JP3996002B2 - 真空処理装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、被処理基板に所定の真空処理、例えばプラズマによるエッチング処理、成膜処理等を行う真空処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、被処理基板を真空チャンバ内に収容して所定の真空処理を行う真空処理装置が多用されている。例えば、半導体装置の製造分野においては、半導体装置の微細な回路構造を形成する際に、半導体ウエハ等の被処理基板を真空チャンバ内に収容し、所定の真空雰囲気において真空処理、例えばプラズマを作用させたエッチング処理や成膜処理等を行っている。
【0003】
このような真空処理装置では、定期的に真空チャンバ内のメンテナンスを行う必要があることから、例えば、真空チャンバを、上部開口を有する容器状の真空チャンバ本体部と、この上部開口を開閉自在に且つ気密に閉塞する蓋状の上側部とから構成し、この上側部を開けることによって、上部開口から真空チャンバ内のメンテナンスを行えるようにしたものが知られている。
【0004】
また、真空処理装置のうち、例えば、真空チャンバ内に上部電極と下部電極を設け、これらの上部電極と下部電極との間に高周波電力を供給してプラズマを生起する所謂平行平板型の装置では、下部電極上に載置された半導体ウエハ等の被処理基板の全面に均一に処理ガスを供給するため、上部電極に多数のガス供給孔を設け、シャワー状に処理ガスを供給するよう構成されたものが多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記のようなシャワー状に処理ガスを供給する装置では、前述した上側部に、シャワー状に処理ガスを供給するシャワー機構(処理ガス導入部)を設ける必要があるが、この上側部は前述したとおり、開閉動作可能とする必要があるため、この上側部に処理ガス供給源からの処理ガス供給配管を直接接続すると、上側部を開閉させる度に処理ガス供給配管を着脱する必要等が生じてしまう。
【0006】
このため、処理ガス供給源からの処理ガス供給配管を取り付ける取付部は真空チャンバ本体部側に設け、この取付部と、上側部のシャワー機構とを接続する処理ガス流路接続機構、つまり、上側部を閉じた状態では取付部とシャワー機構とが連通し、上側部を開いた状態ではこれらの連通が解かれるよう構成された処理ガス流路接続機構を設けることが行われている。
【0007】
しかしながら、このような処理ガス流路接続機構により、上側部が閉じられた際に、確実に取付部とシャワー機構とが気密な状態で連通されるようにするには、細かな位置調整等が必要となり、そのメンテナンスが繁雑となるという問題があった。また、このような細かな位置調整を行うためには、位置調整用の多くのネジ等を使用する必要があるため、輸送中等にこれらのネジが緩み、部品が脱落したり、接続部分の真空保持力が低下し、真空チャンバ内を真空に保持した状態で輸送している際に、真空保持ができなくなる等の問題があった。
【0008】
本発明は、かかる従来の事情に対処してなされたもので、処理ガス流路接続機構における接続状態を確実にかつ良好な状態に維持できるとともに、従来に比べてメンテナンスに要する労力の低減を図ることのできる真空処理装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
すなわち、請求項1の真空処理装置は、上部開口を有する容器状の真空チャンバ本体部と、前記上部開口を閉塞する上側部とを有し、被処理基板を収容して所定の真空処理を施すための真空チャンバと、所定の処理ガスを供給する処理ガス供給源に接続された入口側ブロックと、前記真空チャンバ内に処理ガスを導入する処理ガス導入部に接続された出口側ブロックとを気密に当接させて、前記処理ガス供給源と処理ガス導入部とを接続するための処理ガス流路接続機構とを具備した真空処理装置であって、前記処理ガス流路接続機構は、前記真空チャンバ本体部又は前記上側部のいずれか一方に設けられ、容器状に形成され、前記入口側ブロック又は出口側ブロックの少なくとも一方が挿入されて内部で移動可能な状態に係止されるガイドと、前記ガイドの底部と前記入口側ブロック又は出口側ブロックとの間に介在し、前記入口側ブロック又は出口側ブロックを、他方に向けて弾性的に付勢し、前記入口側ブロックと前記出口側ブロックとを弾性的に当接させる弾性部材と、 前記入口側ブロック又は出口側ブロックと、前記ガイドの底部との間に位置し、前記入口側ブロック又は出口側ブロックが前記ガイドから抜けることを防止するストッパと、前記入口側ブロックと前記出口側ブロックとの当接部に、同心状に設けられた複数のOリングと、前記複数のOリングの間から真空排気するための真空排気用流路とを具備したことを特徴とする。
【0010】
また、請求項2の真空処理装置は、請求項1記載の真空処理装置において、
前記入口側ブロックと前記出口側ブロックとの当接部が、一方の凹部に他方の凸部を嵌合させることによって、前記入口側ブロックと前記出口側ブロックとを所定位置に位置決めされた状態で当接させるよう構成されたことを特徴とする。
【0011】
また、請求項3の真空処理装置は、請求項1又は2記載の真空処理装置において、前記真空チャンバが、上部開口を有する容器状の真空チャンバ本体部と、前記上部開口を開閉自在に且つ気密に閉塞する上側部とから構成され、前記入口側ブロックが前記真空チャンバ本体部に設けられ、前記出口側ブロックが前記上側部に設けられていることを特徴とする。
【0012】
また、請求項4の真空処理装置は、請求項1〜3いずれか1項記載の真空処理装置において、前記弾性部材が、前記入口側ブロックを前記出口側ブロックに向けて付勢するコイルスプリングから構成されていることを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をエッチング装置に適用した実施の形態について図面を参照して説明する。
【0015】
図1は、本実施形態に係るエッチング装置の全体の概略構成を模式的に示すもので、同図において、符号1は、材質が例えばアルミニウム等からなり、内部を気密に閉塞可能に構成された円筒状の真空チャンバを示している。この真空チャンバ1は、上部開口を有する容器状、つまり有底円筒状の真空チャンバ本体部1aと、この真空チャンバ本体部1aの上部開口を閉塞する上側部1bとから構成されており、上側部1bは、図中矢印で示すように、係止軸1cの回りに回動することによって、開閉自在とされている。
【0016】
上記真空チャンバ1内には、略円板状に形成され、下部電極を兼ねた基板載置台2が設けられており、この基板載置台2は、セラミックなどの絶縁板3を介して真空チャンバ1の底部から支持されている。
【0017】
この基板載置台2の表面には、図示しない静電チャックが設けられており、基板載置台2内には、温度調節媒体として、例えば冷却用の絶縁性流体を循環させるための温調媒体流路4と、載置面と半導体ウエハWの裏面との間にヘリウム等の温調ガスを供給するためのガス流路5が形成されており、これらの機構によって、基板載置台2上に配置された半導体ウエハWを所定温度に温度調節できるように構成されている。
【0018】
さらに、基板載置台2の半導体ウエハWの載置面の周囲を囲むように、導電性材料または絶縁性材料から環状に形成されたフォーカスリング6が設けられている。
【0019】
また、基板載置台2のほぼ中央には、高周波電力を供給するための給電線7が接続されている。この給電線7には、マッチングボックス8及び高周波電源9が接続され、高周波電源9からは、所定周波数、例えば、数MHz〜百数十MHzの範囲の高周波電力が、基板載置台2に供給されるようになっている。
【0020】
さらに、フォーカスリング6の外側には、環状に構成され、多数の排気孔が形成された排気リング10が設けられており、この排気リング10を介して、排気ポート11に接続された排気系12により、真空チャンバ1内の処理空間の真空排気が行われるよう構成されている。
【0021】
一方、基板載置台2の上方の真空チャンバ1の天壁部分、つまり、前述した上側部1bの下面側には、シャワーヘッドを構成する上部電極13が、基板載置台2と平行に対向する如く設けられており、この上部電極13と基板載置台(下部電極)2が、一対の電極として機能するようになっている。
【0022】
上記上部電極13には、その下面に多数のガス吐出孔14が設けられている。また、この上部電極13の周縁部は、絶縁性材料、例えばAl2 O3 等から環状に構成されたインシュレータリング15によって、上側部1bの下面側に支持されており、上部電極13の上側にはガス拡散用空隙16が形成されている。また、このガス拡散用空隙16の天井部には、ガス導入口17が設けられ、これらによって、真空チャンバ1内にシャワー状にガスを導入するシャワー機構(処理ガス導入部)が構成されている。
【0023】
上記ガス導入口17には、処理ガスを導入するための処理ガス配管18の一端が接続され、この処理ガス配管18の他端は、真空チャンバ外側の側壁部分に設けられた処理ガス流路接続機構19に接続されている。この処理ガス流路接続機構19の構成については、後述する。
【0024】
一方、真空チャンバ1の外側周囲には、真空チャンバ1と同心状に、環状の磁場形成機構(リング磁石)20が配置されており、基板載置台2と上部電極13との間の処理空間に磁場を形成するようになっている。この磁場形成機構20は、回転機構21によって、その全体が、真空チャンバ1の回りを所定の回転速度で回転可能とされている。
【0025】
次に、前述した処理ガス流路接続機構19の構成について説明する。この処理ガス流路接続機構19は、図2に示すように、真空チャンバ本体部1a側に設けられた入口側ブロック30と、上側部1b側に設けられた出口側ブロック50とを有しており、前述した処理ガス配管18は、出口側ブロック50に接続されている。
【0026】
上記出口側ブロック50内には、処理ガス配管18が接続された上面側から、下面側に至る出口側ガス流路51が形成されており、その下面52は、入口側ブロック30との当接面とされている。この入口側ブロック30との当接面である下面52は、円形とされている。
【0027】
一方、入口側ブロック30内には、上記出口側ガス流路51に対応して、入口側ガス流路31が形成されており、入口側ブロック30の上面32は、出口側ブロック50との当接面とされている。
【0028】
この入口側ブロック30の上面32は、図2,3に示されるように、上記した出口側ブロック50の下面52の形状に合わせて円形の領域が凹陥された形状となっている。そして、この凹陥部に出口側ブロック50の底部が嵌合されることによって、入口側ブロック30と出口側ブロック50が所定位置に位置決めされた状態で当接され、入口側ガス流路31と出口側ガス流路51が、ズレのない状態で連通されるよう構成されている。
【0029】
また、入口側ブロック30の上面32には、図3にも示すように、複数、本実施形態では3本のOリング33,34,35、が、溝36,37,38内に挿入された状態で配置されている。入口側ガス流路31は、このうち中央に配置されたOリング33の内側に位置するよう配置されており、このOリング33と、その外側に配置されたOリング34との間には、真空排気を行うための真空排気用流路39が開口している。
【0030】
図2に示すように、上記真空排気用流路39には、真空排気装置に接続された排気配管40が接続され、また、入口側ガス流路31には、処理ガス供給源に接続された処理ガス供給配管41が接続されている。
【0031】
さらに、上記入口側ブロック30は、この入口側ブロック30の外側形状に合わせた内側形状を有する容器状のガイド42内に挿入された状態で係止されており、ガイド42の底部と入口側ブロック30の下面との間には、入口側ブロック30を出口側ブロック50に向けて付勢する弾性部材、例えばコイルスプリング43が設けられている。
【0032】
なお、コイルスプリング43は、ガイド42の底部から突出するように設けられスプリング係止部材44に挿入され、係止されている。また、ガイド42の底部に設けられた複数の透孔45を貫通して、ストッパ46が入口側ブロック30の下面に固着(ネジ止め)されており、このストッパ46によって、入口側ブロック30が所定位置より上方に上昇したり、ガイド42から抜けたりすることを防止するよう構成されている。
【0033】
このように構成された処理ガス流路接続機構19によれば、入口側ブロック30と出口側ブロック50とが、所定位置に位置決めされた状態で嵌合され、かつ、コイルスプリング43の弾性力によって、入口側ブロック30と出口側ブロック50とが、所定の圧力で当接された状態に維持される。そして、この状態で、Oリング33と、Oリング34との間の排気を行うことにより、Oリング33,34,35のつぶれ量も均一に所定量とすることができる。
【0034】
したがって、これらの微細な位置合せ、つまり、高さ位置の微細な調整や、面だし(当接面同士を平行にする)の微細な調整を行うことなく、接続状態を良好に維持することができ、また、これらの位置合せを行うためのネジ等も設ける必要がないので、真空チャンバ1内を真空に保持した状態で輸送した場合でも、真空保持状態が損なわれることがなく、所望の真空状態を維持したまま輸送することができる。
【0035】
なお、上記の処理ガス流路接続機構19では、入口側ブロック30を、コイルスプリング43によって、出口側ブロック50に向けて弾性的に付勢する場合について説明したが、これとは逆に、出口側ブロック50を、入口側ブロック30に向けて弾性的に付勢するよう構成しても良く、また、これらの双方を弾性的に付勢するよう構成することもできる。
【0036】
次に、上記のように構成されたエッチング装置によるエッチング手順について説明する。
【0037】
まず、真空チャンバ1に設けられた図示しない開閉機構を開放し、図示しない搬送機構により半導体ウエハWを真空チャンバ1内に搬入し、基板載置台2上に載置する。そして、図示しない静電チャックにより、半導体ウエハWをクーロン力等により吸着する。
【0038】
この後、搬送機構を真空チャンバ1外へ退避させた後、開閉機構を閉じ、排気系12の真空ポンプにより排気ポート11を通じて真空チャンバ1内を排気する。真空チャンバ1内が所定の真空度になった後、真空チャンバ1内には、処理ガス供給源から、処理ガス供給配管41、処理ガス流路接続機構19、処理ガス配管18、ガス導入口17等を介して所定のエッチングガスが、所定流量で導入され、真空チャンバ1内が所定の圧力、例えば1.33〜133Pa(10〜1000mTorr)に保持される。
【0039】
そして、この状態で高周波電源9から、基板載置台2に、所定周波数(例えば数MHz〜百数十MHz)の高周波電力を供給する。
【0040】
この場合に、下部電極である基板載置台2と上部電極13との間の処理空間には高周波電界が形成されるとともに、磁場形成機構20による磁場が形成され、この状態でプラズマによる半導体ウエハWのエッチング処理が行われる。
【0041】
このエッチング処理の際に、基板載置台2の温調媒体流路4には、冷却用の絶縁性流体が循環され、また、ガス流路5を通じて、基板載置台2の載置面と半導体ウエハWの裏面との間には、ヘリウム等の温調ガスが供給されることによって、半導体ウエハWは、所定温度に保たれる。
【0042】
そして、所定のエッチング処理が実行されると、高周波電源9からの高周波電力の供給を停止することによって、エッチング処理を停止し、上述した手順とは逆の手順で、半導体ウエハWを真空チャンバ1外に搬出する。
【0043】
以上のようなエッチング処理を繰り返して行うと、所定のメンテナンス周期で、真空チャンバ1内のメンテナンスを行う必要があり、この場合は、前述したとおり、上側部1bを、係止軸1cの回りに回動させて、真空チャンバ本体部1aの上部開口を開放する。この際、処理ガス流路接続機構19の出口側ブロック50が、上側部1bとともに上昇するため、入口側ブロック30と出口側ブロック50とが離間され、処理ガス流路の接続が一旦開放される。
【0044】
そして、メンテナンス終了後は、上側部1bを、係止軸1cの回りに回動させて、再び真空チャンバ本体部1aの上部開口を閉塞するが、このような場合も、処理ガス流路接続機構19の入口側ブロック30と出口側ブロック50とが、所定位置に位置決めされた状態で、所定圧で当接された状態となるので、前述したとおり、これらの微細な位置合せ、つまり、高さ位置の微細な調整や、面だしの微細な調整を行うことなく、接続状態を良好に維持することができる。
【0045】
なお、上述した実施形態では、本発明を、下部電極に高周波電力を供給するタイプのエッチング装置に適用した例について説明したが、本発明はかかる場合に限定されるものではなく、例えば、上部電極と下部電極の双方に高周波電力を供給するタイプのエッチング装置や、成膜を行う成膜装置等、あらゆる真空処理装置に適用することができる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明の真空処理装置によれば、処理ガス流路接続機構における接続状態を確実にかつ良好な状態に維持できるとともに、従来に比べてメンテナンスに要する労力の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の真空処理装置の全体の概略構成を示す図。
【図2】図1の真空処理装置の要部概略構成を拡大して示す図。
【図3】図2の入口側部ブロックの上面の構成を示す図。
【符号の説明】
W……半導体ウエハ、1……真空チャンバ、2……基板載置台、13……上部電極、14……ガス吐出孔、16……ガス拡散用空隙、17……ガス導入口、18……処理ガス配管、19……処理ガス流路接続機構、30……入口側ブロック、31……入口側ガス流路、33,34,35……Oリング、39……真空排気用流路、40……排気配管、41……処理ガス供給配管、43……コイルスプリング、50……出口側ブロック、51……出口側ガス流路。
Claims (4)
- 上部開口を有する容器状の真空チャンバ本体部と、前記上部開口を閉塞する上側部とを有し、被処理基板を収容して所定の真空処理を施すための真空チャンバと、
所定の処理ガスを供給する処理ガス供給源に接続された入口側ブロックと、前記真空チャンバ内に処理ガスを導入する処理ガス導入部に接続された出口側ブロックとを気密に当接させて、前記処理ガス供給源と処理ガス導入部とを接続するための処理ガス流路接続機構と
を具備した真空処理装置であって、
前記処理ガス流路接続機構は、
前記真空チャンバ本体部又は前記上側部のいずれか一方に設けられ、容器状に形成され、前記入口側ブロック又は出口側ブロックの少なくとも一方が挿入されて内部で移動可能な状態に係止されるガイドと、
前記ガイドの底部と前記入口側ブロック又は出口側ブロックとの間に介在し、前記入口側ブロック又は出口側ブロックを、他方に向けて弾性的に付勢し、前記入口側ブロックと前記出口側ブロックとを弾性的に当接させる弾性部材と、
前記入口側ブロック又は出口側ブロックと、前記ガイドの底部との間に位置し、前記入口側ブロック又は出口側ブロックが前記ガイドから抜けることを防止するストッパと、
前記入口側ブロックと前記出口側ブロックとの当接部に、同心状に設けられた複数のOリングと、
前記複数のOリングの間から真空排気するための真空排気用流路と
を具備したことを特徴とする真空処理装置。 - 請求項1記載の真空処理装置において、
前記入口側ブロックと前記出口側ブロックとの当接部が、一方の凹部に他方の凸部を嵌合させることによって、前記入口側ブロックと前記出口側ブロックとを所定位置に位置決めされた状態で当接させるよう構成されたことを特徴とする真空処理装置。 - 請求項1又は2記載の真空処理装置において、
前記真空チャンバが、上部開口を有する容器状の真空チャンバ本体部と、前記上部開口を開閉自在に且つ気密に閉塞する上側部とから構成され、前記入口側ブロックが前記真空チャンバ本体部に設けられ、前記出口側ブロックが前記上側部に設けられていることを特徴とする真空処理装置。 - 請求項1〜3いずれか1項記載の真空処理装置において、
前記弾性部材が、前記入口側ブロックを前記出口側ブロックに向けて付勢するコイルスプリングから構成されていることを特徴とする真空処理装置。
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