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JP3996266B2 - 磁気テープ媒体及びシステム - Google Patents

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JP3996266B2
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    • G11B2220/90Tape-like record carriers

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、水平方向の記録のためのタイミング・ベースのサーボに関し、特に、データまたはアドレス指定情報をタイミング・ベースのサーボ情報に重畳すること、及び重畳されたデータまたはアドレス指定情報を読出すドライブに関する。
【0002】
【関連技術】
Alberechtらによる米国特許出願第270207号(1994年6月30日出願)(以下、関連特許出願1として参照)が、磁気テープ・システムのためのタイミング・ベースのサーボ・システムを示すために本願に組み込まれる。
【0003】
【従来の技術】
磁気テープ装置が容量を最大化するために使用する1つの方法は、テープ上の平行なトラックの数を最大化することである。トラックの数を最大化する典型的な方法は、トラック追従を提供し、トラックが非常に接近して配置されることを可能にするサーボ・システムを使用することである。いわゆる"ロー・エンド"・テープ装置でさえ、現在ではトラックの数を最大化するためにトラック追従を使用している。
【0004】
トラック追従サーボ作用の例は、水平方向のデータ・トラックのグループ間に横たわる、予め記録された平行な水平方向のサーボ・トラックのグループを提供することである。それにより、1つ以上のサーボ・ヘッドがサーボ情報を読出すことができ、付随するトラック追従サーボがサーボ・ヘッドが対応するサーボ・トラック上の中央に維持されるように、ヘッドまたはテープの垂直方向の位置を調整する。サーボ・ヘッドは所定の距離だけデータ・ヘッドから間隔を開けられ、サーボ・ヘッドのセンタリングにより、データ・ヘッドがデータ・トラック上でセンタリングされる。所定の距離は、特定のファミリ内の全てのテープ・ドライブに対して維持され、同一のまたは互換のファミリ内のテープ・ドライブ間で、テープ媒体の交換を可能にする。
【0005】
特にテープに適応化されるトラック追従サーボ・システムの例に、前記関連特許出願1で述べられる例が含まれる。サーボ・パターンが、非平行な角度で連続的な長さで記録される磁束遷移から構成され、ヘッドがサーボ・パターンの幅を横断して移動されるとき、サーボ・パターン上の任意のポイントにおいて読出されるサーボ遷移のタイミングが連続的に変化する。例えば、サーボ・パターンが、傾斜したまたは偏った遷移と交互に、トラックの長さ方向に実質的に垂直な真っすぐな遷移を含み、各々が1対の遷移を構成する。従って、サーボ読取りヘッドにより読出される遷移の相対タイミングが、ヘッドの垂直方向の位置に応じて直線的に変化する。インタレース式遷移対のグループを使用し、2つのタイミング間隔の比、すなわち2つの類似の遷移間のインタバルと、2つの異なる遷移間のインタバルとの比を決定することにより、スピードの不変性が提供される。サーボ・パターンと復号器との同期が、各々が異なる数の遷移対を有する2つの別々の遷移対のグループを有することにより達成される。従って、グループのセット内の位置が現グループ内の遷移対の数を知ることにより、容易に決定される。
【0006】
テープの幅に関するヘッドの垂直方向の位置の決定は、こうしたサーボ・システムにより容易に達成され得るが、テープの水平方向の位置を決定する良い手段が存在しない。テープの水平方向の位置の粗い推定値は、アイドル・ガイド・ホイール若しくはモータ、またはリールの回転数をカウントすることに獲得され得る。これは例えば、ホイール上の指標マークを有することなどによる。データ・レコードに対するより正確な水平方向の位置情報は、データ・レコードそれ自身の検出にもとづくが、これらのアプローチには多くの問題が存在する。1つは、巻き戻しされることなく排出されるテープ・カートリッジであり、指標マークのカウントが無意味となる。別の問題は、レコードをその位置の指標テーブルにもとづき、正しいレコード番号が見い出されるまでレコードを連続的に読出すことにより突き止めることである。これはレコードの1つが損傷している場合、或いは書込みスキップが許可される場合、大きな問題となる。書込みスキップでは、あるレコードの最初のコピーが不良の場合、そのレコードの複数のコピーが許可されたり、レコードのサブセットが許可される。レコードのどのコピーが読出されているかに関する不確実性により、エラー回復プロシージャは複雑化する。
【0007】
別の例は、モータまたはリールの1回転当たり非常に多数の、通常、数百の位置を提供する微細線タコメータを使用する。しかしながら、微細線タコメータはドライブの価格を押し上げ、ロー・エンドのテープ・ドライブでは使用することができない。タコメータはまた、かなりな空間を占有し、リール・モータ・スピンドルの高さを増加し、背の低いフォーム・ファクタ(形状係数)の達成をより困難にし、廉価な既製のモータの使用を阻止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、事前記録トラック追従サーボ情報上にアドレス指定データ情報が重畳された磁気テープ媒体を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
予め記録済みのトラック追従サーボ情報上に、データ情報が重畳される磁気テープ媒体が開示され、データ情報が水平方向のアドレス指定情報またはタコメータ情報を含み得る。少なくとも1つの水平方向サーボ・トラックを定義するサーボ情報が磁束遷移パターン内に記録される。少なくとも2つの繰り返し非平行磁束遷移対のサーボ・バースト・パターンが提供され、各遷移対の少なくとも1つの遷移が傾斜されるか、そうでなければサーボ・トラックの幅を横断して、連続的に水平方向に変化する。繰り返し遷移対の少なくとも2つの遷移が、その繰り返し遷移対の他の遷移に対して水平方向にシフトされ、シフトされた遷移が重畳されるアドレス指定データ情報を含む。再度、非平行サーボ遷移対は、対の遷移に対して、例えば傾斜される少なくとも1つの遷移を含む。
【0010】
本発明の別の態様は、記録媒体上に複合型サーボ及びデータ情報を記録するセンス可能な遷移パターンであり、繰り返し非平行サーボ遷移対の少なくともの2つの遷移が、繰り返し遷移対の他の遷移に対して水平方向にシフトされ、シフトされた遷移がデータ情報を含む。
【0011】
更に本発明の別の態様は、移動記憶媒体上のサーボ・パターン内に重畳されたデータを読出すデータ・システムであり、移動記憶媒体に関し水平方向のサーボ遷移をセンスするサーボ・トランスジューサ、センサされたサーボ遷移に応答して、非平行なサーボ遷移の位置シフトを検出する検出器、及び検出された位置シフトに応答して、重畳されたデータを復号する復号器を有する。本発明の別の態様では、データ・システムが磁気テープ・ドライブの一部としても提供され得る。
【0012】
更に本発明の別の態様は、重畳データを有する非平行磁束遷移対を含む予め記録済みのサーボ情報を書込む磁気テープ・サーボ書込み装置であり、データを所定時間シフトに符号化する符号器、及び符号器に応答して、刻時パルス源のタイミングをシフトするパルス・タイマを有し、それにより遷移対の少なくとも2つの非平行磁束遷移を遷移対の他の遷移に対して水平方向にシフトする。シフトされた遷移はデータ情報を含む。
【0013】
更に本発明の別の態様は、データ情報を非平行サーボ遷移に重畳する方法、及び重畳されたデータ情報を非平行サーボ遷移から復号する方法である。
【0014】
更に本発明の別の態様は、別々の平行なサーボ・トラック上への異なるタイプのデータの重畳であり、データ・タイプの1つはアドレス情報を含む。
【0015】
最後に、更に本発明の別の態様は、繰り返し磁束2重遷移対として記録される事前記録複合型サーボ及びデータ情報を有する磁気テープ媒体に関する。サーボ情報は2重遷移の一方だけを含み、2重遷移の少なくとも一方は、繰り返し遷移対の他の遷移に対して異なる幅を有する。異なる幅の遷移はデータ情報を含む。
【0016】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照すると、本発明の実施例に従いサーボ・パターンを読出し、サーボ・パターン内に重畳されたデータを読出すタイミング・ベースのサーボ・システム10が示される。図1を参照すると、サーボ・システム10はテープ・ドライブ12を含み、これはテープ・データ・カートリッジ14を受け取り、ケーブル18によりホスト・プロセッサ16に接続される。テープ・カートリッジ14は、ある長さの磁気テープ20を含むハウジング19を含む。テープ・ドライブ12は、テープ・カートリッジ14が挿入される受取りスロット22を含む。ホスト・プロセッサ16は、例えばIBM"アプティバ"などの任意の好適なプロセッサを含んだり、IBM"RS6000"などのワークステーションであったり、またはIBM"AS400"などのシステム・コンピュータであったりする。テープ・ドライブ12は好適には、関連付けられるホスト・プロセッサと互換であり、様々なカートリッジまたはカセット・リニア・フォーマットの1つを想定し得る。こうしたテープ・ドライブの例には、IBM"3490"テープ・ドライブ・ユニット、或いは"デジタル・リニア・テープ"または"Travan"互換テープ・ドライブが含まれる。
【0017】
図2を参照すると、こうしたテープ・ドライブは通常、テープ・カートリッジ14のリールを回転し、磁気テープ20をヘッド・アセンブリ24を横断して移動する駆動モータ(図示せず)を含む。ヘッド・アセンブリは実線で示され、比較的狭いサーボ読取りヘッド26を含む。サーボ読取りヘッドは、磁気テープのサーボ・トラック27内に記録されたサーボ・パターンを検出する。ヘッド・アセンブリのデータ・ヘッド28は、通常、サーボ・ヘッドよりも大きく、複数のデータ・トラックを含む磁気テープのデータ・トラック領域29上に位置決めされ、データ・トラックに記録されたデータを読出したり、データをデータ・トラックに書込んだりする。図2は、説明の簡略化の都合上、単一のサーボ読取りヘッド及び単一のデータ・ヘッドを示す。当業者には、ほとんどのテープ・システムが複数の平行なサーボ・トラック、複数のサーボ読取りヘッド、及び複数のデータ読取り及び書込みヘッドを有することが理解されよう。
【0018】
サーボ・トラック中心線30は、磁気テープ20の長さに沿って延びるように示される。サーボ読取りヘッド26は比較的狭く、サーボ・トラック27の幅よりもかなり小さな幅を有する。前記関連特許出願1によれば、磁気テープがテープ・ヘッド・アセンブリ24を横切り水平方向に移動され、従ってサーボ・トラック27がサーボ・ヘッド26に対して直線的に移動される。こうした移動が発生するとき、磁束遷移のサーボ・パターンがサーボ読取りヘッド26により検出され、サーボ読取りヘッド26はアナログ・サーボ読取り信号を生成し、これがサーボ信号線34を介して、信号復号器36に提供される。信号復号器36はサーボ読取りヘッド信号を処理して位置信号を生成し、これが位置信号線38を介して、サーボ制御装置40に伝達される。サーボ制御装置40はサーボ制御信号を生成し、それを制御線42を介してヘッド・アセンブリ24のサーボ位置決め機構に提供する。サーボ位置決め機構は、サーボ制御装置からの制御信号に応答して、サーボ読取りヘッド26を含むヘッド・アセンブリをサーボ・トラック中心線30に対して垂直方向に、所望のサーボ・トラックに達するまで、或いはサーボ読取りヘッド26をサーボ・トラック中心線30に対して中央に維持するように移動する。
【0019】
図3は、前記関連特許出願1に従う一般的なサーボ・パターンを示す。当業者には、垂直線がサーボ・トラックの幅を横断して延びる磁束遷移のストライプ、または磁束の領域を表すことが理解されよう。磁束の領域の場合、エッジはサーボ読取りヘッド信号を生成するために検出される磁束遷移を含む。遷移は2つの磁気極性を有し、それぞれはストライプの各エッジ上に現れる。サーボ読取りヘッド26が遷移を横切るとき、読取りヘッドはパルスを生成し、その極性は遷移の極性により決定される。例えばサーボ読取りヘッドは、各ストライプのリーディング・エッジ上で正のパルスを生成し、トレーリング・エッジ上で負のパルスを生成する。サーボ・パターン44は、2つの異なる方位を有する繰り返し遷移を含む。第1のストライプまたは"シェブロン(chevrons)"46は、サーボ・トラックの幅を横断して延び、トラックの水平方向に対して傾斜する第1の方位を有する。第2のストライプまたはシェブロン48も、サーボ・トラックの幅を横断して延びるが、シェブロン46とは反対に傾斜する方位を有する。
【0020】
各シェブロン46及び対応するシェブロン48は、所定の距離A0、A1、A2及びA3により分離される1対の遷移を含む。前記関連特許出願1では、所定の距離の各々が同一である。シェブロンの各々の頂点が、サーボ・トラックの中心線に配置される。シェブロン46及び48は、トラック中心線に対して対称的なダイヤモンド形のパターンを形成する。
【0021】
従って、磁気テープがサーボ読取りヘッドに対して直線的に移動されるとき、サーボ読取りヘッドは、ピークを有するアナログ・サーボ読取りヘッド信号を生成し、そのピークツーピーク・タイミングは、ヘッドがトラックの幅を横断して移動するとき、変化する。タイミングのこの変化がサーボ・トラック内での磁気サーボ読取りヘッドの相対的な垂直方向の位置を決定するために使用される。通常、リーディング・エッジ遷移だけがサーボ・タイミング測定に使用される。
【0022】
以下では、"非平行サーボ遷移"または類似の命名法は1対の遷移を指し示し、それらの遷移の少なくとも一方は傾斜されるか、そうでなければ対の遷移に対してサーボ・トラックの幅を横断して、連続的に水平方向に変化する。
【0023】
図3に示されるサーボ・パターンは、遷移シェブロン対46及び48の第1のセット、及び遷移シェブロン対46及び49の第2のセットを含む。遷移46及び49は、所定距離B0、B1、B2及びB3により分離される。A及びBのインタバルは、テープ・スピードに無関係な位置信号を生成するために使用される。ダイヤモンド形パターン(以下、"ダイヤモンド")の両側にあるシェブロン間のAインタバルだけが、垂直方向の位置に従い変化することが重要である。Bインタバルは位置に関係なく一定である。従ってインタバルを計時し、それらの比を計算することにより、位置信号が生成される。
【0024】
ダイヤモンドまたは類似の対が読取られているか否かを確認する能力は、シェブロンのグループ間で、異なるギャップを有することにより決定され得る。或いは、ダイヤモンドの交互のグループ内の異なる数のシェブロンにより、サーボ信号のシーケンスが区別されてもよい。図3に示されるように、第1のグループ内には4つのシェブロン46が提供され、第2のグループ内には5つのシェブロン49が提供される。
【0025】
図4は、データをサーボ・トラックに符号化するために、遷移が磁気テープに対して水平方向にシフトされた図3のシェブロン及びダイヤモンドを示す。データはサーボ・タイミングが正しければ、任意の態様で符号化され得る。
【0026】
サーボ・ループにおいて、位置誤差信号は次の式から決定される。
誤差信号=(A0+A1+A2+A3)/(B0+B1+B2+B3)
【0027】
ここでA0は、順方向グループの第1のシェブロンと、逆方向グループの第1のシェブロンとの間の距離であり、A1は順方向グループの第2のシェブロンと、逆方向グループの第2のシェブロンとの間の距離である(以下同様)。同様に、B0は順方向グループの第1のシェブロンと、次の順方向グループの第1のシェブロンとの間の距離であり、B1は順方向グループの第2のシェブロンと、次の順方向グループの第2のシェブロンとの間の距離である(以下同様)。
【0028】
ここで
X0=順方向グループの第1のシェブロンの位置
X1=順方向グループの第2のシェブロンの位置
X2=順方向グループの第3のシェブロンの位置
X3=順方向グループの第4のシェブロンの位置
Y0=逆方向グループの第1のシェブロンの位置
Y1=逆方向グループの第2のシェブロンの位置
Y2=逆方向グループの第3のシェブロンの位置
Y3=逆方向グループの第4のシェブロンの位置
Z0=次の順方向グループの第1のシェブロンの位置
Z1=次の順方向グループの第2のシェブロンの位置
Z2=次の順方向グループの第3のシェブロンの位置
Z3=次の順方向グループの第4のシェブロンの位置
と仮定すると、誤差信号は次のようになる。
誤差信号=((Y0−X0)+(Y1−X1)+(Y2−X2)+(Y3−X3))/((Z0−X0)+(Z1−X1)+(Z2−X2)+(Z3−X3))
誤差信号=((Y0+Y1+Y2+Y3)−(X0+X1+X2+X3))/((Z0+Z1+Z2+Z3)−(X0+X1+X2+X3))
【0029】
グループの4つの全メンバの位置がオフセットされ、オフセットの合計が0に等しい限り、同一の結果を生成することが容易に理解される。例えば、
誤差信号=(((Y0+a)+(Y1+b)+(Y2+c)+(Y3+d))−((X0+e)+(X1+f)+(X2+g)+(X3+h)))/(((Z0+i)+(Z1+j)+(Z2+k)+(Z3+l))−((X0+e)+(X1+f)+(X2+g)+(X3+h)))
と仮定すると、同一の結果が得られる。
誤差信号=((Y0+Y1+Y2+Y3)−(X0+X1+X2+X3))/((Z0+Z1+Z2+Z3)−(X0+X1+X2+X3))
【0030】
ここで
a+b+c+d=e+f+g+h 及び、
i+j+k+l=e+f+g+h
であるためには、
a+b+c+d=e+f+g+h=i+j+k+l
であることが要求される。
【0031】
ダイヤモンドが一度に書込まれる制約が追加される場合、これは次のことを意味する。すなわち、この制約を強要する
a=e;b=f;c=g;d=h;
が、誤差信号の式を単純化する。なぜなら、データ変調が分子に対して与える影響が0であるからである。しかしながら、これは次の制約、すなわち
a+b+c+d=i+j+k+l
を維持する。これはデータ変調が次のように制御される場合、すなわち
a+b+c+d=0
i+j+k+l=0
の場合、常に真である。
【0032】
この単純化及び分離可能性は好適な実施例では維持されるが、絶対的な制約ではない。図4乃至図9に示される変調はこの制約を満足するが、図10の実施例はそれを回避する。
【0033】
a+b+c+d=0を保証する1つの技術は、一方のエッジの変位を他方のそれに一致させることにより(例えば変調が常に1対のエッジに、同等に反対方向に影響を与える)、データ変調が常に発生するように、制約を追加することである。この制約を満足する多数の解決策が存在する。例えば、
a=−b且つc=−dならば、a+b+c+d=0
i=−j且つk=−lならば、i+j+k+l=0
であり、これは正に後述される好適な実施例の1つである。
【0034】
重要な点は、サーボ・タイミングの観点から、シェブロンが対になって同一方向若しくは反対方向に、またはパターン内のあらゆる変化が互いにオフセットするようにシフトされることである。
【0035】
このことは、サーボ性能に影響を与えること無く、データがシェブロン・パターンの位置に符号化され得ることを意味する。符号化データは、タコメータ情報若しくはセクタ識別番号などのアドレス情報を符号化するために、またはテープ長、メーカ、媒体タイプなどのカートリッジに関する他の情報を符号化するために使用され得る。
【0036】
図5は、データをサーボ・パターンに符号化する最も簡単な方法を示す。サーボ位置誤差信号を生成し、データを符号化するために使用されるグループ内のシェブロンの最小数は2である。
【0037】
一般的な符号化アルゴリズムは、シェブロンを遠ざけることにより"1"を符号化し、シェブロンを一緒に近づけることにより"0"を符号化する。各シェブロンが移動される距離は大きさは同一であるが、方向は反対である。シェブロンは対になって移動されなければならないので、ダイヤモンドを構成する両方のシェブロンが対として一緒に移動される。図5では、上方のダイヤモンド50は、データの無いシェブロンの公称スペーシングを示し、下方のダイヤモンド51のパターンは、左から右にビット列"0011"を符号化するように示される。
【0038】
1グループにつき2つのシェブロンを有する場合の主な欠点は、駆動スピードを一定且つ既知のスピードに維持しない限り、"00000"パターンと"11111"パターンとの区別が困難なことである。従って、1グループにつき2つのシェブロンを有するだけの場合、速度独立の設計は困難である。
【0039】
しかしながら、図6に示されるように、1グループにつき3つ以上のシェブロンが使用される場合には、速度独立の設計は可能である。図6の上の部分は、3つのシェブロンのグループ55を含み、各グループはデータを有さず、公称スペーシングである。下の部分は、3つのシェブロンのグループ56を有する本発明の実施例を示し、各グループの最初の2つのシェブロンがデータを符号化するためにシフトされている。図示の方法では、"0"はグループの最初の2つのシェブロンを遠ざけることにより符号化され、"1"はグループの最初の2つのシェブロンを一緒に近づけることより符号化される。シフトが同一の大きさであれば、サーボ検出器の見地から、それらはオフセットし、結果のAタイミング・インタバル対Bタイミング・インタバルのサーボ比が、トラック追従のための正確なサーボ垂直方向位置決め信号を提供する。
【0040】
図6を参照すると、符号化データの見地からXが最初の2つのシェブロン間の距離であり、Yがグループの2番目と3番目のシェブロン間の距離と仮定すると、XがYよりも大きい場合、"0"が復号され、YがXよりも大きい場合、"1"が復号される。従って、X0及びY0は"0"として復号され、X1及びY1は"0"として復号され、X2及びY2は"1"として復号される(以下同様)。図示のパターンは、パターンが書込まれる媒体が移動している限り作用する。グループ間で速度独立、すなわち速度に対する依存性はない。
【0041】
図示の方法及びパターンでは、サーボ対(例えばダイヤモンド)の逆方向シェブロン上に符号化されるデータは、順方向グループ上に符号化されるデータを鏡映する必要はない。順方向グループ用の書込みドライバが逆方向グループ用の書込みドライバに接続されない場合、独立なデータがそれぞれのグループに書込まれ得る。サーボ書込みドライバが一緒に結合される場合、逆方向グループ内のデータが鏡映され、順方向グループ内のデータを複製する。
【0042】
図7の(A)は、1データ・グループにつき4つのシェブロンを使用する本発明の別の実施例のパルス・パターンを示す。本発明の好適な実施例では、これらのパルス・パターンが、図8に示される交互の4ダイヤモンド及び5ダイヤモンド・バースト内で使用される。各5シェブロン・ダイヤモンド内の5番目のシェブロンは、この実施例ではデータとして符号化されず、バーストのシーケンスの同期を提供し、シェブロン対の5及び4シーケンス内の4つの符号化ビットの内の復号されている2つを示す。
【0043】
図7の(A)及び(B)のパルス・パターンは、図8のシェブロンを表す。図8に示されるように、順方向グループ及び逆方向グループの両方のシェブロンが、一緒にシフトされる。これはサーボ書込みプロセスにおいて、順方向グループ用の書込みドライバと逆方向グループ用の書込みドライバとを結合することにより、達成される。結果のパターンは図5のそれに類似するが、最小4つのダイヤモンドを有するグループに拡張され、各グループの最初の2つのダイヤモンド、または各グループの3番目と4番目のダイヤモンドをシフトすることにより、1ダイヤモンド当たり2ビットのデータを符号化する能力を提供する。上方のダイヤモンドのセット60はデータを有さず、シェブロンが公称距離である。下方のダイヤモンドのセット61は、太線のシェブロンをシフトすることにより符号化される図示のデータ・パターンを有する。
【0044】
図7の(B)は、サーボ・データを読出すことにより得られるパルスのシフト、及びパルスの復号を示す。図7の(B)は更に、5シェブロン・グループ内の5番目のシェブロンのシフトを示し、これはワード・データを識別するための同期マークを提供する。例えば、ワード・データは32ビット・シーケンスを含み、同期マークは1ワードの終り及び次のワードの開始を示す。
【0045】
ダイヤモンドのグループに渡り、適切なサーボ・インタバルを維持するために、この実施例ではシェブロン符号化設計の各々が、1度に2つのシェブロンをシフトする。従って、常に各ダイヤモンド・バースト内に、+dと−dのオフセット対(互いに相殺する同等で反対のオフセット)による、AインタバルのオフセットとBインタバルのオフセットとが存在し、それ故、位置サーボ情報はデータ変調により影響されない。
【0046】
図9は、図8の編成を示すが、サーボ・トラックの水平方向に垂直な1つの遷移と、"ダイヤモンド"を構成する各遷移対に対して傾斜される別の遷移とを使用する。等価な"シェブロン"及び"ダイヤモンド"を形成するこのタイプ及び別のタイプの遷移が、本発明から逸脱することなく当業者には考案されよう。
【0047】
"2重遷移"パターンが図10に示され、そこではデータが2重遷移65の幅を変化することにより符号化される。通常、サーボ・シェブロンは2つの実際の遷移を含み、第1の遷移は磁気極性の第1のスイッチを有し、磁気極性の反対のスイッチがそれに続く。しかしながら通常、サーボ・システムは極性スイッチングの1方向だけを読出すかまたは認識し、他は無視する。それに対して、前述のパターンの"遷移"は典型的なタイプであり、シェブロンは2つの反対の極性遷移を有するが、それらは1つの遷移として見なされる。
【0048】
図10に示される本発明の実施例は、反対の極性遷移の一方をサーボ・データとして使用し、極性遷移の他方を符号化データとして使用することにより、こうした典型的なサーボ・システムを利用する。データ・ピーク66により示されるように、左から右に読出す場合、シェブロン65のリーディング・エッジ遷移は正のピークを提供し、シェブロンのトレーリング・エッジ遷移は負のピークを提供する。図示の例では、リーディング・エッジの正のピークは、サーボ・パターン67に示されるサーボ情報を含み、トレーリング・エッジの負のピークは、符号化データを含む。従って、2重遷移の幅が変調され、各正のピークと続く負のピークとの間で、データを符号化するための被変調インタバルを提供する。
【0049】
2重遷移の幅の変調または符号化は、2つの形式のいずれかを取り得る。1形式では、変調がリーディング・エッジとトレーリング・エッジとの間の距離、または正と負の遷移の間のタイミングである。別の形式では、変調がトレーリング・エッジ間の距離、または負の遷移間のタイミングである。
【0050】
図11は、本発明に従うデータ復号システムの実施例のブロック図であり、これは図2のサーボ信号復号器36内に組み込まれる。
【0051】
サーボ・ヘッドのアナログ出力が、信号線34を介してピーク検出チャネル70に提供され、ピーク検出チャネルは、サーボ遷移の正及び負のピークの出力信号を、前記関連特許出願1のサーボ位置誤差信号(PES)生成回路71に提供する。ヘッドをトラック上でセンタリングするために、ヘッドの垂直方向のサーボ作用を制御するPESを提供する他に、PES回路71は前記関連特許出願1に示されるように、シェブロン間の様々なギャップを示す信号を提供する。更に図8を参照すると、PES回路71はシェブロンをカウントし、サーボ・ヘッドのシェブロンに対する水平方向の位置を確立し、各ギャップにおいて4つの信号の1つを提供する。特に、OUT1はダイヤモンド・パターンの5つの後続のシェブロンをカウントする時に提供され、CLR1は次の4つのシェブロンをカウントし、ギャップをセンスする時に提供され、OUT2はダイヤモンド・パターンの次の4つのシェブロンをカウントする時に提供され、CLR2は次の5つのシェブロンをカウントし、ギャップをセンスする時に提供される。PES回路71は、これらの信号を図11の信号線73を介して、ビット検出及び同期論理回路75に提供する。
【0052】
ピーク検出チャネル70の出力信号は、ビット検出及び同期論理回路75にも供給される。論理回路75は、図8または図9のシェブロン遷移の検出された正のピーク、または図10のシェブロン遷移の正及び負のピークを、それらのピーク間のインタバルにもとづき復号する。それにより符号化データ・ビットが復号される。データ・ビットはフォーマット復号器77に供給され、ワードにフォーマットされ、結果のデータ・ストリームがインタフェース78を介して、テープ・ドライブ制御装置マイクロプロセッサに供給される。
【0053】
図11の論理回路は多くの形態を取り得、それらは論理回路設計者の選択による。以下では、使用され得る多くの形態の一例を示す。
【0054】
図12は、図11のピーク検出チャネル70の2つの例を示す。図12の(A)は、当業者には周知のアナログ・ピーク検出チャネルを含み、これは信号線34上のサーボ・ヘッドからの出力のピークを検出する。このピーク検出チャネルは、信号線80上に、信号線34上に受信されるアナログ信号のピークのタイミングを指定するタイミングを有する出力信号を提供する。図12の(B)は、デジタル・ピーク検出チャネルを含み、これは信号線80上に、所与のサンプル時間内に信号線34上に受信されるアナログ信号のピークのタイミングを指定するタイミングを有する出力信号を提供することにより、アナログ・ピーク検出チャネルと同一の機能を実行する。デジタル・ピーク検出チャネルは更に、非同期クロックを使用することにより、正確なピーク到来時間を示すデジタル信号が信号線81上に提供され得るようにし、それによりピーク検出に関するエラーの機会を低減する。デジタル・ピーク検出チャネルは当業者には周知であり、図12の(A)及び(B)などの回路の選択は、設計者の判断による。
【0055】
ビット検出及び同期論理回路75の機能を実行する論理回路の例について、図13乃至図20を参照して簡単に述べることにする。図中、"B状態"はビット復号器の現ビット状態を表し、"P状態"はビット復号器の前のビット状態を表す。
【0056】
図13を参照すると、ビット検出制御論理回路83は、受信されるピークの状態、例えばピークが表す遷移を決定し、検出ピークの状態を示すデジタル信号を信号線84上に提供する。ビット検出論理回路85は、その状態がビット検出制御論理回路83により識別されたピーク間のインタバルのタイミングにもとづき、遷移内で符号化されたビット(対または双ビット形式)を決定し、双ビットを信号線86上に提供する。PLL87はOUT1及びOUT2信号に応答して、ダイヤモンド間のギャップを示すサンプル・クロック信号を提供し、それにより、ビット検出論理回路85からの新たな双ビットの出力を制御する。PLL87はサンプル・クロック信号を、約20メガヘルツ乃至30メガヘルツの周波数で提供する。ピーク間のインタバルを決定するために、ビット検出論理回路85により使用されるインタバル・クロックは、サンプル・クロックの約20倍乃至50倍で動作する。
【0057】
ビット検出制御論理回路83の例が、図14の論理ブロック図、及び図15のフロー図を参照して述べられる。状態マシン組み合わせ論理90は、好適には、高水準論理設計言語により作成された固定の組み合わせ論理を含む。図示の例では、状態マシン90は、図15のフローチャートに従い動作する。
【0058】
PES論理から受信されるギャップ信号の各々は論理和され、信号線91上に状態マシン・リセット信号(SMリセット)を提供する。SMリセット信号によりリセットされた状態マシンの開始状態では、信号線84上に提供される状態は0である。図15に示されるように、SMリセット信号は任意の時刻に受信され、マシンを0にリセットする。このことは、たとえピークの1つが検出されなかったとしても、状態マシンが常に正しいポイントから開始することを保証する。状態マシンは次に第1の状態において、第1のピークを待機し、ピークが検出されるまで、各インタバル・パルスを再生する。ピークの検出に際して状態マシンは状態2に増分され、第1の遷移またはシェブロンと第2のシェブロンとの間の第1のインタバルD0が進行中であり、図13のビット検出論理回路85により計時されることを見極める。第2のピークの検出に際し、状態マシンは状態3に変化し、次の遷移または第2のシェブロンが識別されたことを示し、D0インタバルを終了し、D1インタバルのタイミングを開始する。このプロセスは、符号化データに対する3つの全てのインタバルD0、D1及びD2が、状態5において識別されるまで継続する。5シェブロン・ダイヤモンドの例の最後のシェブロンは、状態6においてD3すなわち同期マークとして検出される。ギャップの1つに遭遇する際、SMリセットは状態マシンを状態0にリセットする。
【0059】
図14では、状態信号がレジスタ93に更新されるまで記憶され、記憶された状態信号が信号線84上に提供される。更新時、現状態は前の状態となり、レジスタ94に記憶され、信号線95上に提供される。
【0060】
図13のビット検出論理85に関して図16乃至図17を参照して説明する。
【0061】
図16を参照すると、高速インタバル・クロック信号が信号線98を介して、インタバル・カウンタ99に供給される。比較器101は、状態変化が発生する度に、インタバル・カウンタ99をリセットする。双方向テープ移動を考慮するために、組み合わせ論理回路102が提供され、これはテープ方向及び状態マシンの状態に応答して、インタバル・カウンタ99の適切なカウントを、適切なインタバル長レジスタ103、105、107及び109にゲートする。組み合わせ論理回路102は好適には、高水準論理設計言語により作成される固定論理回路である。論理回路が図16に示され、ここで"F"はテープが順方向に移動していることを示し、"R"はテープが逆方向に移動していることを示し、"5バースト"の"0"は4シェブロン・バーストを示し、"5バースト"の"1"は、5シェブロン・バーストを示し、"D0"、"D1"、"D2"及び"D3"の下の数字は、状態マシンの状態を示し、D0、D1、D2及びD3インタバルを提供する。例えばテープが4シェブロンを有し、順方向に移動している場合、組み合わせ論理102は状態2の検出に際し、インタバル・カウンタ99のカウントをD0LENレジスタ103にゲートし、D0インタバル長を表すインタバル・カウントを提供する。組み合わせ論理回路102は次に、インタバル長D1のカウントをレジスタ105にゲートし、インタバル長D2のカウントをレジスタ107にゲートする。5シェブロン・グループが検出される場合には、組み合わせ論理回路102はインタバル長D3のカウントをレジスタ109にゲートする。
【0062】
図17を更に参照すると、図7に示される論理に従う復号のために、インタバル長レジスタの出力が組み合わせ論理回路110に提供される。組み合わせ論理回路は好適には、高水準論理設計言語により作成される固定論理回路である。復号された双ビットがレジスタ111に記憶され、図13にも示されたように、出力信号線86上に提供される。遅延される双ビットはレジスタ112に記憶され、出力信号線113上に提供される。この実施例において遅延双ビットは、各ダイヤモンドの両方のシェブロンが同時に書込まれ、同様に変調されるために提供され、遅延双ビットは2つの双ビットを突き合わせることにより、エラー・チェックを提供する。
【0063】
更に図17を参照すると、OR回路115は、PES回路からのCLR1またはCLR2、或いはPLLクロックに応答して、レジスタを更新する。
【0064】
組み合わせ論理回路110が正しい順序の長さを受信しなかったり、全ての状態を通じ処理している間にエラーが発生する場合、エラーが示され、信号が消去レジスタ117に提供され、信号線118及び遅延線119上に提供され、信号線86及び113上に提供される双ビットが不正であることを示す。
【0065】
上述のように、現実施例では、符号化データのビットは好適にはワード形式で配列され、同期マークにより分離される。組み合わせ論理回路110は同期マークを検出し、信号をレジスタ120に提供し、同期信号を信号線121及び遅延線122上にゲートする。
【0066】
遅延信号の必要性は、2つのシェブロン・パターンの一致を確認することにより、誤りデータを回避することである。図18では、比較器125が信号線86からの現双ビットを、信号線113からの遅延双ビットと比較し、それらが同一であることを保証する。同一でない場合、エラーが信号線126上に示される。信号線126上に示される任意のエラー信号、及び信号線118または遅延線119上に提供される消去信号が、回路127にて論理和され、図13の信号線128上に消去エラー信号を提供する。
【0067】
信号線121及び122上の同期信号及び遅延同期信号は、それぞれ回路129にて論理積され、同期出力信号(SyncOut)が図13の信号線130上に提供される。
【0068】
図13のPLL制御論理回路87について、図19の論理回路図、及び関連付けられる図20のダイヤモンド及びパルス図を参照して説明する。要するに、PLL制御論理回路は、OUT2及び状態5の組み合わせ、及びOUT1及び状態6の組み合わせに応答して、ダイヤモンド間のギャップを示すPLLサンプル・クロック・パルスを、図13の信号線135上に提供する。
【0069】
図13を再度参照すると、ビット検出論理回路により復号されるデータは、各PLLクロックに対して4ビットを含む。
【0070】
図21は、サーボ・ダイヤモンド遷移内で符号化されたデータのワード編成を示す。双ビットは点線で分離されて示され、各ダイヤモンドの4ビットは実線で分離されて示され、フル・ワードは同期信号により分離されて示される。
【0071】
図11のフォーマット復号器77の実施例が、図22に詳細に示される。ビット検出及び同期論理回路からの双ビットが、信号線86を介してシフト・レジスタ201に提供される。追加のビット位置202が信号線128からの消去出力信号のために、シフト・レジスタ内に提供される。シフト・レジスタは1バイトの重畳データをロードし、そのバイト・データを信号線204を介して、データ・バイト・レジスタ208に転送する。アドレス指定及び制御論理回路210はワードが完成するまで、バイトがバイト・レジスタ208に蓄積するように指示し、ワードをシャドー・バイト・レジスタ212に転送する。次に重畳データ・ワードが信号線214を介して、シャドー・バイト・レジスタ212からゲート出力される。
【0072】
本実施例の重畳データは、磁気テープが前進されるか後進されるかに関わらず、読出され得る。従って、テープ・ドライブ制御装置は、シフト・レジスタ201への信号線220上のテープ方向を識別し、シフト・レジスタへのビットのローディング方向を制御し、またアドレス指定及び制御論理回路210への信号線222上のテープ方向を識別し、バイト・レジスタ208のローディング方向を制御する。バイトを逆方向にロードするために、テープ・ドライブ制御装置は更に、信号線224上のワード内の最大バイト数を識別する。
【0073】
テープ・ドライブ制御装置のマイクロプロセッサへの重畳データの伝送に頼るよりも、より直接的な水平方向の位置決めフィードバックをテープ・ドライブに提供するために、位置比較論理回路230が提供される。テープ・ドライブ制御装置は信号線232上にターゲット・アドレスを提供し、位置比較論理回路がターゲット・アドレスを、信号線234上のシャドー・バイト・レジスタからのデータのアドレスと比較する。
【0074】
位置のより正確な識別が所望される場合には、ダイヤモンド・カウンタ240が提供され、データがバイト・レジスタ208に転送されているダイヤモンドの番号にもとづき、ワード内の現位置を識別する。このダイヤモンド・カウントは信号線241を介して、テープ・ドライブ制御装置及び位置比較論理回路230に提供される。
【0075】
図23は、図22の消去ビット論理回路202及びシフト・レジスタ201を詳細に示す。信号線220上の方向信号にもとづき、シフト・レジスタ201は信号線86上の重畳データ・ビットを、自身の順方向側250にロードするか、または逆方向側251にロードし、それぞれ順方向または逆方向にシフトする。各双ビットが、信号線135上におけるPLLからのサンプル・パルスの受信時にロードされる。消去ビットは、消去信号が信号線128上において、信号線135上のクロック信号と一緒に受信されるまで、レジスタ254内で"0"に維持される。消去信号はこのとき"1"に変化し、信号線265上に新たなバイトが受信されるまで、その状態に維持される。9ビットのシフト・レジスタ出力が信号線256上に提供される。
【0076】
図22のバイト・アドレス指定及び制御論理回路210及びダイヤモンド・カウンタ240が、図24に示される。信号線222上で受信される順方向及び逆方向信号はアドレス指定論理を実行し、"0"または信号線224からの最大バイト・アドレスのいずれかをアドレス・レジスタ260にロードし、またアドレスを"0"から増分するか、またはアドレスを最大から減分する。アドレス・レジスタは、新たなワードの開始を示す信号線130上の同期識別子の受信時にリセットされる。アドレス・レジスタ260は、信号線135上におけるPLLからの各サンプル時刻において増分または減分される。或いは、バイト・アドレスが1バイト内のビット数により分割され、バイト識別を提供してもよい。ダイヤモンド・カウンタ240はレジスタ264を含み、これは各サンプル・クロックにより増分され、信号線130からの各同期パルスがクロック信号135によりゲートされる時、すなわち図示の実施例ではカウント"15"において、リセットされる。ダイヤモンド・カウントは信号線265上に提供される。このカウントはまた、レジスタ266にも提供され、これはダイヤモンド・カウントを1クロック周期遅延させ、後述のようにシャドー・レジスタを操作する。
【0077】
図25及び図26は、図22のバイト・レジスタ208及びシャドー・バイト・レジスタ212をそれぞれ示す。図24の信号線261からのバイト・アドレス情報が、比較器271乃至273に供給される。信号線265上のダイヤモンド・カウンタ出力は、比較器276に供給され、信号線135上のサンプル・クロック信号とダイヤモンド・カウントの3との組み合わせが、信号線256からのシフト・レジスタの内容を比較器270乃至273により示されるバイト・アドレスにより指定されるレジスタ280乃至283の1つにゲートする。レジスタ280乃至283が充填されるとき、フル・ワードの重畳データを含むデータがレジスタ内に組み立てられる。このデータは信号線285上で使用可能である。
【0078】
レジスタ280乃至283を充填すると、フル・ワードの重畳データが完成し、信号線285上で使用可能になる。ほぼその時、ダイヤモンド・カウンタが"0"にリセットされ、"0"カウントが比較器289により検出され、比較器289は信号線285を、対応するシャドー・レジスタ290乃至293のセットにゲートする。シャドー・レジスタ出力は完全な重畳ワードを含み、これは次のワードが完成するまで維持される。
【0079】
シャドー・レジスタ出力は、図22に示される信号線214上に提供され、図11のフォーマット復号器77の出力を構成し、インタフェース78を通じてテープ・ドライブ制御装置に提供される。
【0080】
当業者には、サーボ遷移から重畳データを抽出する論理回路を提供する多くの代替実施例が存在することが理解されよう。
【0081】
フォーマット復号器として同期文字を使用する代替実施例では、後述の同期マークを生成する文字を含むデータ・コードを使用する。
【0082】
順次タコメータ・データを各ダイヤモンドの4ビット・パターンに符号化するのに特に好適なデータ符号化の例は13進法を含む。
【0083】
数を符号化する13進法は4ビット記号を使用し、これは8/9(0、3)コードよりも高度な情報内容、及びより単純なハードウェアの実現をもたらす(0、4)データ・ストリームを生成する。
【0084】
重要な点はワード・フォーマットを確立するために、特殊な"同期マーク"遷移シフト機構が要求されないことである。同期マークは各ワード内の複数のビットを、1つの除外パターンにより占有する。他の除外パターンは他の目的に使用され得る。RLLコードの'k'条件の変更は、有効に作用する最小の同期マーク・パターンが1個の1と4個の0の代わりに、1個の1と5個の0であることを要求する以外は影響しない。通常、'k'条件はPLLに最小の更新率を保証するが、ここでは当てはまらない。(0、4)の実現は、基本的に基数13でカウントする。すなわち、4ビット記号に関してそれらの3つを除外すると、13進法が生成され、これは常に(0、4)コードを実現するように符号化する。なぜなら、2個より多い'0'で開始または終了する記号が存在しないからである。
【0085】
16進法 13進法 13進法簡略表現
0000 除外 −
0001 除外 −
0010 0010 C
0011 0011 B
0100 0100 A
0101 0101 9
0110 0110 8
0111 0111 7
1000 除外 −
1001 1001 6
1010 1010 5
1011 1011 4
1100 1100 3
1101 1101 2
1110 1110 1
1111 1111 0
【0086】
図27は、前記関連特許出願1に由来し、シェブロンまたはダイヤモンド・サーボ・パターンを記録するヘッド402を含み、パターニングされたギャップ414を使用する。
【0087】
図28及び図29を参照すると、ヘッド402がテープ504上にサーボ・パターンを書込む様子が示され、テープはリール520と522との間を、矢印512方向に移動される。図29のパターン・ジェネレータ516が図28に示され、制御装置432及び符号器433を含む。符号化データが制御装置432の制御の下で、符号器433からシフト・レジスタ435にロードされ、パルス・ジェネレータ518にシフトされる。シフト・レジスタ435は、パルス・ジェネレータによるパルスの供給のタイミングを表し、ヘッド402にテープ402上にシェブロンを書込むように指示する。従って、前記関連特許出願1の規則的な繰り返しシェブロン・パターンではなしに、シフト・レジスタ435のデータは、シェブロンをシフトし、所望のデータをサーボ・パターン上に重畳させるために、パルス検出器のタイミングをより一層正確に制御する。
【0088】
パターン・ジェネレータ516及びパルス・ジェネレータ518は、ヘッド402の両方のパターニングされたギャップ414に結合されるように示される。或いは、パターン・ジェネレータと別々のパルス・ジェネレータが、ギャップ414の各シェブロンに接続され、異なるデータを各シェブロンに提供してもよい。
【0089】
図29を参照すると、符号化サーボ・パターンが読取りヘッド524により検出され、回路526により増幅され、パターン・ベリファイア528により確認される。
【0090】
図30は、2重のサーボ・トラック27及び27'を有し、ヘッド・アセンブリ24'のサーボ読取りヘッド26及び26'により読出される2重サーボ及び重畳データ・システムを示す。サーボ・トラックは同時に読出され、サーボ・ヘッドを両方のサーボ・トラック中心線30及び30'上にサーボ制御することにより、データ・ヘッド28a及び28bのより正確な位置決めを提供する。これらのヘッドの平均または組み合わせ位置は、単一ヘッドの位置よりも正確である。信号復号器36'は信号復号器36と同一であり、同一の重畳データ復号機構を使用し、追加のデータを提供する。例えば、サーボ・トラック27がアドレス指定データを提供し、サーボ・トラック27'がテープの記述を提供する。そしてこの記述はテープ長などの指標付けに使用されたり、媒体のタイプやメーカなどを示す。
【0091】
以上、本発明の好適な実施例について詳述したが、当業者には本発明の範囲から逸脱することなく、これらの実施例に対する変更及び適応化が可能であることが明らかであろう。
【0092】
まとめとして、本発明の構成に関して以下の事項を開示する。
【0093】
(1)少なくとも1つの水平方向トラックを定義する複合型サーボ及びデータ情報を記録媒体上に記録するためのセンス可能な遷移パターンであって、非平行なセンス可能な遷移の少なくとも2つの繰り返し遷移対のバースト・パターンを含み、前記遷移対の各々の少なくとも1つの遷移が、前記トラックを横断して連続的に水平方向に変化し、前記非平行な遷移がサーボ情報を含み、前記繰り返し遷移対の少なくとも2つの前記遷移が、該繰り返し遷移対の他の前記遷移に対して水平方向にシフトされ、シフトされた前記遷移がデータ情報を含む、遷移パターン。
(2)前記バースト・パターンの繰り返し遷移対が、前記遷移対の平行な第1の遷移と、前記遷移対の平行な第2の遷移とを含む、前記(1)記載の遷移パターン。
(3)前記バースト・パターンの繰り返し遷移対がインタレースされ、前記遷移対の前記第1の遷移が一緒にグループ化され、前記遷移対の前記第2の遷移が一緒にグループ化される、前記(2)記載の遷移パターン。
(4)少なくとも3つの前記遷移対を含み、前記繰り返し遷移対の2つの前記遷移の少なくとも1つのグループが、前記繰り返し遷移対の別の遷移に対して水平方向にシフトされ、前記データ情報を提供する、前記(1)記載の遷移パターン。
(5)前記少なくとも1つのグループの前記2つの遷移が、それぞれ互いに向けてまたは離れて反対方向にシフトされ、互いに向かう前記シフトが1のビットを表し、互いに離れる前記シフトが反対のビットを表す、前記(4)記載の遷移パターン。
(6)2つの遷移の前記グループが1対の遷移を含み、前記遷移対の両方の前記遷移が同一方向にシフトされ、第1の方向の前記シフトが1のビットを表し、反対方向の前記シフトが反対のビットを表す、前記(4)記載の遷移パターン。
(7)複数の前記バースト・パターンを含み、2つのシフトされた前記遷移の各々が、データ・セット内の1のビットを表す、前記(1)記載の遷移パターン。
(8)前記データ・セットがアドレス情報を含む、前記(7)記載の遷移パターン。
(9)前記データ・セットが、アドレス情報の13個のコード・ワードを表す4ビットを含む、前記(8)記載の遷移パターン。
(10)前記遷移対の前記非平行な遷移の1つが、前記トラックを横断して水平方向に直線状に傾斜される、前記(1)記載の遷移パターン。
(11)非平行なセンス可能な遷移の前記繰り返し遷移対を交互の数で有し、水平方向の同期を提供する複数の前記バースト・パターンを含む、前記(1)記載の遷移パターン。
(12)一方の交互の前記バースト内に、非平行なセンス可能な遷移の5つの繰り返し遷移対を含み、他方の交互の前記バースト内に、非平行なセンス可能な遷移の4つの繰り返し遷移対を含む、前記(11)記載の遷移パターン。
(13)磁束遷移パターン内に記録され、少なくとも1つの水平方向サーボ・トラックを定義する事前記録複合型サーボ及びデータ情報を有する磁気テープ媒体であって、非平行な磁束遷移の少なくとも2つの繰り返し遷移対のバースト・パターンを含み、前記遷移対の各々の少なくとも1つの遷移が、前記トラックの幅を横断して連続的に水平方向に変化し、前記非平行な遷移対が前記水平方向のトラックを定義するトラック追従サーボ情報を含み、前記繰り返し遷移対の少なくとも2つの前記遷移が、該繰り返し遷移対の他の前記遷移に対して水平方向にシフトされ、シフトされた前記遷移がデータ情報を含む、磁気テープ媒体。
(14)前記バースト・パターンの繰り返し遷移対がインタレースされ、前記遷移対の第1の遷移が一緒にグループ化され、前記遷移対の第2の遷移が一緒にグループ化される、前記(13)記載の磁気テープ媒体。
(15)前記バースト・パターンの繰り返し遷移対が、前記遷移対の平行な第1の遷移と、前記遷移対の平行な第2の遷移とを含む、前記(13)記載の磁気テープ媒体。
(16)少なくとも3つの前記遷移対を含み、前記繰り返し遷移対の2つの前記遷移の少なくとも1つのグループが、前記繰り返し遷移対の別の遷移に対して水平方向にシフトされ、前記データ情報を提供する、前記(13)記載の磁気テープ媒体。
(17)前記少なくとも1つのグループの前記2つの遷移が、それぞれ互いに向けてまたは離れて反対方向にシフトされ、互いに向かう前記シフトが1のビットを表し、互いに離れる前記シフトが反対のビットを表す、前記(16)記載の磁気テープ媒体。
(18)2つの遷移の前記グループが1対の遷移を含み、前記遷移対の両方の前記遷移が同一方向にシフトされ、第1の方向の前記シフトが1のビットを表し、反対方向の前記シフトが反対のビットを表す、前記(16)記載の磁気テープ媒体。。
(19)複数の前記バースト・パターンを含み、シフトされた前記遷移対の各々が、データ・セット内の1のビットを表す、前記(13)記載の磁気テープ媒体。
(20)前記データ・セットが前記テープ媒体に沿う水平方向の位置を表すアドレス情報を含む、前記(19)記載の磁気テープ媒体。
(21)前記データ・セットが、アドレス情報の13個のコード・ワードを表す4ビットを含む、前記(20)記載の磁気テープ媒体。
(22)前記バースト・パターンの繰り返し遷移対がインタレースされ、前記遷移対の第1の遷移が一緒にグループ化され、前記遷移対の第2の遷移が一緒にグループ化され、アドレス情報を含む、前記(16)記載の磁気テープ媒体。
(23)前記遷移対の前記非平行な遷移の1つが、前記トラックの幅を横断して水平方向に直線状に傾斜される、前記(13)記載の磁気テープ媒体。
(24)非平行な磁束遷移の前記少なくとも2つの繰り返し遷移対を交互の数で有し、水平方向の同期を提供する複数の前記バースト・パターンを含む、前記(13)記載の磁気テープ媒体。
(25)一方の交互の前記バースト内に、非平行な磁束遷移の5つの繰り返し遷移対を含み、他方の交互の前記バースト内に、非平行な磁束遷移の4つの繰り返し遷移対を含む、前記(24)記載の磁気テープ媒体。
(26)磁束遷移パターン内に記録され、複数の平行な水平方向サーボ・トラックを定義する事前記録複合型サーボ及びデータ情報を有する磁気テープ媒体であって、複数の平行なバースト・パターンを含み、前記バースト・パターンの各セットが1つ以上の前記平行な水平方向サーボ・トラックを表し、非平行な磁束遷移の少なくとも2つの繰り返し遷移対を有し、前記遷移対の各々の少なくとも1つの遷移が、前記トラックの幅を横断して連続的に水平方向に変化し、前記非平行な遷移が前記平行な水平方向のトラックを定義するトラック追従サーボ情報を含み、前記複数の平行なバースト・パターンの各々内の前記繰り返し遷移対の少なくとも2つの前記遷移が、前記バースト・パターン内の前記繰り返し遷移対の他の前記遷移に対して、水平方向にシフトされ、シフトされた前記遷移がデータ情報を含む、磁気テープ媒体。
(27)前記複数の平行なバースト・パターンの1つ内のデータが、前記磁気テープ媒体に沿う水平方向の位置に関するアドレス指定情報を含む、前記(26)記載の磁気テープ媒体。
(28)移動記憶媒体上のサーボ・パターン内に重畳されたデータを読出すデータ・システムであって、前記サーボ・パターンが、前記移動記憶媒体に関し垂直方向に延びる非平行なセンス可能なサーボ遷移対のバーストを有し、前記重畳データが、前記移動記憶媒体に対して水平方向にシフトされる選択された前記遷移を含むものにおいて、
前記移動記憶媒体に関し、前記水平方向に沿う前記センス可能なサーボ遷移をセンスするサーボ・トランスジューサと、
センスされた前記サーボ遷移に応答して、非平行なセンス可能な前記遷移の位置のシフトを検出する検出器と、
検出された前記位置シフトに応答して、前記重畳データを復号する復号器と
を含む、データ・システム。
(29)シフトされる非平行な前記遷移が2つの遷移のグループに含まれ、他の前記非平行な遷移に対して水平方向に位置をシフトされて、前記重畳データを提供し、前記検出器が、前記2つの遷移のグループの前記他の遷移に対する位置のシフトを検出する、前記(28)記載のデータ・システム。
(30)各前記バースト内のシフトされた2つの非平行な遷移のグループが、それぞれ互いに向けてまたは離れて、反対の水平方向にシフトされ、互いに向かう前記遷移の前記位置シフトが1のビットを表し、互いに離れる前記遷移の前記位置シフトが反対のビットを表し、前記検出器が、互いに向けてまたは離れてシフトされた前記遷移の位置シフトを検出し、前記復号器が互いに向かう位置シフトの前記検出に1のビットとして応答し、互いに離れる位置シフトの前記検出に反対のビットとして応答する、前記(29)記載のデータ・システム。
(31)各前記バースト内の1対のシフトされた非平行な前記遷移が、2つの反対の水平方向の同一方向にシフトされ、前記遷移対の一方の前記水平方向の位置シフトが1のビットを表し、反対の前記水平方向の位置シフトが反対のビットを表し、前記検出器が、シフトされた前記遷移対の前記一方の水平方向のまたは前記反対の水平方向の位置シフトを検出し、前記復号器が、前記一方の水平方向の位置シフトの前記検出に1のビットとして応答し、前記反対の水平方向の位置シフトの前記検出に反対のビットとして応答する、前記(29)記載のデータ・システム。
(32)シフトされる2つの遷移の前記グループの各々が、データ・セット内の1のビットを表し、前記復号器が前記ビットから前記データ・セットを復号する、前記(29)記載のデータ・システム。
(33)移動磁気記憶媒体上のサーボ・パターンから前記移動磁気記憶媒体上の水平方向の位置を決定するアドレス指定システムであって、前記サーボ・パターンが、前記移動磁気記憶媒体に関し垂直方向に延びる非平行な磁束サーボ遷移対のバーストを有し、2つの前記遷移の選択グループが前記移動磁気記憶媒体に対して水平方向にシフトされ、前記アドレス情報を符号化するものにおいて、
前記移動磁気記憶媒体に関し、前記水平方向に沿う前記磁束サーボ遷移をセンスし、前記磁束サーボ遷移を表す信号を提供するサーボ・トランスジューサと、
センスされた前記サーボ遷移信号に応答して、前記非平行な磁束遷移の前記グループの位置のシフトを検出する検出器と、
検出された前記位置シフトに応答して、前記位置シフト内に符号化された前記アドレス情報を復号する復号器と
を含む、アドレス指定システム。
(34)シフトされた非平行な遷移の前記グループが、他の非平行な遷移対に対して水平方向にシフトされた遷移対を含み、前記符号化アドレス情報を提供し、前記復号器が前記磁束サーボ遷移の位置シフトを検出し、前記他の遷移対に対してシフトされた前記遷移対を識別する、前記(33)記載のアドレス指定システム。
(35)各前記バースト内のシフトされた非平行な遷移の前記グループが、それぞれ互いに向けてまたは離れて、反対の水平方向にシフトされ、前記検出器が、互いに向けてまたは離れてシフトされた2つの遷移の前記グループの位置シフトを検出する、前記(33)記載のアドレス指定システム。
(36)前記遷移グループの1方向の前記位置シフトが1のビットを表し、前記遷移グループの反対方向の前記位置シフトが反対のビットを表し、前記復号器が前記1方向の位置シフトの検出に1のビットとして応答し、前記反対方向の位置シフトの検出に反対のビットとして応答する、前記(33)記載のアドレス指定システム。
(37)シフトされた2つの遷移の前記グループの各々が、データ・セット内の1のビットを表し、前記復号器が前記データ・ビットのセットから前記符号化アドレス情報を復号する、前記(36)記載のアドレス指定システム。
(38)前記バースト・パターンが、4ビットの前記符号化アドレス情報を表す2つの遷移の4つのグループのセットに編成され、前記復号器が4ビットのセット内の前記符号化アドレス情報を復号する、前記(37)記載のアドレス指定システム。
(39)2つの遷移の前記4つのグループのセットが、アドレス情報の13個のコード・ワードを含み、前記復号器が前記4ビットのセットの前記符号化アドレス情報を、前記13個のコード・ワードに復号する、前記(38)記載のアドレス指定システム。
(40)前記バースト・パターンの繰り返し遷移対がインタレースされ、前記遷移対の第1の遷移が一緒にグループ化され、前記遷移対の第2の遷移が一緒にグループ化され、前記検出器が前記グループ化に応答して、前記遷移対の前記位置シフトを検出する、前記(37)記載のアドレス指定システム。
(41)移動磁気記憶媒体上の複数の平行な水平方向サーボ・パターンの1つから、前記移動磁気記憶媒体上の水平方向の位置を決定するアドレス指定システムであって、前記サーボ・パターンが、前記移動磁気記憶媒体に関し垂直方向に延びる非平行な磁束サーボ遷移対のバーストを有し、2つの前記遷移の選択グループが前記移動磁気記憶媒体に対して水平方向にシフトされ、水平方向のサーボ・パターンの1つが前記アドレス情報を符号化するものにおいて、
前記移動磁気記憶媒体に関し、前記水平方向に沿う平行な前記水平方向サーボ・パターンの各々の前記磁束サーボ遷移をセンスし、前記磁束サーボ遷移を表す信号を提供するサーボ・トランスジューサと、
前記トランスジューサの1つのセンスされた前記サーボ遷移信号に応答して、前記非平行な磁束遷移の位置のシフトを検出する複数の検出器と、
検出された前記位置シフトに応答して、2つの前記遷移の前記グループの前記位置シフト内に符号化された前記アドレス情報を復号する復号器と
を含む、アドレス指定システム。
(42)磁気テープ媒体用のタイミング・ベースのサーボ・システムにおいて、前記磁気テープ媒体上のタイミング・ベースのサーボ・パターンから、前記磁気テープ媒体上の水平方向の位置を決定するアドレス指定システムであって、前記タイミング・ベースのサーボ・パターンが、前記磁気テープ媒体に関し垂直方向に延びる非平行な磁束サーボ遷移対のバーストを有し、2つの前記遷移の選択グループが前記磁気テープ媒体に対して水平方向にシフトされて、前記アドレス情報を符号化し、前記タイミング・ベースのサーボ・システムが、前記磁気テープ媒体に関し前記水平方向に沿う前記磁束サーボ遷移をセンスするサーボ・トランスジューサを有するものにおいて、
センスされた前記サーボ遷移に応答して、前記非平行な磁束遷移の位置のシフトを検出する検出器と、
検出された前記位置シフトに応答して、前記位置シフト内に符号化された前記アドレス情報を復号する復号器と
を含む、アドレス指定システム。
(43)2つのシフトされた非平行な遷移の前記グループが、他の前記非平行な遷移に対して等しい大きさだけ位置を水平方向にシフトされ、前記タイミング・ベースのサーボ・パターンを保存しながら、前記符号化アドレス情報を提供し、前記検出器が前記磁束サーボ遷移間のタイミング・ベースのスペーシングを検出し、前記他の遷移に対してシフトされた前記遷移の位置シフトを識別する、前記(42)記載のアドレス指定システム。
(44)2つのシフトされた非平行な遷移対の前記グループが、それぞれ互いに向けてまたは離れて、反対の水平方向にシフトされ、前記検出器が、互いに向けてまたは離れてシフトされた前記遷移の位置シフトを検出する、前記(43)記載のアドレス指定システム。
(45)2つのシフトされた非平行な遷移の前記グループが、同一方向にシフトされた遷移対を含み、前記遷移対が互いに向けてまたは離れてシフトされ、前記検出器が、互いに向けてまたは離れてシフトされる前記遷移対の位置シフトを、前記符号化アドレス情報として検出する、前記(43)記載のアドレス指定システム。
(46)前記遷移グループの1方向の前記位置シフトが1のビットを表し、前記遷移グループの反対方向の前記位置シフトが反対のビットを表し、前記復号器が前記1方向の位置シフトの検出に1のビットとして応答し、前記反対方向の位置シフトの検出に反対のビットとして応答する、前記(43)記載のアドレス指定システム。
(47)シフトされた2つの遷移の前記グループの各々が、データ・セット内の1のビットを表し、前記復号器が前記データ・ビットのセットから前記符号化アドレス情報を復号する、前記(46)記載のアドレス指定システム。
(48)前記バースト・パターンが、4ビットの前記符号化アドレス情報を表す2つの遷移の4つのグループのセットに編成され、前記復号器が4ビットのセット内の前記符号化アドレス情報を復号する、前記(47)記載のアドレス指定システム。
(49)前記バースト・パターンの繰り返し遷移対がインタレースされ、前記遷移対の第1の遷移が一緒にグループ化され、前記遷移対の第2の遷移が一緒にグループ化され、前記検出器が前記グループ化に応答して、前記遷移グループの前記位置シフトを検出する、前記(46)記載のアドレス指定システム。
(50)前記複数のバースト・パターンが、非平行な磁束遷移の前記少なくとも2つの繰り返し遷移対を交互の数で有することにより、水平方向の同期を提供し、前記検出器が前記バースト・パターンの前記交互の数の遷移に応答して、前記磁束サーボ遷移間のタイミング・ベースのスペーシングを検出し、前記位置シフトを有する前記遷移グループの該位置シフトを識別する、前記(42)記載のアドレス指定システム。
(51)前記交互のバースト・パターンが、一方の交互バースト内に非平行な磁束遷移の5つの繰り返し遷移対を有し、他方の交互バースト内に非平行な磁束遷移の4つの繰り返し遷移対を有し、前記検出器が前記交互のバースト・パターンに応答して、前記位置シフトを有する前記遷移グループを検出する、前記(50)記載のアドレス指定システム。
(52)磁気テープ媒体上のサーボ・パターンから、前記磁気テープ媒体上の水平方向の位置を決定する、前記磁気テープ媒体用の複合型サーボ制御システム及び水平方向アドレス指定システムを有する磁気テープ・ドライブであって、前記サーボ・パターンが、前記磁気テープ媒体に関し垂直方向に延びる非平行な磁束サーボ遷移対のバーストを有し、2つの前記遷移の選択グループが前記磁気テープ媒体に対して水平方向にシフトされて、前記アドレス情報を符号化するものにおいて、
前記磁気テープ媒体上のデータを読出し及び書込むための磁気読取り/書込みヘッド及び読取り/書込みチャネルと、
前記磁気テープ媒体を前記磁気読取り/書込みヘッドに対して水平方向に移動し、前記磁気テープ媒体上からデータを読出し及び書込むための駆動機構と、
前記駆動機構が前記磁気テープ媒体を水平方向に移動するとき、前記磁気テープ媒体に関し前記水平方向に沿う前記磁束サーボ遷移をセンスし、前記磁束サーボ遷移を表す信号を提供するサーボ・トランスジューサと、
センスされた前記サーボ遷移信号に応答して、前記磁束サーボ遷移間のタイミング・ベースのスペーシングを検出し、2つの非平行な磁束遷移の前記グループの位置シフトを識別する検出器と、
検出された前記位置シフトに応答して、前記位置シフト内に符号化された前記アドレス情報を復号する復号器と
を含む、磁気テープ・ドライブ。
(53)2つのシフトされた非平行な遷移の前記グループが、他の前記非平行な遷移に対して等しい大きさだけ位置を水平方向にシフトされ、前記符号化アドレス情報を提供し、前記検出器が、前記他の遷移に対してシフトされた前記グループの位置シフトを検出する、前記(52)記載の磁気テープ・ドライブ。
(54)各前記グループ内の2つのシフトされた非平行な遷移が、それぞれ互いに向けてまたは離れて、反対の水平方向にシフトされ、前記検出器が、互いに向けてまたは離れてシフトされた前記遷移の位置シフトを検出する、前記(53)記載の磁気テープ・ドライブ。
(55)2つのシフトされた非平行な遷移の前記グループが、同一方向にシフトされた遷移対を含み、前記遷移対が互いに向けてまたは離れてシフトされ、前記検出器が、互いに向けてまたは離れてシフトされる前記遷移対の位置シフトを、前記符号化アドレス情報として検出する、前記(53)記載の磁気テープ・ドライブ。
(56)前記遷移グループの1方向の前記位置シフトが1のビットを表し、前記遷移グループの反対方向の前記位置シフトが反対のビットを表し、前記復号器が前記1方向の位置シフトの検出に1のビットとして応答し、前記反対方向の位置シフトの検出に反対のビットとして応答する、前記(53)記載の磁気テープ・ドライブ。
(57)シフトされた2つの遷移の前記グループの各々が、データ・セット内の1のビットを表し、前記復号器が前記データ・ビットのセットから前記符号化アドレス情報を復号する、前記(56)記載の磁気テープ・ドライブ。
(58)前記遷移グループが、4ビットの前記符号化アドレス情報を表す4つのグループのセットに編成され、前記復号器が4ビットのセット内の前記符号化アドレス情報を復号する、前記(57)記載の磁気テープ・ドライブ。
(59)前記4つのグループのセットが、アドレス情報の13個のコード・ワードを含み、前記復号器が前記4ビットのセットの前記符号化アドレス情報を、前記13個のコード・ワードに復号する、前記(58)記載の磁気テープ・ドライブ。
(60)前記バースト・パターンの繰り返し遷移対がインタレースされ、前記遷移対の第1の遷移が一緒にグループ化され、前記遷移対の第2の遷移が一緒にグループ化されて、前記アドレス情報を含み、前記検出器が前記グループ化に応答して、前記遷移グループの前記位置シフトを検出する、前記(56)記載の磁気テープ・ドライブ。
(61)前記複数のバースト・パターンが、非平行な磁束遷移の前記少なくとも2つの繰り返し遷移対を交互の数で有することにより、水平方向の同期を提供し、前記検出器が前記バースト・パターンの前記交互の数の遷移に応答して、前記位置シフトを有する前記遷移グループを検出する、前記(52)記載の磁気テープ・ドライブ。
(62)前記交互のバースト・パターンが、一方の交互バースト内に非平行な磁束遷移の5つの繰り返し遷移対を有し、他方の交互バースト内に非平行な磁束遷移の4つの繰り返し遷移対を有し、前記検出器が前記交互のバースト・パターンに応答して、前記位置シフトを有する前記遷移グループを検出する、前記(61)記載の磁気テープ・ドライブ。
(63)磁気テープ媒体上の複数の平行な水平方向サーボ・パターンの1つから、前記磁気テープ媒体上の水平方向の位置を決定する、前記磁気テープ媒体用の複合型サーボ制御システム及び水平方向アドレス指定システムを有する磁気テープ・ドライブであって、前記サーボ・パターンが、前記磁気テープ媒体に関し垂直方向に延びる非平行な磁束サーボ遷移対のバーストを有し、前記遷移の選択グループが前記磁気テープ媒体に対して水平方向にシフトされて、前記アドレス情報を符号化するものにおいて、
前記磁気テープ媒体上の平行な水平方向のトラック内のデータを読出し及び書込むための磁気読取り/書込みヘッド及び読取り/書込みチャネルと、
前記磁気テープ媒体を前記磁気読取り/書込みヘッドに対して水平方向に移動し、前記磁気テープ媒体上からデータを読出し及び書込むための駆動機構と、
前記駆動機構が前記磁気テープ媒体を水平方向に移動するとき、前記磁気テープ媒体に関し、水平方向に沿う前記複数の平行な水平方向サーボ・パターンの1つ内の前記磁束サーボ遷移をセンスし、前記磁束サーボ遷移を表す信号を提供する複数のサーボ・トランスジューサと、
前記サーボ・トランスジューサの少なくとも1つによりセンスされた前記サーボ遷移信号に応答して、前記磁束サーボ遷移間のタイミング・ベースのスペーシングを検出し、前記符号化アドレス情報を表す非平行な磁束遷移の前記グループの位置シフトを識別する検出器と、
検出された前記位置シフトに応答して、前記位置シフト内に符号化された前記アドレス情報を復号する復号器と
を含む、磁気テープ・ドライブ。
(64)他の前記サーボ・トランスジューサによりセンスされた前記サーボ遷移に応答して、前記磁束サーボ遷移間のタイミング・ベースのスペーシングを検出し、前記アドレス情報以外の情報を表す非平行な磁束遷移の前記グループの位置シフトを識別する少なくとも1つの検出器を含む、前記(63)記載の磁気テープ・ドライブ。
(65)磁束遷移パターン内に記録され、少なくとも1つの水平方向サーボ・トラックを定義する事前記録サーボ情報を書込む磁気テープ・サーボ書込み装置において、前記サーボ書込み装置が、少なくとも1つの書込み素子が前記トラックの幅を横断して連続的に水平方向に変化し、非平行なギャップを有する2つの間隔をあけた書込み素子と、磁気テープを前記書込み素子を横断して水平方向に所定の速度で移動するドライブと、間隔をあけた前記書込み素子に、前記非平行なギャップに対応するパターンを書込むように指示する刻時パルス源とを有し、前記パターンが、前記水平方向サーボ・トラックを定義するトラック追従サーボ情報を含む対に編成されるものにおいて、前記磁束遷移パターン上にデータを重畳するデータ書込み装置が、
データを所定の時間シフトに符号化する符号器と、
前記符号器に応答して、前記刻時パルス源のタイミングをシフトすることにより、2つの非平行な磁束遷移の少なくとも1つのグループのパターンを、別の前記対に対して水平方向にシフトし、シフトされた前記対にデータ情報を含ませるパルス・タイマと
を含む、データ書込み装置。
(66)前記符号器が順次アドレス・データを前記所定の時間シフトに符号化する、前記(65)記載のデータ書込み装置。
(67)磁束遷移パターン内に記録され、少なくとも1つの水平方向サーボ・トラックを定義する、データが重畳される事前記録サーボ情報を書込む磁気テープ・サーボ及びデータ書込み装置であって、
少なくとも1つの書込み素子が前記トラックの幅を横断して連続的に水平方向に変化し、非平行なギャップを有する2つの間隔をあけた書込み素子と、
磁気テープを前記書込み素子を横断して水平方向に所定の速度で移動するドライブと、
データを所定の時間シフトに符号化する符号器と、
間隔をあけた前記書込み素子に、前記非平行なギャップに対応するパターンを書込むように指示する刻時パルス源であって、前記パターンが、前記水平方向サーボ・トラックを定義するトラック追従サーボ情報を含む対に編成される、刻時パルス源と、
前記符号器に応答して、前記刻時パルス源のタイミングをシフトすることにより、2つの非平行な磁束遷移の少なくとも1つのグループのパターンを、他の前記遷移に対して水平方向にシフトし、シフトされた前記遷移グループにデータ情報を含ませるパルス・タイマと
を含む、磁気テープ・サーボ及びデータ書込み装置。
(68)記憶媒体上の非平行なサーボ遷移対内にデータ情報を重畳する方法であって、少なくとも1つの書込み素子が前記記憶媒体を横断して連続的に水平方向に変化し、非平行なギャップを有する2つの間隔をあけた書込み素子と、前記記憶媒体を前記書込み素子を横断して水平方向に所定の速度で移動するドライブとを使用するものにおいて、
データ情報を所定の時間シフトに符号化するステップと、
間隔をあけた前記書込み素子に刻時パルスを提供し、前記非平行なギャップに対応するサーボ遷移対のパターンを同時に書込むステップと、
前記所定の時間シフトに従い、前記刻時パルスのタイミングをシフトすることにより、2つの非平行な磁束遷移の少なくとも1つのグループを、他の前記遷移に対して水平方向にシフトし、シフトされた前記遷移にデータ情報を含ませるステップと
を含む、方法。
(69)移動記憶媒体上のサーボ・パターン内に重畳されたデータを読出す方法であって、前記サーボ・パターンが、前記移動記憶媒体に関し垂直方向に延びる非平行なセンス可能なサーボ遷移対のバーストを有し、前記重畳データが、前記移動記憶媒体に対して水平方向にシフトされる2つの前記遷移の選択グループを含むものにおいて、
前記移動記憶媒体に関し、前記水平方向に沿う前記センス可能なサーボ遷移をセンスするステップと、
センスされた前記サーボ遷移に応答して、2つの非平行なセンス可能な遷移の前記グループの位置のシフトを検出するステップと、
検出された前記位置シフトに応答して、前記重畳データを復号するステップと
を含む、方法。
(70)少なくとも1つの水平方向トラックを定義する複合型サーボ及びデータ情報を記録媒体上に記録するためのセンス可能な遷移パターンであって、非平行なセンス可能な2重遷移の少なくとも2つの繰り返し遷移対のバースト・パターンを含み、前記2重遷移の少なくとも1つが、前記トラックを横断して連続的に水平方向に変化し、前記非平行な2重遷移がサーボ情報を含み、前記センス可能な2重遷移の少なくとも1つが、他の前記センス可能な遷移と異なる幅を有し、前記異なる幅の2重遷移がデータ情報を含む、遷移パターン。
(71)前記バースト・パターンの繰り返し2重遷移対がインタレースされ、前記遷移対の第1の2重遷移が一緒にグループ化され、前記遷移対の第2の2重遷移が一緒にグループ化される、前記(70)記載の遷移パターン。
(72)前記バースト・パターンの繰り返し2重遷移対が、前記遷移対の平行な第1の遷移と、前記遷移対の平行な第2の遷移とを含む、前記(70)記載の遷移パターン。
(73)磁束遷移パターン内に記録され、少なくとも1つの水平方向サーボ・トラックを定義する事前記録複合型サーボ及びデータ情報を有する磁気テープ媒体であって、非平行な磁束2重遷移の少なくとも2つの繰り返し遷移対のバースト・パターンを含み、前記2重遷移の少なくとも1つが、前記トラックの幅を横断して連続的に水平方向に変化し、前記非平行な2重遷移対が前記水平方向のトラックを定義するトラック追従サーボ情報を含み、前記繰り返し2重遷移対の少なくとも1つが、他の前記2重遷移と異なる幅を有し、前記異なる幅の遷移がデータ情報を含む、磁気テープ媒体。
(74)前記磁束2重遷移の一方の遷移が正への遷移であり、前記磁束2重遷移の他方の遷移が負への遷移である、前記(73)記載の磁気テープ媒体。
(75)前記バースト・パターンの繰り返し2重遷移対がインタレースされ、前記遷移対の第1の2重遷移が一緒にグループ化され、前記遷移対の第2の2重遷移が一緒にグループ化される、前記(74)記載の磁気テープ媒体。
(76)前記バースト・パターンの繰り返し2重遷移対が、前記遷移対の平行な第1の2重遷移と、前記遷移対の平行な第2の2重遷移とを含む、前記(74)記載の磁気テープ媒体。
(77)移動記憶媒体上のサーボ・パターン内に重畳されたデータを読出すデータ・システムであって、前記サーボ・パターンが、前記移動記憶媒体に関し垂直方向に延びる非平行なセンス可能なサーボ2重遷移対のバーストを有し、前記重畳データが、他の前記2重遷移と異なる幅を有する選択された前記2重遷移を含むものにおいて、
前記移動記憶媒体に関し、前記水平方向に沿う前記センス可能なサーボ2重遷移をセンスするサーボ・トランスジューサと、
センスされた前記サーボ2重遷移に応答して、非平行なセンス可能な前記2重遷移の前記異なる幅を検出するデータ検出器と、
検出された前記異なる幅の遷移に応答して、前記重畳データを復号する復号器と
を含む、データ・システム。
(78)センス可能な前記サーボ2重遷移の一方の遷移が正への遷移であり、センス可能な前記サーボ2重遷移の他方の遷移が負への遷移であるものにおいて、
センスされた前記サーボ2重遷移の各々の前記正への遷移または前記負への遷移の一方にのみ応答して、前記サーボ情報を検出するサーボ検出器と、
センスされた前記サーボ2重遷移の前記正への遷移及び前記負への遷移の両方に応答する前記データ検出器と
を含む、前記(77)記載のデータ・システム。
(79)前記バースト・パターンの各々内の非平行な遷移の前記異なる遷移幅の対が、データ・セット内の1のビットを表し、前記復号器が前記ビットから前記データ・セットを復号する、前記(78)記載のデータ・システム。
(80)前記データ・セットが前記移動記憶媒体上の水平方向の位置を表し、前記復号器が前記ビットから前記水平方向の位置アドレスを復号する、前記(79)記載のデータ・システム。
(81)磁気テープ媒体上のサーボ・パターンから、前記磁気テープ媒体上の水平方向の位置を決定する、前記磁気テープ媒体用の複合型サーボ制御システム及び水平方向アドレス指定システムを有する磁気テープ・ドライブであって、前記サーボ・パターンが、前記磁気テープ媒体に関し垂直方向に延びる非平行な磁束サーボ2重遷移対のバーストを有し、選択された前記2重遷移が他の前記2重遷移と異なる幅を有し、前記アドレス情報を符号化するものにおいて、
前記磁気テープ媒体上のデータを読出し及び書込むための磁気読取り/書込みヘッド及び読取り/書込みチャネルと、
前記磁気テープ媒体を前記磁気読取り/書込みヘッドに対して水平方向に移動し、前記磁気テープ媒体上からデータを読出し及び書込むための駆動機構と、
前記駆動機構が前記磁気テープ媒体を水平方向に移動するとき、前記磁気テープ媒体に関し前記水平方向に沿う前記磁束サーボ2重遷移をセンスし、前記磁束サーボ2重遷移を表す信号を提供するサーボ・トランスジューサと、
センスされた前記サーボ2重遷移信号に応答して、前記磁束サーボ2重遷移の幅を検出し、非平行な前記磁束2重遷移の前記異なる幅を識別するデータ検出器と、
検出された前記異なる幅の遷移に応答して、前記位置シフト内に符号化された前記アドレス情報を復号する復号器と
を含む、磁気テープ・ドライブ。
(82)前記磁束サーボ2重遷移の一方の遷移が正への遷移であり、前記磁束サーボ2重遷移の他方の遷移が負への遷移であるものにおいて、
センスされた前記サーボ2重遷移の各々の前記正への遷移または前記負への遷移の一方にのみ応答して、前記サーボ情報を検出するサーボ検出器と、
センスされた前記サーボ2重遷移の前記正への遷移及び前記負への遷移の両方に応答する前記データ検出器と
を含む、前記(81)記載の磁気テープ・ドライブ。
(83)記憶媒体上の非平行なサーボ2重遷移対内にデータ情報を重畳する方法であって、少なくとも1つの書込み素子が前記記憶媒体を横断して連続的に水平方向に変化し、非平行なギャップを有する2つの間隔をあけた書込み素子と、前記記憶媒体を前記書込み素子を横断して水平方向に所定の速度で移動するドライブとを使用するものにおいて、
データ情報を所定の時間遅延に符号化するステップと、
間隔をあけた前記書込み素子に刻時パルスを提供し、前記非平行なギャップに対応するサーボ2重遷移対のパターンを書込むステップと、
前記符号化に従い、前記時間遅延を選択された前記刻時パルスに追加することにより、非平行な前記サーボ2重遷移の少なくとも1つの幅を、他の前記2重遷移とは異なる幅に変更し、異なる幅の前記遷移にデータ情報を含ませるステップと
を含む、方法。
(84)移動記憶媒体上のサーボ・パターン内に重畳されたデータを読出す方法であって、前記サーボ・パターンが、前記移動記憶媒体に関し垂直方向に延びる非平行なセンス可能なサーボ2重遷移対のバーストを有し、前記重畳データが、他の前記2重遷移とは異なる幅を有する前記2重遷移の選択対を含むものにおいて、
前記移動記憶媒体に関し、前記水平方向に沿う前記センス可能なサーボ2重遷移をセンスするステップと、
センスされた前記サーボ遷移に応答して、前記異なる幅を有する非平行なセンス可能な前記2重遷移を検出するステップと、
検出された前記異なる2重遷移の幅に応答して、前記重畳データを復号するステップと
を含む、方法。
(85)前記センス可能なサーボ2重遷移の一方の遷移が正への遷移であり、前記センス可能なサーボ2重遷移の他方の遷移が負への遷移であるものにおいて、
センスされた前記サーボ2重遷移の各々の前記正への遷移または前記負への遷移の一方にのみ応答して、前記サーボ情報を検出するサーボ検出ステップと、
センスされた前記サーボ2重遷移の前記正への遷移及び前記負への遷移の両方を検出するステップを含む、前記異なる幅を検出するステップと
を含む、前記(84)記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に従うテープ・ドライブ・データ記憶装置及び関連テープ・カートリッジを示す斜視図である。
【図2】図1に示されるテープ・ドライブ及びカートリッジの磁気ヘッド及びサーボ・システムの概略ブロック図である。
【図3】従来の一般的なサーボ・パターンを示す図である。
【図4】本発明の実施例に従う複合型サーボ及び符号化データ・パターンを示す図である。
【図5】本発明の別の実施例に従う符号化データ・パターンを示す図である。
【図6】本発明の更に別の実施例に従う符号化データ・パターンを示す図である。
【図7】本発明に従うデータの符号化/復号のパルス図である。
【図8】本発明の好適な実施例に従う符号化データ・パターンを示す図である。
【図9】代替サーボ・パターン内の図8の符号化データ・パターンを示す図である。
【図10】本発明に従う別の複合型サーボ及び符号化データ・パターンを使用する符号化データ・パターンを示す図である。
【図11】本発明に従うデータ復号システムの実施例のブロック図である。
【図12】図11のピーク検出チャネルの異なる実施例のブロック図である。
【図13】図11のビット検出及び同期ブロック内で使用されるビット検出器のブロック図である。
【図14】図13のビット検出器内で使用されるビット検出器状態マシンのブロック図である。
【図15】図14のビット検出器状態マシンのフロー図である。
【図16】図13のビット検出器内で使用される測長検出器のブロック図である。
【図17】図13のビット検出器内で使用されるビット復号器のブロック図である。
【図18】図13のビット検出器内で使用されるビット検出器出力制御のブロック図である。
【図19】図13のビット検出器内で使用されるフェーズ・ロックド・ループ制御のブロック図である。
【図20】結合パルス、及び図19のフェーズ・ロックド・ループ制御におけるサーボ・パターンの図である。
【図21】結合パルス、及び本発明によるデータ・パターン及びサーボ・パターンの結合内に含まれるアドレス指定データの32ビット・フォーマットを示す図である。
【図22】図11のデータ復号システム内で使用されるフォーマット復号器のブロック図である。
【図23】図22のフォーマット復号器の構成要素の詳細ブロック図である。
【図24】図22のフォーマット復号器の構成要素の詳細ブロック図である。
【図25】図22のフォーマット復号器の構成要素の詳細ブロック図である。
【図26】図22のフォーマット復号器の構成要素の詳細ブロック図である。
【図27】本発明の遷移を書込むことができる従来のマルチ・ギャップ・ヘッドの斜視図である。
【図28】本発明の遷移を書込む書込み発生器の概略ブロック図である。
【図29】図27及び図28の書込みシステムの全体概略図である。
【図30】本発明に従うマルチトラック・サーボ及びデータ・システムの概略ブロック図である。
【符号の説明】
10 サーボ・システム
12 テープ・ドライブ
14 テープ・カートリッジ
16 ホスト・プロセッサ
18 ケーブル
19 ハウジング
20 磁気テープ
22 受取りスロット
24 ヘッド・アセンブリ
26 サーボ読取りヘッド
27 サーボ・トラック
28 データ・ヘッド
29 データ・トラック領域
30 サーボ・トラック中心線
34、73、84、86、113、118、121、126、128、130、135、204、222、224、232、234、256、265、285 サーボ信号線
36 信号復号器
38 位置信号線
40 サーボ制御装置
42 制御線
44、67 サーボ・パターン
46、48 ストライプまたは"シェブロン"
50 上方のダイヤモンド
51 下方のダイヤモンド
60 上方のダイヤモンドのセット
61 下方のダイヤモンドのセット
65 2重遷移
66 データ・ピーク
70 ピーク検出チャネル
71 サーボ位置誤差信号(PES)生成回路
75 同期論理回路
77 フォーマット復号器
78 インタフェース
83 ビット検出制御論理回路
85 ビット検出論理回路
87 PLL制御論理装置
90 状態マシン組み合わせ論理
93、94、105、107、109、111、112、117、120、264、266 レジスタ
99 インタバル・カウンタ
101、125、271、272、273 比較器
102、110 組み合わせ論理回路
103、105、107、109 インタバル長レジスタ
113、 出力信号線
115 OR回路
119、122 遅延線
127、129、526 回路
201、435 シフト・レジスタ
202 ビット位置
208 データ・バイト・レジスタ
210 アドレス指定及び制御論理回路
212 シャドー・バイト・レジスタ
230 位置比較論理回路
240 ダイヤモンド・カウンタ
250 順方向側
251 逆方向側
260 アドレス・レジスタ
402 ヘッド
414 ギャップ
432 制御装置
433 符号器
504 テープ
516 パターン・ジェネレータ
518 パルス・ジェネレータ
520、522 リール
524 読取りヘッド
528 パターン・ベリファイア

Claims (19)

  1. 少なくとも1つの水平方向トラックを定義する複合型サーボ及びデータ情報を記録媒体上に記録するためのセンス可能な遷移パターンであって、非平行なセンス可能な遷移の少なくとも2つの繰り返し遷移対のバースト・パターンを含み、前記遷移対の各々の少なくとも1つの遷移が、前記トラックを横断して連続的に水平方向に変化し、前記非平行な遷移がサーボ情報を含み、前記繰り返し遷移対の少なくとも2つの前記遷移が、該繰り返し遷移対の他の前記遷移に対して水平方向にシフトされ、シフトされた前記遷移がデータ情報を含む、遷移パターン。
  2. 磁束遷移パターン内に記録され、少なくとも1つの水平方向サーボ・トラックを定義する事前記録複合型サーボ及びデータ情報を有する磁気テープ媒体であって、非平行な磁束遷移の少なくとも2つの繰り返し遷移対のバースト・パターンを含み、前記遷移対の各々の少なくとも1つの遷移が、前記トラックの幅を横断して連続的に水平方向に変化し、前記非平行な遷移対が前記水平方向のトラックを定義するトラック追従サーボ情報を含み、前記繰り返し遷移対の少なくとも2つの前記遷移が、該繰り返し遷移対の他の前記遷移に対して水平方向にシフトされ、シフトされた前記遷移がデータ情報を含む、磁気テープ媒体。
  3. 磁束遷移パターン内に記録され、複数の平行な水平方向サーボ・トラックを定義する事前記録複合型サーボ及びデータ情報を有する磁気テープ媒体であって、複数の平行なバースト・パターンを含み、前記バースト・パターンの各セットが1つ以上の前記平行な水平方向サーボ・トラックを表し、非平行な磁束遷移の少なくとも2つの繰り返し遷移対を有し、前記遷移対の各々の少なくとも1つの遷移が、前記トラックの幅を横断して連続的に水平方向に変化し、前記非平行な遷移が前記平行な水平方向のトラックを定義するトラック追従サーボ情報を含み、前記複数の平行なバースト・パターンの各々内の前記繰り返し遷移対の少なくとも2つの前記遷移が、前記バースト・パターン内の前記繰り返し遷移対の他の前記遷移に対して、水平方向にシフトされ、シフトされた前記遷移がデータ情報を含む、磁気テープ媒体。
  4. 移動記憶媒体上のサーボ・パターン内に重畳されたデータを読出すデータ・システムであって、前記サーボ・パターンが、前記移動記憶媒体に関し垂直方向に延びる非平行なセンス可能なサーボ遷移対のバーストを有し、前記重畳データが、前記移動記憶媒体に対して水平方向にシフトされる選択された前記遷移を含むものにおいて、
    前記移動記憶媒体に関し、前記水平方向に沿う前記センス可能なサーボ遷移をセンスするサーボ・トランスジューサと、
    センスされた前記サーボ遷移に応答して、非平行なセンス可能な前記遷移の位置のシフトを検出する検出器と、
    検出された前記位置シフトに応答して、前記重畳データを復号する復号器と
    を含む、データ・システム。
  5. 移動磁気記憶媒体上のサーボ・パターンから前記移動磁気記憶媒体上の水平方向の位置を決定するアドレス指定システムであって、前記サーボ・パターンが、前記移動磁気記憶媒体に関し垂直方向に延びる非平行な磁束サーボ遷移対のバーストを有し、2つの前記遷移の選択グループが前記移動磁気記憶媒体に対して水平方向にシフトされ、前記アドレス情報を符号化するものにおいて、
    前記移動磁気記憶媒体に関し、前記水平方向に沿う前記磁束サーボ遷移をセンスし、前記磁束サーボ遷移を表す信号を提供するサーボ・トランスジューサと、
    センスされた前記サーボ遷移信号に応答して、前記非平行な磁束遷移の前記グループの位置のシフトを検出する検出器と、
    検出された前記位置シフトに応答して、前記位置シフト内に符号化された前記アドレス情報を復号する復号器と
    を含む、アドレス指定システム。
  6. 移動磁気記憶媒体上の複数の平行な水平方向サーボ・パターンの1つから、前記移動磁気記憶媒体上の水平方向の位置を決定するアドレス指定システムであって、前記サーボ・パターンが、前記移動磁気記憶媒体に関し垂直方向に延びる非平行な磁束サーボ遷移対のバーストを有し、2つの前記遷移の選択グループが前記移動磁気記憶媒体に対して水平方向にシフトされ、水平方向のサーボ・パターンの1つが前記アドレス情報を符号化するものにおいて、
    前記移動磁気記憶媒体に関し、前記水平方向に沿う平行な前記水平方向サーボ・パターンの各々の前記磁束サーボ遷移をセンスし、前記磁束サーボ遷移を表す信号を提供するサーボ・トランスジューサと、
    前記トランスジューサの1つのセンスされた前記サーボ遷移信号に応答して、前記非平行な磁束遷移の位置のシフトを検出する複数の検出器と、
    検出された前記位置シフトに応答して、2つの前記遷移の前記グループの前記位置シフト内に符号化された前記アドレス情報を復号する復号器と
    を含む、アドレス指定システム。
  7. 磁気テープ媒体用のタイミング・ベースのサーボ・システムにおいて、前記磁気テープ媒体上のタイミング・ベースのサーボ・パターンから、前記磁気テープ媒体上の水平方向の位置を決定するアドレス指定システムであって、前記タイミング・ベースのサーボ・パターンが、前記磁気テープ媒体に関し垂直方向に延びる非平行な磁束サーボ遷移対のバーストを有し、2つの前記遷移の選択グループが前記磁気テープ媒体に対して水平方向にシフトされて、前記アドレス情報を符号化し、前記タイミング・ベースのサーボ・システムが、前記磁気テープ媒体に関し前記水平方向に沿う前記磁束サーボ遷移をセンスするサーボ・トランスジューサを有するものにおいて、
    センスされた前記サーボ遷移に応答して、前記非平行な磁束遷移の位置のシフトを検出する検出器と、
    検出された前記位置シフトに応答して、前記位置シフト内に符号化された前記アドレス情報を復号する復号器と
    を含む、アドレス指定システム。
  8. 磁気テープ媒体上のサーボ・パターンから、前記磁気テープ媒体上の水平方向の位置を決定する、前記磁気テープ媒体用の複合型サーボ制御システム及び水平方向アドレス指定システムを有する磁気テープ・ドライブであって、前記サーボ・パターンが、前記磁気テープ媒体に関し垂直方向に延びる非平行な磁束サーボ遷移対のバーストを有し、2つの前記遷移の選択グループが前記磁気テープ媒体に対して水平方向にシフトされて、前記アドレス情報を符号化するものにおいて、
    前記磁気テープ媒体上のデータを読出し及び書込むための磁気読取り/書込みヘッド及び読取り/書込みチャネルと、
    前記磁気テープ媒体を前記磁気読取り/書込みヘッドに対して水平方向に移動し、前記磁気テープ媒体上からデータを読出し及び書込むための駆動機構と、
    前記駆動機構が前記磁気テープ媒体を水平方向に移動するとき、前記磁気テープ媒体に関し前記水平方向に沿う前記磁束サーボ遷移をセンスし、前記磁束サーボ遷移を表す信号を提供するサーボ・トランスジューサと、
    センスされた前記サーボ遷移信号に応答して、前記磁束サーボ遷移間のタイミング・ベースのスペーシングを検出し、2つの非平行な磁束遷移の前記グループの位置シフトを識別する検出器と、
    検出された前記位置シフトに応答して、前記位置シフト内に符号化された前記アドレス情報を復号する復号器と
    を含む、磁気テープ・ドライブ。
  9. 磁気テープ媒体上の複数の平行な水平方向サーボ・パターンの1つから、前記磁気テープ媒体上の水平方向の位置を決定する、前記磁気テープ媒体用の複合型サーボ制御システム及び水平方向アドレス指定システムを有する磁気テープ・ドライブであって、前記サーボ・パターンが、前記磁気テープ媒体に関し垂直方向に延びる非平行な磁束サーボ遷移対のバーストを有し、前記遷移の選択グループが前記磁気テープ媒体に対して水平方向にシフトされて、前記アドレス情報を符号化するものにおいて、
    前記磁気テープ媒体上の平行な水平方向のトラック内のデータを読出し及び書込むための磁気読取り/書込みヘッド及び読取り/書込みチャネルと、
    前記磁気テープ媒体を前記磁気読取り/書込みヘッドに対して水平方向に移動し、前記磁気テープ媒体上からデータを読出し及び書込むための駆動機構と、
    前記駆動機構が前記磁気テープ媒体を水平方向に移動するとき、前記磁気テープ媒体に関し、水平方向に沿う前記複数の平行な水平方向サーボ・パターンの1つ内の前記磁束サーボ遷移をセンスし、前記磁束サーボ遷移を表す信号を提供する複数のサーボ・トランスジューサと、
    前記サーボ・トランスジューサの少なくとも1つによりセンスされた前記サーボ遷移信号に応答して、前記磁束サーボ遷移間のタイミング・ベースのスペーシングを検出し、前記符号化アドレス情報を表す非平行な磁束遷移の前記グループの位置シフトを識別する検出器と、
    検出された前記位置シフトに応答して、前記位置シフト内に符号化された前記アドレス情報を復号する復号器と
    を含む、磁気テープ・ドライブ。
  10. 磁束遷移パターン内に記録され、少なくとも1つの水平方向サーボ・トラックを定義する事前記録サーボ情報を書込む磁気テープ・サーボ書込み装置において、前記サーボ書込み装置が、少なくとも1つの書込み素子が前記トラックの幅を横断して連続的に水平方向に変化し、非平行なギャップを有する2つの間隔をあけた書込み素子と、磁気テープを前記書込み素子を横断して水平方向に所定の速度で移動するドライブと、間隔をあけた前記書込み素子に、前記非平行なギャップに対応するパターンを書込むように指示する刻時パルス源とを有し、前記パターンが、前記水平方向サーボ・トラックを定義するトラック追従サーボ情報を含む対に編成されるものにおいて、前記磁束遷移パターン上にデータを重畳するデータ書込み装置が、
    データを所定の時間シフトに符号化する符号器と、
    前記符号器に応答して、前記刻時パルス源のタイミングをシフトすることにより、2つの非平行な磁束遷移の少なくとも1つのグループのパターンを、別の前記対に対して水平方向にシフトし、シフトされた前記対にデータ情報を含ませるパルス・タイマと
    を含む、データ書込み装置。
  11. 磁束遷移パターン内に記録され、少なくとも1つの水平方向サーボ・トラックを定義する、データが重畳される事前記録サーボ情報を書込む磁気テープ・サーボ及びデータ書込み装置であって、
    少なくとも1つの書込み素子が前記トラックの幅を横断して連続的に水平方向に変化し、非平行なギャップを有する2つの間隔をあけた書込み素子と、
    磁気テープを前記書込み素子を横断して水平方向に所定の速度で移動するドライブと、
    データを所定の時間シフトに符号化する符号器と、
    間隔をあけた前記書込み素子に、前記非平行なギャップに対応するパターンを書込むように指示する刻時パルス源であって、前記パターンが、前記水平方向サーボ・トラックを定義するトラック追従サーボ情報を含む対に編成される、刻時パルス源と、
    前記符号器に応答して、前記刻時パルス源のタイミングをシフトすることにより、2つの非平行な磁束遷移の少なくとも1つのグループのパターンを、他の前記遷移に対して水平方向にシフトし、シフトされた前記遷移グループにデータ情報を含ませるパルス・タイマと
    を含む、磁気テープ・サーボ及びデータ書込み装置。
  12. 記憶媒体上の非平行なサーボ遷移対内にデータ情報を重畳する方法であって、少なくとも1つの書込み素子が前記記憶媒体を横断して連続的に水平方向に変化し、非平行なギャップを有する2つの間隔をあけた書込み素子と、前記記憶媒体を前記書込み素子を横断して水平方向に所定の速度で移動するドライブとを使用するものにおいて、
    データ情報を所定の時間シフトに符号化するステップと、
    間隔をあけた前記書込み素子に刻時パルスを提供し、前記非平行なギャップに対応するサーボ遷移対のパターンを同時に書込むステップと、
    前記所定の時間シフトに従い、前記刻時パルスのタイミングをシフトすることにより、2つの非平行な磁束遷移の少なくとも1つのグループを、他の前記遷移に対して水平方向にシフトし、シフトされた前記遷移にデータ情報を含ませるステップと
    を含む、方法。
  13. 移動記憶媒体上のサーボ・パターン内に重畳されたデータを読出す方法であって、前記サーボ・パターンが、前記移動記憶媒体に関し垂直方向に延びる非平行なセンス可能なサーボ遷移対のバーストを有し、前記重畳データが、前記移動記憶媒体に対して水平方向にシフトされる2つの前記遷移の選択グループを含むものにおいて、
    前記移動記憶媒体に関し、前記水平方向に沿う前記センス可能なサーボ遷移をセンスするステップと、
    センスされた前記サーボ遷移に応答して、2つの非平行なセンス可能な遷移の前記グループの位置のシフトを検出するステップと、
    検出された前記位置シフトに応答して、前記重畳データを復号するステップと
    を含む、方法。
  14. 少なくとも1つの水平方向トラックを定義する複合型サーボ及びデータ情報を記録媒体上に記録するためのセンス可能な遷移パターンであって、非平行なセンス可能な2重遷移の少なくとも2つの繰り返し遷移対のバースト・パターンを含み、前記2重遷移の少なくとも1つが、前記トラックを横断して連続的に水平方向に変化し、前記非平行な2重遷移がサーボ情報を含み、前記センス可能な2重遷移の少なくとも1つが、他の前記センス可能な遷移と異なる幅を有し、前記異なる幅の2重遷移がデータ情報を含む、遷移パターン。
  15. 磁束遷移パターン内に記録され、少なくとも1つの水平方向サーボ・トラックを定義する事前記録複合型サーボ及びデータ情報を有する磁気テープ媒体であって、非平行な磁束2重遷移の少なくとも2つの繰り返し遷移対のバースト・パターンを含み、前記2重遷移の少なくとも1つが、前記トラックの幅を横断して連続的に水平方向に変化し、前記非平行な2重遷移対が前記水平方向のトラックを定義するトラック追従サーボ情報を含み、前記繰り返し2重遷移対の少なくとも1つが、他の前記2重遷移と異なる幅を有し、前記異なる幅の遷移がデータ情報を含む、磁気テープ媒体。
  16. 移動記憶媒体上のサーボ・パターン内に重畳されたデータを読出すデータ・システムであって、前記サーボ・パターンが、前記移動記憶媒体に関し垂直方向に延びる非平行なセンス可能なサーボ2重遷移対のバーストを有し、前記重畳データが、他の前記2重遷移と異なる幅を有する選択された前記2重遷移を含むものにおいて、
    前記移動記憶媒体に関し、前記水平方向に沿う前記センス可能なサーボ2重遷移をセンスするサーボ・トランスジューサと、
    センスされた前記サーボ2重遷移に応答して、非平行なセンス可能な前記2重遷移の前記異なる幅を検出するデータ検出器と、
    検出された前記異なる幅の遷移に応答して、前記重畳データを復号する復号器と
    を含む、データ・システム。
  17. 磁気テープ媒体上のサーボ・パターンから、前記磁気テープ媒体上の水平方向の位置を決定する、前記磁気テープ媒体用の複合型サーボ制御システム及び水平方向アドレス指定システムを有する磁気テープ・ドライブであって、前記サーボ・パターンが、前記磁気テープ媒体に関し垂直方向に延びる非平行な磁束サーボ2重遷移対のバーストを有し、選択された前記2重遷移が他の前記2重遷移と異なる幅を有し、前記アドレス情報を符号化するものにおいて、
    前記磁気テープ媒体上のデータを読出し及び書込むための磁気読取り/書込みヘッド及び読取り/書込みチャネルと、
    前記磁気テープ媒体を前記磁気読取り/書込みヘッドに対して水平方向に移動し、前記磁気テープ媒体上からデータを読出し及び書込むための駆動機構と、
    前記駆動機構が前記磁気テープ媒体を水平方向に移動するとき、前記磁気テープ媒体に関し前記水平方向に沿う前記磁束サーボ2重遷移をセンスし、前記磁束サーボ2重遷移を表す信号を提供するサーボ・トランスジューサと、
    センスされた前記サーボ2重遷移信号に応答して、前記磁束サーボ2重遷移の幅を検出し、非平行な前記磁束2重遷移の前記異なる幅を識別するデータ検出器と、
    検出された前記異なる幅の遷移に応答して、前記位置シフト内に符号化された前記アドレス情報を復号する復号器と
    を含む、磁気テープ・ドライブ。
  18. 記憶媒体上の非平行なサーボ2重遷移対内にデータ情報を重畳する方法であって、少なくとも1つの書込み素子が前記記憶媒体を横断して連続的に水平方向に変化し、非平行なギャップを有する2つの間隔をあけた書込み素子と、前記記憶媒体を前記書込み素子を横断して水平方向に所定の速度で移動するドライブとを使用するものにおいて、
    データ情報を所定の時間遅延に符号化するステップと、
    間隔をあけた前記書込み素子に刻時パルスを提供し、前記非平行なギャップに対応するサーボ2重遷移対のパターンを書込むステップと、
    前記符号化に従い、前記時間遅延を選択された前記刻時パルスに追加することにより、非平行な前記サーボ2重遷移の少なくとも1つの幅を、他の前記2重遷移とは異なる幅に変更し、異なる幅の前記遷移にデータ情報を含ませるステップと
    を含む、方法。
  19. 移動記憶媒体上のサーボ・パターン内に重畳されたデータを読出す方法であって、前記サーボ・パターンが、前記移動記憶媒体に関し垂直方向に延びる非平行なセンス可能なサーボ2重遷移対のバーストを有し、前記重畳データが、他の前記2重遷移とは異なる幅を有する前記2重遷移の選択対を含むものにおいて、
    前記移動記憶媒体に関し、前記水平方向に沿う前記センス可能なサーボ2重遷移をセンスするステップと、
    センスされた前記サーボ遷移に応答して、前記異なる幅を有する非平行なセンス可能な前記2重遷移を検出するステップと、
    検出された前記異なる2重遷移の幅に応答して、前記重畳データを復号するステップと
    を含む、方法。
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