JP3972618B2 - 糸継装置を備える糸条巻取機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、給糸巻糸体から解舒される糸を引き上げて巻取巻糸体へと巻き取る巻取ユニットを備える糸条巻取機に関し、詳しくは、糸継装置を備える糸条巻取機に関する。
【0002】
【従来の技術】
数本〜数十本の給糸巻糸体から解舒される糸を連続的に引き上げて巻取管に巻き取り、巻取巻糸体とする複数の巻取ユニットを備える糸条巻取機においては、巻取時に、糸条の途中に存在するスラブ・ネップなどの不良部分を検出して除去することが行われる。このような場合、これらの不良部分を除去した後に、切断された糸を繋ぐ糸継動作を行うことが必要となる。そのため、通常の糸条巻取機においては、給糸巻糸体側の糸端と巻取巻糸体側の糸端とを繋ぐ糸継装置が配設されている。
【0003】
かかる糸継動作は、巻取巻糸体側の糸端を捕捉した後、その糸端を引き出して口出しを行う上糸捕捉案内手段と、給糸巻糸体側の糸端を捕捉した後、その糸端を引き出して口出しを行う下糸捕捉案内手段とによって、上糸(巻取巻糸体側の糸)と下糸(給糸巻糸体側の糸)の糸端がそれぞれ糸継装置へと案内されて繋がれるのが一般的である。
【0004】
そして、この糸継装置としては、糸継装置内で糸に作用する空気を噴射する糸継用ノズルを備え、上糸捕捉案内手段と下糸捕捉案内手段とによって糸継装置内に案内された両糸端を、糸継用ノズルによる旋回空気流を使用して撚り合わせて繋ぐ糸継装置(エアスプライサー)がよく用いられる。
【0005】
この糸継装置においては、通常、上糸端及び下糸端のクランプ動作や両糸端それぞれの先端部分の切断動作等の全ての動作が共通の糸継用カムの回転によって一連の動作として行われる。そして、上糸端と下糸端それぞれの撚り戻しを行う解撚ノズルや、旋回空気流を生じさせて上糸端と下糸端との撚り合わせを行う撚り掛けノズルを含む糸継用ノズルについても、前述の糸継用カムの回転により開閉されるメカニカルバルブを用いて圧縮空気の噴射/停止が行われる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した糸継装置を備える従来の糸条巻取機においては、糸継動作時において糸継用ノズルにおける空気噴射を行う必要がなかった場合、例えば、上糸捕捉案内手段によって上糸の口出しを行う際に、上糸の捕捉に失敗し、口出しを正常に行えなかった場合であっても、解撚ノズル及び撚り掛けノズルからの圧縮空気の噴射が行われることになる。このため、口出し動作に失敗した場合は、無駄な圧縮空気の消費を行うことになってしまう。また、例えば、巻取側の糸端が2本揃った状態で口出しされた場合、そのまま2本揃った状態で下糸とつながれ、その継ぎ目が巻取巻糸体に混入してしまうことがある。
【0007】
本発明は、上記実情に鑑みて成されたものであり、圧縮空気の無駄な消費を抑制するとともに、正常ではない状態で糸継が行われて、そのまま巻取が開始してしまうことを防止できる糸条巻取機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載の糸条巻取機は、給糸巻糸体から解舒される糸を引き上げて巻取巻糸体へと巻き取る巻取ユニットを備える糸条巻取機であって、前記巻取ユニットは、給糸巻糸体側と巻取巻糸体側とからそれぞれ引き出された糸端をつなぐ糸継装置と、糸継動作時に前記巻取巻糸体側の糸端を捕捉して引き出す口出し動作が正常に行われたか否かを検出するための巻取側口出しセンサと、前記糸継装置内で糸に作用する流体を噴射する糸継用ノズルと、前記糸継用ノズルによる流体の噴射/停止を切り換える電磁弁と、前記給糸巻糸体と前記巻取巻糸体との間の糸道に配設され、検出領域を通過する糸の太さが正常か否かを検出するための糸太さ検出器と、該糸太さ検出器のゼロ点調整を行うゼロ点調整手段と、前記巻取側口出しセンサの検出結果と、前記糸太さ検出器のゼロ点調整結果とに基づいて前記電磁弁を切り換える制御手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
この構成によると、糸継動作時に、巻取巻糸体側の糸端を上糸捕捉案内手段等により捕捉した後、引き出して糸継装置へと案内する口出し動作を行う場合に、かかる口出し動作が成功した場合に形成される糸道を糸が正常な状態で通過しているかどうかを検出する巻取側口出しセンサが配設されている。そして、この巻取側口出しセンサによって前記糸道における糸の有無及び/又は太さを検出することで、巻取巻糸体側糸端の口出し動作が正常に行われたか否かを把握することができ、この巻取側口出しセンサの検出結果に基づいて、糸継装置の糸継用ノズルによる流体(圧縮空気等)の噴射/停止の切り換えが制御されるため、口出し失敗時には、糸継用ノズルによる圧縮空気等の噴射を行わないようにすることができる。したがって、圧縮空気等の無駄な消費を抑制する糸条巻取機が得られる。
更に、この構成によると、巻取側口出しセンサの検出結果に加えて、給糸巻糸体と巻取巻糸体との間の糸道に配設される糸太さ検出器のゼロ点調整結果にも基づいて、糸継装置の糸継用ノズルによる流体(圧縮空気等)の噴射/停止が制御される。したがって、圧縮空気等の無駄な消費を抑制する糸条巻取機を得ることができるとともに、無駄な糸切断が行われてしまうことを防止できる。すなわち、ゼロ点調整が行われていないことにより、糸太さ検出値のゼロ点が狂った状態のまま巻取が再開されてしまうことにより、糸太さ検出値が実際の太さとずれて、正常な太さ部分が糸太さ欠点として認識され、糸が切断されてしまうことを確実に防止できる。
【0010】
請求項2に記載の糸条巻取機は、請求項1において、前記巻取側口出しセンサとして、検出領域を通過する糸の太さが正常か否かを検出するための前記糸太さ検出器を用いることを特徴とする。
【0011】
この構成によると、糸太さ欠点を検出する糸太さ検出器を、巻取側口出しセンサとして使用するので、巻取側の糸端が引き出されたか否かだけでなく、引き出された糸の太さが正常であるか否かまでも検出することができる。これにより、例えば、巻取側の糸端が2本揃った状態で口出しされた場合、糸太さ異常としてその状態を検出することができ、巻取側の糸端が2本揃った状態のまま、下糸と繋がれてしまい、その継ぎ目が巻取巻糸体に混入してしまうことを防ぐことができる。したがって、圧縮空気の無駄な消費を抑制するとともに、正常ではない状態で糸継ぎが行われてそのまま巻取が開始してしまうことを防止できる糸条巻取機が得られる。
【0012】
請求項3に記載の糸条巻取機は、請求項1又は2において、糸継動作時に前記給糸巻糸体側の糸端を捕捉して引き出す口出し動作が正常に行われたか否かを検出するための給糸側口出しセンサを備え、前記制御手段は、前記巻取側口出しセンサ及び前記給糸側口出しセンサの検出結果と、前記糸太さ検出器のゼロ点調整結果とに基づいて前記電磁弁を切り換えることを特徴とする。
【0013】
この構成によると、巻取側口出しセンサだけでなく、給糸巻糸体側の糸端を下糸捕捉案内手段等により捕捉した後、引き出して糸継装置へと案内する給糸側口出し動作の成否を、巻取側口出しセンサと同様に、糸の有無及び/又は太さにより把握可能な給糸側口出しセンサも配設されている。そして、糸継装置の糸継用ノズルによる流体(圧縮空気等)の噴射/停止の切り換えが、巻取側口出しセンサ及び給糸側口出しセンサの検出結果に基づいて制御される。したがって、巻取側糸端の口出し失敗時のみならず、給糸側糸端の口出し失敗時においても、糸継用ノズルによる圧縮空気等の噴射を行わないようにすることができ、圧縮空気等の無駄な消費を抑制する糸条巻取機が得られる。
【0016】
また、本発明に係る糸継方法としての特徴点は、巻取巻糸体及び給糸巻糸体の糸端を捕捉して引き出す口出し動作を行った後、口出しした両糸端を糸継装置に導入し、糸継装置内で糸継用ノズルによる流体噴射を利用して糸継ぎする糸継方法であって、巻取側の糸端及び/又は給糸側の糸端の口出し動作が正常に行われたことを検出した際、所定のタイミングで糸継用ノズルによる流体噴射を行い、巻取側の糸端及び/又は給糸側の糸端の口出し動作が失敗したことを検出した際(正常に行われなかったことを検出した際)、糸継用ノズルによる流体噴射を禁止するようにしたことである。これにより、口出し失敗時の無駄な流体噴射を防止できるとともに、口出し失敗状態のまま糸が繋がれてしまうのを防止できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態例に係る糸条巻取機1を説明する。図1は、糸条巻取機1における糸継装置等の制御構成を示すブロック図であり、図2は、糸条巻取機1における巻取ユニットの機器構成を示す側面図であり、図3は、糸条巻取機1全体の制御構成を示すブロック図である。また、図4及び図5は、糸条巻取機1の糸継装置を説明する図である。
【0018】
まず、糸条巻取機器1の機器構成について説明する。糸条巻取機1には、図2に示す巻取ユニット2が多数並設されており、この巻取ユニット2は、多数の給糸巻糸体5(給糸ボビン又は給糸パッケージ)からの糸を糸継ぎしながら順番に巻き取り、所定の糸量を有する大きな巻取巻糸体6(巻取パッケージ)を形成するものである。トレイ11に支持された給糸巻糸体5から解舒される糸Yは、クレードル12(巻取管支持手段)に保持され、綾振ドラム13に連れ回りする巻取巻糸体6に巻き上げられる。
【0019】
給糸巻糸体5から巻取巻糸体6までの糸道に、下から上へと順に(上流側から下流側へと順に)、給糸巻糸体5からの糸の解舒を補助する解舒補助装置15、給糸側の口出し(給糸巻糸体側の糸端を捕捉して引き出す動作)の成否を検出する下糸検出センサ14(給糸側口出しセンサ)、糸Yに所定のテンションを付与するテンション付与装置16、糸継装置20、スラブ等の糸太さ欠点を検出するための糸太さ検出器19(ヤーンクリアラ)、糸Yにワックスを塗布するためのワキシング装置17、綾振ドラム13を配設して巻取ユニット2が構成される。
【0020】
ここで、糸太さ検出装置19は、巻取中の糸太さを常時測定するものであり、検出領域にある糸の太さに応じた糸太さ検出信号を出力する。この糸太さ検出信号に基づいて、後述するクリアラーコントローラ50により、糸太さ欠点が検出されることになる。糸太さ検出器19の検出方式としては、静電容量式のもの又は光学式のものが用いられる。どちらの方式であっても、検出された糸の太さは、電圧に変換されて把握される。
【0021】
そして、糸太さ検出器19の下方に、糸太さ検出器19により糸太さ欠点を検出した際又は満管(巻取巻糸体が、十分に糸が巻き付けられてフルパッケージとなった状態)となって玉揚を行う際(満管状態となった巻取巻糸体を巻取管支持手段から外し、新たな巻取管を巻取管支持手段にセット(装着)するとともに、その新たな巻取管に給糸巻糸体の糸端を装着(糸付け)する場合)に、糸欠点検出信号又は満管信号により、給糸巻糸体5と巻取巻糸体6との間で繋がった糸Yを切断するカッター19a(糸切断装置)が付与されている。
【0022】
テンション付与装置16は、糸との摩擦によりテンションを付与する接触式のもの、例えば、一対の櫛刃を噛み合わせるゲート式又は一対のディスク間に糸を挟んでテンションを付与するディスク式が用いられる。このテンション付与装置16は、電気信号によって付与テンションが調整可能である。
【0023】
糸継装置20は、後述するように、糸継装置内で糸に作用する圧縮空気を噴射し、糸継装置内の両糸端の重ね合わせ部分に旋回空気流を作用させてつなぐ空気式の糸継装置(エアスプライサー)であり、上糸端と下糸端それぞれの撚り戻しを行う解撚ノズル33と、旋回空気流を生じさせて上糸端と下糸端との撚り合わせを行う撚り掛けノズル34と、上糸端及び下糸端をそれぞれ把持するクランプ装置31と、両糸端それぞれの先端部分の切断を行う糸切断装置32とを備えており、これらについては後で詳述する。
【0024】
糸継装置20の上方に、巻取巻糸体6からの糸(上糸)を吸引捕捉して糸継装置20内に旋回動作により移動して案内するサクションパイプ21(上糸捕捉案内手段)が設けられ、糸継装置20の下方に、給糸巻糸体5に繋がっている給糸巻糸体側の糸(下糸)を吸引捕捉して糸継装置20内に旋回動作により移動して案内する中継パイプ22(下糸捕捉案内手段)が設けられている。
【0025】
中継パイプ22の先端には、下糸を吸引捕捉するための下糸捕捉口22a(吸引口)と、この下糸捕捉口22aを閉鎖状態又は開放状態に切り換えるとともに、閉鎖状態で下糸を把持するクランプ手段22bが設けられている。この中継パイプ22は、後述するように、任意の回転位置で位置決めが可能なモータ49により上下方向に旋回され、該モータ49の制御により、下方終端位置(糸端捕捉位置)aと、糸継装置20より下方で下向き状態となった待機位置b、及び糸継装置20への導入位置(上方終端位置)cを少なくともとり得る。クランプ手段22bは、糸端捕捉位置a又は導入位置cで固定ストッパに当たって閉鎖状態から開放状態に切り換わり、下糸捕捉口22aから下糸を吸引するか、又は、把持していた糸端を離して下糸捕捉口22aから吸引する。クランプ手段22bは、糸端捕捉位置a及び導入位置c以外の位置では閉鎖状態に維持され、捕捉した下糸は把持し続けられる。
【0026】
サクションパイプ21は、後述する駆動モータ46(糸継用モータ)とカム機構45を介して糸継装置20と連係駆動され、上糸捕捉口21a(吸引口)が糸継装置20より下方に位置する下向き待機位置dと、上糸捕捉口21aが巻取巻糸体6と綾振ドラム13との接触位置近傍に位置する上向き捕捉位置eとをとり得る。
【0027】
給糸巻糸体5をチェンジするボビンチェンジ時には、給糸巻糸体5の糸端が吹き上げられ、この糸端は、解舒補助装置15を経由して糸ガイド23まで達し、糸端捕捉位置aにある中継パイプ22の下糸捕捉口22aに吸引捕捉される。糸継ぎ時には、中継パイプ22が待機位置bから糸端捕捉位置aまで旋回移動し、クランプ手段22bが開き、下糸捕捉口22aからの吸引により、テンション付与装置16で保持されている給糸巻糸体5側の糸端が吸引捕捉される。
【0028】
また、サクションパイプ21が、図示の実線位置から矢印に沿って、上向き糸捕捉位置eまで上方に旋回移動し、綾振ドラム13の巻取方向とは逆方向の回転により巻き戻された巻取巻糸体6の糸端を吸引捕捉する。そして、サクションパイプ21が図示の実線位置(下向き待機位置d)に向かって下向きに旋回移動するとともに、中継パイプ22が導入位置cに旋回移動すると、下糸及び上糸の両方が糸継装置20に案内され、後述するように下糸及び上糸が糸継装置20で糸継ぎされる。
【0029】
綾振ドラム13は、駆動モータ25により、巻取方向又はこれと逆方向に回転可能である。この綾振ドラム13の表面には綾振溝が形成されており、この綾振溝に沿って巻き上げられる糸Yが綾振動作を行う。なお、この綾振ドラム13に代わり単なる駆動ドラムを使用し、別途の綾振装置を設けるものであってもよい。
【0030】
綾振ドラム13とともに連れ回りする巻取巻糸体6は、クレードル12に保持されている。このクレードル12はアーム12aの操作により、図2の紙面厚み方向に開閉自在であり、満管となった巻取巻糸体6の排出(支持開放)又は新たな巻取管の装着が可能になっている。巻取巻糸体6を保持するクレードル12は、クレードルリフタ26により、綾振ドラム13より所定間隔だけ浮上させることができる。また、浮上してフリーになった巻取巻糸体6の回転を阻止するパッケージブレーキ27がクレードル12の先端に設けられている。
【0031】
クレードル12から開放された巻取巻糸体6は、パッケージガイド28を経てベルトコンベア等の搬送装置29に排出される。搬送装置29は、巻取ユニット2の後方に、巻取ユニット2の列設方向に沿って設けられている。パッケージガイド28は、クレードル12と連係可能に連結されており、クレードル12が上昇すると、パッケージガイド28が排出方向に傾く。また、各巻取ユニット2のクレードル12の上方には、図示しない巻取管貯留装置が配設されており、同じく図示しない玉揚装置(満管となった巻取巻糸体を外して、新たな巻取管を取り付け、これに糸付けを行う装置)により、巻取管貯留装置から受け取られた巻取管がクレードル12に装着されるようになっている。
【0032】
図3は、糸条巻取機1全体の制御構成を示すブロック図であるが、各巻取ユニット2にそれぞれユニットコントローラ41を有し、多数のユニットコントローラ41が、通信ネットワークを介して機台コントローラ43に接続されている。機台コントローラ43は、機台の端部(図示せず)にあって、機台全体を統括制御するものであり、ユニットコントローラ41に各種設定値を送信できる。なお、図3においては、図示していないが、機台コントローラ43は、玉揚装置の各機器の動作を行う玉揚コントローラとも通信ネットワークで接続されているものであってもよい。
【0033】
図3において、ユニットコントローラ41は、巻取ユニット2の各動作を制御するものであって、このユニットコントローラ41には、中継パイプ22を旋回駆動させるモータ49と、糸継装置20の各部材及びサクションパイプ21を所定の順番に作動させるカム機構45のカムを回転駆動する駆動モータ46(糸継用モータ)と、綾振ドラム13を回転駆動する駆動モータ47とが接続されている。なお、ユニットコントローラ41によって制御される巻取ユニット2の各動作とは、中継パイプ22の駆動、サクションパイプ21の駆動及び糸継装置20の各部材の駆動を含む糸継ぎ動作などのことである。モータ49は任意の回転位置で位置決め可能なものであり、例えばステッピングモータ又はパルスモータを使用できる。
【0034】
また、ユニットコントローラ41は、後述するが、糸太さ検出器19のゼロ点調整機能を備えるクリアラーコントローラ50と通信可能に接続されており、さらに、クレードルリフタ26の昇降制御を行うとともに、パッケージブレーキ27のオンオフ制御を行う。なお、ユニットコントローラ41は、各巻取ユニット2にそれぞれ対応するように設けられるが、複数の巻取ユニット2に対して1つのユニットコントローラ41を対応させることも可能である。
【0035】
ここで、糸継装置20について詳しく説明する。図4は、糸継装置20の外観斜視図であり、図5は、糸継装置20による糸継動作のフローを示す図である。まず、図4において、糸継装置20は、糸継時に作動される糸継用ノズルを備えている。この糸継用ノズルは、上糸端と下糸端それぞれの撚り戻しを行う解撚ノズル33と、上糸端と下糸端との重ね合わせ部分に旋回空気流を作用させて両糸端の撚り合わせを行う撚り掛けノズル34とを備えている。一対の解撚ノズル33は、撚り掛けノズル34の両側に配置されている。即ち、上糸端用の解撚ノズル33は、撚り掛けノズル34の下方に配置され、下糸端用の解撚ノズル33は、撚り掛けノズル34の上方に配置されている。なお、図4では、解撚ノズル33に連通する解撚ノズルパイプ33aを含む断面を図示している。
【0036】
そして、解撚ノズル33の上下には、上糸端及び下糸端の先端部分をそれぞれ切断する糸切断装置32(糸端カッター)が設けられ、さらにその上下には、後述するように両糸端の重ね合わせ部分(継ぎ目部分)の位置を調整する糸寄せレバー36が設けられ、またさらにその上下に、上糸端および下糸端をそれぞれ把持するクランプ装置31が設けられている。
【0037】
以上の構成を有する糸継装置20の動作フローの概略を示したものが、図5(a)〜(c)となる。いずれも、解撚ノズル33及び撚り掛けノズル34の断面模式図を図示している。まず、先述したように、スラブ等の欠点部分を切断除去した後、両糸端を繋ぐため、サクションパイプ21と中継パイプ22とによって糸継装置20内に上糸端と下糸端とがそれぞれ案内される(図2参照)。そして、上糸端y1と下糸端y2とが糸継装置20の撚り掛けノズル34における撚り合わせスペース38内で重なるように位置することになる(図4及び図5(a)参照)。なお、このとき、上糸端y1と下糸端y2とは、撚り掛けノズル34の斜壁部分38aに沿って、撚り合わせスペース38に案内される。
【0038】
この状態から、図5(a)に示すように、糸寄せレバー36で、図中矢印A方向に上糸端y1及び下糸端y2をそれぞれ押し込み、さらにクランプ装置31によって、両糸端y1、y2を把持する。そして、両糸端y1、y2のそれぞれの先端部分を糸切断装置32(糸端カッター)でカットする。このカットされた先端部分は、それぞれサクションパイプ21及び中継パイプ22によって吸い込まれる。
【0039】
つぎに、図5(b)において、解撚ノズル33の解撚ノズルパイプ33aに旋回空気流を生じさせるための圧縮空気が噴射される。なお、後述するが、この圧縮空気は、後述する電磁弁35bが開いているときのみ噴射される。そして、その噴射通路33cは、撚り掛けノズルパイプ33aの奥に向かう方向に圧縮空気が流動するように傾斜されて接続している。このため、解撚ノズルパイプ33aの開口部33bとは反対側(下流側)に向かって圧縮空気が流動し、解撚ノズルパイプ33aの開口部33b付近が負圧になるため、糸端カッター32によりカットされた後の両糸端y1、y2の先端が解撚ノズルパイプ33a内に吸い込まれる。なお、上述したように、解撚ノズルパイプ33aは、上糸端y1と下糸端y2とをそれぞれ吸い込むために、2個設けられている。そして、このとき、上下の糸寄せレバー36が少し戻り(図中矢印B方向)、所定の長さの糸端が、解撚ノズルパイプ33aに吸い込まれた状態となる。解撚ノズルパイプ33aに吸い込まれた両糸端y1、y2は、それぞれ吸い込まれた部分が、パイプ内の旋回空気流により撚り戻されて、ほぐされる。
【0040】
両糸端y1、y2の先端部分の解撚が終了するタイミングで、解撚ノズル33における圧縮空気の噴射が停止される。そして、図5(c)に示すように、再び上下の糸寄せレバー36が、糸端y1、y2をそれぞれ押し込み、解撚ノズルパイプ33a内に吸い込まれていた糸端を所定の長さに引き出し、さらに、糸押えレバー37(図4参照)が図中矢印C方向に移動して糸を押えると同時に、撚り掛けノズル34から撚り合わせスペース38内に圧縮空気が噴射される。この圧縮空気の噴射により、撚り掛けスペース38内に矢印で示すように旋回空気流が発生し、この旋回空気流によって、ほぐされていた両糸端部の重ね合わせ部分が互いに絡み撚り合わされる。なお、撚り掛けノズル34からの圧縮空気の噴射は、後述する電磁弁35aが、開いている場合のみ噴射される。
【0041】
以上の動作により、上糸端y1と下糸端y2との糸継ぎが完了し、上下のクランプ装置36が糸端の把持を解除することで、巻取再開が可能になる。なお、以上の一連の糸継動作における各部材の駆動は、前述の駆動モータ46を駆動源としたカム機構45の回転に連動して行われる。
【0042】
つぎに、糸継装置20や糸太さ検出器19等の制御構成について、図1をもとに説明する。まず、先述したように、ユニットコントローラ41には、糸継用モータ46(駆動モータ)が接続しており、さらに、この糸継用モータ46によって回転駆動されるカム機構45が接続している。カム機構45には、先述した一連の糸継動作を行う各部材(糸切断装置32、クランプ装置31、サクションパイプ21等)が連結され、これらの各部材がカム機構45の回転により駆動される。この構成により、ユニットコントローラ41から発せられる糸継動作開始指令に基づいて駆動モータ46が回転し、一連の糸継動作が行われる。
【0043】
そして、ユニットコントローラ41には、糸継用ノズル(解撚ノズル33及び撚り掛けノズル34)によるの圧縮空気の噴射/停止を切り換える電磁弁35a、35bと、クリアラーコントローラ50と、下糸検出センサ14とが、後述する各信号を送信または受信可能に接続されている。
【0044】
電磁弁35aは、糸継用ノズルの撚り掛けノズル34へ圧縮空気を供給する供給経路途中に設けられ、開閉動作により撚り掛けノズル34における圧縮空気の供給/遮断を切り換えるものである。電磁弁35bは、糸継用ノズルの解撚ノズル33(2個)へ圧縮空気を供給する供給経路途中に設けられ、開閉動作により解撚ノズル33における圧縮空気の供給/遮断を切り換えるものである。すなわち、電磁弁35a、35bを開閉することで、撚り掛けノズル34又は解撚ノズル33における圧縮空気の噴射/停止が切り換えられる。これら電磁弁35a、35bの開閉指令は、ユニットコントローラ41から送信され、ユニットコントローラ41からの信号が「開」側であれば、撚り掛けノズル34又は解撚ノズル33から圧縮空気が噴射され、「閉」側であれば、圧縮空気の噴射は停止される。
【0045】
また、ユニットコントローラ41に通信可能に接続されるクリアラーコントローラ50は、糸太さ検出器19(ヤーンクリアラ)の検出値に対するゼロ点調整を行うゼロ点調整手段51と、糸太さ検出器19の検出値(糸太さ信号)に基づき、スラブ等の糸太さ欠点を検出する糸太さ欠点検出手段52とを備え、糸太さ検出器19からの糸太さ検出信号を受信するとともに、糸切断装置19a(カッター)に糸切断信号を送信可能に接続されている。
【0046】
すなわち、クリアラーコントローラ50では、糸巻取中に常時糸太さ検出器19により検出される糸太さ検出信号を受信し、この受信した糸太さ検出信号に基づき糸太さ欠点検出手段52によって、糸太さが所定の範囲内(糸太さ欠点でない状態)にあるか判断され、この範囲を超えている場合は、糸切断装置19aへと糸切断信号が送信されるとともに、ユニットコントローラ41に糸欠点検出信号が送信される。なお、この糸切断信号に基づき糸切断装置19aは、走行中の糸Yを切断する。この糸の切断後、前述したように、糸継装置20を用いた糸継ぎが行われる。この糸継動作において、巻取巻糸体6に巻き取られた糸欠点部分は除去される。
【0047】
そして、クリアラーコントローラ50に備えられるゼロ点調整手段51においては、糸太さ検出器19に糸が無い状態で、ユニットコントローラ41から送信されるゼロ点補正信号(ゼロ点調整指令信号)を受信した際に、基板上の回路定数を調整して、出力信号をゼロに合わせることでゼロ点調整(ゼロ点補正)が行われる。
【0048】
糸太さ検出器19に糸が無い状態であることは、ユニットコントローラ41においては、クリアラーコントローラ50からの糸有無信号の送信により把握される。また、ユニットコントローラ41は、クリアラーコントローラ50からの糸欠点検出信号により、糸の太さ異常が発生したことを把握できる。糸切断装置19aによって、糸が切断された際には、糸太さ検出器19の検出領域内には、糸が無い状態となる。このとき、クリアラーコントローラ50は、糸太さ検出器19からの糸太さ検出信号に基づいて糸無し状態を検出する。そして、糸無し状態であることを通知する糸有無信号(糸無し信号)がユニットコントローラ41に対して送信される。
【0049】
ユニットコントローラ41は、この糸無し信号を受信することで、糸太さ検出器19が糸無し状態であることを認識し、クリアラーコントローラ50に対してゼロ点補正信号を送信する。このゼロ点補正信号を受信した際に、クリアラーコントローラ50では、糸太さ検出器19の検出値に対するゼロ点調整が行われる。糸太さ検出器19のゼロ点調整が完了すると、クリアラーコントローラ50は、ユニットコントローラ41に対してゼロ点調整完了信号を送信する。
【0050】
このように、クリアラーコントローラ50は、糸太さが正常か否かを検出するとともに、検出器19内における糸の有無も検出している。したがって、糸太さ検出器19を、糸継動作時に巻取巻糸体6側の糸端をサクションパイプ21によって捕捉して引き出す巻取側口出し動作が正常に行われたか否かを検出するための巻取側口出しセンサ19として用いることができる。すなわち、サクションパイプ21による上糸の口出し動作時に、糸太さ検出器19(巻取側口出しセンサ)内に糸がある状態になり、且つ、糸太さが正常であれば、上糸口出し(巻取側口出し)動作成功であり、糸が無い状態又は糸はあるが太さが異常な状態であれば、口出し失敗であることが検出されることになる。
【0051】
また、ユニットコントローラ41は、前述したように、糸継動作時における給糸側の糸端を中継パイプ22によって捕捉して引き出す給糸側口出し動作が正常に行われたか否かを検出するための給糸側口出しセンサ14の検出結果も入力できるようになっている。給糸側口出しセンサ14では、糸の太さ異常を検出する必要はなく、糸の有無のみを検出できればよい。例えば、糸端捕捉位置aから導入位置cに中継パイプ22が旋回移動する際、中継パイプ22に捕捉された糸の通過を検出するためのセンサを使用できる。この場合、光電式センサを使用することが好ましい。そして、中継パイプ22による下糸の口出し動作時に、下糸検出センサ14(給糸側口出しセンサ)内に糸がある状態になれば、下糸口出し(給糸側口出し)動作成功であり、糸が無い状態であれば、口出し失敗であることが検出されることになる。
【0052】
したがって、ユニットコントローラ41は、以上のような通信構成を備えることで、巻取側口出しセンサ19(糸太さ検出器)の検出結果(糸有無信号)と、給糸側口出しセンサ14(下糸検出センサ)の検出結果と、糸太さ検出器19のゼロ点調整結果(クリアラーコントローラ50から送信されるゼロ点調整完了信号)とに基づき、電磁弁35a、35bの開閉状態を切り換え、糸継用ノズル(撚り掛けノズル34、解撚ノズル33)からの圧縮空気の噴射/停止を切り換えることができる。すなわち、ユニットコントローラ41は、口出しセンサ19、14の検出結果及びゼロ点調整結果に基づき電磁弁35a、35bを切り換える制御手段を備える。
【0053】
以上の制御構成によって、糸継動作時に、巻取側口出しセンサ19に糸が有り且つ糸の太さが正常であることが検出され(条件▲1▼:巻取側口出し成功)、給糸側口出しセンサ14により糸有りが検出され(条件▲2▼:給糸側口出し成功)、さらに糸太さ検出器19のゼロ点調整が完了する(条件▲3▼)という3つの条件(条件▲1▼〜▲3▼)が揃ったときのみ、撚り掛けノズル34及び解撚ノズル33からの圧縮空気の噴射を行うように電磁弁35a、35bを制御することができる。
【0054】
したがって、口出し動作失敗時には、一連の糸継動作がカム機構45の回転によって行われても、圧縮空気が糸継用ノズル30(撚り掛けノズル34、解撚ノズル33)から噴射されないことになり、圧縮空気の無駄な消費を抑制することができるとともに、異常な状態のまま糸がつながれて巻き取られてしまうのを防止することができる。なお、撚り掛けノズル34による噴射を行わなければ、糸がつながることはないため、異常な状態でつながれた糸が巻取巻糸体6に混入するのを防止するという観点からは、口出し失敗(異常)の場合、少なくとも撚り掛けノズル34による噴射を停止すればよい。
【0055】
さらに、糸太さ検出器19のゼロ点調整が行われていない状態で、糸太さ検出値のゼロ点が狂ったまま巻取が再開されてしまうことを確実に防止でき、糸太さ検出値が実際の糸太さとずれて、正常な太さ部分が糸太さ欠点として誤って認識され、無駄な糸切断が行われてしまうという状態が発生することも防止できる。すなわち、常に糸太さ検出器のゼロ点が正確な状態で糸継を行うことができる。
【0056】
以上が、糸条巻取機1の説明であるが、実施の形態は、上記に限定されるものではなく、例えば、次のように変形して実施されるものであってもよい。
【0057】
(1)本実施形態例においては、糸太さ検出器を巻取側口出しセンサとして併用しているが、サクションパイプ21内に別途巻取側口出しセンサを設けてもよい。
【0058】
(2)本実施形態例においては、糸継動作時に、巻取側口出し成功(条件▲1▼)、給糸側口出し成功(条件▲2▼)、ゼロ点調整完了(条件▲3▼)という3つの条件が揃ったときのみ、撚り掛けノズル34及び解撚ノズル33からの圧縮空気の噴射を行うように制御しているが、条件▲1▼のみ、または条件▲1▼と▲2▼のみが成立することによって圧縮空気を噴射するように制御するものであってもよい。この場合であっても、無駄な圧縮空気の噴射を抑制でき、また、例えば、糸が2本揃った状態のままつながれてしまうことを防止できる。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1の発明によると、糸継動作時に、巻取巻糸体側の糸端を上糸捕捉案内手段等により捕捉した後、引き出して糸継装置へと案内する口出し動作を行う場合に、かかる口出し動作が成功した場合に形成される糸道を糸が正常な状態で通過しているかどうかを検出する巻取側口出しセンサが配設されている。そして、この巻取側口出しセンサを用いて巻取巻糸体側糸端の口出し動作が正常に行われたか否かを把握することができ、この巻取側口出しセンサの検出結果に基づいて、糸継装置の糸継用ノズルによる流体の噴射/停止の切り換えが制御されるため、口出し失敗時には、糸継用ノズルによる噴射を行わないようにすることができる。したがって、圧縮空気等の無駄な消費を抑制する糸条巻取機が得られる。
更に、巻取側口出しセンサの検出結果に加えて、給糸巻糸体と巻取巻糸体との間の糸道に配設される糸太さ検出器のゼロ点調整結果にも基づいて、糸継装置の糸継用ノズルによる流体(圧縮空気等)の噴射/停止が制御される。したがって、圧縮空気等の無駄な消費を抑制する糸条巻取機を得ることができるとともに、無駄な糸切断が行われてしまうことを防止できる。すなわち、ゼロ点調整が行われていないことにより、糸太さ検出値のゼロ点が狂った状態のまま巻取が再開されてしまうことにより、糸太さ検出値が実際の太さとずれて、正常な太さ部分が糸太さ欠点として認識され、糸が切断されてしまうことを確実に防止できる。
【0060】
請求項2の発明によると、糸太さ欠点を検出する糸太さ検出器を、巻取側口出しセンサとして使用するので、巻取側の糸端が引き出されたか否かだけでなく、引き出された糸の太さが正常であるか否かまでも検出することができる。これにより、例えば、巻取側の糸端が2本揃った状態で口出しされた場合、糸太さ異常としてその状態を検出することができ、巻取側の糸端が2本揃った状態のまま、下糸と繋がれてしまい、その継ぎ目が巻取巻糸体に混入してしまうことを防ぐことができる。したがって、圧縮空気の無駄な消費を抑制するとともに、正常ではない状態で糸継ぎが行われてそのまま巻取が開始してしまうことを防止できる糸条巻取機が得られる。
【0061】
請求項3の発明によると、巻取側口出しセンサだけでなく、給糸巻糸体側の糸端を下糸捕捉案内手段等により捕捉した後、引き出して糸継装置へと案内する給糸側口出し動作の成否を、巻取側口出しセンサと同様に、糸の有無及び/又は太さにより把握可能な給糸側口出しセンサも配設されている。そして、糸継装置の糸継用ノズルによる流体の噴射/停止の切り換えが、巻取側口出しセンサ及び給糸側口出しセンサの検出結果に基づいて制御される。したがって、巻取側糸端の口出し失敗時のみならず、給糸側糸端の口出し失敗時においても、糸継用ノズルによる噴射を行わないようにすることができ、圧縮空気等の無駄な消費を抑制する糸条巻取機が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態例に係る糸条巻取機における糸継装置等の制御構成を示すブロック図である。
【図2】本実施形態例に係る糸条巻取機における巻取ユニットの機器構成を示す図である。
【図3】本実施形態例に係る糸条巻取機の制御構成を示すブロック図である。
【図4】本実施形態例に係る糸条巻取機における糸継装置の外観斜視図である。
【図5】本実施形態例に係る糸条巻取機における糸継装置による糸継動作のフローを示す図である。
【符号の説明】
1 糸条巻取機
2 巻取ユニット
5 給糸巻糸体
6 巻取巻糸体
14 下糸検出手段
19 糸太さ検出器
20 糸継装置
30 糸継用ノズル
33 解撚ノズル
34 撚り掛けノズル
35a、35b 電磁弁
41 ユニットコントローラ
60 クリアラーコントローラ
Claims (3)
- 給糸巻糸体から解舒される糸を引き上げて巻取巻糸体へと巻き取る巻取ユニットを備える糸条巻取機であって、
前記巻取ユニットは、給糸巻糸体側と巻取巻糸体側とからそれぞれ引き出された糸端をつなぐ糸継装置と、糸継動作時に前記巻取巻糸体側の糸端を捕捉して引き出す口出し動作が正常に行われたか否かを検出するための巻取側口出しセンサと、前記糸継装置内で糸に作用する流体を噴射する糸継用ノズルと、前記糸継用ノズルによる流体の噴射/停止を切り換える電磁弁と、前記給糸巻糸体と前記巻取巻糸体との間の糸道に配設され、検出領域を通過する糸の太さが正常か否かを検出するための糸太さ検出器と、該糸太さ検出器のゼロ点調整を行うゼロ点調整手段と、前記巻取側口出しセンサの検出結果と、前記糸太さ検出器のゼロ点調整結果とに基づいて前記電磁弁を切り換える制御手段とを備えることを特徴とする糸条巻取機。 - 前記巻取側口出しセンサとして、検出領域を通過する糸の太さが正常か否かを検出するための前記糸太さ検出器を用いることを特徴とする請求項1に記載の糸条巻取機。
- 糸継動作時に前記給糸巻糸体側の糸端を捕捉して引き出す口出し動作が正常に行われたか否かを検出するための給糸側口出しセンサを備え、前記制御手段は、前記巻取側口出しセンサ及び前記給糸側口出しセンサの検出結果と、前記糸太さ検出器のゼロ点調整結果とに基づいて前記電磁弁を切り換えることを特徴とする請求項1又は2に記載の糸条巻取機。
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