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JP3984353B2 - 化粧シート - Google Patents

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JP3984353B2
JP3984353B2 JP05415698A JP5415698A JP3984353B2 JP 3984353 B2 JP3984353 B2 JP 3984353B2 JP 05415698 A JP05415698 A JP 05415698A JP 5415698 A JP5415698 A JP 5415698A JP 3984353 B2 JP3984353 B2 JP 3984353B2
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隆至 樽谷
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧シートに関するものであり、さらに詳しくは、立体感のある模様を有する化粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、立体的で深みのある模様を表現するためには、エンボスにより凹凸感を出す物理的方法、あるいは発泡インキを使用するこにより凹凸感を出す化学的方法がある。また、別の方法として、特開昭58−110751号公報および特公昭64−4913号公報には、基材シートと遮光性模様との間に透明層をもうけて立体感を表現する方法が開示されている。さらに、特公平1−25703号公報には、白色インキと光反射性基材シートとの間に透明層を有した構成の化粧シートにおいても、視覚的な立体効果を得ることができることが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の白色インキと光反射性基材シートとの間に透明層を有する構成では、ある程度の厚みを持っていないと充分な効果を得ることできない。上記公報でも、透明層の厚みを減らすと奥行感が減少し、通常、化粧シートとして一般的な厚みである0.05mmないし0.3mm程度では奥行感の充分な表現は容易とは言えないと記載されている。また、透明層を厚くすることは、加工適性あるいはコストの点で不利である。
【0004】
これに対して本発明は、初期の加工では、0.3mm以下の厚みの熱可塑性樹脂層であり、発泡させることにより10倍以上の厚みになることから、加工適性およびコストの点で有利であり、また、発泡した熱可塑性樹脂層を有する構成であるため従来の方法より立体的な模様の効果が優れた独特な外観を有する化粧シートを提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決すべく検討した結果、本発明は、少なくとも外面側から遮蔽印刷層、加熱により発泡した熱可塑性樹脂層(外面)、ベース印刷層、含水率が3〜10%の範囲の紙を主体とする基材層、熱可塑性樹脂層(内面)を備え、前記熱可塑性樹脂(外面)は前記熱可塑性樹脂(内面)より軟化点の低い熱可塑性樹脂を用い、前記紙の中の水分を蒸発させ、その蒸気圧の力で表面の前記熱可塑性樹脂層(外面)を発泡させていることを特徴とする化粧シートである。また、前記ベース印刷層が、金属光沢若しくはパール光沢の光反射性を有することあるいは、JIS Z8721による色表示方法で明度Vが8〜10の範囲である色のインキで構成されていることを特徴とする。さらに、前記遮蔽印刷層が、金属光沢若しくはパール光沢の光反射性を有すること、あるいは、JIS Z8721による色表示方法で明度Vが8〜10の範囲である色のインキで構成されていることを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、加工適性およびコストの点で有利であり、また、発泡した熱可塑性樹脂層を有する構成であるため従来の方法よりもさらに立体的な模様の効果が優れた独特な外観を有する化粧シートを得ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しながら、本発明の化粧シート1について、詳しく説明する。
まず、図1は、本発明の化粧シート1の材料構成を示す図である。化粧シート1は、紙を主体とする基材層2の表側に、ベース印刷層3、加熱により発泡する熱可塑性樹脂層(外面)4、遮蔽印刷層5を備え、裏側に、熱可塑性樹脂層(内面)6を備えている。
【0008】
基材層2は紙を主体とする材料を使用し、主に板紙を使用する。板紙以外にも薄葉紙、晒クラフト紙、チタン紙、リンター紙、石こうボード紙なども使用することができる。板紙の坪量は、100〜500g/m2 の範囲が、製造上好ましい。また、紙の含水率は、3〜10%、さらに好ましくは、5〜8%の範囲であることが望ましい。紙の中の水分を蒸発させ、その蒸気圧の力で表面の熱可塑性樹脂層を発泡させる際に、含水率が3%未満であると発泡不足となり、発泡層の厚さが得られなかったり、含水率が10%を越えると発泡表面が破裂した状態となったりするので好ましくない。
【0009】
ベース印刷層3は、基材層2の紙の表面に施される。使用されるインキは、基材層2および熱可塑性樹脂層(外面)4との接着性、耐候性、可とう性、耐熱性、耐寒性、加工適正を考慮して選択してなるベヒクルを主体とするものである。ベヒクルとしては、例えばエチルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、セルロースアセテートプロピオネート、ニトロセルロース、酢酸セルロース等のセルロース誘導体、ポリスチレン、ポリαメチルスチレンなどのスチレン樹脂及びスチレン共重合樹脂、ポリメタクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリアクリル酸エチル、ポリアクリル酸プチルなどの、アクリル又はメタクリル樹脂の単独又は共重合樹脂、ロジン、ロジン変性マレイン酸樹脂、ロジン変性フェノール樹脂、重合ロジンなどのロジンエステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、クマロン樹脂、ビニルトルエン樹脂、塩化ビニル樹脂、飽和若しくは不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂、プチラール樹脂、ポリアミド樹脂、塩化ビニルー酢酸ビニル共重合樹脂、アミノアルキッド樹脂等の樹脂を選択して使用することができる。以上のようなベヒクルの他に、着色剤(染料、顔料)、添加剤(可塑剤、安定剤、界面活性剤、ワックス・グリース、乾燥剤、補助乾燥剤、硬化剤、乳化剤、増粘剤、充填剤、分離剤)、溶剤、および希釈剤を適宜添加し、混練してなるものを用いることができる。
【0010】
また、加工する方法としては、公知の印刷方法であるグラビア印刷、グラビアオフセット印刷、平版オフセット印刷、ダイリソ印刷、凸版印刷、凹版印刷、ジェットプリント、シルクスクリーン印刷、静電印刷などがある。
【0011】
このベース印刷層3の好ましい属性としては、まず、その色彩の明度が高いもの、具体的には、JIS Z8721による色表示方法で明度Vが8〜10の範囲が好ましく、あるいは、表面が金属光沢若しくはパール光沢の光反射性を呈するものも好ましい。色彩の明度が高いものが好ましい理由は後述する遮蔽印刷層5が、やはり後述する熱可塑性樹脂層(外面)4を通じて基材層2の表面に影を落とすとき、その影を視認しやすいためである。従って、ベース印刷層3としては白色が好ましいのは勿論であるが、白色でなくとも淡色であれば使用上支障はなく、基材層2の表面は、白色顔料を主体とするインキによるベース印刷層3を設け、その色彩の明度がJIS Z8721による色表示方法で明度Vが8〜10の範囲とすることが好ましい。
【0012】
また、表面が金属光沢若しくはパール光沢の光反射性を呈するものは、前述したように遮蔽印刷層5が熱可塑性樹脂層(外面)4を通じて基材層2の表面に影を落とすときに、その影と、影の生じない部分を明確化するため、やはり影の視認性を向上させるものである。かかる目的で基材層2の表面に金属光沢若しくはパール光沢を生じさせるためには基材層2の表面のベース印刷層3に金属粉若しくはパール粉(代用として雲母が通常使用される)を混練したインキを使用し、ベース印刷層3を設ける。
【0013】
また、金属光沢若しくはパール光沢を呈する層を熱可塑性樹脂層(外面)4の裏面に設ける変更も差支えなく、同様の効果を呈する。
【0014】
熱可塑性樹脂層(外面)4は、ベース印刷層3と遮蔽印刷層5との中間に設けられる。熱可塑性樹脂層(外面)4を形成する熱可塑性樹脂は、低密度ポリエチレン樹脂、線状低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アイオノマー、エチレン・酢酸ビニール共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニール樹脂、ポリスチレン樹脂などを用いることができる。
【0015】
また、この熱可塑性樹脂層(外面)4は、ベース印刷層3が施された基材層2の外面に積層されるが、積層する方法には、樹脂を熱溶融して塗布する押し出しコーティング法、あるいはフィルムになったものを貼り合わせるラミネート法などがある。発泡した層となる外面の熱可塑性樹脂層(外面)4の厚さは、発泡前で20〜100μmの範囲が好ましい。20μm未満では発泡後の厚みが不充分で効果がでない。また、100μmを越えると発泡しにくくなる。加熱発泡後は、約発泡前の10倍以上で、0.3mm以上の厚みになる。
【0016】
また、内面の熱可塑性樹脂層(内面)6を発泡させずに、外面の熱可塑性樹脂層(外面)4だけを発泡させるために、内面へ水蒸気の蒸発を防ぐ方法として、外面の熱可塑性樹脂は内面の熱可塑性樹脂より軟化点の低い熱可塑性樹脂を用いる。例えば、ポリエチレン樹脂を例にとれば、軟化点の低い低密度ポリエチレン樹脂を外面の熱可塑性樹脂として用い、軟化点の高い高密度ポリエチレン樹脂を内面の熱可塑性樹脂として用いることができる。
【0017】
遮蔽印刷層5は、顔料分の多いインキを用いて形成されるが、インキとしては、熱可塑性樹脂層(外面)4との接着性、耐候性、可とう性、耐熱性、耐寒性、加工適正を考慮して選択してなるベヒクルを主体とするものを用いる。ベヒクルとしては、前述のベース印刷層3のベヒクルとして挙げたものから適宜選択し、さらに前述した着色剤、添加剤および希釈剤を適宜混練してなるものを用いる。
【0018】
また、加工する方法としては、やはり前述のベース印刷層3と同様に公知の印刷方法であるグラビア印刷、グラビアオフセット印刷、平版オフセット印刷、ダイリソ印刷、凸版印刷、凹版印刷、ジェットプリント、シルクスクリーン印刷、静電印刷などを使用することができる。ここにおいても、好ましくは遮蔽印刷層5の遮光性模様の区別が明確化され、遮光性模様が視認されやすくなるものであり、ベース印刷層3において述べたのと同様、その色彩の明度が高いもの、具体的には、JIS Z8721による色表示方法で明度Vが8〜10の範囲が好ましく、その意味では遮蔽印刷層5の遮光性模様は白色であることが最も望ましい。しかしながら実用上は白色顔料を主体とする着色剤で着色された淡色であれば差支えない。また、遮蔽印刷層5の模様の形状は特に限定されないが遮蔽印刷層5の遮光性模様が基材層2の表面に落とす影を充分視認しうるよう、適宜な抜け部分を有することが必要である。
【0019】
熱可塑性樹脂層(内面)6は、基材層2の裏面に設けられ、この最内層の熱可塑性樹脂層(内面)6を形成する熱可塑性樹脂は、熱可塑性樹脂層(外面)4と同様に低密度ポリエチレン樹脂、線状低密度ポリエチレン樹脂、中密度ポリエチレン樹脂、高密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、アイオノマー、エチレン・酢酸ビニール共重合体、エチレン・アクリル酸共重合体、エチレン・アクリル酸エステル共重合体、エチレン・ビニルアルコール共重合体、ポリプロピレン樹脂、ポリエステル樹脂、ポリ塩化ビニール樹脂、ポリスチレン樹脂などを用いることができる。
【0020】
また、積層する方法には、樹脂を熱溶融して塗布する押し出しコーティング法、あるいはフィルムになったものを貼り合わせるラミネート法などがある。この内面の熱可塑性樹脂層(内面)6の厚さは、特に限定されない。また、この内面の熱可塑性樹脂層(内面)6を発泡させずに、外面の熱可塑性樹脂層(外面)5だけを発泡させるために、内面への水蒸気の蒸発を防ぐ方法として、内面の熱可塑性樹脂は外面の熱可塑性樹脂より軟化点の高い熱可塑性樹脂を用いる。例えば、ポリエチレン樹脂を例にとれば、軟化点の低い低密度ポリエチレン樹脂を外面の熱可塑性樹脂として用い、軟化点の高い高密度ポリエチレン樹脂を内面の熱可塑性樹脂として用いることができる。
【0021】
図1−aに示すような未発泡の化粧シート11を発泡させ、図1−bに示すような発泡した化粧シート1を得るための加熱方法としては、熱風、赤外線、遠赤外線、マイクロ波、高周波などを使う方法があり、静置して加熱する方法、あるいはコンベアーにより送りながら加熱する方法がある。加熱条件としては、温度が100〜200°Cの範囲が好ましく、時間としては、10秒〜5分の範囲が好ましい。
【0022】
以上のようにしてなる本発明の化粧シートは、図3に示すように、例えば遮蔽印刷層5の模様以外の部分に入射した光7は基材層2の表面のベース印刷層3で反射し、遮蔽印刷層5の模様の部分に入射した光8は遮蔽印刷層5の表面で反射するので基材層2の表面に影を生じ、それぞれ観察されるため、立体感、奥行き感が得られ、いわゆる深みを生じる。また、発泡した熱可塑性樹脂層(外面)を光7が通ることによって、透明層とは違った光の屈折があり、キラキラ輝くような独特な外観が得られる。
【0023】
【実施例】
〔実施例1〕
次に、本発明について実施例をあげて、さらに具体的に説明する。
坪量370g/m2 、含水率5.0%の板紙(コートボール)の表面に塩ビ−酢ビ共重合体をベヒクルとし酸化チタンを含む白インキ(JIS Z8721による色表示方法で明度Vが9)を用いてグラビア印刷でベース印刷層を設けた。つぎに、その外面には、40μの厚さの低密度ポリエチレン樹脂層を、内面には、20μの中密度ポリエチレン樹脂層を押し出しコーティング法によって設けた。さらに、外面の低密度ポリエチレン樹脂の発泡する熱可塑性樹脂層(外面)の表面に、同じく塩ビ−酢ビ共重合体をベヒクルとし酸化チタンを含む白インキ(JIS Z8721による色表示方法で明度Vが9)を用いて、同じくグラビア印刷で、花模様の絵柄を印刷し、遮蔽印刷層を設けた。
この発泡前の化粧シートを120°Cで3分間加熱し、発泡加工し、発泡層の厚さが0.6mmになった。この発泡した熱可塑性樹脂層を有する本発明の発泡シートを、外面から眺めると、表面の印刷層の絵柄模様が照明によりベース印刷層に影を生じ奥行き感が得られ、さらに低密度ポリエチレン(外面)の発泡気泡によりキラキラ輝くような独特な風合いの化粧シートが得られた。。
【0024】
〔実施例2〕
坪量370g/m2 、含水率5.0%の板紙(コートボール)の表面に塩ビ−酢ビ共重合体をベヒクルとし雲母の細片を混練してなるパール光沢インキを用いてパール光沢を呈するベース印刷層を設けた。つぎに、その外面には、40μの厚さの低密度ポリエチレン樹脂層を、内面には、20μの中密度ポリエチレン樹脂層を押し出しコーティング法によって設けた。さらに、外面の低密度ポリエチレン樹脂の発泡する熱可塑性樹脂層(外面)の表面に、塩ビ−酢ビ共重合体をベヒクルとし酸化チタンを含む白インキ(JIS Z8721による色表示方法で明度Vが9)を用いて、同じくグラビア印刷で、花模様の絵柄を印刷し、遮蔽印刷層を設けた。
この発泡前の化粧シートを120°Cで3分間加熱し、発泡加工し、発泡層の厚さが0.6mmになった。この発泡した熱可塑性樹脂層を有する本発明の発泡シートを、外面から眺めると、表面の印刷層の絵柄模様が照明によりベース印刷層に影を生じ、表面にパール光沢を有するため、より深い奥行き感が得られ、さらに低密度ポリエチレン(外面)の発泡気泡によりキラキラ輝くような独特な風合いの化粧シートが得られた。
【0025】
【発明の効果】
本発明によれば、加工適性およびコストの点で有利であり、また、発泡した熱可塑性樹脂層を有する構成であるため従来の方法より立体的な模様の効果が優れている独特な外観を有する化粧シートを得ることができる。
この化粧シートを使用して種々の製品を製造することができる。例えば、建築材料として家具や内装材などの表面材料に利用できる。また、包装材料として箱の表面材料や紙容器に利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による化粧シートの材料構成を示す図である。
【図2】本発明による化粧シートの発泡前の材料構成を示す図である。
【図3】本発明による化粧シートにおける光の反射の概略を示す図である。
【符号の説明】
1 本発明による化粧シート
2 基材層
3 ベース印刷層
4 熱可塑性樹脂層(外面)
5 遮蔽印刷層
6 熱可塑性樹脂層(内面)
7 光(ベース印刷層で反射)
8 光(遮蔽印刷層で反射)

Claims (5)

  1. 少なくとも外面側から遮蔽印刷層、加熱により発泡した熱可塑性樹脂層(外面)、ベース印刷層、含水率が3〜10%の範囲の紙を主体とする基材層、熱可塑性樹脂層(内面)を備え、前記熱可塑性樹脂(外面)は前記熱可塑性樹脂(内面)より軟化点の低い熱可塑性樹脂を用い、前記紙の中の水分を蒸発させ、その蒸気圧の力で表面の前記熱可塑性樹脂層(外面)を発泡させていることを特徴とする化粧シート。
  2. 前記ベース印刷層が、金属光沢若しくはパール光沢の光反射性を有することを特徴とする請求項1に記載する化粧シート。
  3. 前記ベース印刷層が、JIS Z8721による色表示方法で明度Vが8〜10の範囲である色のインキで構成されていることを特徴とする請求項1に記載する化粧シート。
  4. 前記遮蔽印刷層が、金属光沢若しくはパール光沢の光反射性を有することを特徴とする請求項1に記載する化粧シート。
  5. 前記遮蔽印刷層が、JIS Z8721による色表示方法で明度Vが8〜10の範囲である色のインキで構成されていることを特徴とする請求項1に記載する化粧シート。
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