JP3995682B2 - 真空プレス硬化装置および方法 - Google Patents
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Description
(1)基台と、
(2)基台上に設置した被加工品の受台と、
(3)該受台から間隔を置いて受台を取り囲むようにして該基台上に配置した下固定枠と、
(4)該基台上方に配置した取付板と、
(5)該取付板の下に配置し、該受台と対向して配置したプレス板と、
(6)該受台と該プレス板の少なくともいずれか一方に設けた硬化手段と、
(7)該プレス板を該受台に対して近接、押圧、離間するよう移動するプレス板駆動装置と、
(8)該プレス板から間隔を置いてプレス板を取り囲むようにして該取付板から垂下した上移動枠であって、該上移動枠と該下固定枠とはその開放面において対向しており、上移動枠は下固定枠に対して上下に移動して近接、離間することができるようになっている上移動枠と、
(9)下固定枠と上移動枠との間に気密性を確保する気密機構であって、下固定枠と、上移動枠と、基台と、取付板とによって真空あるいはガス雰囲気チェンバを形成する気密機構と、
(10)該真空あるいはガス雰囲気チェンバ内を真空あるいは所定のガス雰囲気とするための真空吸引口あるいはガス導入口と、
(11)サーボモータと、サーボモータによって移動されるカムと、該カムの移動に追随して受台の上面とプレス板の下面との距離を調整するサーボストッパとからサーボ機構であって、該プレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品に当接させ、受台の上面に対してプレス板の下面を平行に維持しつつあるいは傾斜した状態から平行状態に移行させた後平行状態に維持しつつプレス板による被加工品のプレス加工を可能とするサーボ機構と、
(12)プレス板駆動・サーボ機構制御装置とからなり、
(13)サーボ機構およびプレス板駆動・サーボ機構制御装置を用いて、該プレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品に当接させ、受台の上面に対してプレス板の下面を平行に維持しつつ、あるいはプレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品の一方側に当接させ傾斜した状態から平行状態に移行させた後平行状態を維持しつつ、該プレス板駆動装置によってプレス板を下降させて受台の上面に設置した被加工品をプレス硬化処理すべく制御する。
さらに、本発明に係る真空プレス硬化装置は、
(1)基台と、
(2)基台上に設置した被加工品の受台と、
(3)該受台から間隔を置いて受台を取り囲むようにして該基台上に配置した下固定枠と、
(4)該基台上方に配置した取付板と、
(5)該取付板の下に配置し、該受台と対向して配置したプレス板と、
(6)該受台と該プレス板の少なくともいずれか一方に設けた硬化手段と、
(7)該プレス板を該受台に対して近接、押圧、離間するよう移動するプレス板駆動装置と、
(8)該プレス板から間隔を置いてプレス板を取り囲むようにして該取付板から垂下した上移動枠であって、該上移動枠と該下固定枠とはその開放面において対向しており、上移動枠は下固定枠に対して上下に移動して近接、離間することができるようになっている上移動枠と、
(9)下固定枠と上移動枠との間に気密性を確保する気密機構であって、下固定枠と、上移動枠と、基台と、取付板とによって真空あるいはガス雰囲気チェンバを形成する気密機構と、
(10)該真空あるいはガス雰囲気チェンバ内を真空あるいは所定のガス雰囲気とするための真空吸引口あるいはガス導入口と、
(11)サーボモータと、プーリと、プーリを介してサーボモータによって回転され上下に昇降されるボールねじで構成されるサーボストッパとからなるサーボ機構であって、サーボストッパの上端面が上押プレス部材の下面に当接する該プレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品に当接させ、受台の上面に対してプレス板の下面を平行に維持しつつ、あるいはプレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品の一方側に当接させ傾斜した状態から平行状態に移行させた後平行状態に維持しつつプレス板による被加工品のプレス加工を可能とするサーボ機構と、
(12)プレス板駆動・サーボ機構制御装置とからなり、
(13)サーボ機構およびサーボ機構制御装置を用いて、該プレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品に当接させ、受台の上面に対してプレス板の下面を平行に維持しつつ、あるいはプレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品の一方側に当接させ傾斜した状態から平行状態に移行させた後平行状態を維持しつつ、該プレス板駆動装置によってプレス板を下降させて受台の上面に設置した被加工品をプレス硬化処理すべく制御する。
前記サーボ機構は、サーボモータと、サーボモータによって移動されるカムと、該カムの移動に追随して受台の上面とプレス板の下面との距離を調整するサーボストッパとからなる。この場合、サーボストッパの上部を基台から真空あるいはガス雰囲気チェンバ中に気密に突出させることができる。この場合には、サーボストッパの上部のみ真空あるいはガス雰囲気チェンバ中に突出させサーボ機構のサーボモータとカムとを基台下方あるいは真空あるいはガス雰囲気チェンバの外側に配置するので、該チェンバの大きさを左程大きくする必要がない。
また、前記サーボ機構が、サーボモータと、プーリと、プーリを介してサーボモータによって回転され上下に昇降されるボールねじで構成されるサーボストッパとからなり、サーボストッパの上端面が上押プレス部材の下面に当接する場合には、サーボモータの回転をプーリを介して直接ボールねじで構成されるサーボストッパにより推進力とすることができ、またサーボストッパが摩耗しても、動作開始ごとまたは必要に応じて原点補正のゼロ点合わせを容易に行うことができる。この実施態様は、必要とされる推進力が小さい場合に特に適合する。なお、本実施態様では、プーリを用いているが、プーリの代わりに、ギアを介して直結させれば、サーボ機構を小型化することができる。
(1−1)硬化手段が、ヒータである。硬化手段をヒータとすることによって、真空中あるいはガス雰囲気中の加熱下のもと、平行度読み取りリニアスケールを使うことなく、均等な厚みで硬化処理を行いつつ貼り付け作業を行うことが可能となる。この実施態様は、中間層として熱硬化性樹脂を用いる場合が特に適合する。
(1−2)硬化手段が、紫外線照射手段である。硬化手段を紫外線手段とし、真空中あるいはガス雰囲気中で紫外線照射のもと、平行度読み取りリニアスケールを使うことなく、均等な厚みで紫外線硬化処理を行いつつ貼り付け作業を行うことが可能となる。この実施態様は、中間層として紫外線硬化性樹脂を用いる場合が特に適合する。また、紫外線を被加工品に照射するため、プレス板に紫外線照射手段を設ける場合にはプレス板の少なくとも一部をガラス板等で光透過とする。
(1)基台上に設置した被加工品の受台上に被加工品を配置し、
(2)該被加工品の回りに真空あるいはガス雰囲気チェンバを形成し、
(3)該真空あるいはガス雰囲気チェンバを真空あるいは所定のガス雰囲気とし、
(4)プレス駆動装置によって、該真空あるいはガス雰囲気チェンバ内で、プレス板を受台上の被加工品に当接させ、プレス板をさらに下降させることによって被加工品にプレス加工し、
(5)プレス加工の際に、受台及びプレス板の少なくともいずれか一方を介して被加工品を加熱するとともに、
(6)サーボ機構およびプレス板駆動・サーボ機構制御装置を用いて、受台の上面に対してプレス板の下面を平行に維持しつつあるいは傾斜した状態から平行状態に移行させた後平行状態に維持しつつプレス板による被加工品のプレス加工を行うことからなり、前記サーボ機構は、サーボモータと、サーボモータによって移動されるカムと、該カムの移動に追随して受台の上面とプレス板の下面との距離を調整するサーボストッパとからなる。
さらに、本発明は、真空あるいはガス雰囲気加熱プレス方法を提供するもので、該真空あるいはガス雰囲気加熱プレス方法は、
(1)基台上に設置した被加工品の受台上に被加工品を配置し、
(2)該被加工品の回りに真空あるいはガス雰囲気チェンバを形成し、
(3)該真空あるいはガス雰囲気チェンバを真空あるいは所定のガス雰囲気とし、
(4)プレス駆動装置によって、該真空あるいはガス雰囲気チェンバ内で、プレス板を受台上の被加工品に当接させ、プレス板をさらに下降させることによって被加工品にプレス加工し、
(5)プレス加工の際に、受台及びプレス板の少なくともいずれか一方を介して被加工品を加熱または紫外線照射するとともに、
(6)サーボ機構およびプレス板駆動・サーボ機構制御装置を用いて、該プレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品に当接させ、受台の上面に対してプレス板の下面を平行に維持しつつ、あるいはプレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品の一方側に当接させ傾斜した状態から平行状態に移行させた後平行状態に維持しつつプレス板による被加工品のプレス加工を行う、真空プレス硬化方法であって、前記サーボ機構が、サーボモータと、プーリと、プーリを介してサーボモータによって回転され上下に昇降されるボールねじで構成されるサーボストッパとからなり、サーボストッパの上端面が上押プレス部材の下面に当接する。
図2において、本発明に係る真空プレス硬化装置は、基台21と、基台21上に設置した被加工品の受台22と、該受台22から間隔を置いて受台を取り囲むようにして該基台上に配置した下固定枠23と、該基台上方に配置した取付板24と、該取付板24の下に配置し、該受台と対向して配置したプレス板25と、該受台と該プレス板に設けたヒータ26−1、26−2と、該プレス板25を該受台22に対して近接、押圧、離間するよう移動するプレス板駆動装置27と、該プレス板から間隔を置いてプレス板25を取り囲むようにして該取付板から垂下した上移動枠28とを有する。該上移動枠28と該下固定枠23とはその開放面において対向しており、上移動枠28は下固定枠23に対して上下に移動して近接、離間することができるようになっている。
図2において、被加工品を挿入していない状態で、プレスシリンダ27によって取付板(気密板24−1を含む)、プレス板25(ヒータ26−2、断熱板34−1,34−2、支柱35を含む)及び上移動枠を下降させ、プレス板25を受台22に当接させる。次に、サーボモータ31−1を起動し、ストッパ31−3の上端面をプレス板の下面に当接させ、この位置をゼロ点とする。なお、この状態ではヒータをオンとして、加熱膨張状態でゼロ点基準の設定ができる。
Claims (15)
- (1)基台と、
(2)基台上に設置した被加工品の受台と、
(3)該受台から間隔を置いて受台を取り囲むようにして該基台上に配置した下固定枠と、
(4)該基台上方に配置した取付板と、
(5)該取付板の下に配置し、該受台と対向して配置したプレス板と、
(6)該受台と該プレス板の少なくともいずれか一方に設けた硬化手段と、
(7)該プレス板を該受台に対して近接、押圧、離間するよう移動するプレス板駆動装置と、
(8)該プレス板から間隔を置いてプレス板を取り囲むようにして該取付板から垂下した上移動枠であって、該上移動枠と該下固定枠とはその開放面において対向しており、上移動枠は下固定枠に対して上下に移動して近接、離間することができるようになっている上移動枠と、
(9)下固定枠と上移動枠との間に気密性を確保する気密機構であって、下固定枠と、上移動枠と、基台と、取付板とによって真空あるいはガス雰囲気チェンバを形成する気密機構と、
(10)該真空あるいはガス雰囲気チェンバ内を真空あるいは所定のガス雰囲気とするための真空吸引口あるいはガス導入口と、
(11)サーボモータと、サーボモータによって移動されるカムと、該カムの移動に 追随して受台の上面とプレス板の下面との距離を調整するサーボストッパとからなるサーボ機構であって、該プレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品に当接させ、受台の上面に対してプレス板の下面を平行に維持しつつ、あるいはプレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品の一方側に当接させ傾斜した状態から平行状態に移行させた後平行状態に維持しつつプレス板による被加工品のプレス加工を可能とするサーボ機構と、
(12)プレス板駆動・サーボ機構制御装置とからなる真空プレス硬化装置であって、
(13)サーボ機構およびプレス板駆動・サーボ機構制御装置を用いて、該プレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品に当接させ、受台の上面に対してプレス板の下面を平行に維持しつつ、あるいはプレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品の一方側に当接させ傾斜した状態から平行状態に移行させた後平行状態を維持しつつ、該プレス板駆動装置によってプレス板を下降させて受台の上面に設置した被加工品をプレス硬化処理すべく制御する、真空プレス硬化装置。 - 前記硬化手段がヒータである、請求項1の真空プレス硬化装置。
- 前記硬化手段が紫外線照射手段である、請求項1の真空プレス硬化装置。
- 前記サーボストッパの下端面がテーパ面とされ、前記カムがテーパ面を有し、ストッパ下端テーパ面がカムのテーパ面に摺動可能に設置され、サーボモータにより該カムを横方向に移動させることによって、該サーボストッパが上下に移動する、請求項1乃至3のいずれかに記載の真空プレス硬化装置。
- 少なくとも前記ストッパ下端テーパ面とカムのテーパ面との摺動部を液蜜にオイルチェンバ中に収納している、請求項4の真空プレス硬化装置。
- (1)基台と、
(2)基台上に設置した被加工品の受台と、
(3)該受台から間隔を置いて受台を取り囲むようにして該基台上に配置した下固定枠と、
(4)該基台上方に配置した取付板と、
(5)該取付板の下に配置し、該受台と対向して配置したプレス板と、
(6)該受台と該プレス板の少なくともいずれか一方に設けた硬化手段と、
(7)該プレス板を該受台に対して近接、押圧、離間するよう移動するプレス板駆動装置と、
(8)該プレス板から間隔を置いてプレス板を取り囲むようにして該取付板から垂下した上移動枠であって、該上移動枠と該下固定枠とはその開放面において対向しており、上移動枠は下固定枠に対して上下に移動して近接、離間することができるようになっている上移動枠と、
(9)下固定枠と上移動枠との間に気密性を確保する気密機構であって、下固定枠と、 上移動枠と、基台と、取付板とによって真空あるいはガス雰囲気チェンバを形成する気密機構と、
(10)該真空あるいはガス雰囲気チェンバ内を真空あるいは所定のガス雰囲気とするための真空吸引口あるいはガス導入口と、
(11)該プレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品に当接させ、受台の上面に対してプレス板の下面を平行に維持しつつ、あるいはプレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品の一方側に当接させ傾斜した状態から平行状態に移行させた後平行状態に維持しつつプレス板による被加工品のプレス加工を可能とするサーボ機構と、
(12)サーボ機構およびサーボ機構制御装置を用いて、該プレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品に当接させ、受台の上面に対してプレス板の下面を平行に維持しつつ、あるいはプレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品の一方側に当接させ傾斜した状態から平行状態に移行させた後平行状態を維持しつつ、該プレス板駆動装置によってプレス板を下降させて受台の上面に設置した被加工品をプレス硬化処理すべく制御するプレス板駆動・サーボ機構制御装置とからなる、真空プレス硬化装置であって、前記サーボ機構が、サーボモータと、プーリと、プーリを介してサーボモータによって回転され上下に昇降されるボールねじで構成されるサーボストッパとからなり、サーボストッパの上端面が上押プレス部材の下面に当接する、真空プレス硬化装置。 - 前記プレス板駆動装置はプレスシリンダとロッドとからなり、該ロッドが前記取付板を貫通しロッドの下端部が継ぎ手によってプレス板に連結されている、請求項1乃至6のいずれかに記載の真空プレス硬化装置。
- 前記プレス板は前記取付板の下面に設置され、前記プレス板駆動装置はプレスシリンダとロッドとからなり、該ロッドの下端部が継ぎ手によって取付板に連結されている、請求項1乃至7のいずれかに記載の真空プレス硬化装置。
- 前記継ぎ手がフリーシャンク継ぎ手である、請求項7あるいは8に記載の真空プレス硬化装置。
- 前記気密機構がO−リングであり、前記下固定枠上端面と前記上移動枠下端面とがO−リングを介して気密に当接することによって真空チェンバが形成される、請求項1乃至9のいずれかの真空プレス硬化装置。
- 前記気密摺動機構は、下固定枠の上端部に設けた摺動部と上移動枠の対応する下端部に設けた気密摺動部とから構成され、下固定枠上端部の気密摺動部と上移動枠下端部の気密摺動部とが気密に摺動することによって下固定枠と上移動枠との間に気密性が確保されるようになっている、請求項1乃至9のいずれかに記載の真空プレス硬化装置。
- 前記サーボストッパを上下2段の上サーボストッパ部と下サーボストッパ部とに分割し、少なくとも上サーボストッパ部と前記受台と下固定枠とを基台上に設置したスライドテーブル上に配置し、スライドテーブルをスライドさせ上サーボストッパ部と下サーボストッパ部と係合あるいは分離可能となっている、請求項1乃至11のいずれかに記載の真空プレス硬化装置。
- 前記被加工品がICカード、薄型ディスプレイ、燃料電池、太陽電池、実装回路基板、パッケージ素子、機能性新素材、層状半導体素子、層状有機EL等のフィルム積層状部材であり、該フィルム積層状部材の貼り合わせのために用いる、請求項1乃至12のいずれかの真空プレス硬化装置。
- (1)基台上に設置した被加工品の受台上に被加工品を配置し、
(2)該被加工品の回りに真空あるいはガス雰囲気チェンバを形成し、
(3)該真空あるいはガス雰囲気チェンバを真空あるいは所定のガス雰囲気とし、
(4)プレス駆動装置によって、該真空あるいはガス雰囲気チェンバ内で、プレス板を受台上の被加工品に当接させ、プレス板をさらに下降させることによって被加工品にプレス加工し、
(5)プレス加工の際に、受台及びプレス板の少なくともいずれか一方を介して被加工品を加熱または紫外線照射するとともに、
(6)サーボ機構およびサーボ機構制御装置を用いて、該プレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品に当接させ、受台の上面に対してプレス板の下面を平行に維持しつつ、あるいはプレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品の一方側に当接させ傾斜した状態から平行状態に移行させた後平行状態に維持しつつプレス板による被加工品のプレス加工を行う、真空プレス硬化方法であって、前記サーボ機構は、サーボモータと、サーボモータによって移動されるカムと、該カムの移動に追随して受台の上面とプレス板の下面との距離を調整するサーボストッパとからなる、真空プレス硬化方法。 - (1)基台上に設置した被加工品の受台上に被加工品を配置し、
(2)該被工品の回りに真空あるいはガス雰囲気チェンバを形成し、
(3)該真空あるいはガス雰囲気チェンバを真空あるいは所定のガス雰囲気とし、
(4)プレス駆動装置によって、該真空あるいはガス雰囲気チェンバ内で、プレス板を受台上の被加工品に当接させ、プレス板をさらに下降させることによって被加工品にプレス加工し、
(5)プレス加工の際に、受台及びプレス板の少なくともいずれか一方を介して被加工品を加熱または紫外線照射するとともに、
(6)サーボ機構およびサーボ機構制御装置を用いて、該プレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加工品に当接させ、受台の上面に対してプレス板の下面を平行に維持しつつ、あるいはプレス板を下降させてプレス板を受台上に設置した被加 工品の一方側に当接させ傾斜した状態から平行状態に移行させた後平行状態に維持しつつプレス板による被加工品のプレス加工を行う、真空プレス硬化方法であって、前記サーボ機構が、サーボモータと、プーリと、プーリを介してサーボモータによって回転され上下に昇降されるボールねじで構成されるサーボストッパとからなり、サーボストッパの上端面が上押プレス部材の下面に当接する、真空プレス硬化方法。
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