長に亘って形成されていると共に基板3の上端部には表面側に向けて折り曲げられた当接片21が横方向の全長に亘って形成されている。また、基板3の表面(上面)の略中央部には上下方向の全長に亘って連結部4が形成されている。連結部4は基板3の材料を屈曲形成することにより基板3の表面に突設されている。また、連結部4は断面略T字状に形成されており、連結部4の両方の側面には溝部22が上下方向の全長に亘って形成されている。さらに、基板3の両端部には表面側に向けて折り返された折り返し片23が形成されている。そして、基板3の上下方向の略中央部において、横方向に沿って長い谷が全長に亘って形成されるように、基板3の上下方向の略中央部は裏面側に向かって突出させて屈曲されており、基板3の屈曲した部分が基板屈曲部41として、連結部4の屈曲した部分が連結部屈曲部42としてそれぞれ形成されている。
【0012】
カバー材5は横葺屋根材2と同様の材料で形成することができる。カバー材5は、図4に示すように、矩形板状に形成される表面板51と、表面板51の幅方向の両端部から表面板51の裏面側に折り返し屈曲して形成される一対の連結片52と、表面板51の上端から表面板51の表面側に屈曲して形成される断面略U字状の係止部7と、表面板51及び連結片52の下端を連結片52の裏面側に屈曲して形成される断面略コ字状の係合部53とを備えて形成されている。また、各連結片52の長手方向の略中央部には底面視でコ字状の中央切欠部54が形成されている。各中央切欠部54は連結片52の先端に開口させて形成されており、また、各中央切欠部54は互いに対向する位置に形成されている。さらに、各連結片52の長手方向の下部には下端切欠部55が形成されている。各下端切欠部55は連結片52の先端及び下端に開口させて形成されており、また、各下端切欠部55は互いに対向する位置に形成されている。そして、カバー材5の上下方向の略中央部において、横方向に沿って長い谷が全長に亘って形成されるように、カバー材5の上下方向の略中央部は裏面側に向かって突出させて屈曲されており、カバー材5の屈曲した部分がカバー材屈曲部43として形成されている。このカバー材屈曲部43は中央切欠部54のほぼ中央を横方向に横切るように形成されるものである。
【0013】
そして、図5に示すように、一対の連結片52を基板3に設けた連結部4の両側の溝部22にそれぞれ差し込んで連結片52と表面板51との間で連結部4を挟持することによって、カバー材5を連結部4に連結してカバー材5を基板3に取り付けるようにしている。また、カバー材5を連結部4の長手方向(上下方向)に対してスライド移動可能に連結されており、これにより、カバー材5は基板3の表面で基板3に対して上下方向にスライド移動自在に形成されている。
【0014】
ここで、カバー材5の係合部53は基板3の傾斜片20よりも下側(先端側)に位置するものであり、図3(a)及び図6(a)に示すように、カバー材5を軒棟方向と略平行に上側(棟側)にスライド移動させると、係合部53が傾斜片20の先端に引っ掛かって係合されて、カバー材5がそれ以上上側にスライド移動しないようになるものである。また、カバー材5が最も上動した位置では基板屈曲部41の位置と連結部屈曲部42の位置とカバー材屈曲部43の位置がほぼ一致するようになるものである。
【0015】
一方、図6(b)に矢印で示すように、カバー材5を軒棟方向と略平行に下側(軒側)にスライド移動させて図3(b)に示す状態にすると、連結片52に設けた中央切欠部54の上縁54aが溝部22内において連結部屈曲部42及びその近傍に引っ掛かるものであり、これにより、カバー材5の中央切欠部54よりも上部が連結部屈曲部42を通過することができず、カバー材5がそれ以上下側にスライド移動しないようになるものである。また、カバー材5が最も下動した位置では基板屈曲部41及び連結部屈曲部42よりもカバー材屈曲部43が下側に位置するようになるものである。
【0016】
このようにして基板3にカバー材5を取り付けて容易に分離しないように一体化することにより本発明の接続部材Aが形成されるものであり、また、カバー材5をスライド移動させても連結部4の屈曲部分でカバー材5を引っ掛けてそのスライド移動を止めることができ、カバー材5が連結部4から外れて基板3から脱落するのを防止することができるものである。
【0017】
そして、本発明の接続部材Aを用いて隣り合う二つの横葺屋根材2、2を接続するにあたっては、次にようにして行うことができる。まず、接続部材Aを屋根下地1の所定の位置に載置して敷設する。屋根下地1としてはアスファルトルーフィング等の防水シート24を敷設した野地板25などを例示することができる。この際、接続部材Aの傾斜片20はこの接続部材Aよりも下側に葺設された横葺屋根材2の被嵌合部12の上(表面)に載置される。また、接続部材Aのカバー材5は最も下側にスライド移動させた状態にする。
【0018】
次に、図7に矢印で示すように、敷設した接続部材Aの側方から横葺屋根材2を近づけて横葺屋根材2の屋根材本体10の側端部を接続部材Aの基板3とカバー材5の連結片52と間の隙間に挿入すると共に上記の横葺屋根材2の側部を接続部材Aの基板3の上面に載置する。この際、屋根材本体10の側端部は連結片52を基板3から離れる方向に押し上げるように弾性変形させながら、基板3と連結片52と間に挿入されるものである。また、横葺屋根材2の屋根材屈曲部40と接続部材Aの基板屈曲部41がほぼ重なるようにする。また、横葺屋根材2の嵌合部11はこれよりも下側に葺設された横葺屋根材2の被嵌合部12に嵌合されて上下の横葺屋根材2が接続される。また、接続部材Aの当接片21は横葺屋根材2の突出部13の上面(棟側の面)に当接するようにする。このようにして接続部材Aの幅方向の両側に横葺屋根材2をそれぞれ配設する。
【0019】
次に、図7に矢印で示すように、カバー材5を上側に向かってスライド移動させる。これにより、屋根材屈曲部40と基板屈曲部41と連結部屈曲部42及びカバー材屈曲部43はほぼ重なるものである。また、カバー材5の上動によりカバー材5の係止部7が横葺屋根材2の屋根材本体10と被嵌合部12との間に挿入され、係止部7が被嵌合部12の下側に係止される。すなわち、カバー材5の係止部7を係止するための被係止部6として横葺屋根材2の被嵌合部12を用いるものであり、係止部7と被嵌合部12の係止により横葺屋根材2を接続部材Aに強固に連結して取り付けるものである。次に、被嵌合部12と突出部13の間において横葺屋根材2にビス等の固定具を打ち込んで屋根下地1に固定する。このようにして、横葺屋根材2の屋根材本体10の側端部を接続部材Aの基板3とカバー材5とで挟持することによって、図1に示すように、接続部材Aを介して横方向に隣合う横葺屋根材2を接続することができる。また、上記の作業を順次繰り返しおこなって上下左右の横葺屋根材2を接続することによって、屋根を形成することができるものである。尚、図1において、26は母屋、27は唐草である。
【0020】
【発明の効果】
上記のように本発明の請求項1の発明は、屋根下地に敷設される隣り合う横葺屋根材の側端部同士を接続するための接続部材であって、屋根下地と横葺屋根材の間において隣り合う横葺屋根材に亘って配設される基板と、基板との間で横葺屋根材の側端部を挟持するためのカバー材とを一体に備え、カバー材を表面板とその両側端部から裏面側に屈曲した一対の連結片とを備えて形成し、各連結片に中央切欠部を形成し、隣り合う横葺屋根材の側端部間において基板の上面に軒棟方向に沿って連結部を突設し、カバー材の表面板と連結片との間で連結部を挟持して連結部にカバー材を連結することによりカバー材を基板及び連結部に対して軒棟方向に沿ってスライド移動自在に形成し、軒棟方向と直交する方向に沿って谷が形成されるように、基板と連結部とカバー材とを屈曲して基板屈曲部と連結部屈曲部とカバー材屈曲部とを形成すると共に上記カバー材屈曲部はカバー材の上記中央切欠部を横切るように形成し、カバー材をスライド移動させることによって横葺屋根材に形成した被係止部に係止させるための係止部をカバー材に形成して成ることを特徴とするものであり、屋根下地上の高所で基板とカバー材を組み立てる必要がなく、基板とカバー材の間に横葺屋根材の側端部を差し込むだけで接続部材を介して隣り合う横葺屋根材を接続することができ、作業性を向上させることができると共に高所における作業を少なくして施工の際の危険を小さくすることができるものである。
【0021】
また、本発明の請求項1の発明は、横葺屋根材の被係止部にカバー材の係止部を係止することによって、接続部材と横葺屋根材とを強固に連結することができ、接続部材に対する横葺屋根材の取り付け強度を高くすることができるものである。
【0022】
また、本発明の請求項1の発明は、カバー材を軒棟方向と略平行に下側(軒側)にスライド移動させると、連結片に設けた中央切欠部の上縁が連結部屈曲部及びその近傍に引っ掛かるものであり、これにより、カバー材の中央切欠部よりも上部が連結部屈曲部を通過することができず、カバー材がそれ以上下側にスライド移動しないようになるものである。従って、連結部の屈曲部分でカバー材を引っ掛けてそのスライド移動を止めることができ、カバー材が連結部から外れて基板から脱落するのを防止することができるものである。
【0023】
本発明の請求項2の発明は、請求項1に記載の接続部材を用いた横葺屋根材の接続構造であって、屋根下地に接続部材を敷設し、横葺屋根材の側端部を基板とカバー材との間に差し込んで挟持することによって隣り合う横葺屋根材を接続して成ることを特徴とするものであり、屋根下地上の高所で基板とカバー材を組み立てる必要がなく、基板とカバー材の間に横葺屋根材の側端部を差し込むだけで接続部材を介して隣り合う横葺屋根材を接続することができ、作業性を向上させることができると共に高所における作業を少なくして施工の際の危険を小さくすることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す一部を破断した斜視図である。
【図2】同上の横葺屋根材を示し、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
【図3】同上の接続部材を示し、(a)(b)は平面図である。
【図4】同上のカバー材を示し、(a)は底面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。
【図5】同上の接続部材の一部を示す概略の断面図である。
【図6】同上の(a)は図3のa′−a′断面図、(b)はb′−b′断面図である。
【図7】同上の施工途中を示す一部の斜視図である。
【符号の説明】
1 屋根下地
2 横葺屋根材
3 基板
4 連結部
5 カバー材
6 被係止部
7 係止部
41 基板屈曲部
42 連結部屈曲部
43 カバー材屈曲部
51 表面板
52 連結片
54 中央切欠部
A 接続部材
Claims (2)
- 屋根下地に敷設される隣り合う横葺屋根材の側端部同士を接続するための接続部材であって、屋根下地と横葺屋根材の間において隣り合う横葺屋根材に亘って配設される基板と、基板との間で横葺屋根材の側端部を挟持するためのカバー材とを一体に備え、カバー材を表面板とその両側端部から裏面側に屈曲した一対の連結片とを備えて形成し、各連結片に中央切欠部を形成し、隣り合う横葺屋根材の側端部間において基板の上面に軒棟方向に沿って連結部を突設し、カバー材の表面板と連結片との間で連結部を挟持して連結部にカバー材を連結することによりカバー材を基板及び連結部に対して軒棟方向に沿ってスライド移動自在に形成し、軒棟方向と直交する方向に沿って谷が形成されるように、基板と連結部とカバー材とを屈曲して基板屈曲部と連結部屈曲部とカバー材屈曲部とを形成すると共に上記カバー材屈曲部はカバー材の上記中央切欠部を横切るように形成し、カバー材をスライド移動させることによって横葺屋根材に形成した被係止部に係止させるための係止部をカバー材に形成して成ることを特徴とする横葺屋根材の接続部材。
- 請求項1に記載の接続部材を用いた横葺屋根材の接続構造であって、屋根下地に接続部材を敷設し、横葺屋根材の側端部を基板とカバー材との間に差し込んで挟持することによって隣り合う横葺屋根材を接続して成ることを特徴とする横葺屋根材の接続構造。
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