JP3986210B2

JP3986210B2 - Absorbent articles

Info

Publication number: JP3986210B2
Application number: JP18671499A
Authority: JP
Inventors: 太寺西; 弘行横松; 聰田中; 稔中西
Original assignee: Kao Corp
Current assignee: Kao Corp
Priority date: 1999-06-30
Filing date: 1999-06-30
Publication date: 2007-10-03
Anticipated expiration: 2019-06-30
Also published as: JP2001008971A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、漏れ防止性に優れ、装着性にも優れた、生理用ナプキン等の吸収性物品に関する。
【０００２】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
従来より、液保持性の吸収層及び液不透過性の防漏層を有し、該吸収層の表面側に防漏溝が設けられた吸収性物品は、種々提案され、用いられている。
この防漏溝は、一旦吸収した体液の拡散を抑制して、漏れを防止すると共に、装着性も良好にするものである。
そして、このような効果をより向上させるために、着用者の前方に位置する前方部には防漏溝の数を２本とし、着用者の後方に位置する後方部に防漏溝を３本以上形成したものが提案されている。
しかし、このように防漏溝の数を異ならせた吸収性物品では、防漏溝の数が多い部分では防漏溝の圧着が不十分となり、溝が浅くなったり、表面シートが表面シートの切れや浮きを生じて吸収体から剥離してしまい、漏れ防止性能及び装着性が低下する場合があるという問題があった。
【０００３】
従って、本発明の目的は、漏れ防止性能に優れ、装着性にも優れた吸収性物品を提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
本発明は、液保持性の吸収層及び液不透過性の防漏層を有し、実質的に縦長で、前方部に１本又は２本の長手方向に沿った５０ｃＮ／３０ｍｍ以上のシール強度を有する防漏溝が形成され、後方部に３本以上の長手方向に沿った５０ｃＮ／３０ｍｍ以上のシール強度を有する防漏溝が形成されており、前記前方部に形成された前記防漏溝の幅は、前記後方部に形成された前記防漏溝の幅よりも大きい吸収性物品を提供することにより前記目的を達成したものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい一実施形態について説明する。
第１の実施形態の吸収性物品としての生理用ナプキン１は、図１及び２に示すように、液保持性の吸収層２及び液不透過性の防漏層３を有し、実質的に縦長で、前方部４に２本の長手方向に沿った防漏溝６が形成され、後方部５に３本以上の長手方向に沿った防漏溝６が形成されている。
本実施形態の生理用ナプキン１は、吸収層２が液透過性の表面シート２１と液保持性の吸収体２２とからなる。
また、吸収体２２は、防漏層３側に位置する第１吸収体２３と、第１吸収体２３の上方に載置された、第１吸収体２３より小さく細長形状の第２吸収体２４とからなる。第１吸収体２３及び第２吸収体２４は、それぞれパルプ集合体２５を台紙２６で包んで形成されている。また、第２吸収体２４の周囲に防漏溝６が形成されている。
また、表面シート２１は、その左右両側が、第１吸収体２３の裏面側に巻き込まれている。また、表面シート２１は、吸収体２２の左右両側上で折り返されて、左右一対の防漏壁７を形成している。
また、防漏層３は、液不透過性の防漏シート３１と、防漏シート３１の左右両側上に積層された肌当接用シート３２とからなる。
吸収層２と防漏層３とは、防漏層３における肌当接用シート３２が配されていない中央部において、表面シート２１及び第１吸収体２３の台紙２６と防漏シート３１とを接着剤２７を介して接着されている。
【０００６】
また、本実施形態の生理用ナプキン１は、いわゆる夜用の生理用ナプキンであり、防漏層３を幅方向外方に延出させて形成された左右一対のフラップ８が前方部４側に偏寄されている。また、図示しないが、フラップ８の裏面側及び吸収層２が接着された防漏層３の裏面側には、粘着剤が塗布されて、物品固定部が形成されている。
本実施形態における前方部４は、着用時に着用者の前方に位置する部位で、本実施形態では着用時に着用者の排泄部に当接する部分を含む。排泄部に当接する部分の長手方向の長さは好ましくは３〜２０ｃｍであり、更に好ましくは５〜１５ｃｍである。本実施形態のように排泄部に当接する部分の側方にはフラップ８が設けられていることが好ましい。前方部４における排泄部に当接する部分よりも前端縁側に位置する部分の長さは、好ましくは１〜１０ｃｍ、更に好ましくは５〜１５ｃｍである。また、後方部５とは、着用時に着用者の後方に位置する部分であり、本実施形態では、排泄部に当接する部分よりも後端縁よりに位置する部分である。後方部の長手方向長さは、好ましくは３〜３０ｃｍであり、更に好ましくは５〜２０ｃｍである。
【０００７】
防漏溝６としては、前方部４には生理用ナプキン１の長手方向に沿って２本の防漏溝６０ａが、後方部５には生理用ナプキン１の長手方向に沿って４本の防漏溝６０ｂが設けられている。前方部４の２本の防漏溝６０ａ，６０ａは、前方の端部で半円形の連結防漏溝６０ｅを介して連結されており、後方部５の４本の防漏溝６０ｂ，６０ｂ・・・のうち、内方の２本の防漏溝６０ｃ，６０ｃ及び外方の２本の防漏溝６０ｄ，６０ｄは、それぞれ後端部で半円形の連結防漏溝６０ｅ，６０ｅを介して連結されている。
また、防漏溝６は、多数の矩形状のシール部（図示せず）を連続的に形成して、線状となされており、表面シート２１を、パルプ集合体２５まで凹状に押し込んで形成されている。
【０００８】
而して、本実施形態の生理用ナプキン１においては、前方部４に設けられた２本の防漏溝６及び後方部５に設けられた４本の防漏溝６の何れもが、それぞれ５０ｃＮ／３０ｍｍ以上、好ましくは７０〜５００ｃＮ／３０ｍｍのシール強度を有する。
前記シール強度が、５０ｃＮ／３０ｍｍ未満であると、防漏溝の圧着が不十分となり、溝が浅くなったり、表面シールが吸収体から剥離したりし、防漏性が低下し、装着感も悪くなる。
前方部４及び後方部５における防漏溝６のシール強度は、上述のシール強度を満足すれば特に制限はないが、前方部４におけるシール強度は、７０〜５００ｃＮ／３０ｍｍであるのが好ましく、後方部５におけるシール強度は３５〜２５０ｃＮ／３０ｍｍであるのが好ましい。
前記シール強度の測定法は、下記する通りである。
幅３０ｍｍで帯状に且つ溝がほぼ中央を横切って位置するように吸収層を切り出し、２０℃、６５％ＲＨの環境下にて、テンシロン引っ張り試験機（東洋ボールドウィン社製、「ＲＴＭ−２５」を用いて、下部チャックに表面シート、上部チャックにそれ以外の部分を固定し、剥離速度３００ｍｍ／ｍｉｎの速さで１８０°方向（溝の長さ方向と略直角方向）に引き剥がした。そのときの最大値５点の平均をとり、更に３サンプルの平均をとり、これをシール強度とした。
【０００９】
更に詳細には、前方部４に形成された防漏溝６０ａの幅は、後方部５に形成された防漏溝６０ｂの幅よりも大きい。
具体的には、前方部４に形成された防漏溝６０ａの幅は、１．０〜１０．０ｍｍであるのが好ましく、後方部５に形成された防漏溝６０ｂの幅は、０．１〜５．０ｍｍであるのが好ましく、両者の差は、０．９〜５．０ｍｍであるのが好ましい。
このように幅の差を設けることにより、前方部４と後方部５の防漏溝のシール強度を均一に保持することができる。
防漏溝６の深さは、特に制限はなく、通常のこの種の防漏溝が形成された生理用ナプキンと同様にすることができる。
【００１０】
本実施形態の生理用ナプキン１の各構成部材は、通常公知のものを特に制限なく用いることができる。
【００１１】
本実施形態の生理用ナプキン１は、通常の夜用の生理用ナプキンと同様にして使用することができる。
そして、本実施形態の生理用ナプキン１は、上述のように構成されているため、使用中に防漏溝６において表面シート２１と吸収体２２とが外れてしまうことがなく、防漏溝６の機能が十分に発揮され、漏れ防止性に優れる。また、このため、装着感にも優れたものである。
【００１２】
次に、本実施形態の吸収性物品の好ましい製造方法について説明する。
本実施形態の生理用ナプキン１、即ち、液保持性の吸収層及び液不透過性の防漏層を有し、実質的に縦長で、前方部に、１本又は２本の長手方向に沿った防漏溝が形成され、後方部に３本以上の長手方向に沿った防漏溝が形成されている吸収性物品の製造方法は、図３及び４に示すように、吸収層２の表面側から前記防漏溝形成用の押圧部１１０を有する押圧ロール１００により押圧して前記防漏溝を形成する防漏溝形成工程を、前方部４と後方部５とで押圧時の圧力が均一となるように行うことにより実施することができる。
ここで、前記「圧力が均一」とは、ほぼ同じ圧力がかかるように、具体的には、平均加圧力Ｐに対して、±２０％程度の誤差範囲内の圧力がかかるようにとの意である。
なお、前記防漏溝形成工程以外の工程は、通常の生理用ナプキン等の吸収性物品の製造方法と同様にして行うことができる。
【００１３】
更に詳述すると、前記防漏溝形成工程は、図３に示すように、第１吸収体２３上に第２吸収体２４を配置して吸収体２２を形成し、形成された吸収体２２の表面側に表面シート２１を載置し、所定箇所を押圧ロール１００により押圧して防漏溝６を形成し、最終に表面シート２１を吸収体２２の裏面側に巻き込むことにより行われる。なお、この工程により吸収層２が形成され、次の工程で該吸収層２を防漏層に接着固定する。
【００１４】
そして、前記防漏溝形成工程において用いられる押圧ロール１００は、図４に示すように、所望の防漏溝の形状に対応した押圧部１１０を有し、押圧部１１０における前方部を形成する前方押圧部１１１の幅は、押圧部１１０における後方部を形成する後方押圧部１１２の幅よりも大きい。
具体的には、前方押圧部１１１の幅は、１．０〜１０．０ｍｍとするのが好ましく、後方押圧部１１２の幅は、０．１〜５．０ｍｍとするのが好ましい。また、前方押圧部１１１の幅と、後方押圧部１１２の幅との差は、０．９〜５．０ｍｍとするのが好ましい。
また、押圧部１１０の高さは、０．１〜２ｍｍとするのが好ましい。
また、押圧工程における押圧の条件は、押圧圧力を３５〜２５００ｋｇｆ／ｃｍ²とするのが好ましく、押圧温度を、５０〜２５０℃とするのが好ましく、押圧時間を、０．０６〜０．６秒／個とするのが好ましい。なお、押圧は、押圧ロール１００を用いる以外は、通常のエンボス処理などの押圧処理と同様に行うことができる。
【００１５】
本実施形態のように、押圧ロールを用いて押圧を行うことにより、前方部と後方部とでそれぞれ本数が異なり、しかも何れも所定のシール強度を有する防漏溝を有する生理用ナプキン（第１の実施形態の生理用ナプキン等の本発明の吸収性物品）を、１回の押圧工程で製造することができる。このため、本発明の吸収性物品の製造方法によれば、煩雑な工程を経たり、複数回の工程を経ることなく、１回の工程で簡便に、本発明の吸収性物品を得ることができる。
【００１６】
次に、本発明の吸収性物品の第２の実施形態について説明する。
なお、以下の説明においては、特に前述した第１の実施形態と異なる点について説明する。特に説明しない点は、上述した第１の実施形態においてした説明が適宜適用される。
第２の実施形態の吸収性物品としての生理用ナプキン１においては、後方部５に形成された防漏溝６０ｂは、多数のシール部６１を所定間隔をおいて線状に形成して設けられており、シール部６１は、隣設された防漏溝のシール部６１と生理用ナプキンの幅方向に直線状に重ならないように設けられている。
更に詳細には、後方部５における防漏溝６０ｂのうち、外側に位置する防漏溝６０ｄと内方に位置する防漏溝６０ｃは、共に多数のシール部６１を線状に配して形成されているが、これらのシール部６１は、生理用ナプキン１の長手方向に各防漏溝間でずれるように配されており、幅方向に向けて引いた直線（図５に示すＬ’）上には重ならない。なお、隣接する防漏溝のシール部６１が重ならなければ良く、本実施形態においては、図５に示すように、互い違いとなるようになされている。
シール部６１の大きさ（長さ）Ｌは、０．１〜５．０ｍｍとするのが好ましく、ずれる度合い（各シール部６１の生理用ナプキンの長手方向におけるピッチＴ）は、０．１〜２０ｍｍとするのが好ましい。
また、本実施形態においては、シール部６１のみで防漏溝６０ｂが形成されている。
また、前方部４においては、第１の実施形態と同様に線状の防漏溝６０ａが形成されている。
【００１７】
本実施形態の生理用ナプキン１においても、上述した第１の実施形態の生理用ナプキンと同じ効果が奏される。
【００１８】
本実施形態の生理用ナプキンの製造方法について説明する。なお、以下の説明においては、上述した第１の実施形態の生理用ナプキンの製造方法と異なる点を得に詳述する。特に説明しない点については、上述した第１の実施形態の生理用ナプキンの製造方法においてした説明が適宜適用される。
本実施形態の生理用ナプキンの製造方法は、吸収層の表面側から前記防漏溝形成用の押圧ロール１００により押圧して前記防漏溝を形成する防漏溝形成工程を、前記前方部と前記後方部とで押圧時の圧力が均一となるように行うことにより実施することができる。
そして、この際用いる押圧ロール１００は、図６に示すように、所望の防漏溝の形状に対応した押圧部１１０を有し、該押圧部１１０の先端には、多数の突設部１２０が所定間隔を開けて該押圧部１１０の長手方向に沿って設けられており、該押圧部１１０における前記後方部を形成する部位において、突設部１２０は、隣設する押圧部１１０の突設部１２０と各押圧部１１０を横断する方向に直線状に重ならないように配されている。
各突設部位１２０の大きさ（長さ）は、０．１〜５．０ｍｍとするのが好ましい。
また、押圧工程における押圧の条件は、押圧圧力を３５〜２５００ｋｇｆ／ｃｍ²とするのが好ましく、押圧温度を、５０〜２５０℃とするのが好ましく、押圧時間を、０．０６〜０．６秒／個とするのが好ましい。
【００１９】
なお、本発明の吸収性物品及び吸収性物品の製造方法は、上述の実施形態に制限されるものではなく、種々変形可能である。
例えば、前述の実施形態においては、前方部４に２本、後方部５に４本の防漏溝が設けられたものを例示して説明したが、前方部４は１本とすることができ、後方部５は、３本又は５本以上とすることができる。更に、前方部４には第１の実施形態に示す２本の防漏溝の他に他の溝を設けても良く、後方部５についても、同様に他の溝を設けても良い。これらの他の溝のシール強度は、特に制限されず、上述の範囲内でも範囲外でも良い。また、その配置形状も、長手方向に沿い内方に向けて湾曲した形状等種々の形状を採用できる。
【００２０】
【実施例】
〔実施例１〕
以下の構成材料を用いて、第１の実施形態の生理用ナプキンと同じ構造の生理用ナプキンを作成した。なお、前方部４側の防漏溝６０ａの幅は４ｍｍとし、後方部５側の防漏溝６０ｂの幅は、２ｍｍとした。
得られた生理用ナプキンにおけるシール強度は、防漏溝６０ａ、防漏溝６０ｃ、及び防漏溝６０ｄの何れも、１００ｃＮ／３０ｍｍであった。
【００２１】
＜構成材料＞
表面シート；ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）／ポリエチレン（ＰＥ）芯鞘型複合繊維からなる不織布。
吸収体；フラッフパルプと高吸収性ポリマーとの混合物を吸収紙で包んだものを使用。
防漏シート；ポリエチレンフィルムからなる液不透過性の防漏シート。
肌当接用シート；ＰＥＴ／ＰＥ芯鞘型複合繊維からなる不織布。
【００２２】
得られた生理用ナプキンについて、下記の評価項目について評価した。その結果を〔表１〕に示す。
＜使用中の装着感の評価＞
使用中に自分自身で感じる総合的な装着感について、無作為に（生理中でない人でも良い）選定した２５名のモニターにナプキンを２枚づつ配り、２時間使用してもらい、評価してもらった。結果は下記の評価基準にそって２５名の評価で表した。○の人が多いほど良好であることを示す。
○；良好であった。
△；やや良好であった。
×；やや悪かった。及び悪かった。
＜ナプキン使用後の外観＞
ナプキンを２枚づつ、無作為に（生理中でない人でも良い）選定した２５名のモニターに２時間使用してもらい、装着後のナプキンの防漏溝の状態を目視にて、以下の評価基準で評価してもらった。結果は、評価基準にそって２５名の評価で表した。○の人が多いほど良好であることを示す。
○；防漏溝の浮き及び切れがない。
△；防漏溝の一部に浮き及び切れがあるが気にならないレベル（浮き及び切れは非常に小さい）。
×；防漏溝の浮き及び切れがあり、外観上気になるレベル（浮き及び切れの範囲が大きい）。
【００２３】
〔実施例２〕
前記の構成材料を用いて、第２の実施形態の生理用ナプキンと同じ構造の生理用ナプキンを作成した。なお、前方部４側の防漏溝６０ａの幅は４ｍｍとし、後方部５側の防漏溝６０ｂの幅は、２ｍｍとし、後方防漏溝６０ｂのピッチＴは１．２ｍｍとした。各シール部６１の間隔Ｐは３．４ｍｍとした。
得られた生理用ナプキンにおけるシール強度は、防漏溝６０ａ、防漏溝６０ｃ、及び防漏溝６０ｄの何れも、８０ｃＮ／３０ｍｍであった。
得られた生理用ナプキンについて、実施例１と同様に評価した。その結果を〔表１〕に示す。
【００２４】
〔比較例１〕
前記の構成材料を用いて、第２の実施形態の生理用ナプキンと同じ構造の生理用ナプキンを作成した。なお、前方部４側の防漏溝６０ａの幅は４ｍｍとし、後方部５側の防漏溝６０ｂの幅は、４ｍｍとした。
得られた生理用ナプキンにおけるシール強度は、防漏溝６０ａは７０ｃＮ／３０ｍｍであったが、防漏溝６０ｃ及び防漏溝６０ｄは、３０ｃＮ／３０ｍｍであった。
得られた生理用ナプキンについて、実施例１と同様に評価した。その結果を〔表１〕に示す。
【００２５】
【表１】

【００２６】
〔表１〕に示す結果から明らかなように、実施例１、２の生理用ナプキン（本発明品）は、比較例１の生理用ナプキンに比べ、使用中の装着感では浮き、切れによる肌のかぶれや使用感などが優れ、又、使用後の外観においては、ヨレ、フィット性などの点で評価が優れていることが判る。しかも、実施例１、２の生理用ナプキンは×がないことから実用上、特に優れたものであることが判る。
【００２７】
【発明の効果】
本発明の吸収性物品は、漏れ防止性能に優れ、装着性にも優れたものである。
また、本発明の吸収性物品の製造方法によれば、漏れ防止性能に優れ、装着性にも優れた吸収性物品を生産性良く得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は、本発明の第１の実施形態の生理用ナプキンを示す平面図である。
【図２】図２は、図１のＸ−Ｘ断面を模式的に示す断面図である。
【図３】図３は、本発明の吸収性物品の製造方法に用いる装置の要部を示す概略図である。
【図４】図４は、図３に示す装置の一部拡大図である。
【図５】図５は、第２の実施形態の生理用ナプキンを示す一部拡大平面図（図１のY 部拡大図相当図）である。
【図６】図６は、本発明の吸収性物品の製造方法に用いる装置の要部を示す一部拡大図（図４相当図）である。
【符号の説明】
１生理用ナプキン
２吸収層
２１表面シート
２２吸収体
２３第１吸収体
２４第２吸収体
２５パルプ集合体
２６台紙
３防漏層
３１防漏シート
３２肌当接用シート
４前方部
５後方部
６防漏溝
６０ｅ連結防漏溝
６１シール部
７防漏壁
８フラップ
１００押圧ロール
１１０押圧部
１１１前方押圧部
１１２後方押圧部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an absorbent article such as a sanitary napkin that has excellent leakage prevention properties and excellent wearability.
[0002]
[Prior art and problems to be solved by the invention]
Conventionally, various absorbent articles having a liquid-retaining absorbent layer and a liquid-impermeable leak-proof layer and having a leak-proof groove on the surface side of the absorbent layer have been proposed and used.
This leak-proof groove suppresses the diffusion of the body fluid once absorbed, thereby preventing leakage and improving wearability.
And in order to improve such an effect more, the number of the leak-proof grooves is two in the front part located in front of the wearer, and three leak-proof grooves are in the rear part located in the rear of the wearer. What has been formed is proposed.
However, in such an absorbent article with a different number of leak-proof grooves, the pressure-proof groove is insufficiently crimped in a portion where the number of leak-proof grooves is large, the groove becomes shallow, or the topsheet is made of the topsheet. There existed a problem that it cut | disconnected and floated and it peeled from the absorber, and leak prevention performance and mounting | wearing property may fall.
[0003]
Accordingly, an object of the present invention is to provide an absorbent article having excellent leakage prevention performance and excellent wearability.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
The present invention has a liquid-retaining absorbent layer and a liquid-impermeable leak-proof layer, is substantially vertically long, and has a seal strength of 50 cN / 30 mm or more along one or two longitudinal directions in the front part. leakage preventing groove having a are formed, the anti Momizo leakage preventing groove having a seal strength of at least 50 cN / 30 mm along the three or more longitudinal backward portion is formed, formed in the front portion The object of the present invention is achieved by providing an absorbent article having a width greater than the width of the leak-proof groove formed in the rear portion .
[0005]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a preferred embodiment of the present invention will be described.
A sanitary napkin 1 as an absorbent article according to the first embodiment has a liquid-retaining absorbent layer 2 and a liquid-impermeable leak-proof layer 3 as shown in FIGS. The front portion 4 is formed with two leak-proof grooves 6 along the longitudinal direction, and the rear portion 5 is formed with three or more leak-proof grooves 6 along the longitudinal direction.
In the sanitary napkin 1 of the present embodiment, the absorption layer 2 includes a liquid-permeable top sheet 21 and a liquid-retaining absorbent body 22.
The absorber 22 includes a first absorber 23 located on the leak-proof layer 3 side, and a second absorber 24 that is placed above the first absorber 23 and has an elongated shape smaller than the first absorber 23. It consists of. The first absorbent body 23 and the second absorbent body 24 are each formed by wrapping a pulp aggregate 25 with a mount 26. Further, a leak-proof groove 6 is formed around the second absorber 24.
Moreover, the left and right both sides of the surface sheet 21 are wound around the back surface side of the first absorber 23. Further, the top sheet 21 is folded on both the left and right sides of the absorber 22 to form a pair of left and right leak-proof walls 7.
The leak-proof layer 3 includes a liquid-impermeable leak-proof sheet 31 and skin contact sheets 32 laminated on both the left and right sides of the leak-proof sheet 31.
The absorbent layer 2 and the leak-proof layer 3 include the top sheet 21 and the mount 26 of the first absorbent body 23 and the leak-proof sheet 31 at the center of the leak-proof layer 3 where the skin contact sheet 32 is not disposed. It is bonded via an adhesive 27.
[0006]
The sanitary napkin 1 according to this embodiment is a so-called sanitary napkin for night use, and a pair of left and right flaps 8 formed by extending the leak-proof layer 3 outward in the width direction are provided on the front portion 4 side. It is biased. Moreover, although not shown in figure, the adhesive agent is apply | coated to the back surface side of the leak prevention layer 3 to which the back surface side of the flap 8 and the absorption layer 2 were adhere | attached, and the article fixing | fixed part is formed.
The front portion 4 in the present embodiment is a portion located in front of the wearer when worn, and includes a portion that contacts the excretion portion of the wearer when worn in the present embodiment. The length in the longitudinal direction of the portion in contact with the excretory part is preferably 3 to 20 cm, more preferably 5 to 15 cm. It is preferable that the flap 8 is provided in the side of the part contact | abutted to an excretion part like this embodiment. The length of the portion located on the front edge side with respect to the portion in contact with the excretion portion in the front portion 4 is preferably 1 to 10 cm, more preferably 5 to 15 cm. Moreover, the back part 5 is a part located in a wearer's back at the time of wear, and is a part located in a back end edge rather than the part contact | abutted in a excretion part in this embodiment. The longitudinal length of the rear part is preferably 3 to 30 cm, more preferably 5 to 20 cm.
[0007]
As the leak-proof groove 6, two leak-proof grooves 60 a are provided in the front portion 4 along the longitudinal direction of the sanitary napkin 1, and four leak-proof grooves are provided in the rear portion 5 along the longitudinal direction of the sanitary napkin 1. A leakage groove 60b is provided. The two leak-

proof grooves

60a, 60a of the front part 4 are connected via a semicircular connecting leak-proof groove 60e at the front end, and the four leak-

proof grooves

60b, 60b of the rear part 5 are connected. .. of which two inner

leakage prevention grooves

60c and 60c and two outer

leakage prevention grooves

60d and 60d are respectively connected via semicircular connection

leakage prevention grooves

60e and 60e at the rear ends. It is connected.
The leak-proof groove 6 is formed in a linear shape by continuously forming a large number of rectangular seal portions (not shown), and is formed by pressing the topsheet 21 into the pulp aggregate 25 in a concave shape. Has been.
[0008]
Thus, in the sanitary napkin 1 of the present embodiment, each of the two leakage preventing grooves 6 provided in the front portion 4 and the four leakage preventing grooves 6 provided in the rear portion 5 are respectively It has a seal strength of 50 cN / 30 mm or more, preferably 70 to 500 cN / 30 mm.
If the seal strength is less than 50 cN / 30 mm, the pressure-proof groove is insufficiently pressed, the groove becomes shallow, the surface seal peels off from the absorber, the leak-proof property is reduced, and the wearing feeling is also good. Deteriorate.
The seal strength of the leak-proof groove 6 in the front portion 4 and the rear portion 5 is not particularly limited as long as the above-described seal strength is satisfied, but the seal strength in the front portion 4 is preferably 70 to 500 cN / 30 mm. The seal strength at the rear portion 5 is preferably 35 to 250 cN / 30 mm.
The method for measuring the seal strength is as follows.
The absorbent layer was cut out so that the width was 30 mm and the groove was positioned almost across the center, and in an environment of 20 ° C. and 65% RH, Tensilon tensile tester (Toyo Baldwin, “RTM-25” The surface sheet was fixed to the lower chuck, and the other portions were fixed to the upper chuck, and then peeled off in a 180 ° direction (a direction substantially perpendicular to the groove length direction) at a peeling speed of 300 mm / min. The average of the maximum values of 5 points was taken, and the average of 3 samples was further taken as the seal strength.
[0009]
More specifically, the width of the leak-proof groove 60 a formed in the front part 4 is larger than the width of the leak-proof groove 60 b formed in the rear part 5.
Specifically, the width of the leak-proof groove 60a formed in the front part 4 is preferably 1.0 to 10.0 mm, and the width of the leak-proof groove 60b formed in the rear part 5 is 0.00. It is preferable that it is 1-5.0 mm, and it is preferable that the difference of both is 0.9-5.0 mm.
By providing the width difference in this way, the seal strength of the leakage preventing grooves of the front part 4 and the rear part 5 can be kept uniform.
The depth of the leak-proof groove 6 is not particularly limited, and can be the same as that of a sanitary napkin in which this kind of leak-proof groove is formed.
[0010]
As each constituent member of the sanitary napkin 1 of the present embodiment, generally known members can be used without particular limitation.
[0011]
The sanitary napkin 1 of this embodiment can be used in the same manner as a normal night sanitary napkin.
And since the sanitary napkin 1 of this embodiment is comprised as mentioned above, the surface sheet 21 and the absorber 22 do not come off in the leak-proof groove 6 during use, and the leak-proof groove 6. The function is fully exerted and the leakage prevention is excellent. Moreover, for this reason, it is excellent also in a feeling of wearing.
[0012]
Next, the preferable manufacturing method of the absorbent article of this embodiment is demonstrated.
The sanitary napkin 1 of the present embodiment, that is, having a liquid-retaining absorbent layer and a liquid-impermeable leak-proof layer, is substantially vertically long, and has one or two longitudinal directions in the front part. As shown in FIGS. 3 and 4, the manufacturing method of the absorbent article in which the leakage preventing grooves are formed and the leakage preventing grooves along the longitudinal direction are formed in the rear portion is formed on the surface of the absorbent layer 2. The pressure at the time of pressing is uniform between the front part 4 and the rear part 5 in the leakage prevention groove forming process in which the leakage prevention groove is formed by pressing with a pressure roll 100 having the pressure prevention part 110 for forming the leakage prevention groove from the side. It can be implemented by doing so.
Here, “the pressure is uniform” means that a pressure within an error range of about ± 20% is applied to the average pressure P so that substantially the same pressure is applied. It is.
In addition, processes other than the said leak-proof groove formation process can be performed similarly to the manufacturing method of absorbent articles, such as a normal sanitary napkin.
[0013]
More specifically, in the leakage preventing groove forming step, as shown in FIG. 3, the second absorbent body 24 is disposed on the first absorbent body 23 to form the absorbent body 22. The surface sheet 21 is placed on the surface side, a predetermined portion is pressed by the pressing roll 100 to form the leak-proof groove 6, and finally the surface sheet 21 is wound around the back surface side of the absorber 22. In addition, the absorption layer 2 is formed by this process, and the absorption layer 2 is bonded and fixed to the leak-proof layer in the next process.
[0014]
And the press roll 100 used in the said leak-proof groove formation process has the press part 110 corresponding to the shape of a desired leak-proof groove, and forms the front part in the press part 110, as shown in FIG. The width of the pressing portion 111 is larger than the width of the rear pressing portion 112 that forms the rear portion of the pressing portion 110.
Specifically, the width of the front pressing portion 111 is preferably 1.0 to 10.0 mm, and the width of the rear pressing portion 112 is preferably 0.1 to 5.0 mm. Moreover, it is preferable that the difference of the width | variety of the front press part 111 and the width | variety of the back press part 112 shall be 0.9-5.0 mm.
Moreover, it is preferable that the height of the press part 110 shall be 0.1-2 mm.
The pressing conditions in the pressing step are preferably a pressing pressure of 35 to 2500 kgf / cm ² , a pressing temperature of 50 to 250 ° C., and a pressing time of 0.06 to 0.6. The second / piece is preferred. The pressing can be performed in the same manner as a pressing process such as a normal embossing process except that the pressing roll 100 is used.
[0015]
As in the present embodiment, by pressing using a pressing roll, the number of the front part and the rear part are different, and each has a leak-proof groove having a predetermined seal strength (first sanitary napkin) The absorbent article of the present invention such as the sanitary napkin of the embodiment) can be produced in a single pressing step. For this reason, according to the manufacturing method of the absorbent article of the present invention, the absorbent article of the present invention can be obtained easily in one step without going through complicated steps or multiple steps. it can.
[0016]
Next, a second embodiment of the absorbent article of the present invention will be described.
In the following description, differences from the above-described first embodiment will be particularly described. For points that are not particularly described, the description given in the first embodiment is applied as appropriate.
In the sanitary napkin 1 as the absorbent article of the second embodiment, the leak-proof groove 60b formed in the rear portion 5 is provided by forming a large number of seal portions 61 in a linear shape at predetermined intervals. The seal portion 61 is provided so as not to overlap with the seal portion 61 of the adjacent leak-proof groove and the width direction of the sanitary napkin.
More specifically, out of the leakage prevention grooves 60b in the rear portion 5, the leakage prevention groove 60d located on the outer side and the leakage prevention groove 60c located on the inner side are both formed by arranging a large number of seal portions 61 in a linear shape. However, these seal portions 61 are arranged so as to be shifted between the respective leak-proof grooves in the longitudinal direction of the sanitary napkin 1, and are straight lines drawn in the width direction (L ′ shown in FIG. 5). Does not overlap. In addition, it is sufficient that the seal portions 61 of the adjacent leak-proof grooves do not overlap with each other. In this embodiment, the seal portions 61 are staggered as shown in FIG.
The size (length) L of the seal portion 61 is preferably 0.1 to 5.0 mm, and the degree of displacement (pitch T in the longitudinal direction of the sanitary napkin of each seal portion 61) is 0.1 to 5.0 mm. 20 mm is preferable.
In the present embodiment, the leak-proof groove 60 b is formed only by the seal portion 61.
Moreover, in the front part 4, the linear leak-proof groove 60a is formed similarly to 1st Embodiment.
[0017]
Also in the sanitary napkin 1 of this embodiment, the same effect as the sanitary napkin of the first embodiment described above is exhibited.
[0018]
The manufacturing method of the sanitary napkin of this embodiment is demonstrated. In addition, in the following description, it explains in full detail by obtaining a different point from the manufacturing method of the sanitary napkin of 1st Embodiment mentioned above. For the points that are not particularly described, the description given in the method for manufacturing the sanitary napkin of the first embodiment is applied as appropriate.
The manufacturing method of the sanitary napkin according to the present embodiment includes a leakage prevention groove forming step of forming the leakage prevention groove by pressing the leakage prevention groove forming pressure roll 100 from the surface side of the absorption layer with the front portion. It can be carried out by carrying out the pressure at the time of pressing with the rear part to be uniform.
And the press roll 100 used in this case has the press part 110 corresponding to the shape of a desired leak-proof groove, as shown in FIG. The protrusion 120 is provided along the longitudinal direction of the pressing portion 110 at a predetermined interval, and in the portion forming the rear portion of the pressing portion 110, the protruding portion 120 is a protruding portion of the adjacent pressing portion 110. 120 and the pressing portions 110 are arranged so as not to overlap in a straight line.
The size (length) of each protruding portion 120 is preferably 0.1 to 5.0 mm.
The pressing conditions in the pressing step are preferably a pressing pressure of 35 to 2500 kgf / cm ² , a pressing temperature of 50 to 250 ° C., and a pressing time of 0.06 to 0.6. The second / piece is preferred.
[0019]
In addition, the absorbent article of this invention and the manufacturing method of an absorbent article are not restrict | limited to the above-mentioned embodiment, A various deformation | transformation is possible.
For example, in the above-described embodiment, the front portion 4 has two leakage grooves and the rear portion 5 has four leakage prevention grooves. However, the front portion 4 can be one. The rear part 5 can be three or five or more. Further, the front portion 4 may be provided with other grooves in addition to the two leakage prevention grooves shown in the first embodiment, and the rear portion 5 may be similarly provided with other grooves. The seal strength of these other grooves is not particularly limited, and may be within the above range or outside the range. Moreover, the arrangement | positioning shape can also employ | adopt various shapes, such as the shape curved toward the inside along the longitudinal direction.
[0020]
【Example】
[Example 1]
A sanitary napkin having the same structure as the sanitary napkin of the first embodiment was created using the following constituent materials. The width of the leakage preventing groove 60a on the front portion 4 side was 4 mm, and the width of the leakage preventing groove 60b on the rear portion 5 side was 2 mm.
The seal strength of the obtained sanitary napkin was 100 cN / 30 mm for all of the leak-proof groove 60a, the leak-proof groove 60c, and the leak-proof groove 60d.
[0021]
<Constituent materials>
Top sheet: Non-woven fabric made of polyethylene terephthalate (PET) / polyethylene (PE) core-sheath composite fiber.
Absorbent: Uses a mixture of fluff pulp and superabsorbent polymer wrapped in absorbent paper.
Leak-proof sheet: A liquid-impermeable leak-proof sheet comprising a polyethylene film.
Skin contact sheet; non-woven fabric made of PET / PE core-sheath composite fiber.
[0022]
About the obtained sanitary napkin, the following evaluation items were evaluated. The results are shown in [Table 1].
<Evaluation of wearing feeling during use>
For the overall wearing feeling that you feel during use, distribute 2 napkins to 25 monitors randomly selected (even those who are not menstruating) and use them for 2 hours for evaluation. It was. The results were expressed by the evaluation of 25 people according to the following evaluation criteria. ○ The more people, the better.
○: Good.
Δ: Slightly good.
×: Slightly bad. And it was bad.
<Appearance after using napkin>
Each of the 25 napkins selected at random (those who are not menstruating) can use 2 napkins for 2 hours, and visually check the state of the leak-proof groove of the napkin after installation. We had you evaluate in. The result was expressed by the evaluation of 25 people according to the evaluation criteria. ○ The more people, the better.
○: There is no floating or breakage of the leak-proof groove.
Δ: A level at which a part of the leak-proof groove has a float and a cut but is not a concern (the float and the cut are very small).
X: A level in which the leak-proof groove is lifted and cut and the appearance is a concern (the range of the lift and cut is large).
[0023]
[Example 2]
A sanitary napkin having the same structure as that of the sanitary napkin of the second embodiment was produced using the above-described constituent materials. The width of the leakage prevention groove 60a on the front part 4 side was 4 mm, the width of the leakage prevention groove 60b on the rear part 5 side was 2 mm, and the pitch T of the rear leakage prevention groove 60b was 1.2 mm. The interval P between the seal portions 61 was 3.4 mm.
The seal strength of the obtained sanitary napkin was 80 cN / 30 mm for all of the leak-proof groove 60a, the leak-proof groove 60c, and the leak-proof groove 60d.
The obtained sanitary napkin was evaluated in the same manner as in Example 1. The results are shown in [Table 1].
[0024]
[Comparative Example 1]
A sanitary napkin having the same structure as that of the sanitary napkin of the second embodiment was produced using the above-described constituent materials. The width of the leakage prevention groove 60a on the front portion 4 side was 4 mm, and the width of the leakage prevention groove 60b on the rear portion 5 side was 4 mm.
The seal strength of the obtained sanitary napkin was 70 cN / 30 mm for the leak-proof groove 60 a, but 30 cN / 30 mm for the leak-proof groove 60 c and the leak-proof groove 60 d.
The obtained sanitary napkin was evaluated in the same manner as in Example 1. The results are shown in [Table 1].
[0025]
[Table 1]

[0026]
As is clear from the results shown in Table 1, the sanitary napkins of Examples 1 and 2 (product of the present invention) floated in the feeling of wearing during use compared to the sanitary napkins of Comparative Example 1, and the skin due to cuts. It can be seen that the rash and feeling of use are excellent, and that the appearance after use is excellent in terms of twist and fit. Moreover, since the sanitary napkins of Examples 1 and 2 have no crosses, it can be seen that they are particularly excellent in practical use.
[0027]
【The invention's effect】
The absorbent article of the present invention is excellent in leakage prevention performance and wearability.
Moreover, according to the manufacturing method of the absorbent article of this invention, the absorbent article which was excellent in leak prevention performance and was also excellent in the mounting property can be obtained with high productivity.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing a sanitary napkin according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a cross-sectional view schematically showing an XX cross section of FIG. 1;
FIG. 3 is a schematic view showing a main part of an apparatus used in the method for producing an absorbent article of the present invention.
4 is a partially enlarged view of the apparatus shown in FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is a partially enlarged plan view (corresponding to an enlarged view of a Y portion in FIG. 1) showing a sanitary napkin according to a second embodiment.
FIG. 6 is a partially enlarged view (corresponding to FIG. 4) showing a main part of an apparatus used in the method for producing an absorbent article of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Sanitary napkin 2 Absorbing layer 21 Top sheet 22 Absorber 23 1st absorber 24 2nd absorber 25 Pulp aggregate 26 Base sheet 3 Leak-proof layer 31 Leak-proof sheet 32 Skin contact sheet 4 Front part 5 Back part 6 Leak-proof groove 60e Connection leak-proof groove 61 Seal part 7 Leak-proof wall 8 Flap 100 Press roll 110 Press part 111 Front press part 112 Back press part

Claims

Leak-proof having a liquid-retaining absorbent layer and a liquid-impermeable leak-proof layer, substantially vertically long, and having a sealing strength of 50 cN / 30 mm or more along one or two longitudinal directions in the front part groove is formed, leakage preventing groove having a seal strength of at least 50 cN / 30 mm along the three or more longitudinal backward portion is formed,
The width of the leak-proof groove formed in the front part is an absorbent article larger than the width of the leak-proof groove formed in the rear part .

It has a liquid-retaining absorbent layer and a liquid-impermeable leak-proof layer, is substantially vertically long, has one or two leak-proof grooves along the longitudinal direction in the front part, and 3 in the rear part. A leak-proof groove is formed along the longitudinal direction of more than one, a method for manufacturing an absorbent article,
A leakage preventing groove forming step of forming the leakage preventing groove by pressing with a pressing roll having a pressing portion for forming the leakage preventing groove from the surface side of the absorbent layer;
The width of the part forming the front part in the pressing part is larger than the width of the part forming the rear part in the pressing part,
The leak-proof groove forming step is a method for manufacturing an absorbent article that is performed so that the pressure during pressing is uniform between the front portion and the rear portion.