JP3992853B2 - 表面追従型測定機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表面追従型測定機に関する。詳しくは、スタイラスを被測定物の表面に接触させ、この状態で両者を相対移動させながら被測定物の表面粗さや輪郭を測定する表面追従型測定機に関する。
【0002】
【背景技術】
被測定物の表面粗さや輪郭を測定するための測定機として、表面粗さ・輪郭測定機が知られている。
中でも、この種の測定機のうち接触式の測定機として、図8に示すように、図示しない移動機構によって被測定物に対して移動されるフレーム10と、このフレーム10に軸12を介して揺動可能に支持され先端にスタイラス15を有する測定アーム11と、この測定アーム11のスタイラス15が被測定物の表面に所定測定力で接するように測定アーム11の測定力を調整するバランスウエイト16と、前記測定アーム11の揺動変位量を検出する差動トランスなどの変位検出手段21とからなる検出器5を備えた構成の測定機が知られている。
【0003】
ここで、測定アーム11については、被測定物の各種表面形状に追従できるように、先端部分のスタイラス15およびこれを保持するスタイラスホルダ14が交換可能に構成されている。
測定に際しては、被測定物の表面形状に対応するスタイラス15およびスタイラスホルダ14に交換し、この状態において、測定アーム11のスタイラス15を被測定物の表面に接触させたのち、移動手段によって測定アーム11を被測定物の表面に沿って移動させる。すると、被測定物の表面形状に応じて測定アーム11が揺動するので、その揺動変位量が変位検出手段21によって検出される。この測定アーム11の揺動変位量と移動量とから被測定物の表面形状などを求めることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の表面粗さ・輪郭測定機では、被測定物の表面形状に対応して、スタイラス15およびスタイラスホルダ14を交換する毎に、テンションゲージや電子はかりなどを用いて、バランスウエイト16を調整し(バランスウエイト16の位置を測定アーム11の長手方向へ移動し)、スタイラス15と被測定物との接触力、つまり、測定力が所定値になるように調整作業を行う必要があったため、作業効率が悪いうえ、測定者にとって大きな負担になっていた。
【0005】
本発明の目的は、従来の欠点を解消するためになされたもので、被測定物の表面形状に対応して、スタイラスおよびスタイラスホルダの少なくとも一方を交換しても、作業者に負担をかけることなく、測定力を能率的にかつ正確に適正測定力に設定することができる表面追従型測定機を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の表面追従型測定機は、被測定物に対して相対移動可能な本体と、この本体に変位可能に支持され、先端に交換可能なスタイラスホルダおよびスタイラスを有する測定アームと、この測定アームの変位を検出する変位検出手段と、前記測定アームにかかる測定力を調整可能な測定力調整手段と、前記測定アームの複数種類のスタイラスホルダ、複数種類のスタイラス、測定方向および前記本体の傾き角度の組合せにそれぞれ対応して予め測定力指令値を記憶した測定力指令値テーブルと、前記本体の傾き角度を検出する角度検出手段と、前記測定アームのスタイラスホルダおよびスタイラスの少なくとも一方を交換したとき、交換したスタイラスホルダの種類およびスタイラスの種類を指定するとともに、測定方向を指定する指定手段と、この指定手段によって指定されたスタイラスホルダの種類、スタイラスの種類および測定方向と、前記角度検出手段によって検出された本体の傾き度との組合せに対応する測定力指令値を前記測定力指令値テーブルから読み出し、その測定力指令値を前記測定力調整手段に与える制御手段と、を備えたことを特徴とする。
【0009】
このような構成によれば、測定アームのスタイラスが被測定物の表面に接した状態において、本体と被測定物とが相対移動すると、測定アームのスタイラスが被測定物の表面を追従しながら変位するので、測定アームも被測定物の表面粗さや輪郭形状によって変位される。すると、この変位が変位検出手段によって検出され、この検出値から被測定物の表面粗さや輪郭形状が求められる。
ここで、被測定物の表面形状に対応して、測定アームのスタイラスホルダおよびスタイラスの少なくとも一方を交換したのち、交換したスタイラスホルダの種類およびスタイラスの種類を指定手段によって指定すると、指定されたスタイラスホルダの種類およびスタイラスの種類の組合せに対応する測定力指令値が測定力指令値テーブルの中から読み出され、この測定力指令値が測定力調整手段に与えられる。つまり、測定力調整手段によって、測定力がその測定力指令値に制御されるから、測定アームのスタイラスホルダおよびスタイラスの少なくとも一方を交換した場合でも、作業者に負担をかけることなく、測定アームにかかる測定力を能率的かつ正確に適正測定力に設定することができる。
また、測定力指令値テーブルには、測定アームの複数種類のスタイラスホルダ、複数種類のスタイラス、測定方向および本体の傾き角度の組合せにそれぞれ対応して予め測定力指令値が記憶されているから、つまり、スタイラスホルダの種類やスタイラスの種類の組合せだけでなく、測定方向(たとえば、上向き、下向きなど)および本体の傾き角度を含めて最適な測定力を設定することができる。従って、測定アームにかかる測定力をより正確に適正測定力にすることができる。
この際、本体の傾き角度については、角度検出手段によって自動的に検出されるから、つまり、作業者が本体の傾き角度を手動入力しなくてもよいから、作業者の負担を軽減しつつ、正確な測定力を設定できる。
【0010】
また、前記測定力調整手段は、前記本体に取り付けられた回転力発生部と、前記回転力発生部の主軸に取り付けられたワイヤ巻付用プーリと、前記本体に取り付けられ、前記測定用アームを挟んで両側に配置された方向転換用プーリと、前記ワイヤ巻付用プーリおよび前記方向転換用プーリに掛け回され、両端を前記測定用アームに固定されたワイヤとを備えるようにしてもよい。
また、前記測定アームにかかる測定力を検出する測定力検出手段を含み、前記制御手段は、前記測定力指令値テーブルから読み出した測定力指令値を前記測定力調整手段に与えるとともに、前記測定力検出手段によって検出された測定力検出値が測定力指令値になるように、前記測定力調整手段を制御するようにしてもよい。
このようにすれば、測定力検出手段によって検出された測定力検出値が測定力指令値になるように、測定力調整手段が制御されるから、測定力を測定力指令値に正確に設定することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態の表面追従型測定機を示している。同表面追従型測定機は、被測定物1を載置する測定台2と、この測定台2上に立設されたコラム3と、このコラム3に沿って上下方向(Z方向)へ昇降可能に設けられたスライダ6と、このスライダ6に旋回装置7を介して旋回可能に取り付けられた検出器送り装置4と、この検出器送り装置4の下方に接続されその検出器送り装置4によって移動(通常X方向へ移動)される検出器5とから構成されている。なお、旋回装置7の旋回角度、つまり、検出器5の傾き角度は、角度検出手段8によって検出されている。
【0012】
前記検出器5は、図2に示すように、前記検出器送り装置4に接続される本体としてのフレーム10を備える。フレーム10には、揺動可能な測定アーム11と、この測定アーム11の揺動変位量を検出する差動トランスなどからなる変位検出手段21と、前記測定アーム11にかかる測定力を調整可能な測定力調整手段31とがそれぞれ設けられている。
前記測定アーム11は、前記フレーム10の下部に軸12を支点として揺動可能に支持されたウエイト棒13と、このウエイト棒13の先端に交換可能に連結されたスタイラスホルダ14と、このスタイラスホルダ14の先端に交換可能に取り付けられたスタイラス15とを備える。
【0013】
ここで、スタイラスホルダ14は、予め複数種類が用意され、この中から被測定物1の測定面に適したものが選択されてウエイト棒13に取り付けられるようになっている。たとえば、図3(A)(B)に示すように、ストレート管状のスタイラスホルダH1、および、先端が直角に曲がった心違いスタイラスホルダH2などの中から選択されたいずれかのスタイラスホルダが交換可能に取り付けられるようになっている。
また、スタイラス15も、予め複数種類が用意され、この中から被測定物1の測定面に適したものが選択されてスタイラスホルダ14に取り付けられるようになっている。たとえば、図4(A)(B)(C)に示すように、先端片側を斜めにカットした片角スタイラスS1、先端両側を斜めにカットした両角スタイラスS2、および、先端を円錐状にカットした円錐スタイラスS3などの中から、選択されたいずれかのスタイラスが交換可能に取り付けられるようになっている。
【0014】
前記測定力調整手段31は、測定アーム11に所定の測定力を付加できる構造に構成されている。たとえば、図5に示すように、前記フレーム10の下面に取り付けられた回転力発生部(ロータリソレノイドや正逆回転可能なモータなど)32と、この回転力発生部32の主軸に取り付けられたワイヤ巻付用プーリ33と、前記測定アーム11のウエイト棒13を挟んで両側に配置されかつ前記フレーム10に図示しないプレートを介して取り付けられた方向転換用プーリ34,35と、これらプーリ33,34,35に掛け回され、両端を前記ウエイト棒13の上下面に固定したワイヤ36とを備える構造に構成されている。
【0015】
いま、回転力発生部32が図5中反時計方向へ回転すると、ワイヤ36を介してウエイト棒13が反時計方向へ回動付勢され、これにより、測定アーム11には下向きの測定力が加えられるようになっている。
また、回転力発生部32が図5中時計方向へ回転すると、ワイヤ36を介してウエイト棒13が時計方向へ回動付勢され、これにより、測定アーム11には上向きの測定力が加えられるようになっている。この場合には、スタイラス15が上向きになるように、スタイラスホルダ14が図中二点鎖線の状態で取り付けられる。つまり、測定方向(上向き測定、あるいは、下向き測定)によって、スタイラスホルダ14の取付姿勢や、測定力を加える方向が変えられるようになっている。
【0016】
図6は測定力の調整、設定を行うための装置のブロック図である。同図に示すように、前記角度検出手段8は、インターフェース41およびA/D変換器42を介して制御手段としてのCPU45に接続されている。また、前記測定力調整手段31は、インターフェース43およびD/A変換器44を介して前記CPU45に接続されている。
CPU45には、記憶手段としてのメモリ46、指定手段としての入力装置47および表示手段としての表示装置48がそれぞれ接続されている。
【0017】
前記メモリ46には、測定データなどを記憶するエリアのほかに、測定力指令値テーブル49が設けられている。測定力指令値テーブル49には、図7に示すように、スタイラスホルダ14の種類(H1,H2)、スタイラス15の種類(S1,S2,S3)、測定方向(上向き、または、下向き)、検出器5(本体10)の傾き角度(0°,15°,30°,45°,60°,75°)の組合せに対応して、測定アーム11に最適な測定力を与えるための測定力指令値(ここでは、回転力発生部を動作させるための電流値など)α1,α2,α3……が記憶されている。
たとえば、スタイラスホルダH1とスタイラスS1との組合せの場合には、測定方向が上向きのとき、傾き角度が0°,15°,30°,45°,60°,75°の条件での最適な測定力指令値α1……α6が記憶されている。
【0018】
なお、測定力指令値テーブル49には、新規にスタイラスホルダ14とスタイラス15との組合せに対応する測定力指令値を、入力装置47から作業者が適宜登録できるようになっている。
また、測定力指令値テーブル49に既に登録されている測定力指令値についても、入力装置47からの作業者の操作によって、簡易に適宜変更できるようになっている。
【0019】
前記入力装置47においては、表示装置48を見ながら、交換された(使用する)スタイラスホルダ14の種類およびスタイラス15の種類のほか、測定方向(上向き、または、下向き)を指定できるようになっている。なお、検出器5(本体10)の傾き角度については、角度検出手段8からの信号が、インターフェース41およびA/D変換器42を介してCPU45に入力されている。
CPU45は、入力装置47によって指定されたスタイラスホルダ14の種類およびスタイラス15の種類および測定方向(上向き、または、下向き)と、角度検出手段8から与えられる検出器5(本体10)の傾き角度との組合せに対応する測定力指令値を前記メモリ46の測定力指令値テーブル49から読み出し、その測定力指令値を前記測定力調整手段31に与える。
【0020】
次に、本実施形態の作用を説明する。
測定に際して、被測定物1の表面形状に対応して最適なスタイラスホルダ14およびスタイラス15に交換したのち、入力装置47において、交換したスタイラスホルダ14の種類(H1,H2)およびスタイラス15の種類(S1,S2,S3)、測定方向(上向き、または、下向き)を指定する。
【0021】
すると、CPU45は、指定されたスタイラスホルダ14の種類(H1,H2)、スタイラス15の種類(S1,S2,S3)および測定方向(上向き、または、下向き)と、角度検出手段8で検出された角度との組合せに対応す測定力指令値を測定力指令値テーブル49の中から読み出し、この測定力指令値を測定力調整手段31に与える。
これにより、測定力調整手段31において、回転力発生部32は、与えられた測定力指令値で駆動される結果、測定アーム11に作用する測定力がその測定力指令値に制御される。
【0022】
こののち、測定を行う。被測定物1の表面に適正測定力でスタイラス15が接した状態において、検出器送り装置4を作動させると、検出器5が移動される。すると、スタイラス15が被測定物1の表面を追従しながら上下方向へ変位するので、測定アーム11が揺動される。すると、その測定アーム11の揺動量が変位検出手段21によって検出され、この検出値から被測定物1の表面粗さや輪郭形状が求められる。
【0023】
従って、本実施形態によれば、測定力指令値テーブル49に、スタイラスホルダ14の種類(H1,H2)、スタイラス15の種類(S1,S2,S3)、測定方向(上向き、または、下向き)、検出器5(本体10)の傾き角度(0°,15°,30°,45°,60°,75°)の各組合せに対応して、測定アーム11に最適な測定力を与える測定力指令値を記憶しておき、測定に際して、それらの組合せを指定すれば、その組合せに対応する測定力指令値が測定力指令値テーブル49の中から読み出され、その測定力指令値が測定力調整手段31に与えられるから、自動的に最適な測定力に設定することができる。よって、作業者に負担をかけることなく、測定力を能率的にかつ正確に適正測定力に設定することができる。
【0024】
また、これらの組合せのうち、検出器5(本体10)の傾き角度については、角度検出手段8によって自動的に検出されるから、作業者が手動入力する必要がない。つまり、入力装置47から手動で入力する手間が省けるから、作業者の負担をより軽減することができる。
また、従来のように、測定アーム11の長手方向へバランスウエイトを移動可能に設けなくてもよいから、検出器5の筐体から外部へ突出する部分がなくなり、装置全体もコンパクト化できる。
【0025】
なお、本発明は前記実施の形態で説明した構成に限定されず、本発明の目的を達成せきる範囲での変形、改良は、本発明に含まれる。
たとえば、測定力調整手段31については、前記実施形態で述べた構成に限らず、フレーム10にリニアガイドを介して可動部材を図2中上下方向へ移動可能に設け、この可動部材をリンクを介して前記測定アーム11に連結するとともに、可動部材を摺動させるアクチュエータを設けた構成でもよい。
この場合、アクチュエータとしては、磁石とコイルとからなるボイスコイル、あるいは、リニアモータなどでもよく、要するに、測定アーム11にかかる測定力を変化させることができるものであれいずれでもよい。
【0026】
また、前記実施形態では、測定力指令値テーブル49に検出器5(本体10)の傾き角度を15°間隔で記憶したが、角度検出手段8で検出される傾き角度がその間の角度の場合には、その前後の角度に対応する測定力指令値を基に比例計算によって測定力指令値を算出するようにすればよい。
また、測定力指令値テーブル49から読み出された測定力指令値を、入力装置47における作業者の操作によって、適宜変更できるようにしてもよい。このようにすると、測定しようとする被測定物の材質が傷がつきやすいものの場合でも、測定力指令値を低く変更することにより、傷などの発生も防止できる。
【0027】
また、前記実施形態では、測定圧指令値を測定力調整手段31に与えるだけであったが、歪みゲージなどの測定力検出手段によって、測定アーム11にかかる測定力を検出し、この測定力検出値をCPU45へ与え、CPU45において、測定力検出値が測定力指令値になるように測定力調整手段31を制御するようにすれば、より正確に測定力を設定することができる。
【0028】
【発明の効果】
本発明の表面追従型測定機によれば、測定力指令値テーブルに、複数種類のスタイラスホルダおよび複数種類のスタイラスの組合せにそれぞれ対応して、測定アームに最適な測定力を与える測定力指令値を記憶しておき、測定に際して、それらの組合せを指定すると、その組合せに対応する測定力指令値を読み出し、その読み出した測定力指令値を測定力調整手段に与えるようにしたので、自動的に最適な測定力に設定することができる。よって、作業者に負担をかけることなく、測定力を能率的にかつ正確に適正測定力に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表面追従型測定機の一実施形態を示す正面図である。
【図2】同上実施形態における検出器の内部構造を示す図である。
【図3】同上実施形態で用いるスタイラスホルダの種類を示す斜視図である。
【図4】同上実施形態で用いるスタイラスの種類を示す図である。
【図5】同上実施形態における測定力調整手段を示す図である。
【図6】同上実施形態における制御装置を示すブロック図である。
【図7】同上実施形態における測定力指令値テーブルを示す図である。
【図8】従来の表面追従型測定機における検出器を示す図である。
【符号の説明】
1 被測定物
8 角度検出手段
10 フレーム(本体)
11 測定アーム
14 スタイラスホルダ
15 スタイラス
21 変位検出手段
31 測定力調整手段
45 CPU(制御手段)
47 入力装置(指定手段)
49 測定力指令値テーブル
Claims (3)
- 被測定物に対して相対移動可能な本体と、
この本体に変位可能に支持され、先端に交換可能なスタイラスホルダおよびスタイラスを有する測定アームと、
この測定アームの変位を検出する変位検出手段と、
前記測定アームにかかる測定力を調整可能な測定力調整手段と、
前記測定アームの複数種類のスタイラスホルダ、複数種類のスタイラス、測定方向および前記本体の傾き角度の組合せにそれぞれ対応して予め測定力指令値を記憶した測定力指令値テーブルと、
前記本体の傾き角度を検出する角度検出手段と、
前記測定アームのスタイラスホルダおよびスタイラスの少なくとも一方を交換したとき、交換したスタイラスホルダの種類およびスタイラスの種類を指定するとともに、測定方向を指定する指定手段と、
この指定手段によって指定されたスタイラスホルダの種類、スタイラスの種類および測定方向と、前記角度検出手段によって検出された本体の傾き度との組合せに対応する測定力指令値を前記測定力指令値テーブルから読み出し、その測定力指令値を前記測定力調整手段に与える制御手段と、
を備えたことを特徴とする表面追従型測定機。 - 請求項1に記載の表面追従型測定機において、
前記測定力調整手段は、
前記本体に取り付けられた回転力発生部と、
前記回転力発生部の主軸に取り付けられたワイヤ巻付用プーリと、
前記本体に取り付けられ、前記測定用アームを挟んで両側に配置された方向転換用プーリと、
前記ワイヤ巻付用プーリおよび前記方向転換用プーリに掛け回され、両端を前記測定用アームに固定されたワイヤとを備えることを特徴とする表面追従型測定機。 - 請求項1または請求項2に記載の表面追従型測定機において、
前記測定アームにかかる測定力を検出する測定力検出手段を含み、
前記制御手段は、前記測定力指令値テーブルから読み出した測定力指令値を前記測定力調整手段に与えるとともに、前記測定力検出手段によって検出された測定力検出値が測定力指令値になるように、前記測定力調整手段を制御することを特徴とする表面追従型測定機。
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