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JP3993399B2 - チップ型圧電フィルタ - Google Patents

チップ型圧電フィルタ Download PDF

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  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、エネルギー閉じ込め型圧電フィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のエネルギー閉じ込め型圧電フィルタとして、図5(a)の分解斜視図に示すように、1枚の圧電基板に左右二対の共振電極を設け、二つのフィルタを構成し、中央に結合容量素子を設けたものが知られている。図5(b)は圧電基板32の裏面の状態を示し、図5(c)は組立て後の全体の斜視図を示す。
【0003】
第1のフィルタ部は、圧電基板32の主面において、一対の共振電極33a,33bを形成し、圧電基板32の裏面(図5(b))に共振電極33a、33bと表裏対向する共通電極33cを形成することにより構成されている。
第2のフィルタ部についても、圧電基板32の主面に一対の共振電極34a,34bを形成し、圧電基板32の裏面(図5(b))に共通電極34cを形成することにより構成されている。共振電極33aは圧電基板32の一方の縁端に引き出されているリード電極35aに接続されている。他方、共振電極34aは、圧電基板32の他方の縁端に引き出されているリード電極35bに接続されている。リード電極35a,35bは、それぞれ、入力電極または出力電極として外部電極に接続される。
【0004】
圧電基板32の主面の中央には、容量電極36aが形成されており、圧電基板32の裏面(図5(b))の中央には、容量電極36aと表裏対向するようにほぼ同じ寸法の容量電極36bが形成され縁端まで延びている。この一対の容量電極36a、36bにより、結合容量部としての結合容量素子が構成されている。容量電極36aは、第1のフィルタ部の共振電極33b、第2のフィルタ部の共振電極34bと接続されている。また圧電基板32の裏面(図5(b))の容量電極36bは長辺側の側面中央に引き出され、外部電極に接続される。
【0005】
圧電基板32の上下には、外装ケース37および38が接着剤で接合される。ただし、接着剤を介して外装ケース37および38を接合するに際しては、第1および第2のフィルタ部の振動を妨げないための空間を形成する2つの凹部38d(37側の凹部は図示されず)が外装ケース37および38には形成されている。そして、第1および第2のフィルタ部が構成されている部分を除いて圧電基板32の全周に接着剤を塗布している。
【0006】
外装ケース37には、上面と長辺側の一対の側面に至るように外部電極37a〜37cが形成されている。他方、外装ケース38にも、下面から長辺側の両側面に至るように外部電極38a〜38cが形成されている。外装ケース37と圧電基板32と外装ケース38を接合した後、それぞれ電気的に接続されている。従って、外部電極37a、38aが、前述したリード電極35aに接続され、入力電極として用いられる。また、外部電極37b、38bが、圧電基板32の裏面に形成された容量電極36bに接続され、アース電極として用いられる。他方、外部電極37c、38cは電気的に接続され、出力電極として用いられる。
これらは、図6に示すように、第1および第2のフィルタ部A,Bが結合容量素子Cを介して接続された回路構成となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このように、第1、第2のフィルタ部の振動を妨げないための空間を設け、凹部を除く部分、すなわち圧電基板のフィルタ部を除く表裏外縁周部全体を接着剤を用いて外装ケース37,38を固定している。そのため小型化する場合、空間部を狭くすると接着剤で積層された部分によって抑圧され、圧電フィルタの特性が劣化する。そして、この問題により圧電基板を小さくすることは限界があり、さらに、リード電極が圧電基板の端面で外部電極と接続している。そのために、回路基板に実装する際、はんだ付けによる高熱が圧電基板に直接加わるために圧電基板の熱的変化等によるフィルタ特性の劣化を誘発することがあった。
【0008】
本発明は、このような背景に鑑みなされたものであり、圧電基板の固定による特性変動を少なくし、実装時の熱による特性劣化を防止することの出来る小型化が容易な高信頼性のチップ型圧電フィルタを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明は、エネルギー閉じ込め型の圧電フィルターであって、厚み方向に分極処理された矩形の圧電基板に、一方の面に所定距離を隔てて形成された第1、第2の共振電極と、他方の面に第1、第2の共振電極と表裏対向するように形成された共通共振電極とを備え、夫々の共振電極のリード電極は圧電基板の縁端に沿って形成する。外装ケースには圧電基板を収納する凹部とその凹部から導出される外部電極を設け、外部電極と各共振電極のリード電極を導電性接着剤を用いて電気的に接続し、かつ圧電基板を固定したことを特徴とする。すなわち、共振電極と結合容量素子は同一の圧電基板上には形成しない。
さらに、本発明は、上記圧電基板を2つ用い、結合容量素子を備えたフィルタ構成において、圧電基板を並列にした外装ケースに収納したもの、または圧電基板を収納した外装ケースを2つ用い、2つの外装ケースと結合容量素子を挟んで積み重ねるものとを含む。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のチップ型圧電フィルタは、エネルギー閉じ込め型の圧電フィルターであって、厚み方向に分極処理された矩形の圧電基板に、一方の面において所定距離を隔てて形成された第1、第2の共振電極と、第1、第2の共振電極と表裏対向して他方の面に形成された共通共振電極とを備える。そして、夫々の共振電極のリード電極は圧電基板の縁端に沿って形成してある。外装ケースには圧電基板を収納する凹部すなわち共振電極部の空間形成手段と外部電極を設け、導電性接着剤を用いてリード電極と電気的に接続し、かつ圧電基板を固定する。
【0011】
【実施例】
以下本発明の実施例を図1乃至図2に基づいて説明する。
図1は本発明のチップ型圧電フィルタの一実施例である正面図(a)と断面図(b)である。
図2は本発明のチップ型圧電フィルタに用いられるフィルタを構成する圧電基板の主面(a)とその裏面(b)である。
図2において、圧電基板1は矩形板状で、チタン酸ジルコン酸鉛系圧電セラミックよりなり、厚み方向に分極処理されている。そして、圧電基板1の主面には所定距離を隔てて設けられた第1および第2の共振電極2aおよび2bが設けられており、第1および第2の共振電極2a、2bから導き出され基板の縁端に沿ってリード電極3a、3bが設けられている。そして、圧電基板1の裏面にはリード電極3a、3bと表裏対向するように外部電極と固定するための固定用電極4a、4bが設けられている。さらに、圧電基板1の裏面には、第1および第2の共振電極2a、2bと表裏対向して接続するように、共通共振電極2cが両縁端にわたって設けられている。そして、圧電基板1の主面には共通共振電極2cと対向する一方の縁端に外装ケースと固定するための固定用電極4cが設けられている。
【0012】
図1に戻り、本発明のチップ型圧電フィルタの一実施例を説明する。
図1に示すように、5は外装ケース、5a、5bは入出力用電極、5cはアース用電極である。外装ケース5はアルミナなどの絶縁性セラミックスもしくは合成樹脂などの絶縁性材料から構成することができる。つぎに、外装ケース5の一方の長辺の外側側面には入出力用電極5aと他方の長辺の外側側面には入出力用電極5bが、そして、短辺の一方の外側側面にはアース用電極5cが設けられている。また、外装ケース5の上面には、第1の凹部6aが設けられており、さらに第1の凹部6aの中に圧電基板1の振動を妨げないための空間である第2の凹部6bが設けられている。
外装ケース5には、入出力用リード電極7a、7bおよびアース用リード電極7cが第1の凹部6aの底面部から内側の段部を通り上面に沿って外部電極5a、5b、5cに至って導き出されている。
【0013】
上記のような外装ケース5の第2の凹部に圧電基板1の主面を上面にして収納し、圧電基板5の一方の振動電極のリード電極3aと固定電極4aを入出力用リード電極7aと、他方の振動電極のリード電極3bと固定電極4bを入出力用リード電極7bと、共通共振電極2cと固定電極4aをアース側リード電極7cとで圧電基板1を狭持するように導電性接着剤8を用いて電気的に接続し、かつ圧電基板1を固定している。そして、上面には、矩形の薄板である上蓋(図示せず)を外装ケース5と接着剤を用いて固定する。
本実施例ではリード電極および固定電極を圧電基板の縁端部の3箇所の各辺中央の位置に設け電気的に接続し、かつ圧電基板1を固定している。そのために接続・固定部以外は自由に振動できる状態にあり、圧電特性を劣化させることがない。また、必要により不要振動の抑圧と周波数調整を圧電基板の外縁部または角を削ることにより行なうことができ、均一な精度の良いフィルタとすることができる。さらにまた、圧電基板を凹部の中に収納しているために、実装時のはんだ熱が直接かからないために特性変化がない。
また、本実施例では圧電基板1は、一方の辺を2.2〜2.8mm、他方の辺を1.5〜2.2mmとするチップ片とした。
【0014】
次に、本発明のチップ型圧電フィルタの他の実施例として、2つの圧電基板を並べて収納し、結合容量素子で結合しフィルタ特性を構成したものの分解斜視図を図3に示す。
図3に示すように、第1および第2の圧電基板AおよびBは圧電基板1を表裏が逆向きにして並べた第1および第2の圧電フィルタであり、図1の圧電基板1と同様に構成されている。従って、第1の圧電基板Aの電極と第2の圧電基板Bの電極については、前記図2と同一の参照番号を付することによりその説明は省略する。
Cは基板の両面に対向電極を形成した結合容量素子。10は外部電極を設けた矩形の外装ケース、14は矩形の薄板である上蓋である。
【0015】
外装ケース10および上蓋14は、アルミナなどの絶縁性セラミックスもしくは合成樹脂などの絶縁性材料から構成することができる。
外装ケース10の長辺側の一方の外側側面には、入出力用電極10a、10bおよびアース用電極10cが設けられている。そして、外装ケース10の上面には第1の凹部12aが設けられており、さらに第1の凹部12aの中に第2、第3の凹部12b、12cが並べて設けられており、圧電基板A、Bの振動を妨げないための空間を設けている。
【0016】
外装ケース10の第2、第3の凹部12bと12cに挟まれた仕切り面から長辺側の一方の外側側面に設けられたアース電極10に向かって第1の凹部12aの底面から内側段部を沿ってアース用のリード電極11cが導き出されている。そして、外装ケース10の長辺側の一方に入出力用リード電極11a、11bが第1の凹部12aの周底面から内側段部を沿って外装ケース10に設けられた入出力用電極10a、10bに導き出されている。
外装ケース10の長辺側の他方の側の第1の凹部12aの中央部には底面から内側段部を通り上面の一部に沿って結合容量電極11dが導き出されている。
【0017】
上記外装ケース10には第2の凹部12bに第1の圧電基板Aの主面を上にして、また第3の凹部12cに第2の圧電基板Bの裏面を上にして、第1、第2の圧電基板1の各リード電極が外装ケース10のリード電極と対向するように配置した状態で収納する。そして、外装ケース10の一方の入出力用リード電極11aに第1の圧電基板Aのリード電極3aと固定電極4aとを、他方の入出力用リード電極11bに第2の圧電基板Bのリード電極3aと固定電極4aとを、外装ケース10の結合容量電極11dと第1の圧電基板Aのリード電極3bと固定電極4bと第2の圧電基板Bのリード電極3bと固定電極4aとを導電接着剤13を用いて電気的に接続し、かつ固定する。また、外装ケース10のアース用電極のリード電極11cと第1の圧電基板Aのリード電極3bと固定電極4cと第2の圧電基板Bのリード電極3bと固定電極4cを導電接着剤13を用いて電気的に接続し、かつ第1、第2の圧電基板A,Bを固定する。
【0018】
結合容量素子Cは一方の電極面を外装ケース10の第1の凹部の中央に設けられた結合容量電極11dと、他方の電極面をアース用リード電極11cとに導電接着剤により電気的に接続し、かつ固定する。
そして、上蓋14を外装ケース10の第1の凹部の上面に接着剤を用いて固定する。
このようにして、薄くて、熱に強いチップ型圧電フィルタを形成することができる。
【0019】
次に、本発明のチップ型圧電フィルタの他の実施例として、2つのフィルタを積み重ね、結合容量素子で結合した、実装面積を小さくしたフィルタの分解斜視図を図4(a)に、そしてその圧電基板の裏面を図4(b)に示す。
図4に示すように、第1の外装ケースD1および第2の外装ケースD2は同一の構成で、内部に収納する圧電基板20も同一のものである。従って、圧電基板を収納した第2の外装ケースD2は第1の外装ケースD1と同一であるため同一の番号とし、その説明は省略する。
Cは基板の両面に対向電極を形成した結合容量素子である。
【0020】
圧電基板20は、矩形板状で、チタン酸ジルコン酸鉛系圧電セラミックよりなり、厚み方向に分極処理されている圧電基板である。圧電基板20の主面20aには、所定距離を隔てて設けられた第1および第2の共振電極21aおよび21bと、第1および第2の共振電極21a、21bから縁端に沿って導き出されたリード電極22a、22bが設けられている。そして、圧電基板20の裏面20bにはリード電極22a、22bと表裏対向する縁端に外装ケースと固定する固定用電極23a、23bが設けられている。さらに、圧電基板20の裏面20bには、第1および第2の共振電極21a、21bと表裏対向するように、共通共振電極21cが設けられており、共通共振電極21cから縁端に沿って導き出されたリード電極22cが設けられている。そして、圧電基板20の主面20aには共通共振電極のリード電極22cと表裏対向する縁端に外装ケースと固定する固定用電極23cが設けられている。
【0021】
外装ケースD1は、アルミナなどの絶縁性セラミックスもしくは合成樹脂などの絶縁性材料から構成することができる。
外装ケースD1の上面には、第1の凹部26aが設けられており、さらに第1の凹部26aの中に圧電基板20の振動を妨げないための空間である第2の凹部26bが設けられている。
外装ケースD1の長辺側の一方の側面には、外部と接続する入出力用電極25a、25bおよびアース電極25cが設けられている。そして、入出力用電極25a、25bおよびアース電極25cは外装ケースの上面から第1の凹部26aの段部に沿って底面に、入出力用リード電極27a、27bおよびアース用リード電極28cが導き出されている。
【0022】
上記のような外装ケースD1の第2の凹部26bには圧電基板20の裏面20aを上にして収納し、圧電基板20の一方の振動電極のリード電極22aと固定電極23aを入出力用リード電極27aに、他方の振動電極のリード電極22bと固定電極23bを容量結合電極27dに、共通共振電極のリード電極22cと固定電極23cをアース用リード電極27cに、導電性接着剤28を用いて電気的に接続し、かつ圧電基板20を固定している。
そして、上記のように圧電基板20を収納した外装ケースD1と外装ケースD2を結合容量素子Cを中央に装着し、結合容量素子Cの一方の電極面をいずれか一方の外装ケースの容量結合電極27dに、結合容量素子Cの他方の電極面をいずれか他方の外装ケースのアース用リード電極27cに導電性接着剤28を用いて電気的に接続し、かつ圧電基板20を固定するとともに2つの外装電極D1とD2の対向するそれぞれの外部電極と容量結合電極を導電性接着剤を用いて電気的に接続し、かつ固定する。
【0023】
このような形で第1の外装ケースD1および第2の外装ケースD2を組合わせることにより、第1の外装ケースD1の入出力電極25aは第2の外装ケースD2の入出力電極25bと接続され、第1の外装ケースD1の入出力電極25bは第2の外装ケースD2の入出力電極25aと接続されることにより、一方の電極が入力電極であれば他方の電極が出力電極となる。と同時に第1の外装ケースD1と第2の外装ケースD2のアース電極は25cである。そして、このフィルタの回路構成は図6となる。
これらのような圧電基板を内蔵した2つの外装ケースを積層することにより、実装面積を最小限とすることができる。また、組合せる2つの圧電基板の縦横またはいずれか一方の寸法を異ならせることにより不要振動を効果的に取除くことができ、フィルタ特性を向上することができる。
以上、本発明のチップ型圧電フィルタの実施例を述べたが、これらの実施例に限られるものではない。例えば、結合容量素子として、実施例では基板を用いたが、一般に市販されているチップコンデンサを用いてもよい。さらに、チップ化された圧電基板を複数個用いてラダ−型のフィルタとしてもよい。
【0024】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明のチップ型圧電フィルタは、エネルギー閉じ込め型の圧電フィルターであって、厚み方向に分極処理された矩形の圧電基板を外装ケースに収納してフィルタを構成することにより接続・固定部以外は自由に振動できる状態となっており圧電基板を抑制することなく小型化が可能な特性の良いフィルタを得ることができる。また、必要により不要振動の抑圧または周波数調整を1つのフィルタの状態で調整することができるので、組合わせたとき、入出力のバランスの取れた精度の高い圧電フィルタを形成することができる。さらにまた、回路基板の実装時においては圧電基板が外部と接していないためにはんだ熱による特性劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるチップ型圧電フィルタの平面図(a)と断面図(b)。
【図2】本発明の一実施例で用いた圧電基板の主面(a)と裏面(b)。
【図3】本発明の一実施例である他のチップ型圧電フィルタの分解斜視図。
【図4】本発明の一実施例である他のチップ型圧電フィルタの分解斜視図(a)とその圧電基板の裏面(b)。
【図5】従来のチップ型圧電フィルタの分解斜視図(a)とその圧電基板の裏面(b)と全体の斜視図(c)。
【図6】2つの圧電フィルタを用いてフィルタを構成した回路。
【符号の説明】
1 圧電基板
5 外装ケース
5a,5b、5c 外部電極
6a、6b 凹部
7a、7b、7c、7d リード電極
8 導電接着剤

Claims (1)

  1. エネルギー閉じ込め型の圧電フィルターであって、厚み方向に分極処理された矩形の圧電基板に、一方の面に所定距離を隔てて形成された第1、第2の共振電極と、該第1、第2の共振電極と表裏対向して他方の面に形成された共通共振電極とを備え、夫々の共振電極のリード電極を圧電基板の縁端に沿って形成し、該圧電基板を収納する凹部と外部電極を備えた外装ケースに該圧電基板を収納し導電性接着剤を用いて電気的機械的に接続した2つの該外装ケースを、結合容量素子を挟んで縦に積層したことを特徴とするチップ型圧電フィルタ。
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