JP3994013B2 - 入力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は携帯電話などの携帯用電子機器の入力装置に関し、特に、キートップ(操作部材)を押圧操作したときに、押圧操作した方向と操作した力の強さを入力可能な入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話などの携帯用電子機器の入力装置は、図9及び図10に示すように、プリント基板81、メタルコンタクト83、コンタクトシート84、キートップ85から構成されている。
図9に示すように、プリント基板81には、上面に、一対の固定接点86a、86bが複数印刷形成されている。
図10は、この一対の固定接点86a、86bを導通させるスイッチ構造を説明する図であり、他の固定接点もそれぞれ同じ構造となっている。図10に示すように、プリント基板81上のそれぞれの固定接点86a、86bに対向して、メタルコンタクト83が載置され、コンタクトシート84は、メタルコンタクト83を挟んでプリント基板81上に接着されている。
このメタルコンタクト83は、ドーム状の薄い金属からなり、弾性変形する構造を有し、外周部は、固定接点86bに接触している。
そして、上コンタクトシート84の上方には、各メタルコンタクト83に対向して、キートップ85が上下動可能に載置され、このキートップ85には、各メタルコンタクト83の中心に対向して、下方に凸部が形成されている。
【0003】
この状態において、キートップ85を下方に押圧することにより、メタルコンタクト83が弾性変形し、1対の固定接点86a、86bの両方に接触することにより、1対の固定接点86a、86b間が導通し、キー入力検出回路(図示せず)によって導通した固定接点86a、86bを検出し、キー入力を判別するようになっている。
そして、キートップ85に加えていた荷重を解放すると、キートップ85は、メタルコンタクト83の復元力により、元の位置に戻り、固定接点86a、86b間は非導通になるようになっている。
【0004】
また、プリント基板81の上部(前方)には、図9に示すように、右左上下の4個の各方向の入力用の一対の固定接点88,89,90、91が固定接点86a,86bと同様に印刷形成されている。
この1対の固定接点88,89,90、91を、前述したように導通させることにより、対応する方向の入力操作がされたものとして、携帯電子機器では、操作された方向にカーソルを移動したり、画面に表示されている文字や画像をスクロールするようになっている。
【0005】
ところで、最近では、上下左右方向のオン/オフのデジタル入力だけではなく、押圧操作された力の強さ(アナログ値)を検出するようにした入力装置も開発されている。
図11に示す入力装置では、図9の右左上下の4個の方向入力用固定接点88,89,90、91の代わりに、プリント基板81上に4個の抵抗体92,93、94、95が印刷形成されている。
図12は、このうちの抵抗体92の上方の構造を説明する断面図であり、他の抵抗体93,94,95も同様の構造をしている。
図12に示すように、プリント基板81上に抵抗体92が印刷形成され、その上方に下部が凸状の導電ゴム96が配置されている。
この導電ゴム96は、弾性体97を介してキートップ85に固定されている。キートップ85は、図示しない弾性体によって上方に付勢され、抵抗体92と導電ゴム96とは、間隔を少し空けて対峙している。
【0006】
この状態で、キートップ85を下方に押圧すると、導電ゴム96が降下して、導電ゴム96が抵抗体92と接触し、押圧する力に応じて導電ゴム96と抵抗体92との接触面積が変化して、抵抗体92の両端間の抵抗値が変化する。
そして、キートップ85を押圧する力が大きければ大きいほど、導電ゴム96と抵抗体92との接触面積が広くなり、接触面積が広くなれば、抵抗体92の両端間の抵抗値の変化量(減少分)が大きくなるので、この抵抗値の変化量を検出することにより、キートップ85を押圧する力を算出することができる。
そして、キートップ85に加えていた荷重を解放すると、キートップ85は、図示しない弾性体の復元力により、元の位置に戻り、抵抗体92と導電ゴム96とは、間隔を少し空けて対峙するようになっている。
【0007】
この抵抗体92の抵抗値を検出する回路は、図13に示すように、4個の抵抗体92,93,94,95と、制御部(CPU)98から構成されている。
制御部98は、アナログ電圧が入力されるアナログ電圧入力端子A/D1,A/D2と、図示しない複数の入出力端子などを有している。
抵抗体92,93と,抵抗体94,95とは、それぞれ一端同士が接続されている。そして、抵抗体92と抵抗体94の他端は、電源Vccに接続され、抵抗体93と抵抗体95の他端は、グランドに接続されている。
また、抵抗体92と抵抗体93との接続点は、アナログ電圧入力端子A/D1に接続され、抵抗体94と抵抗体95との接続点は、アナログ電圧入力端子A/D2に接続されている。
そして、制御部98は、このアナログ電圧入力端子A/D1及びA/D2に入力されるアナログ電圧値を監視するようになっている。
【0008】
初期状態において、抵抗体92、93,94,95と導電ゴム96とが間隔を空けて対峙している状態では、抵抗体92、93,94,95の抵抗値は等しいので、2つのアナログ電圧入力端子A/D1、A/D2には共に、Vcc/2の電圧が入力されている。
この状態で、キートップ85を押圧し、例えば、抵抗体92(X+)と導電ゴム96とを接触させると、抵抗体92の両端間の抵抗値が減少するので、アナログ電圧入力端子A/D1には、Vcc/2よりも高い電圧が入力され、アナログ電圧入力端子A/D2には、変わらず、Vcc/2の電圧が入力される。
このときに、制御部98は、アナログ電圧入力端子A/D1に入力された電圧が、Vcc/2よりも高くなったので、抵抗体92(X+)と導電ゴム96とが接触したことを検出し、また、アナログ電圧値から、抵抗体92の抵抗値の変化量を算出し、抵抗値の変化量からキートップ85の押圧された力の強さを算出して、その結果を出力端子(図示せず)から出力するようになっている。
携帯電子機器では、この出力された方向から、カーソルの移動方向やスクロールの方向を制御し、出力された力の強さからカーソルの移動速度やスクロールの速さを制御するようになっている。
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、このようなプリント基板81に印刷された固定接点86a,86bを有する入力装置では、固定接点86a,86bが摩滅したり汚れたりし、信頼性が低く、寿命も短いという問題があった。
また、多機能化させるためにキースイッチの数を増加させようとすると、プリント基板81上に増加させるスイッチの数だけ固定接点86a,86bを印刷する必要があり、また、増加させるスイッチの数だけ配線する場所も必要となるので、プリント基板81を小型にしたままで多機能化する妨げになっていた。
さらに、プリント基板上81にコンタクトシート84を接着してからでないとコンタクトシート84の不具合を発見することができないので、コンタクトシート84の不良時にプリント基板81から剥離するなど交換に手間がかかっていた。
【0010】
また、導電ゴム96を使用して、抵抗体92と接触させて抵抗値を変化させているので、導電ゴム96自体、摩滅による接点寿命が短いのに加え、導電ゴム96を、例えば、カーボンからなる抵抗体92に直接押し付けて接触させるので、さらに摩滅による寿命が短かくなるという問題があった。
【0011】
さらにまた、抵抗体の抵抗値を検出する回路では、制御部98は、アナログ電圧入力端子A/D1及びA/D2に入力されるアナログ電圧を監視していなければならないために、電力の消費が大きく、連続して使用できる時間が短いという問題があった。
【0012】
本発明は、前述したような問題点に鑑みてなされたもので、信頼性が高く、長寿命で、多機能化が簡単にでき、不良時の交換が簡単な、電力消費の少ない入力装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための解決手段として本発明の入力装置は、周方向に略90度の間隔を隔てると共に、中心を挟んで2個が対向するように配設された4個の抵抗体が上面に形成された下シートと、前記下シートと間隔を持って載置され、下面に前記各抵抗体にそれぞれ対向して少なくとも4個の導電体が形成されると共に、2つの前記導電体が対として接続された上シートと、前記各導電体のそれぞれに対向して上シートの上方に配置され、弾性変形により前記上シートとの接触面積が変化する弾性体と、前記弾性体の上部を保持する操作部材とを備え、前記操作部材を下方に操作することにより、前記弾性体を下方に移動させ、前記操作に応じて前記弾性体を弾性変形させて前記上シートとの接触面積を変化させると共に、前記上シートを撓ませて、前記導電体と前記抵抗体の接触面積を変化させ、前記操作部材の操作を検出するようにした構成とした。
この構成とすることにより、ゴムなどの弾性体を、上シートと導電体とを介して、下シートの抵抗体と接触させるので、弾性体の摩滅が少なくなり、長寿命で信頼性が高く、また、導電ゴムを必要としないためコストダウンが実現できる。
【0014】
また、前記操作部材は4個の前記弾性体を保持し、前記操作部材を傾かせ、前記弾性体を下方に移動させ、前記上シートを撓ませて、前記導電体と前記抵抗体の接触面積を変化させ、前記操作部材の操作された位置と強さを検出する構成とした。
この構成とすることにより、上下左右方向だけでなく斜め方向も検出でき、また、操作された力の強さも検出できるので、使用者に使いやすい制御をさせることが可能となる。
【0015】
また、第1及び第2の出力端子と、アナログ電圧入力端子と、トリガ信号入力端子とを有し、前記第1の出力端子にのみハイレベルの電圧を出力する第1のモード、又は、前記第1の出力端子にローレベルの電圧を出力し、前記第2の出力端子にハイレベルの電圧を出力する第2のモードに切り替えられる制御部を設け、前記制御部は、前記第1のモードのとき、前記アナログ電圧入力端子に所定値の電圧が一定時間入力されたときに前記第2のモードに切り替わり、前記第2のモードのとき、前記トリガ信号入力端子にハイレベルの電圧が入力されたときに前記第1のモードに切り替わるように構成され、前記対向するそれぞれ2個の抵抗体が直列接続となるように一端同士を接続し、前記それぞれの他端の一方を前記第1の出力端子に接続すると共に、他方を接地し、前記各導電体を前記第2の出力端子に接続し、前記それぞれの一端同士の接続点を前記アナログ入力端子に接続すると共に、前記トリガ信号入力端子に接続させる構成とした。
この構成とすることにより、制御部は、一定時間操作部材が操作されていないときには第2のモードになり、抵抗体に電圧を印加しないので、電力の消費を少なくできる。
【0016】
また、前記それぞれの接続点をOR回路を介して前記トリガ信号入力端子に接続し、前記各導電体を逆流防止用ダイオードを介して前記第2の出力端子に接続する構成とした。
この構成とすることにより、第2のモードのときに、どの抵抗体と導電体とが接触しても、トリガ信号入力端子のハイレベルの電圧が入力され、また、第1のモードのときに、抵抗体と導電体とが接触して導電体に電圧が印加されても、他の導電体に影響を及ぼさない。
【0017】
また、前記下シートに、複数の下部接点を形成し、前記上シートに、前記各下部接点に対向して、上部接点を形成し、前記上シートの上方に設けた操作部材を押圧することにより、前記対向する下部接点と上部接点とを導通させる構成とした。
この構成とすることにより、方向を入力する部材と、キー入力用部材とが一体に形成でき、コストダウンができると共に、キー入力用部材が上下のフィルム内だけで構成されているので、腐食しにくく、信頼性が高く、長寿命であり、また不具合を発見しやすい。
【0018】
また、前記それぞれの対向する下部接点と上部接点とに対向し、前記上シートの上方にドーム状で金属製の弾性部材を設け、前記操作部材を押圧することにより、前記弾性部材が変形し、前記対向する下部接点と上部接点とを導通させる構成とした。
この構成とすることにより、操作したときにクリック感が伝わり、操作の確認ができるので、確実に操作することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の入力装置を図1〜図8に基づいて説明する。まず、図1は本発明の入力装置の下シートと上シートの構成をそれぞれ説明する図であり、図2は、本発明の入力装置のキースイッチの構成を示す断面図であり、図3は、本発明の入力装置の抵抗体の抵抗値を変化させる構成を説明する断面図であり、図4は、本発明の入力装置の抵抗体の抵抗値を検出する回路図であり、図5は、本発明の入力装置の制御部の動作を説明するフローチャートであり、図6は、本発明の入力装置の抵抗体の抵抗値を検出する回路のストップモード時の等価回路図であり、図7は、本発明の入力装置の抵抗体の抵抗値を検出する回路の通常モード時の等価回路図であり、図8は、本発明の入力装置の抵抗体の両端間の抵抗値と導電体に加えられた力と関係を示す図である。
【0020】
最初に、本発明の入力装置は、図1に示すように、下シート11、上シート12から構成されている。この下シート11と上シート12とは、1枚のフィルムから構成され、中央から折り曲げて用いられる。
下シート11には、キー入力用の下部接点13が複数個印刷形成されている。また、上シート12には、下シート11のそれぞれの下部接点13に対向して、上部接点14が印刷形成されている。
【0021】
図2は、このキー入力用のスイッチの構成を示す断面図である。
図2に示すように、下シート11と上シート12とは、後述するスペーサ24とを挟んで間隔を空けて接着されている。
また、一対の下部接点13と上部接点14とに対向して、上シート12の上方にメタルコンタクト15が載置されている。
このメタルコンタクト15は、ドーム状の薄い金属からなり弾性変形が可能な構造となっている。
そして、メタルコンタクト15の上方には、それぞれのメタルコンタクト15に対向して、コンタクトシート29を介して、キートップ(図示せず)が上下動可能に配置され、このキートップには、メタルコンタクト15の中心に対向して下方に凸部が形成されている。
【0022】
この状態において、キートップを下方に押圧することにより、メタルコンタクト15が弾性変形し、下シート11の下部接点13と上シート12の上部接点14とが接触することにより、下部接点13と上部接点14との間を導通させ、図示しないキー入力検出回路によって導通した下部接点13と上部接点14とを検出し、キー入力を判別するようになっている。
そして、キートップに加えていた荷重を解放すると、キートップは、メタルコンタクト15の復元力により、元の位置に戻り、下部接点13と上部接点14との間は非導通になる。
ここで、メタルコンタクト15が弾性変形したとき、及び復元するときに、ユーザーにクリック感が伝わり、キー操作の確認になっている。
また、この下部接点13と上部接点14とのスイッチ構造は、上下シート11、12内だけで構成されているので、腐食しにくく、信頼性が高く、長寿命であり、また不具合を発見しやすくなっている。
【0023】
次に、下シート11の上部には、図1に示すように、右左上下の4個の方向入力用の、例えばカーボン抵抗からなる抵抗体16(X+),17(X−),18(Y+),19(Y−)が、円周方向に約90度の間隔を隔て、中心を挟んで2個が対向するように印刷形成され、上シート12には、下シート11のそれぞれの抵抗体16,17,18,19に対向して、例えば銀パターンからなる導電体20(X+),21(X−),22(Y+),23(Y−)が印刷形成されている。そして、導電体20、21(WX)と導電体22,23(WY)とは、それぞれ印刷パターンで接続されている。
【0024】
図3は、このうちの抵抗体16(X+)の抵抗値を変化させる構成を説明する断面図であり、他の抵抗体17,18,19も同様の構造をしている。
図3に示すように、下シート11には抵抗体16が、上シート12には導電体20が印刷形成され、それ以外の部分にはスペーサ24が設けられている。
また、この導電体20に対向して、上シート12の上方に下部が凸状に形成されたゴムなどからなる弾性体25が配置されている。
この弾性体25は、他の抵抗体17,18,19にも対向して下部が凸状に形成され、1つの方向入力用キートップ26に固定されている。この方向入力用キートップ26は、キートップ26保持用の弾性体(図示せず)によって上方に付勢され、初期状態においては、弾性体25の下部の先端と上シート12とは、わずかに接した状態となっている。
【0025】
この状態で、キートップ26を下方に押圧すると、キートップ26は傾き、弾性体25が降下し、上シート12を撓ませて、導電体20と抵抗体16とが接触し、押圧する力に応じて接触面積が変化して、抵抗体16の両端間の抵抗値が変化する。
このときに、押圧する力が大きければ大きいほど、弾性体25の下部が凸状になっているので、導電体20と抵抗体16との接触面積が広くなり、接触面積が広くなれば、抵抗体16の両端間の抵抗値の変化量(減少分)が大きくなるので、この抵抗値の変化量を検出することにより、押圧する力を算出することができる。
そして、キートップに加えていた荷重を解放すると、キートップ26は、キートップ26保持用の弾性体の復元力により、元の平行状態に戻り、弾性体25の下部の先端と上シート12とは、わずかに接した状態の初期状態になり、抵抗体16の抵抗値も元に戻る。
【0026】
このように、本発明の入力装置では、ゴムなどの弾性体25を使用しているので、信頼性が高く、寿命も長いものとなる。
また、弾性体25を上シート12を介して、下シート11の抵抗体16と接触させているので、摩滅しにくく、さらに信頼性が高く、寿命も長いものとなる。
【0027】
図4は、この入力装置の抵抗体16,17,18,19の抵抗値を検出する回路図である。図4に示すように、この検出回路は、4個の抵抗体16,17,18,19と、4個の導電体20,21,22,23と、制御部(CPU)27から構成されている。
図中、導電体20,21,22,23に付けられた矢印は、それぞれ、下方に押圧されたときのこの回路図での移動方向を示している。
【0028】
制御部27は、アナログ電圧が入力されるアナログ電圧入力端子A/D1,A/D2と、ハイレベル又はローレベルの電圧を出力する出力端子OUT1(第1の出力端子),OUT2(第2の出力端子)と、トリガ信号が入力されるトリガ信号入力端子IRQなどの複数の入出力端子を有している。
また、制御部27は、出力端子OUT1にのみハイレベルの電圧を出力する通常モード(第1のモード)、又は、出力端子OUT1にローレベルの電圧を出力し、出力端子OUT2にハイレベルの電圧を出力するストップモード(第2のモード)に切り替えることができる。
そして制御部27は、通常モードのとき、アナログ電圧入力端子A/D1,A/Dに,共に所定値の電圧が一定時間入力されたときにストップモードに切り替わり、ストップモードのとき、トリガ信号入力端子IRQにハイレベルの電圧が入力されたときに通常モードに切り替わるように構成されている。
【0029】
抵抗体16,17と,抵抗体18,19とは、それぞれ直列接続になるように一端同士が接続されている。そして、抵抗体16と抵抗体18の他端は、制御部27の出力端子OUT1に接続され、抵抗体17と抵抗体19の他端は、グランドに接続されている。
また、抵抗体16と抵抗体17との接続点は、アナログ電圧入力端子A/D1に接続されると共に、抵抗体18と抵抗体19との接続点は、アナログ電圧入力端子A/D2に接続され、さらに両接続点は、OR回路28を介してトリガ信号入力端子IRQに接続されている。
【0030】
そして、印刷パターンによって接続されている導電体20,21と,導電体22,23とは、それぞれ逆流防止用ダイオードD1,D2を介して制御部27の出力端子OUT2に接続されている。
なお、図4では、入出力端子数の少ない安価な制御部27を使用できるように構成したが、制御部27の入出力端子に余裕がある場合には、OR回路28や逆流防止用ダイオードD1,D2を使用せず、直接制御部27の同等の機能を有する他の入出力端子に接続して、部品点数を削減してもよい。
【0031】
図5は、この制御部27の動作を説明するフローチャートである。図5において、この制御部27は、電源がオンされると(ステップST51)、出力端子OUT1にローレベルの電圧を出力し、出力端子OUT2にハイレベルの電圧を出力し、トリガ信号入力端子IRQのトリガ信号の受け付けを許可する(ステップST52)。
そして、トリガ信号入力端子IRQにハイレベルの電圧のトリガ信号が入力されるまで、他の動作を停止し待機するストップモードになる(ステップST53)。
このとき、この検出回路は、図6に示す等価回路になり、この状態においては、各導電体と各抵抗体との間が遮断されているので、出力端子OUT2からのハイレベルの電圧は消費されない。したがって、この状態では、ほとんど電力を消費しないモードになっている。
【0032】
この状態において、例えば、キートップ26が押圧されて傾き、導電体20が降下して、図中左方向に移動すると、導電体20と抵抗体16とが接触し、出力端子OUT2からのハイレベルの電圧は、抵抗体16とOR回路28を介して、トリガ信号入力端子IRQに入力される。すなわち、図6に示す回路はキートップ26の操作を検出し、トリガ信号を発生させる回路となっている。
【0033】
そして、制御部27は、このトリガ信号入力端子IRQにハイレベルの電圧が入力されると、出力端子OUT2からのハイレベルの電圧の出力を止め、トリガ信号入力端子IRQにトリガ信号の受け付けを禁止し(ステップST54)、出力端子OUT1にハイレベルの電圧を出力し、アナログ電圧入力端子A/D1、A/D2に入力されたアナログ電圧値を検出する通常モードの動作になる(ステップST55)。
このとき、この検出回路は、図7に示す等価回路になる。図7において、逆流防止用ダイオードD1,D2は、抵抗体16と導電体20とが接触すると、導電体20に電圧が印加されるので、その電圧の影響が導電体22,23に及ぶのを防止している。
また、キートップ26を操作しないときは、各抵抗体16,17、18,19の抵抗値はともに等しいので、2つのアナログ電圧入力端子A/D1、A/D2には共に、所定のVcc/2の電圧が入力されるようになっている。
ところが、導電体20と抵抗体16とは接触しているので、抵抗体16の両端間の抵抗値が減少し、アナログ電圧入力端子A/D1には、Vcc/2よりも高い電圧が入力される。
このときに、制御部27は、アナログ電圧入力端子A/D1、A/D2に入力された電圧と、Vcc/2の値とが共に等しいか比較し(ステップST56)、等しくないので(N)、抵抗体16(X+)と導電体20とが接触したことを検出し、また、電圧値の変化量から、抵抗体16の抵抗値の変化量を算出する(ステップST57)。
【0034】
図8は、抵抗体の両端間の抵抗値と導電体20に加えられた力との関係を示す図である。図8に示すように、抵抗体16の両端間の抵抗値R(Ω)は、導電体20に加えられた力Pの大きさにしたがって減少曲線を描き、抵抗値の変化量(ΔR)と導電体20に加えられた力Pとは、概略比例している。
そこで、抵抗値の変化量(ΔR)から、導電体20の押圧された力の強さを算出して、その結果を出力端子(図示せず)から出力するようになっている(ステップST57)。
そして、制御部27は、節電のために、出力端子OUT1をローレベルにして(ステップST58)、次の検出時間まで、例えば、10m秒ほど待機する(ステップST59)。次の検出時間が来たら、ステップST55からの処理を繰り返す。
【0035】
ここで、ステップST56において、アナログ電圧入力端子A/D1,A/D2に入力された電圧値と、Vcc/2の値とが共に等しいとき(Y)は、共に等しくなってから一定時間経過したかをチェックする(ステップST60)。
等しくなってから一定時間経過したときは(Y)、ステップST52からの処理を繰り返し、ストップモードになる。
等しくなってから一定時間経過していないときは(N)、ステップST58からの処理を繰り返す。
【0036】
このようにして、制御部27は、抵抗体16の抵抗値の変化を検出しながら、一定時間抵抗体16の抵抗値の変化がないときには、省電力のストップモードに切り替わり電力消費を低減している。
なお、この処理に限らず、制御部27は、通常モードのときに、ある一定間隔で、出力端子OUT1にローレベル、出力端子OUT2にハイレベルの電圧を出力し、トリガ信号入力端子IRQを監視し、トリガ信号入力端子IRQにハイレベルの電圧が入力されないときには、ストップモードに切り替わるようにしてもよい。
【0037】
そして、キートップ26の、例えば、斜め右上方向(導電体20(X+)と導電体21(Y+)との間の方向)が押圧された場合には、抵抗体16と導電体20とが接触し、さらに抵抗体17と導電体21とが接触する。そして、前述したように、導電体20(X+)に加えられた力Pxと、導電体21(Y+)に加えられた力Pyとが算出される。
そうすると、キートップ26に加えられた力Pは、
P=Px+Py から算出される。
【0038】
また、X軸の正方向(抵抗体16の方向)を0°としたとき、キートップ26の押圧された方向をθ(°)とすると、θは、
tanθ=Py/Px から求められ、押圧された位置が斜め方向であっても、押圧された方向と押圧された力の強さとを算出することができ、制御部27はその結果を出力端子(図示せず)から出力する。
そして、携帯電子機器では、この出力された方向から、カーソルの移動方向やスクロールの向きを制御し、この出力された力の強さから、カーソルの移動速度やスクロールの速さを制御するようになっていて、斜め方向にもカーソルを移動させたり、スクロールさせることができるので、使用者に使いやすい機器となる。
【0039】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の入力装置は、周方向に略90度の間隔を隔てると共に、中心を挟んで2個が対向するように配設された4個の抵抗体が上面に形成された下シートと、下シートと間隔を持って載置され、下面に各抵抗体にそれぞれ対向して導電体が形成された上シートと、各導電体のそれぞれに対向して上シートの上方に配置された弾性体と、弾性体の上部を保持する操作部材とを備え、操作部材を下方に操作することにより、弾性体を下方に移動させ、上シートを撓ませて、導電体と抵抗体の接触面積を変化させ、操作部材の操作を検出するので、ゴムなどの弾性体を、上シートと導電体とを介して、下シートの抵抗体と接触させるので、弾性体の摩滅が少なくなり、長寿命で信頼性が高く、また、導電ゴムを必要としないのでコストダウンが実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入力装置の下シートと上シートの構成をそれぞれ説明する図である。
【図2】本発明の入力装置のキースイッチの構成を示す断面図である。
【図3】本発明の入力装置の抵抗体の抵抗値を変化させる構成を説明する断面図である。
【図4】本発明の入力装置の抵抗体の抵抗値を検出する回路図である。
【図5】本発明の入力装置の制御部の動作を説明するフローチャートである。
【図6】本発明の入力装置の抵抗体の抵抗値を検出する回路のストップモード時の等価回路図である。
【図7】本発明の入力装置の抵抗体の抵抗値を検出する回路の通常モード時の等価回路図である。
【図8】本発明の入力装置の抵抗体の両端間の抵抗値と導電体に加えられた力と関係をを示す図である。
【図9】従来から提案されている入力装置のプリント基板に印刷されたスイッチ用固定接点と方向入力用固定接点の配置及び構造を説明する図である。
【図10】従来から提案されている入力装置の1対の固定接点を導通させるスイッチ構造を説明する断面図である。
【図11】従来から提案されている入力装置のプリント基板に印刷されたスイッチ用固定接点と方向入力用抵抗体の配置及び構造を説明する図である。
【図12】従来から提案されている入力装置の抵抗体の抵抗値を変化させる構成を説明する断面図である。
【図13】従来から提案されている入力装置の抵抗体の抵抗値を検出する回路図である。
【符号の説明】
11 下シート
12 上シート
13 下部接点
14 上部接点
15 メタルコンタクト
16 抵抗体(X+)
17 抵抗体(X−)
18 抵抗体(Y+)
19 抵抗体(Y−)
20 導電体(X+)
21 導電体(X−)
22 導電体(Y+)
23 導電体(Y−)
24 スペーサ
25 弾性体
26 キートップ(操作部材)
27 制御部(CPU)
28 OR回路
A/D1,A/D2 アナログ電圧入力端子
IRQ トリガ信号入力端子
OUT1 第1の出力端子
OUT2 第2の出力端子
D1,D2 逆流防止用ダイオード
Claims (6)
- 周方向に略90度の間隔を隔てると共に、中心を挟んで2個が対向するように配設された4個の抵抗体が上面に形成された下シートと、前記下シートと間隔を持って載置され、下面に前記各抵抗体にそれぞれ対向して少なくとも4個の導電体が形成されると共に、2つの前記導電体が対として接続された上シートと、前記各導電体のそれぞれに対向して上シートの上方に配置され、弾性変形により前記上シートとの接触面積が変化する弾性体と、前記弾性体の上部を保持する操作部材とを備え、前記操作部材を下方に操作することにより、前記弾性体を下方に移動させ、前記操作に応じて前記弾性体を弾性変形させて前記上シートとの接触面積を変化させると共に、前記上シートを撓ませて、前記導電体と前記抵抗体の接触面積を変化させ、前記操作部材の操作を検出するようにしたことを特徴とする入力装置。
- 前記操作部材は4個の前記弾性体を保持し、
前記操作部材を傾かせ、前記弾性体を下方に移動させ、
前記上シートを撓ませて、前記導電体と前記抵抗体の接触面積を変化させ、前記操作部材の操作された位置と強さを検出するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。 - 第1及び第2の出力端子と、アナログ電圧入力端子と、トリガ信号入力端子とを有し、
前記第1の出力端子にのみハイレベルの電圧を出力する第1のモード、又は、前記第1の出力端子にローレベルの電圧を出力し、前記第2の出力端子にハイレベルの電圧を出力する第2のモードに切り替えられる制御部を設け、
前記制御部は、前記第1のモードのとき、前記アナログ電圧入力端子に所定値の電圧が一定時間入力されたときに前記第2のモードに切り替わり、
前記第2のモードのとき、前記トリガ信号入力端子にハイレベルの電圧が入力されたときに前記第1のモードに切り替わるように構成され、
前記対向するそれぞれ2個の抵抗体が直列接続となるように一端同士を接続し、
前記それぞれの他端の一方を前記第1の出力端子に接続すると共に、他方を接地し、
前記各導電体を前記第2の出力端子に接続し、
前記それぞれの一端同士の接続点を前記アナログ入力端子に接続すると共に、前記トリガ信号入力端子に接続したことを特徴とする請求項1、2に記載の入力装置。 - 前記それぞれの接続点をOR回路を介して前記トリガ信号入力端子に接続し、
前記各導電体を逆流防止用ダイオードを介して前記第2の出力端子に接続したことを特徴とする請求項3に記載の入力装置。 - 前記下シートに、複数の下部接点を形成し、
前記上シートに、前記各下部接点に対向して、上部接点を形成し、
前記上シートの上方に設けた操作部材を押圧することにより、前記対向する下部接点と上部接点とを導通させるようにしたことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の入力装置。 - 前記それぞれの対向する下部接点と上部接点とに対向し、前記上シートの上方にドーム状で金属製の弾性部材を設け、
前記操作部材を押圧することにより、前記弾性部材が変形し、
前記対向する下部接点と上部接点とを導通させるようにしたことを特徴とする請求項5に記載の入力装置。
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